JP4589389B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4589389B2
JP4589389B2 JP2007521275A JP2007521275A JP4589389B2 JP 4589389 B2 JP4589389 B2 JP 4589389B2 JP 2007521275 A JP2007521275 A JP 2007521275A JP 2007521275 A JP2007521275 A JP 2007521275A JP 4589389 B2 JP4589389 B2 JP 4589389B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light emitting
emitting elements
display device
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007521275A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2006134869A1 (ja
Inventor
和男 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Corp filed Critical Pioneer Corp
Publication of JPWO2006134869A1 publication Critical patent/JPWO2006134869A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4589389B2 publication Critical patent/JP4589389B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/38Devices for influencing the colour or wavelength of the light
    • H01J61/42Devices for influencing the colour or wavelength of the light by transforming the wavelength of the light by luminescence
    • H01J61/48Separate coatings of different luminous materials
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0354Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
    • G06F3/03545Pens or stylus
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/0412Digitisers structurally integrated in a display
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/042Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by opto-electronic means
    • G06F3/0421Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by opto-electronic means by interrupting or reflecting a light beam, e.g. optical touch-screen

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Description

本発明は、ポインタ等を用いてユーザが指定している場所を表示面上に表示する機器に関しており、特にこのような機器を含むディスプレイ等の表示装置に関する。
例えば液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等の表示装置において、プレゼンテーター等がその表示面をなぞることで、プレゼンテーターがなぞった部分を、他の映像と区別可能な特殊な態様で表示面上に表示する技術が開発されている。例えば、特許文献1に示すように、表示面中に赤外線センサ等を埋め込んでおき、プレゼンテーターが、赤外光を照射する特殊なペンで表示面をなぞることで、赤外線センサによる赤外光の検出結果に基づいて、プレゼンテーター等が指し示す部分を表示面上に所定のマーカにて表示する技術が開発されている。或いは、赤外光に代えて、例えば超音波等を用いても同様の構成を採用することができる。また、例えば、表示面の前面にタッチパネルを配置し、プレゼンテーターが触った部分を表示面上に対応付けて所定のマーカにて表示する技術も開発されている。
特開平3−316770号公報
このように、上述した技術では、赤外光や超音波等を使用していたり或いはタッチパネルを利用している。
本発明が解決しようとする課題には上記のようなものが一例として挙げられる。本発明は、新たな態様で、ユーザ等が指し示す表示面上の所望の部分をマーカ等にて表示することができる表示装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1表示装置は、入射する光のうち少なくとも所定の波長の光成分を含む光を反射する複数の中間膜と、前記中間層を介して入射する光を受光する複数の受光素子とを備える。
本発明の第1表示装置によれば、受光素子には、半透過膜を介して外部から光が入射する。中間膜では、所定の波長の光成分を選択的に反射し、他方、該所定の波長以外の波長の光成分を選択的に透過する。ここに、「中間膜」は、必ずしも所定の波長の光成分の100%を反射する膜を示すことに限定されず、所定の波長の光成分にとっての反射膜となり得る程度に所定の波長の光成分を反射する(例えば、所定の波長の光成分の概ね50%以上を反射する)ことができれば足りる趣旨である。加えて、「中間膜」は、必ずしも所定の波長以外の波長の光成分の100%を透過する膜を示すことに限定されず、所定の波長の以外の波長の光成分にとっての透過膜となり得る程度に所定の波長の光成分を反射する(例えば、所定の波長以外の波長の光成分の概ね50%以上を透過する)ことができれば足りる趣旨である。これは、所定の波長の光成分を100%反射し、それ以外の波長の光成分を100%透過する膜を製造することが現実的に困難であることからも導かれる事実である。
これにより、例えばユーザが光等を照射することができるポインタ等を用いて表示装置の面(例えば、受光素子から見た場合の光の入射面等)上をなぞる或いは指し示すことで、ユーザがなぞった或いは指し示した部分の受光素子の受光量が増加する。このため、受光素子の受光量を監視する(モニタリングする)ことで、ユーザが何れの部分をなぞっているか或いは指し示しているかを認識することができる。その結果、例えば当該表示装置の内部に或いは外部に備えるディスプレイモニター等の表示手段に、ユーザがなぞった或いは指し示した部分を所定の形状のマーカ等にて表示させることができる。これにより、ユーザは、表示手段に表示されている映像等に関連付けて、表示手段上の所望の部分を指し示すことができる。或いは、ユーザは、表示手段に所望の文字や所望の形状を有する図形等を描画することができる。
特に、受光素子には、所定の波長の光成分を選択的に反射する中間膜を介して光が入射する。言い換えれば、受光素子には、所定の波長以外の波長の光成分が選択的に入射する。このため、表示装置は、受光素子に入射した光の色等をも認識することができる。従って、例え、ユーザがいずれの色の光で表示装置の面上をなぞっている或いは指し示しているかに応じて、対応する色のマーカ等を表示手段に表示させることもできる。
本発明の第1表示装置の一の態様は、前記受光素子は、有機受光素子(例えば、有機太陽電池等)を含む。
この態様によれば、印刷法(例えば、インクジェット法等)により、薄膜状の受光素子を形成することができる。これにより、表示装置の薄型化を図ることができる。
