JP4591337B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像を形成するための各色の画像信号に処理を施して色補正を行う画像処理装置に関する。
近年、プリンタや複写機、ファクシミリ等の画像形成装置では、カラー画像を高速且つ高画質に形成することを目的として、所謂フルカラーのタンデム機が提案されている。このタンデム機の代表的なものとしては、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニットを互いに並列的に配置したものがある。この画像形成装置では、これら各画像形成ユニットにて順次形成されるイエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色のトナー像を、中間転写ベルト上に多重に転写(一次転写)した後、この中間転写ベルトから用紙上に一括して転写(二次転写)し、この用紙上に形成されたトナー像を定着装置で定着することによって、フルカラーや白黒(モノクロ)の画像を得ている。
このような画像形成装置において、一次転写では、各画像形成ユニットに設けられた感光体ドラムと中間転写ベルトを挟んで各感光体ドラムに対向配置される一次転写装置(例えば一次転写ロール)との間に一次転写バイアスを印加し、各感光体ドラム上のトナーを中間転写ベルト側に転移させている。ここで、一次転写バイアスが不足している場合には、感光体ドラム上のトナーの一部が中間転写ベルトに転写されず、中間転写ベルト上のトナー濃度が低下してしまう。一方、一次転写バイアスが過剰な場合には、一旦、感光体ドラムから中間転写ベルト上に転移したトナーが感光体ドラムに逆転移する所謂リトランスファー現象が生じ、やはり中間転写ベルト上のトナー濃度が低下することになってしまう。
また、この種の画像形成装置において、例えば赤の画像を形成する際には、中間転写ベルト上にイエローのトナー像を形成した後、中間転写ベルト上のイエローのトナー像にマゼンタのトナー像を重ね合わせている。なお、中間転写ベルト上に重ね合わされたイエローおよびマゼンタのトナー像は、用紙に二次転写された後、定着装置にて加熱溶融する際に混じり合い、赤の画像となる。このとき、イエローやマゼンタの画像形成ユニットにおいて上述した転写不足や転写過剰が生じていると、結果として得られる画像の色味が本来目的とする色味と異なることになってしまう。すなわち、複数の色成分トナーを重ね合わせた多重色を形成する場合には、多重色を形成する各色(例えばイエローおよびマゼンタ)の画像形成ユニットにおける入力を同じにしたとしても、中間転写ベルトに一次転写される各色トナー像の濃度が変わってしまい、結果として得られる出力(画像)において色味のバランスが崩れてしまう。
さらに、この画像形成装置では、フルカラー画像を形成する際、例えばマゼンタのトナー像は、イエローのトナー像が一次転写された中間転写ベルト上に一次転写される。また、シアンのトナー像は、イエローおよびマゼンタのトナー像が一次転写された中間転写ベルト上に一次転写される。さらに、黒のトナー像は、イエロー、マゼンタ、およびシアンのトナー像が一次転写された中間転写ベルト上に一次転写されることになる。ここで、例えば中間転写ベルト上に一次転写されたイエローのトナー像は、その後マゼンタ、シアン、および黒の画像形成ユニット(感光体ドラム)との対向部を通過していく。その際、中間転写ベルト上のイエローのトナーの一部が、マゼンタ、シアン、および黒の感光体ドラムに転移してしまうことがある。すると、中間転写ベルト上のイエローのトナー像の濃度が低下し、得られる出力において色味のバランスが崩れることに繋がってしまう。
このように、この種の画像形成装置では、多重色を形成する際の各色の入力と出力との関係が非線形的に変化する。そこで、このようなずれを補正するために、入力と出力との関係を対応づけた多次元ルックアップテーブル(Direct Look Up Table:DLUT)を用い、各色の入力値を各出力に合わせて設定する技術が存在する。また、この技術を応用し、用紙一枚分の画像の面内に存在するむらを補正する技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。このようなDLUTを用いて補正を実行することで、非常に高精度な補正を行うことが可能となり、上述したような画像の色味ずれを抑制することができる。
特開2002−135610号公報(第8−9頁、図3)
しかしながら、DLUTによる補正を行おうとした場合、予めDLUTを算出する必要があるために、膨大な数の測色データの取得が必要になる。つまり、各色の入力と出力との相関関係を事前に取得しておかなければならないために、多くの労力や時間がかかってしまう。
また、このような画像形成装置では、環境(温度、湿度)の変化や画像形成装置を構成する各部材の経時的な劣化に伴って、各色の入力と出力との関係が短期間に変動する場合がある。このような変動が生じた場合、変動が生じる都度にDLUTを算出し直すのは非常に困難である。つまり、DLUTを算出し直すには、上述したように膨大な数の測色データを取得しなければならず、生産性の低下を招くことにもなってしまう。
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、簡易な構成で、形成される画像における色味のずれを抑制することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される画像形成装置は、複数の色信号を含む入力画像信号を各色のマーキングエンジンに対応した色毎に分離し、各色の色信号として出力する分離部と、入力画像信号から各画素を構成する複数の色信号の内容を取得する取得部と、分離部から出力される各色の色信号と、取得部から出力される複数の色信号の内容とを用いて、各色の画像形成条件を設定する設定部とを含んでいる。
