JP4578400B2 - 電子写真用トナー外添剤 - Google Patents

電子写真用トナー外添剤 Download PDF

Info

Publication number
JP4578400B2
JP4578400B2 JP2005371305A JP2005371305A JP4578400B2 JP 4578400 B2 JP4578400 B2 JP 4578400B2 JP 2005371305 A JP2005371305 A JP 2005371305A JP 2005371305 A JP2005371305 A JP 2005371305A JP 4578400 B2 JP4578400 B2 JP 4578400B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silica powder
toner
silica
hexamethyldisilazane
silane coupling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005371305A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007171713A (ja
Inventor
忠弘 福寿
浩克 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokuyama Corp filed Critical Tokuyama Corp
Priority to JP2005371305A priority Critical patent/JP4578400B2/ja
Publication of JP2007171713A publication Critical patent/JP2007171713A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4578400B2 publication Critical patent/JP4578400B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、新規な変性シリカ粉末よりなる電子写真用トナー外添剤に関する。詳しくは、トナーへのストレスによる帯電量の変化を効果的に抑制し、且つ、流動性の付与力にも優れた変性シリカ粉末よりなる電子写真用トナー外添剤に関する。
電子写真法は、代表的には、帯電、露光により感光体表面に潜像を形成させ、潜像を帯電したトナーにより現像し、感光体表面のトナーを紙や中間転写体等に転写し、紙等に転写されたトナーを、熱を加えることにより定着させるものである。シリカ等の外添剤は、トナーの表面に付着しており、トナーへの流動性の付与、帯電効率の向上、転写性の向上等の効果を発揮する。
近年、環境負荷の低減が重要視されており、コピー機、プリンターといった電子写真法を利用した現像機においては、消費電力の低減が求められている。
消費電力の低減には、トナーを定着させる際に加える熱量を低減させることが有効である。そのため、トナー樹脂の軟化点は低下する方向にある。トナー樹脂の軟化点が低下すると、現像機内で受けるストレス、例えばトナーを帯電させる際に、キャリアや帯電ブレードから受ける圧力により、外添剤がトナーに埋没しやすくなる。
このような外添剤の埋没が起こると、トナーの帯電量が変化するという問題が発生する。この問題を解決するため、平均一次粒径が50〜200nm程度の大粒径の外添剤をトナーに添加すると、外添剤の埋没防止に効果があり、これによりトナーのストレスによる帯電量の変化を抑制することが知られている(特許文献1、2、3参照)。
しかしながら、上記の大粒径外添剤を用いた場合でも、ストレスによる帯電量の変化を十分に抑制することはできず、更なる改善が求められていた。
特開昭60−32060号公報 特開昭64−68765号公報 特開2002−154820号公報
したがって、本発明の目的は、トナーへのストレスによる帯電量の変化を効果的に抑制することが可能であり、トナー用外添剤として好適に使用できる変性シリカ粉末を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた。その結果、炭素数が8個以上のアルキル基を含む特定のシランカップリング剤により処理された変性シリカ粉末は、トナーへのストレスによる帯電量変化の抑制に高い効果があることが本発明者らの実験によって判明した。これは、長鎖のアルキル基がもつ潤滑性が、トナーへのストレスをうまく逃がすように作用しているものと推定される。
しかしながら、上記のシランカップリング剤により処理されたシリカ粉末は、トナー用外添剤として本来求められる性能であるトナーに対する流動性付与力をある程度犠牲にするものであった。
そこで、本発明者らは、上記の特定のシランカップリング剤により処理されたシリカ粉末の流動性付与力を改善すべく、更に検討を進めた。その結果、前記炭素数が8個以上のアルキル基を含むシランカップリング剤による処理に、ヘキサメチルジシラザンによる処理を併用し、且つ、それぞれの処理剤によるシリカ粉末への処理量を適度に調整することにより、前記特定のシランカップリング剤による帯電量変化に対する優れた抑制効果を阻害することなく、トナーに対する流動性付与力を向上せしめることができ、よって、前記目的を達成し得ることを見出し、本発明を成功させるに至った。
