JP4593454B2 - 液体柔軟剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、液体柔軟剤組成物に関する。
シリコーン化合物を柔軟剤に応用する技術は公知であり、例えば、特許文献1〜4に記載されている。また、特許文献5には、シリコーン乳化物の製造方法が記載されている。
特開2004−131895号公報 特開2004−131896号公報 特開2004−263347号公報 特開平10−219567号公報 特開平7−173294号公報
通常、柔軟剤組成物は、4級アンモニウム型柔軟基剤を主成分として用いられており、また、繊維製品に平滑性や潤滑性を付与する目的からシリコーン化合物を併用している。シリコーン化合物は、一般に親油性物質で水に不溶であるため、液体柔軟剤組成物に配合するためにシリコーン化合物を乳化させて用いているが、組成物中でシリコーン化合物が分離するなどの配合安定性上の課題がある。
従って、特許文献1〜3では、アミノ基やポリオキシアルキレン基などの親水性基で変成されたシリコーン化合物や比較的低粘度のジメチルポリシリシロキサンが用いられている。また、シリコーン化合物は、衣料に潤滑性や平滑性などの風合いを付与する一方で、シリコーン化合物特有の油っぽさやヌメリ感も衣料に与えるため、この点の改善が求められる。さらに、特許文献1〜3には、特定のシリコーン乳化物が柔軟効果を著しく改善できる点については全く記載されていない。
特許文献4には、特定の陽イオン界面活性剤により乳化したシリコーン化合物を含有する柔軟剤組成物が開示されており、衣類への吸着性を改善し、衣類に平滑性を付与することができるものの、柔軟効果を改善するものではなく、配合安定性や貯蔵安定性の点からも課題を有する。
特許文献5には、シリコーン乳化物の製造に非イオン界面活性剤や陰イオン界面活性剤を応用する技術が記載されているが、シリコーン乳化物の安定性を改善する目的からなされたものであり、柔軟剤に応用した場合に柔軟効果を著しく改善できる点については何ら記載されていない。
従って本発明の課題は、配合安定性や貯蔵安定性に全く問題がなく、シリコーン特有の油っぽさやヌメリ感がなく、しかも著しく柔軟効果を改善できる液体柔軟剤組成物を提供することにある。
本発明は、課題の解決手段として、
(a)25℃における粘度が10万〜1000万mm2/sのジメチルポリシロキサン化合物(a1)を、
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤(a21)及びスルホン酸塩もしくは硫酸エステル塩を分子中に1つ有する陰イオン界面活性剤(a22)を含む界面活性剤(a2)により水に乳化された、
平均粒子径が50〜900nmのジメチルポリシロキサン乳化物、
(b)エステル基及び/又はアミド基で分断されている総炭素数12〜24の炭化水素基を1〜3個と、残りが炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である4級アンモニウム塩化合物、3級アミン塩化合物から選ばれる1種以上の化合物並びに
(c)水を含有し、(a1)成分/(b)成分が質量比で1/100〜1/1である液体柔軟剤組成物を提供するものである。
本発明の液体柔軟剤組成物は、衣類に対する柔軟性の付与効果が優れており、貯蔵安定性が優れている。
<(a)成分>
本発明の(a)成分は、(a1)成分を、(a21)成分及び(a22)成分を含む(a2)成分により水に乳化させた、平均粒子径が50〜900nmのジメチルポリシロキサン乳化物である。
(a1)成分は、25℃における粘度が10万〜1000万mm2/sのジメチルポリシロキサン化合物である。(a1)成分の粘度は、柔軟効果を向上させる点から、50万〜900万mm2/sが好ましく、80万〜700万mm2/sがより好ましく、特に100万〜600万mm2/sが好ましい。また、(a1)成分は、直鎖状の高分子化合物が好適であり、架橋したシリコーン化合物や分岐状のシリコーン化合物は柔軟効果の改善効果が低いので好ましくない。
(a1)成分として粘度が100万〜1000万mm2/sのジメチルポリシロキサン化合物を用いるときは、工業的なハンドリングの観点から、25℃における粘度が、好ましくは5〜300mm2/s、より好ましくは10〜200mm2/s、特に好ましくは20〜100mm2/sの低分子量のジメチルポリシロキサン化合物を併用することが好ましい。粘度は、ウベローデ型粘度計により測定することができる。
