JP4559565B2 - 金属配線の形成方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置に低抵抗の配線として用いる、銅を主成分とする金属配線の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、配線抵抗を小さくするために、配線材料に銅を用いた半導体装置が求められている。特に、銅を主成分とする金属配線を有する半導体装置の配線形成法として埋め込み配線(ダマシン)プロセスが用いられている。
【0003】
以下、従来の銅配線の形成方法について図面を参照しながら説明する。
【0004】
図9(a)〜図9(d)は従来の銅配線の形成方法における工程順の断面構成を示している。まず、図9(a)に示すように、半導体基板101上に、銅配線103をその周囲が絶縁膜102により覆われるように形成する。続いて、絶縁膜102上における銅配線103の上方に開口部104aを有するレジストパターン104を形成する。
【0005】
次に、図9(b)に示すように、フッ素を含むガスによるプラズマドライエッチング法を用い、レジストパターン104をマスクとして絶縁膜102に対してエッチングを行なって、絶縁膜102に銅配線103を露出する開口部104bを形成する。ここで、レジストパターン104はその露出部分がプラズマドライエッチングによりダメージを受けて硬化する。また、プラズマドライエッチングは異方性であるため、レジストパターン104の上面及び開口部104bの壁面上には堆積物105が堆積している。
【0006】
次に、図9(c)に示すように、半導体基板101の温度を200℃程度に設定して、酸素ガスによるアッシングを行ない、続いて有機洗浄等を行なってレジストパターン104を除去することにより、絶縁膜102における銅配線103上に開口部102aを形成する。
【0007】
次に、図9(d)に示すように、絶縁膜102上に、開口部102aの底面及び壁面を含めて配線107を形成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の銅配線の形成方法は、レジストパターン104に対するアッシングを200℃前後の温度で行なうため、銅配線103の露出部に酸化銅層103aが厚く形成される。この厚く形成された酸化銅層103aが銅配線103と配線107との間に介在するため、銅配線103と配線107との間の配線抵抗が上昇するという問題がある。また、酸化銅層103aが形成された銅配線103は導電部分が酸化により減少するため、銅配線103の配線抵抗自体も上昇する。
【0009】
さらに、アッシング工程において形成される堆積物残さ105aが絶縁膜102の上面及び開口部102aの壁面上に残存するため、製造工程中の配線に対する不良若しくは汚染又は半導体装置の信頼性の低下を引き起こすという問題がある。一般に、絶縁膜102に対するプラズマドライエッチングはフッ素を含むガスを用いて行なうことが多く、一方、酸素ラジカル成分のみによるアッシング処理では、ドライエッチングによって表面が硬化したレジストパターン104や堆積物105は除去し難い。このため、絶縁膜102の上面及び開口部104bの壁面上には、堆積した堆積物残さ105aが形成される。この堆積物残さ105aはその後の洗浄工程においても容易には除去できない。さらに、堆積物残さ105aにはフッ素が含まれることが多く、半導体基板101上に堆積物残さ105aを放置すると、この残留フッ素が大気中の水分と結合してフッ酸やフッ化物を形成し、銅配線103を腐食したり異常酸化したりする。
【0010】
従来はレジストパターン104及び堆積物105を除去する場合にもスループットを高めるために、レジストアッシングを、特に基板温度を考慮することなく200℃以上の高温で行なっている。このような高温下で銅配線103を酸素プラズマにさらすと銅表面に酸化が進行する。このときの銅配線103における酸化による膜厚の膜減り量とアッシング時における半導体基板101の温度との相関は明らかにされていない。
【0011】
本発明は、前記従来の問題に鑑み、レジストのアッシング時に、銅を含む金属配線の酸化を防止できるようにすることを第1の目的とし、レジストアッシングのスループットを向上させることを第2の目的とし、露出した金属配線の酸化や腐食の進行を防止することを第3の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本願発明者らは、銅を主成分とする金属配線(以下、銅配線と呼ぶ。)の酸化による膜厚の膜減り量とアッシング時における半導体基板の温度との相関関係を調べる実験を行ない、以下のような知見を得ている。すなわち、図1(a)に示すように、酸化による銅配線の膜厚の膜減り量はアッシング時の基板温度が120℃付近から急激に上昇するということ。このことから、図1(b)に示すように、配線抵抗もまた120℃付近から急激に増大するという知見である。