即ち本発明によれば、比表面積が10〜60m/であるシリカ粉末をデシルトリメトキシシラン、およびヘキサメチルジシラザンによって表面処理した変性シリカ粉末であり、該シリカ粉末表面1nm当り、該デシルトリメトキシシランが1.2.5個、ヘキサメチルジシラザンの表面処理により導入されるトリメチルシリル基が0.2〜1.2個の割合で存在することを特徴とする変性シリカ粉末よりなることを特徴とする電子写真用トナー外添剤が提供される。
尚、本発明において、変性シリカ粉末の表面に存在するシランカップリング剤とトリメチルシリル基の表面処理量は、29Si−固体NMR法により定量することができる。詳細には後述の実施例に示すが、概略を示せば、標準サンプルとして、シランカップリング剤の表面処理量が既知のサンプル(シリカ粉末)とヘキサメチルジシラザンの表面処理によりトリメチルシリル基の導入量が既知のサンプル(シリカ粉末)とをそれぞれ準備し、29Si−固体NMR法により、シランカップリング剤の29Si原子に由来するケミカルシフト−67〜−49ppmのピーク、及びトリメチルシリル基の29Si原子に由来するケミカルシフト8ppmのピーク面積と、原体シリカ粉末の29Si原子に由来するケミカルシフト−108ppmとのピーク面線との比を求める。更に、測定対象となる変性シリカ粉末について同様の方法によりピーク面積の比を求め、標準サンプルのピーク面積比と比較することにより求める。
そして、シリカ粉末の比表面積を、変性シリカ粉末を窒素雰囲気中において600℃で、1時間加熱することで表面処理剤を除去した後に、BET法で測定して求め、上記の29Si−固体NMR法により求めた表面処理量を、かかるシリカ粉末の比表面積で割ることにより、前記シリカ表面積当りの表面処理量を算出することができる。
尚、本発明の変性シリカ粉末の表面に存在しているシランカップリング剤は、後記の式(1)の構造のまま存在している場合もあるが、通常は、3つのアルコキシ基の一部、あるいは全部が、シリカ粉末の表面、または、シランカップリング剤同士で反応し、構造が変化した状態で存在している。しかし、これらいずれの場合でも、シリカ粉末の表面に存在するシランカップリング剤の29Si原子に由来するケミカルシフト−67〜−49ppmのピークを検出し、その量をシランカップリング剤の存在量として定量することができる。
また、前記シランカップリング剤、およびトリメチルシリル基の29Si原子に由来するピークは、ピーク位置が重複することがないので、変性シリカ粉末の表面に存在するシランカップリング剤及びヘキサメチルジシラザンの存在量を確実に求めることができる。
本発明のシリカ粉末は、トナーへのストレスによる帯電量の変化を極めて効果的に抑制することが可能であり、且つ、かかる性能を有しながらも、流動性付与力にも優れているため、トナー用外添剤として好適に使用することが可能である。
本発明において、変性シリカ粉末の原体となるシリカ粉末(以下、「原体シリカ粉末」ともいう。)は、公知の方法によって得られたシリカが特に制限なく使用されるが、ヒュームドシリカ、湿式シリカ、ゾル−ゲル法シリカなどが代表的である。また、これらのシリカは一部又は全部が溶融されたシリカであっても良い。
上記ヒュームドシリカとは、珪素化合物、特に珪素のハロゲン化物、一般には珪素の塩化物、通常は、精製した四塩化珪素を酸水素火炎中で燃焼して製造されるシリカ粒子をいう。上記ヒュームドシリカは、沈澱法シリカ等の湿式法で製造されるシリカと区別するため、「乾式シリカ」或いは「気相法シリカ」とも呼ばれることもある。
また、湿式シリカとしては、珪酸ソーダを鉱酸で中和することによって溶液中でシリカを析出させる沈澱法シリカが代表的である。一般的には、「ホワイトカーボン」とも称されている。
尚、同様に珪酸ソーダを酸で中和することによって作るゲル法シリカも湿式シリカの一種であり、これを粉砕したものは本発明の原体シリカ粉末として用いることができる。
湿式シリカも製造条件を変えることにより各種のシリカが得られており、比表面積がおよそ50〜1000m/gの範囲のものが得られている。湿式シリカは、その製造方法より、一次粒子径がおよそ3〜50nmの微細粒子が合成途中で凝集した凝集粒子であると考えられている。これらの湿式シリカは、通常、中和反応後に濾過や洗浄を行い、乾燥後、必要により粉砕して粉末として得られる。一般的に、入手可能な湿式シリカ粒子の平均粒子径は1〜数100μmである。
更に、ゾル−ゲル法シリカは、テトラメトキシシランやテトラエトキシシランなどの珪素のアルコキシドを酸性あるいはアルカリ性の含水有機溶媒中で加水分解することによって作るものである。珪素のアルコキシドは高価であるが、原料が蒸留によって高純度化できるため極めて高純度のシリカが得られるという特徴がある。加水分解を酸性もしくはアルカリ性の濃厚溶液中で行うと、バルク状のシリカが得られ、それを粉砕することによって、1〜数100μmの不定形のシリカ粒子が得られる。
本発明において、原体シリカ粉末は、上述した種類の中から、用途に応じて好適なシリカ、及び粒径(比表面積)のものを選択して使用すればよい。その中で、流動性付与効果、トナー表面での分散性に優れた、ヒュームドシリカが好適に使用される。
