JP4589070B2 - 吹込み用断熱材の送込み方法 - Google Patents

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Description

本発明は、吹込み用断熱材の送込み方法、送込み装置及び送込みノズルに関する。
グラスウール、ロックウール、セルローズ等からなる小片を吹込み用断熱材とし、該断熱材を、図4に示すように、吹込み装置51を用いて、壁52内に吹き込む場合に、壁52内の空間部53が空気の逃げ場のない空間部であると、該空間部に断熱材を吹き込むのが困難であることから、内装ボードを付ける前の壁52に、寒冷紗などのメッシュ54を付けて断熱材58の吹込みを行う必要がある。なお、吹込み装置51において、55はブロワー、56は断熱材収容器、57はホースである。
しかしながら、リフォームなどで、建物に備えられた既存の壁の内部に断熱材を吹き込む場合は、壁に内装ボードが付けられていて壁内の空間部に空気の逃げ場がないことから、内装ボードに上記の吹込み装置51のホース57を差し込む差込み口を設けて吹込みを行っただけでは、断熱材を吹き込むのが困難であるか、あるいは、吹込みに長い時間を要してしまう。そのため、内蔵ボードを取り外して、図4に示すように、寒冷紗などのメッシュ54を付けて吹込みを行い、吹込み完了後、内装ボードを付け直すしかないが、それでは、施工がきわめて厄介なものになってしまう。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、空気の逃げ場のない空間部に対してであっても、吹込み用断熱材を能率良く送り込んでいくことができる、吹込み用断熱材の送込み方法、送込み装置及び送込みノズルを提供することを課題とする。
上記の課題は、空気の逃げ場のない空間部に吹込み用断熱材を送り込む方法であって、
断熱材吐出口よりも基端側に位置して、送込み空気を逃がすが断熱材を逃がさない空気抜き部が設けられた断熱材送込み装置を用い、
前記空間部に口を明け、送込み装置の吐出口を、空気抜き部が外に位置するように前記口にセットし、送込み装置を駆動して送込み用の空気を断熱材吐出口に向けて送ることを特徴とする、吹込み用断熱材の送込み方法によって解決される。
この方法では、送込み装置の断熱材吐出口よりも基端側に位置して空気抜き部が設けられているので、空気の逃げ場のない空間部の口に装置の吐出口をセットし、装置を駆動すると、送込み空気は、空気の逃げ場のない空間部には入り込めないため、空気抜き部を通じて外に排気される。そして、断熱材は、空気抜き部までを送込み空気に連れられて移動し、空気抜き部から先は、空気抜き部までを送込み空気に連れられて移動していく断熱材に後方より押し動かされ、吐出口から押し出されて、空間部内に送り込まれていく。こうして、空気の逃げ場のない空間部に対してであっても、吹込み用断熱材を能率良く送り込んでいくことができる。
しかも、従来の吹込み装置に空気抜き口を備えさせるだけでも実施できるので、そのような実施を行う場合は、実施に要する設備コストを低く抑えることができる。
また、上記の課題は、断熱材吐出口よりも基端側に位置して、送込み空気を逃がすが断熱材を逃がさない空気抜き部が設けられていることを特徴とする、吹込み用断熱材の送込み装置や、断熱材吐出口よりも基端側に位置して、送込み空気を逃がすが断熱材を逃がさない空気抜き部が設けられていることを特徴とする、吹込み用断熱材の送込みノズルによっても同様に解決される。特に、送込みノズルの場合は、従来の吹込み装置にノズルを付けるだけで送込みを行っていくことも可能になる。
本発明は、以上のとおりのものであるから、空気の逃げ場のない空間部に対してであっても、吹込み用断熱材を能率良く送り込んでいくことができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示す第1実施形態おいて、1は吹込み用断熱材、2は断熱材送込み装置、3は送込みの対象である壁である。壁3は、両面に既にボード3a,3aが取り付けられた建物の既設の壁からなっていて、内部4は空気の逃げ場のない空間部になっている。