このような画像処理装置では、入力画像信号を構成する複数の色信号の色空間が、各色のマーキングエンジンにて出力される画像の色空間と同一であることを特徴とすることができる。また、取得部は、複数の色信号の内容として、使用される色の組み合わせまたは使用される色の数を取得することができる。さらに、取得部は、複数の色信号の内容として、各色の画像密度または各色の画像密度の総量を取得することができる。さらにまた、設定部は、入力と出力とを一対一で対応付けたLUT(Look Up Table)を用いて画像形成条件を設定し、この設定部にて使用されるLUTは、複数の色信号の内容に基づいて決定されることを特徴とすることができる。
また、他の観点から捉えると、本発明が適用される画像処理装置は、複数の色信号を含む入力画像信号を各色のマーキングエンジンに対応した色毎に分離し、各色の色信号として出力する分離部と、分離部から出力される各色の色信号に、所定のパラメータにて濃度変換を施す変換部と、入力画像信号から各画素を構成する複数の色信号の内容を取得する取得部と、取得部にて取得された複数の色信号の内容から、変換部にて濃度変換を施す際に使用する所定のパラメータを切り換える切り換え部とを含んでいる。
このような画像処理装置において、取得部は、複数の色信号の内容として各画素を構成する色の数を取得し、取得した色の数に基づいて所定のパラメータを決定することができる。また、取得部は、複数の色信号の内容として各画素を構成する各色の画像密度の総量を取得し、取得した画像密度の総量に基づいて所定のパラメータを決定することができる。さらに、変換部は、入力と出力とを一対一で対応付けたLUT(Look Up Table)を用いて各色の色信号に濃度変換を施し、切り換え部は、所定のパラメータとして変換部で使用するLUTを切り換えることができる。さらにまた、切り換え部は、入力画像信号の画素毎に所定のパラメータを切り換え、変換部は、所定のパラメータにて、対応する画素の色信号に濃度変換を施すことができる。
本発明によれば、簡易な構成で、形成される画像における色味のずれを抑制することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置の概要を示す図である。この画像形成装置は、例えば電子写真方式にて各色成分トナー像が形成される複数(本実施の形態では四つ)の画像形成ユニット10(具体的には10Y(イエロー)、10M(マゼンタ)、10C(シアン)、10K(黒))を備える。また、この画像形成装置は、各画像形成ユニット10で形成された各色成分トナー像を順次転写(一次転写)保持させる中間転写ベルト20を具備する。ここで、マーキングエンジンの一種としての各画像形成ユニット10は、中間転写ベルト20の回動方向上流側から、イエロー画像形成ユニット(イエローユニット)10Y、マゼンタ画像形成ユニット(マゼンタユニット10M)、シアン画像形成ユニット(シアンユニット10C)、および黒画像形成ユニット(黒ユニット10K)の順に配置されている。さらに、この画像形成装置は、中間転写ベルト20に転写された重ね画像を用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写装置30を備える。さらにまた、この画像形成装置は、二次転写された画像を用紙P上に定着させる定着装置50を有している。
各画像形成ユニット10(10Y、10M、10C、10K)は、使用されるトナーの色を除き、同じ構成を有している。そこで、イエローユニット10Yを例に説明を行う。イエローユニット10Yは、図示しない感光層を有し、矢印A方向に回転可能に配設される感光体ドラム11を具備している。この感光体ドラム11の周囲には、帯電ロール12、露光部13、現像器14、一次転写ロール15、およびドラムクリーナ16が配設される。これらのうち、帯電ロール12は、回転可能に感光体ドラム11に接触配置され、感光体ドラム11を所定の電位に帯電する。露光部13は、帯電ロール12によって所定の電位に帯電された感光体ドラム11に、レーザ光Bmによって静電潜像を書き込む。現像器14は、対応する色成分トナー(イエローユニット10Yではイエローのトナー)を収容し、このトナーによって感光体ドラム11上の静電潜像を現像する。一次転写ロール15は、印加される一次転写バイアスにより感光体ドラム11上に形成されたトナー像を中間転写ベルト20に一次転写する。ドラムクリーナ16は、一次転写後の感光体ドラム11上の残留物(トナー等)を除去する。
中間転写ベルト20は、複数(本実施の形態では五つ)の支持ロールに回動可能に張架支持され、矢印B方向に回動する。これらの支持ロールのうち、駆動ロール21は、中間転写ベルト20を張架するとともに中間転写ベルト20を駆動して回動させる。また、従動ロール22および25は、中間転写ベルト20を張架するとともに駆動ロール21によって駆動される中間転写ベルト20に従動して回転する。補正ロール23は、中間転写ベルト20を張架するとともに中間転写ベルト20の搬送方向に略直交する方向の蛇行を規制するステアリングロール(軸方向一端部を支点として傾動自在に配設される)として機能する。さらに、バックアップロール24は、中間転写ベルト20を張架するとともに後述する二次転写装置30の構成部材として機能する。
また、中間転写ベルト20を挟んで駆動ロール21と対向する部位には、二次転写後の中間転写ベルト20上の残留物(トナー等)を除去するベルトクリーナ26が配設されている。そして、中間転写ベルト20には、濃度センサ27が対向配置されている。濃度センサ27は、黒ユニット10Kに隣接して配置されており、中間転写ベルト20上に一次転写された各色のトナー像をよみとってその濃度を検知する。
二次転写装置30は、中間転写ベルト20のトナー像担持面側に圧接配置される二次転写ロール31と、中間転写ベルト20の裏面側に配置されて二次転写ロール31の対向電極をなすバックアップロール24とを備えている。このバックアップロール24には、トナーの帯電極性と同極性の二次転写バイアスを印加する給電ロール32が当接配置されている。一方、二次転写ロール31は接地されている。
