JP4577183B2 - 通信端末装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信端末装置およびその制御方法に関し、特に、インターネット網を介して情報を送る際に、ユーザが指定した宛先情報と、登録された宛先情報に対応付けされた相手のアドレスと、相手から通知される相手のアドレスに基づき送り先として適切な相手であるかをユーザに通知し、意図しない相手に情報が送信されることを防止する通信端末装置およびその制御方法に関する。
従来、SIP(=Session Initiation Protocol)で通信するときは、ユーザーが相手先を指定する手段として、SIP−URI(=Session Initiation Protocol− Uniform Resource Identifier)が使用される。
このSIP−URIは、メールアドレスのように、例えば「userB@hostB」のような文字列で指定される。
実際に通信する相手は、IPアドレスによって識別されるが、端末またはユーザーは、「userB@hostB」というSIP−URIのドメイン名である「hostB」が何れのIPアドレスに対応しているかを知らなくても、プロキシサーバーを経由した発呼であれば、プロキシサーバーがプロキシサーバーに登録されている「userB@hostB」のSIP−URIに対応付けされたアドレス情報に基づいてメッセージを相手先まで届けることができる。
例えば、特許文献1では、プロトコルスタックのトランスポート層の上に位置するセッション層、プレゼンテーション層でSIPを用いたセッション制御装置が提案されている。
上記特許文献1に提案されるセッション制御装置は、セッションの制御および管理を行う装置が、ユーザまたは端末に代わり、ユーザまたは端末の状態の変更通知を行うように構成されたものである。
特開2005−20625号公報
ところで、上記特許文献1を含めSIPで発呼側と着呼側とでセッションの確立及び開放する場合においてユーザーはSIP−URIを指定するだけで、それがどのIPアドレスに対応付けられて送信されるのかを容易に知ることができなかった。
また、相手先のIPアドレスとSIP−URIの対応関係が変更になったとしても、変更になった情報を送信側のユーザーが容易に知る手段がないため、悪意をもって故意に相手先のIPアドレスとSIP−URIの対応関係が変更された場合は、送信側ユーザーが指定したSIP−URIに対して意図しない相手と接続される可能性がある。
また、エラー発生によりデータ途中で送信が中断されたデータをエラー発生時のデータ途中から自動的に再送する機能を有する装置の場合、エラー発生時の相手のIPアドレスと再送信時の相手のIPアドレスとが異なった場合は、不完全な状態のデータがそれぞれ別々の相手に送られ、意図した相手にデータが正しく届かないという問題を引き起こす可能性がある。
そこで、本発明は、インターネット網を介して情報を送る際に、ユーザが指定した宛先情報と、登録された宛先情報に対応付けされた相手のアドレスと、相手から通知される相手のアドレスに基づき送り先として適切な相手であるかをユーザに通知し、意図しない相手に情報が送信されることを防止する通信端末装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、SIP−URIを指定することによりSIPプロキシサーバを介してIP網に接続された相手端末との間でセッションを確立して通信を行う通信端末装置において、前記相手端末と前記セッション確立のために指定したSIP−URIと該相手端末のIPアドレスとを対応付けて記憶する記憶手段と、SIP−URIを指定した前記SIPプロキシサーバを介する相手端末とのセッション確立に際して該SIP−URIに基づき前記記憶手段に記憶されているIPアドレスを検索する検索手段と、前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッション確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとを照合する照合手段と、前記照合手段により前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッション確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとが一致した場合は、前記セッション確立の確認コマンドを前記SIPプロキシサーバを介して前記相手端末に送信して該相手端末とセッションを確立するセッション確立処理を実行するセッション確立制御手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記照合手段により前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッション確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとが一致しない場合は、その旨をユーザに報知する報知手段を更に具備し、前記セッション確立制御手段は、前記報知手段による報知に基づきセッション確立の継続の指示があった場合は、該セッション確立処理を実行し、セッション確立の中止の指示があった場合は、該セッション確立処理を中断することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記記憶手段は、前記SIP−URIと該SIP−URIに対応して接続可能な相手端末の1又は複数のIPアドレスを記憶し、前記検索手段は、前記SIP−URIを指定した前記SIPプロキシサーバを介する相手端末とのセッション確立に際して該SIP−URIに対応して前記記憶手段に記憶されている1又は複数のIPアドレスを検索し、前記照合手段は、前記検索手段で検索された1又は複数のIPアドレスと該セッション確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとを照合することにより該相手端末が適切な相手であるか否かを判別し、前記セッション確立制御手段は、前記照合手段により前記相手端末が適切な相手であると