JP4591562B2 - プリンタ及び印刷制御方法 - Google Patents

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Description

本発明はプリンタ及び印刷制御方法に関する。
ディジタルカメラとプリンタとをBluetooth(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)などで直接接続し、ディジタルカメラで出力した被写体画像をプリンタに直に印刷させることができるディジタルカメラが知られている。こうしたディジタルカメラでは一般に被写体画像の撮影時を印刷するよう印刷設定情報を指定することができる。ここで撮影時とは具体的には例えば被写体画像を出力した日、あるいは日及び時刻のことをいう。ディジタルカメラはユーザが指定した被写体画像と印刷設定情報とに基づいて印刷ジョブを生成し、プリンタに出力して印刷させている。
上述したディジタルカメラの中には、画像のレイアウトを定義したレイアウト定義データを予め記憶し、画像をレイアウト定義データで定義されているレイアウトで印刷させるディジタルカメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の電子カメラは、ユーザに画像としての履歴書用枠やパスポート枠などを選択させ、撮影手段で取得した画像信号を圧縮した圧縮データと選択された枠を示す画像とを合成してプリンタに印刷させている。特許文献1の電子カメラは選択された枠を示す画像を合成印刷するため、枠の情報(レイアウト定義データ)として例えば、枠のサイズ、画面上の枠の位置等のレイアウトを記憶しており、枠の情報で指定された位置に当該枠を表す画像を印刷させている。
こうしたレイアウト定義データによると、撮影時を印刷するための情報を定義すれば、枠の画像と被写体画像とを合成印刷するのと同様に撮影時と被写体画像とを合成印刷させることが可能である。
特開2000−358206号公報
しかしながら、前述したように従来のディジタルカメラはレイアウト定義データを用いなくとも撮影時を合成印刷させることができ、従ってレイアウト定義データに撮影時を印刷するための情報が定義されていると撮影時が二重に印刷されるという問題がある。
図10は、撮影時が二重に印刷された結果57の一例を示す図である。図中の”2002.1.1”はレイアウト定義データで定義されているレイアウトに基づいて合成印刷された撮影時であり、”平成14年1月1日”は印刷ジョブの印刷設定情報に基づいて所定のレイアウトで合成印刷された撮影時である。
本発明は、かかる問題に鑑みて創作されたものであって、撮影時を印刷するように印刷ジョブが設定され、且つレイアウト定義データで撮影時を印刷するように定義されていても撮影時が二重に印刷されることを防止できるプリンタ及び印刷制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るプリンタは、印刷ジョブに指定される被写体画像に対して、撮影時を印刷するよう定義されたレイアウト定義データが関連付けられているか否かを判別し、前記レイアウト定義データが関連付けられているときは撮影時を前記レイアウト定義データのみに基づいて印刷し、前記レイアウト定義データが関連付けられていないときは撮影時を被写体画像と合成印刷するよう設定されているか否かを判別し、撮影時を合成印刷するよう設定されているときは撮影時を所定のレイアウトで合成して印刷することを特徴とする。
このプリンタは、撮影時を印刷するようにレイアウト定義データが定義されているときは当該レイアウト定義データのみに基づいて印刷するため、撮影時を印刷するように印刷ジョブが設定されていても撮影時は当該レイアウト定義データのみに基づいて一つしか印刷されない。従ってこのプリンタによると、撮影時を印刷するように印刷ジョブが設定され、且つレイアウト定義データで撮影時を印刷するように定義されていても撮影時が二重に印刷されることを防止できる。
尚、本発明に備わる複数の手段の各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら複数の手段の各機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。
また、本発明はプリンタの発明として特定できるだけでなく、方法の発明としても特定することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2は、本発明の一実施例によるディジタルカメラとしてのディジタルスチルカメラ1をプリンタ2に接続した様子を示す模式図である。