(a21)成分としては、下記一般式(1)の化合物が好適である。
1a−O−(AO)n−H (1)
〔式中R1aは炭素数10〜16の炭化水素基であり、Aはエチレン基又はプロピレン基であり、nは平均付加モル数で1〜100の数である。〕
1aは、炭素数12〜16のアルキル基が好適であり、Aはエチレン基が好ましく、nは、好ましくは1〜80、より好ましくは2〜50、特に好ましくは2〜40である。
また本発明では、(a)成分の配合安定性の点から、(a21)成分として親油性の(a21)成分、及び親水性の(a21)成分を併用することが好ましい。具体的には一般式(1)において、nが1〜10、好ましくは2〜8の化合物〔以下「(a21o)成分」という〕と、一般式(1)においてnが10〜50、好ましくは20〜40、特に好ましくは20〜35の化合物〔以下「(a21w)成分」という〕を併用することが好ましい。
(a21o)成分と(a21w)成分を併用するときは、(a21o)/(a21w)=1/10〜10/1、好ましくは1/5〜2/3の質量比で含有することが好ましい。
(a22)成分としては、下記一般式(2)の化合物が好適である。
2a−X (2)
〔式中R2aは炭素数10〜16のアルキル基又はアルキル基の炭素数が10〜16のアルキルアリール基であり、Xは−SO3M又は−(OB)m−OSO3Mである。(Bはエチレン基又はプロピレン基であり、mは平均付加モル数であり、0〜4の数である。Mは無機又は有機の陽イオンである。)〕
具体的には、炭素数10〜16のアルキルベンゼンスルホン酸塩、炭素数10〜16、好ましくは10〜14のアルキル硫酸エステル塩、オキシエチレン基(Bがエチレン基である化合物)の平均付加モル数1〜4好ましくは1.5〜3、アルキル基の炭素数が10〜16、好ましくは10〜14のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩が好適である。塩としてはナトリウム塩、カリウム塩、アルカノールアミン塩が好ましい。
(a2)成分は(a21)成分と(a22)成分を併用するものであり、(a21)成分/(a22)成分を質量比で300/1〜2/1が好ましく、より好ましくは200/1〜10/1を含有することが、柔軟効果を向上させる目的から好ましい。
(a)成分中、(a1)成分の含有量は5〜70質量%、好ましくは20〜70質量%、特に好ましくは40〜70質量%である。(a)成分中、(a2)成分の含有量は0.1〜10質量%、好ましくは1〜10質量%、特に好ましくは3〜10質量%である。(a1)/(a2)の比率は、質量比で4/1〜50/1が好ましく、特に好ましくは5/1〜30/1である。
(a)成分中、水の含有量は10〜80質量%、好ましくは20〜70質量%、特に好ましくは30〜60質量%である。
(a)成分の調製法としては、ホモミキサー、高圧ホモジナイザーなどのような高速せん断力を付与し得る撹拌装置を用いて乳化する方法を適用することができる。また低分子の環状ポリシロキサンを出発物質とし、これを乳化分散状態で強酸又は強アルカリ物質を触媒として重合させる、いわゆる乳化重合方法による方法も採用することができる。好ましくは(a)成分のシリコーン乳化物を調製後、公知の方法でろ過し、未乳化のジメチルポリシロキサン化合物を除去して使用することができる。
好適には(a2)成分の一部又は全部、及び水の一部又は全部を含有する水溶液にホモミキサーや高圧ホモジナイザーなどの装置で高速せん断力をかけながら(a1)成分を添加し、残りの(a2)成分及び水を混合する方法を適用する。高速せん断力をかけながら(a1)成分を添加する工程において用いる(a2)成分の量は、全(a2)成分の20〜100質量%、好適には20〜70質量%、特に好適には20〜50質量%である。
(a)成分であるジメチルポリシロキサン乳化物の平均粒子径は50〜900nmであり、好ましくは100〜700nm、より好ましくは200〜600nm、特に好ましくは200〜500nmである。粒子径の測定は、動的光散乱法により測定することができる。
(a)成分であるジメチルポリシロキサン乳化物の20℃におけるpHは2〜8、好ましくは3〜7であり、pH調整剤としては、クエン酸、酢酸、りんご酸、コハク酸、安息香酸などの有機酸や塩酸、硫酸、リン酸などの無機酸を用いることができる。
