JP4583670B2 - 画像歪み補正装置及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は撮像装置によって撮影された画像の歪み補正に係り、特に光学系に起因する画像の歪みを補正する画像歪み補正装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ディジタルカメラは非常に身近な存在となり、パーソナルコンピュータ、PDAなどの携帯端末装置、自動車搭載用、監視装置、インターホンなど、さまざまな分野で使用されている。これらディジタルカメラでは、低価格化のために構成を単純化したレンズが使用されるが、撮影して得られる画像には幾何学的な歪みが含まれることが多い。
【0003】
従来、画像の歪み補正方法として、特開平5−274426号公報に開示された技術が知られている。これでは、まず市松模様の特性パタ−ンをカメラで撮像し、撮像デ−タから特徴点を検出する。次に、画像中心付近の特徴点の配列と画面上の位置からカメラをピンホ−ルモデルとした場合に得られる写像関数を作成する。さらに、写像関数から画面全体についての特徴点の基準位置を算出し、実際の画面上の位置とを比較することによって補正関数を算出し、この補正関数に基づいて撮像した画像の歪みを補正していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術においては、画像歪み補正装置によって画像の歪みを補正するために、市松模様といった特殊なパターンの被写体を必要とし、さらに特徴点の抽出と写像関数への近似といった煩雑な処理が必要であり、そのため一般ユーザには操作が困難で使いこなしにくく、また、機器を安価に構成するのが容易でないという問題点があった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、特殊なパターンの被写体の使用や、煩雑かつ誤差の入り込み易い処理を必要とせず、簡便に精度良く画像の歪みを補正することができ、安価に実現可能な画像歪み補正装置及び方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、撮影された画像が光学系を経由することによってある曲面に投影され、歪みを起こした画像を補正する画像歪み補正装置であって、撮像手段により全領域において一様な輝度を持つ被写体を撮影した状態の画像データを入力する画像入力手段と、前記画像データから画像の光学的中心を算出する画像中心算出手段と、前記画像データから画素毎の局所的な輝度の傾き量を算出する画素傾き算出手段と、前記画素傾き量から画素各々について画像が歪まない場合の光学的画像中心からの距離を算出する画素距離算出手段と、前記画素各々の光学的画像中心からの距離を直交座標に変換し、この直交座標に基づいて前記画像データを再構成する画像再構成手段と、前記再構成された画像データについて出力画面の座標位置に基づいた画素の補間を行う画素補間手段と、を備えたことを特徴とする画像歪み補正装置を提供する。
【0007】
上記構成では、画像データにおける画素毎の局所的な輝度の傾きを算出し、各画素毎の傾き量に基づいて光学的画像中心からの距離を算出して、この距離をXY座標などの直交座標平面に展開することで画像の歪みを補正する。これにより、画像の歪み情報を得るための市松模様などの特殊なパターンの被写体の使用や、歪み補正のための特徴点算出、写像関数の近似的算出、写像関数に基づく補正関数の算出などの煩雑かつ誤差の入り込み易い処理を必要とすることなく、簡便で効果的に精度良く画像の歪みを補正することができ、画像歪み補正機能を安価に実現可能となる。
【0008】
また、前記画素傾き算出手段によって算出される画素毎の局所的な輝度の傾き量に基づいて前記画像データのシェーディング補正量を算出するシェーディング補正量算出手段と、前記シェーディング補正量に従ってシェーディング補正を行うシェーディング補正手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
上記構成によれば、画像の幾何学的な歪みが補正されるだけでなく、歪み補正に起因する輝度変化も補正された画像を得ることが可能となる。
【0010】