本発明の第1表示装置の他の態様では、光を発すると共に、前記複数の受光素子の夫々との間に前記複数の中間膜が配置される複数の発光素子を更に備える。
この態様によれば、発光素子から発せられた光は、例えばユーザが有する例えばペン型のポインタにより反射され、その後に発光素子を介して受光素子に入射する。即ち、表示装置の面(例えば、表示面等)上を、ユーザがポインタ等を用いてなぞる或いは指し示すことで、ユーザがなぞった或いは指し示した部分の受光素子の受光量が増加する。このため、受光素子の受光量を監視する(モニタリングする)ことで、ユーザが何れの部分をなぞっているか或いは指し示しているかを認識することができる。その結果、当該表示装置が備える複数の発光素子を用いて、ユーザがなぞった或いは指し示した部分を所定の形状のマーカ等にて表示させることができる。これにより、ユーザは、複数の発光素子が光を発することで表示されている映像等に関連付けて、表示面上の所望の部分を指し示すことができる。或いは、ユーザは、表示面に所望の文字や所望の形状を有する図形等を描画することができる。
そして、発光素子は受光素子よりも表示面に近い側に配置されているため、発光素子から発せられる光の強度を大幅に落すことなく、例えばユーザやユーザが備えるポインタ等に向けて効率的に光を伝搬することができる。加えて、発光素子から発せられた光は、表示面の逆側に配置される中間膜において反射されるため、例えばユーザやユーザが備えるポインタ等に向けてより効率的に光を伝搬することができる。
上述の如く発光素子及び中間膜の夫々を備える表示装置の態様では、前記複数の中間膜の夫々は、前記複数の発光素子の夫々と対になって配置されており、対になる前記発光素子から発せられる光の少なくとも一部を反射するように構成してもよい。加えて、上述の如く発光素子及び中間膜の夫々を備える表示装置の態様では、前記複数の中間膜の夫々は、前記複数の発光素子の夫々と対になって配置されており、対になる前記発光素子から発せられる光の波長以外の波長の光成分を透過するように構成してもよい。
このように構成すれば、発光素子から発せられる光を、該発光素子と対になって配置されている中間膜によって好適に反射させることができる。従って、中間膜による反射の結果、発光素子から発せられた光を、ユーザやユーザが備えるポインタ等に向けて効率的に伝搬させることができる。これにより、発光素子から発せられた光の利用効率を向上させることができる。
更には、受光素子には、発光素子から発せられた光の波長以外の波長の光成分が選択的に入射する。このため、発光素子から発せられた光を、ユーザやユーザが備えるポインタ等に向けて効率的に伝搬させることができると同時に、ユーザが備えるポインタ等において反射される光(或いは、ユーザが備えるポインタ等から照射される光)を、受光素子において好適に受光することができる。加えて、表示装置は、受光素子に入射した光の色等をも認識することができる。従って、ユーザがいずれの色の光で(或いは、いずれの色の光を反射させながら)表示面をなぞっている或いは指し示しているかに応じて、対応する色のマーカ等を、複数の発光素子を用いて表示することもできる。
上述の如く発光素子及び中間膜を備える表示装置の態様では、前記入射する光の光路に沿って、前記複数の発光素子のうちの一の発光素子、前記一の発光素子と対になる前記複数の受光素子のうちの一の受光素子及び前記一の発光素子と対になる前記複数の中間膜のうちの一の中間膜の夫々が積層されているように構成してもよい。
このように構成すれば、発光素子と受光素子と中間膜とを対にさせつつ、上述した利益を享受することができる。
上述の如く発光素子を備える表示装置の態様では、前記複数の発光素子のうちの一の発光素子は、前記入射する光の光路を基準として、前記一の発光素子に対応する前記複数の受光素子のうちの一の受光素子と異なる位置に配置されているように構成してもよい。
このように構成すれば、一の発光素子は、入射する光の光路を基準として、一の受光素子と相互に重ならない部分を有している。或いは、一の発光素子は、入射する光の光路を基準として、一の受光素子と相互に重ならない。即ち、一の発光素子と一の受光素子とは、入射する光の光路を基準としてずれた位置に夫々配置される。
この構成においては更に、入射する光を略100%反射する反射膜が、前記一の発光素子の周囲に形成されるように構成してもよい。
このように構成すれば、発光素子から発せられた光を、ユーザやユーザが備えるポインタ等に向けてより効率的に伝搬させることができる。これにより、発光素子から発せられた光の利用効率を向上させることができる。そして、入射する光を略100%反射する反射膜を形成したとしても、発光素子と受光素子とが、光の光路を基準としてずれているため、受光素子に光は好適に入射する。従って、反射膜を、受光素子へ光を導く導光路としても利用することができる。
上述の如く発光素子を備える表示装置の態様では、前記複数の受光素子の夫々は、前記複数の発光素子の夫々と1:L(Lは、1以上の整数)で対応しているように構成してもよい。
このように構成すれば、一つの受光素子で、複数の発光素子に対応させることができるため、受光素子の数を減らすことができる。
上述の如く発光素子を備える表示装置の態様では、前記複数の発光素子は、有機EL(Electro Luminescence)素子を含むように構成してもよい。或いは、前記複数の発光素子は、無機EL素子を含むように構成してもよい。
このように構成すれば、印刷法(例えば、インクジェット法等)により、薄膜状の発光素子を形成することができる。これにより、表示装置の薄型化を図ることができる。
上述の如く発光素子を備える表示装置の態様では、前記発光素子及び前記受光素子の夫々から離れた位置において、前記複数の発光素子のうちの少なくとも一つから発せられる光を反射する反射膜を備えたポインタを更に備えるように構成してもよい。
このように構成すれば、ポインタを用いて表示装置の表示面をなぞる或いは指し示すことで、ポインタに備えられた反射膜を介して発光素子から発せられた光が反射される。その結果、ユーザがポインタを用いてなぞった或いは指し示した部分の受光素子の受光量が増加する。従って、ユーザが何れの部分をなぞっているか或いは指し示しているかを認識することができるため、ユーザがなぞった或いは指し示した部分を所定の形状のマーカ等にて表示させることができる。
上述の如くポインタを備える表示装置の態様では、前記反射膜は、前記複数の発光素子のうちの少なくとも一つから発せられる光のうち所定の波長の光成分を選択的に反射するように構成してもよい。
このように構成すれば、ポインタの反射膜において反射する光を選択することができる。従って、ユーザは、ポインタを用いて、所望の波長の光成分を選択的に反射することができ、受光素子は、所望の波長の反射光を選択的に受光することができる。
上述の如く所定の波長の光成分を選択的に反射する反射膜を備えるポインタを備える表示装置の態様では、前記複数の発光素子のうちの少なくとも一つから発せられる光のうち所定の波長の光成分を選択的に透過する半透過膜が前記反射膜上に形成されているように構成してもよい。
このように構成すれば、半透過膜において、所定の波長の光成分が選択的に透過し、所定の波長以外の波長の光成分が減衰、散乱ないしは吸収されるため、反射膜においては、所定の波長の光成分が選択的に反射される。
上述の如くポインタを備える表示装置の態様では、前記ポインタは、前記複数の発光素子のうちの少なくとも一つから発せられる光を前記受光素子に向けて反射する第一状態及び前記前記複数の発光素子のうちの少なくとも一つから発せられる光を前記受光素子に向けて反射しない第二状態を相互に切替可能であって、前記第一状態及び前記第二状態を切り替える切替手段を更に備えるように構成してもよい。
このように構成すれば、例えばユーザの指示等に基づいて第一状態と第二状態とを切り替えることで、ポインタは、発光素子から発せられる光を反射したり或いは反射しなかったりすることができる。そして、第一状態と第二状態とを切り替えることで、後に詳述するように、表示面上に表示されたボタンの選択等を行うことができる。