<(b)成分>
(b)成分は、エステル基及び/又はアミド基で分断されている総炭素数12〜24の炭化水素基を1〜3個と残りが炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である4級アンモニウム塩化合物、3級アミン塩化合物であり、具体的に好適な(b)成分としては下記一般式(3)の化合物を挙げることができる。
Figure 0004593454
[式中、
3a、R3b、R3cはそれぞれ同一、又は異なっていても良く、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基、又はエステル基又はアミド基で分断されている炭素数14〜26のアルキル基、又はアルケニル基である。但し、少なくとも一つはエステル基又はアミド基で分断されている炭素数14〜26のアルキル基、又はアルケニル基である。R3dは、水素、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基であり、X-は陰イオン基を示す。]
より具体的には一般式(4)の化合物が好ましい。
Figure 0004593454
〔式中、
4aは、炭素数14〜24、好ましくは16〜20のアルキル基、又はアルケニル基であり、
4bは、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基、あるいはR4f−[E−R4gd−で示される基であり(ここで、R4fは、炭素数14〜24のアルキル基、又はアルケニル基、R4gは、炭素数1〜6のアルキレン基であり、Eは−COO−、−OCO−、−CONH−及び−NHCO−から選ばれる基、dは0又は1の数である。)、
4cは、R4h−[F−R4gi−で示される基であり(ここで、R4hは、炭素数14〜24のアルキル基、又はアルケニル基、R4gは、炭素数1〜6のアルキレン基であり、Fは−COO−、−OCO−、−CONH−及び−NHCO−から選ばれる基、iは0又は1の数である。)、あるいは炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基であり、
4dは、水素原子、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基であり、
4eは、炭素数1〜6のアルキレン基であり、
Dは−COO−、−OCO−、−CONH−及び−NHCO−から選ばれる基であり、
cは0又は1の数であり、
-は陰イオン基である。〕
一般式(4)の化合物において、R4aは、炭素数15〜19のアルキル基、又はアルケニル基が好ましく、R4bはR4f−[E−R4gd−で示される基が好ましく、R4fは、炭素数15〜19のアルキル基、又はアルケニル基が好ましく、D,Eは−COO−、−CONH−が好ましく、c,dは少なくとも一つが1の数、好ましくは全てが1の数であることが好ましい。R4cは、メチル基、ヒドロキシエチル基が好ましい。R4dは、水素、メチル基が好ましく、R4e、R4gは、エチレン基又はプロピレン基が好ましい。X-は、ハロゲンイオン、炭素数1〜3のアルキル硫酸エステルイオン、炭素数1〜18の脂肪酸イオンが好適である。
<(c)成分>
本発明の(c) 成分は水であり、水中に微量に存在するカルシウム、マグネシウムなどの硬度成分や鉄などの重金属を除去した水が好ましく、イオン交換水又は蒸留水を用いることができる。また、水を殺菌又は滅菌する目的から少量の塩素化合物を含有してもよい。
<その他成分>
本発明の液体柔軟剤組成物には、柔軟効果をさらに向上させる目的、及び貯蔵安定性の点から、(d)成分として炭素数12〜24の脂肪酸及び非イオン界面活性剤から選ばれる界面活性剤を含有することが好ましい。
脂肪酸〔以下(d1)成分という〕としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、エルカ酸、ベヘニン酸が好ましく、特にパルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸が好適である。
非イオン界面活性剤〔以下(d2)成分という〕としては、炭素数8〜20のアルキル基又はアルケニル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルが好ましく、特に下記一般式(5)の非イオン界面活性剤が良好である。