また、用紙搬送系は、用紙トレイ40、搬送ロール41、レジストレーションロール42、搬送ベルト43、および排出ロール44を備える。用紙搬送系では、用紙トレイ40に積載された用紙Pを搬送ロール41にて搬送した後、レジストレーションロール42で一旦停止させ、その後所定のタイミングで二次転写装置30の二次転写位置へと送り込む。また、二次転写後の用紙Pを、搬送ベルト43を介して定着装置50へと搬送し、定着装置50から排出された用紙Pを排出ロール44によって機外へと送り出す。
次に、この画像形成装置の基本的な作像プロセスについて説明する。今、図示外のスタートスイッチがオン操作されると、所定の作像プロセスが実行される。具体的に述べると、例えばこの画像形成装置をプリンタとして構成する場合には、PC(パーソナルコンピュータ)等、外部から入力されるデジタル画像信号をメモリに一時的に蓄積する。そして、メモリに蓄積されている四色(Y、M、C、K)のデジタル画像信号に基づいて各色のトナー像形成を行う。すなわち、各色のデジタル画像信号に応じて各画像形成ユニット10(具体的には10Y、10M、10C、10K)をそれぞれ駆動する。次に、各画像形成ユニット10では、帯電ロール12により一様に帯電された感光体ドラム11に、露光部13によりデジタル画像信号に応じたレーザ光Bmを照射することで、静電潜像を形成する。そして、感光体ドラム11に形成された静電潜像を現像器14により現像し、各色のトナー像を形成させる。なお、この画像形成装置を複写機として構成する場合には、図示しない原稿台にセットされる原稿をスキャナで読み取り、得られた読み取り信号を処理回路によりデジタル画像信号に変換した後、上記と同様にして各色のトナー像の形成を行うようにすればよい。
その後、各感光体ドラム11上に形成されたトナー像は、感光体ドラム11と中間転写ベルト20とが接する一次転写位置で、一次転写ロール15によって中間転写ベルト20の表面に順次一次転写される。一方、一次転写後に感光体ドラム11上に残存するトナーは、ドラムクリーナ16によってクリーニングされる。
このようにして中間転写ベルト20に一次転写されたトナー像は中間転写ベルト20上で重ね合わされ、中間転写ベルト20の回動に伴って二次転写位置へと搬送される。一方、用紙Pは所定のタイミングで二次転写位置へと搬送され、バックアップロール24に対して二次転写ロール31が用紙Pをニップする。
そして、二次転写位置において、二次転写ロール31とバックアップロール24との間に形成される転写電界の作用で、中間転写ベルト20上に担持されたトナー像が用紙Pに二次転写される。トナー像が転写された用紙Pは、搬送ベルト43により定着装置50へと搬送される。定着装置50では、用紙P上のトナー像が加熱・加圧定着され、その後、機外に設けられた排紙トレイ(図示せず)に送り出される。一方、二次転写後に中間転写ベルト20に残存するトナーは、ベルトクリーナ26によってクリーニングされる。
ところで、一般的な画像形成装置では、機器毎にその色再現特性が異なる。すなわち、同一のデジタル画像信号を複数の画像形成装置に入力し、各画像形成装置においてこのデジタル画像信号を用いてそのまま画像形成を行ったとすると、機器毎に出力される画像の色味が変わってしまう。特に、本実施の形態のように、各色のトナー像を転写により重ね合わせることでフルカラー画像を形成するタイプの画像形成装置では、各色の転写(一次転写)を行う際に転写不足や転写過剰により中間転写ベルト20上に形成されるトナーの濃度が低下してしまうため、出力される画像の色味が所望とする色味からずれやすい。
そこで、本実施の形態では、このような転写におけるトナー濃度の変動を考慮し、入力されてくる各色の色信号を、この画像形成装置の色再現特性に応じた画像記録信号に変換する所謂色変換処理を行い、色味のずれを抑えている。
図2は、この画像形成装置における画像処理系を示すブロック図である。なお、この例では、画像形成装置をプリンタとして構成する例を示している。この信号処理系は、画像形成装置の外部に設けられるパーソナルコンピュータ(PC)60と、画像形成装置の内部に設けられる画像処理部70とを有している。
PC60は、プリントアウトすべき画像信号を出力する画像出力部61を備えている。本実施の形態において、画像出力部61は、画素(ドット)毎にアドレスが付与された画像信号を出力する。そして、各アドレスの画像信号には、イエロー、マゼンタ、シアン、および黒の濃度情報が含まれている。つまり、入力画像信号であるこの画像信号は、複数の色信号を含んでいる。この画像信号の具体的な内容については後述する。
画像処理部70は、色分離処理部71、イエロー用ルックアップテーブル(Y−LUT)72、マゼンタ用ルックアップテーブル(M−LUT)73、シアン用ルックアップテーブル(C−LUT)74、黒用ルックアップテーブル(K−LUT)75、画像情報判断部76、およびLUT切り換え指示部77を有している。
これらのうち、分離部としての色分離処理部71は、PC60の画像出力部61から入力されてくる画像信号を、イエロー、マゼンタ、シアン、および黒の各色の画像信号(色信号)に分離する。このとき、色分離処理部71は、分離されたイエロー、マゼンタ、シアン、および黒の画像信号に、付与されていたアドレスを付けて出力する。
また、Y−LUT72は、色分離処理部71から入力されてくるイエローの画像信号にルックアップテーブル(LUT)を用いて色変換処理を施し、イエローユニット10Yの露光部(Y露光部)13Yに出力する。M−LUT73は、色分離処理部71から入力されてくるマゼンタの画像信号にルックアップテーブル(LUT)を用いて色変換処理を施し、マゼンタユニット10Mの露光部(M露光部)13Mに出力する。C−LUT74は、色分離処理部71から入力されてくるシアンの画像信号にルックアップテーブル(LUT)を用いて色変換処理を施し、シアンユニット10Cの露光部(C露光部)13Cに出力する。K−LUT75は、色分離処理部71から入力されてくる黒の画像信号にルックアップテーブル(LUT)を用いて色変換処理を施し、黒ユニット10Kの露光部(K露光部)13Kに出力する。なお、設定部あるいは変換部として機能するこれらY−LUT72、M−LUT73、C−LUT74、およびK−LUT75では、それぞれ複数のLUTを具備しており、LUT切り換え指示部77からの指示に応じて使用するLUT(所定のパラメータ)を切り換えるのであるが、その詳細については後述する。