【0013】
従って、図1(a)及び図1(b)から、銅配線の酸化に起因する配線抵抗の上昇を抑制するためには、基板温度が120℃以下の温度条件下でアッシングを行なうことが必須となる。
【0014】
ここで、配線抵抗の上昇を抑えるために基板温度を下げるとスループットが低下するが、工業的利用を考慮すると望ましくない。一方、レジストアッシングの目的はレジストパターンと、絶縁膜に対してドライエッチングにより開口部を形成した際に生じる堆積物とを除去することとにあり、レジストパターン及び堆積物は共に炭素(C)を主成分とする有機物であるため、これらの有機物を効率良く除去するにはフッ素系のガスを用いることが考えられる。しかし、後述するように、フッ素を含むガスを単純に導入しただけでは、銅配線を露出させる工程から次工程に移行するまでの間にも、残留フッ素により、露出した銅配線に酸化又は腐食が進行して銅配線に悪影響を与えることとなる。
【0015】
このような残留フッ素は純水等の親水性の溶液を用いて洗浄することにより容易に除去できる。但し、枚葉式又はカセット方式のアッシング装置の場合には、最初に処理したウエハがカセットに収納されてから、最後に処理したウエハが取り出され、収納されるまでの間に放置されることとなる。このような短時間においても、露出した銅配線は酸化や腐食が進行してしまうため、酸化又は腐食の進行を抑えることも必要となる。
【0016】
具体的に、本発明に係る第1の金属配線の形成方法は、前記第1の目的を達成し、基板上に銅を含む金属配線を形成する金属配線形成工程と、基板上に金属配線を覆う絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、絶縁膜上に、金属配線の上方の領域に開口部を有するレジストパターンを形成し、形成したレジストパターンをマスクとして、絶縁膜に対してドライエッチングを行なうことにより、開口部に金属配線を露出させる金属配線露出工程と、基板温度を約120℃以下に保持するアッシングによりレジストパターンを除去するレジストアッシング工程とを備えている。
【0017】
第1の金属配線の形成方法によると、基板温度を約120℃以下に保持するアッシングによりレジストパターンを除去するため、金属配線の露出部分の酸化が抑制されるので、コンタクト抵抗や配線抵抗の上昇を抑えることができる。
【0018】
本発明に係る第2の金属配線の形成方法は、前記第1の目的を達成し、基板上に銅を含む金属配線を形成する金属配線形成工程と、基板上に、金属配線を覆う第1の絶縁膜及び該第1の絶縁膜を覆う第2の絶縁膜を順次形成する絶縁膜形成工程と、第2の絶縁膜上に、金属配線の上方の領域に第1の開口部を有するレジストパターンを形成し、形成したレジストパターンをマスクとし且つ第1の絶縁膜をエッチング停止膜として、第2の絶縁膜に対してドライエッチングを行なうことにより、第2の絶縁膜における金属配線の上方の領域に第1の絶縁膜を露出する第2の開口部を形成する絶縁膜パターニング工程と、レジストパターンをマスクとして、第2の開口部に露出する第1の絶縁膜を除去することにより、第2の開口部に金属配線を露出させる金属配線露出工程と、基板温度を約120℃以下に保持するアッシングによりレジストパターンを除去するレジストアッシング工程とを備えている。
【0019】
第2の金属配線の形成方法によると、金属配線を覆う絶縁膜を2層構造とし、第1の絶縁膜を第2の絶縁膜のエッチング停止膜として用いる場合であっても、基板温度を約120℃以下に保持するアッシングによりレジストパターンを除去するため、金属配線の露出部分の酸化が抑制されるので、コンタクト抵抗や配線抵抗の上昇を抑えることができる。
【0020】
第1又は第2の金属配線の形成方法において、レジストアッシング工程は、プラズマ化された反応性ガスを用いるプラズマアッシング工程であることが好ましい。このようにすると、レジストパターンを効率よく確実に除去できる。
【0021】
この場合に、プラズマアッシング工程が、酸素とフッ素とを含む反応性ガスを用いてアッシングを行なう第1のアッシング工程と、第1のアッシング工程の後に、酸素を含み且つフッ素を含まない反応性ガスを用いてアッシングを行なう第2のアッシング工程とを含むことが好ましい。このようにすると、前記第2又は第3の目的が達成され、第1のアッシング工程においては、反応性ガスに反応性が高いフッ素を含むため、硬化したレジスト膜や残留した堆積物を効率良く除去できる。さらに、第2のアッシング工程においては、反応性ガスにフッ素が含まれないため、金属配線の露出部分やアッシング室にフッ素が残留しなくなる。その結果、金属配線の酸化や腐食が防止される。