5a−F−〔(R5bO)e−R5cg (5)
〔式中、
5aは、炭素数8〜18、好ましくは炭素数10〜16のアルキル基、又はアルケニル基であり、
5bは、炭素数2又は3のアルキレン基、好ましくはエチレン基であり、
5cは、炭素数1〜3のアルキル基、又は水素原子であり、
eは2〜100、好ましくは5〜80、より好ましくは5〜40、特に好ましくは10〜60の数であり、
Fは−O−、−COO−,−CON−又は−N−であり、Fが−O−又は−COO−の場合gは1であり、Fが−CON−又は−N−の場合gは1又は2である。〕
一般式(5)の化合物の具体例としては、以下の化合物を挙げることができる。
5a−O−(C24O)h−H
〔式中、R5aは前記の意味を示す。hは8〜100、好ましくは10〜60の数である。〕
5a−O−(C24O)i−(C36O)j−H
〔式中、R5aは前記の意味を示す。i及びjはそれぞれ独立に2〜40、好ましくは5〜40の数であり、(C24O)と(C36O)はランダム又はブロック付加体であってもよい。〕
Figure 0004593454
〔式中、R5aは前記の意味を示す。k及びlはそれぞれ独立に0〜40の数であり、k+lは5〜60、好ましくは5〜40の数である。R5d、R5eはそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基である。〕
なお、(d)成分は、(a)成分中の(a21)成分と類似もしくは同一になる場合があり、組成物中では区別することができない。しかし、(a21)成分は(a1)成分を乳化する工程に用い、本発明の柔軟効果を向上させる作用を有するものであり、(d)成分は(a)〜(c)成分と共に組成物を製造する工程で使用され、柔軟剤の貯蔵安定性を改善できる作用を有するものである。よって、(d)成分と(a21)成分とは、組成物の製造工程における使用段階が異なり、それぞれの添加により発現される作用も異なるものである。
本発明の組成物は、必要に応じて(e)成分として無機塩を含有することができる。無機塩としては、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、及び塩化マグネシウムが貯蔵安定性の点から好ましい。
本発明の組成物は(a)成分と併用することで、更に柔軟性を向上させる効果を付与する目的で(f)成分として炭素数8〜22の飽和又は不飽和脂肪酸と多価アルコールとのエステル化合物を含有してもよいが、良好な貯蔵安定性を得るためには、種類や含有量などに留意することが望ましい。配合できる(f)成分としては、トリグリセライド、ジグリセライド、モノグリセライド、ペンタエリスリトールのモノ、ジ、トリエステル、ソルビタンエステルを挙げることができる。脂肪酸と多価アルコール中の水酸基との反応モル比は1/3〜1/1が好ましく、より好ましくは1/2〜1/1、特に好ましくは1/2〜0.9/1である。
本発明の組成物は、必要に応じて(g)成分として溶剤を含有してもよい。具体的には、エタノール、イソプロパノール、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコールから選ばれる溶媒であり、特にエタノールが匂いの点から好ましい。
本発明の組成物は、通常の繊維処理剤に使用される香料((h)成分、特に好ましくは、特開平8−113871号公報記載の成分(c)及び(d)にて示された香気成分の組み合わせ)を含有してもよい。
本発明の組成物は、分子内に発色団としてアゾ基、フタロシアニン基、トリフェニルメタン基、キサンタン基、アントラキノン基を有し、かつ水溶性、水分散性を高める官能基として、スルホン酸基、アミノ基、カルボキシル基、ポリオキシアルキレン基を有する染料((i)成分)を含有していてもよい。
本発明の組成物は、匂い安定性、色相安定性を向上する目的でキレート剤((j)成分)を配合することができる。(j)成分は、アミノポリカルボン酸、ホスホン酸、及びこれらの塩から選ばれる化合物である。
アミノポリカルボン酸としては、分子中に−N(CH2COOM)2で示されるイミノジ酢酸基が少なくとも1つ以上、好ましくは1又は2つ有する分子量180〜1000、好ましくは250〜600の化合物が好適である。より具体的には、ニトリロ3酢酸、エチレンジアミン4酢酸、ジエチレントリアミン5酢酸、アスパラギンサン酸2酢酸、グルタミン酸2酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸、ジエンコル酸を挙げることができ、特にエチレンジアミン4酢酸、ジエチレントリアミン5酢酸、アスパラギンサン酸2酢酸、グルタミン酸2酢酸が好適である。