さらに、取得部として機能する画像情報判断部76は、PC60の画像出力部61から入力されてくる画像信号すなわち色分離処理がなされていない画像信号に基づき、アドレス毎に画素の画像情報の内容を判断する。ここで、本実施の形態では、画像情報判断部76が、画像情報の内容として、各画素が何色で構成されるかを判断している。なお、以下の説明において、画素がイエロー、マゼンタ、シアン、および黒の単色で構成される場合を一次色と呼ぶ。同様に、画素がこれらのうち二色で構成される場合を二次色、三色で構成される場合を三次色と呼ぶ。また、画素がすべての色すなわち四色で構成される場合を四次色と呼ぶ。
さらにまた、切り換え部として機能するLUT切り換え指示部77は、画像情報判断部76による画像情報の内容の判断結果に基づいて、Y−LUT72、M−LUT73、C−LUT74、およびK−LUT75で使用するLUTを画素毎(アドレス毎)に決定する。すなわち、各画素が一色であるのか、二次色であるのか、三次色であるのか、あるいは四次色であるのかによって、使用するLUTを決定するのである。そして、LUT切り換え指示部77は、Y−LUT72、M−LUT73、C−LUT74、およびK−LUT75に、画素のアドレスと決定されたLUTとを関連付けた指示信号を出力する。
図3は、上述したY−LUT72、M−LUT73、C−LUT74、およびK−LUT75のうち、Y−LUT72の詳細な構成を説明するためのブロック図である。なお、他のM−LUT73、C−LUT74、およびK−LUT75についても、Y−LUT72と同じ構成を有している。
そして、Y−LUT72は、LUT格納部81、LUT取得部82、およびLUT処理部83を備える。
本実施の形態において、LUT格納部81は、複数(本実施の形態では四つ)のLUTを格納している。これら複数のLUTのうち、第1のLUT81aは、画素が一次色で構成される場合に使用される。また、第2のLUT81bは、画素が二次色で構成される場合に使用される。さらに、第3のLUT81cは、画素が三次色で構成される場合に使用される。そして、第4のLUT81dは、画素が四次色で構成される場合に使用される。
また、LUT取得部82は、LUT切り換え指示部77からの指示に基づいて、画素毎に指示されるLUT(第1のLUT81a〜第4のLUT81dのいずれか)を取得し、LUT処理部83に出力する。
さらに、LUT処理部83には、色分離処理部71からイエローの画像信号が、また、LUT取得部82からLUT切り換え指示部77の指示に基づいてLUT格納部81より取得されたLUTが、それぞれ入力される。そして、LUT取得部82は、所定のアドレスを有するイエローの画像信号に対し、同一アドレスが付与されたLUTを用いて色変換処理を行い、Y露光部13Yに出力する。
図4は、Y−LUT72のLUT格納部81に格納される複数のLUTの一例を示した図である。ここで、図4(a)は一次色用のLUT(第1のLUT81a)、図4(b)は二次色用のLUT(第2のLUT81b)、図4(c)は三次色用のLUT(第3のLUT81c)、そして図4(d)は四次色用のLUT(第4のLUT81d)である。各LUTは、入力濃度Cin(0〜100%)を階調で表現した入力濃度Cin(8bitすなわち256階調(0〜255の値をとり得る))と出力濃度Cout(同じく8bitすなわち256階調(0〜255の値をとり得る))とを一対一で対応づけたテーブルとなっている。そして、一次色、二次色、三次色、および四次色で、入力濃度Cinと出力濃度Coutとの関係が若干異なっている。
一方、図5は、M−LUT73のLUT格納部81に格納される複数のLUTの一例を示した図である。ここで、図5(a)は一次色用のLUT(第1のLUT81a)、図5(b)は二次色用のLUT(第2のLUT81b)、図5(c)は三次色用のLUT(第3のLUT81c)、そして図5(d)は四次色用のLUT(第4のLUT81d)である。各LUTは、イエローの場合と同様、入力濃度Cin(0〜100%)を階調で表現した入力濃度Cin(8bitすなわち256階調(0〜255の値をとり得る))と出力濃度Cout(同じく8bitすなわち256階調(0〜255の値をとり得る))とを一対一で対応づけたテーブルとなっている。そして、一次色、二次色、三次色、および四次色で、入力濃度Cinと出力濃度Coutとの関係が若干異なっている。また、図4との関係から明らかなように、例えば同じ四次色用のLUT(第4のLUT81d)を比較した場合に、イエローとマゼンタとで、入力濃度Cinと出力濃度Coutとの関係が若干異なっている。なお、C−LUT74およびK−LUT75のLUT格納部81にも、それぞれ一次色用、二次色用、三次色用、および四次色用のLUTが格納されている。
次に、画像形成動作における画像処理部70の動作を説明する。まず、画像処理部70に対し、PC60の画像出力部61から画像信号(カラー画像信号)が入力される。すると、色分離処理部71は、入力される画像信号をアドレス毎に色分離し、色分離されたイエローの画像信号、マゼンタの画像信号、シアンの画像信号、および黒の画像信号を、それぞれ、Y−LUT72、M−LUT73、C−LUT74、およびK−LUT75に出力する。
一方、画像情報判断部76では、入力される画像信号がアドレス毎に何色で構成されているかを判断し、その判断結果をLUT切り換え処理部77に出力する。そして、LUT切り換え処理部77では、入力されてくる判断結果から、Y−LUT72、M−LUT73、C−LUT74、およびK−LUT75においてどのLUT(第1のLUT81a〜第4のLUT81dのいずれか)を使用すべきか決定し、Y−LUT72、M−LUT73、C−LUT74、およびK−LUT75にそれぞれ出力する。