本発明において、上述の原体シリカ粉末は、公知の物性を有するものが何ら制限なく使用されるが、比表面積については、10〜400m/g、特に、10〜380m/gが好ましい。即ち、トナー用外添剤として用いる場合には、比表面積が高いものほど流動性付与力に優れる傾向にあり、比表面積が低いものほど転写性の向上効果に優れる傾向がある。転写性の向上効果を付与する目的では、比表面積は10〜50m/gであることが特に好ましい。
更に、原体シリカ粉末としては、シリカの単独成分に限定されず、シリカとチタニア、あるいはシリカとアルミナ等のシリカ系複合酸化物、あるいはシリカ表面をチタニア、アルミナ等で被覆した粉末なども用いることができる。
本発明の変性シリカ粉末に用いるシランカップリング剤は、下記の式(1)で示すものである。
2n+1Si(OR)(1)
(式中、nは8以上の整数を示し、Rはアルキル基を示す。)
上記(1)式において、アルキル鎖の長さを示すnは8以上である必要がある。即ち、nが8より小さいものを用いた場合には、ストレスによる帯電量の変化を抑制すことが困難となり、本発明の目的を達成することはできない。nが12以下のものは、熱に対する安定性が良好であるため好適に使用することができる。
本発明に用いるシランカップリング剤を例示すると、オクチルトリメトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン、デシルトリメトキシシラン、デシルトリエトキシシラン、ドデシルトリメトキシシラン、ドデシルトリエトキシシラン、テトラデシルトリメトキシシラン、テトラデシルトリエトキシシラン、ヘキサデシルトリメトキシシラン、ヘキサデシルトリエトキシシラン、オクタデシルトリメトキシシラン、オクタデシルトリエトキシシラン等が挙げられる。
本発明の変性シリカ粉末におけるシランカップリング剤の表面処理量は、原体シリカ粉末1nm当りの表面処理量が1.0〜3.0個になるように調整する必要がある。この範囲より少ない場合には、ストレスによる帯電量の変化を効果的に抑制することが困難となり、この範囲より多い場合には、ヘキサメチルジシラザンによる処理効果による流動性の向上効果を十分発揮することができなくなり、得られる変性シリカ粉末をトナー外添剤として使用する場合、流動性を付与する能力に劣るものとなる。
また、本発明において、変性シリカ粉末の表面に存在するヘキサメチルジシラザンの表面処理により導入されるトリメチルシリル基の量は、0.2〜1.個程度になるように調整する必要がある。即ち、トリメチルシリル基の量がこの範囲より小さい場合には、トナーの外添剤として使用した場合の流動性を付与する効果が小さくなり、逆に、この範囲より大きい場合には、前記シランカップリング剤による効果を低下させ、トナーの外添剤として使用した場合の耐ストレス性を低下させる。
本発明の変性シリカ粉末は、前記の構成を満足することによって目的を達成することができるが、更には、シランカップリング剤の表面処理量における物理吸着分を少なくすることが好ましい。本発明のシリカ粉末をトナー用外添剤として用いた場合に、シランカップリング剤の物理吸着分は、感光体に付着することによりフィルミングを引き起こす原因となる場合がある。
上記のシランカップリング剤の物理吸着分は、シリカ粉末の炭素量C(%)とシリカ粉末をクロロホルム抽出した後の炭素量C(%)との差(ΔC(%))によって求めることができる。ΔC(%)は、0.2%以下であることが好ましい。
上記ΔC(%)は、シランカップリング剤の表面処理方法により、変化する。具体的には、前記湿式処理法により処理した場合には、ΔC(%)は大きくなる傾向にある。また、前記乾式処理法により処理した場合には、処理温度が低いほど、ΔC(%)は大きくなる傾向にある。ΔC(%)を小さくする目的では、200℃以上の温度で処理を行うことが好ましい。
本発明のシリカ粉末の表面処理は、シランカップリング剤、及びヘキサメチルジシラザンのみで行なわれるものとは限らず、目的に応じてシリコーンオイル、ジメチルジクロロシラン等の表面処理剤とも併用することができる。
本発明の変性シリカ粉末を得るための、シランカップリング剤、およびヘキサメチルジシラザンによる原体シリカ粉末の表面処理方法は、特に限定されない。例えば、原体シリカ粉末と適当量のシランカップリング剤、ヘキサメチルジシラザンを接触させることによって処理することができる。
この場合のシランカップリング剤とヘキサメチルジシラザンによる処理は、同時に行ってもよいし、逐次に行ってもよい。シランカップリング剤で適度に処理した後に、ヘキサメチルジシラザンで表面処理する方法は、それぞれの表面処理量を制御しやすいため、好適である。
上記シランカップリング剤による処理は、特に制限されないが、次の2つの方法により行うことが好ましい。
1.原体シリカ粉末を分散させた溶媒中に、一定量のシランカップリング剤を溶解させ、シリカ粉末の表面と反応させた後に溶媒を除去する方法。この方法は、好適には、アミン類、アンモニア、酢酸、塩酸等の触媒の存在下で行うことができる。
2.原体シリカ粉末をミキサー内で攪拌混合しながら、処理剤を噴霧し、一定時間そのまま保持し、未反応の処理剤を窒素パージ等で除去する方法。(以下、「乾式法」と称する場合もある。)好適には、溶媒で薄めた処理剤を噴霧することができる。この方法は、アミン類、アンモニア、酢酸、塩酸等の触媒の存在下で行うことができる。