判別された場合に、前記セッション確立の確認コマンドを前記SIPプロキシサーバを介して前記相手端末に送信して該相手端末とセッションを確立するセッション確立処理を実行することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記照合手段により前記相手端末が適切な相手でないと判別された場合は、その旨を通信結果情報として登録する通信結果情報登録手段を更に具備し、前記セッション確立制御手段は、前記照合手段により前記相手端末が適切な相手でないと判別された場合は、前記通信結果情報登録手段によりその旨を登録した後、前記セッション確立の確認コマンドを前記SIPプロキシサーバを介して前記相手端末に送信して該相手端末とセッションを確立するセッション確立処理を実行することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項3の発明において、前記照合手段により前記相手端末が適切な相手でないと判別された場合は、その旨を報知する報知手段を更に具備し、前記セッション確立制御手段は、前記報知手段による報知に基づきセッション確立の継続の指示があった場合は、該セッション確立処理を実行し、セッション確立の中止の指示があった場合は、該セッション確立処理を中断することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1の発明において、前記セッション確立制御手段によりセッションを確立した相手端末に文書送信中にエラーが発生した場合は、前記相手端末との間のセッションを再確立して該エラーに係わる文書を再送する再送制御手段を更に具備し、前記照合手段は、前記相手端末との間のセッションを再確立に際して指定されたSIP−URIと該SIP−URIに対応して前記記憶手段に記憶されているIPアドレスとを照合し、前記セッション確立制御手段は、前記照合手段により前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッションの再確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとが一致した場合は、前記セッション確立の確認コマンドを前記SIPプロキシサーバを介して前記相手端末に送信して該相手端末とセッションを再確立し、前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッションの再確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとが一致しない場合は、その旨を報知することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、SIP−URIを指定することによりSIPプロキシサーバを介してIP網に接続された相手端末との間でセッションを確立して通信を行う通信端末装置の制御方法において、前記相手端末と前記セッション確立のために指定したSIP−URIと該相手端末のIPアドレスとを対応付けて記憶手段に記憶し、SIP−URIを指定した前記SIPプロキシサーバを介する相手端末とのセッション確立に際して該SIP−URIに基づき前記記憶手段に記憶されているIPアドレスを検索手段により検索し、前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッション確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとを照合手段により照合し、前記照合手段により前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッション確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとが一致した場合は、前記セッション確立の確認コマンドを前記SIPプロキシサーバを介して前記相手端末に送信して該相手端末とセッションを確立するセッション確立処理をセッション確立制御手段により実行することを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項7の発明において、前記照合手段により前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッション確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとが一致しない場合は、その旨をユーザに報知手段により報知し、前記セッション確立制御手段は、前記報知手段による報知に基づきセッション確立の継続の指示があった場合は、該セッション確立処理を実行し、セッション確立の中止の指示があった場合は、該セッション確立処理を中断することを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項7の発明において、前記記憶手段は、前記SIP−URIと該SIP−URIに対応して接続可能な相手端末の1又は複数のIPアドレスを記憶し、前記検索手段は、前記SIP−URIを指定した前記SIPプロキシサーバを介する相手端末とのセッション確立に際して該SIP−URIに対応して前記記憶手段に記憶されている1又は複数のIPアドレスを検索し、前記照合手段は、前記検索手段で検索された1又は複数のIPアドレスと該セッション確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとを照合することにより該相手端末が適切な相手であるか否かを判別し、前記セッション確立制御手段は、前記照合手段により前記相手端末が適切な相手であると判別された場合に、前記セッション確立の確認コマンドを前記SIPプロキシサーバを介して前記相手端末に送信して該相手端末とセッションを確立するセッション確立処理を実行することを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項9の発明において、前記照合手段により前記相手端末が適切な相手でないと判別された場合は、その旨を通信結果情報として通信結果情報登録手段により登録し、前記セッション確立制御手段は、前記照合手段により前記相手端末が適切な相手でないと判別された場合は、前記通信結果情報登録手段によりその旨を登録した後、前記セッション確立の確認コマンドを前記SIPプロキシサーバを介して前記相手端末に送信して該相手端末とセッションを確立するセッション確立処理を実行することを特徴とする。
