JP4576835B2 - 電気カミソリ用洗浄剤及び電気カミソリ用洗浄器 - Google Patents

電気カミソリ用洗浄剤及び電気カミソリ用洗浄器 Download PDF

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Description

本発明は、電気カミソリの刃部内に溜まった髭屑などの剃り屑を洗浄するために用いられるリンスレスの電気カミソリ用洗浄剤、及びこの電気カミソリ用洗浄剤を用いて電気カミソリを洗浄するための洗浄器に関するものである。
電気カミソリはヘッドの刃部内に髭屑や皮脂などの剃り屑が保持される構造になっているため、定期的に洗浄して清掃する必要がある。一般的な洗浄方法の一つとして、蛇口から流れる水道水中で電気カミソリを駆動させながら洗浄する方法があるが、刃部に固着した皮脂などは疎水性であるため、水をはじいて洗浄が非常に難しい。
そこで、電気カミソリ用の洗浄剤として各種の界面活性剤などが提案されているが、いずれも洗浄した後に、水道水ですすぎ洗いすることが必要であり、洗浄に手間を要するという問題がある。
そこで、水を基剤とし、界面活性剤や、防錆・消泡を目的とした油分を含む、水によるすすぎ洗いが不要なリンスレスの電気カミソリ用洗浄剤が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、上記の特許文献1の電気カミソリ用洗浄剤は防錆・消泡を目的とした油分を含むものの、電気カミソリの刃の駆動部に潤滑性を与えることができないという課題を有するものであった。すなわち、特許文献1の洗浄剤の油分は乳化が不安定なため、攪拌の不足や攪拌がされないときには、油分が洗浄剤に均一に分散せず、油分のない洗浄剤あるいは油分の少ない洗浄剤が刃部に付着する状態ができて、油分が刃部に付かなかったり、油分の刃部への付着が少なかったりして、洗浄剤を乾燥した後に、刃部に適量の油分が付着した状態にすることができない。そのため、刃部の防錆ができなくなり、また刃の駆動部に摺動性を与えることができなくなるのである。そしてこの結果、刃の摺動部分に焼き付けを起こし、駆動負荷の増加で電池の使用時間が短くなったり、モータ寿命が低下したりする等の問題が生じるおそれがあるものである。
また、電気カミソリ用の洗浄器として、洗浄剤を循環させて電気カミソリのヘッドの刃部を洗浄するようにしたものが提供されているが(例えば特許文献2等参照)、このものでは洗浄剤を攪拌しないので、特許文献1の洗浄剤をこのような洗浄器に用いる場合には、油分が洗浄剤から分離し易く、上記のような問題が顕著に表れるものであった。
特開2000−273497号公報 特開平7−236514号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、電気カミソリの刃部に溜まった髭屑や皮脂などの剃り屑をすすぎ洗いの必要なく効果的に洗浄することができ、しかも刃部に良好な摺動効果を与えることができるリンスレスの電気カミソリ用洗浄剤及び電気カミソリ用洗浄器を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る電気カミソリ用洗浄剤は、水を主成分とし、洗浄成分と、水に対して相溶性のある潤滑成分とを含有するものであって、洗浄剤の全量に対して水を80質量%以上、洗浄成分を0.05〜1質量%、潤滑成分を0.5〜5質量%含有し、潤滑成分として平均分子量200〜600のポリエチレングリコールを用いることを特徴とするものである。
この発明によれば、潤滑成分は主成分の水に対して相溶性があるために、洗浄剤中で潤滑成分が均一に分散・溶解して濃度分布ができず、刃部に均一に潤滑成分を付着させることができ、刃部の駆動部に安定して良好な摺動効果を与えることができるものである。また水に対して相溶性がある潤滑成分を含有するため、乾燥後も洗浄成分が潤滑成分に溶解して、刃部の表面に洗浄剤の固形成分が析出することがなくなり、水ですすぎ洗いする必要なくリンスレスで、電気カミソリの刃部に溜まった髭屑や皮脂などの剃り屑を洗浄成分によって効果的に洗浄することができるものである。
また請求項2の発明は、請求項1において、潤滑成分は、常温で揮発せず、且つ動粘度が100mm/s(25℃条件下)以下のものであることを特徴とするものである。