また、前記シェーディング補正量算出手段により算出されるシェーディング補正量に基づいてノイズリダクション量を算出するノイズリダクション量算出手段と、前記ノイズリダクション量に従ってノイズ減衰を行うノイズリダクション手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
上記構成によれば、画像の幾何学的な歪みが補正されるだけでなく、歪み補正に起因するシェーディングも補正され、さらにシェーディング補正に伴って生じたS/Nの劣化も補償された画像を得ることが可能となる。
【0012】
また、前記画素距離算出手段によって算出された画像が歪まない場合の光学的画像中心からの距離に基づいて画像の輪郭補正量を算出する輪郭補正量算出手段と、前記輪郭補正量に従って輪郭補正を行う輪郭補正手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
上記構成によれば、画像の幾何学的な歪みが補正されるだけでなく、歪み補正によって発生する画像の尖鋭度劣化も改善された画像を得ることが可能となる。
【0014】
また、前記画素傾き算出手段は、光学的画像中心から所定の一方向における画素毎の局所的な輝度の傾き量を算出するものであり、前記画素距離算出手段は、前記一方向における画素傾き量から全画素についての画像が歪まない場合の光学的画像中心からの距離を算出することを特徴とする。
【0015】
上記構成によれば、光学的画像中心から一方向における画素毎の局所的な輝度の傾き量によって全画素についての光学的画像中心からの距離を算出して歪み補正ができるため、画像の幾何学的な歪みの補正を比較的少ない計算量で実行することが可能となる。
【0016】
また、前記画像データを得る撮像手段に使用されたレンズを識別するためのレンズ識別情報を入力するレンズ情報入力手段と、前記画素距離算出手段によって算出された画像が歪まない場合の光学的画像中心からの距離を前記レンズ識別情報と対応付けて記憶するレンズ毎画素距離記憶手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】
上記構成によれば、一旦各画素の光学的画像中心からの距離を算出して補正量を演算したレンズについてはレンズ識別情報と共に画素距離を記憶するため、撮像手段のレンズ交換毎に画像歪み補正に関する演算を行うことなく、歪みが補正された画像を得ることが可能であり、操作性が向上する。
【0018】
また、前記画像中心算出手段は、前記画像データにおける輝度の変化に基づいて画像中の極点を求めることによって画像の光学的中心を求めるものであることを特徴とする。
【0019】
上記構成によれば、直交する直線の被写体などを用いることなく、輝度の変化に基づいて光学的画像中心を算出可能であり、簡便に画像歪み補正に関する処理を実行可能となる。
【0020】
本発明は、撮影された画像が光学系を経由することによってある曲面に投影され、歪みを起こした画像を補正する画像歪み補正方法であって、撮像手段により全領域において一様な輝度を持つ被写体を撮影した状態の画像データを入力する画像入力ステップと、前記画像データから画像の光学的中心を算出する画像中心算出ステップと、前記画像データから画素毎の局所的な輝度の傾き量を算出する画素傾き算出ステップと、前記画素傾き量から画素各々について画像が歪まない場合の光学的画像中心からの距離を算出する画素距離算出ステップと、前記画素各々の光学的画像中心からの距離を直交座標に変換し、この直交座標に基づいて前記画像データを再構築する画像再構成ステップと、前記再構成された画像データについて出力画面の座標位置に基づいた画素の補間を行う画素補間ステップと、を有することを特徴とする画像歪み補正方法を提供する。
【0021】
上記手順によれば、画像の歪み情報を得るための市松模様などの特殊なパターンの被写体の使用や、歪み補正のための特徴点算出、写像関数の近似的算出、写像関数に基づく補正関数の算出などの煩雑かつ誤差の入り込み易い処理を必要とすることなく、簡便で効果的に精度良く画像の歪みを補正することができ、画像歪み補正機能を安価に実現可能となる。
【0022】
本発明は、上記のいずれかに記載の画像歪み補正装置の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムを提供する。
また、本発明は、上記のいずれかに記載の画像歪み補正装置の機能を実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0023】
