JP4564442B2 - 経路探索装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばアドホックネットワークにおいてデータ転送用の経路を探索する経路探索装置に関する。
アドホックネットワークは、複数のノードが相互に通信を行うことによって自律的に生成されるネットワークである。アドホックネットワークにおいては、データの送信元である送信元ノードと、データの宛先である宛先ノードとが互いの通信エリアに存在しない場合、送信元ノードと宛先ノードとの間に位置する中継ノードがデータを中継することによりマルチホップネットワークを形成し、送信元ノードから宛先ノードまで所定のデータを転送することができる。
しかしながら、アドホックネットワークでは、例えば中継ノードの移動により、リンクの切断が頻繁に生じるので、瞬時に経路を生成し直すことが必要となり、そのためのルーティングプロトコルが種々提案されている。
従来のアドホックネットワークの経路作成プロトコルは大きく分けて、経路表を作成してその経路表の情報を基に経路制御を行うテーブル駆動型と、送信元ノード始動によるオンデマンド型とに分類される。
まず、テーブル駆動型のプロトコルで動作するものは、ネットワーク上の各々のノードから他の全てのノードへの矛盾のない最新の経路情報を維持しようとし、各ノードが経路情報を格納するための経路表を1つ以上持つことによって、ネットワークトポロジーの変化に対応できるようになっている(例えば、非特許文献1参照。)。
一方、オンデマンド型のプロトコルで動作するものは、データを送信する送信元ノードが要求したときのみネットワーク内で経路探索処理を起動し、データ転送のための経路上にあるノードのみが経路表を作成し、経路上にないノードは経路表を作成しない構成となっており、経路上にあるノードが経路表の情報に基づいて送信元ノードから宛先ノードまでデータを転送することができるようになっている(例えば、非特許文献2参照。)。
P.Jacquet,P.Muhlethaler,A.Qayyum,A.Lanouiti,L.Viennot and T.Clausen,IETF MANET Internet Draft"draft−ietf−MANET−olsr−02.txt",July 2000. C.E.Perkins and E.M.Royer,"Ad−hoc On Demand Distance Vector Routing",Second IEEE Workshop on Mobile Computing Systems and Applications,pp.90−100,February 1999.
しかしながら、テーブル駆動型のプロトコルで動作するものは、ネットワークトポロジーの変化に応じてネットワーク全体に経路の更新情報を伝送する必要があるので、経路表の更新に所定時間を要し、経路表情報に関するトラフィック量が増大するという問題があった。
また、オンデマンド駆動型のプロトコルで動作するものは、送信元ノードの要求後に経路作成を開始するため、経路が確立されるまでに所定時間を要し、そのため例えばノードが移動して経路上のリンクの切断が生じると経路が一旦途切れるため、データの転送においてパケットの到着遅延やパケットロスが生じ、経路変更の際にパケットの伝送が途切れてしまい、瞬時に経路を変更することができないという問題があった。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであり、トラフィック量を増大させることなく瞬時に経路を変更することができる経路探索装置を提供することを目的とする。
本発明の経路探索装置は、所定の送信元ノードから宛先ノードまでデータを伝送するための主経路及び前記主経路の予備としての副経路の少なくとも一方を探索する経路探索手段と、前記データを伝送する経路制御を行うための経路制御パケットを送受信する送受信手段と、前記主経路上に自装置があることを示す経路モード及び前記副経路上に前記自装置があることを示す監視モードのいずれかのモードを前記経路制御パケットに基づいて設定するモード設定手段と、前記経路探索手段によって前記主経路が探索される際に前記モードに関わらず、前記データを前記宛先ノードまで送信するための情報を含む経路表を前記経路制御パケットに基づいて作成する経路表作成手段とを備え、前記経路制御パケットは、前記主経路及び前記副経路のいずれかを探索するための経路探索パケット及び前記経路探索パケットに対応する経路リプライパケットを含み、前記経路表作成手段は、前記経路探索パケット及び前記経路リプライパケットに基づいて前記宛先ノードのアドレス毎に前記経路表を作成し、前記経路リプライパケットは、前記主経路を探索するための経路探索パケットに対応する副経路用の経路リプライパケットを含み、前記経路探索手段は、前記主経路を探索するための経路探索パケット及び前記副経路用の経路リプライパケットに基づいて前記副経路を生成し、前記送受信手段は、自装置が前記監視モードに設定されているとき、前記副経路用の経路リプライパケットを定期的に送信する構成を有している。
