JP4588465B2 - 伝送制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ディジタル無線通信システムにおける伝送制御方法に関するものであり、特に、無線LAN通信において、無線端末間の距離,電波を通さない障害物などの影響により、お互いの無線信号が衝突する問題、すなわち、隠れ端末問題(Hidden Terminal Problem)を解決するための伝送制御方法に関するものである。
従来のディジタル無線通信システムにおいて用いられている一般的なランダムアクセス技術の一つとして、CSMA(Carrier Sense Multiple Access)と呼ばれる方式があり、このCSMAは、たとえば、無線パケット通信等で用いられている。CSMAでは、各々の無線端末が、無線パケットの送信に先立ち、無線チャネルのキャリアセンスを行い、たとえば、チャネルの使用中(チャネルビジー)を確認した場合には無線パケットの送信を控え、一方で、チャネル未使用(チャネルアイドル)を確認した場合には無線パケットを送信する。
なお、米国の無線LAN標準化規格IEEE802.11(下記非特許文献1参照)では、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)が使用されている。これに対して、欧州の無線LAN標準化規格HiperLAN(下記非特許文献2参照)においては、無線端末の送信要求に応じて送信機会を与えるTDMA(Time Division Multiple Access)が使用されている。
また、IEEE802.11においては、以下の技術が開示されている。たとえば、衝突が基本的に発生しないアクセス期間であるCFP(Contention Free Period)においては、CSMA/CAに基づいたポーリング方式のアクセス方法として、PCF(Point Coordination Function)やHCCA(HCF Controlled Channel Access)が規定されている(下記非特許文献3、4参照)。たとえば、PCFを用いたアクセス方式では、通常のデータ送信時よりも短いキャリアセンス時間PIFS(PCF Inter Frame Space)を用いてPCF期間を開始する。そして、無線基地局がBeaconフレームを送信後に、さらに短いSIFS(Short Inter Frame Space)を用いて、無線基地局と複数の無線端末との間において通信が行われる。
また、無線基地局が自局にて提供する通信エリアに存在する全ての無線端末と通信が行える状態において、無線端末間の距離,電波を通さない障害物などの影響により、同一通信エリアに存在するにもかかわらず無線端末間の無線信号がお互いに到達しない状況が発生する。このような状況における無線端末は「隠れ端末」と呼ばれ、この隠れ端末により生じる問題は「隠れ端末問題(Hidden Terminal Problem)」と呼ばれる。すなわち、他の無線端末が通信を行っていないことをキャリアセンスにて検出するようなシステムの場合は、上記理由により隠れ端末が発生する可能性があり、この隠れ端末の関係になっている無線端末のトラフィックにおいては、お互いの無線信号が衝突する可能性がある。
この隠れ端末問題の影響を低減する方法としては、たとえば、非特許文献1において、「RTS/CTS」と呼ばれる短いコントロールフレームを無線端末が送りたいデータに先立って送受信することで、データ衝突した際の影響を少なくする方法、が規定されている。
なお、下記非特許文献5においては、無線端末が他の無線端末(無線基地局を含む)に対して隠れ端末に関する情報を通知するメッセージ「Hidden Node Request/Report」を使用することが認められている。このメッセージは、隠れ端末の有無を他の無線端末に調査させるための、または報告するためのメッセージであり、たとえば、ある第三者の端末からのDataフレームは受信できるが、そのフレームに対するACKフレームが受信できない場合、または、ある第三者宛てのACKフレームは受信できるが、それに先立って送信された第三者が送信したDataフレームが受信できない場合において、その第三者を隠れ端末として扱う。
IEEE802.11 Standard HyperLAN2 Standard IEEE Wireless LAN Edition "A Compilation based on IEEE Std 802.11-1000(R2003) and its amendments" IEEE802.11e IEEE802.11k-Draft1.0