潤滑成分は揮発しないため、電気カミソリを洗浄して乾燥させた後にも、潤滑成分が刃部に長期間に亘って残り、潤滑効果を長期間維持することができる。さらに潤滑成分は動粘度が100mm/s以下であって、電気カミソリの刃部を駆動させる際の負担になることがなく、電気カミソリの安定した駆動を維持することができるものである。
また請求項の発明は、請求項1又は2において、洗浄成分が、非イオン系界面活性剤であることを特徴とするものである。
この発明によれば、洗浄に必要な洗浄成分の量を少なくすることが可能になり、洗浄・乾燥後において刃部に残る洗浄成分が摺動性に与える影響を低減することができるものである。
また請求項の発明は、請求項1乃至3のいずれかにおいて、殺菌成分を含有して成ることを特徴とするものである。
この発明によれば、髭屑や皮脂などの剃り屑に由来する雑菌によって潤滑成分が劣化することを抑制することができると共に、洗浄剤を循環させながら洗浄を行なう洗浄器で使用する場合には、雑菌による洗浄剤の劣化を抑制して、洗浄液を繰り返して長期間使用することが可能になるものである。
また請求項の発明は、請求項において、殺菌成分として、不揮発性物質からなるものを含有することを特徴とするものである。
この発明によれば、洗浄を行なって乾燥させた後にも、電気カミソリの刃部に殺菌成分を高濃度で残存させることができ、高い殺菌性を刃部の表面で維持させることができるものである。
また請求項の発明は、請求項において、殺菌成分が、塩化セチルピリジニウム、イソプロピルメチルフェノール、パラオキシ安息香酸エステル、ポリリジン、トリクロサンから少なくとも一つ選ばれるものであることを特徴とするものである。
これらの殺菌成分は、電気カミソリを洗浄して乾燥した後にも、潤滑成分に溶解することができ、潤滑成分による潤滑性に与える影響を小さくすることができるものであり、また界面活性剤の存在によって不活性化される影響が少ないものである。
また請求項の発明は、請求項において、殺菌成分として、炭素数5〜10の高級アルコールを含有することを特徴とするものである。
常温で揮発する高級アルコールは、低濃度の添加量の殺菌成分でも高い殺菌性と殆どの菌種に対抗する幅広い殺菌スペクトルを発揮するものであり、しかも電気カミソリを洗浄して乾燥した後には揮発しており、刃部に残存しないために皮膚刺激を小さくすることができるものである。また高級アルコールは低級アルコールとは異なり、主成分である水に比べて揮発し難いので、洗浄剤を循環させながら洗浄を行なう洗浄器で繰り返して使用する場合に、水は蒸発しても、洗浄剤中における殺菌成分の組成比率が低下することはなく、殺菌性能を維持することができるものである。
また請求項の発明は、請求項において、殺菌成分が、ベンジルアルコールとフェノキシエタノールの少なくとも一方であることを特徴とするものである。
これらのものは、それ自身が高い潤滑性を持っているため、乾燥前における刃部の摺動性への影響を無くすことができるものであり、またこれらは化粧品などに利用されるように安全性が高く、しかも安価で品質が安定しているものである。
本発明の請求項9に係る電気カミソリ用洗浄器は、上記の請求項1乃至8のいずれかに記載の電気カミソリ用洗浄剤を貯溜したタンクと、電気カミソリを洗浄するための洗浄槽と、髭屑などの剃り屑を回収するフィルターと、タンクの電気カミソリ用洗浄剤を洗浄槽に供給すると共に洗浄槽の電気カミソリ用洗浄剤をフィルターを通してタンクに返送するポンプとを備えて成ることを特徴とするものである。
この発明によれば、剃り屑で洗浄剤が汚されることがなくなり、洗浄剤をタンクと洗浄槽の間で循環させて、長期に亘って繰り返し使用することができるものである。
本発明によれば、水ですすぎ洗いする必要なくリンスレスで、電気カミソリの刃部に溜まった髭屑や皮脂などの剃り屑を洗浄成分によって効果的に洗浄することができるものであり、また洗浄液中で潤滑成分が均一に分散・溶解して濃度分布ができず、刃部に均一に潤滑成分を付着させることができ、刃部の駆動部に安定して良好な摺動効果を与えることができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明に係る電気カミソリ用洗浄剤は、水を主成分とし、洗浄成分と、潤滑成分と、必要に応じて殺菌成分等を含有して形成されるものである。
