JP4562057B2 - 割t字管の撤去工法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する利用分野】
本発明は、例えば、水道管本管等に取付けられている割T字管を、該水道管本管の流れを止めないで撤去する割T字管の撤去工法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、水道管等の流体管に割T字管を介して接続されている分岐管は、施工した後何らかの事情で撤去する必要が生じることがあり、その際は、流体管内の水道水の流れを止めないで、すなわち不断水状態で分岐口を閉塞する必要がある。
【0003】
本出願人は、流体管から割T字管を取外すために流体管の分岐口を閉塞する閉塞装置を開発し、既に特許出願している(特開平11−82852号公報参照)。
【0004】
即ち、図11の(a)は、流体管側方の分岐口にパッキンが挿入された状態を示す従来の閉塞装置の断面図、(b)は分岐口に挿入されたパッキンを流体管内部に保持する係止板を示す(a)のA−A断面図であり、(c)は流体管側方の分岐口に挿入されたパッキンが係止板により拡径保持される状態を示す従来の閉塞装置の断面図である。
【0005】
この種の従来の割T字管の撤去法によれば、分岐口01a周囲の水道本管01に装着された割T字管に取付けられた制水弁により、分岐管側への水の流れを遮断して分岐管を取外したのち閉塞装置Dの装着装置(不図示)を取付け、この装着装置のロッドの先端に、閉塞装置Dの小径雄ねじ06を螺合して支持し、ナット014を緩めて押え駒02全体を下方に移動させてパッキン023が狭圧されないようにしておく。
【0006】
次いで、図示しない装着装置の押込みロッドの先端を操作軸03aの軸孔08に挿入して、作動駒015を圧縮コイルばね017に抗して下限位置まで押し下げることにより、この作動駒015の両案内面015cに摺接している各係止板018が、引張りコイルばね020と当接するまで内方に引き込まれてパッキン支持駒05の案内溝011内に収容される。
【0007】
この状態で閉塞装置D全体を分岐口01a内に挿入し、パッキン押え012を水道本管01の外周面に当接し、次いで、ナット014を回転させて押え駒02全体を引き上げると同時に、それまで押圧していた作動駒015を解放させる。すると、パッキン023が、パッキン支持駒05の拡径部(不図示)とパッキン押え012とにより圧縮され、その外周面が分岐口01aに圧接することによりこれが閉塞される。
【0008】
一方、作動駒015が、圧縮コイルばね017の付勢力により上限位置まで押上げられることにより、各係止板018は、作動駒015の案内面015c上を引張りコイルばね020に抗して摺動して管軸方向に押動させられ、先端がパッキン支持駒05の案内溝011により突出し、これにより、閉塞装置Dに分岐口01aからの抜出し力が作用しても、両係止板018が水道本管01の内周面に係合することで抜け止めされるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来の閉塞装置Dでは、パッキン023を水道本管01の分岐口01aを挿通すると共に、挿通後に水道本管01内に係止するために、左右に分割された両係止板018を、引張りコイルばね020を介して互いに引き寄せるように付勢し、側面視三角形状に形成された作動駒015のスライド板015aの斜面を摺動することにより径方向に拡径、縮小するように構成されている。
【0010】
従って、閉塞装置Dを構成する部品点数が増大して構造が複雑になるため組立て並びに調整作業が困難になるばかりでなく、両係止板018を径方向に拡径、縮小するために、両係止板018が作動駒015のスライド板015aの斜面上を摺動するように構成されているため、その接触面には摩擦抵抗を有していることから、例え低摩擦係数の材質を用いたとしても、接触面に異物が侵入したり化学的に変化すると接触面どうしの摩擦係数が増加するため、拡径、縮小のための伝達効率が悪くなり、両係止板018やスライド板015aを付勢する引張りコイルばね020や圧縮ばね017による適正な作用が得られなくなり、パッキン023の装着性が悪く止水性が不安定となる問題を有していた。