上記構成により、コンピュータ上で上記記載の画像歪み補正装置の機能を実現でき、煩雑な手順や処理を用いることなく簡便で効果的に精度良く画像の歪みを補正することが可能となり、装置の低価格化を図れる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本実施形態では、本発明に係る画像歪み補正装置の構成例及びその機能及び動作について説明するが、本発明に係る画像歪み補正方法は画像歪み補正装置の動作説明において示される。
【0025】
[第1実施形態]
図1は本発明の第1実施形態に係る画像歪み補正装置の構成を示すブロック図である。同図において、画像歪み補正装置は、被写体の画像を撮影してディジタル画像データを出力するカメラ10、撮像したディジタル画像データを記憶するメモリ11、画像の光学的中心を算出する画像中心算出手段として機能する画像中心算出部12、画像内の位置に依存した輝度歪みに相当するシェーディング量から画素毎の局所的な輝度の傾き量を算出する画素傾き算出手段として機能する画素傾き算出部13、前記画素毎の輝度の傾きを逆展開することにより画像が歪まなかった場合における画素各々の光学的画像中心からの距離を算出する画素距離算出手段として機能する画素距離算出部14、算出された画素の光学的画像中心からの距離(逆展開量)を直交座標であるXY座標に変換して画像データを再構成する画像再構成手段として機能する画像再構成部15、再構成された画像データについて出力画面の座標位置に基づいた画素の補間を行う画素補間手段として機能する画素補間部16を備えている。カメラ10及びメモリ11は、歪み補正を行う画像データを入力する画像入力手段として機能する。
【0026】
次に、以上のように構成された画像歪み補正装置の機能及び動作について、図3、図4及び図5を併せて参照しながら、図2に示すフローチャートの手順に従って説明する。
【0027】
まず、ステップS21において、カメラ10により被写体を撮影して画像情報を取得する。このとき、撮像範囲の全領域で輝度が一様であるような平面状の被写体(白チャート)を、信号の飽和や黒つぶれがないように露光量(レンズ絞り)やシャッタ速度、ゲイン等を調整して撮影し、ディジタル信号に変換して出力する。この画像情報としては、カメラ信号処理の段階でシェーディングを起こしていないもの、映像信号オフセットを付加しない又は付加量0であるものを用いる。映像信号オフセットを調整できない場合、画像情報の輝度値から映像信号オフセットを差し引いたものを処理に用いる。すなわち、シェーディングがなく、黒レベルが0になっているか、黒レベルが0以上である場合は黒レベルオフセット値が判っているものを用いる。なお、カメラ以外の他の画像入力手段から画像データを入力することもできる。そして、ステップS22において、メモリ11にカメラ10から出力されるディジタル信号を画像データとして格納し記憶する。
【0028】
次に、ステップS23において、画像中心算出部12は、メモリ11から画像データを読み出して光学的画像中心を算出する。ここで、光学的画像中心とは、カメラ10による撮像部の構成をピンホールモデルとしたときのピンホールから、撮像面へおろした法線と撮像面との交点を意味することとする。
【0029】
光学的画像中心を見つける方法としては、以下のようなものがある。第1の方法は、被写体が直線である場合、直線は画像の歪みによって全体として曲線に写るが、光学的画像中心を通る直線はそのまま直線として写るという性質を利用する。すなわち、直交する2直線を被写体として撮影し、2直線が直線のままの状態で交差して写る位置を探せば、この2直線の交点が光学的画像中心となる。
【0030】
また光学的画像中心を見つける第2の方法として、使用するレンズの歪みが樽型に現れるならば光学的画像中心は最も明るくなることを利用する方法がある。
この場合、画像中心算出に用いるデータは、ディジタルデータであることや様々なノイズなどの要因を考慮し、レンズが樽型歪みを発生する場合、ある一定以上の輝度を持つ画素の座標について、輝度で重み付け平均をとるようにする。なおこの場合、計算を複数回行って平均値をとるなどしてもよい。この第2の方法では、直交直線被写体を用いずに、輝度の変化に基づいて画像中の極点を求めることによって光学的画像中心を算出できる。
【0031】