そして本発明で用いられる潤滑成分は、水と相溶性を有するものである。基剤となる主成分の水に対して相溶性がある潤滑成分は、洗浄剤中で均一に分散・溶解して濃度分布ができないようにすることができるものであり、電気カミソリの刃部を洗浄する際に刃部に均一に潤滑成分を付着させることができ、刃部の駆動部に安定して良好な摺動効果を与えることができるものである。さらに、水に対して相溶性のない親油性の潤滑剤は、電気カミソリの樹脂成形部品に対して影響を及ぼすおそれがあるが、水に対して相溶性を有する潤滑成分にはこのような問題はないものである。
また潤滑成分は、常温(洗浄剤の使用温度:25℃)で揮発せず、動粘度(運動粘度)が100mm/s(25℃条件下での数値)以下のものであることが望ましい。潤滑成分がこのように常温で揮発しないものであると、電気カミソリを洗浄して乾燥させた後にも、潤滑成分が刃部に長期間に亘って残り、潤滑効果を長期間維持することができるものである。また、潤滑成分の動粘度が100mm/sを超えると、電気カミソリの刃部を駆動させる際の負担になるおそれがあるので好ましくない。ちなみに、各種の動粘度の潤滑成分と松下電工社製の電気カミソリを用い、電気カミソリのモータの焼き付けの有無を調べたところ、図2の粘度と摺動性の関係を示すグラフにみられるように、潤滑成分の動粘度は100mm/s以下である必要がある。潤滑成分の動粘度の下限は限定されるものではないが、動粘度が低いと潤滑性が低下するので、実用的には10mm/s程度が下限である。
このような潤滑性(動粘性)を有しているものとして、界面活性剤を挙げることができるが、非イオン系界面活性剤においては、HLB(Hydrophilic-Lipophilic Balance:親水親油性バランス)が9以上のものが好ましい。HLBが9未満であると、疎水性が強くなり、水に溶解せずに分散・分離するおそれがある。HLBの上限は特に設定されないが、HLB13程度が実用上の上限である。このようなHLB9以上の非イオン系界面活性剤としては特に限定されるものではないが、なかでも、平均分子量200のポリエチレングリコール(PEG200)、平均分子量300のポリエチレングリコール(PEG300)が好ましい。これらは潤滑性に優れ、しかもそれ自身が界面活性剤あるいは界面活性剤の原料であって洗浄性を低下させることがなく、効果的な摺動性を維持することができるという点で好ましいものである。これらは一種単独で用いる他、二種以上を併用することもできる。そして潤滑成分は洗浄剤の全量に対して0.5〜5質量%の範囲で配合するのが好ましい。
次に、本発明で用いられる洗浄成分としては、非イオン系界面活性剤が好ましい。非イオン系界面活性剤を用いることによって、洗浄に必要な洗浄成分の量を少なくすることが可能になるものであり、電気カミソリを洗浄して乾燥した後に、刃部に残る洗浄成分が摺動性に与える影響を低減することができるものである。
非イオン系界面活性剤としては、通常の洗浄用に用いられるものであれば特に制限されるものではなく、例えば、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルなどを挙げることができる。特に剃り屑の皮脂を乳化させる水溶性非イオン界面活性剤が好ましく、HLBが9〜13のものが特に好ましい。その一例としてポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテルを挙げることができるが、重合度が7〜12のものが好ましい。
非イオン系界面活性剤は上記のものなどを一種類以上用いることができるものであり、配合量は洗浄剤の全量に対して0.05〜1質量%の範囲、特に0.1〜0.5質量%の範囲が、電気カミソリの刃部に付着した髭屑や皮脂の洗浄性、発泡性において良好であるので好ましい。また、洗浄剤による良好な潤滑性を維持するために、粘度の高い非イオン系界面活性剤を用いた場合には、非イオン系界面活性剤の添加量は潤滑性分の添加量以下であることが好ましく、特に潤滑性分の添加量の1/10〜1/2の範囲が好ましい。
また、本発明において殺菌成分(抗菌成分)としては、常温(洗浄剤の使用温度:25℃)で不揮発性のもの、あるいは常温(洗浄剤の使用温度:25℃)で揮発性のものを用いることができる。