前述した隠れ端末問題の影響を低減する方法として、非特許文献1に記載されているRTS/CTSのやり取りにて隠れ端末問題を低減させる方法や、非特許文献5に記載されている「Hidden Node Request/Report」などの方法があるが、ある程度のオーバーヘッドが発生するためシステムスループットが低下する、という問題があった。また、非特許文献4においては、メッセージの使用方法が規定されていない、という問題もあった。
また、予め無線基地局からのBeaconフレームまたはその他の報知フレームによって全無線端末に対してポーリングの順番のみを通知しておき、その後、無線端末が自端末の送信順を他端末が送信するフレームを解析することによって把握するようなアクセス方式を用いた場合であって、かつ、特定の無線端末同士が隠れ端末となる位置に存在する場合において、前記特定の無線端末同士は、Uplinkのトラフィックが衝突する可能性がある、という問題があった。また、上記により帯域を有効活用できない、という問題もあった。具体的には、たとえば、ある送信順の一方の無線端末と、送信順がその直後の他方の無線端末と、が隠れ端末の位置に存在する場合、前記他方の無線端末は、キャリアセンスを行っても前記一方の無線端末が送信中であることを検出できないので、チャネル未使用と判断することとなり、その後、前記一方の無線端末が送信中であるにもかかわらず送信を開始してしまうこととなる。その結果、Uplinkのトラフィックが衝突する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、無線信号の衝突を想定していないCFPにおいて隠れ端末問題を回避した上で、さらなる高システムスループットを実現可能な具体的な伝送制御方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる伝送制御方法は、特定の通信エリアを提供する無線基地局と、当該通信エリアに存在する複数の無線端末と、から構成される無線通信システムにおいて、隠れ端末問題を解決するための伝送制御方法であって、たとえば、前記無線基地局が、前記各無線端末に対して、通信可能な装置のリストを要求するリスト要求ステップと、前記リストを要求された各無線端末が、それぞれ自端末にて通信可能な装置を検索し、その検索結果である装置のリストを生成し、その後、生成したリストを前記無線基地局に対して送信するリスト検索ステップと、前記リストを受信した無線基地局が、各リストを集計し、隠れ端末が生じないようにリストに記載された装置をグループ分けし、グループ単位に所定の伝送制御を行う伝送制御ステップと、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、無線基地局が、自局が提供する通信エリアに存在する無線端末、および当該無線端末の干渉となりえる通信装置を、隠れ端末が完全に存在しないグループにそれぞれ分割し、グループ毎に所定の伝送制御を行うこととした。
この発明によれば、無線基地局が、自局が提供する通信エリアに存在する無線端末、および当該無線端末の干渉となりえる通信装置を、隠れ端末が完全に存在しないグループにそれぞれ分割し、グループ毎に所定の伝送制御を行うこととしたので、たとえば、CFPにおいて、BSS内での衝突をなくす(隠れ端末問題解消)ことが可能となる。また、上記グループ分けにより隠れ端末問題を完全に回避できるので、従来技術において問題となっていたオーバーヘッドがなくなり、さらなる高システムスループットを実現できる。
以下に、本発明にかかる伝送制御方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明にかかる伝送制御方法を実現する通信システムの一構成例を示す図であり、基地局(AP)と無線端末(STA)の通信状況を示している。図示のとおり、STA11,12,13は、AP1が提供する通信エリアに存在し、AP1に属して通信を行っている。また、STA14,15は、他のAPが提供する通信エリアに存在し、そのAPに属して通信を行っている。なお、STA14と15は、直接通信を行ってもよく、さらに、自立分散的にアドホックネットワークを構成していてもよい。
ここで、上記通信システムにおいて、隠れ端末問題を回避した上で高システムスループットを実現する、本実施の形態の伝送制御方法について説明する。