そして、例えばY−LUT72では、LUT取得部82がLUT切り換え指示部77から入力されてくる指示信号に従い、対応するLUTをLUT格納部81より取得し、LUT処理部83に出力する。一方、色分離処理部71からは、イエローの画像信号(Cin)がLUT処理部83に入力される。その後、Y−LUT72では、イエローの画像信号(Cin)に対し、アドレスが同じLUTを用いて濃度変換を行い、色変換後のイエローの画像信号(Cout)を出力する。また、Y−LUT72以外のM−LUT73、C−LUT74、およびK−LUT75も、Y−LUT72と同様の処理を行い、濃度変換後のマゼンタの画像信号(Cout)、シアンの画像信号(Cout)、黒の画像信号(Cout)をそれぞれ出力する。
これにより、例えばY露光部13Yは、濃度変換処理がなされたイエローの画像信号(Cout)に基づいて露光動作を行うことになる。また、M露光部13Mは濃度変換処理がなされたマゼンタの画像信号(Cout)に基づいて、C露光部13Cは濃度変換処理がなされたシアンの画像信号(Cout)に基づいて、K露光部13Kは濃度変換処理がなされた黒の画像信号(Cout)に基づいて、それぞれ露光動作を行うことになる。
ではここで、図6に示すフローチャートを参照しながら、画像情報判断部76における処理について説明を行う。
画像情報判断部76に所定のアドレスが付与された画像信号が入力されると(ステップ101)、画像情報判断部76は、まず、このアドレスの画像信号が一次色(単色)で構成されているか否かを判断する(ステップ102)。ここで、このアドレスの画像信号が一次色で構成されていると判断した場合は、LUT切り換え指示部77に対し、第1のLUT81a(一次色用LUT)の使用を決定する指示をLUT切り換え指示部77に出力する(ステップ103)。
また、ステップ102においてこのアドレスの画像信号が一次色で構成されていないと判断した場合、画像情報判断部76は、次に、このアドレスの画像信号が二次色で構成されているか否かを判断する(ステップ104)。ここで、このアドレスの画像信号が二次色で構成されていると判断した場合は、LUT切り換え指示部77に対し、第2のLUT81b(二次色用LUT)の使用を決定する指示をLUT切り換え指示部77に出力する(ステップ105)。
さらに、ステップ104においてこのアドレスの画像信号が二次色で構成されていないと判断した場合、画像情報判断部76は、次に、このアドレスの画像信号が三次色で構成されているか否かを判断する(ステップ106)。ここで、このアドレスの画像信号が三次色で構成されていると判断した場合は、LUT切り換え指示部77に対し、第3のLUT81c(三次色用LUT)の使用を決定する指示をLUT切り換え指示部77に出力する(ステップ107)。一方、ステップ106においてこのアドレスの画像信号が三次色で構成されていないと判断した場合、画像情報判断部76は、このアドレスの画像信号が四次色で構成されていると判断し、第4のLUT81d(四次色用LUT)の使用を決定する指示をLUT切り換え指示部77に出力する(ステップ108)。そして、この処理が、各アドレスの画像信号毎に行われていく。
なお、この処理では、あるアドレスの画像信号において各色の入力濃度Cinが0%であった場合(このアドレスでトナー像の形成を行わない場合)に、Y−LUT72、M−LUT73、C−LUT74、およびK−LUT75において四次色用LUTの使用が決定されることになる。ただし、この場合は、このアドレスに対応してY−LUT72、M−LUT73、C−LUT74、およびK−LUT75に入力される各色の画像信号自体が0となっているため、特に問題は生じない。
では、具体例を挙げながら上述した処理について詳細に説明する。図7は、画像出力部61から画像処理部70に入力される画像信号の一例を示している。上述したように、画像信号には、画素毎に、アドレスおよび画素を構成するY、M、C、Kの各濃度情報(Cin)が含まれている。ここで、図7に示す例では、アドレス1の画素は黒単色からなる一次色、アドレス2〜4はY+M、Y+C、あるいはM+Cからなる二次色、アドレス5はY+M+Cからなる三次色、アドレス6は、Y+M+C+Kからなる四次色である。
ここで、画像濃度60%の赤の画像を形成する場合について考えてみる。赤は、イエローのトナーとマゼンタのトナーとを重ね合わせることによって形成される。そして、この場合、画像出力部61からは、図7のアドレス2に示す画像信号(Y(Cin60%)+M(Cin60%))が画像処理部70に入力されることになる。
そして、色分離処理部71では、入力されてくるアドレス2の画像信号を色分離し、アドレス2に対応する各色の画像信号としてY(Cin60%)、M(Cin60%)、C(Cin0%)、K(Cin0%)を出力する。
一方、画像情報判断部76では、入力されるアドレス2の画像信号に対し図6に示すフローチャートに基づく判断処理を行う。この例では、アドレス2の画像信号がYおよびMの二色で構成されているため、二次色用LUTの使用が指示されることになる。そして、LUT切り換え指示部77は、Y−LUT72、M−LUT73、C−LUT74、およびK−LUT75に対し、アドレス2の画像信号に対して二次色用LUTを使用する旨の指示信号を出力する。
Y−LUT72では、LUT取得部82が、LUT格納部81より第2のLUT81b(図4(b)に示す二次色用Y−LUT)を取り出し、LUT処理部83に出力する。また、M−LUT73では、LUT取得部82が、LUT格納部81より第2のLUT81b(図5(b)に示す二次色用M−LUT)を取り出し、LUT処理部83に出力する。
