JP4586122B2 - ボトル保持具及びボトルユニット - Google Patents

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Description

本発明は、ボトルを一体的に保持するボトル保持具に関し、特に、薄肉なPETボトルに好適に用いることができるボトル保持具に関する。
また、本発明は、キャップの開閉時にボトルが共回りするのを防止するボトル保持具及びボトルユニットに関する。
ミネラルウォータ、お茶などの液体飲料の多くは、軽量ボトルである、いわゆるPETボトルに充填して販売されている。従来のPETボトルは、ある程度の厚みを有し、自己の形状を保つ保形性を有しているが、製造コストや廃棄物の減容化を考慮すると、ボトルは可及的に薄肉であることが好ましい。これは、製造時に使用する原材料が少なくて済み、また、使用後は容易に潰して廃棄できるからである(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、軽量ボトルは、肉厚を薄くすればするほど、構造的に保形性が乏しくなって変形し易くなり、特に、2リットル入りPETボトルのように比較的大容量のボトルでは、ユーザによる取り扱いが難しくなる。例えば、ユーザがボトル内の飲料を飲むために、開封された薄肉ボトルの胴部を把持すると、その把持力で胴部が内方へ大きくへこみ、その結果、ボトルの注出口から飲料が噴き出してしまうなどの問題が生じ易くなる。
そこで、薄肉ボトルの取り扱いを容易にするボトル保持具が提案されている(例えば、特許文献2、3参照)。特許文献2に記載されたボトル保持具は、ハンドルを有する箱体に、ボトルを出し入れするための開口や窓孔、ボトルのネック部と係合する案内溝などを形成して構成されており、箱体にボトルを収容すると、ボトルを直接把持することなく、ハンドル把持によるボトルの運搬や内容物の注出が可能になる。
しかしながら、特許文献2に記載されたボトル保持具のように、ボトル全体を箱体で覆う場合、全体容積が大きくなるだけでなく、軽量ボトルが有する適度な撓み特性が損なわれ、冷蔵庫のドアポケットなどに対する収まりが悪くなるという問題がある。
上記問題点を解決した従来例として、特許文献3に示すボトル保持具がある。
図29の(a)は、従来例に係るボトル保持具の正面図、図29の(b)は、従来例に係るボトル保持具の右側面図、図29の(c)は、従来例に係るボトル保持具の平面図、図30の(a)は、従来例に係るボトル保持具の係合部を示す正面図、図30の(b)は、従来例に係るボトル保持具の係合部を示す右側面図、図30の(c)は、従来例に係るボトル保持具の係合部を示す平面図、図31の(a)は、従来例に係るボトル保持具のハンドルを示す正面図、図31の(b)は、従来例に係るボトル保持具のハンドルを示す右側面図、図31の(c)は、従来例に係るボトル保持具のハンドルを示す平面図である。
これらの図に示すように、特許文献3に記載されるボトル保持具100は、ボトルの底面を受ける底部110と、ボトルの上部と係脱可能に係合する係合部120と、底部110と係合部120とを繋ぐ二本の連結部130と、一方の連結部130から外方へ突出するハンドル140と、各連結部130からボトルの外周に沿って延びる複数のウィング(フィン)170とを備えて構成されている。
このように構成されたボトル保持具100によれば、保持したボトルの外周のうち、多くの領域が露出状態になるので、全体容積の増加が抑えられるだけでなく、軽量ボトルが有する適度な撓み特性を生かし、冷蔵庫のドアポケットに対する挿入や取り出しを容易に行うことができる。
特開2001−270507号公報 実用新案登録第2605131号公報 特開2004−67114号公報
しかしながら、特許文献3に記載されるボトル保持具は、ボトルの安定支持、キャップ開閉時の操作性などの点において、更に改善の余地がある。
すなわち、特許文献3に記載のボトル保持具では、ボトルの胴部をウィングで支持しているので、ボトル自体の撓み変形やウィングの撓み変形によってボトルの支持が不安定になり、最悪の場合、隙間部分からボトルが脱落する可能性がある。
また、特許文献3のボトル保持具100は、胴部の水平断面が円形で、かつ、注出口を回転式(ねじ式など)のキャップで開閉するボトルに適用した場合、キャップの開閉操作時にボトル本体が共回りし、キャップの開閉に手間取る可能性がある。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、保持したボトルの外周のうち、多くの領域を露出状態として、全体容積の増加を抑えるとともに、軽量ボトルが有する適度な撓み特性を生かし、冷蔵庫のドアポケットなどに対する挿入や取り出しを容易に行うことができ、しかも、ボトルを安定支持して、ボトルの脱落を確実に防止できるボトル保持具の提供を目的とする。
また、本発明は、キャップ開閉時に特殊な操作を行うことなく、キャップ開閉操作時におけるボトル本体の共回りを防止できるボトル保持具及びボトルユニットの提供を目的とする。
