JP4582958B2 - 表示用基板の検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示パネルのような表示用基板を検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示パネルのような表示用基板を検査する装置は、一般に、表示用基板の電極に接触される複数のプローブすなわち接触子をヘッドプレートや支持プレート等のベースプレートに組み付け、そのベースプレートを装置のフレームに組み付け、表示用基板をフレーム内に配置された基板受けのような検査ステージすなわち測定テージに載せ、表示用基板を検査ステージによりX,Y,Zの三方向へ移動させると共に表示用基板と直交するZ軸線方向へ移動させ、それにより表示用基板の電極と接触子とを押圧する構造となっている(例えば、特開平1−124740号公報、特開平8−254677号公報)。
【0003】
【解決しようとする課題】
しかし、そのような検査装置では、検査ステージのような基板受けをそれに受けられた表示用基板と平行な面内で移動させない限り、表示用基板を検査ステージに対して着脱することができない。
【0004】
本発明の目的は、基板受けをそれに受けられた表示用基板と平行な面内で移動させることなく、表示用基板を基板受けに対して着脱することができるようにすることにある。
【0005】
【解決手段、作用、効果】
本発明に係る検査装置は、表示用基板を受ける基板受けと、前記基板受けの側方に配置された1以上の接触子ユニットとを含む。前記接触子ユニットは、前記基板受けの側方に配置された支持ブロックであって駆動機構を備える支持ブロックと、前記駆動機構により前記基板受けに対しその側方から前進されかつ側方に後退される第1の方向へ移動される第1の移動ブロックと、前記表示用基板に対して傾斜する第2の方向へ移動可能に前記第1の移動ブロックに配置された第2の移動ブロックと、前記表示用基板に接触される複数の接触子を備えかつ前記第2の移動ブロックに支持された接触子ブロックと、前記接触子を前記表示用基板の電極から離すべく前記第2の移動ブロックを前記第2の方向へ付勢する弾性体とを含む。前記支持ブロックは、さらに、前記第1の移動ブロックの前進により前記第2の移動ブロックに当接して前記第2の移動ブロックの前進を制限するストッパ部を備える。
【0006】
待機時、第1の移動ブロックは、基板受けから第1の方向へ離れた待機位置に後退されている。このため、第2の移動ブロックは、基板受けに受けられた表示用基板から第1の方向へ離されていると共に、弾性体の付勢力によりその表示用基板に垂直な第3の方向に離されている。この待機状態においては、第1及び第2の移動ブロック並びに接触子ブロックが基板受けへの表示用基板の配置領域から離されているから、表示用基板を基板受けに対し着脱することができる。
【0007】
検査時、第1の移動ブロックが駆動機構により基板受けに対し前進され、第2の移動ブロックがストッパ部に接触する。これにより、第2の移動ブロックの前進が阻止され、その状態で第2の移動ブロックが弾性体の付勢力に抗して第1の移動ブロックに対し第2の方向に後退される。このとき、第1の移動ブロックが基板受けに接近すればするほど接触子ブロックが表示用基板に接近するように、第2の移動ブロックが第3の方向に変位されるから、接触子は表示用基板に向けて変位されて表示用基板の電極に押圧される。
【0008】
第1の移動ブロックが前進位置から後退され始めると、第2の移動ブロックが弾性体の付勢力により第1の移動ブロックに対し前進される。このとき、第1の移動ブロックが基板受けから離れは離れるほど接触子ブロックが表示用基板から離れるように、第2の移動ブロックが第3の方向に変位されるから、接触子は表示用基板から第3の方向に離される。
【0009】
上記のように本発明によれば、基板受けを移動させることなく、表示用基板を基板受けに対し着脱することができるし、第1の移動ブロックを第1の方向へ移動させるだけで、接触子をこれが表示用基板に接触する位置と表示用基板から離れる位置とに移動させることができる。それらの結果、表示用基板を基板受けに対して着脱する時間が短縮する。
【0010】
前記第2の移動ブロックは、前記第2の方向へ移動可能に前記第1の移動ブロックに配置された傾斜ブロックと、該傾斜ブロックに組み付けられたアーム部と、該アーム部に回転可能に配置された1以上の回転部材であって前記ストッパ部に前記表示用基板と直角の第3の方向へ移動可能に当接する回転部材とを備えることができる。そのようにすれば、回転部材がストッパ部に当接した状態で回転移動するから、第3の方向への第2の移動ブロックの移動が、安定し、円滑になる。
【0011】