常温で不揮発性の殺菌成分は、洗浄剤で電気カミソリの洗浄を行なって乾燥させた後にも、刃部に高濃度で残存するものであり、高い殺菌性を刃部の表面で長時間維持させることができるものである。ここで不揮発性とは、常温環境下で揮発しないこと、あるいは蒸発や昇華などが極めて起こり難いことを意味しているものであり、このような不揮発性の殺菌成分としては、塩化セチルピリジニウム、イソプロピルメチルフェノール、パラオキシ安息香酸エステル、トリクロサン、ポリリジン、安息香酸ナトリウム、グルコンサンクロルヘキシジン、レゾルシン、チモールなどを挙げることができ、これらを一種単独で使用する他、複数種を併用することもできる。これらのなかでも塩化セチルピリジニウム、イソプロピルメチルフェノール、パラオキシ安息香酸エステル、ポリリジン、トリクロサンは、電気カミソリを洗浄して乾燥した後にも、潤滑成分に溶解することができ、潤滑成分による潤滑性に与える影響を小さくすることができると共に、また界面活性剤の存在によって不活性化される影響が少ないので、特に好ましい。これらを殺菌成分の主として、上記の他の殺菌成分を併用することがさらに好ましい。不揮発性の殺菌成分は、洗浄剤で電気カミソリを洗浄して乾燥した後も潤滑成分に溶解させておく必要があるので、その添加量は潤滑成分への溶解量以下に設定する必要がある。
一方、常温で揮発性の殺菌成分として本発明では高級アルコールを用いるものであり、このものは、低濃度の添加量の殺菌成分でも高い殺菌性と殆どの菌種に対抗する幅広い殺菌スペクトルを発揮させることができ、しかも電気カミソリを洗浄して乾燥した後には揮発しているので刃部には残存せず、皮膚刺激を小さくすることができるものである。また高級アルコールは低級アルコールとは異なり、主成分である水に比べて揮発し難いので、洗浄剤を循環させながら洗浄を行なう洗浄器で繰り返して使用する場合に、水は蒸発しても、洗浄剤中における殺菌成分の組成比率が低下することはなく、殺菌性能を維持することができるものである。
高級アルコールとしては、炭素数が5〜10の範囲のものが好ましく、なかでもベンジルアルコールとフェノキシエタノールが特に好ましい。これらは一方を単独で使用する他、両者を併用することもできる。これらは、それ自身が高い潤滑性を持っているため、乾燥前における刃部の摺動性への影響を無くすことができるものであり、またこれらは化粧品などに利用されるように安全性が高く、しかも安価で品質が安定しているものである。またこれらは蒸気圧が小さいものの、常温環境下において徐々に揮発するので、不揮発性の殺菌剤と併用するのが好ましい。
殺菌成分は、上記の不揮発性物質からなるものと、揮発性物質からなるものの、一方を単独で使用しても、両方を併用してもいずれでもよいが、その配合量は、洗浄剤の全量に対して0.05〜5質量%の範囲が好ましい。
上記の各成分を配合して混合することによって、電気カミソリ用洗浄剤を調製することができるものであり、主成分の水の量は洗浄剤の全量に対して80〜99.5質量%の範囲が好ましい。尚、本発明において洗浄剤は、水に洗浄成分、潤滑成分、殺菌成分をそれぞれ配合したものであるが、洗浄剤を提供する態様としては、水に各成分を既述の所定濃度で配合したものを提供する他に、各成分を高濃度で配合したものを提供し、消費者が使用する前に水で所定濃度になるように希釈するようにしてもよい。高濃度に配合したものを提供する場合においては、濃縮液状の態様、フィルターに濃縮液を含浸させた態様、吸湿性高分子に吸着させた態様、固体タブレット状の態様、溶解性のカプセルに保持させた態様など、提供形態に制限されるものではない。
図1は、上記の本発明に係る電気カミソリ用洗浄剤を使用して電気カミソリ3の刃部9を洗浄するための洗浄器の一例を示すものであり、洗浄剤1を貯溜するためのタンク2と、電気カミソリ3を洗浄するための洗浄槽4と、髭屑などの剃り屑を回収するフィルター5と、タンク2の洗浄剤1を洗浄槽4に供給し、また洗浄槽4の洗浄剤1をフィルター5を通してタンク2に返送するためのポンプ6とを備えて形成されている。
タンク2の上部には洗浄剤1を投入・排出するための密閉可能な投入口10と、電磁弁などで形成される気密弁11を設けた開閉口12が形成してある。そしてタンク2と洗浄槽4の間には供給経路13が接続してある。供給経路13は、一端がタンク2内の洗浄剤1の液面より下方の底部で開口し、途中の経路がタンク2内の洗浄剤1の液面より上側に位置するように上方へ屈曲すると共に、他端が洗浄槽4に供給される洗浄剤1の液面より上側の位置で洗浄槽4に接続されるパイプで形成されるものである。洗浄槽4内には電気カミソリ3を固定するための固定台14が設けてあり、洗浄槽4の側部の上側に乾燥用ファン15が配置してある。