この構成により、本発明の経路探索装置は、データを伝送するための主経路が探索される際に、経路表作成手段がデータを宛先ノードまで送信するための情報を含む経路表を作成するので、トラフィック量を増大させることなく経路表を作成することができる。
また、この構成により、本発明の経路探索装置は、主経路上又は副経路上のいずれに自装置があっても、経路表に含まれる情報に基づいてデータを送信すれば宛先ノードに届く状態となっているので、経路変更の際にデータの伝送が途切れることなく、瞬時に経路を変更することができる。
また、この構成により、本発明の経路探索装置は、経路表作成手段が、経路探索パケット及び経路リプライパケットに基づいて宛先ノードのアドレス毎に経路表を作成するので、主経路上又は副経路上のいずれに自装置があっても、経路表に含まれる情報に基づいてデータを送信すれば宛先ノードに届く状態となっており、経路変更の際にデータの伝送が途切れることなく、宛先ノードのアドレス毎に、瞬時に経路を変更することができる。
また、この構成により、本発明の経路探索装置は、経路探索手段が、主経路を探索するための経路探索パケット及び副経路用の経路リプライパケットに基づいて副経路を生成するので、主経路の予備としての副経路を生成することができ、主経路上においてノードの移動等が生じた場合でも、データを伝送する経路を主経路から副経路に瞬時に変更することによってデータを途切れさせることなく宛先ノードに伝送することができる。
また、この構成により、本発明の経路探索装置は、副経路上においてノードの移動等が生じた場合でも、副経路に係る経路表を更新して最新の副経路情報を取得することができる。
また、本発明の経路探索装置は、所定の送信元ノードから宛先ノードまでデータを伝送するための主経路及び前記主経路の予備としての副経路の少なくとも一方を探索する経路探索手段と、前記データを伝送する経路制御を行うための経路制御パケットを送受信する送受信手段と、前記主経路上に自装置があることを示す経路モード及び前記副経路上に前記自装置があることを示す監視モードのいずれかのモードを前記経路制御パケットに基づいて設定するモード設定手段と、前記経路探索手段によって前記主経路が探索される際に前記モードに関わらず、前記データを前記宛先ノードまで送信するための情報を含む経路表を前記経路制御パケットに基づいて作成する経路表作成手段とを備え、前記経路制御パケットは、前記主経路及び前記副経路のいずれかを探索するための経路探索パケット及び前記経路探索パケットに対応する経路リプライパケットを含み、前記経路表作成手段は、前記経路探索パケット及び前記経路リプライパケットに基づいて前記宛先ノードのアドレス毎に前記経路表を作成し、前記経路リプライパケットは、前記副経路を探索するための経路探索パケットに対応する副経路用の経路リプライパケットを含み、前記経路探索手段は、前記副経路を探索するための経路探索パケット及び前記副経路用の経路リプライパケットに基づいて前記副経路を生成し、前記送受信手段は、自装置が前記監視モードに設定されているとき、前記副経路用の経路リプライパケットを定期的に送信する構成を有している。
この構成により、本発明の経路探索装置は、経路表作成手段が、経路探索パケット及び経路リプライパケットに基づいて宛先ノードのアドレス毎に経路表を作成するので、主経路上又は副経路上のいずれに自装置があっても、経路表に含まれる情報に基づいてデータを送信すれば宛先ノードに届く状態となっており、経路変更の際にデータの伝送が途切れることなく、宛先ノードのアドレス毎に、瞬時に経路を変更することができる。
また、この構成により、本発明の経路探索装置は、経路探索手段が、副経路を探索するための経路探索パケット及び副経路用の経路リプライパケットに基づいて副経路を生成するので、主経路の予備としての副経路を生成することができ、主経路上においてノードの移動等が生じた場合でも、データを伝送する経路を主経路から副経路に瞬時に変更することによってデータを途切れさせることなく宛先ノードに伝送することができる。