上述の如くポインタを備える表示装置の態様では、前記ポインタは、前記反射膜の反射面の当該ポインタに対する角度を変化させることで、前記第一状態及び前記第二状態を相互に切替可能であるように構成してもよい。
このように構成すれば、反射膜の角度を機械的に、電気的に或いは磁気的に変化させることで、比較的容易に上述の第一状態と第二状態とを切り替えることができる。
上述の如く発光素子を備える表示装置の態様では、前記複数の受光素子の夫々の受光量を監視する監視手段と、前記複数の受光素子のうち少なくとも一つの受光量が所定の閾値以上であるか否かを判定する判定手段と、前記少なくとも一つの受光素子の受光量が前記閾値を超えていると判定された場合、前記少なくとも一つの受光素子と1:M(Mは、1以上の整数)で対応する前記複数の発光素子のうちの少なくとも一つから光を発するように前記複数の発光素子の夫々を制御する制御手段とを更に備える。
このように構成すれば、監視手段の動作により、複数の受光素子の受光量が監視(モニタリング)される。その際、判定手段の動作により、複数の受光素子のうち少なくとも一つの受光量が所定の閾値以上であるか否かが判定される。言い換えれば、判定手段の動作により、受光量が所定の閾値以上である受光素子が選択される。そして、制御手段の動作により、受光量が閾値を超えていると判定された受光素子に対応している発光素子から光を発するように、複数の発光素子が制御される。これにより、ユーザがポインタ等を用いてなぞった或いは指し示した部分を好適に認識することができると共に、当該部分を所定の形状のマーカ等にて表示させることができる。
本発明の第1表示装置は、前記複数の受光素子の夫々の受光量を監視する監視手段と、前記複数の受光素子のうち少なくとも一つの受光素子の受光量が所定の閾値以上であるか否かを判定する判定手段と、前記少なくとも一つの受光素子の受光量が前記閾値を超えていると判定された場合、当該表示装置の外部に設けられており且つ光を発する複数の発光素子を備える発光手段に対して、前記少なくとも一つの受光素子と1:N(Nは、1以上の整数)で対応する前記複数の発光素子のうちの少なくとも一つから光を発するように前記複数の発光素子の夫々を制御する制御手段とを更に備える。
この態様によれば、監視手段の動作により、複数の受光素子の受光量が監視され、判定手段の動作により、複数の受光素子のうち少なくとも一つの受光量が所定の閾値以上であるか否かが判定される。そして、制御手段の動作により、例えば外部のディスプレイ等の発光手段が備える複数の発光素子のうちの受光量が閾値を超えていると判定された受光素子に対応している発光素子から光を発するように、複数の発光素子が制御される。これにより、ユーザがポインタ等を用いてなぞった或いは指し示した部分を好適に認識することができると共に、当該部分を所定の形状のマーカ等にて表示させることができる。
上記課題を解決するために、本発明の第2表示装置は、光を発する複数の発光素子と、前記発光層を介して入射する光を受光する複数の受光素子とを備え、前記複数の発光素子のうちの一の発光素子は、前記入射する光の光路を基準として、前記一の発光素子に対応する前記複数の受光素子のうちの一の受光素子と異なる位置に配置されている。
本発明の第2表示装置によれば、発光素子から発せられた光は、例えばユーザが有する例えばペン型のポインタにより反射され、その後に発光素子を介して受光素子に入射する。即ち、表示装置の面(例えば、表示面等)上を、ユーザがポインタ等を用いてなぞる或いは指し示すことで、ユーザがなぞった或いは指し示した部分の受光素子の受光量が増加する。このため、受光素子の受光量を監視する(モニタリングする)ことで、ユーザが何れの部分をなぞっているか或いは指し示しているかを認識することができる。その結果、当該表示装置が備える複数の発光素子を用いて、ユーザがなぞった或いは指し示した部分を所定の形状のマーカ等にて表示させることができる。これにより、ユーザは、複数の発光素子が光を発することで表示されている映像等に関連付けて、表示面上の所望の部分を指し示すことができる。或いは、ユーザは、表示面に所望の文字や所望の形状を有する図形等を描画することができる。
特に、第2表示装置においては、一の発光素子は、入射する光の光路を基準として、一の受光素子と相互に重ならない部分を有している。或いは、一の発光素子は、入射する光の光路を基準として、一の受光素子と相互に重ならない。即ち、一の発光素子と一の受光素子とは、入射する光の光路を基準としてずれた位置に夫々配置される。従って、受光素子には、発光素子の隙間等を介して光が入射することができるため、上述した中間膜を備えていなくとも、ユーザは、複数の発光素子が光を発することで表示されている映像等に関連付けて、表示面上の所望の部分を指し示すことができる。
尚、上述した本発明の第1表示装置の各種態様に対応して、本発明の第2表示装置も各種態様を採用することができる。
本発明の第2表示装置の一の態様では、前記複数の発光素子と前記複数の受光素子との間に配置され、且つ入射する光のうち所定の波長の光成分を反射する複数の中間膜を更に備える。
この態様によれば、発光素子から発せられた光を、中間膜によって反射させることができる。従って、中間膜による反射の結果、発光素子から発せられた光を、ユーザやユーザが備えるポインタ等に向けて効率的に伝搬させることができる。これにより、発光素子から発せられた光の利用効率を向上させることができる。
加えて、受光素子には、所定の波長の光成分を選択的に反射する中間膜を介して光が入射するため、表示装置は、受光素子に入射した光の色等をも認識することができる。従って、第1表示装置と同様に、ユーザがいずれの色の光で(或いは、いずれの色の光を反射させながら)表示面をなぞっている或いは指し示しているかに応じて、対応する色のマーカ等を、複数の発光素子を用いて表示することもできる。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から明らかにされる。
以上説明したように、本発明の第1表示装置によれば、受光素子及び中間膜を備える。また、本発明の第2表示装置によれば、発光素子及び受光素子を備え、一の発光素子は、入射する光の光路を基準として、一の発光素子に対応する一の受光素子と異なる位置に配置されている。従って、ユーザが指し示す表示面上の所望の部分をマーカ等にて表示することができる。
本実施例に係る表示システムの基本構成を概略的に示す斜視図である。 本実施例に係る表示システム内の、ディスプレイの画素の配置を概略的に示す平面図である。 本実施例に係る表示システム中の、ディスプレイの画素の構造を概略的に示す断面図である。 本実施例に係る表示システム中の、ディスプレイの画素の構造を詳細に示す断面図である。 本実施例に係る表示システムの動作の一の態様を概念的に示す断面図である。 本実施例に係る表示システムの動作の他の態様を概念的に示す断面図である。 本実施例に係る表示システムに用いられるポインタのより具体的な一の構成を概念的に示す断面図である。 本実施例に係る表示システムに用いられるポインタのより具体的な他の構成を概念的に示す断面図である。 更に他の構成を採用するポインタを用いた場合の、本実施例に係る表示システムの動作の態様を概念的に示す断面図である。 本実施例に係る表示システムの第1の変形例を概念的に示す断面図である。 本実施例に係る表示システムの第2の変形例を概念的に示す平面図である。 本実施例に係る表示システムの第3の変形例を概念的に示す断面図である。 本実施例に係る表示システムの第4の変形例を概念的に示す断面図である。 本実施例に係る表示システムの第5の変形例を概念的に示す断面図である。
符号の説明
1 表示システム
100 ディスプレイ
110R、110G、110B 発光素子
120R、120G、120B 波長依存性半透過膜
130R、130G、130B 受光素子
200 ポインタ
201 反射膜
以下、本発明を実施するための最良の形態について実施例毎に順に図面に基づいて説明する。
(1)基本構成
初めに、図1から図4を参照して、本実施例に係る表示システムの基本構成について説明する。ここに、図1は、本実施例に係る表示システムの基本構成を概略的に示す斜視図であり、図2は、本実施例に係る表示システム内のディスプレイの画素の配置を概略的に示す平面図であり、図3は、本実施例に係る表示システム中のディスプレイの画素の構造を概略的に示す断面図であり、図4は、本実施例に係る表示システム中のディスプレイの画素の構造を詳細に示す断面図である。