【0022】
この場合に、フッ素を含む反応性ガスが、CF4 、NF3 、CHF3 、C58 及びC36 のうちの少なくとも1つからなることが好ましい。
【0023】
この場合に、第1のアッシング工程における酸素に対するCF4 の流量比が、約1.0%以下であることが好ましい。このようにすると、後述するように、絶縁膜のエッチング速度に対するレジストアッシングの速度比の値が大きくなるため、絶縁膜の形状変化を抑えながらスループットを向上させることができる。
【0024】
第1又は第2の金属配線の形成方法は、金属配線露出工程とレジストアッシング工程との間に、金属配線の露出部分を乾燥した気流にさらすことにより、金属配線の露出部分の酸化を防止する金属配線酸化防止工程をさらに備えていることが好ましい。このようにすると、前記第3の目的が達成され、金属配線の露出部分の酸化又は腐食の進行が抑制される。すなわち、銅を含む金属の表面が乾燥した気流にさらされると、表面に残留するフッ素が雰囲気中の水分と結合しなくなるため、フッ酸又はフッ化物の形成が抑制されるので、金属配線の腐食又は異常酸化を防止できる。この金属配線酸化防止工程は、金属配線を露出した状態で放置する時間が長い場合には特に有効である。
【0025】
第1又は第2の金属配線の形成方法は、レジストアッシング工程よりも後に、金属配線が形成された基板を親水性の液体により洗浄する洗浄工程と、レジストアッシング工程から洗浄工程に移行するまでの間に、金属配線の露出部分を乾燥した気流にさらすことにより、金属配線の露出部分の酸化を防止する金属配線酸化防止工程とをさらに備えていることが好ましい。このようにすると、前記第3の目的が達成され、工程の移行中にもフッ酸又はフッ化物の形成が抑制されるため、金属配線の腐食又は異常酸化を防止できる。
【0026】
第1又は第2の金属配線の形成方法は、レジストアッシング工程の後に、金属配線が形成された基板を親水性の液体により洗浄する洗浄工程と、洗浄した基板を乾燥する乾燥工程とをさらに備えていることが好ましい。このようにすると、前記第3の目的が達成される。すなわち、従来はレジストアッシング工程の後に有機溶媒等を用いた基板洗浄を行なっているが、本発明のように親水性の液体により洗浄することによって基板表面に残留するフッ素が除去されるため、金属配線の腐食又は異常酸化を防止できる。
【0027】
【発明の実施の形態】
各実施形態における銅配線は、埋め込み配線プロセス等で用いられ、表面が容易に酸化される材料からなり、従って、銅配線は、アルミニウム(Al)、シリコン(Si)又はその他の不純物を含む材料からなる。
【0028】
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る金属配線の形成方法について図面を参照しながら説明する。
【0029】
図2(a)〜図2(d)は本実施形態に係る金属配線の形成方法における工程順の断面構成を示している。まず、図2(a)に示すレジストパターン形成工程において、例えば、シリコンからなる半導体基板11上に、銅配線13をその周囲が酸化シリコンからなる絶縁膜12により覆われるように形成する。続いて、絶縁膜12上における銅配線13の上方に開口部14aを有するレジストパターン14を形成する。
【0030】
次に、図2(b)に示す金属配線露出工程において、例えば、四フッ化炭素(CF4 )のようなフッ素を含むガスによるプラズマドライエッチング法により、絶縁膜12に対してレジストパターン14をマスクとするエッチングを行なって、絶縁膜12に銅配線13を露出する開口部14bを形成する。ここで、レジストパターン14はその露出部分がプラズマドライエッチングによりダメージを受けて硬化する。さらに、プラズマドライエッチングは異方性であるため、レジストパターン14の上面及び開口部14bの壁面上には堆積物15が堆積する。
【0031】
次に、図2(c)に示すレジストアッシング工程において、開口部14bが形成された基板11をアッシング装置のアッシング室(図示せず)に投入する。ここでは、アッシング条件として、基板温度を100℃とし、チャンバ圧力を約200Paとし、酸素ガスの流量を約1.0slm(標準リットル/分)とし、放電時間を約9分間とする。プラズマ発生源にはマイクロ波電源を用い、その電力は約1000Wとしている。この条件下で、レジストパターン14に対してアッシングを行なうと、銅配線13における開口部12aに露出する露出部分には従来のような酸化銅層が形成されることがなく、銅配線13を確実に露出させることができる。
