JP4567543B2 - 電子会議システムおよびその会議端末 - Google Patents

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本発明は、電子会議システムおよびその会議端末に関し、詳細には、複数の会議端末がネットワークを介して互いに接続され、音声データおよび画像データを2地点間または多地点間で送受信する電子会議システムおよびその会議端末に関する。
この種の電子会議システムでは、動画や静止画を撮影するカメラデバイスと、音声情報を入力するマイク、音声情報を出力するスピーカが接続されたPCをネットワークを介して接続し、画像・音声・PC操作情報を相互にリアルタイムで送受信し、電子会議を行う。
電子会議システムとしては、例えば、特許文献1が公知である。同文献の電子会議システムでは、会議参加者の個人情報を読み込む個人情報読込手段と、読み込まれた個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、該記憶された個人情報を相手会議端末に送信する個人情報送信手段と、相手会議端末に送信された個人情報を画面上に表示する個人情報表示手段と、を備えている。
特開平6−152765号公報
しかしながら、同文献の電子会議システムでは、自拠点における音声品質を測定して調整する機能が無いため、自拠点の設定に不都合があっても気がつかずに電子会議に参加してトラブルの原因になるという問題がある。
また、同文献の電子会議システムでは、自拠点の音声情報が適正に他の会議参加拠点への送信状況を確認、および調整する機能が無いため、ネットワークで起こりうるパケット遅延、パケットロス、および機器接続ミス等の要因で引き起こされる音声情報の乱れ(切断、音量小、ノイズ等)が生じても、自拠点ではその発生を認識することができず不具合のある状態で電子会議を続行してしまうという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的の1つは、電子会議を行う場合に、自拠点の音声情報が適正に他の拠点に送信されているか否かを確認することが可能な電子会議システムおよびその会議端末を提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の会議端末がネットワークを介して互いに接続され、音声情報および画像情報を2地点間または多地点間で送受信して電子会議を実行する電子会議システムにおいて、会議端末は、他の会議端末と電子会議を行う場合に、自己が送出する音声情報の当該他の会議端末での音声品質を確認して、その音声品質を表示手段に表示することを特徴とする。
また、本発明は、複数の会議端末がネットワークを介して互いに接続され、音声情報および画像情報を2地点間または多地点間で送受信して電子会議を実行する電子会議システムの会議端末において、他の会議端末と電子会議を行う場合に、自己が送出する音声情報の当該他の会議端末での音声品質を確認して、その音声品質を表示手段に表示することを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる電子会議システムおよびその会議端末の最良な実施の形態を詳細に説明する。この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるものまたは実質的に同一のものが含まれる。
(実施の形態)
本実施の形態に係る電子会議システムは、複数の会議端末がネットワークを介して互いに接続され、音声情報および画像情報を2地点間または多地点間で送受信して電子会議を実行する。各会議端末は、他の会議端末と電子会議を行う場合に、自己が送出する音声情報の当該他の会議端末での音声品質(音声伝達状況)を確認して、その音声品質を表示手段に表示する。ここで、音声品質とは、不通、音量、ノイズ等の情報である。これにより、自拠点の音声情報が適正に他の拠点に送信されているか否かを確認することが可能となる。
また、各会議端末は、起動時に、出力音量および入力音量が所定範囲内となるように、音量の調整を行う。これにより、自拠点の音声の設定に問題がある場合でも、自動的に適正な値に調整して電子会議に参加することができる。すなわち、自拠点の音声出力の設定に不都合があった場合に、それに気がつかずに電子会議に参加することを防止することが可能となる。