また、請求項11の発明は、請求項9の発明において、前記照合手段により前記相手端末が適切な相手でないと判別された場合は、その旨を報知手段により報知し、前記セッション確立制御手段は、前記報知手段による報知に基づきセッション確立の継続の指示があった場合は、該セッション確立処理を実行し、セッション確立の中止の指示があった場合は、該セッション確立処理を中断することを特徴とする。
また、請求項12の発明は、請求項7の発明において、前記セッション確立制御手段によりセッションを確立した相手端末に文書送信中にエラーが発生した場合は、前記相手端末との間のセッションを再確立して該エラーに係わる文書を再送制御手段により再送し、前記照合手段は、前記相手端末との間のセッションを再確立に際して指定されたSIP−URIと該SIP−URIに対応して前記記憶手段に記憶されているIPアドレスとを照合し、前記セッション確立制御手段は、前記照合手段により前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッションの再確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとが一致した場合は、前記セッション確立の確認コマンドを前記SIPプロキシサーバを介して前記相手端末に送信して該相手端末とセッションを再確立し、前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッションの再確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとが一致しない場合は、その旨を報知することを特徴とする。
本発明の通信端末装置およびその制御方法によれば、データを送信しようとする相手先のIPアドレスが不適切の場合は、その旨をユーザに通知するので、意図しない相手先にデータが送信されることを防止することができる。
また、エラー発生によりデータを再送信する場合、再送信しようとする相手先のアドレスがエラー発生時のアドレスと異なる場合は、その旨をユーザに通知するので、意図した相手先にデータが正しく送信されない可能性があることを送信側のユーザに認識させることができ、利便性が向上するという効果を奏する。
以下、本発明に係わる通信端末装置およびその制御方法の一実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる通信端末装置100が本発明を実施するための最良のネットワーク形態の一例を示した図である。
図1に示すように、通信端末装置100は、SIP(=Session Initiation Protocol)のプロキシサーバー及びインターネット(=IP)網を介して相手端末40とセッションが確立できるようにプロキシサーバーA20及びIP網10に接続されており、また、相手端末40もプロキシサーバーB30及びIP網10に接続されている。
図2は、本発明に係わる通信端末装置100の機能的な構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、通信端末装置100は、操作部101、スキャナー部102、プリンタ部103、画像処理部104、画像蓄積部105、RAM(=Random Access Memory)106、システム制御部107、インターネット通信制御部108、SIP呼制御部109、T.38伝送制御部110、宛先管理部111、宛先制御部112を備えている。
操作部101は、通信端末装置100の設定情報の設定や動作指示等を行う際の操作で使用される各種操作キーおよび各種情報を表示する表示部を備えている。
スキャナ部102は、図示せぬ原稿載置台に載置された原稿の画像を走査し、所定の解像度で原稿の画像を読み取る。
プリンタ部103は、画像蓄積部105に蓄積された画像データを所定の解像度で印刷出力する。
画像処理部104は、画像データの送受信時に画像データに対する符号化、復号化、拡大、縮小等の処理を行う。
画像蓄積部105は、スキャナ部103から読み込まれた画像データまたは、受信した画像データを蓄積する。
RAM106は、システムデータや通信相手先のアドレス、表示用の画面データ等の情報を記憶する記憶装置である。
システム制御部107は、通信端末装置100の各部及び装置を制御するとともに通信端末装置100の全体を統括制御する。
インターネット通信制御部108は、IP網10を介して行う種々のデータ通信の通信制御を行う。
SIP呼制御部109は、IETFのRFC3261(SIP)およびRFC2327(SDP)に規定されたSIPプロトコルを使用することで、リアルタイム型インターネットFAXのT38におけるセッションの確立、維持や終了等の制御を行う。
T.38伝送制御部110は、ITU−T勧告T.38手順に従ってリアルタイム型通信プロトコルを制御する伝送制御部である。
宛先管理部111は、SIP−URIとIPアドレスとを対応付けたテーブル、例えば対応表(SIP−URIとIPアドレス)300等を作成登録し、RAM106に記憶保持させる。
なお、対応表(SIP−URIとIPアドレス)300の詳細は後述する。
宛先制御部112は、セッションを確立する際に相手先の宛先として指定されたSIP−URIとSIPプロトコルにより取得した相手先から通知されるIPアドレスとに基づきRAM106に保持された対応表(SIP−URI−IPアドレス)を参照して宛先の相手が適切な相手かどうかを判断する。
これら各部間のデータ信号及び制御信号の送受信は、バス113を介して行われる。
図3は、前述で説明した宛先管理部111がSIP−URIとIPアドレスとを対応付けてテーブルを作成し、RAM106に保持された対応表(SIP−URIとIPアドレス)300の一例を示す図である。
