JP4569843B2 - エスカレーター用の安全装置 - Google Patents

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本発明は、エスカレーター用の安全装置に係り、特に上昇方向に移動する移動手すりと、この移動手すりに近接する建屋天井等の内装材などの固定部材との間に形成される楔状空間に配置されエスカレーター用の安全装置に関するものである。
従来のこの種安全装置には、エスカレーターの上昇方向に移動する移動手すりと、この移動手すりに近接する建屋天井などの障害物(内装材)との間には、三角ガード板と称される安全装置が設けられ、移動手すりの外側まで大きく身を乗り出した乗客の頭部や首が挟まれ事故を防止する手段が講じられている。(例えば特許文献1参照)
また、移動手すりに近接する建屋天井などの障害物である固定部材に三角状板に固定し、移動手すりの外側まで大きく身を乗り出した乗客の頭部や首が挟まれる事故を防止する手段が講じられている。(例えば特許文献2参照)
特開平8−26647 特開2002−37578
従来のこの種安全装置では、単に移動手すりの外側まで大きく身を乗り出した乗客の頭部に三角ガード板が接触するだけであり、首が挟まれる危険を回避できない問題、或いはこの三角ガード板を突破した人体の首や頭部が最終的に移動手すりに近接する建屋の天井などの固定部材等の障害物との間、及び安全装置間に乗客の頭部や首が挟まれる事故を招く危険な問題、さらに安全装置は個々の建家に応じて製造するオーダーメイドのためコストが高い問題があった。
本発明は、上記目的を達成するために、階下と階上の階床間に傾斜して設置される踏み段と移動手すりとを備えた乗客運搬用のエスカレーター用安全装置において、前記移動手すりに近接する建屋の躯体や天井取付け材等の固定部材との間に形成される楔状空間に配置し、固定部材に取付けられる取付け本体と該本体と移動手すり間の隙間(間隔)をスライドして調整し、かつ首部等が衝突した際の衝撃を曲面で回避する隙間調整用スライド板とから構成し、首部や頭部の挟み込みを皆無としたエスカレーター用の安全装置を提供するものである。
上述したように本発明に係るエスカレーター用の安全装置によれば、楔状空間に変形三角形板状で勾配型の取付け本体の垂直片、水辺片を固定部材に固定すると共に、上昇方向と対面する階上方向の側端面部の主要面部を階上方向に凹状とした曲端面に形成し、この曲端面と人体が接触した際に衝撃少なく回避するように彎曲した曲端面に形成し移動手すりの外側まで大きく身を乗り出した乗客の頭部や首部がこの曲面端に接触した際に移動踏み板の進行方向と人体の移動停止との逆方向の力関係により曲端面で強制的に反転され移動踏み板方向に戻すことができるので、結果的に移動手すりに近接する建屋天井材、梁などの固定部材との間に客の頭部や首が挟まれる事故を回避できる。
また、隙間調整用スライド板は取付け本体の曲端面に合致する形状に成形した曲面形状の板材であり、取付け本体の曲端面の上、及び下端末に設けた嵌合溝にスライド可能に嵌合させ移動手すりと固定部材との間隔を任意に設置躯体に合わせて容易に調整することができる。
以下に、本発明に係るエスカレーター用の安全装置(以下、単に安全装置という)の一実施例を用いて本発明を詳細に説明する。図1は本発明に係る安全装置を階下と階上間の楔型空間に装着した際の概略説明側面図、図2(a)、(b)は図1における正面図と図(a)のAーA線における端面図、図3は本発明に係る安全装置を示す概略説明斜視図、図4は安全装置の構成を分解して示す斜視図、図5、図6は乗客の首部、又は頭部が安全装置に接触した際の状況を示す説明図である。
即ち、本発明による安全装置1は、図1、及び図2(a)、(b)に示すように下記する固定部材に装着するものであり、1は安全装置、2は取付け本体で変形三角形板状であると共に、勾配型に形成し、材質は金属製、透明、若しくは不透明、着色した合成樹脂製等の一種以上をモールデング、加工、ネジ、接着剤等による手段で構成したものである。13は隙間調整用スライド板であり、15は固定部材で躯体、または天井材押さえの垂木、床材取付け材の根太、梁材などの一種からなり、16はエスカレーターであり、階上の固定部材15、例えば梁材と上昇方向(階上)に移動するエスカレーター16で形成される楔状空間19を閉塞するように装着する。すなわち、図1において上昇方向に移動するエスカレーター16は、一般にその本体が高低差のある下階と上階の階床間に傾斜して設置され、乗客運搬用の移動踏み段17と移動手すり18を備え、移動手すり18に近接する上階床の建屋天井等の固定部材15との間に形成される楔状空間19に安全装置1を配置装着した構造である。