なお、特許文献1には、非円形(四角形、多角形など)のネックリングを備えるボトルが開示されている。このようなボトルの場合、ボトル保持具の係合部においてボトル本体の共回りを容易に規制し得るが、ネックリングを非円形にすると、円形のネックリングを有する一般的なボトルとの互換性が損なわれるという問題がある。例えば、ボトルの製造ライン及びボトルに内容物を充填する充填ラインは、通常、円形のネックリングを前提として構成されているので、ネックリングを非円形とした場合、専用の充填ラインを用意しなければならない。
上記目的を達成するため本発明のボトル保持具は、ボトルを一体的に保持するボトル保持具であって、前記ボトルの底面を受ける底部と、前記ボトルの上部と係脱可能に係合する係合部と、前記底部と前記係合部とを繋ぐ二本の連結部と、二本の前記連結部の一側中間部同士を繋ぎ、前記ボトルの背面側外周に沿う第一の脱落防止板と、前記第一の脱落防止板よりも下方において、前記第一の脱落防止板と高さ方向で重ならないように、二本の前記連結部の他側中間部同士を繋ぎ、前記ボトルの正面側外周に沿う第二の脱落防止板とを備える構成としてある。
このようにすると、二本の脱落防止板によってボトルを全周に亘って支持するので、ボトル自体が使用途中で撓み変形しても、安定に支持できるだけでなく、ボトルの脱落も確実に防止できる。また、脱落防止板自体の剛性も向上する。
しかも、第二の脱落防止板は、第一の脱落防止板よりも下方で、かつ、第一の脱落防止板と高さ方向で重ならないように形成されるので、第二の脱落防止板上方の開口部を広くすることができる。その結果、ボトル装着に際しては、ボトルを傾けた状態で両脱落防止板間に容易に挿入することができる。
また、本発明のボトル保持具は、前記脱落防止板が、幅方向に連続する平板部を備える構成としてある。
このようにすると、ボトル保持具の外径寸法を小さくできるだけでなく、ボトルの胴部断面を長円状又は楕円状に規制し、冷蔵庫のポケットなどへの収納性を向上させることができる。
また、本発明のボトル保持具は、前記脱落防止板同士の水平距離が、前記ボトルの胴部外径よりも小さい構成としてある。
このようにすると、保持したボトルの胴部に脱落防止板が食い込むので、ボトルの支持がより確実になるとともに、ボトルの脱落が一層防止される。
また、本発明のボトル保持具は、前記第二の脱落防止板よりも下方で、二本の前記連結部の他側からそれぞれ延出し、前記ボトルの背面側外周に沿う二枚のウィングを更に備える構成としてある。
このようにすると、二枚のウィングによってボトルの脱落が一層防止される。しかも、これらのウィングは、ボトル装着時に邪魔にならないので、同じ箇所に第三の脱落防止板を形成する場合に比べ、ボトルの装着性を向上させることができる。
また、本発明のボトル保持具は、前記脱落防止板又は前記脱落防止板と前記ウィングの端部が、前記二本の連結部の対向する内面側において接合する構成としてある。
このようにすると、ボトル未装着のボトル保持具を搬送したり保管したりする際、隣り合うボトル保持具の脱落防止板やウィング同士がぶつかることなく隣の連結部の間に入り込むので、効率よくスタックすることが可能となる。
また、本発明のボトル保持具は、前記係合部及び/又は前記連結部の上部に形成され、前記係合部に対する前記ボトルの係脱に際して指掛けとなる指掛け部を更に備える構成としてある。
このようにすると、ボトル保持具の係合部に対するボトルの係脱操作が容易になる。
また、本発明のボトル保持具は、前記脱落防止板及び/又は前記ウィングが、前記ボトルの胴部に形成されたビードに嵌入される構成としてある。
このようにすると、ボトルのビードに脱落防止板やウィングが嵌入することによって、ボトルの支持がより確実になるとともに、ボトルの脱落が一層防止される。
また、本発明のボトル保持具は、一方の前記連結部から外方へ突出するハンドルを備えた構成としてある。
このようにすると、保持具の取り扱いが容易になり、ボトルの装着時や内容液の注出時などの操作性が向上する。
また、本発明のボトル保持具は、前記ハンドルが、その内周面を形成する内周板と、外周面を形成する外周板と、これらを繋ぐリブとによって断面H型に形成されるとともに、前記内周板の幅が前記外周板の幅よりも小さくなる構成としてある。
このようにすると、ハンドルの強度が高められるだけでなく、ハンドルを握り易くして操作性の向上が図れる。
また、本発明のボトル保持具は、前記底部上面、係合部の内面及び脱落防止板の内面のいずれか一つ以上に滑り止め部材を備え、前記滑り止め部材の静摩擦係数を0.6以上とした構成としてある。
このようにすると、ボトルと滑り止め部材との間に生じる摩擦力によって、キャップ開閉操作時におけるボトル本体の共回りが規制されるので、キャップ開閉時に特殊な操作を行う必要がない。これにより、キャップ開閉時の操作性を向上させることができるだけでなく、一般的なボトルとの互換性を維持し、充填ラインなどを共用できる。
また、本発明のボトル保持具は、前記滑り止め部材が、ウレタンシート又はゴムシートからなる構成としてある。