本発明のシランカップリング剤による処理は、上記2つの表面処理方法のうち、表面の均一性、及び溶媒を乾燥させる工程により発生し易いシリカ粉末の凝集がないという点で、乾式法により行うことが好ましい。
シランカップリング剤による処理を乾式法で行う場合の好適な実施形態としては、原体シリカ粉末を反応容器内にいれ、容器内を窒素等の不活性ガスで置換し、200℃〜260℃程度の処理温度において、容器を密閉した状態でノズル等を用いて処理剤を噴霧し、そのまま一定時間、好ましくは、30分間から2時間程度そのままの状態を保持する方法を挙げることができる。上記処理において、予めミキサー内に分圧にして30〜100kPa程度の水蒸気を存在させることは、シランカップリング剤の反応性を促進する上で好ましい。
一方、本発明における原体シリカ粉末のヘキサメチルジシラザンによる表面処理は、公知の方法が制限なく採用される。好適には、シランカップリング剤による表面処理方法で記述した乾式法により行うことができる。
ヘキサメチルジシラザンによる処理の好適な実施形態としては、200℃〜300℃程度の処理温度において、内部にシリカ粉末が存在する状態で反応容器を密閉し、ノズル等を用いてヘキサメチルジシラザンを噴霧し、そのまま一定時間、好ましくは、30分間から2時間程度そのままの状態を保持する方法を挙げることができる。上記処理において、予め反応容器内に分圧にして30〜100kPa程度の水蒸気を存在させることは、ヘキサメチルジシラザンの反応性を促進する上で好ましい。
上述の処理方法において、得られる変性シリカ粉末におけるシランカップリング剤の表面処理量の調整は、シランカップリング剤の反応率と添加量を調整することにより、行うことでできる。例えば、前記表面処理量とするには、反応率を50%〜80%程度で、理論量の1.2〜2倍程度のシランカップリング剤を添加することによって前記範囲に調整できる。
また、上述の処理方法において、得られる変性シリカ粉末におけるヘキサメチルジシラザンによる表面処理量の調整は、ヘキサメチルジシラザンの表面処理をシランカップリング剤の表面処理の前に行う場合は、ヘキサメチルジシラザンの添加量を調整して行うことでできる。ヘキサメチルジシラザンは反応性が高いため、通常100%に近い反応率が得られる。理論量通りに添加することで、調整可能である。
また、好適な実施形態として、シランカップリング剤による処理の後にヘキサメチルジシラザンの処理を行う場合には、過飽和のヘキサメチルジシラザンにより処理を行うことが好ましい。シランカップリング剤の処理後に残存している原体シリカ粉末表面のシラノール基に対して、ヘキサメチルジシラザンが反応をするため、シランカップリング剤の処理量を適度に、即ち本発明の範囲内に調整することにより、ヘキサメチルジシラザンの処理量も調整可能である。
本発明は、前述した変性シリカ粉末よりなる、電子写真トナー用の外添剤をも提供する。
本発明のトナー用外添剤が適用可能なトナーとしては、黒トナー、及び、カラートナーのいずれにも使用でき、また、磁性一成分、非磁性一成分、二成分等のいずれの電子写真システムにも使用可能である。トナーのバインダー樹脂も、一般的に使用されるスチレン/アクリル共重合体樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等、特に制限なく適用可能である。また、トナー製造方法も、主流の粉砕・混練法はもとより、懸濁重合や乳化重合等の重合法で得られたトナーにも適用できる。
本発明のトナー用外添剤は、その他のトナーの構成材料に関しても、公知のものを任意に配合したトナーに対して適用することができる。黒の着色剤やシアン、マゼンタ、イエロー等のカラー着色剤、正帯電及び負帯電の帯電制御剤、ワックス等の離型剤も当該分野で通常使用される材料を何ら制限なく使用できる。
本発明の外添剤のトナーに対する添加量は、得られるトナーが所望する特性となるような量であれば、特に制限はされないが、通常0.05〜5重量%、好ましくは0.1〜4重量%とするのが好ましく、公知の方法でトナーに添加できる。
さらに、トナーを製造する際には本発明の外添剤を単独で使用してもよいし、必要に応じて本発明の外添剤以外の疎水化シリカ粒子を組合せたり、チタニア、アルミナ等のシリカ以外の酸化物微粒子や、テフロン(登録商標)、ステアリン酸亜鉛、ポリフッ化ビニリデン等の滑剤、あるいはポリエチレン、ポリプロピレン等の定着助剤等の他の添加剤を併用することも可能である。
以下、本発明を具体的に説明するため、実施例及び比較例を示すが、本発明はこれらの実施例のみに制限されるものではない。
本発明のシリカ粉末に関する諸物性の測定方法は、以下の通りである。
(原体シリカ粉末の比表面積の測定)
・サンプルの前処理
変性シリカ粉末を電気炉に入れ、窒素雰囲気中において600℃で、1時間加熱することにより表面処理剤を除去した。この処理を行ったサンプルの炭素量を測定し、表面処理剤が除去されていることを確認した。表面処理剤の除去が不十分であった場合には、更に、窒素雰囲気中、600℃における1時間の加熱を行い、表面処理剤の除去が十分に行われるまで繰り返した。
・比表面積の測定
柴田科学社製、SA−1000を用いて、BET法(1点法)により測定した。
(変性シリカ粉末のシランカップリング剤、およびヘキサメチルジシラザンによる表面処理量の測定)
・標準サンプル