また、この構成により、本発明の経路探索装置は、副経路上においてノードの移動等が生じた場合でも、副経路に係る経路表を更新して最新の副経路情報を取得することができる。
さらに、本発明の経路探索装置は、前記経路探索パケット及び前記経路リプライパケットは、それぞれ、経路の生成順序を示すシーケンス番号の情報を含み、前記経路表作成手段は、前記シーケンス番号の情報に基づいて前記経路表を更新する構成を有している。
この構成により、本発明の経路探索装置は、経路表作成手段が、シーケンス番号の情報に基づいて経路表を更新するので、自装置から宛先ノードまでの最新の経路情報を取得することができ、データを宛先ノードに確実に転送することができる。
本発明は、トラフィック量を増大させることなく瞬時に経路を変更することができるという効果を有する経路探索装置を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る経路探索装置の構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る経路探索装置のブロック図である。図2は、本実施の形態に係る経路探索装置によって生成される経路の説明図である。なお、本実施の形態に係る経路探索装置がアドホックネットワークにおいて経路探索する例を挙げて説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る経路探索装置10は、アドホックネットワークに接続されパケットを送受信する送受信部11と、経路探索を行う経路探索部12と、経路モードと監視モードとを切り替えるモード切替スイッチ13と、経路表のデータを記憶する経路表記億部14と、主経路への切り替え及び主経路の経路表の保守を行う主経路切替保守部15と、副経路の経路表の保守を行う副経路保守部16とを備えている。
本実施の形態に係る経路探索装置10をそれぞれ備えた複数のノードによって、図2に示すようなアドホックネットワークを用いてマルチホップ通信を行う無線通信システムを構築することができる。
図2に示されたアドホックネットワークにおいて、データの送信元である送信元ノードからデータの宛先である宛先ノードまでデータ転送を試みると、データを転送するための主経路と、主経路の予備としての副経路がネットワーク上のノードによって自律的に生成される。ここで、副経路は、例えば主経路において発生したパケットロスを補完するために用いられるものである。
図2において、実線の矢印で示された経路が主経路であり、破線の矢印で示された経路が副経路である。また、主経路上にあるノードを経路上ノード、副経路上にあるノードを監視ノードという。また、経路上ノードとして動作している状態を経路モード、監視ノードとして動作している状態を監視モードという。
図1において、送受信部11は、例えば電波を送受信するアンテナ、復調回路、変調回路、ネットワークインターフェースカード等を備えている。なお、送受信部11は、本発明の送受信手段を構成している。
経路探索部12は、データ送信を開始する際に所定の経路制御パケットによって、主経路及び副経路を生成するようになっている。なお、経路探索部12は、本発明の経路探索手段を構成している。また、経路探索部12は、後述の経路表を作成する経路表作成手段を構成している。
具体的には、経路探索部12は、図3に示すような経路制御パケットを用いて経路探索を行う。経路制御パケットには、経路を探索するために伝送される経路探索パケットと、この経路探索パケットに対応して伝送される経路リプライパケットとがある。
図3(a)は、経路制御パケットの構成例を示す図である。経路制御パケットは、経路探索パケットか経路リプライパケットかを識別するための識別子、通信を行う間のデータ送信元である送信元ノードのアドレスを示すsaddr及び宛先ノードのアドレスを示すdaddr、リンク間の送信元ノードのアドレスを示すlsaddr及び次ホップのアドレスを示すldaddr、経路上ノード用のパケットか監視ノード用のパケットかを示すMode、経路シーケンス番号を示すsq、送信元からのホップ数を示すhopとを含む情報で構成されている。