【0011】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、構造が簡単で、分岐口を確実に閉塞することができ、安定した止水性を得ることができる割T字管の撤去工法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の割T字管の撤去工法は、流体管に形成した分岐口に、仕切り弁装置を有し分岐管と接続している割T字管の撤去方法であって、
前記分岐口に装着される環状コアーは、外周面が弾性体で被着された金属製筒体を成し、その端部に前記分岐口に当接する環状突出片が形成された係合部が設けられており、挿入機先端部には、一方の挟持部材および他方の挟持部材の間に弾性変形可能な把持体が配置されているとともに、前記環状コアーが前記把持体を挿通し、前記他方の挟持部材の外周端部に形成されたフランジを前記環状コアー端面に当接させた状態で止着し、前記仕切り弁装置を閉塞状態にして前記分岐管を取り外し、代わりに前記挿入機を取付けた後、前記仕切り弁を開放して前記挿入機を前進させ、前記環状コアーの環状突出片が前記分岐口に当接するまで前記環状コアーを前記分岐口に挿入し、その後前記把持体の両端に配置された挟持部材の挟持作動により前記把持体を膨出させ、前記環状コアーの係合部以外の部分を内側から外方に向けて弾性変形させつつ拡径し、前記環状コアーの先端部を塑性変形させて流体管の内面側に密着係止させ、かつ環状コアーの中間部分を前記分岐口の内周に密着させ、次いで前記挿入機を取り外し、最後に前記係合部に栓体を水封に取付けて前記分岐口を閉塞することを特徴としている。
この特徴によれば、流体管の分岐口に、端部に係合部が設けられた金属製筒体の外周面が弾性体で被着されている環状コアーが膨出し、金属製筒体が塑性変形することで弾性体が分岐口と金属製筒体間に密着状態で支持され、密封効果がより確実となり、しかもこの環状コアーの係合部は塑性変形を受けることがないので、栓体を環状コアーに水封に取付けることができる。又、従来のこの種の閉塞装置に比べ、構造が極めて単純化されているだけでなく、摺動部がないため摩擦係数の影響を受けることなく簡単な操作で確実に閉塞できる。
また、弾性変形可能な把持体により金属製筒体を膨出させるので、環状コアーを均一に膨出できる。
また、把持体はその両端に配置した挟持部材の挟持作動により膨出するので、単純な構成で把持体の膨出が達成でき、閉塞作業の操作性が良い。
更に、環状コアーの先端部が流体管の内面側にも密着係止しているから密封性能はより高く確実であり、また、環状コアーの軸方向の移動も拘束されているので、長期使用においても環状コアーのゆるみが起こりにくい。
【0013】
本発明の割T字管の撤去工法は、前記係合部を雌ネジで構成し、外周に雄ネジが螺設された栓体を前記雌ネジに螺着することで分岐口を閉塞するようにすれば好適である。
このようにすることにより、環状コアーに螺着される栓体によって確実に水封することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る挿入手段の一部断面を示す側面図、図2は割T字管の側面断面図、図3は割T字管に環状コアーを装着した挿入手段を取付けた段階の状態を示す説明図、図4は挿入手段により環状コアーを流体管の分岐口に挿入する状態を示す説明図、図5は挿入手段により環状コアーが流体管の分岐口に挿入された状態を示す説明図、図6は環状コアーを分岐口内で拡径することで装着された状態を示す説明図、図7は環状コアーを分岐口内に装着したのち挿入手段を後退させる状態を示す説明図、図8は挿入手段により環状コアーを流体管の分岐口に挿入した状態を示す説明図、図9は分岐口に挿入した環状コアーを把持部により拡径して装着した状態を示す説明図であり、図10は分岐口に装着された環状コアーに栓体を螺着した状態を示す説明図である。
【0018】