図1に示すように、本実施例に係る表示システム1は、所定の映像等を表示するためのディスプレイ100と、該ディスプレイ100に所定のマーカ等(例えば、直線や曲線や図形やアイコン等)を描くために用いられる、先端に反射膜201を備えたポインタ200とを備える。ユーザがポインタ200を用いてディスプレイ100の表示面上をなぞる或いは指し示すことで、ディスプレイ100上には、図1に示すように、ユーザがなぞった或いは指し示した部分に対応して所定のマーカ等が表示される。
図2に示すように、ディスプレイ100は、マトリクス状に配置されたRGBの3種類の画素を備えて構成されている。ディスプレイ100に入力される映像信号等に応じて、これら3種類の画素を選択的に発光させることで、ディスプレイ100の表示面上に所定の映像等が表示される。
RGBの3種類の画素の断面図を図3に示す。図3に示すように、各画素は、透明なガラス基板等からなる上側部材105及び下側部材140との間に挟まれるように配置されている。Rの画素(即ち、赤色光を発する画素)は、赤色光(具体的には、概ね660nm程度の波長を有する光)を発する発光素子110Rと、本発明の「中間膜」の一具体例を構成する波長依存性半透過膜120Rと、光を受光する受光素子130Rとを備える。波長依存性半透過膜120Rは、赤色光以外の光の大部分(例えば、略50%以上であって、好ましくは略75%以上であって、より好ましくは略90%以上)を選択的に透過すると共に、赤色光の大部分(例えば、略50%以上であって、好ましくは略75%以上であって、より好ましくは略90%以上)を選択的に反射する。より具体的には、波長依存性半透過膜120Rは、発光素子110Rから発せられる赤色光或いはディスプレイ100の外部より入射する赤色光の大部分を反射すると共に、ディスプレイ100の外部より入射する赤色光以外の光の大部分を透過する。
また、Gの画素(即ち、緑色光を発する画素)は、緑色光(具体的には、概ね520nm程度の波長を有する光)を発する発光素子110Gと、本発明の「中間膜」の一具体例を構成する波長依存性半透過膜120Gと、光を受光する受光素子130Gとを備える。波長依存性半透過膜120Gは、緑色光以外の光の大部分(例えば、略50%以上であって、好ましくは略75%以上であって、より好ましくは略90%以上)を選択的に透過すると共に、緑色光の大部分(例えば、略50%以上であって、好ましくは略75%以上であって、より好ましくは略90%以上)を選択的に反射する。より具体的には、波長依存性半透過膜120Gは、発光素子110Gから発せられる緑色光或いはディスプレイ100の外部より入射する緑色光の大部分を反射すると共に、ディスプレイ100の外部より入射する緑色光以外の光の大部分を透過する。
また、Bの画素(即ち、青色光を発する画素)は、青色光(具体的には、概ね450nm程度の波長を有する光)を発する発光素子110Bと、本発明の「中間膜」の一具体例を構成する波長依存性半透過膜120Bと、光を受光する受光素子130Bとを備える。波長依存性半透過膜120Bは、青色光以外の光の大部分(例えば、略50%以上であって、好ましくは略75%以上であって、より好ましくは略90%以上)を選択的に透過すると共に、青色光の大部分(例えば、略50%以上であって、好ましくは略75%以上であって、より好ましくは略90%以上)を選択的に反射する。より具体的には、波長依存性半透過膜120Bは、発光素子110Bから発せられる青色光或いはディスプレイ100の外部より入射する青色光の大部分を反射すると共に、ディスプレイ100の外部より入射する青色光以外の光の大部分を透過する。
そして、受光素子130R、130G及び130Bの夫々には、本発明の「監視手段」の一具体例を構成する受光量検出回路150が接続されている。受光量検出回路150は、受光素子130R、130G及び130Bの夫々の受光量を検出し、検出した受光量を表示制御回路160等に出力する。
また、発光素子110R、110G及び110Bの夫々は、本発明の「判定手段」及び「制御手段」の一具体例を構成する表示制御回路160の制御を受けて、光を発する。表示制御回路160は、ディスプレイ100に入力される映像信号等に応じて、発光素子110R、110G及び110Bの夫々を選択的に発光させる。また、表示制御回路160は、受光量検出回路150において検出された受光量に応じても、発光素子110R、110G及び110Bの夫々を選択的に発光させる。係る動作については、後に詳述する(図5等参照)。
続いて、各画素のより詳細な構成を説明する。図4に示すように、発光素子110R、110G及び110Cの夫々は、例えば有機EL素子であって、透明電極111と、正孔輸送層112と、発光層113と、電子輸送層114と、透明電極115とを備える。
透明電極111は、光透過性を有するアノード電極であって、例えばITO(Indium Titan Oxide)電極である。又、アノード電極として、ITO電極に代えて、IZO(Indium Zinc Oxide:インジウム・亜鉛・オキサイド)電極であってもよい。
正孔輸送層112は、正孔を発光層113に円滑に移動させると共に、発光層113に流入した電子が正孔輸送層112に流入するのを防ぐ構成である。正孔輸送層112は、正孔移動度が相対的に大きい材料(特に、有機材料)を含んで構成されることが好ましい。
発光層113は、実際に光を発する。より具体的には、透明電極111及び115の間に電圧が印加されることで、正孔輸送層112から流入する正孔と電子輸送層114から流入する電子との結合に起因する発光層113中の電子のエネルギー状態の変化により、光が発せられる。発光層113は、発光効率(量子効率)が高く、キャリア(即ち、正孔や電子)の輸送性が高い材料(特に、有機材料)を含んで構成されることが好ましく、いずれの色の光を発するかに応じて、好適な材料(特に、有機材料)を含んで構成されることが好ましい。
電子輸送層114は、電子を発光層113に円滑に移動させると共に、発光層113に流入した正孔が電子輸送層114に流入するのを防ぐ構成である。電子輸送層114は、電子移動度が相対的に大きい材料(特に、有機材料)を含んで構成されることが好ましい。
透明電極115は、光透過性を有するカソード電極であって、例えばITO(Indium Titan Oxide)電極である。又、カソード電極として、ITO電極に代えて、IZO(Indium Zinc Oxide:インジウム・亜鉛・オキサイド)電極であってもよい。
尚、透明電極111と正孔輸送層112との間に、例えばCuPc(銅フタロシアニン)等を含む正孔注入層を更に備えていてもよいし、或いは電子輸送層114と透明電極115との間に、例えばLiF(フッ化リチウム)等を含む電子注入層を更に備えていてもよい。
また、受光素子130R、130G及び130Bの夫々は、透明電極131と、有機材料を含む光電変換層132と、有機材料を含む電荷輸送層133と、センサ電極134とを備えている。
光電変換層132に所定のエネルギー以上の光が照射されると、該光のエネルギーは光電変換層132に吸収され、光電変換層132内部における価電子の一部がエネルギーバンド上の禁制帯を飛び越えて伝導電子となり、他方、荷電子帯には正孔が発生する。この伝導電子は、電荷輸送層133を介して透明電極131及び134間を流れることで、透明電極131及び134間に電圧が生ずる。この電圧を測定することで、受光素子130R、130G及び130Bにおいて受光される光の受光量が測定される。
(2)動作の態様
続いて、図5及び図6を参照して、表示システム1の動作の態様について説明する。ここに、図5は、本実施例に係る表示システム1の動作の一の態様を概念的に示す断面図であり、図6は、本実施例に係る表示システム1の動作の他の態様を概念的に示す断面図である。尚、説明の簡略化のため、以下では、発光素子110Bから発せられる青色光に注目して説明を進める。