標準サンプル1として、シランカップリング剤の存在量が既知のサンプルは、株式会社トクヤマ製、レオロシール、QS−102(比表面積200m/g、未処理品)10gとデシルトリメトキシシラン2.6gをコーヒーミルで1分間混合することにより作成した。このサンプルのシランカップリング剤の存在量は、シリカ粉末表面1nm当り、3.0個である。標準サンプル2として、トリメチルシリル基の導入量が既知のサンプルは、株式会社トクヤマ製、レオロシール、HM−20S(原体比表面積200m/g、シリカ粉末表面1nm当りのトリメチルシリル基導入量2.2個)を用いた。
・測定方法
29Si−固体NMR法(シングルパルス法)により行なった。NMR装置は、日本電子社製GSX−270を用いた。測定条件は、磁場53.54MHz、積算回数30000回とした。この測定条件で、上記の標準サンプルを測定し、シランカップリング剤の29Si原子に由来するケミカルシフト−67〜−49ppmのピーク、及びトリメチルシリル基の29Si原子に由来するケミカルシフト8ppmのピーク面積と、原体シリカの29Si原子に由来するケミカルシフト−108ppmとのピーク面線との比を求めた。その後、測定対象の変性シリカ粉末について同様の方法により、ピーク面積の比を求めた。下記の式により、表面処理量を求めた。
シランカップリング剤の存在量=3.0×(P12/P11)×(200/S) (式1)
トリメチルシリル基の存在量=2.2×(P22/P21)×(200/S) (式2)
11=A1/A2 (式3)
12=A3/A4 (式4)
21=A5/A6 (式5)
22=A7/A8 (式6)
A1:標準サンプル1における、−67〜−49ppmのピーク面積
A2:標準サンプル1における、−108ppmのピーク面積
A3:変性シリカ粉末における、−67〜−49ppmのピーク面積
A4:変性シリカ粉末における、−108ppmのピーク面積
A5:標準サンプル2における、8ppmのピーク面積
A6:標準サンプル2における、−108ppmのピーク面積
A7:変性シリカ粉末における、8ppmのピーク面積
A8:変性シリカ粉末における、−108ppmのピーク面積
S:原体シリカ粉末の比表面積
(シリカ粉末のクロロホルム抽出)
クロロホルム40mlにシリカ粉末1.0gを懸濁させ、超音波分散機にて30分程度分散させた後、遠心分離機にてシリカ粉末を分離した。分離後、更にクロロホルムを添加し、超音波分散し、遠心分離機にてシリカ粉末を分離する操作を3回繰り返した。その後、シリカ粉末に含まれるクロロホルムを減圧乾燥機により完全に取り除いた。
(炭素量の測定)
シリカ粉末の炭素量C及びクロロホルム抽出後の炭素量Cは、堀場製作所製、炭素量分析装置(商品名:EMIA−110型)を使用して測定した。
(通常条件及びストレス条件での擬似トナーの作成)
スチレン−アクリル樹脂(ガラス転位点61℃)をジェットミルで粉砕し、平均粒径8μmの樹脂粉を得た。この樹脂粉34.3gとシリカ粉末0.7gを250mlのポリエチレン容器に入れ、さらに混合助剤として5mmのガラスビーズ200gを入れ、一定時間振とう機にて振とう混合することにより擬似トナーを作成した。この振とう時間が、30分の時を通常条件、120分の時をストレス条件とした。
(帯電量の測定)
上記の通常条件、及びストレス条件により作成した擬似トナー1gを、シリコーン樹脂でコートされたフェライトキャリア99gと共にそれぞれサンプル瓶に入れ、35℃、85%RHの環境下で12時間以上調湿した。調湿後、同様の環境下において、卓上ローラーミルにて擬似トナーとフェライトキャリアを60分混合することにより摩擦帯電させ、東芝ケミカル製、ブローオフ法帯電量測定装置(商品名:TB−200型)にて帯電量を測定した。通常条件で振とうした擬似トナーの帯電量と、ストレス条件で測定した擬似トナーの帯電量を比較し、トナーの耐久性を向上させる効果を測定した。
(流動性の測定)
上記の通常条件にて作成した擬似トナーのゆるみ嵩密度を、ホソカワミクロン社製、パウダテスタPT−R型にて測定し、流動性の指標とした。ゆるみ見かけ比重が大きいほど、流動性が良好である。
実施例1
原体シリカ粉末(ヒュームドシリカ、比表面積30m/g)100重量部をミキサー内に入れ、攪拌、窒素置換を行いながら、ミキサー内の温度が250℃になるように調整した。その後、ミキサー内に水蒸気を分圧で60kPaになるように導入し、容器を密閉した状態において、デシルトリメトキシシラン1.3重量部を1流体ノズルにより噴霧添加した。そのまま1時間保持を行い、ミキサー内を窒素置換した。再び、水蒸気を分圧で60kPaになるように導入し、容器を密閉した状態において、ヘキサメチルジシラザン30重量部を添加した。そのまま1時間保持を行い、窒素置換を行いながら室温まで冷却した。その後、処理されたシリカ粉末を抜き出した。得られたシリカ粉末の物性を表1、表2に示す。
実施例2
デシルトリメトキシシランの添加量を2.6重量部とした以外は、実施例1と同様に処理を行った。得られたシリカ粉末の物性を表1、表2に示す。
実施例3
デシルトリメトキシシランの添加量を5.2重量部とした以外は、実施例1と同様に処理を行った。得られたシリカ粉末の物性を表1、表2に示す。
実施例4