次に、ステップS24において、画素傾き算出部13は、メモリ11から読み出した画像データと、画像中心算出部12により算出された光学的画像中心から画素毎の局所的な輝度の傾き量を算出する。
【0032】
ここでは画像が歪むという現象を、撮影された画像が光学系を経由することによってある曲面に投影されると捉える。このとき、被写体が全領域において一様な輝度をもっていれば、投影された曲面に垂直な方向には一定の輝度をもつことになる。しかし、画像データを画素単位で見た場合、画素が投影された曲面における傾きに応じて輝度は減少するので、図3に示すように曲面に垂直な方向の輝度をIとしたとき、傾きθにおける輝度はIcosθになる。
【0033】
以上の考え方に基づいて、画素傾き算出部13は、図4に示すように、光学的画像中心画素とそれ以外の画素との輝度値の差から、画素が投影されている曲面の局所的傾きθを算出する。
【0034】
次に、ステップS25において、画素距離算出部14は、画素各々について光学的画像中心からの距離を算出する。ここで、画像中心以外の画素が光学的歪みによって曲面に投影された場合、これを光軸方向から見ると、図5におけるA点で示すように画像中心からの距離は短くなる。そこで、これをB点で示すように平面に展開することを考える。1つの画素の長さをLとするとき、画像中心からA点に見える画素までの曲面上の距離dは、中心画素の長さLの1/2と、A点に至るまでの画素各々の傾きθb 、θc の各余弦で画素の長さLを除した値と、さらにθd の余弦でA点を含む画素の長さLの1/2を除した値とを、合計することによって近似できる。すなわち、d≒L・(1/2)+L/cosθb +L/cosθc +L・(1/2)・(1/cosθd )となり、この画素毎の逆展開によって画像中心からの距離が算出可能である。
【0035】
次いで、ステップS26において、画像再構成部15は、画素距離算出部14によって算出された極座標系で表される画素毎の光学的画像中心からの距離を、直交座標のXY座標に変換するとともに、メモリ11から画像データを読み出し、変換された座標に基づいて画像データをXY平面上に配列して再構成する。
【0036】
さらに、ステップS27において、画素補間部16は、再構成された画像データについて出力画面の座標位置に基づいて画素の補間を行い、出力用のディジタル画像データとして再構成して出力する。この補間の方法としては、画像再構成部15によって算出された座標データの内、ディジタル画像としての座標から距離的に近いものを何点か用いて、距離による重み付け平均を算出すればよい。
【0037】
以上説明したように、本実施形態では、画像の光学的歪みは曲面への投影(マッピング)であると捉え、投影された曲面の画素毎の局所的傾きを算出し、この輝度の傾き量に基づいて光学的画像中心からの距離を算出する。そして、この距離を平面に展開することによって、画像の歪みを補正している。
【0038】
したがって、画像の歪み情報を得るために、従来のような市松模様等の特殊なパターンの使用や特徴点抽出、写像関数の近似的算出及び写像関数に基づく補正関数の算出などの煩雑な処理を必要とせず、また処理による近似誤差の発生と、それに起因する画像歪み精度の劣化を無くすことができる。よって本実施形態によれば、簡単な処理で精度良く画像の歪みを補正することが可能となり、また、装置構成や操作手順を簡略化でき、機器を安価に構成することができる。
【0039】
[第2実施形態]
図6は本発明の第2実施形態に係る画像歪み補正装置の一部構成を示すブロック図である。第2実施形態は、図1における第1実施形態の構成に加えて、画素毎の輝度の傾きからシェーディング補正量を算出するシェーディング補正量算出手段として機能するシェーディング補正量算出部31と、シェーディング補正量に基づいて画像データの画素毎のシェーディングを補正するシェーディング補正手段として機能するシェーディング補正部32とを備えている。図6では第1実施形態と異なる構成部分のみを示している。なお、第1実施形態と同一構成要素については同一符号を付して説明を省略する。
【0040】