図1において、まず、AP1では、後述する通信可能な装置のリスト「Communicatable STAs list」を要求するためのフレーム(Communicatable STAs list Request:CSLReq)を、自局が提供する通信エリアに存在しかつ自局に属するすべてのSTAに対してブロードキャストする。または、上記CSLReqを、特定のSTA宛てにマルチキャストあるいはユニキャストする。なお、上記CSLReqには、通信可能な装置(AP,STAを含む:「通信可能な装置」については後述する)を検索するための計測時間(たとえば、μsec単位)が含まれている。また、上記CSLReqは、STAが送信することとしてもよい。この場合は、AP1が提供する通信エリアに存在しかつAP1に属するすべてのSTA(自STAを含む)に対してCSLReqを送信する。また、CSLReqを受信したSTA(あるいはAP)が通信可能な装置を検索する場合には、現在行っている通信の邪魔にならないように行う。
つぎに、AP1からのCSLReqを受信したSTA(11,12,13)は、そのCSLReqに含まれる計測時間に基づいて無線回線を監視し、自STAにて通信可能な装置(「通信可能な装置」とは自STAの通信可能エリア(点線にて記載)に存在する装置を意味する)を検索し、その検索結果を、自STA内の所定のテーブルに保存する。本実施の形態では、上記所定のテーブルとして、通信可能な装置(STA,APを含む)の「MAC Address」に基づいたリスト「Communicatable STAs list」を生成し、保存する。
なお、個々で保持するデータ(上記検索結果)は、単に「検出された通信装置のリスト(STA List)」だけでもよいし、さらに加えて、「検出された装置の「BSS ID」が自STAと同一かどうか(Same BSS)」,「検出時間」,「受信電力値」,「通信対象の装置か(通信対象)」,「トラフィックタイプ(HDTV,VoIP,Data,StreamingなどのApplication)」,「優先度」などを含むこととしてもよい。ただし、上記通信可能な装置とは、特定のアドレス宛のフレームとその応答フレームの両方を受信できる、通信可能エリア内の装置(AP,STA等)を意味している。
たとえば、図1において、STA11が保持する「Communicatable STAs List」は、図2のように表すことができ、また、STA13が保持する「Communicatable STAs List」は、図3のように表すことができる。
すなわち、図2のテーブルには、「STA List」としてAP1,STA12,STA13が記録され、「Same BSS」として“Y(同一の「BSS ID」)”が記録され、「通信対象」として、AP1が“Y(通信対象)”であること,STA12と13が“N(通信対象ではない)”であることが記録され、「Application」として、通信対象のAP1のトラフィックタイプがVoIPであることが記録され、「優先度」として、通信対象のAP1の優先度が“3(高い)”であることが記録されている。なお、ここでは、STA12,13の通信対象が“N(通信対象ではない)”であることが記録されているが、たとえば、AP1の制御でアドホックモードでの動作が許可されている場合は、通信対象が“Y”となり、そのときのApplicationや優先度も記録される。
また、図3のテーブルには、「STA List」としてAP1,STA11,STA14,STA15が記録され、「Same BSS」として、AP1とSTA11が“Y(同一の「BSS ID」)”であること,STA14と15が“N(異なる「BSS ID」)”であることが記録され、「通信対象」として、AP1が“Y(通信対象)”であること,STA11と14と15が“N(通信対象ではない)”であることが記録され、「Application」として、通信対象のAP1のトラフィックタイプがDataであることが記録され、「優先度」として、通信対象のAP1の優先度が“1(低い)”であることが記録されている。STA13が保持する上記テーブル「Communicatable STAs List」には、AP1の通信エリアに存在するSTA以外に、STA13の通信可能範囲に存在する、干渉STAとなりえるSTA14および15の情報が含まれる。
つづいて、CSLReqを受信したSTAは、上記のように作成したテーブル「Communicatable STAs list」の内容を含むフレーム「Communicatable STAs List report:CSLRep」を、要求元のAP1に対して返信する。ただし、上記計測時間が“0”の場合には、CSLReqを受信したSTA(あるいはAP)が、その時点で保持しているテーブル「Communicatable STAs list」の内容を含むCSLRepを、要求元のAP1に対して返信する。また、計測時間終了前に、再度、AP1(または他のSTA)からユニキャストフレームにて計測時間が“0”のCSLReqを受信した場合は、その時点で保持するCSLRepを早急に返送することも可能である。なお、CSLReqを受信した場合は、たとえば、CSLReqに対するACKフレームにCSLRepの情報をPiggyBackすることとしてもよいし、CFP(Contention Free Period)またはCP(Contention Period)において要求されたSTAのスケジューリングに応じて応答することも可能である。