図1は実施例に係る電子会議システム1の全体構成例を示す図である。電子会議システム1は、各拠点A〜Zに各々配置された会議端末10NA〜Zがネットワーク20を介して互いに接続されて構築されている。このネットワーク20は、公衆回線や専用回線のいずれでもよく、また、有線や無線のいずれでもよい。また、電子会議システム1を構成する会議端末10NA〜Zの数は幾つもでもよい。各会議端末10NA〜Zは、音声情報および画像情報等を送受信して電子会議を行う。以下、会議端末10NA〜Zを特に区別する必要がない場合には、「会議端末10N」と表記する。なお、ここでは、会議端末10NA〜Z間で直接、データ通信を行う構成であるが、各会議端末10NA〜NZは、サーバを介してデータ通信を行うことにしてもよい。すなわち、サーバ−クライアント型の電子会議システムを使用することにしてもよく、電子会議システムのシステム構成例は各種の形態が考えられる。
図2は、会議端末10Nの構成例を示すブロック図である。会議端末10Nは、端末本体100と、表示装置200と、音声入力装置300と、音声出力装置400と、画像入力装置500と、操作入力装置600とで構成されている。
端末本体100は、PC等で構成することができ、表示装置200へ表示情報を構成及び出力する画面出力処理部101と、音声データを変換(デコード)し音声出力装置400に出力する音声データデコード部102と、音声データデコード部102で変換された音声データの音量を測定する出力音量測定部103と、出力音量を調整する出力音量制御部104と、音声入力装置300から入力される音声データを変換(エンコード)して制御部109へ送信する音声データエンコード部105と、音声データエンコード部105で変換された音声データの音量を測定する入力音量測定部106と、入力音量を調整する入力音量制御部107と、他の会議端末と通信を行うための通信部108と、会議端末全体の制御を行う制御部109とを備えている。制御部109は、ROMに格納されたプログラムを実行するCPUと、CPUがワークエリアとして使用するRAMと、CPUが実行するプログラムやデータ等を格納したROM等で構成されている。
表示装置200は、液晶ディスプレイ、CRT、プラズマディスプレイ等で構成されており、会議状況等を表示する。音声出力装置400は、スピーカ等を備え会議の音声を出力する。音声入力装置300は、マイク等を備え自拠点の音声を入力する。画像入力装置500は、スキャナ等からなり自拠点の映像を入力する。操作入力装置600は、キーボード、マウス等を備え、会議中に入力されるペン情報やキー情報を入力する。
図3は、電子会議システム1の全体動作の概略を説明するためのフローチャートである。同図において、送信側とは、音声伝達確認処理を行う会議端末をいい、また、受信側とは、音声伝達確認応答処理を行う会議端末をいう。受信側の個数は会議に参加している会議端末数−1となる。各会議端末10NA〜NZは、電子会議に接続する場合に、自己が送出する音声情報の他の会議端末での音声品質を確認するために音声伝達確認処理を実行する。ここでは、送信側を会議端末10NAとし、受信側を会議端末10NB〜Zとした場合について説明する。
図3において、会議端末10NA〜Zでは、端末が起動されると(ステップS1、T1)、出力音声自動調整処理(ステップS2,T2)を実行して、出力音量が所定範囲内となるように調整する。出力音声自動調整処理の詳細は後述する。この後、会議端末10NA〜Zでは、入力音声自動調整処理(ステップS3,T3)を実行して、入力音量が所定範囲内となるように調整する。入力音声自動調整処理の詳細は後述する。なお、ここでは、出力音声自動調整処理を実行した後に、入力音声自動調整処理を実行することとしたが、入力音声自動調整処理を実行した後に出力音声自動調整処理を実行することにしてもよい。
出力音声自動調整処理および入力音声自動調整処理が終了すると、会議端末10NA〜Zは、電子会議に接続する(ステップU1)。
続いて、会議端末10NAは音声伝達確認処理を実行し(ステップS4)、会議端末10NB〜Zは音声伝達確認応答処理を実行する(ステップT4)。具体的には、会議端末10NAは、音声伝達確認コマンドを会議端末10NB〜Zに送信し、会議端末10NB〜Zは音声伝達確認コマンドを受信すると、音声伝達確認準備完了コマンドを会議端末10NAに送信する。会議端末10NAは音声伝達確認準備完了コマンド受信すると、テスト用音声データを会議端末10NB〜Zに送信し、会議端末10NB〜Zではテスト用音声データを受信すると、テスト用音声データの音量を測定し、測定結果に応じて、音声伝達確認完了コマンドまたはテスト用音声データの再送信要求コマンドを会議端末10NAに送信する。この音声伝達確認処理および音声伝達確認応答処理の詳細は後述する。