図1、図2に示されるように、1は水道管本管等の流体管38の側面に形成されている分岐口38aの内周に装着される環状コアーBの挿入手段となる挿入装置を示し、この挿入装置1は、後述する割T字管Gの接続部Fに取付けられるべく中空穴29が形成されたアダプター28を介して接続する取付け板27と、この取付け板27の背面に固定された前支持板10とその後方に配置される後支持板14を、所定間隔を保って連結保持する棒状の連結部材26と、これら前支持板10と後支持板14によって両端が回転自在に軸支され後端側に操作ハンドル25が取付けられた送りねじ16と、この送りねじ16に挿通螺合する筒状のナット20を一端に設けると共に後述する把持部2を操作する油圧シリンダ4を背面に取付け、他端側に連結部材26を挿通し摺動可能に案内保持する図示しないガイドブッシュを装着した移動板15と、後端が油圧シリンダ4の端部に接続されると共に前方側が前支持板10ないし取付け板27に摺動可能に保持され、前端に把持部2を取付けた中空管3と、この中空管3の内部に収容されて後端が油圧シリンダ4の図示しないピストンに接続されると共に前端が把持部2内の挟持軸30に接続され、軸方向に形成されたガイド溝7と中空管3内部に突設したピン8との係合により回転不能に保持された進退部材としての作動杆5とから構成されている。
【0019】
ここで、水道管本管等の流体管38の側面に形成されている分岐口38aの周囲に装着される環状コアーBは、金属製筒体Mの内周端部に係合部として雌ネジTが螺設されると共に、その外周端部に環状の突出片Maが形成され、この筒体Mの外周を囲繞するように所定厚みの弾性体である弾性被膜Lが被着されて弾性被膜Lの外径が分岐口38aの内径より若干小径に構成されている。
【0020】
更に詳しくは、環状コアーBを把持する把持部2は、中空管3の先端に固定された挟持部材34と、作動杆5の先端に螺着された挟持部材34を挿通しゴムなどの弾性材料で前記環状コアーBの内径に挿通可能な直径で円筒状に形成された挟持部材となる把持体35を挿通保持する挟持軸30と、挟持軸30の先端に固定され、一方の挟持部材34との間で把持体35の両端を挟持するための挟持部材32とから成り、一方の挟持部材32は、環状コアーBの内径が挿通可能な把持体35の外径とほぼ同径の外径に形成され、他方の挟持部材34は、把持体35の外径より若干大径の円形突出部が形成されて外周端部にフランジ34aが形成されている。
【0021】
このように構成された環状コアーBは、例えば、把持部2の前方から端部が挟持部材34のフランジ34aに当接するまで人為的に挿入すると、環状コアーBの端部内周に形成された雌ネジTが挟持部材34の円形突出部に対応する。
【0022】
そこで、油圧シリンダ4の図示しないピストンを作動させると、作動杆5が牽引されて把持体35が一対の挟持部材32、34により軸方向に圧縮され、これにより把持体35が径方向に膨出するように構成されている。
【0023】
次に、本発明の割T字管の撤去工法につき説明する。
【0024】
最初に、図2に示されるように、割T字管Gの仕切り弁装置Vを閉塞状態にして分岐管36のフランジ36aを割T字管Gの接続部Fから取外すと共に、環状コアーBを、人為的に挿入装置1の把持部2に前方から挿入する。
【0025】
そこで、図3に示すように、割T字管Gの接続部Fに、アダプター28を介して挿入装置1を取付け、この状態では把持部2は後退位置に位置している。
【0026】
次に、図4に示すように、割T字管Gの仕切り弁装置Vを開放状態にして、ハンドル25の操作により送りねじ16を例えば時計回りに回転させることで、油圧シリンダ4を保持している移動板15が連結部材26に案内されて前方に移動し、油圧シリンダ4の端部に接続された中空管3先端の環状コアーBを装着した把持部2が、割T字管Gを通して水道管本管等の流体管38の分岐口38a内に挿通される。
【0027】
次いで図5では、図4に示される状態になるまでハンドル25を操作して、ハンドル25の動きが重くなった状態で、更に1回転半ほど回転させることで、環状コアーBの環状突出片Maが流体管38の分岐口38aに当接したことが確認される。この状態では、図8に示すように、環状コアーBの弾性被膜Lの外周と分岐口38aの内周との間には微少な隙間が形成されている。