図5に示すように、ユーザがポインタ200を用いてディスプレイの表面をなぞる或いは指し示している場合には、発光素子110Bから発せられる青色光は、ポインタ200の先端部分に形成されている反射膜201において反射される。反射膜201において反射された青色光は、発光素子110B及び該発光素子110Bに近接する他の発光素子110R及び110G(更には、不図示の他の発光素子110R、110G及び110B)に入射する。
このとき、発光素子110Bに入射した青色光の大部分は、波長依存性半透過膜120Bを透過することができない。即ち、発光素子110Bに入射した青色光の大部分は、波長依存性半透過膜120Bにおいて反射する。このため、発光素子110Bに入射した青色光の大部分は、受光素子130Bにおいて受光されず、発光素子110Bに入射した青色光の極一部が受光素子130Bにおいて受光される。その結果、受光素子130Bにおける受光量は、ポインタ200によりディスプレイ100の表示面がなぞられる或いは指し示される前の受光量と比較して、微増ないしは不変である。
一方、発光素子110Bに近接する他の発光素子110R及び110Gに入射した青色光は、波長依存性半透過膜120R及び120Gを透過することができるため、受光素子130R及び130Gにおいて受光される。その結果、受光素子130R及び130Gの受光量は、ポインタ200によりディスプレイ100の表示面がなぞられる或いは指し示される前の受光量と比較して、増大する。
このような受光量の変化は、受光素子130R、130G及び130Bの夫々に接続されている受光量検出回路150において検出される。従って、受光量検出回路150において検出される受光量が増大していれば(或いは、所定の閾値以上であれば)、ユーザがポインタ200を用いて、少なくとも受光量が増大している(或いは、受光量が閾値以上である)受光素子130を含む画素をなぞる或いは指し示していることを認識することができる。このとき、ポインタ200からの反射光を受光していない場合の受光素子130R、130G及び130Bの受光量(或いは、発光素子110R、110G及び110Bの夫々から光が発せられている場合における、ポインタ200からの反射光を受光していない場合の受光素子130R、130G及び130Bの受光量)を基準(即ち、閾値)として受光量を比較することが好ましい。その後、ユーザがポインタ200を用いてなぞる或いは指し示している部分に対応付けて、表示制御回路160は、対応する発光素子110R、110G及び110Bを発光させるように発光素子110R、110G及び110Bの夫々を制御する。これにより、ディスプレイ100には、ユーザがポインタ200を用いてなぞる或いは指し示している部分に対応付けて、所定のマーカ等が表示される。より具体的には、例えば、ユーザがなぞる或いは指し示している部分を黒色の線で表示するとすれば、受光量が増大している受光素子130R及び130Gに対応する発光素子110R及び110G、並びに受光量が増大している受光素子130R及び130Gに対応する発光素子110R及び110Gとひとまとまりの画素単位(即ち、相隣接するRの画素、Gの画素及びBの画素を一つずつ含む画素単位)を構成する発光素子110Gを発光させることで、ディスプレイ100上に、黒色の線が表示される。
他方、図6に示すように、ユーザがポインタ200を用いてディスプレイの表面をなぞっていない或いは指し示していない場合には、発光素子110Bから発せられる青色光は、そのまま外部に向かって伝搬する。その結果、受光素子130R、130G及び130Bの夫々の受光量は変化しない。従って、ディスプレイ100には、該ディスプレイ100に入力される映像信号等に基づく映像が表示され、所定のマーカ等は表示されない。
以上説明したように、受光素子130R、130G及び130Bの夫々の受光量をモニタリングすることで、ユーザがポインタ200を用いてディスプレイ100の表示面上の何れの部分をなぞる或いは指し示しているかを認識することができる。これにより、ユーザがポインタ200を用いてなぞる或いは指し示している部分に対応付けて、所定の形状のマーカ等を表示することができる。
加えて、発光素子110R、110G及び110Bの夫々は、ディスプレイ100の一番外側に配置されている。従って、発光素子110R、110G及び110Bの夫々から、間に不要な構成要素を介在させることなく、外部に向けて光を伝搬することができる。このため、発光素子110R、110G及び110Bの夫々から発せられる光をディスプレイ100の外部に向けて効率的に伝搬することができる。
更に、発光素子110R、110G及び110Bの夫々からディスプレイ100の内部に向かって発せられる光を、波長依存性半透過膜120R、120G及び120Bの夫々において反射することで、該光を外部に向けて伝搬することができる。これにより、発光素子110R、110G及び110Bから発せられる光をより無駄なくディスプレイ100の外部に向けて伝搬することができる。
更に、波長依存性半透過膜120R、120G及び120Bの夫々により、受光素子130R、130G及び130Bの夫々において受光される光の波長が決められている。従って、受光量が増大した受光素子130R、130G及び130Bの組合せに基づいて、何色の光(或いは、いずれの波長の光)を受光しているかを認識することができる。従って、例えば、何色の光(或いは、いずれの波長の光)を受光しているかに応じて、ディスプレイ100に表示するマーカ等の色を選択することもできる。例えば、受光素子130R及び130Gの受光量が所定の基準値と比較して増大しており(或いは、所定の閾値以上であり)且つ受光素子130Bの受光量が所定の基準値と比較して増大していない(或いは、所定の閾値未満である)場合には、受光している光は青色であることを認識することができる。これに基づき、ディスプレイ100上に、マーカ等を青色で表示することもできる。
更に、発光素子110R、110G及び110B、並びに受光素子130R、130G及び130Bの夫々を、有機材料を用いて形成することができる。従って、ディスプレイ100の厚みを相対的に薄くすることができる。また、相対的に低コストなインクジェット法等を用いてディスプレイ100を製造することができるため、表示システム1のコストを低減することができるという利点をも有している。
(3)ポインタ
続いて、図7から図9を参照して、ポインタ200のより具体的な構成について説明を進める。ここに、図7は、本実施例に係る表示システム1に用いられるポインタ200のより具体的な一の構成を概念的に示す断面図であり、図8は、本実施例に係る表示システム1に用いられるポインタ200のより具体的な他の構成を概念的に示す断面図及び上面図であり、図9は、更に他の構成を採用するポインタを用いた場合の、本実施例に係る表示システム1の動作の態様を概念的に示す断面図である。
図7に示すように、反射膜201の表面に波長選択フィルター202を配置してもよい。波長選択フィルター202は、所定の波長の光を選択的に透過し、他方所定の波長以外の波長の光を選択的に減衰、散乱ないしは吸収する。その結果、ポインタ200の先端に設けられている反射膜201においては、所定の波長の光が選択的に反射され、所定の波長以外の波長の光は反射されない。これにより、受光素子130R、130G及び130Bの少なくとも一つにおいて受光される光の波長(即ち、色)を決めることができる。これは、所定の波長の(即ち、色の)レーザ光を照射するレーザポインタを用いてディスプレイ100の表示面上の所定の部分をなぞる或いは指し示すことと同様の動作を可能とすることにつながる。
また、ポインタ200の先端に形成される反射膜201の、ポインタ200の先端に対する角度(言い換えれば、光の光路或いはディスプレイ100の表示面に対する角度)を変化させるように構成してもよい。具体的には、図8(a)に示すように、第1の状態においては、反射膜201が光を反射可能な状態となる一方で、図8(b)に示すように、第2の状態においては、反射膜201が光を反射することができない状態となるように構成してもよい。そして、第1の状態と第2の状態とを切り替えるために、例えば、図8(c)に示すように、第1の状態と第2の状態とを切り替えるためにユーザが押下するボタン203がポインタ200の側面上に設けられている。
