JP4586891B2 - 減色方法、減色処理装置、画像形成装置、およびコンピュータプログラム - Google Patents

減色方法、減色処理装置、画像形成装置、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、スキャナで読み取った画像データに対する減色方法および減色を行う画像形成装置などに関する。
近年、情報の電子化が進み、紙媒体に記録された内容を電子データ化して保存することが多く行われている。電子データ化を行う場合、スキャナを用いて原稿をスキャンし、スキャンによって得られた画像データを所定の保存形式に変換して電子データとして保存する。現在、その保存形式としてPDF(Portable Document Format)が広く使用されている。画像データをPDFの形式のファイルに変換して保存すると、データ量を大幅に削減することができる。しかし、PDF形式のファイル(PDFファイル)を生成する場合、通常、画像データに対してJPEG(Joint Photographic Experts Group)による圧縮を施すので、多少の画質の劣化は避けられない。そこで、圧縮率を維持しつつ画質を少しでも良好に保つために、保存対象の画像データが示す画像(対象画像)に含まれる種々領域ごとに、それぞれの領域に適した圧縮を行う方法が提案されている。この方法では、例えば次のようにしてPDFファイルを生成する。
対象画像に含まれる文字、写真、表、グラフ、または図形などオブジェクトが示される領域を抽出する。抽出した領域が文字の領域であるか文字以外の領域であるかを判別する。文字の領域に対しては、二値化を行い、その文字の代表色を1つ決定する。さらに、その文字の判読性を考慮した圧縮処理を行う。写真の領域に対しては高い圧縮率で圧縮処理を行う。文字または写真のいずれでもない領域、すなわち表、グラフ、または図形などの領域(ここでは、「図表グラフ領域」と記載する。)に対しては、減色処理などの画像処理を行い、高い解像度のまま圧縮を行う。そして、それぞれの領域の圧縮データを用いてPDFファイルを生成する。
これによって、従来の方法と同等のデータ量で、より画質の良好なPDFファイルを出力できる。
ところで、図18の例に示すように、グラフの画像には、棒グラフの棒の部分ABおよび棒の背景の部分AHなどのような単色で表されるべき部分を多く含むという特徴がある。表および図形も同様の特徴を有する。通常、原稿をスキャンすると、色の濃淡ムラによって、このような単色で表されるべき部分に複数の色が含まれる。従って、グラフ、表、および図形などのような単色で表されるべき部分を多く含むオブジェクトは、特に、減色処理によって画質の向上および圧縮率の向上を期待できる。減色処理に関する技術として、従来、以下の特許文献1、2のような技術が提案されている。
特許文献1の方法では、入力画像を予め定められた方法によって小領域に分割し、小領域ごとに階調数を減らすことによって減色を行う。
特許文献2の方法では、処理対象のカラー画像から複数の代表色を選出し、代表色として選出されなかった色を最も近い代表色に置換する。代表色に基づいてカラー画像を分割し複数の部分画像領域を得る。部分画像領域とそれに隣接する部分画像領域とを統合した場合に画質の変化が視覚的に認識できないと判断できる場合に、その部分画像領域をその隣接する部分画像領域に統合する。各部分画像領域についてそのような統合の処理を行い、カラー画像全体を減色する。
特開2002―300412号公報 特開平6―103371号公報
上述の特許文献1の従来の方法では、階調数を減らして減色を行うので、似た色の領域同士が同じ色に変換されることがある。従って、例えば図18のような棒グラフにおいて似た色の異なる意味合いの棒が複数あった場合、それらが同じ色の棒に変換されてしまうことになる。そのような変換が行われてしまうと、グラフの意味合いが変わってしまう。よって、このような方法は、図表グラフ領域の減色には適さない。
上述の特許文献2の従来の方法では、部分画像領域とそれに隣接する部分画像領域とを比較し、それらを統合した場合に画質の変化を視覚的に認識できるか否かを判定する。そのような判定をその部分画像領域に隣接する各部分画像領域の一つ一つについて行う。そして、画質の変化を視覚的に認識できないと判定した場合に統合を行う。このような統合の処理をさらに部分画像領域の一つ一つについて行うので、計算量が多くなり処理に長い時間がかかってしまう恐れがある。
本発明はこのような問題点に鑑み、グラフ、表、および図形などにように、単色で表されるべき領域を多く含む画像に対して、従来よりも簡単な処理で、好適に減色処理を行うことを目的とする。
本発明の形態に係る減色方法は、所定の大きさの画像である第一の画像において最も多く使用されている色である最多色を求める第一のステップと、前記第一の画像において前記最多色以外の同じ色の画素が連続することによって構成される画素群を第一の画素群として抽出する第二のステップと、抽出した前記第一の画素群のうちで、前記最多色との色の差が所定の閾値よりも大きいかまたはサイズが所定の大きさよりも大きいものを第二の画素群とし、前記第一の画像と同じ大きさの領域を前記最多色で塗りつぶした画像である第二の画像の当該各第二の画素群に対応する部分を当該第二の画素群で置き換えることによって、当該第二の画像における当該対応する各部分の色を、それぞれ、対応する当該各第二の画素群の色で塗り替えた画像を生成する第三のステップと、を有し、原画像における所定の広さの領域内の画像である部分原画像内の各画素の色に基づいて、所定の個数の代表色を求め、前記部分原画像に含まれる各画素について、画素の色に最も近い代表色を当該画素の第二の色として保存し、前記部分原画像の各画素の色をそれぞれの画素の前記第二の色で表した画像を前記第一の画像として、前記第一のステップ、前記第二のステップ、および前記第三のステップを行う。