【0028】
環状コアーBの挿入が確認されると、図6に示すように、油圧シリンダ4を作動させてピストンを後退移動して作動杆5を牽引することで、図1に示される一方の挟持部材32が作動杆5と共に後退移動し、把持体35は、その両端の挟持部材32と34との間で押圧される。従って、把持体35が径方向に膨出され、この膨出力により把持体35に装着されている環状コアーBを内側から外方に向けて弾性変形させつつ拡径し、内部の金属製筒体Mが図9に示されるように環状コアーBの先端は大きく塑性変形して流体管38の内面側に密着するとともに、環状コアーBの中間部分は分岐口38aの内周に密着し気密性が確保される。
【0029】
環状コアーBの装着が完了すると、油圧シリンダ4を作動させてピストンを前進移動して作動杆5を前進させて把持体35を元の状態に縮径し、ハンドル25を反時計回りに回転操作することで、図7に示すように把持部2を、油圧シリンダ4を保持する移動板15と共に後退移動して元の位置に復帰させた状態で、割T字管Gの仕切り弁装置Vを閉塞状態にする。
【0030】
そこで、挿入装置1を割T字管Gの接続部Fから取外し、この挿入装置1に代えて栓体40を支持した図示しない公知の栓体装着手段である栓体装着装置を割T字管Gの接続部Fに取付け、仕切り弁装置Vを再び開放させて図10に示すように、栓体40を環状コアーBの雌ネジTに螺着することで環状コアーBが確実に閉塞される。次に、流体管38の分岐口38aから割T字管Gが取外されて割T字管の撤去作業が完了する。
【0031】
このように、本発明の割T字管の撤去工法によれば、流体管38の分岐口38aに、端部に雌ネジTが螺設された金属製筒体Mの外周に、弾性被膜Lを被着した環状コアーBが拡径された状態で塑性変形により液密に装着され、この後環状コアーBの雌ネジT部に栓体40を螺着して閉塞するようにすることにより、挿入装置1の構造が極めて単純化されるだけでなく、従来の装着装置のように摺動部がないため摩擦係数の影響を受けることなく簡単な操作で確実に閉塞することができ、安定した止水性を得ることができる。
【0032】
更に、環状コアーBの内部に挿入される円筒状に形成された把持体35を作動杆5の進退移動により膨出、縮径することができるので、挿入装置1の操作性が単純化され、環状コアーBを分岐口38aの内周に確実に装着することができる。
【0033】
また、環状コアーBの栓体40が螺着される雌ネジT部を除く、環状コアーBの内径部を外方に圧迫するだけで軸方向の動きを拘束した状態で分岐口38aの内周に密着されるので、雌ネジT部を損傷することなく装着することができる。
【0034】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、本発明の具体的な構成はこれに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、本実施形態では、環状コアーBの係合部に雌ネジTを設け、栓体40をこれに螺着することで係合させる例を示したが、これに限ることなく、環状コアーBにテーパ穴を形成し、このテーパ穴にテーパ状に形成された栓体を嵌合させて水封するように構成したものでも良い。
【0035】
【発明の効果】
本発明は次の効果を奏する。
【0036】
求項1の発明によれば、流体管の分岐口に、端部に係合部が設けられた金属製筒体の外周面が弾性体で被着されている環状コアーが膨出し、金属製筒体が塑性変形することで弾性体が分岐口と金属製筒体間に密着状態で支持され、密封効果がより確実となり、しかもこの環状コアーの係合部は塑性変形を受けることがないので、栓体を環状コアーに水封に取付けることができる。又、従来のこの種の閉塞装置に比べ、構造が極めて単純化されているだけでなく、摺動部がないため摩擦係数の影響を受けることなく簡単な操作で確実に閉塞できる。
また、弾性変形可能な把持体により金属製筒体を膨出させるので、環状コアーを均一に膨出できる。