図3に示すように、対応表(SIP−URIとIPアドレス)300には、SIP−URIとIPアドレスとが1対1で対応付けされて登録されたデータ301、303、304と、1つのSIP−URIに対して所定の範囲内の複数のIPアドレスが対応付けされて登録されたデータ302とが登録されている。
なお、1つのSIP−URIに対して1つのIPアドレスを対応付けて登録するもしくは1つのSIP−URIに対して複数のIPアドレスを対応付けて登録するかは予めユーザが判断して登録してもよいし、システム制御部107の判断制御によりセッションを確立する際に相手先の宛先として指定されたSIP−URIに対して相手先から通知されるIPアドレスに基づき対応表(SIP−URIとIPアドレス)300のデータを作成登録してもよい。
このように作成登録された対応表(SIP−URIとIPアドレス)300に基づき宛先制御部112は、セッションを確立する際に相手先の宛先として指定されたSIP−URIが対応表(SIP−URIとIPアドレス)300から特定されるIPアドレス(1つ、または所定の範囲内の複数のIPアドレス)と、相手先から通知されるIPアドレスとを比較し、両者が一致している場合は、宛先の相手が適切な相手であると判断し、そうでない場合は不適切な相手であると判断する。
このように構成された通信端末装置100がプロキシサーバーA20、IP網10及びプロキシサーバーB30を介して相手端末40とセッションを確立する際の基本的な通信シーケンスについて図4を参照し説明する。
図4は、通信端末装置100が相手端末40とセッションを確立する際の基本的な通信シーケンスを示す図である。
図4に示すように、通信端末装置100が相手端末40とセッションを確立するためにリクエストメッセージである「INVITE」信号401を送出すると、この「INVITE」信号は、プロキシサーバA20、IP網10及びプロキシサーバB30を介して相手端末40へ転送される。
この「INVITE」信号401はセッションの起動信号であり、それには通信端末装置100が受信可能なセッションの属性情報、例えば送受信条件等の情報が含まれている。
相手端末40は、「INVITE」信号を受信すると、自装置(相手端末40)が呼び出し状態になったことを通知する「OK」信号402を送信し、この「OK」信号がプロキシサーバB30、IP網10及びプロキシサーバA20を介して通信端末装置100へ転送される。
この「OK」信号402には、相手端末40が受信可能なセッションの属性情報、例えば送受信条件等の情報が含まれている。
従来のSIP通信では、ここで通信に利用可能な属性が通信端末装置100と相手端末40との間で相互にネゴシエーションされ、その後セッション確立の確認コマンド「ACK」信号が送信された後、データ転送が開始される。
そして通信を終了するときには終了を要求する側(通信端末装置100または相手端末40のどちらでもよい)が「BYE」信号を送信することにより通信終了を要求し、それを受信した側(「BYE」信号の受信側)がその応答である「OK」信号を送信して通信を終了する。
しかし、本発明の通信端末装置100は、通信端末装置100から送信された「INVITE」信号401に対して相手端末40から送信された「OK」信号402を受信後、相手端末40から通知された相手端末40のIPアドレスに基づきセッション確立の確認コマンド「ACK」信号403を送信するかもしくは通信終了を要求する「BYE」信号404を送信するかを判断し、判断結果に応じた信号(「ACK」信号または「BYE」信号)403、404を送信する。
この相手端末40から通知されるIPアドレスに基づき通信端末装置100が「ACK」信号403を送信するもしくは「BYE」信号404を送信する場合の各制御動作について図5乃至図9を参照し詳細に説明する。
なお、宛先の通信相手を説明の便宜上、相手端末40を想定して説明する。
図5は、指定された相手先のSIP−URIが対応表(SIP−URIとIPアドレス)300(図3)に未登録の場合の制御動作の一例を示す図である。
図5に示すように、ユーザが通信端末装置100の操作部101を所定の操作を行うことで相手端末40のSIP−URIが指定され、発呼指示されると、システム制御部107の指令に基づきSIP呼制御部109が「INVITE」信号401を指定されたSIP−URIの相手端末40に対して送信する(ステップS501)。
通信端末装置100から送信された「INVITE」信号401は、プロキシサーバA20、IP網10及びプロキシサーバB30を介して相手端末40へ転送され、相手端末40は、この「INVITE」信号401に対して「OK」信号402を送信し、この「OK」信号402がプロキシサーバB30、IP網10及びプロキシサーバA20を介して通信端末装置100へ転送される。
通信端末装置100は、相手端末40から送信された「OK」信号402を受信すると、SIP呼制御部109がSIPプロトコルから通知される相手端末40のIPアドレス(以下、「通知IPアドレス」という。)を取得する(ステップS503)。
宛先制御部112は、ユーザが指定したSIP−URI(以下、「指定SIP−URI」という。)と、この指定SIP−URIに対応付けされたIPアドレスが対応表(SIP−URIとIPアドレス)300に登録されているか否かを判別する(ステップS504)。
対応表(SIP−URIとIPアドレス)300に登録されている場合は(ステップS505でYES)、セッション確立の確認コマンド「ACK」信号403を送信するかもしくは通信終了を要求する「BYE」信号404を送信するかの確認コマンド判別処理を行い(ステップS511)、確認コマンド判別処理による判別結果に応じた信号(「ACK」信号または「BYE」信号)403、404を送信する。
ステップS505において、指定SIP−URIに対応付けされたIPアドレスが対応表(SIP−URIとIPアドレス)300に登録されていない場合は(ステップS505でNO)、登録されていない旨が宛先制御部112からシステム制御部107へ通知され、システム制御部107がRAM106に予め保持された図6に示すような確認画面600を読み出し、操作部101の図示せぬ表示部に表示してユーザに相手端末40との接続を継続するか中止するかの操作指示を促す(ステップS506)。