本発明の他の形態に係る減色方法は、所定の大きさの画像である第一の画像において最も多く使用されている色である最多色を求める第一のステップと、前記第一の画像において前記最多色以外の同じ色の画素が連続することによって構成される画素群を第一の画素群として抽出する第二のステップと、抽出した前記第一の画素群のうちで、前記最多色との色の差が所定の閾値よりも小さくかつサイズが所定の大きさよりも小さいものを第三の画素群として抽出する第三のステップと、前記第三の画素群以外の前記第一の画素群を第二の画素群とし、前記第一の画像と同じ大きさの領域を前記最多色で塗りつぶした画像である第二の画像の当該各第二の画素群に対応する部分を当該第二の画素群で置き換えることによって、当該第二の画像における当該対応する各部分の色を、それぞれ、対応する当該各第二の画素群の色で塗り替えた画像を生成する第四のステップと、を有し、原画像における所定の広さの領域内の画像である部分原画像内の各画素の色に基づいて、所定の個数の代表色を求め、前記部分原画像に含まれる各画素について、画素の色に最も近い代表色を当該画素の第二の色として保存し、前記部分原画像の各画素の色をそれぞれの画素の前記第二の色で表した画像を前記第一の画像として、前記第一のステップ、前記第二のステップ、前記第三のステップ、および前記第四のステップを行う。
本発明によると、グラフ、表、および図形などにように、単色で表されるべき領域を多く含む画像に対して、従来よりも簡単な処理で、好適に減色処理を行うことができる。
図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置1のハードウェア構成の例を示す図である。
画像形成装置1は、コピー、スキャナ、ファックス、ネットワークプリンティング、ドキュメントサーバ、およびファイル転送などの様々な機能を集約した画像処理装置である。複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれることもある。
画像形成装置1は、図1に示すように、スキャナ10a、CPU10b、ハードディスク10c、RAM10d、ROM10e、印刷装置10f、モデム10g、ネットワークインタフェース10h、制御用回路10k、および操作パネル10mなどによって構成される。
スキャナ10aは、原稿の用紙(以下、単に「原稿」と記載する。)に描かれている写真、文字、絵、図表などの画像を光学的に読み取って電子データ化する装置である。読み取られた画像は、RGB(R(赤)、G(緑)、およびB(青))によって表されるTIFF、JPEG、ビットマップなどの形式の画像データとして保存される。予め指定しておくことによって、PDF(Portable Document Format)の形式で保存することもできる。
CPU10bは、スキャナ10aが読み取った原稿の画像データをTIFF、JPEG、ビットマップ、およびPDFなどの形式のファイルに変換するための処理を行う。また、ユーザからの入力の検出、操作パネル10mの表示の制御,または電子メールの作成など、画像形成装置1の全体的な制御も行う。
印刷装置10fは、スキャナ10aで読み取られた画像データが示す画像または他の装置から送信されてきた画像データが示す画像を用紙に印刷する装置である。画像形成装置1がカラー印刷に対応している場合は、イエロー、マゼンタ、シアン、およびブラックの4色のトナーを用いて印刷を行う。
操作パネル10mは、ユーザが画像形成装置1に対して種々の入力を行うための装置である。操作部および表示部などによって構成される。ユーザは、操作パネル10mを用いて、画像データの保存形式の選択、スキャンの条件の設定、処理の開始または実行の指令の入力、電子メールの宛先の入力などの種々の入力を行うことができる。
モデム10gは、NCU(Network Control Unit)が内蔵されており、アナログの公衆回線を介して他のファックス端末と接続し、ファクシミリプロトコルに基づくデータ制御およびファックスデータの変復調などを行う。
ネットワークインタフェース10hは、NIC(Network Interface Card)であって、LANまたはインターネットなどを介して他の装置への接続を行う。
制御用回路10kは、ハードディスク10c、操作パネル10m、スキャナ10a、印刷装置10f、モデム10g、およびネットワークインタフェース10hなどの装置を制御するための回路である。制御用回路10kは、例えば、種々の電子部品を用いたハードウェア回路によって構成される。
ハードディスク10cには、後に説明する図2に示すような各部の機能を実現するためのプログラム(コンピュータプログラム)およびデータなどが格納されている。これらは必要に応じてRAM10dに読み出され、CPU10bによってプログラムが実行される。これらのプログラムまたはデータの一部または全部を、ROM10eに記憶させておいてもよい。または、図2の機能の一部または全部を、制御用回路10kによって実現するようにしてもよい。
図2は画像形成装置1の機能的構成の例を示す図、図3は原稿の画像の例を示す図、図4は棒グラフの画像における濃淡ムラを示す図である。次に、原稿をスキャナ10aで読み取って得られる原稿画像データGDを、PDF形式のファイル(PDFファイル)に変換して保存する際の画像形成装置1の各部の処理について説明する。
図2に示すように、画像形成装置1は、画像データ取得部11、前処理部12、領域抽出部13、領域判別部14、色補正処理部15、グラフ等圧縮処理部16、文字背景分離部17、文字圧縮処理部18、低解像度化部19、背景等圧縮処理部20、ファイル生成部21、およびファイル保存部22などによって構成される。
ユーザが原稿をスキャナ10aにセットし、保存形式をPDFに設定してスキャンの実行のコマンドを入力すると、スキャナ10aは、その原稿の画像をスキャンし、ビットマップなどの形式のRGBで表される原稿画像データGDを生成する。なお、原稿には、図3(a)のような、グラフを含む画像が印刷されているものとする。
画像データ取得部11は、その原稿画像データGDを取得する。前処理部12は、原稿画像データGDに対してHSL変換の処理を行うことによって、色相、彩度、および明度で示される画像データを生成する。さらに、明度の画像データ(明度画像データ)を2値化する。
領域抽出部13は、原稿画像データGDの画像(原稿画像)に含まれる文字、写真、図形、グラフ、および表などの各オブジェクトが描かれた領域を抽出する。この処理は、前処理部12と連携して、例えば、次のようにして行う。