プリンタ2は、ディジタルスチルカメラ1から後述する印刷ジョブが出力されると、当該印刷ジョブに基づいて被写体画像を印刷するよう構成されている。具体的には、プリンタ2はレイアウト定義データに基づいて撮像時を印刷するよう印刷ジョブに設定されているときは印刷ジョブで特定される被写体画像と被写体画像に関連付けられている撮像時とを被写体画像に関連付けられているレイアウト定義データで定義されるレイアウトで合成して印刷データを生成し、例えばインクジェット方式、レーザ方式、昇華型熱転写方式、ドットインパクト方式などで印刷用紙に画像を形成する。また、印刷ジョブに基づいて撮像時を印刷するよう印刷ジョブに設定されているときは、レイアウト定義データで定義されるレイアウトで生成した被写体画像の印刷データに、撮像時について生成した印刷データを所定のレイアウトで合成して印刷するよう構成されている。
尚、本実施例ではプリンタ2が印刷データを生成するが、ディジタルスチルカメラ1が印刷データを生成するようにしてもよい。
図3は、ディジタルスチルカメラ1の構成を示すブロック図である。図4(A)、図4(B)は、それぞれディジタルスチルカメラ1の外観を示す背面図、正面図である。
レンズ駆動部23は、CPU25から入力される信号に応じた倍率で被写体の光学像がイメージセンサ13の受光部に結像されるようにズームレンズ11を駆動する。絞り駆動部22は、イメージセンサ13への入射光量がCPU25から入力される信号に応じた入射光量になるように光学絞り12を駆動する。
イメージセンサ13は、C(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)及びG(Green)の4色の補色フィルタで構成されたカラーフィルタアレイをオンチップで形成したエリアイメージセンサであり、受光した光を光電変換して得られる電荷を一定時間蓄積し、光電変換素子毎の受光量に応じた電気信号を出力する。なお、カラーフィルタアレイは、CMYの3色の補色フィルタで構成してもよいし、R(Red)、G(Green)、B(Blue)の原色フィルタで構成してもよい。
CDS回路14は、アナログ電気信号に含まれる雑音の低減処理を行う。AGC回路15は、ゲインの調整によりアナログ電気信号のレベルの調整を行う。A/D変換器16は、上記各処理の施されたアナログ電気信号を所定階調のディジタル信号に量子化する。走査制御部21は、イメージセンサ13にシフトパルス、垂直転送パルス、水平転送パルス等を出力し、CDS回路14、AGC回路15及びA/D変換器16にこれらをイメージセンサ13と同期して作動させるための駆動パルスを出力する。
ディジタル画像処理部17は、例えばDSP(Digital Signal Processor)で構成され、A/D変換器16から出力された画像信号に基づいて、画像生成処理、ホワイトバランス補正、γ補正、色空間変換等を行い、各画素について例えばR、G、Bの階調値や、Y、Cb及びCrの階調値などを表す被写体データを作成し、RAM26に格納する。尚、ここでいう画像生成処理とは、主に、各光電変換素子の出力に対応するCMYGいずれかの階調値を表すディジタルデータを用いた補間処理により画素毎にCMYGの4つの階調値を持つ画像データを生成する処理である。
圧縮・伸張処理部18は、撮影モードにおいては、ディジタル画像処理部17から出力された画像データを圧縮して例えばJPEG形式に準拠した圧縮画像データを作成し、再生モードにおいては、リーダライタ19を用いてリムーバブルメモリ20から読み出した圧縮画像データを伸張してRAM26に出力する。リーダライタ19にはフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成されるリムーバブルメモリ20を脱着自在であって、リーダライタ19はリムーバブルメモリ20に圧縮画像データを被写体画像として撮影時と関連付けて書き込み、また、リムーバブルメモリ20に格納されたデータを読み取る。
不揮発性メモリとしてのリムーバブルメモリ20には、一つ以上のレイアウト定義データと当該レイアウト定義データのレイアウトを表すサムネイル画像データとが互いに関連付けられて予め格納されている。更に、前述したように被写体画像と撮影時とが互いに関連付けられて格納される。被写体画像と撮影時との関連付けは具体的には例えば、識別名フィールドと撮像時フィールドとレイアウト定義データフィールドとから成る関連付けテーブルに被写体画像を一意に識別するための識別名と撮像時とを格納することで行う。ここでレイアウト定義データフィールドはレイアウト定義データを一意に識別するための識別名を格納するためのフィールドであり、被写体画像と撮影時とレイアウト定義データとを関連付けるためのフィールドである。レイアウト定義データフィールドへの識別名の格納については後述する。