経路制御パケットは前述のように構成されているので、送信元ノードのアドレスをS、宛先ノードのアドレスをDとすると、図3(b)に示すように経路探索パケットは、識別子=探索、saddr=S、daddr=D、Mode=監視の情報を含み、この経路探索パケットは、主経路を探索するためブロードキャスト送信されるので、ldaddr=ブロードキャストアドレスとされる。
また、経路リプライパケットのうち主経路用の経路リプライパケットは、図3(c)に示すように、識別子=リプライ、saddr=D、daddr=S、Mode=経路の情報を含む。
一方、副経路用の経路リプライパケットは、図3(d)に示すように、識別子=リプライ、saddr=D、daddr=S、Mode=監視の情報を含み、この副経路用の経路リプライパケットは、副経路を探索するためブロードキャスト送信されるので、ldaddr=ブロードキャストアドレスとされる。
モード切替スイッチ13は、主経路用の経路リプライパケット又は副経路用の経路リプライパケットに含まれるModeの情報に基づいて、自装置を経路モード又は監視モードに設定するようになっている。なお、モード切替スイッチ13は、本発明のモード設定手段を構成している。
経路表記億部14は、送信元ノードが経路探索を起動した際に、経路探索部12によって作成される経路表のデータを記憶するようになっている。この経路表は、図4に示すような構成で、宛先ごとに作成される。
すなわち、図4に示すように経路表は、宛先ノードのアドレス、次ホップのアドレス、経路制御パケットの発信元から自装置までのホップ数、主経路探索における経路制御パケットの生成順序を示す主経路シーケンス番号、副経路探索における経路制御パケットの生成順序を示す副経路シーケンス番号の情報を含んでいる。なお、以下の記載において、例えばノードD宛の経路表が、宛先ノードのアドレス=D、次ホップのアドレス=a、ホップ数=1、主経路シーケンス番号=2、副経路シーケンス番号=0という情報を含む場合、この経路表を(D、a、1、2、0)のように表記する。
主経路切替保守部15は、自装置が監視モードにある場合、主経路用の経路リプライパケットを受信した際に監視モードから経路モードに切り替えるようになっている。また、主経路切替保守部15は、経路制御パケットに含まれる情報に基づいて経路表を更新することもできるようになっている。
副経路保守部16は、自装置が監視モードにある場合、例えば隣接したノードが移動したことによって新たな経路情報を取得した際に経路表を更新することができるようになっている。
次に、本実施の形態に係る経路探索装置10の動作について図5を用いて説明する。図5は、複数のノードによって構成された無線アドホック通信システムを示すものであり、この無線アドホック通信システムの動作を説明することによって経路探索装置10の動作を説明する。
図5において、データを送信する送信元ノードSと、データの宛先である宛先ノードDと、送信元ノードSと宛先ノードDとの間においてデータを中継する中継ノードa、b及びcとが示されている。送信元ノードS、宛先ノードD、中継ノードa、b及びcの構成の一部として、それぞれ、図1に示された本実施の形態に係る経路探索装置10を備えているものとする。また、図5において、送信元ノードS、中継ノードa、b、c、宛先ノードDのアドレスを、それぞれ、S、a、b、c、Dと表すものとする。
まず、送信元ノードSによって経路探索が開始される(図5(a))。すなわち、送信元ノードSは、識別子=探索、saddr=S、daddr=D、lsaddr=S、ldaddr=ブロードキャストアドレス、Mode=監視、sq=0、hop=0の情報を含む経路探索パケットをブロードキャスト送信する。
この経路探索パケットは、中継ノードa及びcによって受信され、中継ノードa及びcは、受信した経路探索パケットに含まれる前述の情報に基づいて、それぞれの経路表に(S、S、1、0、0)を登録する。
次いで、中継ノードa、b及びcによって、経路探索パケットがブロードキャスト転送される(図5(b))。
まず、送信元ノードSからの経路探索パケットを受信した中継ノードa及びcは、受信した経路探索パケットの宛先アドレスsaddrが自装置のアドレスではないので、リンク元アドレスlsaddrを自装置のアドレスに変更し、変更後の経路探索パケットをブロードキャスト送信する。
ここで、送信元ノードSは、中継ノードa及びcからの経路探索パケットを受信するが、送信元アドレスsaddrが自装置のアドレスなので、受信した経路探索パケットを廃棄する。また、中継ノードaは、中継ノードcからも経路探索パケットを受信するが、すでに同じ宛先で同じ経路シーケンス番号sqの経路探索パケットを送信元ノードSから受信しているので、中継ノードcから受信した経路探索パケットを廃棄する。同様に、中継ノードcも、中継ノードaからの経路探索パケットを受信後に廃棄する。