前処理部12は、原稿画像データGDから明度画像データを生成しそれを二値化する。領域抽出部13は、その二値化によって得られた二値の画像(二値画像)に対してラベリングを行う。すなわち、その二値画像において連続する黒画素である黒画素群を検出する。比較的近い距離にある黒画素群同士は、一つの黒画素群として検出する。これによって、オブジェクトを形成する画素群が黒画素群として検出される。検出した黒画素群を包含する矩形の領域(矩形領域)を定義する。すなわち、例えばその矩形領域の二値画像内における左上端および右下端の座標を求める。これによって、図3(b)に示すように、原稿画像内の各オブジェクトをそれぞれ包含する矩形領域であるブロックBK1、BK2、…が求められる。以下、ブロックBK1、BK2、…を「ブロックBK」と総称して記載することがある。他のデータまたは部材などについても同様に符号の末尾に付した連番またはアルファベットを省略して総称して記載することがある。
領域判別部14は、ブロックBKのサイズまたはブロックBK内の画像の特性などに基づいて、ブロックBKの種別を判別する。本実施形態では、各ブロックBKが、文字、写真、グラフ、表、および図形のいずれのブロックBKであるかを判別する。写真の領域は、例えば、画像の明度および色相に基づいて判別する。通常、写真の画像には、多くの色が用いられていることが多いので、ブロックBKの画像の色相および明度の分散値が大きい場合に、そのブロックBKの種別を写真と判別する。
一般に、グラフ、表、および図形などの画像は、単色で表されるべき部分を多く含んでいる。単色で表されるべき部分とは、実際には複数の色が含まれているかもしれないが、本来単色で表されるべき部分であり、人が見た場合に単色で表されているように見える部分のことである。
例えば、図3に示す棒グラフの画像の場合、そのグラフ内の棒の部分ABおよびグラフ内の棒の背景の部分AHが単色で表されるべき部分である。しかし、スキャンによって得られた原稿画像データGDが示す画像は、そのような単色で表されるべき部分が、全体としては単色に見えるものの、拡大してみると、図4(a)のように、微細な色の濃淡ムラがある。つまり、単色ではなく、多くの色が含まれている。
色補正処理部15は、種別がグラフ、表、または図形と判別されたブロックBK内の画像に含まれる上述のような濃淡ムラを適切に除去するための処理(色補正処理)を行う。色補正処理は、第1の方法または第2の方法で行う。これらの方法については、後で詳しく説明する。
グラフ等圧縮処理部16は、色補正処理が施された後のデータをFLATEなどの可逆圧縮の方式で圧縮する。
文字背景分離部17は、領域判別部14によって種別が文字であると判別されたブロックBK内に含まれる文字の部分と背景の部分とを分けるための処理を行う。
文字圧縮処理部18は、文字を形成する画素のデータをMMRなどの可逆圧縮の方式で圧縮する。このとき低解像度化の処理を行うことなく圧縮する。
低解像度化部19は、原稿画像の、種別が写真であると判別されたブロックBKに対応する部分(部分原稿画像)に対して低解像度化の処理を行う。また、文字背景分離部17によって特定された背景の部分に対して低解像度化の処理を行う。
背景等圧縮処理部20は、低解像度化された後の写真および文字の背景のデータをJPEGなどの非可逆圧縮の方式で圧縮する。
ファイル生成部21は、グラフ等圧縮処理部16、文字圧縮処理部18、および背景等圧縮処理部20によって生成されたそれぞれの圧縮データを用いてPDFファイルを生成する。ファイル保存部22は、生成されたPDFファイルを保存する。
図5は色補正処理部15Aの構成の例を示す図、図6は第1の方法の色補正処理の流れを説明するためのフローチャート、図7は図表グラフブロックBKz内の画素の各濃度値と画素の個数との関係を示すヒストグラムを示す図、図8は図表グラフブロックBKz内の画素のRGB色空間における分布を示す図、図9は求められた各代表色をRGB色空間において表した図、図10は第1の方法の処理の完了までの過程を説明するための棒グラフの画像の例を図である。
図5に示すように、色補正処理部15Aは、代表色抽出部101、代表色統合部102、色設定部103、画素数カウント部104、削除領域指定部105、単色画像生成部106、および画像上塗り処理部107などによって構成され、領域判別部14によって種別がグラフ、表、または図形と判別されたブロックBK(以下、「図表グラフブロックBKz」と記載する。)内の画像に対して第1の方法による色補正処理を行う。
図5において、代表色抽出部101は、図表グラフブロックBKz内の各画素のRGBの濃度値に基づいて、その図表グラフブロックBKzについての所定の個数の代表色を求める(図6の#101)。ここで、この代表色の求め方について、図7および図8を参照して説明する。
図7には、各濃度値における図表グラフブロックBKz内の画素の個数を示すRGBの色ごとのヒストグラムの例が示される。図8(a)には、RGB色空間における、図表グラフブロックBKz内の各画素の分布の例が示される。図8では、その分布を簡易に示すために直方体によって表現する。なお、ここでは、図表グラフブロックBKz内の画素の集合を「集合S1」とする。
代表色を求めるに当って、まず、次の式(1)に基づいて、代表色を求める対象の図表グラフブロックBKz内の画素の濃度値の分散値をRGBのそれぞれについて求め、RGBのうちで分散値が最大となるものを検出する。
Figure 0004586891
図7の例では、Bの色のヒストグラムに示されるような分布の場合に分散値が大きくなる。以下、Bの色の分散値が最大になったものとして説明する。
分散値が最大となったBの色の濃度値の平均値を求める。図8(a)に示すように、集合S1をその平均値を通るB軸に垂直な平面で分割する。
それによって、図8(b)に示すように、集合S1を集合S2と集合S3とに分ける。集合S2および集合S3のそれぞれに属する画素のRGB色空間における分布は、図8(c)のようになるものとする。
新しくできた集合S2および集合S3のそれぞれについて、同様にしてRGBの各色の分散値を求める。それによって、6個の分散値が求められる。求めた6個の分散値のうちで最大のものを求める。この例では、集合S2のRの色の分散値が最大であったものとする。
