JP4561279B2 - 落下防止装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、キャビネットに収納された物品の落下や飛び出しを防止する落下防止装置に関するものである。
食器棚、書架等のキャビネットには、収納した食器、本等の物品が地震やその他の振動により落下したり、飛び出したりするのを防ぐために、落下防止装置が取り付けられることがある。
たとえば、落下防止装置は、キャビネットの左右両側板の前側に取り付けられる一対の取り付け具と、回転機構を介してキャビネットの前方に回動自在に取り付けられた支持腕部と、支持腕部の先端に設けられた止め杆とを備える(特許文献1参照)。
特開平11−276276号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された落下防止装置では、回転機構が、円形孔とこの円形孔に回転自在に嵌合される回転支持軸とからなり、円形孔の周縁に非円形状の回転支持軸係合孔が設けられ、この回転支持軸係合孔の形状に対応した断面を有する回転支持軸が設けられており、回転支持軸において止め杆の回動を阻止するようにしているため、止め杆にガタツキが生じやすいことが指摘される。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、食器、本等の物品の落下および飛び出しを防止する部材が、ガタツキのない安定したものである落下防止装置を提供することを解決すべき課題としている。
本願発明は、上記の課題を解決するために、第1には、キャビネットの左右両側板の内面前側に取り付けられる一対のベース部材と、キャビネットの前方を上下に回動する落下防止バーとを備えた落下防止装置において、ベース部材は、厚みを有する部材であり、略中央部から下部にかけて長孔状にのびる軸支孔と、略中央部から上部に向かい、上端が開口した溝状の支持部と、キャビネットの側板内面と当接する面に立設され、キャビネットの左右両側板の内面前側に形成されているダボ穴に嵌合するためのダボとを備え、ベース部材では、上端部が側方に切り欠かれ、切欠部が支持部に連設されるとともに、切り欠かれたベース部材の側端部に、側端に向かうにしたがって厚みが薄くなるように傾斜する傾斜面が形成され、落下防止バーは、左右両側片と水平片とを有する略コ字形の部材であり、左右両側片の中程より下側が内側に略コ字形に折れ曲がり、折曲部が形成され、この折曲部の外側方に向かう先端部において、落下防止バーはベース部材の軸支孔に軸支され、落下防止バーは、左右両側片の中程より上側がベース部材の支持部に挿入されるとき、キャビネットの前面開口に起立状態に保持され、左右両側片の中程より上側がベース部材の支持部から取り出されるとき、落下防止バーは、折曲部の先端部を中心としてキャビネットの前方を上下に回動可能となることを特徴としている。
本願発明は、第2には、落下防止バーの左右両側片における中程より上側の外幅が、ベース部材の支持部間の最大距離より長めとなっていることを特徴としている。
本願発明の第1の落下防止装置によれば、落下防止バーにガタツキが生ずることはなく、安定している。また、落下防止バーの支持部への挿入を案内することができ、挿入が容易となる。
本願発明の第2の落下防止装置によれば、弾性力により落下防止バーがより安定して支持部に保持される。
以下、図面に沿って本願発明の落下防止装置についてさらに詳しく説明する。
図1は、本願発明の落下防止装置の一実施形態を示した分解斜視図である。
落下防止装置は、左右一対のベース部材1と落下防止バー2とを備える。
ベース部材1は、厚みのある部材であり、略中央部から下部にかけて長孔状にのびる軸支孔3を有している。この軸支孔3の直上、すなわち、ベース部材1の略中央部から上部にかけては、溝状の支持部4が形成されており、この支持部4の上端は開口されている。
このようなベース部材1は、たとえば樹脂成形品とすることができる。
落下防止バー2は、左右両側片21と水平片22とから形成された略コ字形の形状を有する部材である。金属等の線材により形成することができるものである。左右両側片21の中程から下側は、内側に略コ字形に折れ曲がった折曲部23となっている。この折曲部23の外側方に向かう先端部23aが、ベース部材1の軸支孔3に回動自在に嵌め込まれ、落下防止バー2は、左右のベース部材1に軸支される。
このような落下防止装置は、次のようにして、食器棚、書架等のキャビネットに取り付けることができる。
すなわち、キャビネット5の左右両側板6の内面前側にベース部材1を取り付ける。この取り付けには、キャビネット5の左右両側板6に形成されているダボ穴7を使用することができ、ベース部材1の背面にダボ8立設されている。ダボ8のダボ穴7への嵌合により、ベース部材1は、キャビネット5の左右両側板6の内面前側に取り付けられる。ベース部材1の安定した固定のためには、ベース部材1がダボ8を中心にして回動しないように、ダボ8とは異なる位置で、ビス9をキャビネット5の左右両側板6にねじ込むことができる。このビス9は、ダボ8に替えることもでき、2本のダボ8の異なる位置でのダボ穴7への嵌合により、キャビネット5の左右両側板6へのベース部材1の取り付けは安定する。
このようにしてキャビネット5の左右両側板6に取り付けられたベース部材1に、落下防止バー2が取り付けられる。すなわち、落下防止バー2をその弾性により少し撓ませて、左右両側片21に形成された折曲部23の外側方に向かう先端部23aをベース部材1の軸支孔3に嵌め込む。この場合、軸支孔3による軸支がスムーズとなるように、先端部23aには端面キャップ10を装着することができる。
以上のようにして、落下防止装置はキャビネット5に取り付けることができるので、その取り付けは容易であり、既存のキャビネット5に後付けすることもできる。
