JP4590205B2 - ミラー保持方法、光学装置、露光装置、およびデバイス製造方法 - Google Patents

ミラー保持方法、光学装置、露光装置、およびデバイス製造方法 Download PDF

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本発明は、ミラー保持方法光学装置、露光装置、およびデバイス製造方法に関する。当該露光装置は、例えば、半導体集積回路等の製造に好適なものである
半導体露光装置は、回路パターンを有する原版(レチクル)を基板(シリコンウエハ)に転写する装置である。光源として超高圧水銀ランプ(i線)、KrFエキシマレーザー、ArFエキシマレーザーが使われており、これらの波長の光ではレチクルのパターンをウエハ上に結像させるための投影光学系にはレンズが用いられている。
高集積な回路を作成するために、投影レンズには高い解像力が要求される。そのために、半導体露光装置用のレンズは、収差が小さく抑えられている。
しかしながら、近年の半導体集積回路の微細化が進むにつれて、露光装置の露光光の波長が短くなり、今後、EUV光(極紫外線)を露光光として使用することが想定されている(特許文献1)。
特開2003−172857号公報
EUV光を使用するとEUV光を透過するレンズが存在しないため、光学系としてミラーを使用することになる。ただし、ミラーとして現在開発されているのはEUV光に対してせいぜい70%前後の反射率しかない。そのため残りの30%がミラーに吸収されて熱に変換され、ミラーの温度上昇を招く。この温度上昇によりミラーが熱膨張し、大きく変形し、収差が悪化してしまう。このため、ミラーを冷却する機構を設け、熱歪みを抑えることにより収差の悪化を抑制することができる。しかし、冷却によりミラーの温度上昇を抑制はしているものの、ミラー全体で温度上昇をゼロにできないために変形が生じてしまう。ミラーの変形が単純膨張または単純収縮であれば、曲率が主に変化するだけであるため、ミラー位置をずらすなどの補正をすることにより収差の悪化を抑制することができるが、従来のこの種のミラー保持機構においては、ミラー上の光照射領域の対称軸がミラー保持機構の対称軸と大きくずれており、そのため、ミラーは単純膨張または単純収縮はしなかった。
本発明は、ミラー面の非対称変形を軽減させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明としての第1のミラー保持方法は、ミラーをミラー保持機構で保持するミラー保持方法であって、
前記ミラーの光軸に直交する平面に投影された前記ミラーにおける光照射領域の中心が前記平面における前記ミラーの重心とずれていて、前記平面に投影された前記光照射領域の対称軸に関し、前記平面に投影された前記ミラー保持機構のミラー保持点が対称に配されるようにし、
前記ミラー保持点は、3点からなり、前記平面に投影された前記光照射領域の中心と前記平面に投影された前記3点とを結ぶ方向は、互いにほぼ120度ずれている、
ことを特徴とするミラー保持方法である。
本願発明としての第2のミラー保持方法は、ミラーをミラー保持機構で保持するミラー保持方法であって、
前記ミラーの光軸に直交する平面に投影された前記ミラーにおける光照射領域の中心が前記平面における前記ミラーの重心とずれていて、前記平面に投影された前記光照射領域の対称軸に関し、前記平面に投影された前記ミラー保持機構のミラー保持点が対称に配されるようにし、
前記ミラー保持点は、3点からなり、前記平面における前記光照射領域の重心と前記平面に投影された前記3点とを結ぶ方向は、互いにほぼ120度ずれている、
ことを特徴とするミラー保持方法である。
本願発明としての第1の光学装置は、ミラーと、ミラー保持機構とを有し、前記ミラーの光軸に直交する平面に投影された前記ミラーにおける光照射領域の中心が前記平面における前記ミラーの重心とずれている光学装置であって、
前記平面に投影された前記光照射領域の対称軸に関し、前記平面に投影された前記ミラー保持機構のミラー保持点が対称に配されていて、
前記ミラー保持点は、3点からなり、前記平面に投影された前記光照射領域の中心と前記平面に投影された前記3点とを結ぶ方向は、互いにほぼ120度ずれている、
ことを特徴とする光学装置である
本願発明としての第2の光学装置は、ミラーと、ミラー保持機構とを有し、前記ミラーの光軸に直交する平面に投影された前記ミラーにおける光照射領域の中心が前記平面における前記ミラーの重心とずれている光学装置であって、
前記平面に投影された前記光照射領域の対称軸に関し、前記平面に投影された前記ミラー保持機構のミラー保持点が対称に配されていて、
前記ミラー保持点は、3点からなり、前記平面における前記光照射領域の重心と前記平面に投影された前記3点とを結ぶ方向は、互いにほぼ120度ずれている、
ことを特徴とする光学装置である。
また、本願発明としての露光装置は、上記第1または第2の光学装置を有し、当該光学装置を介して基板を露光することを特徴とする露光装置である
また、本願発明としてのデバイス製造方法は、上記露光装置により基板を露光する段階と、前記段階で露光された基板を現像する段階とを含むことを特徴とするデバイス製造方法である
本発明によればミラー面非対称な変形を軽減させることができる。