確認画面600には、指定SIP−URIと相手端末40のIPアドレス及び未登録である旨のメッセージが表示され、更に、この情報に基づきユーザが選択操作する「継続」、「中止」の選択項目が表示されている。
操作部101に表示された確認画面600でユーザが「中止」を選択指示した場合は(ステップS507でNO)、システム制御部107の指令に基づきSIP呼制御部109が通信終了を要求する「BYE」信号404を送信することにより通信端末装置100と相手端末40との接続が中断され通信が終了する(ステップS509)。
また、ステップS506において、確認画面600でユーザが「継続」を選択指示した場合は(ステップS507でYES)、この選択結果及びシステム制御部107の指令に基づき宛先管理部111が指定SIP−URIと相手端末40から通知された通知IPアドレスとの対応付けを行い、この対応付けしたデータを対応表(SIP−URIとIPアドレス)300に追加登録し(ステップS508)、その後、システム制御部107の指令に基づきSIP呼制御部109がセッション確立の確認コマンド「ACK」信号403を送信することにより通信端末装置100と相手端末40との接続が継続される(ステップS510)。
図7は、前述のステップS511の確認コマンド判別処理(図5参照)の制御動作の一例を示す流れ図である。
図7に示す確認コマンド判別処理は、ユーザが発呼指示した指定SIP−URIの相手が適切な相手であるか否かを判断し、不適切な相手と判断した場合はその旨をユーザに通知するように構成された処理である。
図7に示すように、指定SIP−URIに対応付けされたIPアドレスが対応表(SIP−URIとIPアドレス)300に登録されている場合は、宛先制御部112が指定SIP−URIに対応付けされたIPアドレスを対応表(SIP−URI−IPアドレス)を参照して特定し、特定したIPアドレス(以下、「特定IPアドレス」という。)と相手端末40から通知された相手端末40のIPアドレス(通知IPアドレス)とを比較し、相手端末40がデータの送り先として適切な相手か否かを判別する(ステップS701)。
適切な相手か否かの判別は、具体的には、前述のように指定SIP−URIに基づき対応表(SIP−URIとIPアドレス)300を参照し、指定SIP−URIと指定SIP−URIに対応付けされたIPアドレスとが1対1で対応付けられている場合は、通知IPアドレスが指定SIP−URIに対応付けれれたIPアドレス(特定IPアドレス)と一致している場合は、適切な相手と判別し、そうでない場合は適切な相手ではないと判別する。
また、対応表(SIP−URIとIPアドレス)300で指定SIP−URIに対してIPアドレスが所定の範囲の複数のIPアドレスに対応付けられている場合は、通知IPアドレスが指定SIP−URIに対応付けされた複数のIPアドレスの何れかと一致している場合は、適切な相手と判別し、そうでない場合は適切な相手ではないと判別する。
ステップS701において、宛先制御部112が指定SIP−URIから対応表(SIP−URIとIPアドレス)300を参照し特定した特定IPアドレスと通知IPアドレスとに基づき相手端末40が適切な相手であると判別した場合は(ステップS701でYES)、システム制御部107の指令に基づきSIP呼制御部109がセッション確立の確認コマンド「ACK」信号403を送信することにより通信端末装置100と相手端末40との接続が継続される(ステップS702)。
また、ステップS701において、宛先制御部112が相手端末40を適切な相手ではないと判別した場合は(ステップS705でNO)、その旨が宛先制御部112からシステム制御部107へ通知され、システム制御部107がRAM106に予め保持された図8に示すような確認画面800を読み出し、操作部101の図示せぬ表示部に表示してユーザに相手端末40との接続を継続するか中止するかの操作指示を促す(ステップS703)。
確認画面800には、指定SIP−URIに対応するIPアドレスと、相手端末のIPアドレスとが一致しない旨のメッセージが表示され、更に、この情報に基づきユーザが選択操作する「継続」、「中止」の選択項目が表示されている。
操作部101に表示された確認画面800でユーザが「中止」を選択指示した場合は(ステップS704でNO)、システム制御部107の指令に基づきSIP呼制御部109が通信終了を要求する「BYE」信号404を送信することにより通信端末装置100と相手端末40との接続が中断され通信が終了する(ステップS705)。
また、ステップS707において、確認画面800でユーザが「継続」を選択指示した場合は(ステップS704でYES)、システム制御部107の指令に基づきSIP呼制御部109がセッション確立の確認コマンド「ACK」信号403を送信することにより通信端末装置100と相手端末40との接続が継続される(ステップS702)。
図9は、図7で示した確認コマンド判別処理の制御動作とは他の制御動作の一例を示す流れ図である。
図9に示す確認コマンド判別処理は、ユーザが発呼指示した指定SIP−URIの相手が適切な相手であるか否かを判断し、不適切な相手と判断した場合、処理の継続もしくは中止の指示をユーザに求めずに通信結果情報に登録するように構成された処理である。
図9に示すように、指定SIP−URIに対応付けされたIPアドレスが対応表(SIP−URIとIPアドレス)300に登録されている場合は、宛先制御部112が指定SIP−URIに対応付けされたIPアドレスを対応表(SIP−URI−IPアドレス)を参照して特定し、特定したIPアドレス(特定IPアドレス)と相手端末40から通知された相手端末40のIPアドレス(通知IPアドレス)とを比較し、相手端末40がデータの送り先として適切な相手か否かを判別する(ステップS901)。
なお、相手端末40がデータの送り先として適切な相手か否かの判別は、前述に示した制御動作(図7参照)と同様であるので説明は省略する。