図4は、上記図3の上記ステップS2,T2の出力音声自動調整処理を説明するためのフローチャートである。図4において、会議端末10NA〜Zでは、制御部109が起動試験音声データを音声データデコード部102に送信する(ステップS11)。音声データデコード部102は音声データをデコードする(ステップS12)。出力音量測定部103は、音声データデコード部102でデコードされた音声データの音量V1を測定し、測定結果を制御部109に出力する。制御部109は、画面出力処理部101を介して測定結果を表示装置200に表示する(ステップS13)。
図5は、音量の測定結果の表示例を示す図である。同図に示す例では、音量がバー表示されており、閾値α1〜閾値β1の間が適正音量の区間を示している。図5−1は、音量が小さすぎる場合、図5−2は音量が適正な場合、図5−3は音量が大きすぎる場合を示している。
制御部109は、測定した音量V1のレベルを判断し(ステップS14)、閾値α1≦音量V1≦閾値β1の場合、音量は適正であると見なして出力音声自動調整を終了する。また、制御部109は、音量V1<閾値α1の場合には、出力音量制御部104を介して音量をA%大きくした後(ステップS15)、ステップS11に戻り、閾値α1≦音量V1≦閾値β1となるまで同じ処理を繰り返し実行する。また、制御部109は、音量V1>閾値β1の場合には、出力音量制御部104を介して音量をB%小さくした後(ステップS16)、ステップS11に戻り、閾値α1≦音量V1≦閾値β1となるまで同じ処理を繰り返し実行する。このように、会議端末10NA〜NZでは、出力音量が自動調整され、音声出力装置400からは適正な音量の音声が出力される。なお、出力音量制御部104で音量を上限および下限に設定しても閾値α1≦音量V1≦閾値β1とならない場合や、所定回数実行しても閾値α1≦音量V1≦閾値β1とならない場合には、出力音量が異常である旨の警告を表示装置200に表示することにしてもよい。
図6は、上記図3の上記ステップS3,T3の入力音声自動調整処理を説明するためのフローチャートである。図6において、制御部109は、画面出力処理部101を介して表示装置200に、発話を促すメッセージを表示する(ステップS21)。これに応じて、使用者は音声入力装置300から音声を入力する(ステップS22)。音声データエンコード部105は、音声入力装置300から入力された音声をエンコードする(ステップS23)。入力音量測定部106は、音声データエンコード部105でエンコードされた音声の音量V2を測定して、音量V2の測定結果を制御部109に出力する。制御部109は、画面出力処理部101を介して測定結果を表示装置200に表示する(ステップS24)。音量の測定結果の表示は上記図5と同様な形式で表示することができる。
制御部109は、測定した音量V2のレベルを判断し(ステップS25)、閾値α2≦音量V2≦閾値β2の場合、音量は適正であると見なして入力音声自動調整を終了する。また、制御部109は、音量V2<閾値α2の場合には、入力音量制御部107を介して音量をA%大きくした後(ステップS26)、ステップS21に戻り、閾値α2≦音量V2≦閾値β2となるまで同じ処理を繰り返し実行する。また、制御部109は、音量V2>閾値β2の場合には、入力音量制御部107を介して音量をB%小さくした後(ステップS27)、ステップS21に戻り、閾値α2≦音量V2≦閾値β2となるまで同じ処理を繰り返し実行する。このように、会議端末10NA〜Zでは、入力音量が自動調整され、音声入力装置300からは適正な音量の音声が入力される。なお、入力音量制御部107で音量を上限および下限に設定しても、閾値α2≦音量V2≦閾値β2とならない場合や、所定回数実行しても、閾値α2≦音量V2≦閾値β2とならない場合には、入力音量が異常である旨の警告を表示装置200に表示することにしてもよい。
図7は、上記図3のステップS4の音声伝達確認処理およびステップT3の音声伝達確認応答処理を説明するためのフローチャートである。図7において、会議端末10NAでは、利用者の操作により、操作入力装置600から音声伝達確認指示を入力する(ステップS41)。制御部109は、操作入力装置600から音声伝達確認指示が入力されると、通信部108を介して電子会議に参加する全拠点(会議端末10NB〜Z)に対して、音声伝達確認コマンドを送信する(ステップS42)。なお、ここでは、利用者が操作入力装置600から音声伝達確認実行指示を入力して、音声伝達確認処理を実行することとしたが、電子会議接続時に自動的に音声伝達確認処理を実行することにしてもよい。
