JP4579857B2 - 回転操作式出力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ロータリーノブの操作回転を移動子の直線移動に変換する動作変換手段を改良した回転操作式出力装置に関する。
従来より、回転操作式出力装置としては、例えば自動車など車両の間欠ワイパにおける間欠動作時間の選定に使用されるボリュームやスイッチが存在する。図5はそのものの従来構造を示しており、レバー1にロータリーノブ2が同軸状にて回転可能に設けられている。ロータリーノブ2は、詳細には、ノブ外側体2aとノブ内側体2bの二重円筒状部材から成っており、それらが一体に回転するようになっている。そして、そのうちのノブ内側体2bには、ロータリーノブ2の回転方向に対して軸方向に傾斜する溝部3が、軸方向の一方側(図で右側)の端面寄りの中間部に形成されている。
ノブ内側体2bの内部には、摺動スイッチ4がインシュレータ5に載置して設けられている。摺動スイッチ4は移動子6を有しており、この移動子6の直線移動によって、それに応じたスイッチ出力を発するようになっている。そして、移動子6にはスライドピン7が装着されており、このスライドピン7が前記ノブ内側体2bの溝部3に挿入されている。
ノブ内側体2bには又、前記一方側の端面部に多数の節度谷8が環状の配置で形成されており、これの1つに節度ピース9がスプリング10のばね力で圧接し係合している。なお、スプリング10は、レバー1の内部に形成された収納部11に収納され、この収納部11から節度ピース9が突出している。
以上の構成で、使用者がロータリーノブ2(ノブ外側体2a及びノブ内側体2b)を回転操作すれば、時計回り方向Aの回転では、溝部3の節度谷8側の傾斜縁部3aにより、スライドピン7が図で左方向の軸方向Xに直線移動され、一方、時計回りとは反対回り方向Bの回転では、溝部3の節度谷8側とは反対側の傾斜縁部3bにより、スライドピン7が上記軸方向Xとは反対の、図で右方向の軸方向Yに直線移動される。これらによって、移動子6が両軸方向X,Yに直線移動されるから、摺動スイッチ4がそれらに応じたスイッチ出力を発する。又、その間、節度谷8が節度ピース9の係合位置を換え、ロータリーノブ2の回転操作後の位置でのそれらの係合により、ロータリーノブ2を係止する(例えば特許文献1参照)。
特開平9−231872号公報
上記従来のものの場合、溝部3と移動子6のスライドピン7は、ロータリーノブ2の操作回転を移動子6の直線移動に変換する動作変換手段であるが、そのうちの溝部3はロータリーノブ2のノブ内側体2bにこれの周壁を径方向に貫通する形態で形成されており、その形成は、複雑な金型を要するなど、困難であって、コスト高となっていた。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、ロータリーノブの操作回転を移動子の直線移動に変換する動作変換手段をコスト安に構成できる回転操作式出力装置を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の回転操作式出力装置は、ロータリーノブの操作回転を動作変換手段にて移動子の直線移動に変換し、その移動子の直線移動に応じた出力を得るようにしたものにおいて、前記動作変換手段を、前記ロータリーノブの内面部に形成した凸部と、前記移動子の外面部に前記ロータリーノブの回転方向に対し軸方向に傾斜させて形成され、前記凸部が摺動可能に係合する溝部と、により構成したことを特徴とする。
上記手段によれば、ロータリーノブの操作回転を移動子の直線移動に変換する動作変換手段は、ロータリーノブの内面部に形成した凸部と、移動子の外面部にロータリーノブの回転方向に対し軸方向に傾斜させて形成されて前記凸部が摺動可能に係合する溝部と、により構成されるものであり、そのうちのロータリーノブの内面部に形成する凸部は、従来のロータリーノブのノブ内側体にこれの周壁を径方向に貫通する形態で形成された溝部と違って、ロータリーノブの内面部に突出するだけであり、よってその形成は容易であり、又、移動子に形成する溝部も、移動子の外面部に形成するものであるから、形成が容易であって、ともに複雑な金型を要することなく形成できるものであり、総じてコスト安に構成することができる。
以下、本発明の一実施例(一実施形態)につき、図1ないし図4を参照して説明する。
まず、図2には、車両、特には自動車のレバーコンビネーションスイッチ装置の全体構成を示しており、スイッチボディ21にレバー22を突設している。レバー22はスイッチボディ21から上下に回動可能で、その上下の回動により、この場合、自動車のフロントワイパのコントロールをするようになっており、そのために、レバー22には自動車のフロントワイパのコントロールに係る標示23を設け、スイッチボディ21にはレバー22の上下の回動に応じて切換わるコンタクト(図示省略)を内設している。
そして、レバー22には、ロータリーノブ24を同軸状にて回転可能に設けている。このロータリーノブ24は、この場合、自動車のフロントワイパの間欠動作時間の選定に使用されるもので、詳細には図1に示すように、ノブ外側体24aとノブ内側体24bの二重円筒状部材から成っており、それらが一体に回転するようになっている。又、そのうちのノブ外側体24aには、図2に示すように、外周面に使用者の指の掛かりを良くするための凹凸部25を設けると共に、指示マーク26を設けており、それに対応してレバー22には、自動車のフロントワイパの間欠動作時間の増減を表す標示27を設けている。
一方、ノブ内側体24bには、図1、図3、及び図4に示すように、内面部に凸部28を形成している。この凸部28はノブ内側体24bの径方向(求心方向)に突出している。又、ノブ内側体24bの軸方向(図1で左右方向)の一方側(この場合、スイッチボディ21側とは反対の側)の端面部には、多数の節度谷29をほゞ半環状の配置で形成している。