次に、第2実施形態における画像歪み補正装置の機能及び動作について説明する。シェーディング補正量算出部31は、画像傾き算出部13により算出された画素毎の局所的な輝度の傾きから、画像中心画素の輝度とそれ以外の画素の輝度との差を算出して、輝度差を補うためのゲイン量(シェーディング補正量)を算出する。そして、シェーディング補正部32は、算出されたシェーディング補正量に基づいて画像データの画素毎のシェーディングを補正する。以降は第1実施形態と同様に、画素距離算出部14によって画像の逆展開により各画素について光学的画像中心からの距離を算出し、画像再構成部15によって算出された光学的画像中心からの距離に基づいて画素を配列することで、画像を再構成して補正を行う。この場合、シェーディング補正量として算出された輝度差を補うためのゲイン量を掛け合わせることによって、画素毎のシェーディングを補正することができる。
【0041】
このように、第2実施形態の構成によれば、画像の幾何学的な歪みが補正されるだけでなく、幾何学歪みを補正する一連の処理の中で、歪みに起因する輝度変化(シェーディング)も補正された画像を得ることが可能となる。
【0042】
[第3実施形態]
図7は本発明の第3実施形態に係る画像歪み補正装置の一部構成を示すブロック図である。第3実施形態は、図1における第1実施形態の構成に加えて、画素毎の輝度の傾きからシェーディング補正量を算出するシェーディング補正量算出部31と、シェーディング補正量からノイズ減衰のためのノイズリダクション量を算出するノイズリダクション量算出手段として機能するノイズリダクション量算出手段41と、シェーディング補正量とノイズリダクション量とに基づいて画像データのシェーディング補正及びノイズの減衰を行うノイズリダクション手段として機能するシェーディング補正・ノイズ減衰部42とを備えている。図7は第1実施形態と異なる構成部分のみを示している。なお、第1実施形態と同一構成要素については同一符号を付して説明を省略する。
【0043】
次に、第3実施形態における画像歪み補正装置の機能及び動作について説明する。シェーディング補正量算出部31は、画素傾き算出部13により算出された画素毎の局所的な輝度の傾きから、画像中心画素の輝度とそれ以外の画素の輝度との差を算出して、輝度差を補うためのゲイン量(シェーディング補正量)を算出する。シェーディング補正において付加されるゲイン量が大きい画素のS/Nは悪化するので、ノイズリダクション量算出手段41は、算出したゲイン量(すなわちS/N悪化量)に従ってノイズリダクション量を算出する。そして、シェーディング補正・ノイズ減衰部42は、算出されたシェーディング補正量に基づき、画像データの画素毎のシェーディングを補正するとともに、ノイズリダクション量に基づいてノイズを減衰させることにより、シェーディング補正によって生じたS/Nの劣化を改善する。
【0044】
ここで、ノイズリダクション手法としては、例えばフレームメモリを用いた巡回型フィルタを構成することにより実現できる。ノイズリダクション量をフィルタの巡回係数として求めることによって、局所的なS/Nの劣化が少ない画像を得ることができる。以降は第1実施形態と同様に、画素距離算出部14によって画像の逆展開により各画素について光学的画像中心からの距離を算出し、画像再構成部15によって算出された光学的画像中心からの距離に基づいて画素を配列することで、画像を再構成して補正を行う。この場合、シェーディング補正量として算出された輝度差を補うためのゲイン量と、このゲイン量に対応するノイズリダクション量とを掛け合わせることによって、画素毎のシェーディング補正とともにノイズ成分を減衰することができる。
【0045】
このように、第3実施形態の構成によれば、画像の幾何学的な歪みが補正されるだけでなく、幾何学歪みを補正する一連の処理の中で、歪みに起因する輝度変化も同時に補正し、さらにシェーディング補正に伴って生ずるS/Nの劣化も併せて補償された画像を得ることが可能となる。
【0046】
[第4実施形態]
図8は本発明の第4実施形態に係る画像歪み補正装置の一部構成を示すブロック図である。第4実施形態は、図1における第1実施形態の構成に加えて、画素毎の輝度の傾きから輪郭補正量を算出する輪郭補正量算出手段として機能する輪郭補正量算出部51と、輪郭補正量に従って画像データの輪郭を補正する輪郭補正手段として機能する輪郭補正部52とを備えている。図8では第1実施形態と異なる構成部分のみを示している。なお、第1実施形態と同一構成要素については同一符号を付して説明を省略する。
【0047】