分散値が最大となったRの色の集合S2における平均値を求める。分散値が最大となった方の集合S2をその平均値と通るR軸に垂直な平面で分割する。これによって、図8(d)に示すように、集合S21、S22、およびS3の3個の集合ができる。できた3個の集合のそれぞれについてRGBの各色の分散値を求め、同様にして分割を行う。このような分割を、集合Sの個数が所定の個数になるまで繰り返す。
集合Sが所定の個数になったら、各集合SのRGBの各色の濃度値の平均値を求める。RGBの各平均値によって表される各集合Sの色をそれぞれ代表色として記録する。以上の処理によって、図9に示すように、複数の代表色(代表色P1、P2、…)が求められる。本実施形態では、概ね16〜20個の代表色を求める。
なお、集合Sを分割するに当って分散値が最大となった色の濃度値の平均値を通る平面ではなく、その色のヒストグラムの谷の最下点の濃度値を通る平面、すなわち図7(c)に示すような個数が最も少なくなる点TNの濃度値を通る平面で分割するようにしてもよい。
代表色統合部102は、求めた代表色同士の色差を求め、色差が所定の閾値以下である代表色同士を統合して1つの代表色にする処理を行う(#102)。代表色の色差は、図9に示すようなRGB色空間における代表色同士の距離によって表される。代表色同士の距離は、次の式(2)に基づいて求める。
Figure 0004586891
代表色の統合は、例えば、統合する2つの代表色のRGBの各色の濃度値の平均値を求め、それらの平均値によって表される色を統合後の代表色とすることによって行う。または、2つの代表色のそれぞれに対応する集合Sに属する画素の個数に基づいてRGBの各色の加重平均を求め、それらの加重平均によって表される色を統合後の代表色としてもよい。
また、閾値に基づいて代表値の統合を行うのでなく、色差が小さいものから順に統合を行っていき、代表値の個数が所定の個数になるまで統合を行うようにしてもよい。その場合は、例えば、代表色の個数が10個程度に減少するまで統合を行う。
色設定部103は、各画素の色を、その画素が属する集合Sに対して決定された代表色に設定して保存する(#103)。代表色が統合された場合は、統合前の2つの代表色のそれぞれに対応する集合Sに属する各画素の色を、その統合後の代表色に設定して保存する。
または、求められた各代表色と各画素の元の色(原稿画像における色)とを比較し、色差が最も小さい代表色をそれぞれの画素の代表色として設定するようにしてもよい。
画素数カウント部104は、代表色ごとに、その代表色に設定された画素の個数を求める(#104)。以下、第1の方法では、画素の個数が最も多い代表色を「最多色」と記載し、最多色以外の代表色を「非最多色」と記載する。この最多色は、例えば、代表色と画素の個数との関係を示すヒストグラムを生成し、そのヒストグラムに基づいて求める。
図4(a)に示すように、単色で表されるべき部分にも、濃淡ムラによって複数の色が含まれている。上記のように似た色の画素同士を同じ1つの代表色で表すことによって、図4(b)に示すように、色の個数が大幅に減少しそのような濃淡ムラがある程度除去される。ただし、図4(b)から分かるように、多少の濃淡ムラが残ることはある。
削除領域指定部105は、図4(b)に示すような残った濃淡ムラを形成する小さな領域を、削除対象のノイズの領域として指定する処理を行う。この処理は、次のようにして行う。
連続する同じ非最多色の画素によって構成される画素群に対してラベリングを行う(#105)。すなわち、それぞれの画素群を包含する矩形領域を求める。以下、この矩形領域のことを「同色ブロックDK」と記載する。
求めた同色ブロックDKのうちで、包含される画素群の色(非最多色)と最多色との色差が所定の閾値以下でありかつサイズが所定の大きさよりも小さい同色ブロックDKを、削除する対象の同色ブロックDKとして指定する(#106)。以下、削除対象の同色ブロックDKを「削除対象ブロックDKs」と記載し、削除対象ブロックDKs以外の同色ブロックDKを「非削除対象ブロックDKh」と記載する。
単色画像生成部106および画像上塗り処理部107は、削除領域指定部105によって指定された削除対象ブロックDKsの部分が削除された図表グラフブロックBKzの画像を次のようにして生成する。
単色画像生成部106は、図10(a)に示すような、処理対象の図表グラフブロックBKzと同じ大きさの領域を最多色で塗りつぶした画像(単色画像)を生成する(#107)。
画像上塗り処理部107は、図10(b)に示す削除対象ブロックDKsおよび非削除対象ブロックDKhの画素群によって表される画像から、削除対象ブロックDKsの画素群を削除した、図10(c)に示すような画像を生成し、その生成した画像を、単色画像に上塗りする(#108)。すなわち、単色画像の、非削除対象ブロックDKhの画素群に対応する部分を、その非削除対象ブロックDKhの画素群で置き換えることによって、単色画像におけるその対応する各部分の色を、それぞれ、その対応する画素群の色で塗り替えた画像を生成する。これによって、図4(b)で示した濃淡ムラを作るノイズが除去され、グラフの背景の部分AHが単色で表された画像が生成される。
すなわち、以上の処理では、同じ色の画素が連続することによって構成される画素群を包含する同色ブロックDKを定義し、包含される画素群の色と最多色との色差が所定の閾値よりも小さくかつサイズが所定の大きさよりも小さい同色ブロックDKを削除対象として抽出し、処理対象の図表グラフブロックBKzの画像と同じ大きさの領域を最多色で塗りつぶした場合に得られる単色画像において、削除対象として抽出した以外の同色ブロックDKの画素群に対応する部分をその画素群の色で塗り替えた画像を生成する。
また、同様な画像を次のような手順で生成してもよい。最多色以外の同じ色の画素が連続することによって構成される画素群のうちで、最多色との色の差が所定の閾値よりも小さくかつサイズが所定の大きさよりも小さい画素群を抽出し、処理対象の画像におけるその抽出した画素群に対応する部分を最多色に塗り替えた画像を生成する。
または、次のような手順で生成してもよい。同じ色の画素が連続することによって構成される画素群を包含する同色ブロックDKを定義し、包含される画素群の色と最多色との色差が所定の閾値よりも大きいかまたはサイズが所定の大きさよりも大きい同色ブロックDKを抽出し、処理対象の図表グラフブロックBKzの画像と同じ大きさの領域を最多色で塗りつぶした場合に得られる単色画像の、その抽出した各同色ブロックDKに対応する部分を、それぞれ、対応する同色ブロックDKの画素群で置き換えることによって、その対応する部分をその画素群の色で塗り替えた画像を生成する。