そして、Y−LUT72のLUT処理部83には、アドレス2のイエローの画像信号(Cin60%)が入力される。ここで、Y−LUT72のLUT処理部83は、LUT取得部81から受けた第2のLUT81b(図4(b)に示す二次色用Y−LUT)を参照し、イエローの画像信号の入力濃度Cin60%(階調153)に対応する出力階調156を、濃度変換後のイエローの画像信号として出力する。また、M−LUT73のLUT処理部83には、アドレス2のマゼンタの画像信号(Cin60%)が入力される。ここでM−LUT73のLUT処理部83は、LUT取得部82から受けた第2のLUT81b(図5(b)に示す二次色用M−LUT)を参照し、マゼンタの画像信号の入力濃度Cin60%(階調153)に対応する出力階調160を、濃度変換後のマゼンタの画像信号として出力する。なお、アドレス2のシアンの画像信号および黒の画像信号は、ともに入力濃度Cinが0%であるため、それぞれの出力階調は階調0のままである。
そして、イエローユニット10Yでは、Y露光部13Yによって出力階調156に対応した静電潜像の形成が行われ、形成された静電潜像をイエローのトナーで現像することによってイエローのトナー像が形成される。また、マゼンタユニット10Mでは、M露光部13Mによって出力階調160に対応した静電潜像の形成が行われ、形成された静電潜像をマゼンタのトナーで現像することによってマゼンタのトナー像が形成される。
なお、シアンユニット10Cおよび黒ユニット10Kでは、出力階調が0であるため、C露光部13CおよびK露光部13Kによる静電潜像の形成は行われず、したがってシアンおよび黒のトナー像も現像されない。
その後、イエローユニット10Yで形成されたイエローのトナー像は中間転写ベルト20上のアドレス2に対応する部位に一次転写され、次いで、マゼンタユニット10Mで形成されたマゼンタのトナー像は同じく中間転写ベルト20上のアドレス2に対応する部位に一次転写される。つまり、中間転写ベルト20上のイエローのトナー像の上にマゼンタのトナー像が重ね合わされる。なお、シアンおよび黒のトナー像は形成されないので、中間転写ベルト20上には転写されない。そして、中間転写ベルト20上で重ね合わされたイエローおよびマゼンタのトナー像は用紙Pに二次転写され、定着装置50で定着されることにより混ざり合って赤の画像を形成することになる。
このとき、イエローユニット10Yでは、一次転写や二次転写における転写不足あるいは転写過剰に伴う残トナーの増加を予め見込んで、画像濃度を2%分(階調差3(=1546−153)に相当)だけ増加させてイエローのトナー像を形成している。また、マゼンタユニット10Mでも、一次転写や二次転写における転写不足あるいは転写過剰に伴う残トナーの増加を予め見込んで、画像濃度を5%分(階調差7(=160−153)に相当)増加させてマゼンタのトナー像を形成している。したがって、定着後の用紙P上には、濃度60%のイエロートナーおよび濃度60%のマゼンタトナーにて構成された濃度60%の赤の画像が形成されることになる。つまり、上述した色変換処理を行って画像形成を行うことにより、最終的に用紙Pに形成される画像の色味のずれを抑えることができる。
以上説明したように、本実施の形態では、色分離前の色情報すなわち画像を構成する各画素が何色(何次色)で構成されているかを判断し、この判断結果に基づき、対応するLUTを選択し、選択されたLUTを用いて色変換処理を行うようにした。これにより、DLUTを用いた補正を行わなくても、色味のずれを抑えることができる。また、本実施の形態では、DLUTを用いた場合と比較して、画像処理部70の構成を簡易にすることができる。そして、本実施の形態で色変換処理に使用されるLUTは一次元のものであり、DLUTと比較して作成に必要な労力や時間が少なくて済み、また、データを格納するメモリの容量も少なくて済むといった利点もある。
なお、本実施の形態では、PC60から出力される画像信号において、予め画素毎にアドレスが付与されていたが、これに限られるものではない。例えば、画像処理部70に入力された後であって色分離処理部71および画像情報判断部76に入力される前に、各画像信号にアドレスを付与するようにしてもよい。
<実施の形態2>
本実施の形態は、実施の形態1とほぼ同様であるが、実施の形態1では画像情報判断部76において各画素を構成する色の数から使用するLUTを決定していたのに対し、本実施の形態では、各画素を構成する各色の画像密度の合計値(総量Dtと呼ぶ)から使用するLUTを決定するようにした点が異なる。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
画像形成装置では、ある画素においてYMCK各色の入力濃度がそれぞれ0〜100%の範囲より設定される。したがって、総量Dtの最低値は0%(Y(Cin0%)+M(Cin0%)+C(Cin0%)+K(Cin0%))となり、最高値は400%(Y(Cin100%)+M(Cin100%)+C(Cin100%)+K(Cin100%))となる。
そして、本実施の形態では、Y−LUT72、M−LUT73、C−LUT74、およびK−LUT75のLUT格納部81に、実施の形態1と同じく四つのLUTを格納している。ここで、第1のLUT81aは、総量Dtが100%未満の場合に使用される。また、第2のLUT81bは、総量Dtが100%以上200%未満の場合に使用される。さらに、第3のLUT81cは、総量Dtが200%以上300%未満の場合に使用される。そして、第4のLUT81dは、総量Dtが300%以上の場合に使用される。
ではここで、図8に示すフローチャートを参照しながら、画像情報判断部76における処理について説明を行う。
画像情報判断部76に所定のアドレスが付与された画像信号が入力されると(ステップ201)、画像情報判断部76は、まず、このアドレスの画像信号における画像密度の総量Dtを計算する(ステップ202)。次いで、画像情報判断部76は、画像密度の総量Dtが100%未満であるか否かを判断する(ステップ203)。ここで、画像信号の総量Dtが100%未満であると判断した場合は、LUT切り換え指示部77に対し、第1のLUT81a(低密度用LUT)の使用を決定する指示をLUT切り換え指示部77に出力する(ステップ204)。