さらに説明すると、安全装置1は、取付け本体2と隙間調整用スライド板13からなり、所謂、取付け本体2は図3、及び図4に抽出して示すように勾配形状の変形三角形で本体の階下方向の側端面部3の主要端面部を階上方向に凹状に形成した曲端面4を設けたものであり、かつ本体2の上、下端部5,6間で、曲端面4の上、及び下端末に隙間調整スライド板13を着脱可能に装着する嵌合溝5a,6aを形成する。
また、取り付本体2の上端部5には、固定部材15に装着するための垂直片7と水平片8を直角に設け、かつ固定部材15に締結具、例えばスクリューネジやビス等で装着する取付け孔9を穿設する。10は補強側壁部、11は補強垂直壁、12は補強底面であり取付け本体2の骨格を構成する。
隙間調整用スライド板13は図1,図2(a)、(b)及び図3に示すように曲端面4に対応した形状の表面13aを有し、上,下端13b,13cは取付け本体2の嵌合溝5a、6aに着脱可能に嵌合でき、エスカレーター16の移動手すり18と固定部材15間の隙間イと隙間調整用スライド板13の端面間の隙間ロをスライドさせて隙間を調整し、首等がこの隙間ロにも挟み込まれる危険を排除するのに役立つものである。
14は締結具でビス、スクリューネジ、ボルト等の一種からなり、固定部材15は梁材や天井取付け材の垂木、床材取り付け用の根太などの取付け部材などの一種からなるものである。エスカレーター16は移動踏み段17と移動手すり18を備えており、階下から階上へ楔状空間19において乗客を乗せて上昇するものである。
次ぎに、楔状空間19にこの安全装置1を装着する順序を図1,図2(a)、(b)及び図3を用いて説明する。まず、取付け本体2の上端部5の垂直片7と水平片8を固定部材15に締結具14を介して固定する。この場合、固定部材15とエスカレーター16との隙間イも調整しておく。また、隙間調整用スライド板13は既に図4の行程を経て図3に示すように嵌合溝5a、6aの適当な位置で嵌合してある。
次ぎに、隙間調整用スライド板13の移動手すり18との隙間イを調整するため隙間調整用スライド板13を左右に移動すると安全装置1の楔状空間19への装着が完了するものである。その際の装着構造は、図2(a)A−A線で断面した図2(b)に示すような端面で装着される。
さて、図5,図6に示すように首部、頭部が安全装置1に接触した際、これら部分が隙間調整用スライド板13の曲面14等でエスカレーター16の上昇方向と反対方向に変換され体重により移動踏み段17へ戻されて、隙間イ、ロに首部、頭部が入り込んだり、挟まれたりすることを阻止できる。
以上、説明したのは本発明に係る安全装置の一実施例にすぎず、図示しないが補強側壁部10の反対面に面材を一体に固定することも強度アップの上から可能である。
本発明に係るエスカレーター用安全装置の一実施例を示す概略説明側面図である。 本発明に係るエスカレーター用安全装置の(a)概略説明正面図と(a)におけるA−A線の端面略図である。 本発明に係るエスカレー用安全装置を示す単体斜視図である。 図3に示す安全装置の分解斜視図である。 本発明に係るエスカレーター用安全装置とエスカレーターの移動手すりに乗客の首部が乗った際の概略側面図である。 本発明に係るエスカレーター用安全装置とエスカレーターの移動手すりに乗客の頭部が乗った際の概略側面図である。
符号の説明
1,エスカレーター用安全装置
2 取付け本体
側端面部
4 曲端面
5 上端部
5a 嵌合溝
6 下端部
6a 嵌合溝
7 垂直片
9 取付け孔
10 補強側壁部
13 隙間調整用スライド板
13a 表面
14 締結具
15 固定部材
16 エスカレーター
17 移動踏み段
18 移動手すり
19 楔状空間

Claims (3)

  1. 階上、及び階下の楔形空間に設置されるエスカレーター用の安全装置において、階上の躯体に上端部を固定した変形三角形板状で勾配型に形成した取付け本体と、該本体の階下方向の側端面部の主要端面部を階上方向に凹状とした曲端面に形成すると共に、該曲 端面の上,下端末に嵌合溝を設け、また、前記本体の曲端面に対応する形状の曲端面を有し、かつ、上記上、及び下端末の嵌合溝にスライド可能に嵌合する隙間調整用スライド板とを設け、該隙間調整用スライド板を前記本体に着脱可能に装着したことを特徴とするエスカレーター用安全装置。
  2. 取付け本体の上端部は、階上の躯体の固定部材に固定する垂直片と水平片を設け、該両片に取付け孔を多数個穿設したことを特徴とする請求項1記載のエスカレーター用の安全装置。
  3. 隙間調整用スライド板は、取付け本体に隙間調整用スライド板端面とエスカレータ ーの移動手すりとの間隙を調整できるように嵌合したことを特徴とする請求項1、2記載のいずれかであるエスカレーター用の安全装置。
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