洗浄槽4の下側にフィルター5が配置してある。フィルター5は濾過室16内に濾過室16内を上下に仕切る濾過膜17を設けて形成してあり、洗浄槽4の底部とフィルター5の濾過室16の濾過膜17より上側の上室16aとを移流路18で接続してある。濾過膜17は不織布などで形成されるが、メッシュなどで形成することもできる。そしてタンク2とフィルター5との間には回収経路19が接続してある。回収経路19は、一端がタンク2の洗浄剤1の液面より上方に接続され、他端がフィルター5の濾過室16の濾過膜17より下側の下室16bに接続されるパイプで形成されるものである。この回収経路19の途中に液送ポンプ6が接続してある。
上記のように形成される洗浄器で電気カミソリ3の刃部9を洗浄するにあたっては、まず固定台14で電気カミソリ3のヘッドの刃部9を洗浄槽4内に位置決めした状態で電気カミソリ3を洗浄槽4にセットする。このときには洗浄槽4にはまだ洗浄剤1は供給されていない。そして洗浄器のスイッチをオンにすると、気密弁11が閉じると共にポンプ6が作動される。このように気密弁11が閉じると開閉口12が閉塞されてタンク2内は気密状態になり、またポンプ6の箇所には洗浄剤1は存在しないので、ポンプ6は空気をタンク2内に送り込むことになる。従って、密閉されたタンク2内は大気圧より高い圧力になるので、この圧力でタンク2内の洗浄剤1は供給経路13に送り出され、供給経路13を通して洗浄剤1がイ矢印のように洗浄槽4に供給される。洗浄槽4に洗浄剤1が一定量満たされれば、ポンプ6は停止する。この間、電気カミソリ3は駆動状態にしておくことが好ましく、ヘッドの刃部9を洗浄槽4内の洗浄剤1で洗浄することができるものである。
所定時間が経過すると、気密弁11が開いて開閉口12が開口すると共にポンプ6が再び作動され、ポンプ6によって洗浄槽4内の洗浄剤1はタンク2に返送されて回収される。洗浄槽4内の洗浄剤1はロ矢印のように移流路18からフィルター5の濾過室16の上室16aに入り、濾過膜17を透過して下室16bに移流した後に、ハ矢印のように回収経路19を通してタンク2に返送されて回収されるものである。このように洗浄槽4内の洗浄剤1がフィルター5を通過する際に、電気カミソリ3の刃部9を洗浄する際に洗浄剤1に混入する髭屑などの剃り屑はフィルター5の濾過膜17で濾過され、清浄化した状態で洗浄剤1をタンク2に回収することができるものである。また気密弁11が開くことによってタンク2内は開放状態になっているので、タンク2内に洗浄剤1が流入してもタンク2内は大気圧より高い圧力状態にはならず、タンク2内の洗浄剤1が供給経路13に送り出されて洗浄槽4に供給されることはない。従って洗浄槽4内の洗浄剤1は全量がタンク2に返送されて洗浄槽4内の洗浄剤1は空になるものであり、洗浄槽4内の洗浄剤1が空になるとポンプ6は停止する。
そして上記の洗浄槽4にタンク2から洗浄剤1を供給してから洗浄槽4内の洗浄剤1を回収するまでの操作で洗浄の1サイクルが完了する。通常はこのサイクルを3回繰り返して洗浄を行なうが、勿論、このサイクル回数に制限されるものではない。洗浄が終わると、ファン15を作動させ、洗浄槽4内にセットされた電気カミソリ3の刃部9に送風して乾燥させる。ファン15は所定時間が経過すると停止し、これらの一連の動作により、洗浄が完了されるものである。尚、図1の実施の形態ではファン15を設けて乾燥を行なうようにしているが、乾燥の有無は特に限定されるものではない。
次に、本発明を実施例によって具体的に説明する。
(実施例1)
次の組成の各成分を混合することによって、電気カミソリ用洗浄剤を調製した。潤滑成分のポリエチレングリコール(平均分子量200)の動粘度は約50mm/s(25℃)である。
(成分) (質量%)
・ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル 0.25
(オキシエチレンの重合度9)
・EDTA(エチレンジアミン四酢酸) 0.01
・ポリエチレングリコール(平均分子量200) 1.0
・塩化セチルピリジニウム 0.1
・ベンジルアルコール 3.0
・純水 95.64
(実施例2)
実施例1の組成において、潤滑成分のポリエチレングリコール(平均分子量200)の代りに、動粘度が約150mm/s(25℃)程度のポリエチレングリコール(平均分子量600)を用いるようにした他は、実施例1と同じ組成比率で電気カミソリ用洗浄剤を調製した。