原体シリカ粉末(ヒュームドシリカ、比表面積30m/g)100重量部をミキサー内に入れ、攪拌、窒素置換を行いながら、ミキサー内の温度が120℃になるように調整した。その後、ミキサー内に水蒸気を分圧で60kPaになるように導入し、容器を密閉した状態において、デシルトリメトキシシラン2.6重量部を1流体ノズルにより噴霧添加した。そのまま1時間保持を行い、ミキサー内を窒素置換した。再び、水蒸気を分圧で60kPaになるように導入し、容器を密閉した状態において、ヘキサメチルジシラザン30重量部を添加した。そのまま1時間保持を行い、窒素置換を行いながら室温まで冷却した。その後、処理されたシリカ粉末を抜き出した。得られたシリカ粉末の物性を表1、表2に示す。
比較例1
デシルトリメトキシシランの添加量を0.6重量部とした以外は、実施例1と同様に処理を行った。得られたシリカ粉末の物性を表1、表2に示す。
比較例2
デシルトリメトキシシランの添加量を13.3重量部とした以外は、実施例1と同様に処理を行った。得られたシリカ粉末の物性を表1、表2に示す。
比較例3
原体シリカ粉末(ヒュームドシリカ、比表面積30m/g)100重量部をミキサー内に入れ、攪拌、窒素置換を行いながら、ミキサー内の温度が250℃になるように調整した。その後、ミキサー内に水蒸気を分圧で60kPaになるように導入し、容器を密閉した状態において、デシルトリメトキシシラン5.2重量部を1流体ノズルにより噴霧添加した。そのまま1時間保持を行い、窒素置換を行いながら室温まで冷却した。その後、処理されたシリカ粉末を抜き出した。得られたシリカ粉末の物性を表1、表2に示す。
比較例4
原体シリカ粉末(ヒュームドシリカ、比表面積30m/g)100重量部をミキサー内に入れ、攪拌、窒素置換を行いながら、ミキサー内の温度が250℃になるように調整した。その後、ミキサー内に水蒸気を分圧で60kPaになるように導入し、容器を密閉した状態において、ヘキサメチルジシラザン30重量部を添加した。そのまま1時間保持を行い、窒素置換を行いながら室温まで冷却した。その後、処理されたシリカ粉末を抜き出した。得られたシリカ粉末の物性を表1、表2に示す。
Figure 0004578400
Figure 0004578400
実施例5
原体シリカ粉末(ヒュームドシリカ、比表面積60m/g)100重量部をミキサー内に入れ、攪拌、窒素置換を行いながら、ミキサー内の温度が250℃になるように調整した。その後、ミキサー内に水蒸気を分圧で60kPaになるように導入し、容器を密閉した状態において、デシルトリメトキシシラン10.4重量部を1流体ノズルにより噴霧添加した。そのまま1時間保持を行い、ミキサー内を窒素置換した。再び、水蒸気を分圧で60kPaになるように導入し、容器を密閉した状態において、ヘキサメチルジシラザン30重量部を添加した。そのまま1時間保持を行い、窒素置換を行いながら室温まで冷却した。その後、処理されたシリカ粉末を抜き出した。得られたシリカ粉末の物性を表3、表4に示す。
実施例6
原体シリカ粉末(ヒュームドシリカ、比表面積60m/g)100重量部をミキサー内に入れ、攪拌、窒素置換を行いながら、ミキサー内の温度が250℃になるように調整した。その後、ミキサー内に水蒸気を分圧で60kPaになるように導入し、容器を密閉した状態において、オクチルトリエトキシシラン5.4重量部を1流体ノズルにより噴霧添加した。そのまま1時間保持を行い、ミキサー内を窒素置換した。再び、水蒸気を分圧で60kPaになるように導入し、容器を密閉した状態において、ヘキサメチルジシラザン30重量部を添加した。そのまま1時間保持を行い、窒素置換を行いながら室温まで冷却した。その後、処理されたシリカ粉末を抜き出した。得られたシリカ粉末の物性を表3、表4に示す。
比較例5
原体シリカ粉末(ヒュームドシリカ、比表面積60m/g)100重量部をミキサー内に入れ、攪拌、窒素置換を行いながら、ミキサー内の温度が250℃になるように調整した。その後、ミキサー内に水蒸気を分圧で60kPaになるように導入し、容器を密閉した状態において、ヘキシルトリメトキシシラン4.0重量部を1流体ノズルにより噴霧添加した。そのまま1時間保持を行い、ミキサー内を窒素置換した。再び、水蒸気を分圧で60kPaになるように導入し、容器を密閉した状態において、ヘキサメチルジシラザン30重量部を添加した。そのまま1時間保持を行い、窒素置換を行いながら室温まで冷却した。その後、処理されたシリカ粉末を抜き出した。得られたシリカ粉末の物性を表3、表4に示す。
比較例6
原体シリカ粉末(ヒュームドシリカ、比表面積60m/g)100重量部をミキサー内に入れ、攪拌、窒素置換を行いながら、ミキサー内の温度が250℃になるように調整した。その後、ミキサー内に水蒸気を分圧で60kPaになるように導入し、容器を密閉した状態において、デシルトリメトキシシラン10.4重量部を1流体ノズルにより噴霧添加した。そのまま1時間保持を行い、窒素置換を行いながら室温まで冷却した。その後、処理されたシリカ粉末を抜き出した。得られたシリカ粉末の物性を表3、表4に示す。
比較例7
原体シリカ粉末(ヒュームドシリカ、比表面積60m/g)100重量部をミキサー内に入れ、攪拌、窒素置換を行いながら、ミキサー内の温度が250℃になるように調整した。その後、ミキサー内に水蒸気を分圧で60kPaになるように導入し、容器を密閉した状態において、ヘキサメチルジシラザン30重量部を添加した。そのまま1時間保持を行い、窒素置換を行いながら室温まで冷却した。その後、処理されたシリカ粉末を抜き出した。得られたシリカ粉末の物性を表3、表4に示す。