ホスホン酸としては、エタン−1,1−ジホスホン酸、エタン−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸およびその誘導体、エタンヒドロキシ−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1,2−ジカルボキシ−1,2−ジホスホン酸、メタンヒドロキシホスホン酸、エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)、トリメチレンホスホノアミン挙げることができ、特にエタン−1,1−ジホスホン酸、エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸が好適である。
塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、及びアルカノールアミン塩、鉄塩、ニッケル塩、クロム塩、亜鉛塩が好ましく、特にナトリウム塩、カリウム塩、鉄塩が好適である。
本発明では(j)成分としてエチレンジアミン4酢酸及びそのナトリウム塩、カリウム塩、鉄塩が最も好ましい。また、本発明の効果に影響を与えない量の消泡シリコーン、酸化防止剤、防腐剤を含有することもできる。
<液体柔軟剤組成物>
(a)成分の含有量は、シリコーン化合物(a1)の含有量として0.2〜5.0質量%が好ましく、より好ましくは0.3〜2.0質量%、特に好ましくは0.5〜1.5質量%である。
(b)成分の含有量は3〜30質量%が好ましく、より好ましくは4〜25質量%、特に好ましくは10〜25質量%である。
さらに(a1)成分/(b)成分を質量比で1/100〜1/5が好ましく、より好ましくは1/100〜1/10である。
(d)成分の含有量は、貯蔵安定性改善効果、柔軟性向上効果の点から好ましくは0.1〜10質量%、より好ましくは0.5〜8質量%、特に好ましくは1.5〜8質量%である。
(d1)成分の含有量は、好ましくは0.1〜8質量%、より好ましくは0.1〜5質量%、特に好ましくは0.1〜3質量%である。
(d1)成分/(b)成分は、柔軟性改善効果の点から質量比で1/200〜1/2、好ましくは1/100〜1/5、より好ましくは1/80〜1/8が好適である。
(d2)成分の含有量は、貯蔵安定性を改善させる目的から、好ましくは0.1〜10質量%、より好ましくは0.1〜8質量%、特に好ましくは1〜6質量%である。
(e)成分、(g)成分の含有量は、貯蔵安定性を改善する目的から、(e)成分は、好ましくは0.01〜5質量%、より好ましくは0.1〜3質量%、(g)成分は、好ましくは0.01〜5質量%、より好ましくは0.1〜3質量%である。(f)成分の含有量は柔軟効果を更に向上させる目的から(a1)成分/(f)成分の質量比で1/10〜8/1となるような量で含有させることが好ましく、より好ましくは1/5〜5/1、特に好ましくは1/3〜3/1である。(h)成分は、好ましくは0.1〜5質量%、より好ましくは0.1〜3質量%である。特に好ましくは0.2〜1.5質量%、(i)成分は、好ましくは0.1〜100mg/kg、より好ましくは0.1〜80mg/kg、特に好ましくは1〜60mg/kgである。(j)成分は、好ましくは0.001〜0.05質量%、より好ましくは0.001〜0.03質量%、特に好ましくは0.005〜0.02質量%である。
なお、脂肪酸塩類などの界面活性剤にはナトリウム塩やカリウム塩が含まれているが、このような界面活性剤の使用によって組成物に混入する無機塩は、上記(e)成分の含有量の制限を受けるものではない。
本発明の組成物は、上記した(a)及び(b)成分などを(c)成分である水に溶解、又は分散させた水溶液の形態であり、(c)成分の組成物中の含有量は30〜95質量%が好ましく、より好ましくは50〜85質量%である。なお、(c)成分の含有量は、(a)成分などに含まれている水の量も合わせたものである。