前記第2の移動ブロックは前記第3の方向に間隔をおいた複数の前記回転部材を備えることができる。そのようにすれば、複数の回転部材がストッパ部に接触しつつ回転移動するから、第3の方向への第2の移動ブロックの移動が、より安定し、より円滑になる。
【0012】
前記支持ブロックは前記第1の移動ブロックの移動路を間にした一対の前記ストッパ部を備え、前記第2のブロックは、前記ストッパ部に個々に対応された一対の前記アーム部と、前記ストッパ部に個々に対応された二組の前記回転部材とを備えることができる。そのようにすれば、第2の移動ブロックが第1の移動ブロックの移動路を間にした少なくとも2箇所で第1の移動ブロックに接触するから、第3の方向への第2の移動ブロックの移動が、さらに安定し、さらに円滑になる。
【0013】
前記支持ブロックは、前記回転部材が前記ストッパ部に当接して前記表示用基板の側へ移動されたとき、前記回転部材の一部を受け入れる凹所を有することができる。そのようにすれば、第1の移動ブロックの後退開始時、回転部材が凹所から脱出する際に第2の移動ブロックが弾性体の付勢力により第2の方向へ移動されて接触子が表示用基板から第3の方向に離されるから、接触子の先端で表示用基板を擦るおそれがなく、表示用基板及び接触子を損傷するおそれがない。
【0014】
前記支持ブロックは、さらに、前記第1の移動ブロックの移動を前記第1の方向に案内するガイド部を備えることができる。そのようにすれば、第1の方向への第1の移動ブロックの移動が、安定し、円滑になる。
【0015】
複数の前記接触子ユニットが前記基板受けの側方に配置されていることができる。そのようにすれば、接触子の先端と表示用基板との平行度の調整を接触子ユニット毎に行うことができるから、そのような平行度の調整作業が容易になり、表示用基板と接触子との間にコンタクトずれが生じるおそれが低減される。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1〜図6を参照するに、検査装置10は、矩形をした表示用基板12の検査に用いられる。図示の例では、表示用基板12は液晶表示パネルであり、したがって検査装置10は液晶表示パネルの点灯検査に用いられる。しかし、本発明は、液晶表示パネル用のガラス基板、有機EL表示パネル等、他の表示用パネルの検査装置にも適用することができる。
【0017】
検査装置10は、表示用基板12を受ける基板受け14と、基板受け14の側方に配置された複数の接触子ユニット16とを含む。
【0018】
基板受け14は、図示の例では、測定ステージすなわち検査ステージに組み付けられた上方に開放する箱状のチャックトップであり、バックライト18を収納している。基板受け14の上面は表示用基板12の受け面とされている。
【0019】
基板受け14は、複数の位置決めピン20を基板受け14の隣り合う2つの側壁の上面のそれぞれに上方へ突出する状態に備えていると共に、表示用基板12を位置決めピン20に向けて押すプッシャー22を他の隣り合う2つの側壁の上面のそれぞれに備えている。
【0020】
接触子ユニット16は、基板受け14の隣り合う2つの側壁に複数ずつ配置されている。図示の例では、隣り合う側壁の一方に3つの接触子ユニット16が配置されていると共に、隣り合う側壁の他方に2つの接触子ユニット16が配置されている。
【0021】
各接触子ユニット16は、基板受け14の側方に配置された支持ブロック24と、基板受け14に対しその側方から前進されかつ側方に後退される方向へ移動可能に支持ブロック24に支持された第1の移動ブロック26と、基板受け14に受けられた表示用基板12に対して傾斜する方向へ移動可能に第1の移動ブロック26に配置された第2の移動ブロック28と、第2の移動ブロック28に支持された接触子ブロック30とを含む。
【0022】
第1の移動ブロック26の移動方向は基板受け14に受けられた表示用基板12と平行の第1の方向であり、第2の移動ブロック28の移動方向はその表示用基板12に対し傾斜して斜め上下方向へ伸びる第2の方向であり、基板受け14側ほど基板受け14から基板12と直角の第3の方向(図示の例では、上方)に離れる方向である。
【0023】
支持ブロック24は、取付板32を基板受け14の側面に組み付け、板状のベース34を取付板32の上に配置し、第1の移動ブロック26を第1の方向へ移動させる駆動機構36をベース34の上に組み付け、第1の移動ブロック26の移動方向を第1の方向に制限するガイドレール38を駆動機構36の上に配置している。
【0024】
ベース34は、取付板32に備えられた位置決めピン(図示せず)を図3に示す位置決め穴40に受け入れることにより、取付板32及び基板受け14に対して位置決められ、また図3に示す取付穴42を利用して複数のボルト(図示せず)により取付板32に組み付けられている。
【0025】