図11は色補正処理部15Bの構成の例を示す図、図12は第2の方法における処理対象の円グラフを示す図、図13は第2の方法の色補正処理の流れを説明するためのフローチャート、図14〜図16は第2の方法の処理の完了までの過程を説明するための円グラフの画像を示す図である。
図11に示す色補正処理部15Bは、第2の方法による色補正処理を実行する。第2の方法では、ノイズを除去する処理を、所定の条件が満たされるまで繰り返すことによって、第1の方法よりも画質が良好でかつデータ量の少ない画像を生成する。なお、ここでは、図3に示す円グラフの画像を包含する図表グラフブロックBKz(図3のブロックBK5)を処理の対象とする場合を例にあげて説明する。図12に示すように、以下、この円グラフにおける各扇方の領域を、それぞれ、グラフ領域Rn1、Rn2、…と呼び、円グラフの背景の部分の領域をグラフ外領域Rg1と呼ぶことにする。なお、グラフ領域Rn3は、斜線で表現したが、他のグラフ領域と同様、単色で表されるべき領域であるものとする。
図11において、代表色抽出部101は、処理対象の図表グラフブロックBKzについて所定の個数の代表色を求める(図13の#201)。代表色統合部102は、求められた代表色うちで、色差が所定の閾値以下である代表色同士を統合する(#202)。色設定部103は、各画素に、それぞれが属する集合Sに対応する代表色を設定し保存する(#203)。画素カウント部104は、代表色ごとに、その代表色が設定された画素の個数をカウントし(#204)、画素の個数が最も多い代表色を第1の最多色として保存する。この例では、最も面積が大きいグラフ領域Rn1に含まれる画素の多くが最も画素数の多い第1の代表色に設定される。
第1の最多色を着目する代表色としてステップ#205以降の処理を行う。着目する代表色である第1の最多色に設定された画素の個数が所定の個数よりも多い場合(#205でYes)、削除領域指定部105Bは、第1の最多色以外の代表色(以下、「第1の非最多色」と記載する。)の画素の領域(図14(a)において黒色で示される領域)において、ノイズと判断できる画素を除去する処理を行う。それに際して、同じ第1の非最多色の画素によって構成される画素群ごとに、それぞれの画素群を包含する同色ブロックDKを求める(#206)。求めた同色ブロックDKのうちで、包含される画素群の色(つまり、その画素群に設定された第1の非最多色)と第1の最多色との色差が所定の閾値以下でありかつサイズが所定の大きさよりも小さい同色ブロックDKを、削除対象ブロックDKsとして指定する(#207)。図14(a)に示すように、グラフ領域Rn1において黒色の点で示される画素群は、その周辺の画素の色である第1の最多色と色が近くかつそれを包含する同色ブロックDKのサイズも小さいので、それらのような画素群を包含する同色ブロックDKが削除対象ブロックDKsとして指定される。
単色画像生成部106Bは、図14(b)に示すような、処理対象の図表グラフブロックBKzと同じ大きさの領域を第1の最多色で塗りつぶした単色画像を生成する(#208)。
次に、第1の非最多色のうちで画素の個数が最も多い代表色、すなわち代表色抽出部101が求めた代表色のうちで画素の個数が2番目に多い代表色(以下、「第2の最多色」と記載する。)を着目する代表色としてステップ#205以降の処理を行う。以下、第1の最多色、第2の最多色、…を単に「最多色」と総称して記載することがある。
この例では、2番目に面積が大きいグラフ領域Rn2に含まれる画素の多くが2番目に画素数が多い第2の最多色に設定される。
着目する代表色である第2の最多色の画素の個数が所定の個数以上である場合(#205でYes)は、第1の非最多色の画素の領域(図14(a)において黒色で示される領域)からステップ#208で指定された削除対象ブロックDKsの画素を省いた領域(図14(c)において黒色で示される領域)を、処理対象の領域(処理対象領域)としてステップ#206〜#208の処理を行う。
それに際して、削除領域指定部105Bは、第2の最多色以外の第1の非最多色(以下、「第2の非最多色」と記載する。)の画素の領域(図15(a)において黒色で示される領域)においてノイズと判断できる画素を除去する処理を行う。まず、同じ第2の非最多色の画素によって構成される画素群ごとに、それぞれの画素群を包含する同色ブロックDKを求める(#206)。求めた同色ブロックDKのうちで、包含される画素群の第2の非最多色と第2の最多色との色差が所定の閾値以下でありかつサイズが所定の大きさよりも小さい同色ブロックDKを、削除対象ブロックDKsとして指定する(#208)。この例では、図15(a)に示すように、グラフ領域Rn2において黒色の点で示される画素を包含する同色ブロックDKが削除対象ブロックDKsとして指定される。
単色画像生成部106Bは、図14(b)に示す単色画像における、処理対象領域(図14(c)において黒色示される部分)に対応する部分を、第2の最多色で塗り替えた図15(b)に示すような画像を生成する。すなわち、処理対象領域と同じ広さの領域を第2の最多色で塗りつぶした単色画像を生成し、それを既に生成した図14(b)に示す単色画像に上塗りする。
次に、第2の非最多色のうちで画素の個数が最も多い代表色(第3の最多色)を着目する代表色として、同様の手順でステップ#206以降の処理を繰り返す。この例では、3番目に面積が大きいグラフ外領域Rg1に含まれる画素の多くが第3の最多色となる。
着目する代表色である第3の最多色の画素の個数が所定の個数以上である場合(#205でYes)は、第2の非最多色の画素の領域(図15(a)において黒色で示される領域)からステップ#208で指定された削除対象ブロックDKsの画素を省いた領域(図15(c)において黒で示される領域)を、次の処理対象領域としてステップ#206〜#208の処理を行う。