Figure 0004578400
Figure 0004578400
上記の実施例により製造されたシリカ粉末は、本発明の請求項に記載された物性を有しており、トナーに添加した際に、ストレスによる帯電量の変化が少なく、良好な流動性を付与する効果を有している。
比較例4、7に記載されたシリカ粉末は、シランカップリング剤による処理がなされていないため、ストレスによる帯電量の変化が大きい。
比較例1に記載されたシリカ粉末は、シランカップリング剤による処理が不十分であるため、ストレスによる帯電量の変化が大きい。
比較例2、3、6に記載されたシリカ粉末は、ヘキサメチルジシラザンによる処理がなされていない、若しくは不十分であるため、同じ原体シリカ粉末に表面処理を施した実施例のシリカ粉末と比較して流動性を付与する能力に劣る。
比較例5に記載されたシリカ粉末は、処理に用いたシランカップリング剤が本発明の範囲から外れており、ストレスによる帯電量の変化が大きい。

Claims (2)

  1. 比表面積が10〜60m/gであるシリカ粉末をデシルトリメトキシシラン、およびヘキサメチルジシラザンによって表面処理した変性シリカ粉末であり、該シリカ粉末表面1nm当り、該デシルトリメトキシシランが1.2.5個、ヘキサメチルジシラザンの表面処理により導入されるトリメチルシリル基が0.2〜1.2個の割合で存在することを特徴とする変性シリカ粉末よりなることを特徴とする電子写真用トナー外添剤。
  2. 表面積が10〜60m/gであるシリカ粉末をオクチルトリエトキシシラン、およびヘキサメチルジシラザンによって表面処理した変性シリカ粉末であり、該シリカ粉末表面1nm 当り、該オクチルトリエトキシシランが1.3個、ヘキサメチルジシラザンの表面処理により導入されるトリメチルシリル基が0.6個の割合で存在することを特徴とする変性シリカ粉末よりなることを特徴とする電子写真用トナー外添剤。
JP2005371305A 2005-12-26 2005-12-26 電子写真用トナー外添剤 Active JP4578400B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005371305A JP4578400B2 (ja) 2005-12-26 2005-12-26 電子写真用トナー外添剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005371305A JP4578400B2 (ja) 2005-12-26 2005-12-26 電子写真用トナー外添剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007171713A JP2007171713A (ja) 2007-07-05
JP4578400B2 true JP4578400B2 (ja) 2010-11-10

Family

ID=38298334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005371305A Active JP4578400B2 (ja) 2005-12-26 2005-12-26 電子写真用トナー外添剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4578400B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5258318B2 (ja) * 2008-02-12 2013-08-07 豊田通商株式会社 メソポーラスシリカの表面処理方法、樹脂添加用スラリー組成物、樹脂用充填剤及び樹脂組成物の製造方法
CN102089240B (zh) * 2008-07-15 2016-06-08 杜伊斯堡-艾森大学 ***硅和/或锡的多孔碳基底
JP5984356B2 (ja) * 2010-11-10 2016-09-06 キヤノン株式会社 トナー
JP5894742B2 (ja) * 2011-03-29 2016-03-30 株式会社アドマテックス 表面コート用組成物及びその製造方法
JP5871718B2 (ja) * 2012-05-30 2016-03-01 日本アエロジル株式会社 親水性ゾルゲルシリカ粒子の表面処理方法及び疎水性ゾルゲルシリカ粉末の製造方法
CN106414329B (zh) * 2014-07-24 2020-03-03 电化株式会社 硅石微粉末及其用途
JP2016057457A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像剤、画像形成方法、及び、画像形成装置
JP5865466B2 (ja) * 2014-11-17 2016-02-17 株式会社アドマテックス シリカ粒子材料及びフィラー含有樹脂組成物
JP6451613B2 (ja) * 2015-12-04 2019-01-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 正帯電性トナー
WO2022224922A1 (ja) * 2021-04-23 2022-10-27 株式会社トクヤマ 表面処理無機粉末及びその製造方法、並びにそれを含む分散体及び樹脂組成物