ベース34の先端部(基板受け14側の端部)は、ベース34の幅方向に間隔おいて立ち上げられた2つのストッパ部44とされている。駆動機構36は、図示の例では、パイプ46を利用して圧縮空気が給排出されるエアーシリンダ機構である。しかし、駆動機構36はジャッキ式の駆動機構のように第1の方向における第1の移動ブロック26の位置を調整可能のものであってもよい。
【0026】
取付板32を用いることなく、ベース34を基板受け14に組み付けてもよいし、ベース34を用いることなく、駆動機構36を取付板32に組み付けてもよい。前者の場合、前記した位置決めピンとボルト用のねじ穴とは基板受け14に形成される。
【0027】
第1の移動ブロック26は、駆動機構36により、図4に示す接触子48が表示用基板12の電極に接触する前進位置と接触子48が表示用基板12から離されて後退する待機位置すなわち後退位置とに移動される。第1の移動ブロック26が前進位置及び後退位置に移動されたことは、それぞれ、ベース34に配置されたセンサ50及び52で第1の移動ブロック26の側部に装着されたシャッタを感知することにより検出される。センサ50及び52は、いずれも、送光器と受光器とを備え、シャッタ54が第1の移動ブロック26と共に移動することにより、送光器及び受光器間に達するように配置されている。
【0028】
第1の移動ブロック26は、第1の方向への第1の移動ブロック26の移動を円滑にするために、複数のボール(図示せず)によりガイドレール38に結合されている。第1の移動ブロック26は、第2の方向へ伸びるガイドレール56を先端部に有している。
【0029】
第2の移動ブロック28は、ガイド58をガイドレール56に第1の方向へ移動可能に組み付け、傾斜ブロック60をガイド58に組み付け、ストッパアーム62を傾斜ブロック60にねじ止めしている。ストッパアーム62は、ストッパ部44に個々に対応する2つのアーム部を有しており、ストッパ部44に接触して回転しつつ基板受け14上の表示用基板12に直角の第3の方向へ移動する2つの転動部材すなわち回転部材64を各アーム部に上下方向に間隔をおいて組み付けている。
【0030】
各回転部材64は、図示の例では、第1及び第3の方向と直角の第4の方向へ伸びる軸線の周りに回転可能にアーム部に装着されたローラであるが、ボールのような他の部材であってもよい。ガイド58は、第2の方向への傾斜ブロック60の移動を円滑にするために、複数のボール66(図6参照)によりガイドレール56に結合されている。
【0031】
ベース34は、第1の移動ブロック26が前進位置に移動されたとき、下側の回転部材64の一部を受け入れる凹所68を各ストッパ部44の基端部に有している。
【0032】
各接触子48は、スプリングピンタイプのプローブであり、接触子ブロック30を貫通して伸びている。接触子48は、表示用基板12の電極の配列と同じ配列に配置されており、また接触子ブロック30に組み付けられた配線基板70と、配線基板70に組み付けられたコネクタ72と、コネクタ72に接続されたフレキシブル印刷配線板74(図4参照)とを介して、検査装置の電気回路に電気的に接続される。
【0033】
図7に示すように、第2の移動ブロック28は、第1の移動ブロック26及び傾斜ブロック60にそれぞれ形成された穴76及び78に配置された圧縮コイルばねのような弾性体80により、第1の移動ブロック26から離れるように第2の方向へ付勢されている。弾性体80は、穴76にねじ込まれた止めねじ82により、穴76からの脱落を防止されている。
【0034】
図8に示すように、第2の方向への第1の移動ブロック28の最大移動量は、傾斜ブロック60に形成された穴84を貫通して第1の移動ブロック26に螺合されたストッパねじ86により制限されている。
【0035】
接触子48の先端と表示用基板12との平行度や高さ位置は、接触子ユニット16毎に調整することができる。このため、そのような平行度や高さ位置の調整作業が容易になり、表示用基板と接触子との間にコンタクトずれが生じるおそれが低減される。
【0036】
次に、図9を参照して、検査装置の動作を説明する。
【0037】
待機時、第1の移動ブロック26は、図9(C)に示すように、駆動機構36により基板受け14から第1の方向へ離れた待機位置に後退されている。このため、第2の移動ブロック28は、基板受け14上の表示用基板12から第1の方向へ後退されていると共に、弾性体80によりストッパねじ86に当接した状態に第2の方向に付勢されて表示用基板12から第3の方向に離されている。
【0038】
待機状態において、第1及び第2の移動ブロック26,28並びに接触子ブロック30は基板受け14への表示用基板12の配置領域から第1の方向へ離されているから、表示用基板12を基板受け14に対し着脱することができる。
【0039】
プッシャー22は、表示用基板12が基板受け14に載せられるとき、図1において点線で示す位置に変位されており、基板12が基板受け14に載せられると、図1に実線で示す位置に変位されて基板受け14上の表示用基板12を位置決めピン20に押す。これにより、表示用基板12は基板受け14に対して所定の状態に位置決めされる。