すなわち、削除領域指定部105Bは、第3の最多色以外の第2の非最多色(以下、「第3の非最多色」と記載する。)の画素の領域(図16(a)において黒で示される領域)においてノイズと判断できる画素を除去する処理を行う。すなわち、包含される画素群と第3の最多色との色差が所定の閾値以下でありかつサイズが所定の大きさよりも小さい同色ブロックDKを、削除対象ブロックDKsとして指定する(#207)。この例では、図16(a)に示すように、グラフ外領域Rg1において黒色の点で示される画素を包含する同色ブロックDKが削除対象ブロックDKsとして指定される。
単色画像生成部106Bは、既に生成した図15(b)の画像における、処理対象領域(図15(c)において黒色で示される領域)に対応する部分を第3の最多色で塗り替えた図16(b)示すような画像を生成する。
以下、第4の最多色、第5の最多色、…と順次着目する代表色を移していき、着目する代表色を用いてステップ#206〜#208の処理を繰り返していく。そして、ステップ#205において、着目する代表色の画素の個数が所定の個数以下になると(#205でNo)、ステップ#209の処理を行う。なお、本実施形態では、第4の最多色の画素の個数が所定の個数以下になったものとして説明する。
第4の最多色の画素の個数が所定の個数以下であることが確認されると(#205でNo)、単色画像生成部106Bは、その時点までに単色画像を上塗りしていくことによって生成した画像(図16(b)に示される画像)に対して、残った領域の画像を上塗りし、円グラフの画像を完成させる。すなわち、第3の非最多色の画素の領域(図16(a)において黒色で示される領域)から削除領域指定部105が指定した削除対象ブロックDKsの画素を省いた領域(図16(c)において黒で示される領域)に対応する部分の原稿画像を、その時点までに単色画像生成部106Bが生成した画像(図16(b)に示す画像)に上塗りすることによって、図16(d)に示すような円グラフの画像を完成する。
図17はPDFファイルを生成する際の画像形成装置1の全体的な処理の流れを説明するためのフローチャートである。
ユーザがスキャナ10aに原稿をセットし、保存の形式としてPDFを選択してスキャンの実行を指示すると、画像形成装置1は、その原稿をスキャンし(図17の#301)、スキャンによって得た原稿画像データGDをPDFファイルに変換するための処理を行う。
それに際して、画像形成装置1は、その原稿画像データGDに前処理を施し(#302)、前処理を施した後の原稿画像データGDを用いてそれに含まれる各オブジェクトを包含するブロックBKを求める(#303)。さらに、求めた各ブロックBKの種別が、文字、写真、グラフ、表、または図形のいずれであるかを判別する(#304)。
種別がグラフ、表、または図形と判別された図表グラフブロックBKzに対して色補正処理を行う(#305)。色補正処理は、図6および図13において既に説明したとおりである。上述の色補正処理部15Aおよび15Bの双方の機能を画像形成装置2に設けておき、色補正処理を第1の方法によって実行するか第2の方法によって実行するかを、スイッチなどで切り替えられるようにしてもよい。
種別が文字と判別されたブロックBKに含まれる文字の背景の部分の画像、および種別が写真と判別されたブロックBKに含まれる画像を低解像度化する(#306)。
各ブロックBKのデータに対して、それぞれのブロックBKの種別に応じた圧縮処理を行う(#307)。すなわち、文字のブロックBKに対しては、それに含まれる文字のデータをMMRなどの可逆圧縮の方式で圧縮する。グラフ、表、および図形のブロックBKに対しては、色補正処理が施された後のデータをFLATEなどの可逆圧縮の方式で圧縮する。写真のブロックBKおよび文字のブロックBKの背景の部分に対しては、低解像度化された後のデータをJPEGなどの非可逆圧縮の方式で圧縮する。
そして、各ブロックBKの圧縮データを用いてPDFファイルを生成し保存する(#308)。
上述のように、本実施形態では、色補正処理によって、グラフ、表、または図形の画像(デジタルイメージデータ)において単色で表されるべき部分が単色になるように色の補正を行う。一般に、原稿をスキャンして得た画像データが示す画像において、図4(a)で示したような単色で表されるべき部分の濃淡ムラは、その部分の面積が大きいほど目立つ。そこで、第1の方法では、簡単な処理によって単色で表されるべき部分のうちで最も広い部分を単色に塗り替えた画像を生成するので、効率よく好適に画質の向上させることができる。
第2の方法では、ノイズを除去する処理(ステップ#206〜#208)を繰り返し行うことによって、単色で表されるべき部分を面積の大きいものから順番に単色で塗り替えていく。それによって、第1の方法よりも良好な画質の画像を生成することができる。
上述のように、本実施形態では、グラフ領域Rn1などの単色で表されるべき領域を、1色の代表色で塗り替えた画像を生成した。それによって、その領域に含まれるノイズの部分が、塗り替えに用いる代表色である最多色によって置き換えられる。この塗り替えを、最多色ではなく、ノイズの色も考慮した色で行うようにしてもよい。例えば、ノイズの部分の画素に設定された代表色とその最多色との平均値によって表される色によって塗り替えてもよい。または、その最多色の画素の個数およびノイズの部分の画素の個数に基づく加重平均によって表される色で塗り替えてもよい。
本実施形態では、図10、図14、図15、および図16に示す画像を用いて説明を行ったが、これらのような画像のデータを実際に生成せずに色補正処理を行ってもよい。
なお、図2の各部の機能の一部をハードウェアによって実現してもよい。例えば、入力画像処理部および出力画像処理部などのハードウェアを画像形成装置1に設けておく。入力画像処理部は、スキャナ10aから原稿画像データGDを受け付け、それに対して、色変換、色補正、解像度変換、および領域判別などの処理を行う。出力画像処理部は、スクリーン制御、スムージング処理、およびPWM制御などを行う。