次いで、中継ノードbは、中継ノードcからの経路探索パケットを受信し、経路表に(S、c、2、0、0)、つまり、送信元ノードSへの経路として次ホップをc、ホップ数を2として登録する。なお、中継ノードbは、中継ノードaからの経路探索パケットも受信するが、同じものを中継ノードcから受信しているので、中継ノードaから受信した経路探索パケットを廃棄する。
引き続き、宛先ノードDは、中継ノードaから経路探索パケットを受信し、経路表に(S、a、2、0、0)を登録する。なお、宛先ノードDは、中継ノードbからも経路探索パケットを受信するが、すでに同じ宛先で同じ経路シーケンス番号sqの経路探索パケットを中継ノードaから受信しているので、中継ノードbから受信した経路探索パケットを廃棄する。
次いで、経路探索パケットを受信した宛先ノードDによって、経路探索パケットに対応する経路リプライパケットが送信元ノードSに向けて送信される(図5(c))。
まず、宛先ノードDが受信した経路探索パケットの宛先アドレスsaddrは自装置のアドレスであったため、宛先ノードDによって、Mode=監視の情報を含む副経路用の経路リプライパケットが送信元ノードSに向けてブロードキャスト送信される。
次いで、中継ノードa、b及びcによって、ブロードキャスト送信された副経路用の経路リプライパケットが順次受信され、送信元ノードSからの経路探索パケットを受信したときと同様に、宛先ノードDへの経路表が各中継ノードにおいて作成される。ただし、経路探索パケットを受信したときとは異なり、各中継ノードのモード切替スイッチ13によって、各中継ノードが監視モードとして設定される。
さらに、宛先ノードDによって、Mode=経路の情報を含む主経路用の経路リプライパケットが送信元ノードSに向けてユニキャスト送信される。つまり、宛先ノードDの経路表は(S、a、2、0、0)となっているので、リンク先アドレスldaddr=aとして、中継ノードaに主経路用の経路リプライパケットが送信される。
次いで、中継ノードaによって、主経路用の経路リプライパケットが受信される。ここで、中継ノードaは、すでにMode=監視の情報を含む副経路用の経路リプライパケットを受信しているので監視モードとなっているが、Mode=経路の情報を含む主経路用の経路リプライパケットを受け取ることにより、中継ノードaの主経路切替保守部15によって、経路表が上書きされて更新される。なお、Mode=経路の装置が、Mode=監視の情報を含む副経路用の経路リプライパケットを受け取った場合は、経路表は上書きできない。
中継ノードaの経路探索部12は、主経路用の経路リプライパケットを受信したことにより、宛先ノードDへの経路として宛先ノードDのアドレスをホップ数1として登録し直し、モード切替スイッチ13は、自装置の動作を経路上ノードにする。ただし、経路上ノードで動作している中継ノードは、受信した経路リプライパケットのシーケンス番号が大きい場合のみ経路表の書き換えを行う。
そして、送信元ノードSによって、Mode=経路の情報を含む主経路用の経路リプライパケットが中継ノードaから受信される。したがって、図5(d)に示すように、送信元ノードSは、例えば映像データのパケットを中継ノードa経由で宛先ノードDに転送することができる。図5(d)に示された実線の矢印は、データが転送される主経路を示している。
なお、宛先ノードDは、定期的にMode=監視の情報を含む副経路用の経路リプライパケットをブロードキャスト送信することにより、副経路の経路管理を行う。具体的には、監視モードで動作している中継ノードにおいて、送受信部11によって、Mode=監視の情報を含む副経路用の経路リプライパケットが定期的に送受信され、副経路保守部16によって、経路リプライパケットに含まれる情報に基づいて自装置から宛先ノードDへの経路表が保守される。なお、経路モードで動作している中継ノードは、Mode=監視の情報を含む副経路用の経路リプライパケットを受け取っても経路表は書き換えず転送するのみである。
次に、図5に示された送信元ノードSの動作について図6を用いて具体的に説明する。図6は、送信元ノードSが経路表に情報がないノードDにデータを送信するときの動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、送信元ノードSの経路探索部12によって、経路探索パケットが宛先ノードDに向けてフラッディングされる(ステップS11)。この経路探索パケットは、識別子=探索、saddr=S、daddr=D、laddr=S、ldaddr=ブロードキャストドレス、sq=0、hop=0の情報を含む。