このようにすると、適度な静摩擦係数を有し、かつ、安価なウレタンシート又はゴムシートを用いて、キャップ開閉操作時におけるボトル本体の共回りを防止できる。
また、本発明のボトル保持具は、前記滑り止め部材が前記底部上面に設けられた場合、前記底部上面のうち、前記ボトル底面と当接する部分のみに設けられる構成としてある。
このようにすると、滑り止め部材の必要量を減らし、コストダウンを図ることができる。
また、本発明のボトル保持具は、注出口を回転式のキャップで開閉する、底面に凹部を備えたボトルを一体的に保持するボトル保持具であって、前記底部の上面に形成され、前記凹部との係合により、キャップ開閉操作時におけるボトル本体の共回りを規制する凸リブを備える構成としてある。
このようにすると、ボトルに形成した凹部と凸リブが係合することによって、ボトル開閉操作時におけるボトルの共回りを確実に防止することができる。
上記目的を達成するため本発明のボトルユニットは、前記ボトルの底面に形成した凹部と前記保持具の底部に形成した凸リブとの係合により、キャップ開閉操作時におけるボトル本体の共回りを規制するようにした、前記ボトルと前記底部に凸リブを備えたボトル保持具とを含む構成としてある。
このようにしたボトルユニットによれば、キャップ開閉時に特殊な操作を行うことなく、キャップ開閉操作時におけるボトル本体の共回りを防止できる。これにより、キャップ開閉時の操作性を向上させることができる。
また、本発明のボトルユニットは、前記凸リブを、前記ボトル保持具の底部の同一円周上に、少なくとも2本以上等間隔に設けた構成としてある。
このようにすると、複数の凸リブがボトル底面の凹部に容易に係合し、ボトル本体の共回りを効率良く規制することができる。
以上のように、本発明によれば、保持したボトルの外周のうち、多くの領域を露出状態として、全体容積の増加を抑えるとともに、軽量ボトルが有する適度な撓み特性を生かし、冷蔵庫のドアポケットなどに対する挿入や取り出しを容易に行うことができるボトル保持具でありながら、二本の脱落防止板によってボトルを全周に亘って支持するので、ボトル自体が使用途中で撓み変形しても、安定に支持できるだけでなく、ボトルの脱落も確実に防止できる。
また、第二の脱落防止板は、第一の脱落防止板よりも下方で、かつ、第一の脱落防止板と高さ方向で重ならないように形成されるので、第二の脱落防止板上方の開口部を広くすることができ、ボトルを傾けた状態で両脱落防止板間に容易に装着することができる。
さらに、ボトル未装着のボトル保持具を搬送したり保管したりする際、隣り合うボトル保持具の脱落板やウィング同士がぶつかることなく隣の連結部の間に入り込むので、ボトル保持具を効率よくスタックする(重ねる)ことが可能となる。
またさらに、キャップ開閉時に特殊な操作を行うことなく、キャップ開閉操作時におけるボトル本体の共回りを規制することが可能になる。その結果、キャップ開閉時の操作性を向上させることができるだけでなく、一般的なボトルとの互換性を維持し、充填ラインなどを共用することができる。
以下、本発明のボトル保持具の実施形態について、図面を参照して説明する。
[第一実施形態]
図1は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の使用状態を示す正面図、図2は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の使用状態を示す側面図、図3は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の正面図、図4は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の背面図、図5は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の左側面図、図6は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の右側面図、図7は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の平面図、図8は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の底面図、図9は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具のA−A断面図、図10は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具のB−B断面図、図12の(a)は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の係合部を示す正面図、図12の(b)は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の係合部を示す右側面図、図12の(c)は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の係合部を示す平面図、図13の(a)は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具のハンドルを示す正面図、図13の(b)は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具のハンドルを示す平面図である。
これらの図に示すように、ボトル保持具1は、ボトル2を一体的に保持し、その取り扱いを容易にするためのものである。ボトル保持具1によって保持されるボトル2は、その底面を形成する底部2aと、底部2aから立ち上がる胴部2bと、胴部2bの上端部から上方中央に向けて延びる肩部2cと、肩部2cの上端部に形成されるネック部2dと、ネック部2dの上方に形成される注出口2eと、注出口2eを開閉するキャップ2fとを備えて構成されている。キャップ2fは、開閉時に縦中心軸回りに回転操作される回転式のものであり、例えば、ねじ式のものなどが挙られる。
なお、ボトル保持具1が保持するボトル2に制限はないが、軽量な樹脂ボトルが好適であり、特に、比較的大容量(例えば、2リットル以上)で、かつ、保形性に乏しい薄肉なプラスチックボトル(例えば、PETボトル)に適用すると、本発明の効果が顕著になる。
ボトル保持具1は、底部10、係合部20、連結部30、ハンドル40、第一の脱落防止板50、第二の脱落防止板60、ウィング70、指掛け部80などを備えて構成されている。
なお、ボトル保持具1の製造方法や材質に制限はないが、軽量でコスト的に安いプラスチック一体成形品であることが好ましい。また、材質としては、ボトル2を保持し得る剛性が求められるが、適度な撓み特性を備えることが好ましい。
底部10は、ボトル2の底部2aを受け止める部分であり、係合部20は、ボトル2のネック部2dと係脱可能に係合する部分である。つまり、係合部20には、ハンドル40を左側に置いたとき、前方に開口する係合溝21が形成されており、ここにボトル2のネック部2dが係合される。
図12に示すように、本実施形態では、係合部20と連結部30との間に亘り、左右一対の指掛け部80が形成されている。指掛け部80は、係合溝21の始端部から左右に延びる平板状であり、係合部20に対するボトル2の係脱に際して指掛けとして利用できるので、図29に示す従来例の突き出し部121に比べ、係合部20に対するボトル2の係脱操作が容易になる。
連結部30は、底部10と係合部20とを繋ぐ部分であり、ボトル2の胴部2b及び肩部2cに沿って二本立設されている。一方の連結部30の外面には、外方に向けてハンドル40が突設されており、このハンドル40を握ることにより、ボトル2の運搬や内容物の注出が行われる。
図13に示すように、本実施形態のハンドル40は、その内周面を形成する内周板41と、外周面を形成する外周板42と、これらを繋ぐリブ43とによって断面H型に形成されるとともに、内周板41の幅が外周板42の幅よりも小さくしてある。これにより、ハンドル40の強度が高められるだけでなく、ハンドル40を握り易くして操作性の向上を図ることができる。
なお、このハンドル40は、保持具のデザインや機能面などの多様性を考慮した場合、省略することもできる。
第一の脱落防止板50は、二本の連結部30の一側の中間部同士を繋ぎ、ハンドル40を向かって左側に置いたとき、ボトル2の背面側外周に沿うように形成される。また、第二の脱落防止板60は、第一の脱落防止板50よりも下方で、かつ、第一の脱落防止板50と高さ方向で重ならないように、二本の連結部30の他側の中間部同士を繋ぎ、ハンドル40を向かって左側に置いたとき、ボトル2の正面側外周に沿うように形成される。
このように構成すると、図7〜図9に示すように、二本の脱落防止板50,60によってボトル2の胴部2bが全周に亘って支持されるので、ボトル2自体が使用途中で撓み変形しても、安定に支持できるだけでなく、ボトル2の脱落も確実に防止できる。
しかも、第二の脱落防止板60は、第一の脱落防止板50よりも下方で、かつ、第一の脱落防止板50と高さ方向で重ならないように形成されるので、第二の脱落防止板上方の開口部を広くすることができる。その結果、ボトルを傾けた状態で両脱落防止板間に容易に挿入して、ボトル保持具に装着することができる。
図7に示すように、脱落防止板50,60は、幅方向に連続する平板部51,61を備えることが好ましい。脱落防止板50,60に平板部51,61を形成すると、全体を円弧にする場合に比べ、ボトル保持具1の外径寸法を小さくできるだけでなく、ボトル2の胴部断面を長円状又は楕円状に規制し、冷蔵庫のポケットなどへの収納性を向上させることができる。
また、図2や図7に示すように、脱落防止板50,60同士の水平距離Aは、ボトル2の胴部外径Bよりも小さいことが好ましい。このようにすると、保持したボトル2の胴部2bに脱落防止板50,60が食い込むので、ボトル2の支持がより確実になるとともに、ボトル2の脱落が一層防止される。
なお、脱落防止板50,60には、任意の文字やマークをシールや刻印によって施すことができる。この場合、図3に示すように、脱落防止板50,60のボトル支持面に文字やマークを施すと、ボトル2に充填された液体を介して文字やマークが目視されるので、液体のレンズ効果によって文字やマークが拡大、変形し、視覚的な面白さが付加される。
ウィング70は、第二の脱落防止板60よりも下方で、二本の連結部30からそれぞれ延出し、ハンドル40を向かって左側に置いたとき、ボトル2の背面側外周に沿うように二枚形成される。
このように構成すると、二枚のウィング70によってボトル2の脱落が一層防止される。しかも、これらのウィング70は、ボトル2を装着する際、両ウィング70間の隙間や、ウィング70自身の撓み変形によって、ボトル2の底部を逃がすことができるので、同じ箇所に第三の脱落防止板を形成する場合に比べ、ボトルの装着性を向上させることができる。
以上のように構成された第一実施形態によれば、ボトル2を一体的に保持するボトル保持具1であって、ボトル2の底面を受ける底部10と、ボトル2の上部と係脱可能に係合する係合部20と、底部10と係合部20とを繋ぐ二本の連結部30と、一方の連結部30から外方へ突出するハンドル40と、二本の連結部30の一側中間部同士を繋ぎ、ハンドル40を向かって左側に置いたとき、ボトル2の背面側外周に沿う第一の脱落防止板50と、第一の脱落防止板50よりも下方で、かつ、第一の脱落防止板50と高さ方向で重ならないように、二本の連結部30の他側中間部同士を繋ぎ、ハンドル40を向かって左側に置いたとき、ボトル2の正面側外周に沿う第二の脱落防止板60とを備えるので、二本の脱落防止板50,60によって、ボトル2の胴部2bが全周に亘って支持される。これにより、ボトル2自体が使用途中で撓み変形しても、安定に支持できるだけでなく、ボトル2の脱落も確実に防止できる。
しかも、第二の脱落防止板60は、第一の脱落防止板50よりも下方で、かつ、第一の脱落防止板50と高さ方向で重ならないように形成されるので、ボトル2の装着に際し、ボトル2を傾けた状態で両脱落防止板50,60間に容易に挿入できる。
ここで、脱落防止板50,60とウィング70は、それらの端部が、図9,10及び図4に示すように、段部50a,60a及び70aを介して連結部30の対向する内面側の縁部に接合している。
このようにすると、ボトル未装着のボトル保持具を搬送したり保管したりする際、隣り合うボトル保持具の脱落防止板50,60やウィング70がぶつかることなく、隣のボトル保持具の連結部の間に入り込むので、図11に示すように、効率よくスタックすることが可能となる。
また、脱落防止板50,60は、幅方向に連続する平板部51,61を備えるので、ボトル保持具1の外径寸法を小さくできるだけでなく、ボトル2の胴部断面を長円状又は楕円状に規制し、冷蔵庫のポケットなどへの収納性を向上させることができる。
また、脱落防止板50,60同士の水平距離Aは、ボトル2の胴部外径Bよりも小さくしてあるので、保持したボトル2の胴部2bに脱落防止板50,60が食い込ませることができ、その結果、ボトル2の支持がより確実になるとともに、ボトル2の脱落が一層防止される。
また、ボトル保持具1は、第二の脱落防止板60よりも下方で、二本の連結部30からそれぞれ延出し、ハンドル40を向かって左側に置いたとき、ボトル2の背面側外周に沿う二枚のウィング70を更に備えるので、ボトル2の脱落が一層防止される。しかも、これらのウィング70は、ボトル装着時に邪魔にならないので、同じ箇所に第三の脱落防止板を形成する場合に比べ、ボトル2の装着性を向上させることができる。
また、ボトル保持具1の係合部20には、係合部20に対するボトル2の係脱に際して指掛けとなる指掛け部80が形成されているので、係合部20に対するボトル2の係脱操作が容易になる。
また、ハンドル40は、その内周面を形成する内周板41と、外周面を形成する外周板42と、これらを繋ぐリブ43とによって断面H型に形成されるとともに、内周板41の幅が外周板42の幅よりも小さくしてあるので、ハンドル40の強度が高められるだけでなく、ハンドル40を握り易くして操作性の向上が図れる。
[第二実施形態]
つぎに、本発明の第二実施形態に係るボトル保持具について、図14〜図16を参照して説明する。ただし、第一実施形態と共通の構成については、第一実施形態と同じ符号を付け、第一実施形態の説明を援用する。
図14は、本発明の第二実施形態に係るボトル保持具の使用状態を示す側面図、図15は、本発明の第二実施形態に係るボトル保持具の側面図、図16は、本発明の第二実施形態に係るボトル保持具が保持するボトルの正面図である。
これらの図に示すように、本実施形態は、ボトル2の胴部2bに複数のビード(凹溝)2hが形成されている点と、これらのビード2hに脱落防止板50,60が嵌まり込む点が第一実施形態と相違している。
このように構成すると、ボトル2のビード2hに対する脱落防止板50,60の嵌入によって、ボトル2の支持がより確実になるとともに、ボトル2の脱落が一層防止される。
なお、本実施形態では、ボトル2のビード2hに対し、脱落防止板50,60を嵌合させるが、更にウィング70を嵌合させてもよい。
[第三実施形態]
つぎに、本発明の第三実施形態であるボトルの共回り防止構造について、図11〜図13を参照して説明する。
本発明の第三実施形態に係るボトル保持具について、図17〜図23を参照して説明する。ただし、第一及び第二実施形態と共通の構成については、第一実施形態と同じ符号を付け、第一実施形態の説明を援用する。
これらの図に示すように、本実施形態に係るボトル保持具1は、底部10の上面に、ボトル2の底面と当接する滑り止め部材180を備えている。この滑り止め部材180は、静摩擦係数が0.6以上であり、ボトル2の自重に応じて発生する摩擦力によって、キャップ開閉操作時におけるボトル本体の共回り規制を行う。
このように構成すると、キャップ開閉時に特殊な操作を行うことなく、キャップ開閉操作時におけるボトル本体の共回りを防止することが可能になる。
滑り止め部材180の材質に制限はない。例えば、ウレタンシート、ゴムシートなどを好適に用いることができる。特に、適度な静摩擦係数を有することが好ましい。
また、滑り止め部材180は、ボトル保持具1における底部10の上面のうち、ボトル2の底面と当接する部分のみに設けられることが好ましい。例えば、本実施形態では、底部10の上面のうち、ボトル2の底面が当接しない中央部分を除き、ドーナッツ状の領域に滑り止め部材180を貼着している。このようにすると、滑り止め部材180の必要量を減らし、コストダウンを図ることができる。
なお、滑り止め部材180は、底部10の上面だけでなく、係合部20の内面、脱落防止板50,60の内面などにも設けることができ、このようにした場合も、ボトル本体の共回りを防止することができる。これらの滑り止め部材180は、単独あるいは、適宜組み合わせて用いることができる。
以上のように構成された本実施形態によれば、ボトル2を一体的に保持するボトル保持具1であって、ボトル2の底面を受ける底部10と、ボトル2の上部と係脱可能に係合する係合部20と、底部10と係合部20とを繋ぐ連結部30と、連結部30から外方へ突出するハンドル40と、底部10の上面などに設けられ、静摩擦係数が0.6以上である滑り止め部材180とを備えるので、キャップ開閉時に特殊な操作を行うことなく、ボトル底面と滑り止め部材180との間の摩擦力によって、キャップ開閉操作時におけるボトル本体の共回りを防止することが可能になる。これにより、キャップ開閉時の操作性を向上させることができるだけでなく、一般的なボトルとの互換性を維持し、充填ラインなどを共用できる。
また、滑り止め部材180をウレタンシートとした場合には、適度な静摩擦係数を有する滑り止め部材180を安価にできる。
また、ボトル保持具1における底部10の上面のうち、ボトル2の底面と当接する部分のみに滑り止め部材180を設けた場合には、滑り止め部材180の必要量を減らし、コストダウンを図ることができる。
以下、本発明のボトルユニットの実施形態について、図24〜図28を参照して説明する。
ただし、第一実施形態と共通の構成については、第一実施形態と同じ符号を付け、第一実施形態の説明を援用する。
これらの図に示すように、本発明の実施形態に係るボトル2は、底面に凹部2gを備えており、また、本発明の実施形態に係るボトル保持具1は、底部10の上面に凸リブ11を備えている。ボトル保持具1の凸リブ11は、ボトル2の凹部2gと係合可能であり、この係合により、キャップ開閉操作時におけるボトル本体の共回り規制を行う。
このように構成すると、キャップ開閉時に特殊な操作を行うことなく、キャップ開閉操作時におけるボトル本体の共回りを防止することが可能になる。
凸リブ11や凹部2gの形状は、任意に定めることが可能であるが、ボトル底面の径方向に延びる長尺状が好ましい。このようにすると、ボトル本体の共回り方向において大きな係合力を確保し、ボトル本体の共回りを確実に規制することが可能になる。
また、凸リブ11の数も任意であるが、ボトル保持具1の底部10における同一円周上に、少なくとも2本以上を等間隔に設けることが好ましい。
また、ボトル2の底面に形成される凹部2gの数も任意であるが、凸リブ11と同一円周上に凸リブ11の本数の整数倍設けることが好ましい。このようにすると、ボトル2の底面に形成される凹部2gと、ボトル保持具1の底部10に形成される凸リブ11との係合可能位置が増えるので、凹部2gと凸リブ11の位置合わせが容易になる。
以上のように構成された本実施形態によれば、注出口2eを回転式のキャップ2fで開閉するボトル2と、このボトル2を一体的に保持するハンドル付きのボトル保持具1とを含むボトルユニットであって、ボトル2が、底面に凹部2gを備え、ボトル保持具1が、ボトル2の底面を受ける底部10と、ボトル2の上部と係脱可能に係合する係合部20と、底部10と係合部20とを繋ぐ連結部30と、連結部30から外方へ突出するハンドル40と、底部10の上面に形成され、凹部2gとの係合により、キャップ開閉操作時におけるボトル本体の共回りを規制する凸リブ11とを備えるので、キャップ開閉時に特殊な操作を行うことなく、キャップ開閉操作時におけるボトル本体の共回りを防止できる。これにより、キャップ開閉時の操作性を向上させることができるだけでなく、一般的なボトルとの互換性を維持し、充填ラインなどを共用できる。
また、凸リブ11は、ボトル保持具1の底部10の同一円周上に、2〜4本等間隔に設けたので、数少ない凸リブ11でボトル本体の共回りを効率良く規制することができる。
また、ボトル2の底面の凹部2gは、凸リブ11と同一円周上に凸リブ11の本数の整数倍設けたので、凹部2gと凸リブとの係合可能位置が増え、凹部2gと凸リブ11の位置合わせが容易になる。
本発明は、ボトルを一体的に保持するハンドル付きのボトル保持具に適用され、特に、比較的大容量で、かつ、保形性に乏しい薄肉な軽量ボトルを保持するボトル保持具及びボトルユニットに好適に用いることができる。
本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の使用状態を示す正面図である。 本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の使用状態を示す側面図である。 本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の正面図である。 本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の背面図である。 本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の左側面図である。 本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の右側面図である。 本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の平面図である。 本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の底面図である。 本発明の第一実施形態に係るボトル保持具のI−I断面図である。 本発明の第一実施形態に係るボトル保持具のII−II断面図である。 本発明の第一実施形態に係るボトル保持具をスタックした状態を示す右側面図である。 (a)は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の係合部を示す正面図、(b)は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の係合部を示す右側面図、(c)は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具の係合部を示す平面図である。 (a)は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具のハンドルを示す正面図、(b)は、本発明の第一実施形態に係るボトル保持具のハンドルを示す平面図である。 本発明の第二実施形態に係るボトル保持具の使用状態を示す側面図である。 本発明の第二実施形態に係るボトル保持具の側面図である。 本発明の第二実施形態に係るボトル保持具が保持するボトルの正面図である。 本発明の第三実施形態に係るボトル保持具の正面図である。 本発明の第三実施形態に係るボトル保持具の右側面図である。 本発明の第三実施形態に係るボトル保持具のIII−III断面図である。 本発明の第三実施形態に係るボトル保持具のIV−IV断面図である。 (a)は、本発明の第三実施形態に係るボトルの底部断面図、(b)は、本発明の実施形態に係るボトルの底面図である。 (a)は、本発明の第三実施形態に係るボトル保持具の底部平面図、(b)は、本発明の実施形態に係るボトル保持具の底部正面図である。 本発明の第三実施形態に係るボトル保持具及びボトルの底部断面図である。 本発明のボトルユニットの実施形態に係る正面図である。 本発明のボトルユニットの実施形態に係るV−V断面図である。 (a)は、本発明の実施形態に係るボトルの底部断面図、(b)は、本発明の実施形態に係るボトルの底面図である。 (a)は、本発明の実施形態に係るボトル保持具の底部正面図、(b)は、本発明の実施形態に係るボトル保持具の底部側面図、(c)は、本発明の実施形態に係るボトル保持具の底部平面図である。 本発明のボトルユニットの実施形態に係る底部断面図である。 (a)は、従来例に係るボトル保持具の正面図、(b)は、従来例に係るボトル保持具の右側面図、(c)は、従来例に係るボトル保持具の平面図である。 (a)は、従来例に係るボトル保持具の係合部を示す正面図、(b)は、従来例に係るボトル保持具の係合部を示す右側面図、(c)は、従来例に係るボトル保持具の係合部を示す平面図である。 (a)は、従来例に係るボトル保持具のハンドルを示す正面図、(b)は、従来例に係るボトル保持具のハンドルを示す右側面図、(c)は、従来例に係るボトル保持具のハンドルを示す平面図である。
符号の説明
1 ボトル保持具
2 ボトル
2a 底部
2b 胴部
2c 肩部
2d ネック部
2e 注出口
2f キャップ
2g 凹部
2h ビード
10 底部
11 凸リブ
20 係合部
21 係合溝
30 連結部
40 ハンドル
41 内周板
42 外周板
43 リブ
50 第一の脱落防止板
51 平板部
60 第二の脱落防止板
61 平板部
70 ウィング
80 指掛け部
100 ボトル保持具
110 底部
120 係合部
121 突き出し部
130 連結部
140 ハンドル
170 ウィング
180 滑り止め部材
A 水平距離
B 胴部外径

Claims (16)

  1. ボトルを一体的に保持するボトル保持具であって、
    前記ボトルの底面を受ける底部と、
    前記ボトルの上部と係脱可能に係合する係合部と、
    前記底部と前記係合部とを繋ぐ二本の連結部と、
    二本の前記連結部の一側中間部同士を繋ぎ、前記ボトルの背面側外周に沿う第一の脱落防止板と、
    前記第一の脱落防止板よりも下方において、前記第一の脱落防止板と高さ方向で重ならないように、前記二本の前記連結部の他側中間部同士を繋ぎ、前記ボトルの正面側外周に沿う第二の脱落防止板と、
    を備えることを特徴とするボトル保持具。
  2. 前記脱落防止板が、幅方向に連続する平板部を備えることを特徴とする請求項1記載のボトル保持具。
  3. 前記脱落防止板の平板部間同士の水平距離が、前記ボトルの胴部外径よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2記載のボトル保持具。
  4. 前記第二の脱落防止板よりも下方において、前記二本の連結部の一側からそれぞれ延出し、前記ボトルの背面側外周に沿う二枚のウィングを更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のボトル保持具。
  5. 前記脱落防止板又は前記脱落防止板と前記ウィングの端部が、前記二本の連結部の対向する内面側に接合することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のボトル保持具。
  6. 前記係合部及び/又は前記連結部の上部に形成され、前記係合部に対する前記ボトルの係脱に際して指掛けとなる指掛け部を更に備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のボトル保持具。
  7. 前記脱落防止板及び/又は前記ウィングが、前記ボトルの胴部に形成されたビードに嵌入されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のボトル保持具。
  8. 一方の前記連結部から外方へ突出するハンドルを備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のボトル保持具。
  9. 前記ハンドルが、その内周面を形成する内周板と、外周面を形成する外周板と、これらを繋ぐリブとによって断面H型に形成されるとともに、前記内周板の幅が前記外周板の幅よりも小さいことを特徴とする請求項8に記載のボトル保持具。
  10. 前記底部上面、係合部の内面及び脱落防止板の内面のいずれか一つ以上に設けられた滑り止め部材を備え、
    前記滑り止め部材の静摩擦係数を0.6以上としたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のボトル保持具。
  11. 前記滑り止め部材が、ウレタンシート又はゴムシートからなることを特徴とする請求項10記載のボトル保持具。
  12. 前記滑り止め部材が前記底部上面に設けられた場合、前記底部上面のうち、前記ボトル底面と当接する部分のみに設けられることを特徴とする請求項10又は11記載のボトル保持具。
  13. 注出口を回転式のキャップで開閉する、底面に凹部を備えたボトルを一体的に保持するボトル保持具であって、
    前記底部の上面に形成され、前記凹部との係合により、キャップ開閉操作時におけるボトル本体の共回りを規制する凸リブを備えることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のボトル保持具。
  14. 前記凸リブを、前記ボトル保持具の底部の同一円周上に、少なくとも2本以上等間隔に設けたことを特徴とする請求項13記載のボトル保持具。
  15. 前記ボトルの底面に形成した凹部と前記保持具の底部に形成した凸リブとの係合により、キャップ開閉操作時におけるボトル本体の共回りを規制するようにした、前記ボトルと請求項13又は14記載のボトル保持具とを含むボトルユニット。
  16. 前記ボトルの底面の凹部を、前記凸リブと同一円周上に前記凸リブの本数の整数倍の数設けたことを特徴とする請求項15記載のボトルユニット。
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