【0032】
次に、図2(d)に示す上層配線形成工程において、絶縁膜12上に、開口部12aが充填されるように上層配線16を形成する。以後、必要に応じて次の配線層又はパッシベーション膜等を形成する。
【0033】
このように、第1の実施形態によると、レジストアッシング工程において、銅配線13の露出部分における酸化銅層の形成を防止できるため、銅配線13の配線抵抗の上昇を抑止できる。
【0034】
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係る金属配線の形成方法について図面を参照しながら説明する。
【0035】
第1の実施形態では、図2(c)に示すレジストアッシング工程において、基板温度を100℃程度としているため、アッシングの速度が比較的遅くなり、スループットが低下することにもなる。また、反応性ガスに酸素を用いているため、酸化シリコンからなる絶縁膜12はエッチングされない。このため、図2(b)に示す金属配線露出工程で形成される堆積物15がリフトオフされず、堆積物残さが発生することも考えられる。
【0036】
そこで、本実施形態では、図2(c)に示すレジストアッシング工程を、処理時間を短縮すると共に堆積物残さを除去するため、フッ素を添加した反応性ガスを用いて硬化したレジストや堆積物残さを効率良く除去する第1のアッシング工程と、酸素のみからなる反応性ガスを用いる第2のアッシング工程とからなる2段階の工程とする。
【0037】
以下、第1のアッシング工程及び第2のアッシング工程を順に説明する。
【0038】
まず、第1のアッシング工程において、反応性ガスの酸素にフッ素を添加すると、被アッシング物であるレジストパターン14及び堆積物15はいずれも炭素原子を多く含む有機物からなるため、添加されたフッ素原子が炭素原子と反応してレジスト膜の分解が加速するので、アッシングの速度が上がる。
【0039】
また、第1のアッシング工程において、レジストパターン14が除去された後もアッシング処理を続けると、前工程のドライエッチングにより形成された堆積物15をリフトオフしながら除去できるため、堆積物残さの発生を防止できる。
【0040】
本実施形態においては、フッ素を含むガスとして、CF4 を用いたが、NF3 、CHF3 、C58 又はC36 等を用いることができる。将来的には、地球温暖化係数GWPが小さい等、種々の観点からC58 又はC36 等が望ましい。
【0041】
次に、第1のアッシング工程における酸素に対するCF4 の流量比の最適値を説明する。図3は酸素に対するCF4 の流量比とレジストアッシング速度との関係を示し、図4は酸素に対するCF4 の流量比と絶縁膜(シリコン酸化膜)のエッチング速度との関係を示している。図3に示すように、酸素に対するCF4 の流量比が1.0%程度までは急激にレジストアッシングの速度が大きくなるが、それ以上はほぼ飽和してしまうことが分かる。一方、図4に示すように、酸素に対するCF4 の流量比にほぼ比例してシリコン酸化膜のエッチング速度が増加することが分かる。なお、ここでは、反応性ガスの流量以外のアッシング条件は第1の実施形態と同等としている。
【0042】
図5は、図3及び図4の関係に基づいて、酸素に対するCF4 の流量比と、シリコン酸化膜のエッチング速度に対するレジストアッシング速度比との関係を計算により求めた結果を示している。図5に示すように、レジストアッシング速度比の値が最も大きくなるのは酸素に対するCF4 の流量比が約1.0%以下のときであることが分かる。
【0043】
以上のことから、堆積物15をリフトオフさせる場合に、絶縁膜12及びその開口部12aの形状変化を最も低減できるのは、酸素に対するCF4 の流量比が約1.0%以下のときであることが分かる。また、アッシング室の構成部材には石英(=シリコン酸化物)が用いられることが多く、絶縁膜12と同等の組成であるため、該構成部材の消耗を低減する効果も期待できる。
【0044】
このように、レジストアッシングを行なう際の反応性ガスにフッ素を含むガスを添加してアッシングを行なうと、基板温度が100℃程度と低い場合であっても、堆積物残さが生じないため、短時間で効率良くアッシングを行なえる。
【0045】
実験によれば、図3に示すように、酸素の流量を約1slmとし、CF4 の流量を約5×10-3slm、すなわち、酸素に対するCF4 の流量比を約0.5%とすると、アッシングレートは約200nm/分となり、酸素のみの場合よりも約4倍速くなる。
【0046】