本発明の組成物は、貯蔵安定性の点から、組成物の20 ℃ におけるpHを2〜8.5、更に2〜8、特に2〜5に調整することが好ましい。pHは(株)堀場製作所製pHメータD-52S、pH電極6367-10Dを用いて測定したものである。pH調整剤としては、塩酸、硫酸、燐酸などの無機酸や(d1)成分を酸剤として用いることができ、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどをアルカリ剤として用いることができる。
<柔軟剤組成物の製造方法>
本発明の組成物は、例えば、(c)成分の水に(d2)成分、(g)成分を溶解させ、40〜70℃、好ましくは45℃〜65℃に加熱昇温し、その後、場合によっては(d1)成分、(f)成分を予め(b)成分と予備混合し溶融させた混合物を添加して攪拌混合後、所定のpHに調整し、次に、(e)成分を添加する。次いで(h)成分、(i)成分を添加し、冷却した後に、予め調製した(a)成分を添加する方法を適用できる。尚、(g)成分の一部、又は全量を予め(b)成分と混合して添加しても良い。
このような製造方法により得た組成物であると、柔軟性向上効果、配合安定性、貯蔵安定性がよいという本発明の効果を得ることができるが、(a1)成分、(a2)成分を組成物の調製時に個別に添加した後、乳化させる方法で得た組成物では、本発明の効果を得ることができない。
本発明の液体柔軟剤組成物は、通常のプラスティック製包装容器に充填した製品として、一般消費者に供給される。また、これら容器には、本発明の効果である衣類に柔軟性を付与する旨の表示を施すことができる。
本発明の液体柔軟剤組成物は、衣料、寝具類(掛け布団カバー、敷き布団カバー、毛布カバー、枕カバー、タオルケットなど)、各種タオル類、足拭きマットなどのほか、家庭内で使用し、洗濯が必要な繊維製品全般に適用することができる。
<(a)成分の乳化物の調製>
下記(a−1)〜(a−5)成分を調製する際の高せん断力は、ウルトラターラックスT−20(IKA製、シャフトジェネレーターS25−25F)を用いた。また、粒子径の調節は回転数を変えることで行った。
(a−1):平均付加モル数5モルのポリオキシエチレンラウリルエーテル5gを、シリコーン化合物(25℃における粘度5,000,000mm2/s)300gにウルトラターラックスT−20(IKA製、シャフトジェネレーターS25−25F)を用いて高せん断力をかけながら添加し、さらに10分間、高せん断力で攪拌し続けた。その後、イオン交換水を30g添加し、次に平均付加モル数2モルのポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム2g、平均付加モル数40モルのポリオキシエチレンミリスチルエーテル15gを加え、さらに高せん断力下、攪拌を30分間続け、その後、水248gを加えて攪拌した。このものの平均粒子径は500nmであった。
(a−2):特開平10−219567号公報の実施例に記載のB5成分を10%含有する水溶液500mlに、500gのシリコーン化合物(25℃における粘度500,000mm2/s)を高せん断力下、90分間攪拌を続けて得られた平均粒子径400nmのシリコーン乳化物。
(a−3):(a−1)成分において、平均粒径を2000nmに調整したシリコーン乳化物。
(a−4):(a−1)成分において、25℃における粘度50,000mm2/sのシリコーン化合物を用いたシリコーン乳化物。平均粒径は2000nm。
(a-5):平均付加モル数4モルのポリオキシエチレンラウリルエーテル8.2gを、シリコーン化合物(25℃における粘度5,000,000mm/s)300gにウルトラターラックスT-20(IKA製、シャフトジェネレーターS25-25F)を用いて高せん断力をかけながら添加し、さらに10分間、高せん断力で攪拌し続けた。その後、イオン交換水を30g添加し、次に平均付加モル数3モルのポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム0.27g、平均付加モル数23モルのポリオキシエチレンラウリルエーテル24.5gを加え、さらに高せん断力下、攪拌を30分間続け、その後、水237gを徐々に加えて攪拌した。このものの平均粒子径は400nmであった。
上記(a−1)〜(a−5)成分は調製後、400メッシュの金網で常圧下で、ろ過して使用した。
(b−1)の製造