操作部27は、電源のON/OFFを行うための電源ボタン、撮影モード、再生モード、ダイレクトプリントモードなどのモードを設定するためのダイヤルスイッチ、シャッタ指示を入力するためのシャッタボタン35、選択ボタン36、メニューボタン37、プリントボタン38、Aボタン40、Bボタン41等の各種のボタンと、ボタンの押下及びダイヤルスイッチの回転角度を検出する回路を備えている。本実施例の選択ボタン36は押しボタンスイッチとしての上スイッチ、下スイッチ、右スイッチ及び左スイッチのON/OFFを一つのボタンで操作可能であり、押下する位置の下に配置されているスイッチがON/OFFされる。上スイッチ、下スイッチ、右スイッチ及び左スイッチはメニューから項目を選択することなどに用いられるスイッチであり、Aボタン40及びBボタン41は画面の遷移を指示するためなどに用いられるボタンである。
表示制御部29は、RAM26に格納された被写体画像をディスプレイの表示領域に応じて固定倍率で間引く処理、色空間変換処理等を行い、これらの処理を施して作成した表示データに基づいてディスプレイとしてのLCD(Liquid Crystal Display)30を駆動する。
インタフェース部28は、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠して構成されている。データを送信する際にはUSBケーブルの一方のコネクタをインタフェース部28のUSBポートに嵌挿し、他方のコネクタをプリンタ2のUSBポートに嵌挿することでディジタルスチルカメラ1とプリンタ2とが通信可能に接続される。
CPU25は、ROM26に記憶されているコンピュータプログラムを実行することにより、ディジタルスチルカメラ1の全体を制御する。ROM26は、CPU25が各種の制御を実行するためのコンピュータプログラムや各種のデータを記憶するためのメモリである。RAM26は、各種のプログラムやデータを一時的に記憶するためのメモリである。
次に、レイアウト定義データについて説明する。
図5(A)は、レイアウト定義データにより定義されるレイアウト51の一例を示す模式図である。レイアウト定義データは印刷媒体に被写体画像及び撮像時を印刷する場合の印刷位置を指定するデータであり、プリンタ2が解釈可能なスクリプトとして記述されている。図中において印刷領域52は被写体画像の印刷位置を示しており、印刷領域53は撮像時の印刷位置を表している。
図5(B)は、図5(A)に示すレイアウト定義データのスクリプト54を示す図である。レイアウト定義データのスクリプトにおいて各印刷領域は左上の座標と右下の座標とで指定される。DrawPictureから始まる行は被写体画像の印刷領域を定義する行である。被写体画像の印刷領域は以下の書式で記述する。
DrawPicture(GroupID, ”FileName”,”PhotoID”, FrameX1, FrameY1, FrameX2, FrameY2, Direction, Fitting, Alignment, Shape)
ここで、FrameX1及びFrameY1は印刷領域の左上の座標を指定するフィールドであり、FrameX2及びFrameY2は印刷領域の右下の座標を指定するフィールドであり、被写体画像はこの矩形の印刷領域内に印刷される。その他のフィールドについての説明は省略する。
スクリプト54においてDrawStringsから始まる行は撮像時の印刷領域を定義する行である。撮像時の印刷領域は以下の書式で記述する。
DrawStrings(”FileName”, PhotoID, ”Strings”, FrameX1, FrameX2, FrameY2, StrDirection, ”FontName”, FontSize, FFColorR, FFColorG, FFColorB)
ここで、Stringsは印刷する文字列を指定するフィールドである。撮像時はStringsフィールドにマクロ変数を指定することにより行う。例えば撮像時を”2000年8月8日13時10分”という文字列で印刷したい場合は、”%Y.%L.%D.%H.%M”と記述する。また、例えば日付のみを撮像時として印刷したい場合は、”%Y.%L.%D”と記述する。FrameX1及びFrameY1は印刷領域の左上の座標を指定するフィールドであり、FrameX2及びFrameY2は印刷領域の右下の座標を指定するフィールドであり、撮像時はこの矩形の印刷領域内に印刷される。その他のフィールドについての説明は省略する。