ところが、レジストアッシング工程を第1のアッシング工程のみとし、続いて、上層配線16を形成する実験を行なったところ、コンタクト抵抗が極めて高いサンプルが数多くみられた。この現象を詳細に検討したところ、ホールサイズが小さい場合には十分にコンタクト抵抗が小さく、逆にホールサイズが大きい場合にはコンタクト抵抗が極めて大きく、ほとんど配線として使用できないようなものも観察されている。通常は、ホールサイズが大きい方がコンタクト抵抗は小さくなり、逆にホールサイズが小さい方がコンタクト抵抗は高くなるはずである。
【0047】
本願発明者らは、この原因を次のように考えている。
(1) ホールサイズが大きい場合にはマイクロローディング効果によって、エッチングレートが大きくなり、銅配線13が露出するまでの時間が短くなること。逆に、ホールサイズが小さい場合には銅配線13が露出するまでの時間が長くなる。
(2) 本実験に用いたアッシングガスはフッ素を含むため、先に銅配線13が露出した方がより長時間フッ素ガスにさらされること。
(3) フッ素原子が露出した銅配線13やアッシング室内に吸着して残留すること。その後、アッシング室を大気開放して半導体基板11をアッシング室外へ搬送し、大気中に放置すると、残留フッ素が大気中の水分と結合してフッ酸やフッ化物を形成し、このフッ酸やフッ化物が銅配線13を腐食又は異常酸化に至らせること。
【0048】
そこで、半導体基板11やアッシング室の内壁等に残留したフッ素を除去するため、第1のアッシング工程に続いて、第2のアッシング工程として第1のアッシング工程からの連続放電で且つ酸素のみからなる反応性ガスを用いたレジストアッシングを行なう。
【0049】
図6は第2のアッシング工程における残留フッ素の除去効果を確認するための、一連の工程における半導体基板11上の残留フッ素量をイオンクロマトグラフィ法により測定した実験結果を示している。図6に示すように、金属配線露出工程におけるプラズマドライエッチング直後の残留フッ素量は1ウエハ当たり200μgであり、レジストアッシング工程における第1のアッシング工程の直後の残留フッ素量は1ウエハ当たり100μgであり、第2のアッシング工程の直後においては残留フッ素量が1ウエハ当たり50μgまで低減している。
【0050】
このように、第1のアッシング工程のみでは、使用するフッ素がアッシング室や露出した銅配線13等に残留するおそれがあり、第2のアッシング工程は、このような残留フッ素を除去するための極めて有効な手段となる。
【0051】
以上の実験により得られた種々の知見に基づき、本実施形態におけるレジストのアッシング条件は、半導体基板11の基板温度を約100℃とし、チャンバ圧力を約200Paとし、プラズマ発生源としてマイクロ波電源を用い、その電力は約1000Wとしている。第1のアッシング工程における酸素の流量は約1slmとし、CF4 の流量は約5×10-3slm(酸素に対するCF4 の流量比が約0.5%)とし、放電時間は約2分間としている。続く、第2のアッシング工程は、第1のアッシング工程と同一のアッシング室において、酸素の流量を約1slmとし、約1分間の放電を行なう。
【0052】
このように、本実施形態によると、第1のアッシング工程において、反応性ガスにCF4 等のフッ素を含むガスを添加することにより、基板温度を100℃程度に下げてもアッシングのレートが低下することがないため、スループットの低下が抑えられる。さらに、プラズマドライエッチングにより硬化したレジストパターンやプラズマドライエッチングにより生じた堆積物を残さとして残すことなく除去できる。次の第2のアッシング工程においては、第1のアッシング工程で生じる残留フッ素を低減できるため、銅配線の腐食又は異常酸化を抑止できるので、コンタクト抵抗や配線抵抗の上昇を抑えることができる。
【0053】
なお、第2のアッシング工程は、第1のアッシング工程と比べて多少のオーバーアッシングを行なってもよい。それは、第1のアッシング工程におけるアッシングが不十分であったとしても、第2のアッシング工程でそれを補えるためであり、プロセスマージンに余裕ができるからである。
【0054】
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係る金属配線の形成方法について図面を参照しながら説明する。第3の実施形態は、第2の実施形態を前提として、露出した銅配線13の酸化等を防止するための新たな工程を追加している。
【0055】