このため、ユーザによるボタン203の押下により、反射膜201の角度が変化し、ポインタ200は、光を反射したり或いは反射しなかったりすることができる。従って、ユーザがポインタ200の軌跡に応じてマーカ等を表示することを望んでいない場合には、図8(b)に示す第2の状態へと切り替えることで、ポインタ200がディスプレイ100の表示面をなぞっていても或いは指し示していても、不必要に或いは意図せずマーカ等が表示されてしまう不都合を防止することができる。
また、第1の状態と第2の状態とを適宜切り替えることで、受光素子130R、130G及び130Bへの光の入射を断続的にすることができる。このような光の断続的な入射を、マウスのクリックに相当する「選択」コマンドとすれば、ディスプレイ100の表示面上に表示されたアイコン等を選択し、該選択されたアイコンに応じた動作を行なうように構成してもよい。
また、先端に反射膜201を備えるポインタ200に代えて、図9に示すように、所定の波長(即ち、所定の色の)のレーザ光等を発することができるポインタ210を用いてもよい。図9に示す例では、青色レーザ光(即ち、波長が概ね450nm程度のレーザ光)を発するポインタ210を用いているが、図5に示す場合と同様に、受光素子130R及び130Gの夫々の受光量が増大し、受光素子130Bの受光量は微増或いは変わらない。このため、少なくとも受光量が増大している受光素子130R及び130Gを含む画素を、ユーザがポインタ210を用いて、ディスプレイ100の表示面をなぞる或いは指し示していることを認識することができる。更に、ユーザが青色レーザ光を用いて、ディスプレイ100の表示面をなぞる或いは指し示していることを認識することもできる。
尚、レーザ光等を発することができるポインタ210を用いれば、ディスプレイ100の表示面よりある程度離れた位置からも、ユーザは所望の部分をなぞる或いは指し示すことができるという利点を享受することができる。
(4)変形例
続いて、図10から図14を参照して、本実施例に係る表示システム1の変形例について説明を進める。ここに、図10は、本実施例に係る表示システム1の第1の変形例を概念的に示す断面図であり、図11は、本実施例に係る表示システム1の第2の変形例を概念的に示す平面図であり、図12は、本実施例に係る表示システム1の第3の変形例を概念的に示す断面図であり、図13は、本実施例に係る表示システム1の第4の変形例を概念的に示す断面図であり、図14は、本実施例に係る表示システム1の第5の変形例を概念的に示す断面図である。尚、以下の変形例の説明においては、説明の簡略化のため、表示システム1(或いは、表示システム1を構成するディスプレイ100)の一部の構成要素を選択的に抽出して説明を進める。
図10に示すように、一つの発光素子110R、一つの受光素子110G及び一つの発光素子110Bからなる画素単位において、共通する一つの受光素子130を設けるように構成してもよい。このように構成しても、受光量の増大を検出することはできるため、ポインタ200の反射膜201において反射された光がディスプレイ100の表示面のいずれの画素部分に入射しているか(即ち、ポインタ200がディスプレイ100の表示面のいずれの部分をなぞる或いは指し示しているか)を好適に認識することができる。
或いは、反射膜201において反射された光のディスプレイ100の表示面上におけるスポット径等を考慮して、該スポット径を超えない範囲に分布する複数の画素毎に、共通する一つの受光素子を設けるように構成してもよい。より具体的には、反射膜において反射された光のスポット径が九つの画素(例えば、三つのR画素と、三つのG画素と、三つのB画素)を含む範囲に分布する場合には、九つの画素(或いは、九つ以下の複数の画素)に対して、共通する一つの受光素子130を設けるように構成してもよい。
図11に示すように、発光素子110R、110G及び110Bの長軸方向と、受光素子130R、130G及び130Bの夫々の長軸方向とが、略90度で交わるように構成してもよい。言い換えれば、発光素子110R、110G及び110Bの長軸方向と、受光素子130R、130G及び130Bの夫々の長軸方向とが、略90度のズレを有するように構成してもよい。
図12に示すように、発光素子110Rと受光素子130Rとが、ディスプレイ100の法線方向において(即ち、ディスプレイ100の表示面に略垂直に入射してくる光の光路上において)重ならないように構成してもよい。また、発光素子110Gと受光素子130Gとが、更には発光素子110Bと受光素子130Bとが、ディスプレイ100の法線方向において重ならないように構成してもよい。言い換えれば、受光素子130R、130G及び130Bの夫々が、発光素子110R、110G及び110Bの夫々の間の隙間から光を受光するように構成してもよい。このとき、発光素子110R、110G及び110Bの夫々の、ディスプレイ100の表示面側の面を除く周囲には、例えばアルミニウム等を含む反射膜160が形成される。
発光素子110R、110G及び110Bの夫々から発せられた光は、反射膜160に反射されることで、その殆ど全てがディスプレイ100の外部に向かって伝搬する。従って、発光素子110R、110G及び110Bの夫々から発せられる光をディスプレイ100の外部に向けて効率的に伝搬することができる。
また、反射膜160を形成したとしても、受光素子130R、130G及び130Bの夫々は、ディスプレイ100の法線方向において、発光素子110R、110G及び110Bと重なっていないため、反射膜160の影響を受けることなく、外部より光が好適に入射する。そして、発光素子110R、110G及び110Bの夫々の特に側面に形成される反射膜160は、ディスプレイ100に入射する光にとっては、受光素子130R、130G及び130Bまでの導光路となり得る。従って、例えばポインタ200の先端に設けられた反射膜201において反射された光を、効率的に受光素子130R、130G及び130Bまで伝搬することができる。
図13に示すように、上述した波長依存性半透過膜120R、120G及び120Bを備えないように構成してもよい。このように構成しても、例えばポインタ200の先端に設けられた反射膜201において反射された光が入射すれば、受光素子130R、130G及び130Bの受光量は増大するため、上述したように、ユーザがポインタ200を用いてなぞる或いは指し示している部分を認識することができる。そして、波長依存性半透過膜120R、120G及び120Bを備えていないがゆえに、ディスプレイ100の構成を相対的に簡易なものとすることができると共に、ディスプレイ100の更なる薄型化を図ることができる。
また、発光素子110R、110G及び110Bの夫々から発せられる光も、ある程度はディスプレイ100の外部に向かって伝搬するため、通常の映像の表示やマーカ等の表示に耐え難いほどの支障は生じない。しかしながら、より好適な映像やマーカ等の表示という観点からは、図13に示す構成は、発光素子110R、110G及び110Bの夫々の発光効率が相対的に高い場合に採用することが好ましい。発光素子110R、110G及び110Bの夫々の発光効率が相対的に低い場合には、上述した波長依存性半透過膜120R、120G及び120Bを備えることが好ましい。
図14に示すように、波長依存性半透過膜120R、120G及び120B、並びに受光素子130R、130G及び130Bのみを備えており、発光素子110R、110G及び110Bを備えていない構成であってもよい。この場合、発光素子110R、110G及び110Bに代えて、例えば外部のディスプレイを用いて、ユーザがポインタ200を用いてなぞる或いは指し示している部分に対応付けて、所定の形状のマーカ等を表示するように構成してもよい。これにより、例えばタブレットの如き操作を実現することができる。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴なう表示装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明に係る表示装置は、例えば、ポインタ等を用いてユーザが指定している場所を表示面上に表示する機器に利用可能であり、特にこのような機器を含むディスプレイ等の表示装置に利用可能である。