図2は、落下防止装置により、食器、本等の物品の落下や飛び出しが防止されている状態を示している。物品の落下や飛び出しを防止するために、落下防止バー2が、キャビネット5の前面開口に起立状態に配置されている。この起立状態は、落下防止バー2の折曲部23の先端部23aが、ベース部材1の軸支孔3の下端に位置し、落下防止バー2の左右両側片21の中程より上側が、ベース部材1の支持部4内に挿入されることにより実現される。左右両側片21の中程より上側がベース部材1の支持部4内に挿入されているため、落下防止バー2は、起立状態に保持され、この状態を安定に維持することができる。落下防止バー2がガタツクことはない。
食器、本等の物品をキャビネット5に収納し、また、取り出す際には、落下防止バー2が起立状態にあると、物品の収納および取り出しの邪魔になる。そこで、落下防止バー2を下方へと移動させる。この状態を示したのが、図3である。
ベース部材1の軸支孔3は、長孔状となっているため、落下防止バー2の左右両側片21に形成された折曲部23の先端部23aは、軸支孔3の長さ範囲に移動することができる。落下防止バー2の起立状態では、上記のように、折曲部23の先端部23aは、軸支孔3の下端にある。そこで、折曲部23の先端部23aを軸支孔3の上端にくるまで、落下防止バー2を上方へ移動させる。この移動により、落下防止バー2の左右両側片21の中程より上側がベース部材1の支持部4から取り出される。落下防止バー2の折曲部23の先端23aは、ベース部材1の軸支孔3内に位置するため、落下防止バー2は、キャビネット5の前方への回動が可能となる。そこで、落下防止バー2をキャビネット5の前方へと回動させ、下方へ移動させる。この移動にともなって、落下防止バーの折曲部23の先端部23aは、軸支孔3に沿って軸支孔3の下端へと移動する。最終的には、図4に示したように、落下防止バー2は転倒した状態となり、キャビネット5の前面開口はすべて開放される。食器、本等の物品の収納および取り出しが可能となる。
落下防止バー2を再びセットするときは、以上と逆の操作をすればよい。落下防止バー2の左右両側片21に形成された折曲部23の先端部23aは、ベース部材1の軸支孔3の下端に位置していることから、このままの状態で、落下防止バー2を上方へと回動させることができる。落下防止バー2がキャビネット5の前面にきたら、落下防止バー2を引き上げ、左右両側片21の中程より上側を支持部4の上方に位置させる。そして、落下防止バー2を引き下げる。落下防止バー2の左右両側片21の中程より上側が支持部4内に挿入され、落下防止バー2は、起立状態に保持される。
そして落下防止装置では、図4に示したように、ベース部材1において上端部を側方に切り欠き、切欠部11を支持部4に連設し、また、切り欠かれたベース部材1の側端部に、側端に向かうにしたがって厚みが薄くなるように傾斜する傾斜面12形成されている。傾斜面12によって、落下防止バー2の左右両側片21を支持部4に向けて案内することができ、落下防止バー2の支持部4への挿入が容易となる。
また、落下防止バー2の左右両側片21における中程より上側の外幅Wは、ベース部材1の支持部4間の最大距離wよりも長めにすると、落下防止バー2の中程より上側が支持部4内に挿入されるとき、弾性力が発生するため、落下防止バー2の起立状態がより安定に保持される。
もちろん、本願発明は、以上の実施形態によって限定されるものではない。ベース部材の大きさ、形状および材質、落下防止バーの材質、また、キャビネットの構成および構造等については様々な態様が可能であることはいうまでもない。
本願発明の落下防止装置の一実施形態を示した分解斜視図である。 落下防止装置により物品の落下や飛び出しが防止されている状態を示した斜視図である。 物品の収納および取り出しを行う際に落下防止バーを転倒させる状態を示した斜視図である。 落下防止バーが完全に転倒した状態を示した斜視図である。
符号の説明
1 ベース部材
2 落下防止バー
21 側片
22 水平片
23 折曲部
23a 先端部
3 軸支孔
4 支持部
5 キャビネット
6 側板
7 ダボ穴
8 ダボ
9 ビス
10 端面キャップ
11 切欠部
12 傾斜面

Claims (2)

  1. キャビネットの左右両側板の内面前側に取り付けられる一対のベース部材と、キャビネットの前方を上下に回動する落下防止バーとを備えた落下防止装置において、
    ベース部材は、厚みを有する部材であり、略中央部から下部にかけて長孔状にのびる軸支孔と、略中央部から上部に向かい、上端が開口した溝状の支持部と、キャビネットの側板内面と当接する面に立設され、キャビネットの左右両側板の内面前側に形成されているダボ穴に嵌合するためのダボとを備え、ベース部材では、上端部が側方に切り欠かれ、切欠部が支持部に連設されるとともに、切り欠かれたベース部材の側端部に、側端に向かうにしたがって厚みが薄くなるように傾斜する傾斜面が形成され、
    落下防止バーは、左右両側片と水平片とを有する略コ字形の部材であり、左右両側片の中程より下側が内側に略コ字形に折れ曲がり、折曲部が形成され、この折曲部の外側方に向かう先端部において、落下防止バーはベース部材の軸支孔に軸支され、
    落下防止バーは、左右両側片の中程より上側がベース部材の支持部に挿入されるとき、キャビネットの前面開口に起立状態に保持され、左右両側片の中程より上側がベース部材の支持部から取り出されるとき、落下防止バーは、折曲部の先端部を中心としてキャビネットの前方を上下に回動可能となることを特徴とする落下防止装置。
  2. 落下防止バーの左右両側片における中程より上側の外幅が、ベース部材の支持部間の最大距離より長めとなっている請求項1記載の落下防止装置。
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