会議端末10NB〜Zでは、音声伝達確認コマンドを受信すると(ステップT41)、音声伝達確認準備完了コマンドを会議端末10NAに送信する(ステップT42)。
会議端末10NAでは、会議端末10NB〜NZから音声伝達確認準備完了コマンドを受信し(ステップS43)、全拠点が準備完了となったか否かを判断する(ステップS44)。全拠点が準備完了となった場合には(ステップS44の「Yes」)、ステップS46に移行する。全拠点が準備完了となっていない場合には(ステップS44の「No」)、ステップS45に移行して、音声伝達確認コマンドの送信回数がN回以上であるか否かを判断し、N回以上である場合にはステップS46に移行する一方、N回以上でない場合には、ステップS42に戻り、音声伝達確認準備完了コマンドを受信していない拠点に再度、音声伝達確認コマンドを送信する。すなわち、音声伝達確認準備完了コマンドの応答がない拠点に対して、音声伝達確認コマンドを再送し、所定回数N送信しても音声伝達確認準備完了コマンドの応答がない場合には、音声伝達確認準備完了コマンドの応答がない拠点名をメモリに記憶しておく。音声伝達確認準備完了コマンドの応答がない場合には、音声情報が不通であると判断することができる。
ステップS46では、会議端末10NAは、音声伝達確認準備完了コマンドの応答があった拠点に対して、K秒間のテスト用音声データを送信する。
会議端末10NB〜Zでは、テスト用音声データを受信すると(ステップT43)、テスト用音声データを音声データデコード部102でデコードし、出力音量測定部103ではデコードしたテスト用音声データの音量V3を測定して、測定結果を制御部109に出力する(ステップT44)。制御部109は、測定した音量V3のレベルを判断し(ステップT45)、閾値γ≦音量V3≦閾値δの場合、音量は適正であると見なして音声伝達確認完了コマンドを会議端末10NAに送信する(ステップT46)。また、制御部109は、音量V3<閾値γの場合には、出力音量制御部104を介して音量をC%大きくした後(ステップT47)、再送信要求コマンドを会議端末10NAに送信して(ステップT48)、ステップT43に戻る。この場合、音量が小である旨の情報を会議端末10NAに送信することにしてもよい。また、制御部109は、音量V3>閾値δの場合には、出力音量制御部104を介して音量をC%小さくした後(ステップT49)、再送信要求コマンドを会議端末10NAに送信して(ステップT50)、ステップT43に戻る。この場合、音量が大である旨の情報を会議端末10NAに送信することにしてもよい。
会議端末10NAでは、会議端末10NA〜Zから音声伝達確認完了コマンド/再送信要求コマンドを受信する(ステップS47)。会議端末10NAでは、テスト用音声データを送信した全拠点から音声伝達確認完了コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS48)。テスト用音声データを送信した全拠点から音声伝達確認完了コマンドを受信した場合には(ステップS48の「Yes」)、ステップS50に移行する。他方、テスト用音声データを送信した全拠点から音声伝達確認完了コマンドを受信していない場合には(ステップS48の「No」)、ステップS49に移行して、テスト用音声データの送信回数がM回以上であるか否かを判断し、M回以上である場合にはステップS50に移行する一方、M回以上でない場合には、ステップS46に戻り、再送信要求コマンドを送信した拠点に再度、テスト用音声データを送信する。すなわち、再送信要求コマンドを送信した拠点に対して、音声伝達確認準備完了コマンドを再送し、所定回数M送信しても音声伝達確認完了コマンドの応答がない場合には、音声伝達確認完了コマンドの応答がない拠点名をメモリに記憶しておく。音声伝達確認完了コマンドの応答のない拠点は音声情報の音声品質が悪い判断することができる。