また、ステップ203において画像密度の総量Dtが100%未満ではないと判断した場合、画像情報判断部76は、次に、画像密度の総量Dtが100%以上200%未満であるか否かを判断する (ステップ205)。ここで、画像密度の総量Dtが100%以上200%未満であると判断した場合は、LUT切り換え指示部77に対し、第2のLUT81b(中密度用LUT)の使用を決定する指示をLUT切り換え指示部77に出力する(ステップ206)。
さらに、ステップ205において画像密度の総量Dtが100%以上200%未満ではないと判断した場合、画像情報判断部76は、次に、画像密度の総量Dtが200%以上300%未満であるか否かを判断する(ステップ207)。ここで、画像密度の総量Dtが200%以上300%未満であると判断した場合は、LUT切り換え指示部77に対し、第3のLUT81c(高密度用LUT)の使用を決定する指示をLUT切り換え指示部77に出力する(ステップ208)。一方、ステップ207において画像密度の総量Dtが200%以上300%未満ではないと判断した場合、画像情報判断部76は、画像密度の総量Dtが300%以上であると判断し、第4のLUT81d(超高密度用LUT)の使用を決定する指示をLUT切り換え指示部77に出力する(ステップ209)。そして、この処理が、各アドレスの画像信号毎に行われていく。
そして、Y−LUT72、M−LUT73、C−LUT74、およびK−LUT75では、このような手順にて決定されたLUT(第1のLUT81a〜第4のLUT81dのいずれか)を用いて、入力されてくる各色の画像信号に色変換処理を施すことになる。
本実施の形態では、色分離前の画像密度情報すなわち画像を構成する各画素がどの程度のトナー量(総量Dt)で構成されているかを判断し、この判断結果に基づき、対応するLUTを選択し、選択されたLUTを用いて色変換処理を行うようにした。これにより、実施の形態1と同様、DLUTを用いた補正を行わなくても、色味のずれを抑えることができる。
特に、本実施の形態では、各画素における画像密度の総量Dtに基づいてLUTの選択を行っているため、例えばトナーの転写不足や転写過剰が生じやすい高密度画像の場合に補正量を大きく設定することで、形成される画像における色味のずれをさらに抑制することが可能となる。
<実施の形態3>
本実施の形態は、実施の形態2とほぼ同様であるが、実施の形態2では、各画素を構成する各色の画像密度の合計値(総量Dt)から使用するLUTを決定していたのに対し、本実施の形態では、総量Dtのうち、自色のトナー像を転写する前に既に中間転写ベルト20上に形成されている画像密度の合計値(形成済み総量Dbと呼ぶ)から使用するLUTを決定するようにした点が異なる。なお、本実施の形態において、実施の形態1および2と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施の形態において、Y−LUT72、M−LUT73、C−LUT74、およびK−LUT75のLUT格納部81に、実施の形態1や2と同じく四つのLUTを格納している。ここで、第1のLUT81aは、形成済み総量Dbが100%未満の場合に使用される。また、第2のLUT81bは、形成済み総量Dbが100%以上200%未満の場合に使用される。さらに、第3のLUT81cは、形成済み総量Dbが200%以上300%未満の場合に使用される。そして、第4のLUT81dは、形成済み総量Dbが300%以上の場合に使用される。
では、図9に示すフローチャートを参照しながら、画像情報判断部76における処理について説明を行う。なお、本実施の形態では、この処理が、イエロー、マゼンタ、シアン、および黒の色毎に行われる。
画像情報判断部76に所定のアドレスが付与された画像信号が入力されると(ステップ301)、画像情報判断部76は、まず、このアドレスの画像信号における各色の画像密度から、自色よりも前に形成される色成分(例えば自色がシアンの場合にはイエローおよびマゼンタ)の画像密度の総量(形成済み総量Db)を計算する(ステップ302)。次いで、画像情報判断部76は、形成済み総量Dbが100%未満であるか否かを判断する(ステップ303)。ここで、形成済み総量Dbが100%未満であると判断した場合は、LUT切り換え指示部77に対し、第1のLUT81a(低密度用LUT)の使用を決定する指示をLUT切り換え指示部77に出力する(ステップ304)。
また、ステップ303において形成済み総量Dbが100%未満ではないと判断した場合、画像情報判断部76は、次に、形成済み総量Dbが100%以上200%未満であるか否かを判断する (ステップ305)。ここで、形成済み総量Dbが100%以上200%未満であると判断した場合は、LUT切り換え指示部77に対し、第2のLUT81b(中密度用LUT)の使用を決定する指示をLUT切り換え指示部77に出力する(ステップ306)。
さらに、ステップ305において形成済み総量Dbが100%以上200%未満ではないと判断した場合、画像情報判断部76は、次に、形成済み総量Dbが200%以上300%未満であるか否かを判断する(ステップ307)。ここで、形成済み総量Dbが200%以上300%未満であると判断した場合は、LUT切り換え指示部77に対し、第3のLUT81c(高密度用LUT)の使用を決定する指示をLUT切り換え指示部77に出力する(ステップ308)。一方、ステップ207において形成済み総量Dbが200%以上300%未満ではないと判断した場合、画像情報判断部76は、形成済み総量Dbが300%以上であると判断し、第4のLUT81d(超高密度用LUT)の使用を決定する指示をLUT切り換え指示部77に出力する(ステップ309)。そして、この処理が、各アドレスの画像信号毎に行われていく。
そして、Y−LUT72、M−LUT73、C−LUT74、およびK−LUT75では、このような手順にて決定されたLUT(第1のLUT81a〜第4のLUT81dのいずれか)を用いて、入力されてくる各色の画像信号に色変換処理を施すことになる。