図2(b)に示すように、絶縁膜12に開口部14bを形成して銅配線13を露出させた状態のまま、通常のクリーンルーム等の環境下(例えば、気温が23℃程度で湿度が50%程度)で長時間放置すると、半導体基板11の表面の残留フッ素が大気中の水分と結合して、フッ酸やフッ化物を形成し、露出した銅配線13を腐食又は異常酸化に至らせる。例えば、半導体基板11を収納するためのカセットケースに図2(b)に示す状態の半導体基板11を入れて密封すると、クリーンルーム等の環境であっても1時間程度で腐食が生ずる。それは、図7に示したように、この段階における半導体基板11上の残留フッ素量は1ウエハ当たり200μgにもなるからである。
【0056】
そこで、本実施形態においては、図2(b)に示すプラズマドライエッチングに続いて、この状態の半導体基板11の上面を連続した気流にさらすことにより、銅配線13における開口部14bの露出部分に対する腐食や異常酸化を防止する金属配線酸化防止工程を設けることとする。該金属配線酸化防止工程に用いる気流は、例えば温度が23℃程度で湿度が50%程度の乾燥空気でよく、その流速は0.25m/s〜0.4m/s程度であればよい。また、気流の方向は半導体基板11の上面に対して平行でも垂直でもよい。
【0057】
このような連続した気流下では半導体基板11に残留するフッ素は大気中の水分と結合しなくなるため、フッ酸やフッ化物が形成されず、銅配線13の腐食又は異常酸化が生じなくなる。
【0058】
なお、この乾燥空気にさらす金属配線酸化防止工程は、図2(c)に示すレジストアッシング工程の後にも行なうと良い。いずれの場合にも枚葉式等の製造装置において、最初のウエハの処理が終了してから最後のウエハの処理が完了するまでの間に待ち時間が発生するような場合等に有効となる。
【0059】
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態に係る金属配線の形成方法について図面を参照しながら説明する。
【0060】
第2の実施形態で示した2段階のレジストアッシングを行なった場合であっても、図2(c)に示す状態で、前述の金属配線酸化防止処理を施すことなく半導体基板11を収納するカセットケース等に入れて密封し保管すると、クリーンルーム環境下、例えば気温が23℃程度で湿度が50%程度であれば、3時間程度で腐食が発生する。これは、図7に示したように、半導体基板11の残留フッ素量が1ウエハ当たり50μg程度あり、残留フッ素を完全には除去できていないからである。
【0061】
確かに、レジストアッシング工程に続いて、半導体基板11に連続した気流を当てながら該半導体基板11を保管することにより、銅配線13の腐食又は異常酸化を防止することはできる。しかしながら、装置の関係により、次のプロセスに移行するまでの間に乾燥気流を当てながら保管することが困難な又は不可能な場合もある。
【0062】
そこで、本実施形態は、2段階のレジストアッシング工程の後に、半導体基板11の上面を大量の純水等で洗浄する洗浄工程と、その後の乾燥処理を行なう乾燥工程とを設ける構成とする。
【0063】
図7は本実施形態に係る一連の工程における半導体基板11上の残留フッ素量をイオンクロマトグラフィ法により測定した結果を示している。図7に示すように、洗浄工程及び乾燥工程を経た後の半導体基板11上の残留フッ素量は1ウエハ当たり10μgとなっている。
【0064】
このように、本実施形態によると、半導体基板11上の残留フッ素を大幅に低減できるため、次工程までの待ち時間が長くなっても、銅配線13に腐食又は異常酸化が生じなくなる。
【0065】
なお、図2(c)に示す状態で半導体基板11を長時間放置すると、露出部分には自然酸化膜が形成される。ただし、この自然酸化膜は容易に除去できるため、本質的な問題とならないことは言うまでもない。
【0066】
(第5の実施形態)
以下、本発明の第5の実施形態に係る金属配線の形成方法について図面を参照しながら説明する。
【0067】
図8(a)〜図8(d)は本実施形態に係る金属配線の形成方法における工程順の断面構成を示している。本実施形態において、銅配線上に形成される絶縁膜がエッチング停止膜と層間絶縁膜とから構成されている。
【0068】
まず、図8(a)に示す絶縁膜形成工程において、例えば、シリコンからなる半導体基板21上に、酸化シリコンからなり上部に凹部を有する下部絶縁膜22を形成した後、該凹部に配線材料を充填して銅配線23を形成する。続いて、下部絶縁膜22及び銅配線23上に全面にわたって、第1の絶縁膜としての窒化シリコンからなるエッチング停止膜24及び第2の絶縁膜としての酸化シリコンからなる上部絶縁膜25を形成する。続いて、絶縁膜パターニング工程において、上部絶縁膜25における銅配線23の上方に開口部を有するレジストパターン(図示せず)を形成する。このレジストパターンをマスクとし且つエッチング停止膜をエッチングストッパとし、例えば、CF4 ガスによるプラズマドライエッチング法を用いて上部絶縁膜25に対してエッチングを行なうことにより、上部絶縁膜25に銅配線23の上側に位置するエッチング停止膜24を露出する開口部25aを形成する。