つぎに、自局の通信エリア内の各STAからCSLRepを受信したAP1は、それらのCSLRepを集計し、隠れ端末が生じないようにSTA群を示すテーブルを作成する。図4は、たとえば、AP1が作成したSTA群のテーブルの一例を示す図である。ここでは、どのSTA(他のAPを含む)とどのSTAが通信を行っているか(通信相手)、を記録し、さらに、そのトラフィックタイプ(HDTV,VoIP,Streaming,Dataなど)を記録している。また、STAの通信品質などから優先度「Traffic Type Priority」を決定し、記録している。また、自BSS以外の装置(STA,AP)がどのように存在するか(Same BSS)、を示すことも可能である。本実施の形態においては、一例として、AP1が提供する通信エリアに存在するSTAについて、隠れ端末が生じないようにグループ分けを行い(Group1,Group2に相当)、さらに、当該通信エリア内の各STAと干渉となる可能性のある通信装置(他のAPおよび当該他のAPに属するSTAを含む)とのグループを作成している(Group3に相当)。グループ分けについては、他の方法を用いることとしてもよい。
なお、図示はしていないが、STAの通信品質などからアクセスカテゴリー(AC)を決定することも可能である。また、上記以外に、各装置間のアンテナ端における受信電力値などを記録しておくことも可能である。さらに、上記「Traffic Type Priority」と受信電力値などからなる回線品質に基づいて、複合プライオリティを作成、記録することも可能である。
最後に、AP1は、上記で作成したテーブルに基づいて、たとえば、グループ毎にCFP期間の伝送制御を行う。本実施の形態では、図4に示す「Traffic Type Priority」に基づいて、各グループの総合プライオリティを決定する。たとえば、各Groupにおける「Traffic Type Priority」を集計し、その結果、Group1がもっとも高い総合プライオリティとなり、以下、Group2,Group3…、の順となるように、所定の伝送制御(非特許文献1および3参照)を行う。
このように、本実施の形態においては、AP1が提供する通信エリアに存在するSTA、および当該STAの干渉となりえる通信装置(STA,APを含む)を、隠れ端末が完全に存在しないSTA群(Group)にそれぞれ分割し、グループ毎に伝送制御を行うこととした。これにより、たとえば、CFPにおいて、BSS内での衝突をなくす(隠れ端末問題解消)ことが可能となる。また、上記グループ分けにより隠れ端末問題を完全に回避できるので、RTS/CTSのやり取りによるオーバーヘッドがなくなり、さらなる高システムスループットを実現できる。また、自局の通信エリア以外の周辺STA(周辺APを含む)の情報も返信されるので、たとえば、AP1が、隣接セルや近傍のアドホックネットワークを構築する通信装置(本実施の形態ではSTA14,15に相当)によって自BSS内のSTA13が干渉を受けていること、を把握することができる。
さらに、CSLRepを用いて、各通信装置がアンテナ端での受信電力値をAP1に送付している場合には、AP1が、たとえば、被干渉STAであるSTA13がSTA14,15からどのくらいの干渉を受けているのか、を把握することができる。また、その干渉量が、AP1とSTA13との間の平均的な受信電力値と比べてどの程度の差があるのか、を理解することができる。さらに、上記干渉に関する情報を、複合的なプライオリティを作成する際のパラメータとして使用することができる。
なお、上記本実施の形態においては、CFPにおいて、BSS内での衝突をなくすようにグループ分けを行ったが、無線LANシステムはCFPとCPというアクセス方式が交互に発生する通信であることから、たとえば、グループ毎のプライオリティに基づいてCFP期間を割り当てる割合を個別に設定(割り当てない場合も含む)し、CFPを割り当てられていない場合についてはCP期間を利用して通信を行うこととしてもよい。具体的にいうと、Group1には2回に1回の割合でCFPを割り当て、Group2には3回に1回の割合でCFPを割り当て、Group3には4回に1回の割合でCFPを割り当て、…というような伝送制御方法としてもよい。これにより、上記のように、高システムスループットを実現しつつ、さらにプライオリティの高いグループの通信を確実に実行することができる。