次に、リムーバブルメモリ20に格納された複数の被写体画像をプリンタに連続印刷させるための印刷ジョブ及び印刷ジョブの設定について説明する。
図6は、印刷ジョブを説明するための模式図である。印刷ジョブは、印刷設定情報、被写体画像情報及び識別情報から構成される情報である。印刷設定情報には、撮影時の印刷のあり/なし、用紙サイズ、フチ処理のあり/なし、印刷モードなどの情報が指定される。被写体画像情報には当該印刷ジョブで印刷対象となる被写体画像を一意に識別するための識別名、当該識別名で特定される被写体画像の印刷枚数などの情報が指定される。識別情報には印刷ジョブとレイアウト定義データとのどちらに基づいて撮影時を印刷するかをプリンタ2が識別するための識別情報が指定される。識別情報の指定についての詳細は後述する。
図7は、印刷ジョブの設定に用いる画面の画面遷移図である。以下、図7に基づいて印刷ジョブを設定する処理の流れについて説明する。
画像表示画面42は被写体画像を表示する画面である。画像表示画面42は所定の操作を行うことで表示される。選択ボタン36(図4参照)で下または上を押下すると、リムーバブルメモリ20に格納された被写体画像が順に表示される。プリントボタン38を押下すると、印刷対象設定画面43に遷移する。
印刷対象設定画面43は印刷対象を指定するための選択項目を指定するための画面である。印刷対象設定画面43には印刷対象を指定するための選択項目として”この画像を印刷”、”全画像を印刷”及び”選んで印刷”の3つの選択項目が表示され、ユーザはこの中からいずれか一つを選択する。”全画像を印刷”を選択するとリムーバブルメモリ20に格納された複数の被写体画像が全て印刷対象となる。”この画像を印刷”を選択すると画像表示画面42でプリンタボタン38を押下したときに表示されていた被写体画像が印刷対象となる。”選んで印刷”を選択すると印刷指示画面44で選択される一つ以上の被写体画像が印刷対象となる。リムーバブルメモリ20に格納された複数の被写体画像をプリンタに連続印刷させる印刷ジョブを設定する場合、”全画像を印刷”または”選んで印刷”を選択する。”全画像を印刷”または”選んで印刷”を選択してプリントボタン38を押下すると印刷指示画面44に遷移する。
印刷指示画面44は印刷を指示するための画面である。印刷枚数表示領域47は被写体画像に設定されている印刷枚数を表示する領域である。”全画像を印刷”が選択されて印刷指示画面44に遷移してきたときはリムーバブルメモリ20に格納されている全ての被写体画像について印刷枚数に1が設定され、従って印刷枚数表示領域47には全ての被写体画像について1が表示される。印刷枚数は選択ボタン36によって任意に変更可能である。”選んで印刷”が選択されて印刷指示画面44に遷移してきたときはリムーバブルメモリ20に格納されている全ての被写体画像について印刷枚数に0が設定され、ユーザは印刷したい被写体画像の印刷枚数を1以上に設定することで印刷対象とする被写体画像を選択する。印刷指示画面44でメニューボタン37が押下されると撮影時の印刷のあり/なしなどの印刷設定情報を設定するためのメニュー画面45に遷移する。Bボタン41を押下するとレイアウト定義データを選択するためのレイアウト定義データ編集画面46に遷移する。プリントボタン38が押下されると、全ての画像あるいは選択された画像が印刷対象になるよう被写体画像情報を設定し、プリンタに印刷させる処理を開始する。
メニュー画面45は印刷設定情報を設定するための画面である。尚、印刷設定情報は印刷対象の被写体画像に対して一律に適用される情報である。メニュー画面45には撮影時の印刷のあり/なしを選択するための選択項目”撮像時”が表示される。ユーザは選択ボタン36でカーソルを”撮像時”に移動させ、選択ボタン36の右または左を押下することで”あり”または”なし”のいずれか一方を選択できる。”あり”を選択するとディジタルスチルカメラ1は印刷設定情報の”撮像時”に”あり”を設定する。”なし”を選択すると”なし”を設定する。メニュー画面45でAボタン40を押下すると”もどる”が選択され、印刷指示画面44に戻る。