N−(3−アミノプロピル)−N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルアミンと硬化牛脂脂肪酸を1/1.9のモル比で公知の方法に従って脱水縮合させた。反応物中の脂肪酸含量が5%になった時点で反応を終了させた。主成分の構造は下記の通りである。(b)成分としての含有量は95%であった。
Figure 0004593454
(b−2)の製造
トリエタノールアミンと硬化牛脂脂肪酸を1/1.8のモル比で公知の方法に従って脱水縮合させた。反応物中の脂肪酸含有量が3%になった時点で反応を終了させた。次に脱水縮合物に対して10%相当量のエタノールを加えた。次にアミンに対して0.98当量のジメチル硫酸を用いて公知の方法に従って4級化させた。その後、固形分含有量が90%になるように、エタノールを加えた。主成分の構造は以下の通りである。(b)成分とてしての含有量は88%であった。
Figure 0004593454
(b−3)の製造
(c−1)に対して10質量%のエタノールを加え、アミンに対して0.98当量のメチルクロリドを用いて公知の方法で4級化させた。その後、固形分含有量が90%になるように、エタノールを加えた。主成分の構造式は以下の通りである。(b)成分としての含有量は84%であった。
Figure 0004593454
(b−4)の製造
脂肪酸としてオレイン酸を用いた以外は(b−2)の製造方法に従って製造した。(b)成分としての含有量は87%であった。
Figure 0004593454
上記(b−1)〜(b−4)の化合物は、公知の方法、又は特開平11−229273号公報記載の方法により製造した。
(d1−1):ステアリン酸
(d1−2):オレイン酸
(d2−1):C12の飽和アルコールにEOを平均20モル付加させたもの
(d2−2):イソトリデシルアルコールにEOを平均30モル付加させたもの
(e−1):塩化カルシウム
(f−1):硬化牛脂脂肪酸とグリセリンとの脱水縮合物、硬化牛脂脂肪酸/グリセリンのモル比は1.8/1である
(g−1):エタノール
(h−1):香料混合物(特開平8−113871号公報記載の(c−1)成分と(d−1)成分の混合物(質量比3/2))
(i−1):食用青色1号
(j−1):エチレンジアミン四酢酸4ナトリウム塩
<液体柔軟剤組成物の製造法>
最終の柔軟剤組成物が300gになるように下記の各成分を使用し、柔軟剤組成物を製造した。一枚の長さが2.5cmのタービン型羽根が3枚ついた攪拌羽根をビーカー底面より1cm上部に設置した、500mLのガラスビーカーに必要量の95質量%イオン交換水(c)を入れ、ウォーターバスで62℃まで昇温した。500rpmで攪拌しながら、融解した(d2)成分を添加した。
次に、(b)成分と(d1)成分、(f)成分、及び(g)成分を予め予備混合し70℃で溶融させた予備混合物を添加した。次に、次に所定のpHにするのに必要な量の35%塩酸水溶液、及び/又は48%水酸化ナトリウム水溶液を添加した。更に攪拌しながら(e)成分を添加し、10分間攪拌した。
その後、(h)成分、(i)成分を添加し、5分間攪拌した後、5℃のウォーターバスで30℃まで冷却し、(j)成分、(a)成分を添加し更に5分間混合した。最後に再度pHを確認し、必要に応じて35%塩酸水溶液、及び/又は48%水酸化ナトリウム水溶液を用いて調整した。記載の範囲では(b−1)成分はほぼすべて塩酸塩の状態で組成物に存在する。
(1)液体柔軟剤組成物の安定性評価方法
800mL容量のポリエチレン樹脂容器に表に示す液体柔軟剤組成物600mLを充填して、40℃、1ヶ月保存した。保存終了後、30℃まで冷却し、400メッシュの金属金網で内容物をろ過した。金属金網をイオン交換水100gで洗浄し、乾燥後に金網の状態を目視観察した。
評価基準(外観)
○…金網上には何も残留していない。
□…金網上にゲル状物が僅かに付着しているが許容可能なレベルである。
×…金網上にゲル状物が明らかに付着しているのが観察される。
(2)液体柔軟剤組成物による処理方法(柔軟性及び風合いの評価)
市販の木綿タオル(綿100%)1.5kg、綿肌着(綿100%)0.5kgを全自動洗濯機(ナショナルNA−F60E)に入れ、市販の弱アルカリ性洗剤(商品名アタック,花王(株)製)を用いて5回洗濯した(標準コース,洗剤濃度0.0667質量%,水道水40L使用,水温20℃)。各回の洗濯後に25℃、40%RHで自然乾燥した。