また、把持体はその両端に配置した挟持部材の挟持作動により膨出するので、単純な構成で把持体の膨出が達成でき、閉塞作業の操作性が良い。
更に、環状コアーの先端部が流体管の内面側にも密着係止しているから密封性能はより高く確実であり、また、環状コアーの軸方向の移動も拘束されているので、長期使用においても環状コアーのゆるみが起こりにくい。
【0037】
求項2の発明によれば、環状コアーに螺着される栓体によって確実に水封することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る挿入手段の一部断面を示す側面図である。
【図2】割T字管の側面断面図である。
【図3】割T字管に環状コアーを装着した挿入手段を取付けた段階の状態を示す説明図である。
【図4】挿入手段により環状コアーを流体管の分岐口に挿入する状態を示す説明図である。
【図5】挿入手段により環状コアーが流体管の分岐口に挿入された状態を示す説明図である。
【図6】環状コアーを分岐口内で拡径することで装着された状態を示す説明図である。
【図7】環状コアーを分岐口内に装着したのち挿入手段を後退させる状態を示す説明図である。
【図8】挿入手段により環状コアーを流体管の分岐口に挿入した状態を示す説明図である。
【図9】分岐口に挿入した環状コアーを把持部により拡径して装着した状態を示す説明図である。
【図10】分岐口に装着された環状コアーに栓体を螺着した状態を示す説明図である。
【図11】(a)は、流体管側方の分岐口にパッキンが挿入された状態を示す従来の閉塞装置の断面図、(b)は分岐口に挿入されたパッキンを流体管内部に保持する係止板を示す(a)のA−A断面図であり、(c)は流体管側方の分岐口に挿入されたパッキンが係止板により拡径保持される状態を示す従来の閉塞装置の断面図である。
【符号の説明】
1 挿入装置
2 把持部
3 中空管
4 油圧シリンダ
5 作動杆(進退部材)
7 ガイド溝
8 ピン
10 前支持板
14 後支持板
15 移動板
16 送りねじ
20 ナット
25 操作ハンドル
26 連結部材
27 取付け板
28 アダプター
29 中空穴
30 挟持軸
32 挟持部材
34 挟持部材
34a フランジ
35 把持体
36 分岐管
36a フランジ
38 流体管
38a 分岐口
40 栓体
B 環状コアー
D 閉塞装置
F 接続部
G 割T字管
L 弾性被膜(弾性体)
M 金属製筒体
Ma 環状突出片
T 雌ネジ(係合部)
V 仕切り弁装置

Claims (2)

  1. 流体管に形成した分岐口に、仕切り弁装置を有し分岐管と接続している割T字管の撤去方法であって、
    前記分岐口に装着される環状コアーは、外周面が弾性体で被着された金属製筒体を成し、その端部に前記分岐口に当接する環状突出片が形成された係合部が設けられており、挿入機先端部には、一方の挟持部材および他方の挟持部材の間に弾性変形可能な把持体が配置されているとともに、前記環状コアーが前記把持体を挿通し、前記他方の挟持部材の外周端部に形成されたフランジを前記環状コアー端面に当接させた状態で止着し、前記仕切り弁装置を閉塞状態にして前記分岐管を取り外し、代わりに前記挿入機を取付けた後、前記仕切り弁を開放して前記挿入機を前進させ、前記環状コアーの環状突出片が前記分岐口に当接するまで前記環状コアーを前記分岐口に挿入し、その後前記把持体の両端に配置された挟持部材の挟持作動により前記把持体を膨出させ、前記環状コアーの係合部以外の部分を内側から外方に向けて弾性変形させつつ拡径し、前記環状コアーの先端部を塑性変形させて流体管の内面側に密着係止させ、かつ環状コアーの中間部分を前記分岐口の内周に密着させ、次いで前記挿入機を取り外し、最後に前記係合部に栓体を水封に取付けて前記分岐口を閉塞することを特徴とする割T字管の撤去方法。
  2. 前記係合部を雌ネジで構成し、外周に雄ネジが螺設された栓体を前記雌ネジに螺着することで分岐口を閉塞するようにした請求項1に記載の割T字管の撤去方法。
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