レイアウト定義データ編集画面46はレイアウト定義データを選択するための画面である。レイアウト定義データ編集画面46には予めレイアウト定義データに関連付けられてリムーバブルメモリ20に格納されているサムネイル画像が表示され、ユーザは選択ボタン36の上または下を押下してサムネイル画像を順に表示することで画面を見ながらレイアウト定義データを選択できる。レイアウト定義データ編集画面46でBボタン41を押下すると、そのとき画面に表示されているレイアウト定義データの識別名が、関連付けテーブルにおいて印刷指示画面44で表示されていた被写体画像の識別名が格納されている行のレイアウト定義データフィールドに格納される。これにより、被写体画像と、撮像時と、レイアウト定義データとが互いに関連付けられる。
尚、本実施例では印刷設定情報の設定時に被写体画像と、撮像時と、レイアウト定義データとを互いに関連付けてリムーバブルメモリ20に格納するが、被写体の光学像を被写体画像に変換する際に互いに関連付けて格納するようにしてもよい。具体的には、被写体画像に変換する前にレイアウト定義データを予め選択しておき、被写体画像に変換したとき予め選択されているレイアウト定義データに関連付けて格納するようにしてもよい。
図1は、ディジタルスチルカメラ1の処理の流れを示すフローチャートである。
S105では、ディジタルスチルカメラ1のユーザはシャッタボタン35を押下して被写体の光学像を被写体画像に変換する指示を入力する。
S110では、ディジタルスチルカメラ1はシャッタボタン35が押下されたことを検出し、被写体の光学像を被写体画像に変換する。具体的には、CPU25は走査制御部21に所定の制御信号を入力し、イメージセンサ13に所定時間蓄積した電荷を走査し、CDS回路14、AGC回路15及びA/D変換器16で所定の処理を施した後、ディジタル画像処理部17で被写体画像に変換する。次に、変換した被写体画像を圧縮・伸張処理部18で圧縮して被写体画像を出力し、CPU25は被写体画像と撮像時とをリーダライタ19によってリムーバブルメモリ20に互いに関連付けて格納する。
S115では、ユーザはディジタルスチルカメラ1をプリンタ2に例えばUSBケーブルで有線接続する。
S120では、ユーザは印刷対象の被写体画像情報及び印刷設定情報を設定し、プリントボタン38を押下してディジタルスチルカメラ1に印刷を指示する。
S125では、CPU25は印刷設定情報と被写体画像情報とから印刷ジョブを生成する。この時点では印刷ジョブの識別情報には何も設定されていない。尚、本実施例では後述するS130からS150によって処理がなされた後の印刷ジョブのことを印刷コマンドと呼ぶものとする。
S130では、設定された被写体画像情報から識別名を一つ取得し、当該識別名で特定される被写体画像に関連付けられているレイアウト定義データについて撮影時を印刷するように定義されているか否かを判別する。具体的には当該レイアウト定義データのスクリプトのDrawStrings行でStringsにマクロ変数が定義されているか否かによって判別する。定義されているときはS135に進み、定義されていないときはS140に進む。
S135では、CPU25は当該被写体画像について撮像時をレイアウト定義データに基づいて印刷するように設定する。具体的には印刷ジョブにおいて当該識別名で特定される行の識別情報に”レイアウト定義データ”を指定する。
S140では、CPU25は印刷設定情報の撮影時の印刷に”あり”が設定されているか否かを判別する。設定されているときはS145に進み、設定されていないときはS150に進む。
S145では、CPU25は当該被写体画像について撮像時を印刷ジョブに基づいて印刷するように設定する。具体的には印刷ジョブにおいて当該識別名で特定される行の識別情報フィールドに”印刷ジョブ”を指定する。
S150では、CPU25は全ての識別名についてレイアウト定義データの判別が終了したか否かを判定し、終了していなければS130に戻って終了するまで処理を繰り返す。終了していればS155に進む。
S155では、CPU25はインタフェース部28を介して印刷コマンドをプリンタに出力する。
図8は、印刷コマンドの一例を示す図である。図示する例の印刷コマンドは印刷設定情報で撮像時に”あり”が指定されていたときのコマンドであり、図示するように識別情報には”レイアウト定義データ”、”印刷ジョブ”などが指定されている。