(比較例1)
実施例1の組成において、潤滑成分のポリエチレングリコール(平均分子量200)の代りに、水不溶性の流動パラフィン(動粘度12.4mm/s(25℃))を用いるようにした他は、実施例1と同じ組成比率で電気カミソリ用洗浄剤を調製した。
(評価方法1:駆動状態)
500ml容のビーカーに電気カミソリ用洗浄剤を200ml入れ、電気カミソリの刃部を洗浄剤に浸漬させた後、40℃の温風で強制乾燥させた。そして乾燥後に、各電気カミソリを5分間連続駆動させ、モーターの焼き付けや駆動音の異常の有無を観察した。そして、正常に駆動する場合を「○」、モーターの駆動音に異常が発生する場合を「△」、モーターに焼き付けが発生する場合を「×」と判定した。
実施例1,2及び比較例1の電気カミソリ用洗浄剤を用いて、評価方法1の試験を行ない、判定結果を表1に示した。実施例1のものでは、潤滑成分のポリエチレングリコール(平均分子量200)は動粘度が約50mm/sであり、また40℃での乾燥後も揮発せずに電気カミソリの刃部の摺動部に残留するため、5分間の駆動中は良好な摺動性を維持していた。一方、実施例2のものでは、ポリエチレングリコール(平均分子量600)は動粘度が100mm/s以上であり、モーターの異常音が発生し、潤滑成分の動粘度は100mm/s未満であることが望ましいことが確認された。また比較例1のものでは、流動パラフィンは動粘度は低いが、水にほぼ不溶であるために洗浄剤中で分離して、電気カミソリの刃部に供給され難い。特に図2の洗浄器では、タンク内の洗浄剤中で流動パラフィンが分離してしまい、洗浄槽に供給される洗浄剤には十分な流動パラフィンは含有されていない状態になり、電気カミソリの刃部に潤滑成分が供給されないことになる。このため、比較例1のものでは刃部の摺動抵抗が大きくなってモーターに過負荷がかかって焼き付けが発生した。
Figure 0004576835
(実施例3)
実施例1の組成において、洗浄成分のポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテルをオキシエチレンの重合度5のものに変更するようにした他は、実施例1と同じ組成比率で電気カミソリ用洗浄剤を調製した。
(実施例4)
実施例1の組成において、洗浄成分である非イオン系界面活性剤のポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテルを、陰イオン系界面活性剤のステアリン酸ナトリウムに変更するようにした他は、実施例1と同じ組成比率で電気カミソリ用洗浄剤を調製した。
(実施例5)
次の組成の各成分を混合することによって、電気カミソリ用洗浄剤を調製した。
(成分) (質量%)
・ステアリン酸ナトリウム 1.0
・EDTA(エチレンジアミン四酢酸) 0.01
・ポリエチレングリコール(平均分子量200) 1.0
・塩化セチルピリジニウム 0.1
・ベンジルアルコール 3.0
・純水 94.89
(実施例6)
次の組成の各成分を混合することによって、電気カミソリ用洗浄剤を調製した。
(成分) (質量%)
・ステアリン酸ナトリウム 3.0
・EDTA(エチレンジアミン四酢酸) 0.01
・ポリエチレングリコール(平均分子量200) 1.0
・塩化セチルピリジニウム 0.1
・ベンジルアルコール 3.0
・純水 92.89
(評価方法2:駆動状態及び洗浄状態)
電気カミソリを5台用意し、髭の濃さが同程度のモニター20名を選定して、電気カミソリ1台について4名ずつ髭を剃ってもらった。そして図2の洗浄器に電気カミソリ用洗浄剤を100ml投入し、電気カミソリの刃部の洗浄・乾燥を行なった。このように洗浄・乾燥した電気カミソリについて、モーターの駆動状態を観察し、また電気カミソリの刃部の内・外部の洗浄状態を専門パネラー10名によって目視観察した。駆動状態については、正常に駆動する場合を「○」、モーターの駆動音に異常が発生する場合を「△」、モーターに焼き付けが発生する場合を「×」と判定した。また洗浄状態については、各パネラーに、刃部の内・外部ともに髭屑の付着が無い場合を「3」、刃部の内・外部にわずかに髭屑が付着している場合を「2」、刃部の内・外部に髭屑が多く付着している場合を「1」とスコアーしてもらい、、平均スコアーを求め、平均スコアー2.5以上を「○」、平均スコアー1.5〜2.4を「△」、平均スコアー1.4以下を「×」と判定した。