次に、第4実施形態における画像歪み補正装置の機能及び動作について説明する。第1実施形態において説明したように、画素距離算出部14は画像の逆展開により各画素について光学的画像中心からの距離を算出し、画像再構成部15は算出された画素毎の光学的画像中心からの距離をXY座標系に変換して各画素をXY平面上に配列する。このとき、樽型歪みを補正するための画素配列は拡大に相当するので、樽型歪みがある部分は逆展開を行うと輝度の傾き量に従って画像の尖鋭度が劣化する。そこで、輪郭補正量算出部51は、画素傾き算出部13により算出された画素毎の局所的な輝度の傾き量に従って、尖鋭度を強調するための輪郭補正量を算出する。例えば、画素配列による拡大率が大きくなるほど輪郭補正量を大きくとるようにする。そして、輪郭補正部52は、輪郭補正量算出部51によって算出された輪郭補正量に従って画像の輪郭を補正する。
【0048】
このように、第4実施形態の構成によれば、画像の幾何学的な歪みが補正されるだけでなく、幾何学歪みの補正によって発生する画像の尖鋭度の劣化も改善された画像を得ることが可能となる。
【0049】
[第5実施形態]
図9は本発明の第5実施形態に係る画像歪み補正装置の一部構成を示すブロック図である。第5実施形態は、図1における第1実施形態の画素傾き算出部13及び画素距離算出部14に代えて、光学的画像中心からある一方向のみにおける画素毎の局所的な輝度の傾き量を算出する一部分画素傾き算出部61と、算出された一方向における輝度の傾き量を基に画素各々の光学的画像中心からの距離を算出する画素距離算出部62とを備えている。図9では第1実施形態と異なる構成部分のみを示している。なお、第1実施形態と同一構成要素については同一符号を付して説明を省略する。
【0050】
次に、第5実施形態における画像歪み補正装置の機能及び動作について説明する。画像の歪みは、基本的に画像の光学的中心からの距離変動によって起こると考えられる。光学的画像中心を原点とした極座標系で考えたとき、原点からの距離成分は変わるが、角度成分は変動しない。ただし、この関係は撮像系と光学系との位置関係やレンズ等の光学系の構成や精度などによって、必ずしも保たれるとは限らない。このため歪み補正の際には、画像を構成する全画素に対して歪み補正量を算出することが望ましい。しかし、歪み補正についての要求精度が低い場合や、光学系の精度が高い場合には、上記関係を利用して歪み補正量の計算量を削減することが可能になる。
【0051】
そこで、第5実施形態では、一部分画素傾き算出部61において、光学的画像中心からある一方向(例えば、光学的画像中心から最大長さが得られる画像四隅のうちの一つ)についてのみ、第1実施形態に示したように画素が投影されている曲面の局所的傾きθを算出する。そして、画素距離算出部62は、一部分画素傾き算出部61により算出された一方向の輝度の傾き量に基づいて、画素各々について光学的画像中心からの距離を算出する。このとき、画像歪みを光学的画像中心を原点とした極座標系で考えた場合、原点からの距離成分は変わるが、角度成分は変動しないという関係を利用して、一方向のみの輝度の傾き量によって全画素について光学的画像中心からの距離を算出する。
【0052】
このように、第5実施形態の構成によれば、光学的画像中心からある一方向のみの輝度の傾き量によって全画素の光学的画像中心からの距離を算出できるため、比較的少ない計算量で画像の歪みを補正することが可能となる。
【0053】
[第6実施形態]
図10は本発明の第6実施形態に係る画像歪み補正装置の一部構成を示すブロック図である。第6実施形態は、図1における第1実施形態の構成に加えて、画素距離算出部14で算出された画像が歪まなかった場合における各画素の光学的画像中心からの距離をレンズ個体ごとに記憶するレンズ毎画素距離記憶手段として機能する画素距離記憶部71と、画素距離を算出したレンズの識別情報を入力するレンズ情報入力手段として機能するレンズ情報入力部72とを備えている。
図10では第1実施形態と異なる構成部分のみを示している。なお、第1実施形態と同一構成要素については同一符号を付して説明を省略する。
【0054】
次に、第6実施形態における画像歪み補正装置の機能及び動作について説明する。レンズ情報入力部72からレンズを個々に特定するためのレンズ個体識別データを入力する。レンズ識別データとしては、例えば製造番号や品番などの文字データ、電圧や抵抗値などの物理データなど、レンズ個体を識別可能な情報を用いる。画素距離記憶部71は、画素距離算出部14で算出された各画素の光学的画像中心からの距離をレンズ識別データと対応付けて記憶する。