これらに対して、ノブ内側体24bの内部には、インシュレータ30を配置している。このインシュレータ30は、主体部30aが矩形長尺状の平板状を成し、この主体部30aの両側縁部にそれぞれ上下の両方に突出するアーム部30b,30cを有し、主体部30aの中央部に下方に突出するレグ部30dを有している。更に、アーム部30b,30cの各外側面とレグ部30dの下面は、ノブ内側体24bの内周面の曲面に添う曲面状に形成しており、この構成で、それらアーム部30b,30cの各外側面とレグ部30dの下面をノブ内側体24bの内周面に摺接させつつ、インシュレータ30の全体をノブ内側体24bの内部に挿入して配置している。
しかして又、インシュレータ30の主体部30aの上面部には、複数の固定コンタクト31を、銅板など導体の表面のみを露出させての埋設、又は銅箔等のプリント配線で設けており、その上方に移動子32をノブ内側体24bの軸方向に直線移動可能に配置している。この移動子32は、この場合、ほゞかまぼこ形を成しており、その形状にて、インシュレータ30の主体部30aの上面と、アーム部30b,30cの各上部の内側面、及びノブ内側体24bの内周面とで囲まれるスペース33に装填している。すなわち、移動子32は、スペース33に装填される形状を成しているのであり、それによって、ノブ内側体24b内における移動子32の軸方向の直線移動ががたつきなくガイドされるようになっている。
移動子32の下面部には、可動コンタクト34を装着しており、従って、移動子32は可動コンタクト34を保持したコンタクトホルダであって、可動コンタクト34は前記固定コンタクト31と対応し、移動子32の移動により、固定コンタクト31との接触を換えて、自動車のフロントワイパの間欠動作時間の増減をさせる出力を発させるようになっている。
そして、移動子32の山形を成す外面部である上面部には、溝部35を形成している。この溝部35は、ノブ内側体24b(ロータリーノブ24)の回転方向に対し軸方向に傾斜しており、この溝部35に前記ノブ内側体24bの凸部28を摺動可能に係合させている。
なお、前記節度谷29の1つには、節度ピース36をスプリング37のばね力で圧接させて係合させている。スプリング37は、レバー22の内部に形成した収納部38に収納しており、この収納部38から節度ピース36を突出させている。
又、レバー22の先端部には、図2に示すように、上記ロータリーノブ24とは異なるロータリーノブ39を回転可能に設けている。このロータリーノブ39は、自動車のリヤワイパのコントロールをするためのもので、そのための標示40をレバー22の外面に設け、指示マーク41をロータリーノブ39の外面に設けていて、ロータリーノブ39の回転に応じて切換わるコンタクト図示省略)をレバー22の内部に設けている。
さて、以上の構成で、使用者がロータリーノブ24を回転操作すれば、図1で時計回り方向Aの回転では、凸部28が溝部35の図1で左側の傾斜面を漸次押して移動子32を左方の軸方向Xに直線移動させ、一方、図1で時計回りとは反対回り方向Bの回転では、凸部28が溝部35の図1で右側の傾斜面を漸次押して移動子32を右方の軸方向Yに直線移動させる。それらにより、移動子32に保持された可動コンタクト34が固定コンタクト31との接触を換え、自動車のフロントワイパの間欠動作時間の増減をさせる出力が発せられる。又、その間、節度谷29が節度ピース36の係合位置を変え、ロータリーノブ24の回転操作後の位置でのそれらの係合により、ロータリーノブ24を係止する。
従って、本構成のものの場合、ロータリーノブ24の凸部28と移動子32の溝部35は、ロータリーノブ24の操作回転を移動子32の直線移動に変換する動作変換手段であり、そのうちの凸部28は、ロータリーノブ24の内面部に形成したことで、従来のロータリーノブ2のノブ内側体2bにこれの周壁を径方向に貫通する形態で形成された溝部3と違って、ロータリーノブ24の内面部に突出するだけであり、よってその形成は容易である。又、移動子32に形成した溝部35も、移動子32の外面部に形成したものであるから、形成が容易であって、ともに複雑な金型を要することなく形成できるものであり、総じてコスト安に構成することができる。
なお、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、例えばロータリーノブはノブ外側体とノブ内側体とに分けず、それらを一体に有するものであっても良く、又、移動子に応動するものはコンタクトではなく、可変抵抗であっても良いし、更に全体としても、自動車など車両用に限られないなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本発明の一実施例を示す主要部分の横断平面図 自動車のレバーコンビネーションスイッチ装置全体の正面図 主要部分の縦断側面図 主要部分の分解斜視図 従来例を示す図1相当図
符号の説明
図面中、24はロータリーノブ、28は凸部、32は移動子、35は溝部を示す。

Claims (1)

  1. ロータリーノブの操作回転を動作変換手段にて移動子の直線移動に変換し、その移動子の直線移動に応じた出力を得るようにしたものにおいて、
    前記動作変換手段を、
    前記ロータリーノブの内面部に形成した凸部と、
    前記移動子の外面部に前記ロータリーノブの回転方向に対し軸方向に傾斜させて形成され、前記凸部が摺動可能に係合する溝部と、
    により構成したことを特徴とする回転操作式出力装置。
JP2006095029A 2006-03-30 2006-03-30 回転操作式出力装置 Active JP4579857B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49129070U (ja) * 1973-03-06 1974-11-06
JPS5123879Y1 (ja) * 1973-03-26 1976-06-18
JP2005100855A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Matsushita Electric Works Ltd スイッチ

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