実施例1,3〜6の電気カミソリ用洗浄剤を用いて、評価方法2の試験を行ない、判定結果を表2に示した。実施例1,3のものでは、洗浄成分の濃度が低いために摺動性への影響がなく駆動状態は良好であり、また洗浄成分の濃度が低いにもかかわらず洗浄成分は非イオン系界面活性剤であるため、洗浄状態も極めて良好な結果であった。一方、洗浄成分として陰イオン系界面活性剤であるステアリン酸ナトリウムを用いた場合において、実施例4では濃度が低いために摺動性への影響がなく駆動状態は良好であるが、洗浄状態は髭屑が多く付着しており不良であった。実施例5,6ではステアリン酸ナトリウムの濃度を高めており、濃度の増加に伴なって洗浄状態は向上しているが、摺動性が低下してモーターに異常音が発生するようになっている。従って、水を主成分とし、洗浄成分と潤滑成分からなる電気カミソリ用洗浄剤において、洗浄成分としては低濃度で洗浄性が高い非イオン系界面活性剤が優れることが確認される。
Figure 0004576835
(実施例7)
次の組成の各成分を混合することによって、電気カミソリ用洗浄剤を調製した。
(成分) (質量%)
・ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル 0.25
(オキシエチレンの重合度9)
・EDTA(エチレンジアミン四酢酸) 0.01
・ポリエチレングリコール(平均分子量200) 1.0
・塩化セチルピリジニウム 0.1
・純水 98.64
(実施例8)
実施例7の組成において、殺菌成分である塩化セチルピリジニウムをポリリジンに変更するようにした他は、実施例7と同じ組成比率で電気カミソリ用洗浄剤を調製した。
(実施例9)
次の組成の各成分を混合することによって、電気カミソリ用洗浄剤を調製した。
(成分) (質量%)
・ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル 0.25
(オキシエチレンの重合度9)
・EDTA(エチレンジアミン四酢酸) 0.01
・ポリエチレングリコール(平均分子量200) 1.0
・パラヒドロキシ安息香酸エチル 0.07
・パラヒドロキシ安息香酸プロピル 0.02
・純水 98.65
(実施例10)
次の組成の各成分を混合することによって、電気カミソリ用洗浄剤を調製した。
(成分) (質量%)
・ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル 0.25
(オキシエチレンの重合度9)
・EDTA(エチレンジアミン四酢酸) 0.01
・ポリエチレングリコール(平均分子量200) 1.0
・エチルアルコール 40.0
・純水 58.74
(評価方法3:殺菌状態)
電気カミソリを20台用意し、髭の濃さが同程度のモニター20名を選定して、各モニターが各自1台の電気カミソリを用いて1ヶ月に亘って髭を剃ってもらった。そして図2の洗浄器に電気カミソリ用洗浄剤を100ml投入し、毎日、電気カミソリの刃部の洗浄・乾燥を行なった。そして1週間毎に洗浄・乾燥を行なった後から24時間後に滅菌脱脂綿で電気カミソリの刃部の内・外部を拭き取り、滅菌水に懸濁させて、血液寒天培地にて電気カミソリに付着している殺菌数を計測した。尚、細菌数の値は、同一洗浄剤を用いた評価結果4名の算術平均として求めた。
実施例7〜10の電気カミソリ用洗浄剤を用いて、評価方法3の試験を行ない、判定結果を表3に示した。実施例7〜9のものでは、殺菌成分である塩化セチルピリジニウム、パラヒドロキシ安息香酸エチル、パラヒドロキシ安息香酸プロピルはいずれも不揮発性であり、飛散せずに、潤滑成分であるポリエチレングリコールなどに溶解した形で残留するため、殺菌性が長時間維持されるものであり、また洗浄後の乾燥によって電気カミソリの刃部の表面における殺菌成分の濃度が著しく上昇するため、殺菌性がさらに高まり、雑菌の繁殖を抑制できるものであった。一方、実施例10の殺菌成分であるエチルアルコールは常温で高い揮発性であるので、1週間後は細菌は不検出であったものの、洗浄回数の増加に伴って、エチルアルコールが蒸発し、また洗浄剤中の皮脂などの栄養源が増加してそれらが潤滑成分などとともに電気カミソリの刃部の内・外部に残留するので、殺菌性は維持できずに環境由来の菌などが繁殖するものであった。