【0055】
これにより、一旦各画素の光学的画像中心からの距離を算出して歪み補正量を算出したレンズについては、レンズ情報入力部72からレンズ識別データを入力すれば、レンズ識別データに対応したレンズに関する各画素の光学的画像中心からの距離データを画素距離記憶部71から読み出すことで取得できる。したがって、第6実施形態の構成によれば、レンズ交換毎に歪み補正計算を行うことなく少ない処理手順で歪みが補正された画像を得ることが可能となる。
【0056】
上述した第1ないし第6実施形態の説明においては、画像歪み補正装置の構成をブロック図で示し、その機能及び動作について説明したが、同様の画像歪み補正装置の機能及び画像歪み補正方法をコンピュータを用いて実現することが可能である。この場合、画像歪み補正装置の機能を実行するプログラムとして作成し、コンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば磁気ディスク、光磁気ディスク、ROM等に記録する。そして、この記録媒体又は通信回線等からプログラムを読み込んでMPU等のプロセッサ及びメモリを備えたコンピュータ上で実行することにより、画像歪み補正装置の機能を実現することができる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、光学系等による画像の歪みを曲面上への投影として捉え、投影された曲面の画素毎の局所的な輝度の傾きを算出し、各画素毎の傾き量に基づいて光学的画像中心からの距離を算出して、この距離を平面に展開することで画像の歪みを補正することによって、市松模様などの特殊なパターンの被写体の使用や、特徴点算出、写像関数の近似的算出、写像関数に基づく補正関数の算出などの煩雑かつ誤差の入り込み易い処理を必要とせず、簡便に精度良く画像の歪みを補正することができ、安価に実現可能な画像歪み補正装置及び方法を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る画像歪み補正装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態における画像歪み補正の手順を示すフローチャートである。
【図3】本実施形態の画像歪み補正において、画像に歪みがある場合の画素毎の局所的な輝度の傾きを示す模式図である。
【図4】本実施形態の画像歪み補正において、画像の各画素の配列と輝度値を示す模式図である。
【図5】本実施形態の画像歪み補正において、画素の光学的画像中心からの距離を示す模式図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る画像歪み補正装置の一部構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る画像歪み補正装置の一部構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第4実施形態に係る画像歪み補正装置の一部構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第5実施形態に係る画像歪み補正装置の一部構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第6実施形態に係る画像歪み補正装置の一部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 カメラ
11 メモリ
12 画像中心算出部
13 画素傾き算出部
14,62 画素距離算出部
15 画像再構成部
16 画素補間部
31 シェーディング補正量算出部
32 シェーディング補正部
41 ノイズリダクション量算出部
42 シェーディング補正・ノイズ減衰部
51 輪郭補正量算出部
52 輪郭補正部
61 一部分画素傾き算出部
71 画素距離記憶部
72 レンズ情報入力部

Claims (10)

  1. 撮影された画像が光学系を経由することによってある曲面に投影され、歪みを起こした画像を補正する画像歪み補正装置であって、
    撮像手段により全領域において一様な輝度を持つ被写体を撮影した状態の画像データを入力する画像入力手段と、
    前記画像データから画像の光学的中心を算出する画像中心算出手段と、