その他、画像形成装置1の全体または各部の構成、機能、処理の内容または順序、各データが示す内容などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 原稿の画像の例を示す図である。 棒グラフの画像における濃淡ムラを示す図である。 色補正処理部の構成の例を示す図である。 第1の方法の色補正処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図表グラフブロック内の画素の各濃度値と画素の個数との関係を示すヒストグラムを示す図である。 図表グラフブロック内の画素のRGB色空間における分布を示す図である。 求められた各代表色をRGB色空間において表した図である。 第1の方法の処理の完了までの過程を説明するための棒グラフの画像の例を図である。 色補正処理部の構成の例を示す図である。 第2の方法における処理対象の円グラフを示す図である。 第2の方法の色補正処理の流れを説明するためのフローチャートである。 第2の方法の処理の完了までの過程を説明するための円グラフの画像を示す図である。 第2の方法の処理の完了までの過程を説明するための円グラフの画像を示す図である。 第2の方法の処理の完了までの過程を説明するための円グラフの画像を示す図である。 PDFファイルを生成する際の画像形成装置の全体的な処理の流れを説明するためのフローチャートである。 棒グラフの画像を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置(減色処理装置、コンピュータ)
101 代表色抽出部(代表色算出手段)
103 色設定部(色決定手段)
104 画素数カウント部(最多色検出手段)
105 削除領域指定部(画素群抽出手段、第一画素群抽出手段、第二画素群抽出手段)
106 単色画像生成部(画像生成手段)
107 画像上塗り処理部(画像生成手段)

Claims (8)

  1. 所定の大きさの画像である第一の画像において最も多く使用されている色である最多色を求める第一のステップと、
    前記第一の画像において前記最多色以外の同じ色の画素が連続することによって構成される画素群を第一の画素群として抽出する第二のステップと、
    抽出した前記第一の画素群のうちで、前記最多色との色の差が所定の閾値よりも大きいかまたはサイズが所定の大きさよりも大きいものを第二の画素群とし、前記第一の画像と同じ大きさの領域を前記最多色で塗りつぶした画像である第二の画像の当該各第二の画素群に対応する部分を当該第二の画素群で置き換えることによって、当該第二の画像における当該対応する各部分の色を、それぞれ、対応する当該各第二の画素群の色で塗り替えた画像を生成する第三のステップと、
    を有し、
    原画像における所定の広さの領域内の画像である部分原画像内の各画素の色に基づいて、所定の個数の代表色を求め、
    前記部分原画像に含まれる各画素について、画素の色に最も近い代表色を当該画素の第二の色として保存し、
    前記部分原画像の各画素の色をそれぞれの画素の前記第二の色で表した画像を前記第一の画像として、前記第一のステップ、前記第二のステップ、および前記第三のステップを行う、
    ことを特徴とする減色方法。
  2. 所定の大きさの画像である第一の画像において最も多く使用されている色である最多色を求める第一のステップと、
    前記第一の画像において前記最多色以外の同じ色の画素が連続することによって構成される画素群を第一の画素群として抽出する第二のステップと、
    抽出した前記第一の画素群のうちで、前記最多色との色の差が所定の閾値よりも小さくかつサイズが所定の大きさよりも小さいものを第三の画素群として抽出する第三のステップと、
    前記第三の画素群以外の前記第一の画素群を第二の画素群とし、前記第一の画像と同じ大きさの領域を前記最多色で塗りつぶした画像である第二の画像の当該各第二の画素群に対応する部分を当該第二の画素群で置き換えることによって、当該第二の画像における当該対応する各部分の色を、それぞれ、対応する当該各第二の画素群の色で塗り替えた画像を生成する第四のステップと、
    を有し、
    原画像における所定の広さの領域内の画像である部分原画像内の各画素の色に基づいて、所定の個数の代表色を求め、
    前記部分原画像に含まれる各画素について、画素の色に最も近い代表色を当該画素の第二の色として保存し、
    前記部分原画像の各画素の色をそれぞれの画素の前記第二の色で表した画像を前記第一の画像として、前記第一のステップ、前記第二のステップ、前記第三のステップ、および前記第四のステップを行う、
    ことを特徴とする減色方法。
  3. 像の減色を行う減色処理装置であって、
    原画像における所定の領域内の画像である部分原画像内の各画素の色に基づいて、所定の個数の代表色を求める代表色算出手段と、
    前記部分原画像に含まれる各画素について、前記代表色算出手段が算出した代表色のうちで画素の色に最も近いものを当該画素の第二の色として決定する色決定手段と、
    前記色決定手段が決定したそれぞれの画素の前記第二の色で前記部分原画像の各画素の色を表した画像である第一の画像において最も多く使用されている色である最多色を求める最多色検出手段と、
    前記第一の画像において前記最多色以外の同じ色の画素が連続することによって構成される画素群を第一の画素群として抽出する画素群抽出手段と、
    前記画素群抽出手段が抽出した前記第一の画素群のうちで、前記最多色との色の差が所定の閾値よりも大きいかまたはサイズが所定の大きさよりも大きいものを第二の画素群とし、前記第一の画像と同じ大きさの領域を前記最多色で塗りつぶした画像である第二の画像の当該各第二の画素群に対応する部分を当該第二の画素群で置き換えることによって、当該第二の画像における当該対応する各部分の色を、それぞれ、対応する当該第二の画素群の色で塗り替えた画像を生成する画像生成手段と、
    を有することを特徴とする減色処理装置。
  4. 像の減色を行う減色処理装置であって、
    原画像における所定の領域内の画像である部分原画像内の各画素の色に基づいて、所定の個数の代表色を求める代表色算出手段と、
    前記部分原画像に含まれる各画素について、前記代表色算出手段が算出した代表色のうちで画素の色に最も近いものを当該画素の第二の色として決定する色決定手段と、
    前記色決定手段が決定したそれぞれの画素の前記第二の色で前記部分原画像の各画素の色を表した画像である第一の画像において最も多く使用されている色である最多色を求める最多色検出手段と、
    前記第一の画像において前記最多色以外の同じ色の画素が連続することによって構成される画素群を第一の画素群として抽出する第一画素群抽出手段と、