【0069】
次に、図8(b)に示す金属配線露出工程において、ライナーエッチングによりエッチング停止膜24における開口部25aの露出部分を除去することによりエッチング停止膜24に銅配線23を露出する開口部25bを形成する。このとき、開口部25bの壁面等に堆積物26が付着する。
【0070】
次に、図8(b)に示すレジストアッシング工程において、レジストパターン及び堆積物26を除去するためのアッシングを行なう。ここで、前述の各実施形態に示した発明を適用することが可能である。すなわち、基板温度を120℃以下に保持しつつアッシングを行なう。
【0071】
さらに、必要に応じて第2の実施形態のようにアッシング工程を酸素にフッ素を添加した反応性ガスによる第1のアッシング工程及び該第1のアッシング工程に続けて、酸素のみの反応性ガスによる第2のアッシング工程を行なう2段階とするとよい。これにより、開口部25bの壁面等に付着した堆積物26が除去された開口部24aを得ることができる。
【0072】
また、銅配線23が露出する時間が長い場合には、半導体基板21に乾燥した空気からなる気流を当てることにより、銅配線23の露出部分の酸化を抑制することができる。
【0073】
次に、図8(d)に示すように、上部絶縁膜25上に、開口部24aが充填されるように上層配線27を形成する。以後、必要に応じて次の配線層又はパッシベーション膜等を形成する。
【0074】
【発明の効果】
本発明に係る金属配線の形成方法によると、基板温度を約120℃以下に保持するアッシングによりレジストパターンを除去するため、金属配線の露出部分の酸化が抑制されるので、コンタクト抵抗や配線抵抗の上昇を抑えることができる。
【0075】
また、本発明の金属配線の形成方法において、アッシング工程が、プラズマアッシングであって、さらに、酸素とフッ素とを含む反応性ガスを用いてアッシングを行なう第1のアッシング工程と、第1のアッシング工程の後に、酸素を含み且つフッ素を含まない反応性ガスを用いてアッシングを行なう第2のアッシング工程とを含むと、第1のアッシング工程においては、反応性ガスに反応性が高いフッ素を含むため、堆積物を効率良く除去できる。第2のアッシング工程においては、反応性ガスにフッ素が含まれないため、金属配線の露出部分やアッシング室にフッ素が残留しなくなり、金属配線の酸化や腐食が防止される。
【0076】
また、本発明の金属配線の形成方法が、金属配線露出工程とレジストアッシング工程との間、又はレジストアッシング工程から次工程に移行するまでの間に、金属配線の露出部分を乾燥した気流にさらす金属配線酸化防止工程をさらに備えていると、残留フッ素が大気中の水分と結合することがなく、金属配線の露出部分の腐食や異常酸化を防止することができる。
【0077】
また、本発明の金属配線の形成方法が、レジストアッシング工程の後に、金属配線が形成された基板を親水性の液体により洗浄する洗浄工程と、洗浄した基板を乾燥する乾燥工程とをさらに備えていると、半導体基板に残留するフッ素が除去され、金属配線の露出部分の腐食又は異常酸化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る金属配線の形成方法におけるレジストアッシング時の半導体基板温度と酸化による銅配線の膜減り量との相関関係を示すグラフである。
(b)は本発明に係る金属配線の形成方法におけるレジストアッシング時の半導体基板温度と配線抵抗の上昇率との相関関係を示すグラフである。
【図2】(a)〜(d)は本発明の第1の実施形態に係る金属配線の形成方法を示す工程順の構成断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る金属配線の形成方法における酸素に対するCF4 の流量比とレジストアッシング速度との関係を示すグラフである。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る金属配線の形成方法における酸素に対するCF4 の流量比とシリコン酸化膜のエッチング速度との関係を示すグラフである。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る金属配線の形成方法における酸素に対するCF4 の流量比と、シリコン酸化膜のエッチング速度に対するレジストアッシング速度比との関係を示すグラフである。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る金属配線の形成方法における、工程ごとの半導体基板上の残留フッ素量を示したフローチャート図である。