    前記画像データから画素毎の局所的な輝度の傾き量を算出する画素傾き算出手段と、
    前記画素傾き量から画素各々について画像が歪まない場合の光学的画像中心からの距離を算出する画素距離算出手段と、
    前記画素各々の光学的画像中心からの距離を直交座標に変換し、この直交座標に基づいて前記画像データを再構成する画像再構成手段と、
    前記再構成された画像データについて出力画面の座標位置に基づいた画素の補間を行う画素補間手段と、
    を備えたことを特徴とする画像歪み補正装置。
  2. 前記画素傾き算出手段によって算出される画素毎の局所的な輝度の傾き量に基づいて前記画像データのシェーディング補正量を算出するシェーディング補正量算出手段と、前記シェーディング補正量に従ってシェーディング補正を行うシェーディング補正手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の画像歪み補正装置。
  3. 前記シェーディング補正量算出手段により算出されるシェーディング補正量に基づいてノイズリダクション量を算出するノイズリダクション量算出手段と、前記ノイズリダクション量に従ってノイズ減衰を行うノイズリダクション手段とを備えたことを特徴とする請求項2記載の画像歪み補正装置。
  4. 前記画素距離算出手段によって算出された画像が歪まない場合の光学的画像中心からの距離に基づいて画像の輪郭補正量を算出する輪郭補正量算出手段と、前記輪郭補正量に従って輪郭補正を行う輪郭補正手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の画像歪み補正装置。
  5. 前記画素傾き算出手段は、光学的画像中心から所定の一方向における画素毎の局所的な輝度の傾き量を算出するものであり、前記画素距離算出手段は、前記一方向における画素の傾き量から全画素についての画像が歪まない場合の光学的画像中心からの距離を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像歪み補正装置。
  6. 前記画像データを得る撮像手段に使用されたレンズを識別するためのレンズ識別情報を入力するレンズ情報入力手段と、前記画素距離算出手段によって算出された画像が歪まない場合の光学的画像中心からの距離を前記レンズ識別情報と対応付けて記憶するレンズ毎画素距離記憶手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の画像歪み補正装置。
  7. 前記画像中心算出手段は、前記画像データにおける輝度の変化に基づいて画像中の極点を求めることによって画像の光学的中心を求めるものであることを特徴とする請求項1記載の画像歪み補正装置。
  8. 撮影された画像が光学系を経由することによってある曲面に投影され、歪みを起こした画像を補正する画像歪み補正方法であって、
    撮像手段により全領域において一様な輝度を持つ被写体を撮影した状態の画像データを入力する画像入力ステップと、
    前記画像データから画像の光学的中心を算出する画像中心算出ステップと、
    前記画像データから画素毎の局所的な輝度の傾き量を算出する画素傾き算出ステップと、
    前記画素傾き量から画素各々について画像が歪まない場合の光学的画像中心からの距離を算出する画素距離算出ステップと、
    前記画素各々の光学的画像中心からの距離を直交座標に変換し、この直交座標に基づいて前記画像データを再構築する画像再構成ステップと、
    前記再構成された画像データについて出力画面の座標位置に基づいた画素の補間を行う画素補間ステップと、
    を有することを特徴とする画像歪み補正方法。
  9. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像歪み補正装置の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラム。
  10. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像歪み補正装置の機能を実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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