    前記第一画素群抽出手段が抽出した前記第一の画素群のうちで、前記最多色との色の差が所定の閾値よりも小さくかつサイズが所定の大きさよりも小さいものを第三の画素群として抽出する第二画素群抽出手段と、
    前記第二画素群抽出手段が抽出した前記第三の画素群以外の前記第一の画素群を第二の画素群とし、前記第一の画像と同じ大きさの領域を前記最多色で塗りつぶした画像である第二の画像の当該各第二の画素群に対応する部分を当該第二の画素群で置き換えることによって、当該第二の画像における当該対応する各部分の色を、それぞれ、対応する当該第二の画素群の色で塗り替えた画像を生成する画像生成手段と、
    を有することを特徴とする減色処理装置。
  5. 原稿をスキャンして得た画像における所定の領域内の画像である部分原画像内の各画素の色に基づいて、所定の個数の代表色を求める代表色算出手段と、
    前記部分原画像に含まれる各画素について、前記代表色算出手段が算出した代表色のうちで画素の色に最も近いものを当該画素の第二の色として決定する色決定手段と、
    前記色決定手段が決定したそれぞれの画素の前記第二の色で前記部分原画像の各画素の色を表した画像である第一の画像において最も多く使用されている色である最多色を求める最多色検出手段と、
    前記第一の画像において前記最多色以外の同じ色の画素が連続することによって構成される画素群を第一の画素群として抽出する第一画素群抽出手段と、
    前記第一画素群抽出手段が抽出した前記第一の画素群のうちで、前記最多色との色の差が所定の閾値よりも大きいかまたはサイズが所定の大きさよりも大きいものを第二の画素群とし、前記第一の画像と同じ大きさの領域を前記最多色で塗りつぶした画像である第二の画像の当該各第二の画素群に対応する部分を当該第二の画素群で置き換えることによって、当該第二の画像における当該対応する各部分の色を、それぞれ、対応する当該各第二の画素群の色で塗り替えた画像を生成する画像生成手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 稿をスキャンして得た画像における所定の領域内の画像である部分原画像内の各画素の色に基づいて、所定の個数の代表色を求める代表色算出手段と、
    前記部分原画像に含まれる各画素について、前記代表色算出手段が算出した代表色のうちで画素の色に最も近いものを当該画素の第二の色として決定する色決定手段と、
    前記色決定手段が決定したそれぞれの画素の前記第二の色で前記部分原画像の各画素の色を表した画像である第一の画像において最も多く使用されている色である最多色を求める最多色検出手段と、
    前記第一の画像において前記最多色以外の同じ色の画素が連続することによって構成される画素群を第一の画素群として抽出する第一画素群抽出手段と、
    前記第一画素群抽出手段が抽出した前記第一の画素群のうちで、前記最多色との色の差が所定の閾値よりも小さくかつサイズが所定の大きさよりも小さいものを第三の画素群として抽出する第二画素群抽出手段と、
    前記第二画素群抽出手段が抽出した前記第三の画素群以外の前記第一の画素群である第二の画素群で、前記第一の画像と同じ大きさの領域を前記最多色で塗りつぶした画像である第二の画像の当該各第二の画素群に対応する部分を置き換えることによって、当該第二の画像における当該対応する各部分の色を、それぞれ、対応する当該各第二の画素群の色で塗り替えた画像を生成する画像生成手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 減色処理を行うコンピュータに、
    原画像における所定の領域内の画像である部分原画像内の各画素の色に基づいて、所定の個数の代表色を求める処理と、
    前記部分原画像に含まれる各画素について、前記代表色のうちで画素の色に最も近いものを当該画素の第二の色として決定する処理と、
    それぞれの画素の前記第二の色で前記部分原画像の各画素の色を表した画像である第一の画像において最も多く使用されている色である最多色を求める処理と、
    前記第一の画像において前記最多色以外の同じ色の画素が連続することによって構成される画素群を第一の画素群として抽出する処理と、
    抽出した前記第一の画素群のうちで、前記最多色との色の差が所定の閾値よりも大きいかまたはサイズが所定の大きさよりも大きいものを第二の画素群とし、前記第一の画像と同じ大きさの領域を前記最多色で塗りつぶした画像である第二の画像の当該各第二の画素群に対応する部分を当該第二の画素群で置き換えることによって、当該第二の画像における当該対応する各部分の色を、それぞれ、対応する当該第二の画素群の色で塗り替えた画像を生成する処理と、
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  8. 減色処理を行うコンピュータに、
    原画像における所定の領域内の画像である部分原画像内の各画素の色に基づいて、所定の個数の代表色を求める処理と、
    前記部分原画像に含まれる各画素について、前記代表色のうちで画素の色に最も近いものを当該画素の第二の色として決定する処理と、
    それぞれの画素の前記第二の色で前記部分原画像の各画素の色を表した画像である第一の画像において最も多く使用されている色である最多色を求める処理と、
    前記第一の画像において前記最多色以外の同じ色の画素が連続することによって構成される画素群を第一の画素群として抽出する処理と、
    抽出した前記第一の画素群のうちで、前記最多色との色の差が所定の閾値よりも小さくかつサイズが所定の大きさよりも小さいものを第三の画素群として抽出する処理と、
    前記第三の画素群以外の前記第一の画素群を第二の画素群とし、前記第一の画像と同じ大きさの領域を前記最多色で塗りつぶした画像である第二の画像の当該各第二の画素群に対応する部分を当該第二の画素群で置き換えることによって、当該第二の画像における当該対応する各部分の色を、それぞれ、対応する当該第二の画素群の色で塗り替えた画像を生成する処理と、
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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