Claims (16)

  1. 入射する光のうち少なくとも所定の波長の光成分を含む光を反射する複数の中間膜と、
    前記中間を介して入射する光を受光する複数の受光素子と、
    光を発すると共に、前記複数の受光素子の夫々との間に前記複数の中間膜が配置される複数の発光素子と
    を備え、
    前記複数の中間膜の夫々は、前記複数の発光素子の夫々と対になって配置されており、対になる前記発光素子から発せられる光を反射すると共に、対になる前記発光素子から発せられる光の波長以外の波長の光成分を透過することを特徴とする表示装置。
  2. 前記受光素子は、有機受光素子を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記入射する光の光路に沿って、前記複数の発光素子のうちの一の発光素子、前記一の発光素子と対になる前記複数の受光素子のうちの一の受光素子及び前記一の発光素子と対になる前記複数の中間膜のうちの一の中間膜の夫々が積層されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記複数の発光素子のうちの一の発光素子は、前記入射する光の光路を基準として、前記一の発光素子に対応する前記複数の受光素子のうちの一の受光素子と異なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 入射する光を略100%反射する反射膜が、前記一の発光素子の周囲に形成されることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記複数の受光素子の夫々は、前記複数の発光素子の夫々と1:L(Lは、1以上の整数)で対応していることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記複数の発光素子は、有機EL(Electro Luminescence)素子を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  8. 前記複数の発光素子は、無機EL素子を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  9. 前記発光素子及び前記受光素子の夫々から離れた位置において、前記複数の発光素子のうちの少なくとも一つから発せられる光を反射する反射膜を備えたポインタを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  10. 前記反射膜は、前記複数の発光素子のうちの少なくとも一つから発せられる光のうち所定の波長の光成分を選択的に反射することを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  11. 前記複数の発光素子のうちの少なくとも一つから発せられる光のうち所定の波長の光成分を選択的に透過する半透過膜が前記反射膜上に形成されていることを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  12. 前記ポインタは、前記複数の発光素子のうちの少なくとも一つから発せられる光を前記受光素子に向けて反射する第一状態及び前記前記複数の発光素子のうちの少なくとも一つから発せられる光を前記受光素子に向けて反射しない第二状態を相互に切替可能であって、
    前記第一状態及び前記第二状態を切り替える切替手段を更に備えることを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  13. 前記ポインタは、前記反射膜の反射面の当該ポインタに対する角度を変化させることで、前記第一状態及び前記第二状態を相互に切替可能であることを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
  14. 前記複数の受光素子の夫々の受光量を監視する監視手段と、
    前記複数の受光素子のうち少なくとも一つの受光量が所定の閾値以上であるか否かを判定する判定手段と、
    前記少なくとも一つの受光素子の受光量が前記閾値を超えていると判定された場合、前記少なくとも一つの受光素子と1:M(Mは、1以上の整数)で対応する前記複数の発光素子のうちの少なくとも一つから光を発するように前記複数の発光素子の夫々を制御する制御手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  15. 前記複数の受光素子の夫々の受光量を監視する監視手段と、
    前記複数の受光素子のうち少なくとも一つの受光素子の受光量が所定の閾値以上であるか否かを判定する判定手段と、
    前記少なくとも一つの受光素子の受光量が前記閾値を超えていると判定された場合、当該表示装置の外部に設けられており且つ光を発する複数の発光素子を備える発光手段に対して、前記少なくとも一つの受光素子と1:N(Nは、1以上の整数)で対応する前記複数の発光素子のうちの少なくとも一つから光を発するように前記複数の発光素子の夫々を制御する制御手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  16. 光を発する複数の発光素子と、
    前記発光素子を介して入射する光を受光する複数の受光素子と、
    前記複数の発光素子と前記複数の受光素子との間に配置され、且つ入射する光のうち所定の波長の光成分を反射する複数の中間膜と
    を備え、
    前記複数の発光素子のうちの一の発光素子は、前記入射する光の光路を基準として、前記一の発光素子に対応する前記複数の受光素子のうちの一の受光素子と異なる位置に配置されており、
    前記複数の中間膜の夫々は、前記複数の発光素子の夫々と対になって配置されており、対になる前記発光素子から発せられる光を反射すると共に、対になる前記発光素子から発せられる光の波長以外の波長の光成分を透過することを特徴とする表示装置。
JP2007521275A 2005-06-15 2006-06-12 表示装置 Expired - Fee Related JP4589389B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005174963 2005-06-15
JP2005174963 2005-06-15
PCT/JP2006/311751 WO2006134869A1 (ja) 2005-06-15 2006-06-12 表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006134869A1 JPWO2006134869A1 (ja) 2009-01-08
JP4589389B2 true JP4589389B2 (ja) 2010-12-01

Family

ID=37532231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007521275A Expired - Fee Related JP4589389B2 (ja) 2005-06-15 2006-06-12 表示装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7750896B2 (ja)
JP (1) JP4589389B2 (ja)
WO (1) WO2006134869A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5005601B2 (ja) * 2008-03-31 2012-08-22 公益財団法人鉄道総合技術研究所 大型の液晶表示装置用レーザ・ポインティング装置
WO2010026978A1 (ja) * 2008-09-04 2010-03-11 コニカミノルタホールディングス株式会社 光センサ内蔵表示パネル及び光センサ内蔵表示装置
JP5567776B2 (ja) * 2008-11-14 2014-08-06 シャープ株式会社 色検出/色出力装置、色検出/色出力プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体、並びに色検出/色出力方法