ステップS50では、制御部109は、画面出力処理部101を介して、受信したコマンドに基づいて、各拠点の音声情報の音声品質(音声伝達状況)の結果を表示装置200に表示する。図8は、音声情報の音声品質の表示例を示す図である。ここで、音声伝達確認完了コマンドの応答があった拠点に対しては、音声情報の音声品質(音量)が良好であることを示すマーク(「良」)を表示し、音声伝達確認完了コマンドの応答がなく再送信要求コマンドのみの応答があった拠点に対しては、音声情報の音声品質が悪いことを示すマーク(「悪」)を表示し、音声伝達確認準備完了コマンドの応答がない拠点に対しては、不通であることを示すマーク(「不通」)を表示する。同図に示す例では、拠点Bは音声情報の音声品質が良好、拠点Cは音声情報の音声品質が悪く、拠点Zは音声情報が不通であることを示している。そして、一拠点でも音声情報が不通であったり、音声品質が悪い場合には、再度音声伝達確認を行うか、電子会議システムに再接続する必要がある旨を表示装置200に表示する。これにより、利用者は会議端末10NAを電子会議に再接続する等の措置を行って不具合を解決することができる。
以上説明したように、上記実施例によれば、会議端末10NAは、他の会議端末10NB〜Zと電子会議を行う場合に、音声伝達確認コマンドを他の会議端末10NB〜Zに送信し、他の会議端末10NB〜Zは、音声伝達確認コマンドを受信すると、音声伝達確認準備完了コマンドを会議端末10NAに送信し、他の会議端末10NB〜Zは、音声伝達確認準備完了コマンド受信すると、他の会議端末10NB〜Zにテスト用音声データを送信し、他の会議端末10NB〜Zでは、テスト用音声データを受信すると、当該テスト用音声データの音量を測定し、その音量が所定範囲内の場合には音声伝達確認完了コマンドを、所定範囲外の場合には再送信要求コマンドを会議端末10NAに送信し、会議端末10NAは音声伝達確認完了コマンド/再送信要求コマンドを受信し、受信したコマンドに基づいて、各拠点B〜Zの音声品質を表示装置200に表示することとしたので、自拠点の音声情報が適正に他の拠点に送信されているか否かを確認することができ、自拠点の音声伝達状況を視覚的に把握することが可能となって、どの拠点に対して障害が発生しているか判別することができる。すなわち、ネットワーク上で起こりうるパケット遅延、パケットロス、機器接続ミスの要因で引き起こされる音声情報の乱れ(切断、音量小)が生じた場合に、自拠点でその発生を認識することができ、不具合のある状態で電子会議を続行することを防止することができる。
また、他の会議端末10NB〜Zでは、テスト用音声データを受信した場合に、当該テスト用音声データの音量が所定範囲内となるように音量調整を行うことしたので、他の会議端末10NB〜Zで音声データの音量を調整することが可能となる。
また、会議端末10NA〜Zでは、起動時に、起動試験音声データの出力音量が所定範囲内となるように、出力音量の調整を行うこととしたので、自拠点の音声出力の設定に問題がある場合でも、自動的に適正な値に調整して電子会議に参加することができる。すなわち、自拠点の音声出力の設定に不都合があった場合に、それに気がつかずに電子会議に参加することを防止することが可能となる。
また、会議端末10NA〜Zでは、起動時に、音声の入力音量が所定範囲内となるように、入力音量の調整を行うこととしたので、自拠点の音声入力の設定に問題がある場合でも、自動的に適正な値に調整して電子会議に参加することができる。すなわち、自拠点の音声入力の設定に不都合があった場合に、それに気がつかずに電子会議に参加することを防止することが可能となる。
なお、上記実施例の電子会議システム1では、会議端末間で直接、データ通信を行う構成であるが、サーバを介してデータ通信を行うことにしてもよい。
本発明に係る電子会議システムおよびその会議端末は、テレビ会議やデータ会議等の各種会議システムに利用することができる。
実施例に係る電子会議システムの全体構成例を示す図である。 会議端末の構成例を示すブロック図である。 電子会議システムの全体動作の概略を説明するためのフローチャートである。 図3の出力音声自動調整処理を説明するためのフローチャートである。 音量の測定結果の表示例を示す図である。 音量の測定結果の表示例を示す図である。 音量の測定結果の表示例を示す図である。 図3の入力音声自動調整処理を説明するためのフローチャートである。 図3の音声伝達確認処理および音声伝達確認応答処理を説明するためのフローチャートである。 音声情報の音声品質の表示例を示す図である。
符号の説明
1 電子会議システム
10NA〜Z 会議端末
20 ネットワーク
100 端末本体
101 画面出力処理部
102 音声データデコード部
103 出力音量測定部
104 出力音量制御部
105 音声データエンコード部
106 入力音量測定部
107 出力音量制御部
108 通信部