【0040】
検査時、第1の移動ブロック26が駆動機構36により基板受け14に向けて前進される。図9(B)に示すように、第1の移動ブロック26の前進の終期に、第2の移動ブロック28の回転部材64がストッパ部44に接触する。これにより、第2の移動ブロック28の前進が阻止され、その状態で第1の移動ブロック26がさらに前進される。
【0041】
第1の移動ブロック26のさらなる前進により、第2の移動ブロック28が弾性体80の付勢力に抗して第1の移動ブロック26に対し第2の方向に後退される。このとき、第2の移動ブロック28は、第1の移動ブロック26が基板受け14に接近すればするほど接触子ブロック30が表示用基板12側に変位するように下降される。このとき、回転部材64は、ストッパ部44に接触して回転しつつ下降する。
【0042】
図9(A)に示すように、第1の移動ブロック26が所定位置まで前進されると、下側の回転部材64はその一部を凹所68に受け入れられ、それにより接触子48は表示用基板12の電極に押圧される。
【0043】
第1の移動ブロック26の前進終了時、第2の移動ブロック28が表示用基板12に対して第1の方向に変位することなく、第3の方向へ変位するから、接触子48の先端で表示用基板12を擦るおそれがなく、表示用基板12及び接触子48を損傷するおそれがない。
【0044】
第1の移動ブロック26が前進位置から後退され始めると、第2の移動ブロック28が弾性体80の付勢力により第1の移動ブロック26に対し前進される。
このとき、第1の移動ブロック26が基板受け14から離れは離れるほど接触子ブロック40が表示用基板12から離れるように、第2の移動ブロック28が距離L1だけ後退されると共に所定量Zだけ第3の方向に変位されるから、接触子48は図9(B)に示すように表示用基板12から所定量Zだけ上方に離される。このとき、回転部材64は、ストッパ部44に接触して回転しつつ上昇する。
【0045】
第1の移動ブロック26の後退開始時も、回転部材64が凹所68から脱出する際に第2の移動ブロック28が弾性体80の付勢力により第2の方向へ移動されて接触子48が表示用基板12から第3の方向に離されるから、接触子48の先端で表示用基板12を擦るおそれがなく、表示用基板12及び接触子48を損傷するおそれがない。
【0046】
その後、第1の移動ブロック26は、さらに距離L2後退されて後退位置に戻され、第2の移動ブロック28及び接触子ブロック30も後退位置に戻される。
【0047】
第1の移動ブロック26の前進終期及び後退開始時、第1の移動ブロック26の移動路を間にした二組の回転部材64が組毎にストッパ部44の2箇所に接触しつつ回転移動するから、第3の方向への第2の移動ブロックの移動が、安定し、円滑になる。
【0048】
上記のように検査装置10によれば、基板受け14を移動させることなく、表示用基板12を基板受け14に対し着脱することができるし、第1の移動ブロック26を第1の方向へ移動させるだけで、接触子48をこれが表示用基板12に接触する位置と表示用基板12から離れる位置とに変位させることができ、それらの結果表示用基板12を基板受け14に対して着脱する時間が短縮する。
【0049】
また、第1の移動ブロック26は、その前進時及び後退時のいずれにおいても、ガイド38により案内されるから、第1の移動ブロック26の前進及び後退が、安定し、円滑になる。同様に、第2の移動ブロック28は、第1の移動ブロック26の前進終期及び後退開始時のいずれにおいても、ガイド58により案内されるから、第2の移動ブロック28の移動が、安定し、円滑になる。
【0050】
さらに、接触子ユニット16を基板受け14の側面に組み付けているから、基板受け14を検査ステージのような適宜なステージに装着して、そのステージにより基板受け14を移動させても、接触子ユニット16が基板受け14と共に移動し、したがって接触子ユニット16と基板受け14及びこれに受けられた表示用基板12との位置関係が変化しない。
【0051】
第1の移動ブロック26を前進及び後退させる駆動機構36は、上記したようなエアーシリンダ機構に代えて、電動機やロータリーアクチュエータ等を駆動源とする他の機構を用いてもよい。
【0052】
図10に示す検査装置90は、サーボモータのように位置制御されるパルスモータ92と、このパルスモータ92により回転されるリードスクリュー94と、リードスクリュー94と螺合するリードナット(図示せず)とを駆動機構として用いている。
【0053】
パルスモータ92は台96を介してベース34に据え付けられており、リードスクリュー94は第1の移動ブロック26の移動方向へ伸びており、リードナットは第1の移動ブロック26に組み込まれている。