送込み装置2は、図1(イ)に示すように、吹込み用断熱材1を収容する収容器5と、送込み駆動源としてのブロワー6と、送込みホース7と、送込みホース7の先端部に取り付けられた送込みノズル8とを備えている。ノズル8は、図1(ロ)に示すように、先端部に広幅の扁平な断熱材吐出口9を備えると共に、該吐出口9よりも基端側に位置する周壁部分には多数のパンチング孔10…が分散状態に明けられて空気抜き部が形成されている。各パンチング孔10…のサイズは、断熱材1を逃がさないサイズに設定されている。また、断熱材吐出口9の幅方向中間部には遮風部11が備えられ、遮風部11を挟む両側から断熱材1が吐出するようになされている。なお、該遮風部11は、図1(ハ)に示すように、省略されてもよい。
壁3内の空間部4への吹込み用断熱材1の送込みは、図1(イ)に示すように、壁3の上部に送込み口12を明け、そこに、図2(イ)(ロ)に示すように、ノズル8の吐出口9を、空気抜き部10が外に位置するようにセットし、ブロワー6を駆動すればよい。なお、壁3に設ける送込み口12は、ノズル8の先端部を差し込むことができる程度の孔でもよい。
すると、ブロワー6の駆動でホース7内に送り込まれる空気は、空気の逃げ場のない壁3内の空間部4には入り込めないため、図2に示すように、ノズル8の空気抜き部10を通じて外に排気される。そして、断熱材1は、空気抜き部10までを送込み空気に連れられて移動し、空気抜き部10から先は、空気抜き部10までを送込み空気に連れられて移動していく断熱材に後方より押し動かされ、図2(イ)(ハ)に示すように、吐出口9から押し出されて、壁3内の空間部4内に送り込まれていく。こうして、空気の逃げ場のない壁3内の空間部4に対して、吹込み用断熱材1を能率良く送り込んでいくことができる。なお、断熱材1の送込みを終えた後、壁3の送込み口12を塞げばよい。送込み口12は小さくてよいので、壁3の修復も容易である。
図3に示す第2実施形態は、空気は逃がすが断熱材は逃がさないメッシュ材13でノズル8の周壁を形成することで空気抜き部を備えさせたもので、第1実施形態と同様の原理により、空気の逃げ場のない壁3内の空間部4に対し、吹込み用断熱材1を能率良く送り込んでいくことができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、本発明では、送込み装置の具体的構成に制限はなく、ブロワーと、断熱材吐出口と、空気抜き部が備えられたものであればよい。
また、断熱材送込みの対象は、壁に限らず、空気の逃げ場のない、あるいは、空気の逃げ場のある、様々な空間部であってよい。空気の逃げ場のある空間部に対しても、本発明の送込み装置、送込みノズルを用いることで、送り込まれた断熱材に送込み空気が吹き付けられることがなく、送り込まれた断熱材の吹き散りを抑えながら、断熱材の送込みを行っていくことができる。
また、本発明では、空気抜き部から抜かれる空気をブロワーに返流することで空気を循環させるようにするのもよく、その場合は、周囲の空気が送込み空気で不本意に動かされるのを防ぐことができる。
第1実施形態を示すもので、図(イ)は送込み方法を示す説明図、図(ロ)送込み装置のノズル部分を示す斜視図、図(ハ)はノズルの変形例を示す斜視図である。 図(イ)は断熱材を送り込んでいる途中の状態を示す説明図、図(ロ)はその要部拡大図、図(ハ)はノズルから断熱材が吐出している状況を示す斜視図である。 第2実施形態を示すもので、図(イ)は断熱材を送り込んでいる途中の状態を示す説明図、図(ロ)はその要部拡大図、図(ハ)はノズルから断熱材が吐出している状況を示す斜視図である。 背景技術を示すもので、断熱材を吹き込んでいる途中の状態を示す説明図である。
符号の説明
1…吹込み用断熱材
2…送込み装置
4…空気の逃げ場のない空間部
6…ブロワー
8…ノズル
9…吐出口
10…パンチング孔(空気抜き部)
12…送込み口
13…メッシュ材(空気抜き部)

Claims (1)

  1. 空気の逃げ場のない空間部に吹込み用断熱材を送り込む方法であって、
    断熱材吐出口よりも基端側に位置して、送込み空気を逃がすが断熱材を逃がさない空気抜き部が設けられた断熱材送込み装置を用い、
    前記空間部に口を明け、送込み装置の吐出口を、空気抜き部が外に位置するように前記口にセットし、送込み装置を駆動して送込み用の空気を前記空気抜き部を通じて外に排気することにより、断熱材を送込み空気に連れさせて空気抜き部まで移動させ、空気抜き部から先は、空気抜き部までを送込み空気に連れられて移動していく断熱材によって後方より押し動かして吐出口から押し出し、前記空間部内に送り込んでいくことを特徴とする、吹込み用断熱材の送込み方法
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