109 制御部
200 表示装置
300 音声入力装置
400 音声出力装置
500 画像入力装置
600 操作入力装置

Claims (7)

  1. 複数の会議端末がネットワークを介して互いに接続され、音声情報および画像情報を2
    地点間または多地点間で送受信して電子会議を実行する電子会議システムにおいて、
    会議端末は、他の会議端末と電子会議を行う場合に、音声伝達確認コマンドを前記他の
    会議端末に送信し、
    前記他の会議端末は、前記音声伝達確認コマンドを受信すると、音声伝達確認準備完了
    コマンドを前記会議端末に送信し、
    前記会議端末は、前記音声伝達確認準備完了コマンド受信すると、前記他の会議端末に
    テスト用音声データを送信し、
    前記他の会議端末では、前記テスト用音声データを受信すると、当該テスト用音声デー
    タの音量を測定し、その測定音量が所定範囲内の場合には音声伝達確認完了コマンドを、
    所定範囲外の場合には再送信要求コマンドを前記会議端末に送信し、
    前記会議端末は音声伝達確認完了コマンド/再送信要求コマンドを受信して、受信した
    コマンドに基づいて、前記他の会議端末での音声品質を表示手段に表示することを特徴と
    する電子会議システム。
  2. 前記音声品質には、不通、音量、ノイズ等の情報が含まれることを特徴とする請求項1
    に記載の電子会議システム。
  3. 前記他の会議端末では、前記テスト用音声データを受信した場合に、当該テスト用音声
    データの音量が所定範囲内となるように音量調整を行うことを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の電子会議システム。
  4. 前記会議端末および前記他の会議端末は、起動時に、起動試験音声データの出力音量が
    所定範囲内となるように、出力音量の調整を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1つに記載の電子会議システム。
  5. 前記会議端末および前記他の会議端末は、起動時に、音声の入力音量が所定範囲内となるように、入力音量の調整を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の
    電子会議システム。
  6. 複数の会議端末がネットワークを介して互いに接続され、音声情報および画像情報を2
    地点間または多地点間で送受信して電子会議を実行する電子会議システムの会議端末において、
    他の会議端末と電子会議を行う場合に、音声伝達確認コマンドを前記他の会議端末に送
    信し、
    前記他の会議端末で前記音声伝達確認コマンドを受信して、前記他の会議端末から送出
    される音声伝達確認準備完了コマンドを受信すると、前記他の会議端末にテスト用音声データを送信し、
    前記他の会議端末で前記テスト用音声データを受信して、当該テスト用音声データの音
    量が測定され、前記他の会議端末から送出される、その測定音量が所定範囲内の場合には
    音声伝達確認完了コマンド、所定範囲外の場合には再送信要求コマンドを受信し、受信し
    たコマンドに基づいて、前記他の会議端末での音声品質を表示手段に表示することを特徴
    とする電子会議システムの会議端末。
  7. 複数の会議端末がネットワークを介して互いに接続され、音声情報および画像情報を2
    地点間または多地点間で送受信して電子会議を実行する電子会議システムの会議端末において、
    他の会議端末から音声伝達確認コマンドを受信した場合に、前記他の会議端末に音声伝
    達確認準備完了コマンドを送信し、
    前記他の会議端末で音声伝達確認準備完了コマンドを受信して、前記他の会議端末から
    送出されるテスト用音声データを受信して、当該テスト用音声データの音量を測定し、その測定音量が所定範囲内の場合には音声伝達確認完了コマンド、所定範囲外の場合には再
    送信要求コマンドを前記他の会議端末に送信し
    前記音声伝達確認完了コマンドおよび前記再送信要求コマンドは、前記他の会議端末で受信され、前記受信されたコマンドに基づいて、自端末での音声品質が前記他の会議端末の表示手段に表示されることを特徴とする電子会議システムの会議端末。
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