GB2466846A (en) 2009-01-13 2010-07-14 Barco Nv Sensor system and method for detecting a property of light emitted from at least one display area of a display device
KR20110009973A (ko) * 2009-07-23 2011-01-31 삼성전자주식회사 디스플레이 시스템 및 디스플레이 시스템의 제어 방법
KR101799523B1 (ko) * 2011-08-29 2017-11-21 삼성전자 주식회사 리모트 센싱과 터치 센싱이 가능한 광터치 스크린 장치
US20130257815A1 (en) * 2012-03-31 2013-10-03 Smart Technologies Ulc Interactive input system and method
CN103425350B (zh) * 2012-05-14 2016-06-01 联想(北京)有限公司 一种交互式显示装置和显示器
WO2016200897A1 (en) * 2015-06-08 2016-12-15 The Florida State University Research Foundation, Inc. Single-layer light-emitting diodes using organometallic halide perovskite/ionic-conducting polymer composite
KR102656834B1 (ko) * 2018-10-17 2024-04-16 삼성전자주식회사 디스플레이 장치 및 이의 제어 방법
US20220278177A1 (en) * 2019-07-17 2022-09-01 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display apparatus, display module, and electronic device
JPWO2021074738A1 (ja) * 2019-10-17 2021-04-22

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002259053A (ja) * 2001-03-01 2002-09-13 Minolta Co Ltd 入出力一体型表示装置及び電子機器
JP2002287900A (ja) * 2000-12-12 2002-10-04 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 情報装置
JP2004079428A (ja) * 2002-08-21 2004-03-11 Seiko Epson Corp 発光装置及びその製造方法、並びに電子機器
JP2004318819A (ja) * 2003-03-31 2004-11-11 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 表示装置および情報端末装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05150901A (ja) 1991-11-29 1993-06-18 Pioneer Electron Corp 画像表示装置におけるポインタ位置座標データ生成装置
US6972753B1 (en) * 1998-10-02 2005-12-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Touch panel, display device provided with touch panel and electronic equipment provided with display device
US6747290B2 (en) 2000-12-12 2004-06-08 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Information device

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002287900A (ja) * 2000-12-12 2002-10-04 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 情報装置
JP2002259053A (ja) * 2001-03-01 2002-09-13 Minolta Co Ltd 入出力一体型表示装置及び電子機器
JP2004079428A (ja) * 2002-08-21 2004-03-11 Seiko Epson Corp 発光装置及びその製造方法、並びに電子機器
JP2004318819A (ja) * 2003-03-31 2004-11-11 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 表示装置および情報端末装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7750896B2 (en) 2010-07-06
JPWO2006134869A1 (ja) 2009-01-08
US20090230872A1 (en) 2009-09-17
WO2006134869A1 (ja) 2006-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4589389B2 (ja) 表示装置
CN108415188B (zh) 一种液晶显示面板、显示装置及其指纹解锁方法
KR101859105B1 (ko) 적외선 센서를 구비한 디스플레이 장치
JP4940226B2 (ja) 有機発光表示装置
JP4924393B2 (ja) ディスプレイ装置
JP5748298B2 (ja) 表示画面と、これに組み合わせたデータ処理システム用制御システム
KR102362126B1 (ko) 투명표시장치
KR101687997B1 (ko) 광 검출 장치 및 표시 장치
KR20190037391A (ko) 표시 장치
US8847907B2 (en) Display device and display direction switching system
JP2007512620A (ja) スタイラス、スタイラスを用いたユーザ入力装置、ユーザ入力装置を含むシステム及び方法
KR20200037653A (ko) 수광화소영역을 포함하는 표시장치
WO2011052261A1 (ja) ポインティング装置
US20140267191A1 (en) Information display apparatus
US20140362054A1 (en) Display control system and reading device
US9323373B2 (en) Touch screen display device
JP2013182273A (ja) 電子設備に応用される表示装置
US20210342031A1 (en) Device and method for generating floating image
US20230176663A1 (en) Display System, Display Device, and Light-Emitting Apparatus
JP2010026693A (ja) 情報入力装置、画像表示装置およびスタイラスペン
KR20080058683A (ko) 디스플레이 장치
WO2013161236A1 (ja) 光学フィルム、表示パネルおよび表示装置
CN215813661U (zh) Micro LED显示装置
JP2009129152A (ja) 表示装置、入力装置及び検出装置
KR20210024346A (ko) 표시 장치 및 표시 장치의 구동 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees