JP4585953B2 - シート処理装置、および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置や事務機から排出されるシートを受け入れて昇降可能な積載トレイに積載するシート処理装置、およびシート処理装置を内蔵/接続した画像形成装置に関し、詳しくは、紙詰まりの発生時等に、シート処理装置に備えられた穿孔装置から容易にシートを除去し得る穿孔装置の構造に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置から搬出されるシートを受け入れて、仕分け、針綴じ、整本、穿孔等の様々な処理を行うシート処理装置が実用化されている。また、画像形成装置の一部の機種では、このようなシート処理装置が内蔵されたり、購入選択肢(いわゆるオプション)として接続されたりする。
特許文献1に示されるシート処理装置は、シートの後端側にファイル用の綴じ孔を形成する穿孔装置を備えており、画像形成装置の排出ローラ対から受け入れたシートに穿孔処理を行った後に処理装置に受け渡している。処理装置では、穿孔されたシートを処理トレイに所定枚数積載して束形成し、後端側を針綴じ(ステイプル)処理したシート束を積載トレイに排出して積載させている。
この穿孔装置は、穿孔屑の収納箱を正面側へ引き出し可能に保持する下部筐体構造と、シートに穿孔する穿孔機構を取り付けた上部筐体構造とを有しており、処理装置に固定した下部筐体構造に対して上部筐体構造を上方へ回動可能に取り付けてある(図12参照)。
特許文献2に示される画像形成装置は、画像読取装置(スキャナ装置)下に、画像読取装置の平面に収めて、感光体ドラムによる画像形成部と、シート束を形成する処理トレイと、昇降可能な積載トレイとを配置しており、処理トレイにシートを積載して後端側を針綴じたシート束を積載トレイに押し出し排出している。
特開2001−130827号公報 特開2001−72311号公報
特許文献1に示されるシート処理装置は、シート処理装置の入口で紙詰まりが発生した際に、上部筐体構造を上方へ大きく跳ね上げてロッドで支持させ、この状態で上部筐体構造と下部筐体構造との間に上方から手指を差し込んで、穿孔機構からシートを容易に排除できる。
しかし、特許文献2に示される画像形成装置は、小型化された画像形成装置の胴内にシートを積載するため、内部で機構や部品が複雑に入り組み、特許文献1に示されるような穿孔装置を組み込むスペースを確保することすら容易でない。
そして、仮に、穿孔装置を小型化して、画像形成装置の胴内に配置できたとしても、上部の画像読取装置が邪魔になって特許文献1に示すシート処理装置のように上部筐体構造を上方へ跳ね上げることは不可能で、上方から手を差し込むことも、上部筐体構造と下部筐体構造との間に差し込んだ指でシートを掴むこともできない。
ここで、上部の画像読取装置を上方へ開いたり、後方へずらしたりする構造を採用すれば、特許文献1のシート処理装置のように、上部筐体構造を上方へ跳ね上げることも可能であるが、画像形成装置の筐体構造が複雑化して、小型化、軽量化の支障となるし、画像読取装置の上方や後方に余分な退避用スペースを確保する必要を生じてしまう。
また、穿孔装置の上部筐体構造を上方へ移動可能にしつつ下部筐体構造を下方へ移動可能にすると、正面側から手を挿入可能となるが、下部筐体構造の支持構造が複雑になるし、シートを除去する操作も複雑化して、シート除去後に最初の状態に復帰させる操作を間違う可能性が増す。
また、上方への移動余地の無い上部筐体構造を固定として、下部筐体構造を正面側へ抜き出したり、傾けたりする構造を採用すると、下部筐体構造に保持された穿孔屑の収納箱から穿孔屑を装置の内外に撒き散らす可能性が高まる。
本発明は、特許文献2に示される画像形成装置のように、上方の空間が限られた空間に配置されたシート処理装置でも、穿孔屑を撒き散らかすことなく、穿孔装置から紙詰まりシートを容易に除去できるシート処理装置を提供することを目的としている。
本発明のシート処理装置は、上流側装置の排出手段の下流側に配置されて、前記排出手段から供給されたシートに穿孔する穿孔装置と、前記穿孔装置によって穿孔されたシートを受け入れて処理する処理装置とを備えるシート処理装置において、前記穿孔装置は、前記処理装置と一体に前記排出手段から遠ざかる方向へ移動可能に配置されているとともに、シートに穿孔する穿孔機構を備えた上部筐体構造と、前記穿孔機構による穿孔屑を収納する収納箱を有して前記上部筐体構造の下部に設けられた下部筐体構造とを有し、前記上部筐体構造は、前記処理装置が前記排出手段から遠ざかる方向へ移動した際に前記穿孔装置と前記排出手段との間に形成される空間に向かって、前記下部筐体構造に対して移動可能に支持されているものである。
本発明のシート処理装置では、下部筐体構造と処理装置の位置関係を保持したまま上部筐体構造を排出手段側へずらすことにより、下部筐体構造の上面を上方から接触可能に開放しつつ、上部筐体構造の下面を下方から接触可能に開放する。従って、下部筐体構造の上方には、上部筐体構造を退避した作業空間が確保され、特許文献2に示される画像形成装置であれば正面側からシートを横断する方向に手を入れて下部筐体構造に接触可能となり、上方の空間や作業スペースが限られた状況でも、正面側から手を入れて紙詰まりシートの排除や穿孔機構の手入れを行うことができる。
ここで、穿孔装置を処理装置ごと水平に移動させて上流側装置との間に上部筐体構造の退避スペースを形成し、この退避スペースへ上部筐体構造を移動させる場合、上部筐体構造の退避スペースを特別に設けておく必要が無いので、シート処理装置の実質的な占有スペースが削減され、その分、画像形成装置が小型化される。
以下、本発明の一実施形態であるシート処理装置400と、シート処理装置400を備えた画像形成装置の一形態である複写機500を図面に基づいて説明する。本発明の画像形成装置は、本実施形態の複写機500には限定されず、ファクシミリ、プリンタ、これらの複合機等で実施されてもよく、また、シート処理装置400は、複写機500の装置本体500A以外の印刷装置等に接続されてもよい。
以下の説明では、シートのシート搬送方向の上流側端を後端、下流側端を先端、シートの搬送方向に沿った端を側端とし、シート搬送方向に対して交差する方向をシートの幅とし、シートの後端を揃えることを後端整合、側端を揃えることを側端整合としている。
<画像形成装置>
図1は本発明の一実施形態であるシート処理装置を備えた複写機の正面図である。本発明の画像形成装置である例えば複写機500は、画像形成手段である例えば装置本体500Aと、シート処理装置である例えばシート処理装置400とを備えている。
複写機500は、原稿の画像を読み取るリーダ部120(画像読取装置)と画像を形成するプリンタ部200とを装置本体500Aにまとめ、装置本体500Aの側部に設けた空間SPに、画像形成されたシートを重ねてステイプル処理するシート処理装置400を配置している。装置本体500Aの上部には、原稿を1枚ずつプラテンガラス102上に供給する自動原稿給送装置300(以下、「ADF」という)を後方へ開閉可能に取り付けてある。
複写機500は、リーダ部120で読み取った原稿画像をプリンタ部200でシートに複写する複写機として機能する他、外部のパソコン等から送られてきた画像データをプリンタ部200で受けて、シートに画像を印刷するプリンタとしても機能する。さらに、複写機500は、リーダ部120で読み取った原稿画像のファクシミリ信号を他のファクシミリに送信したり、他のファクシミリからのファクシミリ信号を受信してプリンタ部200で印刷したりするファクシミリとしても機能する。
複数枚の原稿を複写する場合、ADF300に原稿を積載して、1枚ずつ順次リーダ部120のプラテンガラス102上に搬送させ、停止させたスキャナユニット104の上方を通過させていわゆる流し読みを行う。また、ADF300で扱えない原稿を複写する場合、ADF300を後方側へ開いてプラテンガラス102上に原稿を載置し、スキャナユニット104を図中左右方向へ移動させていわゆる走査読みを行う。
いずれにせよ、スキャナユニット104の光源103で照明された帯状の領域の画像が、ミラー105、106、107及びレンズ108を通してCCDイメージセンサ部109に結像し、CCDイメージセンサ部109によって線画像が読み取られて画像信号に変換され、画像データ化や画像処理等のデジタル処理が施される。
デジタル処理が施された画像信号は、プリンタ部200の露光制御部201に送信されて展開され、変調されて、レーザ光の光信号に変換される。露光制御部201は、光信号を走査して感光体ドラム202に照射し、この照射光によって感光体ドラム202の表面に静電気の潜像が形成され、現像器203でトナーを付着させて潜像を現像して、感光体ドラム202にトナー像が形成される。
トナー像の先端とタイミングを合わせて、シートカセット204、205からシートSが搬送され、転写部206にてトナー像がシートSに転写される。シートSに転写されたトナー像は、定着部207で高温加圧を受けてシートSに定着される。定着完了したシートSは、シート排出部208を通じてシート処理装置400へ受け渡される。
シート処理装置400は、昇降可能な上下二段のスタックトレイ421、422を用いて多量のシートを積載可能であるとともに、スタックトレイ421、422を含めて装置本体500Aの平面からはみだすことなく収納されている。
<シート処理装置>
図2はシート処理装置の部分的な断面図、図3はオフセットローラの動作の説明図、図4はシート処理装置の斜視図である。本実施形態のシート処理装置400は、シートを二段のスタックトレイ421、422に仕分けるソート処理に加えて、ステイプラユニット420を用いた針綴じ処理が可能である。
図2に示すように、シート処理装置400は、装置本体500A(図1)から排出されるシートを積載してシート束を形成する処理トレイ410と、処理トレイ410で形成されたシート束を移し替えて積載するスタックトレイ421、422と、処理トレイ410で形成されたシート束をシートクランプ部材412により一体に保持して、スタックトレイ421(または422)へ押し出し排出するシート束排出部材413とを備えている。
二段のスタックトレイ421、422は、独立して昇降駆動され、コピージョブ以外のプリンタやファクシミリなどの出力に際して、スタックトレイ421、422を使い分けた分別積載が可能である。処理トレイ410は、図3に示すように、オフセットローラ407を用いてシートをスイッチバックさせ、シートクランプ部材412で挟み込む操作を繰り返してシート束を形成する。
図2に示すように、シート受け入れ部401から受け入れたシートは、シート処理装置400の搬送ローラ405に受け渡されて、処理トレイ410に排出される。そして、シートをスタックトレイ421(または422)へ1枚ずつ排出する際には、図3に示すように、接触させたオフセットローラ407を正転に保って、シートをそのままスタックトレイ421(または422)へ飛ばして送り出す。しかし、シート束を形成する場合、処理トレイ410に積載されたシートは、オフセットローラ407を途中で逆転させることにより、シート後端ストッパー411まで引き戻される。
オフセットローラ407は、正転・逆転・オフセット移動(軸方向移動)してシートを搬送するローラ部材であって、オフセット軸511を支点にして回動可能なオフセットローラホルダ406に支持され、外周部がゴムもしくは発泡体等、ゴムに近い弾性を備えた弾性体で形成された円筒形の外観を呈する。
図4に示すように、オフセットローラホルダ406は、オフセット軸511に沿って、シートの幅方向へ移動可能であり、ピックアップソレノイド433からソレノイドアーム512、レバーホルダ513、離間レバー514、オフセットローラホルダ406を介して上下方向に回動される。ピックアップソレノイド433のオン・オフに応じてオフセットローラ407が上昇・下降する。
オフセットローラ407は、搬送ローラ405(図2)を共通に駆動する正逆転可能な搬送モータ431によりタイミングベルト523、ローラギヤ524、アイドラギヤ525、オフセットギヤ526、オフセットプーリ527、タイミングベルト522を介して回転駆動される。オフセットローラ407は、搬送モータ431の回転方向に応じて、正転して下流側へシートを搬送し、逆転して上流側へシートを搬送する。
オフセットローラ407は、正逆転可能なオフセットモータ432の駆動により、シートの幅方向に移動して幅方向位置決め壁416に接近・離間する。オフセットモータ432の回転は、オフセットモータギヤ432aからオフセットピニオン516に伝達され、オフセットラック515によってオフセット軸511に沿った直線運動に変換される。
図2に示すように、シートの後端が入口センサ403を抜けるとピックアップソレノイド433がオフされ、正転するオフセットローラ407が自重で下降してシートに当接する。オフセットローラ407は、シートを下流側に搬送した後に逆転して、シートを上流側へ引き戻し、処理トレイ410の上流側端部に設けたシート後端ストッパー411にシートの後端を突き当てる。
図4に示すように、シート後端ストッパー411に突き当たって後端が整合されたシートは、回転停止したオフセットローラ407が幅方向位置決め壁416に接近するのに伴って、当接するオフセットローラ407の摩擦力によって引き摺られ、シート押さえ510の下をくぐって幅方向位置決め壁416に当接することにより、側端も整合される。整合されたシートは、シートクランプ部材412によって挟み込まれ、先行して積載されたシートと重ねて一体に保持される。
このようにして、所定枚数のシートを積載/整合して形成されたシート束は、処理トレイ410の幅方向位置決め壁416側の隅に配置したステイプラユニット420によって、シート束の隅を斜めに針綴じ処理される。針綴じ処理されたシート束は、所定の高さ位置に位置決められたスタックトレイ421(または422)へシート束排出部材413によって押し出し排出される。
<穿孔装置>
図5は穿孔装置を複写機の側面側から見た構成の説明図、図6は穿孔装置を複写機の正面側から見た構成の説明図、図7はベースに対する処理ユニットの回動構造の説明図、図8はシート処理装置の取り出し構造の説明図、図9は穿孔装置の斜視図である。本実施形態のシート処理装置400は、上流側装置である例えば装置本体500Aの下流側に配置され、穿孔装置である例えば穿孔装置2、穿孔屑の収納箱である例えばダストボックス58、穿孔機構である例えばパンチ部42、下部筐体構造である例えばベース63、上部筐体構造である例えば処理ユニット61、回動軸である例えば支軸62を備えている。
穿孔装置2は、装置本体500A内で画像が形成されたシートの後端側に、ファイル用の孔を開けてシート処理装置400に受け渡す装置である。穿孔装置2は、複写機500の装置本体500Aに装備しないで、単体で使用することもでき、この場合は、シートのみならず、木板、金属板にも孔明け可能である。孔明け可能なシートには、普通紙、普通紙の代用品である樹脂製シート、厚紙等がある。
図5に示すように、穿孔装置2の筐体59内の前側板31にはパンチユニット40の駆動源であるモータ33が設けられている。モータ33の軸33aに取り付けられたモータギア34は、前側板31に突設されたギア軸36に回転可能に軸支されたダブルギア35を介して、駆動軸38に固定された駆動ギア37に回転を伝達する。駆動軸38は、一対の軸受38a、38aによって前側板31と後側板32とに回転可能に軸支されている。
穿孔装置2のパンチユニット40は、シートに2つの孔を開ける2つ孔仕様と、3つの孔を開ける3つ孔仕様とを、注文仕様に応じて組み立て時に設定している。2つ孔仕様の場合、破線で示した位置に2つのパンチ部42、42を備えた駆動軸を装備することにより、2つのパンチ部42、42とダイ孔50a、50aとで、シートに同時に2つの孔を明ける。3つ孔仕様の場合、3つのパンチ部43、43、43を備えた駆動軸38を装備することにより、3つのパンチ部43、43、43とダイ孔50b、50b、50bとで、シートに同時に3つの孔を明ける。
パンチ47の先端はフレーム体49に固定保持されたパンチガイド48に挿入され、摺動可能に位置決めされている。パンチ47の先端には穿孔刃先47aが形成されている。パンチガイド48には、パンチ47が貫通する貫通孔48aが形成されている。フレーム体49にもパンチ47が貫通する貫通孔49aが形成されている。フレーム体49は、前側板31と後側板32との間に掛け渡してある。前側板31と後側板32との間には、フレーム体49に対向させて、シートが通過するのに必要な間隔を隔てて、ダイ50が掛け渡されている。フレーム体49とダイ50との間には穿孔すべきシートのシート搬送パス51が形成されている。ダイ50には、パンチ47の穿孔刃先47aと係合可能な3孔用ダイ孔50bが形成されている。
駆動軸38には、回転速度を検知するエンコーダ板41aが固定され、前側板31にはエンコーダ板41aから回転角に対応する信号を取り出す読取ヘッド41bが取り付けら、読取ヘッド41bと不図示の制御回路とでパンチ47の往復移動の状態が識別され、往復動作が管理される。
図6に示すように、駆動軸38には、切欠き39aを形成した遮光板39が固定され、前側板31には遮光板39の切欠き39aを検知する透過センサ39bが配置されている。透過センサ39bは、遮光板39の切欠き39aを検知して偏心カム44の所定の回転位置を識別させる。
以上、3つ孔用パンチ部43と、これに関連する部分の構成を説明したが、2つ孔用パンチ部42も、3つ孔用パンチ部43と同一の構成になっているため、同一部分に同一符号を付してその部分の説明を省略する。なお、2つ孔用のダイ50aもダイ50に形成されている。
図6に示すように、穿孔装置2の筐体構造は、下部のベース63と上部の処理ユニット61とに分割されており、処理ユニット61側に上述のパンチユニット40が組み立てられる一方、ベース63の底の駆動軸38の直下位置にダストボックス58が配置される。ダストボックス58は、図1の複写機500の前面側へ引き出し可能で、パンチ47とダイ50bとで打ち抜かれたシートのパンチ屑67を貯留する。
ベース63の側壁に配置された透過センサ66は、ダストボックス58内のパンチ屑67の積載高さを検知する。透過センサ66は、発光部66a(図5)から赤外光を射出してダストボックス58の内壁に固定したプリズム反射器70による反射光を受光部66b(図5)で検知する。ダストボックス58内にパンチ屑67が堆積して光路71を遮断すると、ダストボックス58が満杯と判断される。
図7に示すように、穿孔装置2は、ベース63に対して処理ユニット61を上流側へスライドさせることにより、シート搬送パス51を上下に分割して、ダイ50の上面を開放可能である。処理ユニット61は、搬送されるシートPの幅方向の両端部において、支軸62により処理装置本体2に回動自在に装着されている。
支軸62は、ベース63と処理ユニット61の分割面よりも低いベース63の底に近い位置に配置して、回動半径を大きく設定しているので、処理ユニット61を上方へ大きくはみ出すことなく、処理ユニット61を回動して開閉できる。また、支軸62は、ベース63の上流側に配置されているので、処理ユニット61を上流側の退避空間へ移動する際に、ダイ50とフレーム体49(図5)の間隔が次第に広がって、シート搬送パス51からジャムしたシートを取り出し易い。支軸62が低いので、回動中心がパンチの重心に対してセット時にもジャム処理時にも安定する。
図8に示すように、シート処理装置400を支持する装置本体500Aの床面503には、奥側から手前側へ斜めに走るレール502が設置されており、穿孔装置2を一体に組み立てたシート処理装置400は、レール502に支持されて斜め前方へ、シート処理装置400の奥行きの半分の距離だけ水平移動可能である。
また、上述の支軸62の低い配置によって、空間SP(図1)の高さ範囲で処理ユニット61は開閉可能である。従って、紙詰まり等の際には、装置本体500Aから穿孔装置2を手前方向に対して左側斜めに少しだけ引き出すことにより、装置本体500の排紙部501と穿孔装置2との間に、回動した処理ユニット61を退避させる退避空間を形成して、実際に処理ユニット61を開閉でき、シート処理装置400を前方(正面側)へ引き出すことにより、上方から手指を差し込んで、開放されたフレーム体49とダイ50との間からシートを容易に取り出すことができる。
図9に示すように、パンチユニット40を含む処理ユニット61は、支軸62を中心にして矢印方向に回動され、この状態で、ベース63の上流側を中心にして、ダイ50を上方へ回動することにより、下方からダイ50の下面にも接触可能である。
このように、フレーム40eを含む処理ユニット61を、上流側へ回動可能にしたことで、例えば、穿孔装置2に搬入されるシートが、フレーム40eを含む位置においてジャムした場合、穿孔装置2と排紙部501との空間で、装置本体500Aに処理ユニット61が干渉せずに、ジャムシートを処理ユニット61と共に上方に引き抜き、シートのジャム処理を容易に行うことができる。また、処理ユニット61のみ回動させることにより、パンチ屑を飛散させずにジャムシートを除去することができ、処理ユニット61を回動し元に戻した時でも屑箱がずれて、パンチ屑の満載を検知するセンサが誤検知してしまうということもないので、ジャム処理性が向上する。
<穿孔機構とその動作>
図10はパンチ部とダイの拡大された斜視図、図11はパンチ部とダイによる穿孔動作の説明図である。
図10に示すように、パンチ部43は、駆動軸38に固定された偏心カム44と、偏心カム44の外周に摺動して回転可能に嵌合しているカムホルダ45と、支軸46によってカムホルダ45に傾動可能に連結されたパンチ47とを有している。パンチ47の先端はフレーム体49に固定されたパンチガイド48に挿入され、摺動可能に位置決めされている。パンチガイド48には、パンチ47が貫通する貫通孔48aが形成されている。
図11に示すように、駆動軸38の1回転に伴って、パンチ47は、(a)孔開け前の状態から(b)孔開け直前、(c)孔開け中、(d)孔開け完了後を経て、(a)孔開け前の状態まで昇降する。
図11の(a)に示すように、パンチ47が上がった状態から駆動軸38を回転させると、図11の(b)に示すように偏心カム44が回転して、その外周に嵌合されたカムホルダ45が支軸46を中心に回転する。すると、支軸46とパンチガイド48によって動作が規制されているパンチ47が下方に押圧され、駆動軸38が半回転した位置で図11の(c)に示すように、パンチ47の穿孔刃先47aがダイ孔50bと嵌合し、シートに孔を開ける。孔開け後も、図11の(d)に示すように駆動軸38が回転を続けて、偏心カム44は、カムホルダ45を支軸46を中心に回転させて、パンチ47を上方に退避させ、図11の(a)に示す待機位置へ復帰させる。
このように構成することにより、カムホルダ45ががたつくことなく、パンチ47が円滑に往復運動することが可能になる。
図6に示すように、シートSに孔を開けるとき、装置本体500A内で画像を形成されたシートSは、装置本体500Aの排出ローラ対208から穿孔装置2内に搬送される。シートSの先端は、フレーム体49とダイ50との対向間隔を通過して、処理装置400のシート入口搬送経路401を通り、回転する搬送ローラ対405にニップされてさらに搬送される。シートSは、不図示のシート検知センサによって後端が検知されてから所定のタイミングで停止して、シートSの後端側の穿孔位置をパンチ47に位置決めされる。
シートSが停止すると、パンチ47をダイ50に対して往復動作させ、シートSに孔を開ける。ダイ50の下方にはダストボックス58が設けられており、孔開けによって生じるパンチ屑は、ダストボックス58で受け止められる。ダストボックス58は、穿孔装置2の筐体59から引き出して取り出し可能である。
シートSの孔開けを完了すると、処理装置400の搬送ローラ対405は、不図示のモータによって回転し、シートSの搬送を再開する。シートSは、図1に示すオフセットローラ407からスタックトレイ421へ排出される。
<参考例の画像形成装置>
図12は参考例のシート処理装置の構成の説明図、図13は参考例のシート処理装置を組み込んだ装置本体を側方から見た構成の説明図である。
図12に示すように、特許文献1に示されるシート処理装置は、シートの後端側に綴じ孔を形成する穿孔装置2Bを備えており、シート処理装置400Bにダストボックス収納部63Bを一体に取り付ける一方で、パンチ部42(図5)を組み込んだ処理ユニット61Bを支軸82で上方へ回動可能に取り付けている。従って、紙詰まり発生時には、支軸82を中心にして処理ユニット61Bを大きく跳ね上げることにより、ダストボックス収納部63Bと処理ユニット61Bとの間隔からシートを取り出すことができる。
しかし、この場合、処理ユニット61Bを待機させる大きな空間を穿孔装置2Bの上方に必要とし、リーダ部120を有する装置本体500A(図1)の場合、空間SPの前方または側方へ穿孔装置2を含むシート処理装置400全体を引き出す必要がある。
言い換えれば、処理ユニット61Bを上方へ開放させるスペースを確保することが困難であるため、図13に示すように、シート処理装置400を側方へ引き出して穿孔装置2を上方へ開放させようとしても、シート処理装置400自体を落下させないように装置本体500Aにある程度の距離(H)支えておかなければならず、そのときにジャム処理のため処理ユニット61Bを上方へ開放しても、処理ユニット61Bと装置本体500Aの間4で干渉してしまう。
そして、レール(502)の剛性を上げて、処理ユニット61Bが上方へ開放可能な位置までシート処理装置400を引き出す構成にしても、ジャム処理するためのスペースが拡大してしまい、ジャム処理操作性が悪い。
また、シート処理装置400を手前方向に引き出した後、シート処理装置400を回動して、シートを引っ張り出すと、パンチ部42によって孔明けされたパンチ屑の山が傾いてダストボックス58から飛散してしまったり、処理ユニット61Bを回動して元に戻した時にダストボックス58がずれて、パンチ屑の満載を検知する透過センサ66が誤検知してしまう恐れがある。
これに対して、本実施形態の複写機500では、処理ユニット61の開閉過程が空間SPに収まるので、図8に示すように、シート処理装置400の引き出し量が少なくて済み、レール502を含む支持構造が簡単で薄型化され、複写機500のさらなる薄型化を可能にしている。
また、図13に示すように、ダストボックス収納部63Cの高い位置に支軸92を設けて、パンチ部42(図5)を組み込んだ処理ユニット61Cを回動させる場合、処理ユニット61Cの回動半径が短くなって、回動過程で処理ユニット61Cが大きく上方へ飛び出すため、空間SPに収まりきらない。これに対して、本実施形態の複写機500では、図7に示すように支軸62の位置が低いので、開閉過程の処理ユニット61が空間SPに収まり、複写機500のさらなる薄型化を可能にしている。
本実施形態のシート処理装置400では、装置本体500Aに内蔵されているシート処理装置400において、パンチ部42を含む搬送パス51内でシートにジャムを生じた場合、ジャムシートを、パンチ屑を飛散させずに、容易に除去可能にしたシート処理装置及び画像形成装置を提供する。
本発明の一実施形態であるシート処理装置を備えた複写機の正面図である。 シート処理装置の部分的な断面図である。 オフセットローラの動作の説明図である。 シート処理装置の斜視図である。 穿孔装置を複写機の側面側から見た構成の説明図である。 穿孔装置を複写機の正面側から見た構成の説明図である。 ベースに対する処理ユニットの回動構造の説明図である。 シート処理装置の取り出し構造の説明図である。 穿孔装置の斜視図である。 パンチ部とダイの拡大された斜視図である。 パンチ部とダイによる穿孔動作の説明図である。 参考例のシート処理装置の構成の説明図である。 参考例のシート処理装置を組み込んだ装置本体を側方から見た構成の説明図である。
符号の説明
2 穿孔装置
40 パンチユニット
43 穿孔機構(パンチ部)
47 パンチ
49 フレーム体
50 ダイ
51 シート搬送パス
58 穿孔屑の収納箱(ダストボックス)
66 透過センサ
61 上部筐体構造(処理ユニット)
62 回動軸(支軸)
63 下部筐体構造(ベース)
400 処理装置、シート処理装置
407 排出手段(オフセットローラ)
410 処理トレイ
412 シートクランプ部材
413 シート束排出部材
420 ステイプラユニット
421、422 スタックトレイ
500A 上流側装置、画像形成手段(装置本体)
501 排紙部

Claims (7)

  1. 上流側装置の排出手段の下流側に配置されて、前記排出手段から供給されたシートに穿孔する穿孔装置と、
    前記穿孔装置によって穿孔されたシートを受け入れて処理する処理装置と、を備えるシート処理装置において、
    記穿孔装置は、前記処理装置と一体に前記排出手段から遠ざかる方向へ移動可能に配置されているとともに、シートに穿孔する穿孔機構を備えた上部筐体構造と、前記穿孔機構による穿孔屑を収納する収納箱を有して前記上部筐体構造の下部に設けられた下部筐体構造と、を有し、
    前記上部筐体構造は、前記処理装置が前記排出手段から遠ざかる方向へ移動した際に前記穿孔装置と前記排出手段との間に形成される空間に向かって、前記下部筐体構造に対して移動可能に支持されていることを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記下部筐体構造は、前記排出手段から遠ざかる方向へ前記処理装置と一体に水平移動可能に支持されていることを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  3. 前記上部筐体構造は、前記穿孔装置と前記排出手段との間に形成される空間へ向かって移動する過程で前記下部筐体構造に対する対向間隔を増すように支持されることにより、シートの搬送パスを上下に分割して開放可能であることを特徴とする請求項1または2記載のシート処理装置。
  4. 前記上部筐体構造は、前記下部筐体構造との接合面よりも低い位置に配置した回動軸を中心にして回動可能であることを特徴とする請求項3記載のシート処理装置。
  5. 前記処理装置は、前記排出手段によるシートの排出方向から斜めに、正面側へ向かって水平移動可能に支持されていることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載のシート処理装置。
  6. シートに画像を形成する、前記上流側装置としての画像形成手段と、
    画像形成手段によって画像を形成されたシートを受け入れて処理する処理手段と、を備えた画像形成装置において、
    前記処理手段を請求項1乃至5いずれか1項記載のシート処理装置としたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 原稿の画像を読み取る画像読取装置を備え、
    前記画像形成手段および前記処理手段が、前記画像読取装置の下に配置されるとともに、
    前記処理手段は、前記画像形成手段から遠ざかる方向へ移動可能に支持されていることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
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