以上により印刷コマンドがプリンタ2に出力される。プリンタ2は、印刷コマンドが出力されると当該印刷コマンドで指定されている被写体画像の識別名を一つ取得し、当該識別名で特定される被写体画像及び当該被写体画像に関連付けられているレイアウト定義データをディジタルスチルカメラ1から取得する。印刷ジョブの識別情報で”レイアウト定義データ”が指定されていれば取得した被写体画像と撮像時とをレイアウト定義データで定義されているレイアウトに基づいて合成印刷する。このときプリンタ2は撮影時をレイアウト定義データのみに基づいて印刷し、印刷コマンドの撮像時の印刷に”あり”が設定されていてもその設定を無視する。また、印刷ジョブの識別情報で”印刷ジョブ”が指定されていればレイアウト定義データで定義されるレイアウトで生成された被写体画像の印刷データに、撮像時の印刷データをディジタルスチルカメラ1に予め設定されている所定のレイアウトで合成して印刷する。尚、印刷コマンドの識別情報に何も指定されていないときはプリンタ2は撮像時を印刷しない。プリンタ2は印刷ジョブで指定されている全ての被写体画像についての印刷が終了するまで処理を繰り返す。
以下、実施例の効果について説明する。
図9(A)は、本発明の一実施例によるディジタルスチルカメラ1による印刷結果55を示す図である。ディジタルスチルカメラ1は、撮影時を印刷するように印刷ジョブが設定され、且つレイアウト定義データで撮影時を印刷するように定義されている場合、印刷コマンドの識別情報に”レイアウト定義データ”と指定することでレイアウト定義データのみに基づいて撮影時を印刷させる。このため、図9(A)に示すように撮影時は一つしか印刷されない。従ってディジタルスチルカメラ1によると、撮影時を印刷するように印刷ジョブが設定され、且つレイアウト定義データで撮影時を印刷するように定義されていても撮影時が二重に印刷されることを防止できる。
図9(B)は、ディジタルスチルカメラ1による印刷結果56を示す図である。ディジタルスチルカメラ1によると、撮影時を印刷するように印刷ジョブが設定され、且つレイアウト定義データに撮影時を印刷するように定義されていない場合、印刷コマンドの識別情報に”印刷ジョブ”と指定することで印刷ジョブに基づいて撮影時を印刷させる。このため、レイアウト定義データに撮影時を印刷するよう定義されていなくても図9(B)に示すように撮影時を印刷させることができる。
ディジタルカメラの処理の流れを示すフローチャートである。 ディジタルカメラとプリンタと示す模式図である。 ディジタルカメラの構成を示すブロック図である。 (A)はディジタルカメラの外観を示す背面図であり、(B)は正面図である。 (A)はレイアウト定義データを示す模式図であり、(B)はレイアウト定義データのスクリプトを示す図である。 ディジタルカメラが生成する印刷ジョブの模式図である。 ディジタルカメラの画面遷移図である。 ディジタルカメラが出力する印刷コマンドを示す図である。 (A)及び(B)は本発明の一実施例によるディジタルカメラによる印刷結果を示す図である。 従来のディジタルカメラによる印刷結果を示す図である。
符号の説明
1…ディジタルスチルカメラ(ディジタルカメラ)、2…プリンタ、11…ズームレンズ(光学系)、12…光学絞り(光学系)、19…リーダライタ(記録手段)、20…リムーバブルメモリ(不揮発性メモリ)、25…CPU(記録手段、印刷設定手段、印刷制御手段)、27…操作部(印刷設定手段)、29…表示制御部(印刷設定手段)、30…LCD(印刷設定手段)。

Claims (2)

  1. 印刷ジョブに指定される被写体画像に対して、
    撮影時を印刷するよう定義されたレイアウト定義データが関連付けられているか否かを判別し、前記レイアウト定義データが関連付けられているときは撮影時を前記レイアウト定義データのみに基づいて印刷し、
    前記レイアウト定義データが関連付けられていないときは撮影時を被写体画像と合成印刷するよう設定されているか否かを判別し、撮影時を合成印刷するよう設定されているときは撮影時を所定のレイアウトで合成して印刷することを特徴とするプリンタ。
  2. 印刷ジョブ毎に撮影時を被写体画像と合成印刷するか否かが設定された前記印刷ジョブに含まれる被写体画像に対して、
    撮影時を印刷するよう定義されたレイアウト定義データが関連付けられているか否かを判別し、前記レイアウト定義データが関連付けられているときは撮影時を前記レイアウト定義データのみに基づいて印刷し、
    前記レイアウト定義データが関連付けられていないときは撮影時を被写体画像と合成印刷するよう設定されているか否かを判別し、撮影時を合成印刷するよう設定されているときは撮影時を所定のレイアウトで合成して印刷することを特徴とする印刷制御方法。
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