次いで、経路探索部12によって、経路探索パケットをブロードキャスト送信してから所定時間が経過するまでにMode=経路の情報を含む主経路用の経路リプライパケットが返って来たか否かが判断される(ステップS12)。
ステップS12において、主経路用の経路リプライパケットが所定時間内に返って来たと判断された場合は、経路探索部12によって、主経路用の経路リプライパケットに基づいて経路表が作成され、作成された経路表に従ってデータが宛先ノードDに向けて送信される(ステップS13)。なお、作成された経路表のデータは、経路表記億部14によって記憶される。
一方、ステップS12において、主経路用の経路リプライパケットが所定時間内に返って来たと判断されなかった場合は、ステップS11に戻り経路探索パケットが再度ブロードキャスト送信される。このとき、経路探索部12によって、経路シーケンス番号sqがインクリメントされる。
次に、図5に示された中継ノードa、b及びcが、経路探索パケット及び経路リプライパケットを受信したときの動作について図7を用いて具体的に説明する。図7は、中継ノードa、b及びcの各ステップのフローチャートである。
ある中継ノードにおいてパケット受信待ち(ステップS21)のとき、送受信部11によってパケットが受信されたとすると、経路探索部12によって、受信されたパケットが、経路探索パケット又は経路リプライパケットかが判断される(ステップS22)。
ステップS22において、受信されたパケットが経路探索パケット及び経路リプライパケットではないと判断された場合は、経路選択処理やアプリケーション処理等が実行される(ステップS23)。
一方、ステップS22において、受信されたパケットが経路探索パケット又は経路リプライパケットと判断された場合は、経路探索部12によって、受信したパケットのsaddr及びModeの情報に応じて経路表から経路シーケンス番号sq0を取得する(ステップS24)。該当する経路シーケンス番号sq0が経路表になければ、sq0=−1とする。
次いで、経路探索部12によって、受信したパケットのシーケンス番号sqとsq0とが比較され(ステップS25)、sq0がsqよりも大きい場合は、経路探索部12によって、受信したパケットはすでに受信したものと判断され、廃棄される(ステップS26)。
一方、sq0がsq以下の場合は、経路探索部12によって、受信した経路探索パケット又は経路リプライパケットの情報に基づいて経路表が、宛先=saddr、次ホップ=laddr、ホップ数=hop+1、主経路シーケンス番号=sq(Mode=経路の場合)、副経路シーケンス番号=sq(Mode=監視の場合)と更新される(ステップS27)。
次いで、経路探索部12によって、受信したパケットが経路探索パケットか否かが判断される(ステップS28)。ステップS28において、受信したパケットが経路探索パケットと判断された場合は、自ノードが宛先ノードか否かが判断される(ステップS29)。
ステップS29において、自ノードが宛先ノードと判断された場合は、経路探索部12によって、経路リプライパケットがsaddrに向けて転送され(ステップS30)、ステップS21に進みパケット受信待ちとなる。一方、ステップS29において、自ノードが宛先ノードと判断されなかった場合は、経路探索部12によって、hop=hop+1とされた経路探索パケットが宛先ノードに向けてフラッディングされ(ステップS31)、ステップS21に進みパケット受信待ちとなる。
ステップS28において、受信したパケットが経路探索パケットと判断されなかった場合、すなわち経路リプライパケットの場合は、経路探索部12によって、経路リプライパケットがMode=監視の情報を含むか否かが判断される(ステップS32)。
ステップS32において、経路リプライパケットがMode=監視の情報を含むと判断された場合は、モード切替スイッチ13によって、自ノードの動作モードが監視モードに設定され(ステップS33)、ステップS31に進む。
ステップS32において、経路リプライパケットがMode=監視の情報を含むと判断されなかった場合、すなわち経路リプライパケットがMode=経路の情報を含む場合は、経路探索部12によって、自ノードが送信元ノードか否かが判断される(ステップS34)。