以下に本発明に適用される好ましい実施例を記載する。
図1は本発明の第一の実施形態に係わるミラー保持方法を取り入れた露光装置の一例を示す概略構成図である。この露光装置は波長13nm程度のEUV光を反射型マスクに均一に照射して同マスクからの反射光で同マスクのパターンをウエハ上に投影するものである。
図1において、1は露光雰囲気を大気と分離するチャンバで、不図示のポンプによって真空とされる。不図示の照明光学系より導かれた露光光Lはレチクル2で反射される。レチクル2で反射された露光光Lは投影光学系6を通過し、ウエハ4上に照射され、レチクル2上のパターンがウエハステージ3により位置決めされたウエハ4に転写される。
図2は投影光学系内のミラーとミラー保持機構に関する図である。ミラー保持部材12は鏡筒5の壁に固定されており、ミラー支持部材11はミラー保持部材12に保持されている。ミラー支持部材11とミラー保持部材12の間には位置制御機構15が設けられており、ミラー支持部材11の位置と姿勢を制御している。ミラー支持部材11の位置と姿勢を制御することにより、ミラー10の位置と姿勢を制御している。ミラー10は球13を介してミラー支持部材11で保持されている。ミラー10にはV溝14があり、球13はV溝14にはめ込まれている。また、ミラー支持部材11には円錐状の穴があいており、この穴に球13ははめ込まれており、球13はミラー支持部材11に対して位置は固定されている。ミラー10の大きさは直径60mmから直径500mm程度の範囲に収まる。
レンズで構成される光学系の場合、ほぼ中心に露光光が照射される。また、特開平09−213618に示されるようないわゆるミラープロジェクション露光装置でもほぼ中心対象に露光光が照射される。しかし、ミラーで構成され、ミラーの片側にのみ露光光が照射される光学系では、ミラー保持点を図3(b)に示すように、露光光の照射領域20の対称軸22と、ミラー10の保持点の対称軸21が一致しないように保持点を設けると、ミラーの歪みの対称性が悪くなる。図3(b)ではミラー保持点の対称軸21の右側では左側よりも照射量が多い。そのため、右側では左側よりも熱膨張量が多く、対称軸21の左右でミラー10の曲率が違ってくる。EUV露光装置の露光光照射領域は、円弧状、楕円状、円弧と楕円の中間の形状、円状といった形状が考えられるが、それらのサイズを長軸、短軸であらわすと(円は長軸=短軸であり、楕円の特別な場合であるので楕円に含める)、長軸は100mmから300mm、短軸は20mmから300mm程度となる。
そこで、図3(a)に示すように露光光の照射領域20が円弧状である場合、対称軸22と、ミラー10の保持点の対称軸21が一致するように保持点を設ける。こうすることにより、ミラー10の歪みが対称的になり、光学性能を劣化させるような面形状の変形を抑えることができる。また、本実施例では、露光光の照射領域20の対称軸22とミラー10の保持点の対称軸21が完全に一致しているが、これらの対称軸のなす角が10度以内であれば、露光光の照射領域20の対称軸22とミラー10の保持点の対称軸21がずれていても本発明の効果が得られる。
以上の方法でミラー10の最適な位置を保持することにより、光学性能を大きく劣化する非対称なミラーの面変形を抑えることができる。
また、図3(a)ではミラー10の保持点は、露光光の照射領域20の対称軸22と、ミラー10の保持点の対称軸21が一致しており、さらに、ミラー10の中心における中心角をほぼ3等分する位置の3点で保持している。このため、図3(a)ではミラー10の上半分に照射領域が偏っており、ミラー10の上側の熱膨張が大きく、露光光が照射され始めてからミラー10の温度が定常状態になるまでは、ミラー10の露光光が照射される位置は徐々にずれていく。これに対し、図3(c)では、ミラー10の保持点は、露光光の照射領域20の対称軸22と、ミラー10の保持点の対称軸21が一致しており、さらに、露光光の照射領域20に対して露光光の照射領域20を中心として中心角をほぼ3等分する3点で保持している。ここで露光光の照射領域の中心とは円弧の長軸、短軸の中心点のことを指す。このため、ミラー10の露光光が照射される位置がずれる量を小さくすることができる。これによれば、像のぼけが低減し,線幅精度が向上する。また、本実施例において、露光光の照射領域20の中心とミラー保持機構の中心が完全に一致しているが、ミラー直径の4%までは露光光の照射領域20の中心とミラー保持機構の中心がずれていてもかまわない。
図4は本発明における第二の実施例を示す。図4では露光光の照射領域が楕円となっている。図4(a)に示すように、露光光の照射領域20の対称軸22と、ミラー保持機構の対称軸21が一致するように保持機構を設ける。こうすることにより、ミラー10の歪みが対称的になり、光学性能を劣化させるような面形状の変形を抑えることができる。また、本実施例では、露光光の照射領域20の対称軸22とミラー保持機構の対称軸21が完全に一致しているが、これらの対称軸のなす角が10度以内であれば、露光光の照射領域20の対称軸22とミラー10の保持点の対称軸21がずれていても本発明の効果が得られる。