【0054】
検査装置90によれば、エアーシリンダ機構を用いる場合に比べ、接触子48のZアップ量を微細にかつ容易に調整することができる。
【0055】
スプリングタイプの接触子48の代わりに、ニードルタイプ、ブレードタイプ、フィルムタイプ等他の種類の接触子を用いてもよい。本発明は、表示用基板を基板受けに水平に配置する装置のみならず、表示用基板を基板受けに斜めに配置する装置にも適用することができる。
【0056】
本発明は、上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る検査装置の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1における2−2線に沿って得た断面図であって、(A)は第1の移動ブロックを前進させた図、(B)は第1の移動ブロックを後退させた図である。
【図3】図1に示す検査装置で用いる接触子ユニットの一実施例を示す平面図である。
【図4】図3に示す接触子ユニットの正面図である。
【図5】図1に示す接触子ユニットの右側面図である。
【図6】図4における6−6線に沿って見た視図である。
【図7】図5における7−7線に沿って得た断面図である。
【図8】図5における8−8線に沿って得た断面図である。
【図9】図3に示す接触子ユニットの動作を説明するための図であって、(A)は第1の移動ブロックが前進位置にあるときの図、(B)は第1の移動ブロックが前進終了時期及び後退開始時期にあるときの図、(C)は第1の移動ブロックが後退位置にあるときの図である。
【図10】本発明に係る検査装置の他の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
10,90 検査装置
12 表示用基板
14 基板受け
16 接触子ユニット
24 支持ブロック
26 第1の移動ブロック
28 第2の移動ブロック
30 接触子ブロック
32 取付板
34 ベース
36 駆動機構
38 ガイドレール
44 ストッパ部
48 接触子
56 ガイドレール
58 ガイド
60 傾斜ブロック
62 ストッパアーム
64 回転部材
68 凹所
70 配線基板
80 弾性体
86 ストッパねじ
92 パルスモータ
94 リードスクリュー

Claims (7)

  1. 表示用基板を受ける基板受けと、前記基板受けの側方に配置された1以上の接触子ユニットとを含み、
    前記接触子ユニットは、前記基板受けの側方に配置された支持ブロックであって駆動機構を備える支持ブロックと、前記駆動機構により前記基板受けに対しその側方から前進されかつ側方に後退される第1の方向へ移動される第1の移動ブロックと、前記表示用基板に対して傾斜する第2の方向へ移動可能に前記第1の移動ブロックに配置された第2の移動ブロックと、前記表示用基板に接触される複数の接触子を備えかつ前記第2の移動ブロックに支持された接触子ブロックと、前記接触子を前記表示用基板の電極から離すべく前記第2の移動ブロックを前記第2の方向へ付勢する弾性体とを含み、
    前記支持ブロックは、さらに、前記第1の移動ブロックの前進により前記第2の移動ブロックに当接して前記第2の移動ブロックの前進を制限するストッパ部を備える、表示用基板の検査装置。
  2. 前記第2の移動ブロックは、前記第2の方向へ移動可能に前記第1の移動ブロックに配置された傾斜ブロックと、該傾斜ブロックに組み付けられたアーム部と、該アーム部に回転可能に配置された1以上の回転部材であって前記ストッパ部に前記表示用基板と直角の第3の方向へ移動可能に当接する回転部材とを備える、請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記第2の移動ブロックは前記第3の方向に間隔をおいた複数の前記回転部材を備える、請求項2に記載の検査装置。
  4. 前記支持ブロックは前記第1の移動ブロックの移動路を間にした一対の前記ストッパ部を備え、前記第2のブロックは、前記ストッパ部に個々に対応された一対の前記アーム部と、前記ストッパ部に個々に対応された二組の前記回転部材とを備える、請求項2又は3に記載の検査装置。
  5. 前記支持ブロックは、前記回転部材が前記ストッパ部に当接して前記表示用基板の側へ移動されたときに、前記回転部材の一部を受け入れる凹所を有する、請求項2から4のいずれか1項に記載の検査装置。
  6. 前記支持ブロックは、さらに、前記第1の移動ブロックの移動を前記第1の方向に案内するガイド部を備える、請求項1から5のいずれか1項に記載の検査装置。
  7. 複数の前記接触子ユニットが前記基板受けの側方に配置されている、請求項1から6のいずれか1項に記載の検査装置。
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