ステップS34において、自ノードが送信元ノードと判断された場合は、送受信部11によって、データ送信が開始される(ステップS35)。
一方、ステップS34において、自ノードが送信元ノードと判断されなかった場合は、モード切替スイッチ13によって、自ノードの動作モードが経路モードに設定され(ステップS36)、経路表が参照されてhop=hop+1とされた経路リプライパケットがsaddrに向けてユニキャスト送信され(ステップS37)、ステップS21に進みパケット受信待ちとなる。
なお、あるノードIでデータパケットを受信した際に、宛先ノードへの経路が経路表に記述されていない場合は、saddr=I、daddr=D、laddr=I、sq=0、hop=hop+1とした経路探索パケットによって経路探索を行う。
以上のように、本実施の形態に係る経路探索装置10によれば、データを伝送するための主経路が探索される際に、経路探索部12がデータを宛先ノードまで送信するための情報を含む経路表を作成する構成としたので、トラフィック量を増大させることなく経路表を作成することができる。
また、本実施の形態に係る経路探索装置10によれば、主経路上又は副経路上のいずれに自装置があっても、経路表に含まれる情報に基づいてデータを送信すれば宛先ノードに届く状態となっているので、経路変更の際にデータの伝送が途切れることなく、瞬時に経路を変更することができる。
また、本実施の形態に係る経路探索装置10によれば、経路探索部12が、経路探索パケット及び経路リプライパケットに基づいて宛先ノードのアドレス毎に経路表を作成する構成としたので、主経路上又は副経路上のいずれに自装置があっても、経路表に含まれる情報に基づいてデータを送信すれば宛先ノードに届く状態となっており、経路変更の際にデータの伝送が途切れることなく、宛先ノードのアドレス毎に、瞬時に経路を変更することができる。
また、本実施の形態に係る経路探索装置10によれば、経路探索部12が、シーケンス番号の情報に基づいて経路表を更新する構成としたので、最新の経路情報を取得することができ、自装置から宛先ノードまでデータを確実に転送することができる。
また、本実施の形態の経路探索装置10によれば、経路探索部12が、主経路を探索するための経路探索パケット及び主経路用の経路リプライパケットに基づいて主経路を生成する構成としたので、送信元ノードから宛先ノードまでデータを伝送するための主経路を生成することができる。
また、本実施の形態に係る経路探索装置10によれば、経路探索部12が、主経路を探索するための経路探索パケット及び副経路用の経路リプライパケットに基づいて副経路を生成する構成としたので、主経路の予備としての副経路を生成することができ、主経路上においてノードの移動等が生じた場合でも、データを伝送する経路を主経路から副経路に瞬時に変更することによってデータを途切れさせることなく宛先ノードに転送することができる。
また、本実施の形態に係る経路探索装置10によれば、経路探索部12が、副経路を探索するための経路探索パケット及び副経路用の経路リプライパケットに基づいて副経路を生成する構成としたので、主経路の予備としての副経路を生成することができ、主経路上においてノードの移動等が生じた場合でも、データを伝送する経路を主経路から副経路に瞬時に変更することによってデータを途切れさせることなく宛先ノードに転送することができる。
また、本実施の形態に係る経路探索装置10によれば、送受信部11は、自装置が監視モードに設定されているとき、副経路用の経路リプライパケットを定期的に送信する構成としたので、副経路上においてノードの移動等が生じた場合でも、副経路に係る経路表を更新して最新の副経路情報を取得することができる。
以上のように、本発明に係る経路探索装置は、トラフィック量を増大させることなく瞬時に経路を変更することができるという効果を有し、アドホックネットワークにおいてデータ転送用の経路を探索する経路探索装置等として有用である。