以上のように、本発明にかかる伝送制御方法は、ディジタル無線通信システムに有用であり、特に、無線LAN通信における隠れ端末問題を解決するための方法として適している。
本発明にかかる伝送制御方法を実現する通信システムの一構成例を示す図である。 「Communicatable STAs List」の具体例を示す図である。 「Communicatable STAs List」の具体例を示す図である。 隠れ端末が生じないように作成したSTA群のテーブルの一例を示す図である。
符号の説明
1 AP
11,12,13,14,15 STA

Claims (4)

  1. 特定の通信エリアを提供する無線基地局と、当該通信エリアに存在する複数の無線端末と、から構成される無線通信システムにおいて、隠れ端末問題(Hidden Terminal Problem)を解決するための伝送制御方法であって、
    前記無線基地局が、前記各無線端末に対して、通信可能な装置(無線基地局および無線端末を含む)のリストを要求するリスト要求ステップと、
    前記リストを要求された各無線端末が、それぞれ自端末にて通信可能な装置を検索し、その検索結果である装置のリストを生成し、その後、生成したリストを前記無線基地局に対して送信するリスト検索ステップと、
    前記リストを受信した無線基地局が、各リストを集計し、前記特定の通信エリアにおいて隠れ端末の関係となる装置を異なるグループに分け、各グループに、当該特定の通信エリアに存在する前記隠れ端末の関係となる装置以外の全装置を含ませるように、リストに記載された装置をグループ分けし、グループ単位に所定の伝送制御を行う伝送制御ステップと、
    を含み、
    前記リスト検索ステップでは、自端末と前記通信可能な装置との間の通信品質を前記リストに含ませることとし、
    前記伝送制御ステップでは、
    前記リストに含まれる装置間の通信品質に基づいて通信品質毎の優先度を決定し、さらに、通信品質毎の優先度をグループ毎に集計してグループ毎の総合優先度を決定し、当該グループ毎の総合優先度に基づいて、各グループのCFP(Contention Free Period)期間への割り当て割合を設定する、伝送制御を行うこと、
    を特徴とする伝送制御方法。
  2. 特定の通信エリアを提供する無線基地局と、当該通信エリアに存在する複数の無線端末と、から構成される無線通信システムにおいて、隠れ端末問題(Hidden Terminal Problem)を解決するための伝送制御方法であって、
    特定の無線端末が、前記通信エリアに存在しかつ前記無線基地局に属するすべての無線端末(自端末を含む)に対して、通信可能な装置(無線基地局および無線端末を含む)のリストを要求するリスト要求ステップと、
    前記リストを要求された各無線端末が、それぞれ自端末にて通信可能な装置を検索し、その検索結果である装置のリストを生成し、その後、生成したリストを前記無線基地局に対して送信するリスト検索ステップと、
    前記リストを受信した無線基地局が、各リストを集計し、前記特定の通信エリアにおいて隠れ端末の関係となる装置を異なるグループに分け、各グループに、当該特定の通信エリアに存在する前記隠れ端末の関係となる装置以外の全装置を含ませるように、リストに記載された装置をグループ分けし、グループ単位に所定の伝送制御を行う伝送制御ステップと、
    を含み、
    前記リスト検索ステップでは、自端末と前記通信可能な装置との間の通信品質を前記リストに含ませることとし、
    前記伝送制御ステップでは、
    前記リストに含まれる装置間の通信品質に基づいて通信品質毎の優先度を決定し、さらに、通信品質毎の優先度をグループ毎に集計してグループ毎の総合優先度を決定し、当該グループ毎の総合優先度に基づいて、各グループのCFP(Contention Free Period)期間への割り当て割合を設定する、伝送制御を行うこと、
    を特徴とする伝送制御方法。
  3. 前記リスト検索ステップでは、前記無線基地局が提供する通信エリア以外の通信可能な周辺装置についても検索し、その結果を前記リストに含ませることを特徴とする請求項1または2に記載の伝送制御方法。
  4. 前記リスト検索ステップでは、前記リスト要求とともに指示される計測時間に基づいて通信可能な装置を検索することとし、当該計測時間が0の場合は、その時点で保持しているリストを前記無線基地局に対して送信することを特徴とする請求項1、2または3に記載の伝送制御方法。
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