ステップS901において、宛先制御部112が指定SIP−URIから対応表(SIP−URIとIPアドレス)300を参照し特定した特定IPアドレスと通知IPアドレスとに基づき相手端末40が適切な相手であると判別した場合は(ステップS901でYES)、システム制御部107の指令に基づきSIP呼制御部109がセッション確立の確認コマンド「ACK」信号403を送信することにより通信端末装置100と相手端末40との接続が継続される(ステップS903)。
また、ステップS901において、宛先制御部112が相手端末40を適切な相手ではないと判別した場合は(ステップS901でNO)、システム制御部107が相手端末40がデータの送り先として適切な相手ではない旨を通信結果情報に登録後(ステップS902)、システム制御部107の指令に基づきSIP呼制御部109がセッション確立の確認コマンド「ACK」信号403を送信することにより通信端末装置100と相手端末40との接続が継続される(ステップS903)。
なお、通信結果情報は、通信記録として図示せぬ通信記録ファイルに記憶保持される。
通信終了後、通信結果情報の出力指示がされることで、通信記録ファイルに登録された通信結果情報が出力され、送信した送り先の相手端末40が適切な相手ではない旨の情報がユーザに通知される。
図10は、データ送信中のエラー発生によりデータを再送する場合において、エラー発生時の相手端末のIPアドレスとデータ再送時の相手端末のIPアドレスとが異なる場合の制御動作の一例を示す流れ図である。
図10に示すように、ユーザが通信端末装置100の操作部101をデータ再送の所定の操作を行うことで相手端末40のSIP−URIが指定され、発呼指示されると、システム制御部107の指令に基づきSIP呼制御部109が「INVITE」信号401を指定されたSIP−URIの相手端末40に対して送信する(ステップS1001)。
通信端末装置100から送信された「INVITE」信号401は、プロキシサーバA20、IP網10及びプロキシサーバB30を介して相手端末40へ転送され、相手端末40は、この「INVITE」信号401に対して「OK」信号402を送信し、この「OK」信号402がプロキシサーバB30、IP網10及びプロキシサーバA20を介して通信端末装置100へ転送される。
通信端末装置100は、相手端末40から送信された「OK」信号402を受信すると、システム制御部107の指令に基づき宛先制御部112がSIPプロトコルから通知される相手端末40のIPアドレス(通知IPアドレス)を取得し(ステップS1003)、システム制御部107がユーザにより操作部101で操作された操作内容がエラー発生によるデータ再送か否かを判別する(ステップS1004)。
ステップS1004において、データ再送の場合は(ステップS1004でYES)、SIP呼制御部109がデータ再送時に取得した通知IPアドレス(以下、「通知IPアドレス(再送時)」という。)とエラー発生時の通知IPアドレス(以下、「通知IPアドレス(エラー時)」という。)、一致する場合は(ステップS1005でYES)、システム制御部107の指令に基づきSIP呼制御部109がセッション確立の確認コマンド「ACK」信号403を送信することにより通信端末装置100と相手端末40との接続が継続される(ステップS1006)。
また、ステップS1005において、通知IPアドレス(再送時)と通知IPアドレス(エラー時)とが同一でない場合は(ステップS1005でNO)、システム制御部107がRAM106に予め保持された図11に示すような確認画面1100を読み出し、操作部101の表示部に表示してユーザに相手端末40との接続を継続するか中止するかの操作指示を促す(ステップS1007)。
確認画面1100には、再送信先の指定SIP−URIと相手端末40のIPアドレスとエラー発生時の相手端末のIPアドレスとが異なる旨のメッセージが表示され、更に、この情報に基づきユーザが選択操作する「継続」、「中止」の選択項目が表示されている。 操作部101に表示された確認画面1100でユーザが「中止」を選択指示した場合は(ステップS507でNO)、システム制御部107の指令に基づきSIP呼制御部109が通信終了を要求する「BYE」信号404を送信することにより通信端末装置100と相手端末40との接続が中断され通信が終了する(ステップS1009)。
また、ステップS1007の確認画面1100でユーザが「継続」を選択指示した場合は(ステップS1008でYES)、システム制御部107の指令に基づきSIP呼制御部109がセッション確立の確認コマンド「ACK」信号403を送信することにより通信端末装置100と相手端末40との接続が継続される(ステップS1006)。
ステップS1006において接続が継続され、再びデータ再送を要するエラーが発生した場合は(ステップS1010でYES)、宛先管理部111が通知IPアドレス(再送時)を保存し(ステップS1011)、システム制御部107の指令に基づきSIP呼制御部109が通信終了を要求する「BYE」信号404を送信することにより通信端末装置100と相手端末40との接続が中断され通信が終了する。
また、ステップS1006において接続が継続され、データ再送を要するエラーが発生しなかった場合(ステップS1010でNO)、データ転送が終了することでシステム制御部107の指令に基づきSIP呼制御部109が通信終了を要求する「BYE」信号404を送信することにより通信端末装置100と相手端末40との通信が終了する。
この発明は、電子メール、インターネットファックス、ファックスなど複数の通信手段を有する通信端末装置において利用可能である。
この発明によれば、データを送信しようとする相手先のIPアドレスが不適切の場合は、その旨をユーザに通知することで、意図しない相手にデータが送信されることを防止することができる。
本発明を実施するための最良のネットワーク形態の一例を示す図 本発明に係わる通信端末装置100の機能的な構成例を示すブロック図 対応表(SIP−URIとIPアドレス)300の一例を示す図 通信端末装置100が相手端末40とセッションを確立する際の基本的な通信シーケンスを示す図 相手先のSIP−URIとそのIPアドレスの対応付けが未登録の場合の制御動作の一例を示す図 確認画面600の一例を示す図 確認コマンド判別処理の制御動作の一例を示す流れ図 確認画面800の一例を示す図 確認コマンド判別処理(図7)とは他の確認コマンド判別処理の制御動作の一例を示す流れ図 エラー発生によりデータ再送の場合の制御動作の一例を示す流れ図 確認画面1100の一例を示す図