本実施の形態に係る経路探索装置のブロック図 本実施の形態に係る経路探索装置をそれぞれ備えた複数のノードによって生成される経路の説明図 本実施の形態に係る経路探索装置の経路探索部が経路探索時に用いる経路制御パケットの構成例を示す図 (a)経路制御パケットの構成例を示す図 (b)経路探索パケットの構成例を示す図 (c)主経路用の経路リプライパケットの構成例を示す図 (d)副経路用の経路リプライパケットの構成例を示す図 本実施の形態に係る経路探索装置の経路探索部によって作成される経路表の構成例を示す図 本実施の形態に係る経路探索装置をそれぞれ備えた複数のノードによって構成された無線アドホック通信システムの動作を示す図 (a)経路探索が開始された状態を示す図 (b)経路探索パケットがブロードキャスト転送される状態を示す図 (c)経路探索パケットに対応する経路リプライパケットが送信元ノードSに送信される状態を示す図 (d)映像データ等のパケットが中継ノードa経由で宛先ノードDに転送される状態を示す図 本実施の形態に係る経路探索装置を備えた送信元ノードSの動作例を示すフローチャート 本実施の形態に係る経路探索装置を備えた中継ノードa、b及びcの動作例を示すフローチャート
符号の説明
10 経路探索装置
11 送受信部
12 経路探索部
13 モード切替スイッチ
14 経路表記億部
15 主経路切替保守部
16 副経路保守部

Claims (3)

  1. 所定の送信元ノードから宛先ノードまでデータを伝送するための主経路及び前記主経路の予備としての副経路の少なくとも一方を探索する経路探索手段と、前記データを伝送する経路制御を行うための経路制御パケットを送受信する送受信手段と、前記主経路上に自装置があることを示す経路モード及び前記副経路上に前記自装置があることを示す監視モードのいずれかのモードを前記経路制御パケットに基づいて設定するモード設定手段と、前記経路探索手段によって前記主経路が探索される際に前記モードに関わらず、前記データを前記宛先ノードまで送信するための情報を含む経路表を前記経路制御パケットに基づいて作成する経路表作成手段とを備え
    前記経路制御パケットは、前記主経路及び前記副経路のいずれかを探索するための経路探索パケット及び前記経路探索パケットに対応する経路リプライパケットを含み、
    前記経路表作成手段は、前記経路探索パケット及び前記経路リプライパケットに基づいて前記宛先ノードのアドレス毎に前記経路表を作成し、
    前記経路リプライパケットは、前記主経路を探索するための経路探索パケットに対応する副経路用の経路リプライパケットを含み、
    前記経路探索手段は、前記主経路を探索するための経路探索パケット及び前記副経路用の経路リプライパケットに基づいて前記副経路を生成し、
    前記送受信手段は、自装置が前記監視モードに設定されているとき、前記副経路用の経路リプライパケットを定期的に送信することを特徴とする経路探索装置。
  2. 所定の送信元ノードから宛先ノードまでデータを伝送するための主経路及び前記主経路の予備としての副経路の少なくとも一方を探索する経路探索手段と、前記データを伝送する経路制御を行うための経路制御パケットを送受信する送受信手段と、前記主経路上に自装置があることを示す経路モード及び前記副経路上に前記自装置があることを示す監視モードのいずれかのモードを前記経路制御パケットに基づいて設定するモード設定手段と、前記経路探索手段によって前記主経路が探索される際に前記モードに関わらず、前記データを前記宛先ノードまで送信するための情報を含む経路表を前記経路制御パケットに基づいて作成する経路表作成手段とを備え、
    前記経路制御パケットは、前記主経路及び前記副経路のいずれかを探索するための経路探索パケット及び前記経路探索パケットに対応する経路リプライパケットを含み、
    前記経路表作成手段は、前記経路探索パケット及び前記経路リプライパケットに基づいて前記宛先ノードのアドレス毎に前記経路表を作成し、
    前記経路リプライパケットは、前記副経路を探索するための経路探索パケットに対応する副経路用の経路リプライパケットを含み、
    前記経路探索手段は、前記副経路を探索するための経路探索パケット及び前記副経路用の経路リプライパケットに基づいて前記副経路を生成し、
    前記送受信手段は、自装置が前記監視モードに設定されているとき、前記副経路用の経路リプライパケットを定期的に送信することを特徴とする経路探索装置。
  3. 前記経路探索パケット及び前記経路リプライパケットは、それぞれ、経路の生成順序を示すシーケンス番号の情報を含み、
    前記経路表作成手段は、前記シーケンス番号の情報に基づいて前記経路表を更新する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の経路探索装置。
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