CN113604073A (zh) * 2021-06-29 2021-11-05 中国科学院深圳先进技术研究院 一种改性二氧化硅填料及其制备方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10104869A (ja) * 1996-09-26 1998-04-24 Konica Corp 静電荷像現像用トナー及び画像形成方法
JP2000267336A (ja) * 1999-03-15 2000-09-29 Canon Inc トナー
JP2001125306A (ja) * 1999-10-29 2001-05-11 Canon Inc 乾式トナー
JP2001305803A (ja) * 2000-04-19 2001-11-02 Fuji Xerox Co Ltd 静電潜像現像用キャリア
JP2004144854A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Tokuyama Corp トナー用外添剤
JP2005227396A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10104869A (ja) * 1996-09-26 1998-04-24 Konica Corp 静電荷像現像用トナー及び画像形成方法
JP2000267336A (ja) * 1999-03-15 2000-09-29 Canon Inc トナー
JP2001125306A (ja) * 1999-10-29 2001-05-11 Canon Inc 乾式トナー
JP2001305803A (ja) * 2000-04-19 2001-11-02 Fuji Xerox Co Ltd 静電潜像現像用キャリア
JP2004144854A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Tokuyama Corp トナー用外添剤
JP2005227396A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007171713A (ja) 2007-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4578400B2 (ja) 電子写真用トナー外添剤
US20210165338A1 (en) Toner additives comprising composite particles
JP4118637B2 (ja) シリカのシラノール基含有率が低いシリカ
JP4781769B2 (ja) 高疎水性球状ゾルゲルシリカ微粒子、その製造方法、該微粒子からなる静電荷像現像用トナー外添剤および該トナー外添剤を用いた現像剤
JP4615952B2 (ja) 改質疎水化シリカ及びその製造方法
JP5230067B2 (ja) 表面被覆シリカ、およびその製造方法
JP4674936B2 (ja) 疎水性微粒子及びその応用
JP2015502567A5 (ja)
JP2011185998A (ja) 静電像現像トナーおよび外添用電荷制御粒子
JP5020224B2 (ja) 表面処理シリカの製造方法
JP4346403B2 (ja) 表面処理シリカ粒子及びその用途
JP2000128534A (ja) 疎水性ルチル型酸化チタン及びその製造方法並びにその応用
JP6008137B2 (ja) 表面有機樹脂被覆疎水性球状シリカ微粒子、その製造方法及びそれを用いた静電荷像現像用トナー外添剤
JP4347201B2 (ja) 静電荷像現像用トナー外添剤およびトナー
JP5683101B2 (ja) 表面処理シリカ
JP3871297B2 (ja) 静電荷像現像用トナー外添剤
JP4628760B2 (ja) 球状疎水性ポリジオルガノシロキサン含有シリカ微粒子、静電荷像現像用トナー外添剤およびトナー
JP4186254B2 (ja) 表面改質金属酸化物微粉末の製造方法及び電子写真用トナー組成物の製造方法
JP4611006B2 (ja) 球状シリカ微粒子、静電荷像現像用トナー外添剤およびトナー
JP4318070B2 (ja) 表面改質シリカ微粉末
JP2021533239A (ja) トナー添加剤のための複合粒子
JP3856744B2 (ja) 静電荷像現像用トナー外添剤
JP3930236B2 (ja) 静電荷像現像用トナー外添剤
JP2005292592A (ja) 表面処理シリカ
JP2012088462A (ja) 静電潜像現像用トナー外添剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100803

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100824

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4578400

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160903

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250