Figure 0004576835
(実施例11)
次の組成の各成分を混合することによって、電気カミソリ用洗浄剤を調製した。
(成分) (質量%)
・ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル 0.25
(オキシエチレンの重合度9)
・EDTA(エチレンジアミン四酢酸) 0.01
・ポリエチレングリコール(平均分子量200) 1.0
・ベンジルアルコール 3.0
・純水 95.74
(評価方法4:殺菌状態)
電気カミソリを8台用意し、髭の濃さが同程度のモニター8名を選定して、各モニターが各自1台の電気カミソリを用いて1ヶ月に亘って髭を剃ってもらった。そして図2の洗浄器に電気カミソリ用洗浄剤を100ml投入し、毎日、電気カミソリの刃部の洗浄・乾燥を行なった。そして1週間毎に洗浄・乾燥を行なった後から24時間後にタンク内の洗浄液を採取し、血液寒天培地にて殺菌数を計測した。尚、細菌数の値は、同一洗浄剤を用いた評価結果4名の算術平均として求めた。さらに、洗浄・乾燥から24時間後における電気カミソリの刃部における細菌の在留を評価方法3と同じ拭き取り試験により評価した。
実施例11及び実施例10の電気カミソリ用洗浄剤を用いて、評価方法4の試験を行ない、判定結果を表4に示した。実施例11のものでは、殺菌成分として水より揮発性の低いベンジルアルコールを用いているので、4週間の洗浄・乾燥後にも高い殺菌性が維持されている。一方、実施例10の殺菌成分であるエチルアルコールは揮発性が高いので、初期は高い殺菌性を維持しているが、洗浄・乾燥を繰り返すことによって、洗浄液中のエチルアルコールが蒸発して初期の濃度より低下し、その結果、3週間目以降から雑菌の繁殖が確認された、尚、洗浄・乾燥から24時間後における電気カミソリの刃部における細菌の在留は、実施例11と実施例10ともに不検出であった。
Figure 0004576835
本発明に係る電気カミソリ用洗浄器の一例を示す概略断面図である。 潤滑成分の粘度と潤滑性の関係を示すグラフである。
符号の説明
1 洗浄剤
2 タンク
3 電気カミソリ
4 洗浄槽
5 フィルター
6 ポンプ

Claims (9)

  1. 水を主成分とし、洗浄成分と、水に対して相溶性のある潤滑成分とを含有する電気カミソリ用洗浄剤であって、洗浄剤の全量に対して水を80質量%以上、洗浄成分を0.05〜1質量%、潤滑成分を0.5〜5質量%含有し、潤滑成分として平均分子量200〜600のポリエチレングリコールを用いることを特徴とする電気カミソリ用洗浄剤。
  2. 潤滑成分は、常温で揮発せず、且つ動粘度が100mm/s(25℃条件下)以下のものであることを特徴とする請求項1に記載の電気カミソリ用洗浄剤。
  3. 洗浄成分が、非イオン系界面活性剤であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気カミソリ用洗浄剤。
  4. 殺菌成分を含有して成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電気カミソリ用洗浄剤。
  5. 殺菌成分として、不揮発性物質からなるものを含有することを特徴とする請求項4に記載の電気カミソリ用洗浄剤。
  6. 殺菌成分が、塩化セチルピリジニウム、イソプロピルメチルフェノール、パラオキシ安息香酸エステル、ポリリジン、トリクロサンから少なくとも一つ選ばれるものであることを特徴とする請求項5に記載の電気カミソリ用洗浄剤。
  7. 殺菌成分として、炭素数5〜10の高級アルコールを含有することを特徴とする請求項4に記載の電気カミソリ用洗浄剤。
  8. 殺菌成分が、ベンジルアルコールとフェノキシエタノールの少なくとも一方であることを特徴とする請求項7に記載の電気カミソリ用洗浄剤。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の電気カミソリ用洗浄剤を貯溜したタンクと、電気カミソリを洗浄するための洗浄槽と、髭屑などの剃り屑を回収するフィルターと、タンクの電気カミソリ用洗浄剤を洗浄槽に供給すると共に洗浄槽の電気カミソリ用洗浄剤をフィルターを通してタンクに返送するポンプとを備えて成ることを特徴とする電気カミソリ用洗浄器。
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