図4(b)では、露光光の照射領域20の対称軸22と、ミラー保持機構の対称軸21が一致しており、さらに、露光光の照射領域20を中心として中心角をほぼ3等分する3点で保持している。(露光光の照射領域の中心とは楕円の長軸、短軸の中心となる点のことを指す。)このため、ミラー10の露光光が照射される位置がずれる量を小さくすることができる。これによれば、像のぼけが低減し,線幅精度が向上する。また、本実施例において、露光光の照射領域20の中心がミラー保持機構の中心と完全に一致しているが、ミラー直径の4%までは露光光の照射領域20の中心とミラー保持機構の中心がずれていてもかまわない。
図5は本発明における第三の実施例を示す。図5では露光光の照射領域が円弧と楕円との中間の形状をしている。図5(a)に示すように、露光光の照射領域20の対称軸22と、ミラー保持機構の対称軸21が一致するように保持点を設ける。こうすることにより、ミラー10の歪みが対称的になり、光学性能を劣化させるような面形状の変形を抑えることができる。また、本実施例では、露光光の照射領域20の対称軸22とミラー保持機構の対称軸21が完全に一致しているが、これらの対称軸のなす角が10度以内であれば、露光光の照射領域20の対称軸22とミラー10の保持点の対称軸21がずれていても本発明の効果が得られる。
図5(b)では、露光光の照射領域20の対称軸22と、ミラー保持機構の対称軸21が一致しており、さらに、露光光の照射領域20を中心として中心角をほぼ3等分する3点で保持している。(露光光の照射領域の中心とは円弧と楕円の中間形状の長軸、短軸の中心となる点のことを指す。)このため、ミラー10の露光光が照射される位置がずれる量を小さくすることがでる。これによれば、像のぼけが低減し、線幅精度が向上する。また、本実施例において、露光光の照射領域20の中心とミラー保持機構の中心が完全に一致しているが、ミラー直径の4%までは露光光の照射領域20の中心とミラー保持機構の中心がずれていてもかまわない。
図6は本発明における第四の実施例を示す。図6では露光光の照射領域が円弧形状である。図6(a)では、露光光の照射領域の重心は露光光の照射領域から外れてしまう。そこで、露光光の照射領域20の対称軸22と、ミラー10の保持機構の対称軸21が一致しており、さらに、露光光の照射領域20に対して露光光の照射領域20の重心を中心として中心角をほぼ3等分する3点でミラー10を保持している。このため、ミラー10の露光光が照射される位置がずれる量を小さくすることができる。これによれば、像のぼけが低減し,線幅精度が向上する。また、本実施例において、露光光の照射領域20の重心とミラー保持機構の中心が完全に一致しているが、ミラー直径の4%までは露光光の照射領域20の重心とミラー保持機構の中心がずれていてもかまわない。
次にミラーを保持する機構について述べる。ミラー10が露光熱により熱膨張したとき、図2においてミラー10を各3点でx、y、z拘束すると、熱応力を逃がすことができず、面形状の変形が大きくなる。これに対し、本実施例では図2に示されるように、ミラー10はV溝14と球13を用いて3ヶ所で保持されている。温度環境の変動によりミラー10の熱膨張が生じても、球13がV溝14を半径方向に転がることにより、半径方向に膨張を許容することができる。したがってミラー10はほぼ単純膨張、単純収縮をし、低次の単純変形となり、光学性能を大きく劣化させるような面形状の変形を抑えることができる。ミラー保持機構はこれに限られず、非対称変形を生じさせない、いかなる保持機構も適用できる。
収差の補正は、ミラーの変形が曲率変化だけであれば、ミラー同士の間隔を調整することにより収差を維持することができるので、本発明を用いてミラーの曲率変化以外の変形を抑制することにより、収差の補正を行いやすくすることができる。
上述の実施例において、ミラー保持方法という言葉は、ミラー支持方法、ミラー保持(支持)機構、或いはミラー保持(支持)装置と交換可能に使用することができる。
次に、図7及び図8を参照して、上述のミラー保持(支持)方法を取り入れた露光装置を利用したデバイス製造方法の実施例を説明する。図7は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。本実施形態においては、半導体チップの製造を例に説明する。ステップ1(回路設計)では、デバイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では、設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。ステップ3(ウエハ製造)では、シリコンなどの材料を用いてウエハを製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は、前工程と呼ばれ、マスクとウエハを用いてリソグラフィー技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。ステップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、それが出荷(ステップ7)される。
図8は、ステップ4のウエハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)では、ウエハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウエハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ14(イオン打ち込み)では、ウエハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)では、ウエハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では、露光装置500によってマスクの回路パターンをウエハに露光する。ステップ17(現像)では、露光したウエハを現像する。ステップ18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。本実施形態のデバイス製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。このように、露光装置を使用するデバイス製造方法、並びに結果物としてのデバイスも本発明の一側面を構成する。
以上、本冷却装置を露光装置に適応した例を示した。本発明の冷却装置はEUV光に限定することなく、他のエキシマレーザー光にも適応することが可能である。また、マスクやウエハなどにも適応することが可能である。
本発明に係わる露光装置の概略構成図である。 本発明に係わるミラーとミラー保持機構の概略構成図である。 本発明の第一の実施例に係わるミラーにおける露光光の照射領域とミラー保持点に関する図である。 本発明の第二の実施例に係わるミラーにおける露光光の照射領域とミラー保持点に関する図である。 本発明の第三の実施例に係わるミラーにおける露光光の照射領域とミラー保持点に関する図である。 本発明の第四の実施例に係わるミラーにおける露光光の照射領域とミラー保持点に関する図である。 半導体チップ等のデバイスの製造フロー 図7のウエハプロセスのフロー
符号の説明
1 本体チャンバ
2 レチクルステージ
3 ウエハステージ
4 ウエハ
5 鏡筒
6 投影光学系
10 ミラー
11 ミラー支持部材
12 ミラー保持部材
13 球
14 V溝
15 ミラー位置制御機構
20 露光光照射領域
21 ミラー保持点の対称軸
22 露光光照射領域の対称軸
L 露光光

Claims (8)

  1. ミラーをミラー保持機構で保持するミラー保持方法であって、
    前記ミラーの光軸に直交する平面に投影された前記ミラーにおける光照射領域の中心が前記平面における前記ミラーの重心とずれていて、前記平面に投影された前記光照射領域の対称軸に関し、前記平面に投影された前記ミラー保持機構のミラー保持点が対称に配されるようにし、
    前記ミラー保持点は、3点からなり、前記平面に投影された前記光照射領域の中心と前記平面に投影された前記3点とを結ぶ方向は、互いにほぼ120度ずれている
    ことを特徴とすミラー保持方法。
  2. ミラーをミラー保持機構で保持するミラー保持方法であって、
    前記ミラーの光軸に直交する平面に投影された前記ミラーにおける光照射領域の中心が前記平面における前記ミラーの重心とずれていて、前記平面に投影された前記光照射領域の対称軸に関し、前記平面に投影された前記ミラー保持機構のミラー保持点が対称に配されるようにし、
    前記ミラー保持点は、3点からなり、前記平面における前記光照射領域の重心と前記平面に投影された前記3点とを結ぶ方向は、互いにほぼ120度ずれている
    ことを特徴とすミラー保持方法。
  3. 前記ミラーは極紫外線を反射するミラーであることを特徴とする請求項1または2に記載のミラー保持方法。
  4. ミラーと、ミラー保持機構とを有し、前記ミラーの光軸に直交する平面に投影された前記ミラーにおける光照射領域の中心が前記平面における前記ミラーの重心とずれている光学装置であって、
    前記平面に投影された前記光照射領域の対称軸に関し、前記平面に投影された前記ミラー保持機構のミラー保持点が対称に配されていて、
    前記ミラー保持点は、3点からなり、前記平面に投影された前記光照射領域の中心と前記平面に投影された前記3点とを結ぶ方向は、互いにほぼ120度ずれている
    ことを特徴とす光学装置。
  5. ミラーと、ミラー保持機構とを有し、前記ミラーの光軸に直交する平面に投影された前記ミラーにおける光照射領域の中心が前記平面における前記ミラーの重心とずれている光学装置であって、
    前記平面に投影された前記光照射領域の対称軸に関し、前記平面に投影された前記ミラー保持機構のミラー保持点が対称に配されていて、
    前記ミラー保持点は、3点からなり、前記平面における前記光照射領域の重心と前記平面に投影された前記3点とを結ぶ方向は、互いにほぼ120度ずれている
    ことを特徴とす光学装置。
  6. 前記ミラーは極紫外線を反射するミラーであることを特徴とする請求項4または5に記載の光学装置。
  7. 請求項乃至のいずれか一項に記載の光学装置を有し、前記光学装置を介して基板を露光することを特徴とする露光装置。
  8. 請求項に記載の露光装置により基板を露光する段階と、前記段階で露光された基板を現像する段階とを含むことを特徴とするデバイス製造方法。
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