符号の説明
10 インターネット(=IP)網
20 プロキシサーバーA
30 プロキシサーバーB
40 相手端末
100 通信端末装置
101 操作部
102 スキャナ部
103 プリンタ部
104 画像処理部
105 画像蓄積部
106 RAM(=Random Access Memory)
107 システム制御部
108 インターネット通信制御部
109 SIP呼制御部
110 T.38伝送制御部
111 宛先管理部
112 宛先制御部
113 バス
300 対応表(SIP−URIとIPアドレス)
401 「INVITE」信号
402 「OK」信号
403 「ACK」信号
404 「BYE」信号
600 確認画面
800 確認画面
1100 確認画面

Claims (12)

  1. SIP−URIを指定することによりSIPプロキシサーバを介してIP網に接続された相手端末との間でセッションを確立して通信を行う通信端末装置において、
    前記相手端末と前記セッション確立のために指定したSIP−URIと該相手端末のIPアドレスとを対応付けて記憶する記憶手段と、
    SIP−URIを指定した前記SIPプロキシサーバを介する相手端末とのセッション確立に際して該SIP−URIに基づき前記記憶手段に記憶されているIPアドレスを検索する検索手段と、
    前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッション確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとを照合する照合手段と、
    前記照合手段により前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッション確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとが一致した場合は、前記セッション確立の確認コマンドを前記SIPプロキシサーバを介して前記相手端末に送信して該相手端末とセッションを確立するセッション確立処理を実行するセッション確立制御手段と
    を具備することを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記照合手段により前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッション確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとが一致しない場合は、その旨をユーザに報知する報知手段
    を更に具備し、
    前記セッション確立制御手段は、
    前記報知手段による報知に基づきセッション確立の継続の指示があった場合は、該セッション確立処理を実行し、セッション確立の中止の指示があった場合は、該セッション確立処理を中断する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 前記記憶手段は、
    前記SIP−URIと該SIP−URIに対応して接続可能な相手端末の1又は複数のIPアドレスを記憶し、
    前記検索手段は、
    前記SIP−URIを指定した前記SIPプロキシサーバを介する相手端末とのセッション確立に際して該SIP−URIに対応して前記記憶手段に記憶されている1又は複数のIPアドレスを検索し、
    前記照合手段は、
    前記検索手段で検索された1又は複数のIPアドレスと該セッション確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとを照合することにより該相手端末が適切な相手であるか否かを判別し、
    前記セッション確立制御手段は、
    前記照合手段により前記相手端末が適切な相手であると判別された場合に、前記セッション確立の確認コマンドを前記SIPプロキシサーバを介して前記相手端末に送信して該相手端末とセッションを確立するセッション確立処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  4. 前記照合手段により前記相手端末が適切な相手でないと判別された場合は、その旨を通信結果情報として登録する通信結果情報登録手段
    を更に具備し、
    前記セッション確立制御手段は、
    前記照合手段により前記相手端末が適切な相手でないと判別された場合は、前記通信結果情報登録手段によりその旨を登録した後、前記セッション確立の確認コマンドを前記SIPプロキシサーバを介して前記相手端末に送信して該相手端末とセッションを確立するセッション確立処理を実行する
    ことを特徴とする請求項3記載の通信端末装置。
  5. 前記照合手段により前記相手端末が適切な相手でないと判別された場合は、その旨を報知する報知手段
    を更に具備し、
    前記セッション確立制御手段は、
    前記報知手段による報知に基づきセッション確立の継続の指示があった場合は、該セッション確立処理を実行し、セッション確立の中止の指示があった場合は、該セッション確立処理を中断する
    ことを特徴とする請求項3記載の通信端末装置。
  6. 前記セッション確立制御手段によりセッションを確立した相手端末に文書送信中にエラーが発生した場合は、前記相手端末との間のセッションを再確立して該エラーに係わる文書を再送する再送制御手段
    を更に具備し、
    前記照合手段は、
    前記相手端末との間のセッションを再確立に際して指定されたSIP−URIと該SIP−URIに対応して前記記憶手段に記憶されているIPアドレスとを照合し、
    前記セッション確立制御手段は、