【図7】本発明の第4の実施形態に係る金属配線の形成方法における、工程ごとの半導体基板上の残留フッ素量を示したフローチャート図である。
【図8】(a)〜(d)は本発明の第5の実施形態に係る金属配線の形成方法を示す工程順の構成断面図である。
【図9】(a)〜(d)は従来の金属配線の形成方法を示す工程順の構成断面図である。
【符号の説明】
11 半導体基板
12 絶縁膜
12a 開口部
13 銅配線(金属配線)
14 レジストパターン
14a 開口部
14b 開口部
15 堆積物
16 上層配線
21 半導体基板
22 下部絶縁膜
23 銅配線(金属配線)
24 エッチング停止膜(第1の絶縁膜)
24a
25 上部絶縁膜(第2の絶縁膜)
25a 開口部
25b 開口部
26 堆積物
27 上層配線

Claims (4)

  1. 基板上に銅を含む金属配線を形成する金属配線形成工程と、
    前記基板上に前記金属配線を覆う絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、
    前記絶縁膜上に、前記金属配線の上方の領域に開口部を有するレジストパターンを形成し、形成した前記レジストパターンをマスクとして、前記絶縁膜に対してフッ素を含むガスを用いてドライエッチングを行なうことにより、前記開口部に前記金属配線を露出させる金属配線露出工程と、
    基板温度を120℃以下に保持するプラズマアッシングにより前記レジストパターンを除去するプラズマアッシング工程と
    前記プラズマアッシング工程よりも後に、
    前記金属配線が形成された前記基板を親水性の液体により洗浄する洗浄工程と、
    前記レジストアッシング工程から前記洗浄工程に移行するまでの間に、前記金属配線の露出部分を乾燥した気流にさらすことにより、前記露出部分の酸化を防止する金属配線酸化防止工程とを備え
    前記プラズマアッシング工程は、
    酸素とフッ素とを含む反応性ガスを用いてアッシングを行なう第1のアッシング工程と、
    前記第1のアッシング工程の後に、酸素を含み且つフッ素を含まない反応性ガスを用いてアッシングを行なう第2のアッシング工程とを含むことを特徴とする金属配線の形成方法。
  2. 基板上に銅を含む金属配線を形成する金属配線形成工程と、
    前記基板上に、前記金属配線を覆う第1の絶縁膜及び該第1の絶縁膜を覆う第2の絶縁膜を順次形成する絶縁膜形成工程と、
    前記第2の絶縁膜上に、前記金属配線の上方の領域に第1の開口部を有するレジストパターンを形成し、形成した前記レジストパターンをマスクとし且つ前記第1の絶縁膜をエッチング停止膜として、前記第2の絶縁膜に対してフッ素を含むガスを用いてドライエッチングを行なうことにより、前記第2の絶縁膜における前記金属配線の上方の領域に前記第1の絶縁膜を露出する第2の開口部を形成する絶縁膜パターニング工程と、
    前記レジストパターンをマスクとして、前記第2の開口部に露出する前記第1の絶縁膜を除去することにより、前記第2の開口部に前記金属配線を露出させる金属配線露出工程と、
    基板温度を120℃以下に保持するプラズマアッシングにより前記レジストパターンを除去するプラズマアッシング工程と
    前記プラズマアッシング工程よりも後に、
    前記金属配線が形成された前記基板を親水性の液体により洗浄する洗浄工程と、
    前記レジストアッシング工程から前記洗浄工程に移行するまでの間に、前記金属配線の露出部分を乾燥した気流にさらすことにより、前記露出部分の酸化を防止する金属配線酸化防止工程とを備え
    前記プラズマアッシング工程は、
    酸素とフッ素とを含む反応性ガスを用いてアッシングを行なう第1のアッシング工程と、
    前記第1のアッシング工程の後に、酸素を含み且つフッ素を含まない反応性ガスを用いてアッシングを行なう第2のアッシング工程とを含むことを特徴とする金属配線の形成方法。
  3. 前記フッ素を含む反応性ガスは、CF4、NF3、CHF3、C58及びC36のうちの少なくとも1つからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の金属配線の形成方法。
  4. 前記第1のアッシング工程における酸素に対するCF4の流量比は、1.0%以下であることを特徴とする請求項に記載の金属配線の形成方法。
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