次に、再び全自動洗濯機で洗濯した(標準コース,洗剤濃度0.0667質量%,柔軟剤組成物量10g,水道水40L使用,水温20℃)、洗濯中の2回目の濯ぎ時に表1の柔軟剤組成物を洗濯槽内に投入し柔軟処理をした。脱水後、タオルを25℃、40%RH条件下で自然乾燥した。また、柔軟性、風合い評価をするための基準組成物(表1)を用いて、同様に柔軟処理した木綿タオル及び綿肌着も用意した。
Figure 0004593454
*1:(b)成分からのキャリーオーバー含めた配合量
*2:(c)成分の配合量は固形分としての配合量
*3:pH調整は、0.1N塩酸水溶液及び0.1N水酸化ナトリウム水溶液で行った。
(柔軟性の評価基準)
上記の処理をした木綿タオルの柔軟性を10人のパネラー(30歳代男性)により、表2に示されている各々の組成物で処理したタオルと、(a)成分が配合されていない点を除いて同じ組成である表1の基準組成物〔(a)成分の配合量はイオン交換水でバランスしている〕との下記基準による一対比較により判定し、平均点を求めた。平均点が0以上1未満を○、1以上1.5未満を△、1.5以上を×とした。
比較木綿タオルより、非常に柔らかく仕上がった:0
比較木綿タオルより、やや柔らかく仕上がった:1
比較木綿タオルと同じ柔らかさであった:2
(風合いの評価基準)
上記の処理をした綿肌着の風合いを10人のパネラー(30歳代男性)により下記の基準で判定し、平均点を求めた。平均点が0以上1未満を○、1以上1.5未満を△、1.5以上を×とした。
比較綿肌着と、同程度のぬめり感しか感じられない:0
比較綿肌着より、ややぬめり感が感じられる:1
比較綿肌着より、明らかにめり感が感じられる:2
Figure 0004593454
*1、*2、*3は表1と同じ。

Claims (5)

  1. (a)25℃における粘度が10万〜1000万mm2/sのジメチルポリシロキサン
    化合物(a1)
    一般式(1)においてnが1〜8の親油性の(a21o)成分と、一般式(1)においてnが20〜50の親水性の(a21w)成分からなるポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤(a21)及びスルホン酸塩もしくは硫酸エステル塩を分子中に1つ有する陰イオン界面活性剤(a22)を含む界面活性剤(a2)により水に乳化された、
    平均粒子径が50〜900nmのジメチルポリシロキサン乳化物、
    (b)エステル基及び/又はアミド基で分断されている総炭素数12〜24の炭化水素基を1〜3個と、残りが炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である4級アンモニウム塩化合物、3級アミン塩化合物から選ばれる1種以上の化合物並びに
    (c)水を含有し、(a1)成分/(b)成分が質量比で1/100〜1/1である液体柔軟剤組成物の製造方法であって、
    (a1)成分、(a21o)成分を先に混合し、さらに水、(a22)成分と(a21w)成分を添加混合し、平均粒子径が50〜900nmのジメチルポリシロキサン乳化物(a)を調製した後、(b)成分及び(c)成分を含む成分とを混合する液体柔軟剤組成物の製造方法。
    1a −O−(AO) n −H (1)
    〔式中R 1a は炭素数10〜16の炭化水素基であり、Aはエチレン基又はプロピレン基であり、nは平均付加モル数である。〕
  2. (a22)成分が下記一般式(2)の化合物である請求項記載の液体柔軟剤組成物の製造方法
    2a−X (2)
    〔式中、R2aは炭素数10〜16のアルキル基又はアルキル基の炭素数が10〜16のアルキルアリール基であり、Xは−SO3M又は−(OB)m−OSO3Mである。(Bはエ
    チレン基又はプロピレン基であり、mは平均付加モル数で0〜4の数である。Mは無機又は有機の陽イオンである。)〕
  3. (a)成分が(a1)成分/(a2)成分を3/1〜100/1の質量比で含有する請求項1又は2記載の液体柔軟剤組成物の製造方法
  4. (a2)成分が(a21)成分/(a22)成分を500/1〜1/1の質量比で含有する請求項1〜何れか1項記載の液体柔軟剤組成物の製造方法
  5. (a1)成分/(b)成分を1/100〜1/3の質量比で含有する請求項1〜何れか1項記載の液体柔軟剤組成物の製造方法
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