    前記照合手段により前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッションの再確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとが一致した場合は、前記セッション確立の確認コマンドを前記SIPプロキシサーバを介して前記相手端末に送信して該相手端末とセッションを再確立し、前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッションの再確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとが一致しない場合は、その旨を報知する ことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  7. SIP−URIを指定することによりSIPプロキシサーバを介してIP網に接続された相手端末との間でセッションを確立して通信を行う通信端末装置の制御方法において、
    前記相手端末と前記セッション確立のために指定したSIP−URIと該相手端末のIPアドレスとを対応付けて記憶手段に記憶し、
    SIP−URIを指定した前記SIPプロキシサーバを介する相手端末とのセッション確立に際して該SIP−URIに基づき前記記憶手段に記憶されているIPアドレスを検索手段により検索し、
    前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッション確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとを照合手段により照合し、
    前記照合手段により前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッション確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとが一致した場合は、前記セッション確立の確認コマンドを前記SIPプロキシサーバを介して前記相手端末に送信して該相手端末とセッションを確立するセッション確立処理をセッション確立制御手段により実行する
    ことを特徴とする通信端末装置の制御方法。
  8. 前記照合手段により前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッション確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとが一致しない場合は、その旨をユーザに報知手段により報知し、
    前記セッション確立制御手段は、
    前記報知手段による報知に基づきセッション確立の継続の指示があった場合は、該セッション確立処理を実行し、セッション確立の中止の指示があった場合は、該セッション確立処理を中断する
    ことを特徴とする請求項7記載の通信端末装置の制御方法。
  9. 前記記憶手段は、
    前記SIP−URIと該SIP−URIに対応して接続可能な相手端末の1又は複数のIPアドレスを記憶し、
    前記検索手段は、
    前記SIP−URIを指定した前記SIPプロキシサーバを介する相手端末とのセッション確立に際して該SIP−URIに対応して前記記憶手段に記憶されている1又は複数のIPアドレスを検索し、
    前記照合手段は、
    前記検索手段で検索された1又は複数のIPアドレスと該セッション確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとを照合することにより該相手端末が適切な相手であるか否かを判別し、
    前記セッション確立制御手段は、
    前記照合手段により前記相手端末が適切な相手であると判別された場合に、前記セッション確立の確認コマンドを前記SIPプロキシサーバを介して前記相手端末に送信して該相手端末とセッションを確立するセッション確立処理を実行する
    ことを特徴とする請求項7記載の通信端末装置の制御方法。
  10. 前記照合手段により前記相手端末が適切な相手でないと判別された場合は、その旨を通信結果情報として通信結果情報登録手段により登録し、
    前記セッション確立制御手段は、
    前記照合手段により前記相手端末が適切な相手でないと判別された場合は、前記通信結果情報登録手段によりその旨を登録した後、前記セッション確立の確認コマンドを前記SIPプロキシサーバを介して前記相手端末に送信して該相手端末とセッションを確立するセッション確立処理を実行する
    ことを特徴とする請求項9記載の通信端末装置の制御方法。
  11. 前記照合手段により前記相手端末が適切な相手でないと判別された場合は、その旨を報知手段により報知し、
    前記セッション確立制御手段は、
    前記報知手段による報知に基づきセッション確立の継続の指示があった場合は、該セッション確立処理を実行し、セッション確立の中止の指示があった場合は、該セッション確立処理を中断する
    ことを特徴とする請求項9記載の通信端末装置の制御方法。
  12. 前記セッション確立制御手段によりセッションを確立した相手端末に文書送信中にエラーが発生した場合は、前記相手端末との間のセッションを再確立して該エラーに係わる文書を再送制御手段により再送し、
    前記照合手段は、
    前記相手端末との間のセッションを再確立に際して指定されたSIP−URIと該SIP−URIに対応して前記記憶手段に記憶されているIPアドレスとを照合し、
    前記セッション確立制御手段は、
    前記照合手段により前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッションの再確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとが一致した場合は、前記セッション確立の確認コマンドを前記SIPプロキシサーバを介して前記相手端末に送信して該相手端末とセッションを再確立し、前記検索手段で検索されたIPアドレスと該セッションの再確立に際して相手端末から通知されるIPアドレスとが一致しない場合は、その旨を報知する ことを特徴とする請求項7記載の通信端末装置の制御方法。
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