本実施の形態では、色分離前の画像密度情報から、画像を構成する各画素において自色よりも前に形成される他色がどの程度のトナー量(形成済み総量Db)で構成されているかを判断し、この判断結果に基づき、対応するLUTを選択し、選択されたLUTを用いて色変換処理を行うようにした。これにより、実施の形態1と同様、DLUTを用いた補正を行わなくても、色味のずれを抑えることができる。
なお、本実施の形態では、自色よりも前に形成される色成分の画像密度の合計値である形成済み総量Dbに基づいて使用するLUTを決定していたが、これに限られるものではない。例えば自色および自色よりも前に形成される色成分の画像密度の合計値に基づいて使用するLUTを決定することもできる。
また、実施の形態1〜3では、使用するLUTを変更することで画像形成条件の設定を変更していたが、これに限られるものではない。例えば、帯電ロール12による帯電条件、露光部13における露光条件、現像器14における現像条件、一次転写ロール15による一次転写条件等を直接変更することも可能である。
実施の形態が適用される画像形成装置の構成を示す図である。 画像形成装置における画像処理系を示すブロック図である。 イエロー用ルックアップテーブル(Y−LUT)の詳細な構成を説明するためのブロック図である。 (a)〜(d)は、Y−LUTのLUT格納部に格納される四つのLUTの一例を示した図である。 (a)〜(d)は、M−LUTのLUT格納部に格納される四つのLUTの一例を示した図である。 実施の形態1において、画像情報判断部における処理の流れを説明するためのフローチャートである。 画像出力部から画像処理部に入力される画像信号の一例を示す図である。 実施の形態2において、画像情報判断部における処理の流れを説明するためのフローチャートである。 実施の形態3において、画像情報判断部における処理の流れを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10(10Y、10M、10C、10K)…画像形成ユニット、11…感光体ドラム、12…帯電ロール、13…露光部、14…現像器、15…一次転写ロール、16…ドラムクリーナ、20…中間転写ベルト、30…二次転写装置、50…定着装置、60…PC(パーソナルコンピュータ)、61…画像出力部、70…画像処理部、71…色分離処理部、72…イエロー用ルックアップテーブル(Y−LUT)、73…マゼンタ用ルックアップテーブル(M−LUT)、74…シアン用ルックアップテーブル(C−LUT)、75…黒用ルックアップテーブル(K−LUT)、76…画像情報判断部、77…LUT切り換え指示部、81…LUT格納部、81a…第1のLUT、81b…第2のLUT、81c…第3のLUT、81d…第4のLUT、82…LUT取得部、83…LUT処理部

Claims (9)

  1. 複数の色信号を含む入力画像信号を各色のマーキングエンジンに対応した色毎に分離し、各色の色信号として出力する分離部と、
    前記入力画像信号から、前記各色の色信号のそれぞれの画像密度を画素毎に取得し、当該各色の色信号のそれぞれの画素毎の画像密度に基づいた判定値を取得する取得部と、
    前記取得部にて取得した前記判定値に基づいて、前記分離部から入力される前記各色の色信号を階調補正するためのLUT(Look Up Table)を画素毎に設定する設定部と
    を含む画像処理装置。
  2. 階調補正のパターンを異ならせた複数の前記LUTを格納するLUT格納部をさらに備え、
    前記設定部は、前記判定値に基づいて、画素毎に複数の前記LUTから1つのLUTを選択することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記取得部は、前記各色の色信号のそれぞれの画素毎の画像密度の総和を、前記判定値として取得することを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 前記取得部は、前記各色の色信号のそれぞれの画素毎の画像密度のうち、既に前記マーキングエンジンによって形成済みとなった画像密度の合計値を、前記判定値として取得することを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  5. 前記入力画像信号を構成する複数の前記色信号の色空間が、前記各色のマーキングエンジンにて出力される画像の色空間と同一であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像処理装置。
  6. 複数の色信号を含む入力画像信号を各色のマーキングエンジンに対応した色毎に分離し、各色の色信号として出力する分離部と、
    前記分離部から入力される前記各色の色信号に、LUT(Look Up Table)を用いて濃度変換を施す変換部と、
    前記入力画像信号から、前記各色の色信号のそれぞれの画像密度を画素毎に取得し、当該各色の色信号のそれぞれの画素毎の画像密度に基づいた判定値を取得する取得部と、
    前記取得部にて取得した前記判定値に基づいて、前記変換部にて濃度変換を施す際に使用する前記LUTを画素毎に切り換える切り換え部と
    を含む画像処理装置。
  7. 階調補正のパターンを異ならせた複数の前記LUTを格納するLUT格納部をさらに備え、
    前記切り換え部は、前記判定値に基づいて、画素毎に複数の前記LUTから1つのLUTを選択することを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 前記取得部は、前記各色の色信号のそれぞれの画素毎の画像密度の総和を、前記判定値として取得することを特徴とする請求項6または7記載の画像処理装置。
  9. 前記取得部は、前記各色の色信号のそれぞれの画素毎の画像密度のうち、既に前記マーキングエンジンによって形成済みとなった画像密度の合計値を、前記判定値として取得することを特徴とする請求項6または7記載の画像処理装置。
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