JP4556448B2 - クリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置で用いられるクリーニング装置に係り、特に、中間転写体や記録材搬送体等の像搬送体上に残留するトナーを清掃するクリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置の改良に関する。
電子写真方式を利用したプリンタ、複写機等の画像形成装置として、中間転写方式を採用した画像形成装置を例に挙げると、例えば感光体ドラムの周囲に帯電、露光、現像、転写及びクリーニングの各電子写真デバイスを配設する一方、前記感光体ドラムの転写バイアス配設部位には中間転写ベルトを対向配置し、前記感光体ドラム上にトナー像を形成した後、感光体ドラムと中間転写ベルトとの間の一次転写位置にて静電的作用により中間転写ベルトにトナー像を一次転写し、しかる後、二次転写位置にて、記録材へ中間転写ベルト上のトナー像を二次転写して、静電的作用により記録材上に画像を形成するようにしたものがある。
中間転写方式では、中間転写ベルトから記録材にトナー像を転写する際には、中間転写ベルト上のトナーが全て記録材へと転写されるわけではなく、その一部が中間転写ベルト上に残留する。
そこで、二次転写位置よりも中間転写ベルト進行方向下流側に、中間転写ベルト上に残留したトナーを取り除くためのクリーニング装置が設けられている。このクリーニング装置には、中間転写ベルト上の残留トナーを掻き取るために、クリーニングのタイミングに合わせてクリーニング部材を接離するようにしたものが用いられる。
ここで、クリーニング装置を大別すると、機械的に残留トナーを掻き取る機械式と、静電吸着など電気的に残留トナーを清掃する電気式とがある。
電気式は、機械式に比べ、クリーニング部材の摩擦による摩耗が少ないことが知られており、クリーニング部材の耐久性維持に関しては、機械式に比べ有利であることから最近多く使われている。
従来における電気式のクリーニング装置には、大別して回収方式(例えば特許文献1〜3参照)と逆帯電方式(例えば特許文献4,5参照)とが知られている。
回収方式は、クリーニング部材にトナー極性と異なる極性の回収用バイアスを印加し、クリーニング部材に残留トナーを静電吸着させて回収するようにしたものである。
一方、逆帯電方式は、例えばクリーニング部材にトナー極性と異なる極性の逆帯電用バイアスを印加することで中間転写ベルト上の残留トナーを逆帯電させ、一次転写時に感光体ドラム側へ逆転写した後、感光体ドラム側のクリーニング装置にて回収するようにしたものである。
特開平9−90840号公報(発明の実施の形態の欄、図1) 特開2000−338793号公報(第1実施例の欄、図1、図2) 特開平6−161288号公報(実施例の欄、図1) 特開平9−44007号公報(発明の実施の形態の欄、図1) 特開平9−50198号公報(発明の実施の形態の欄、図1)
しかしながら、前者の回収方式うち、単体のクリーニング部材を用いて単純に回収する方式(例えば特許文献1,2参照)にあっては、残留トナーに両極性のトナーが混在している場合、クリーニング部材の帯電極性と同一極性のトナーについてはそもそも静電吸着できない。更に、クリーニング部材に回収用バイアスを印加した場合には、残留トナー回収時に静電吸着作用が生ずるほか、前記トナーに対して電荷を与えるという作用が発現してしまうため、クリーニング部材のニップ域にて静電吸着が完全には行えず、クリーニング部材に回収できないトナーが存在する虞れがある。
このような状況では、回収されなかった残留トナーが次の画像形成サイクル時に混入し、混色や像抜けなどの画質不良が発生する懸念がある。
このような方式において、クリーニング部材による回収性能を向上させるために、クリーニング部材と中間転写ベルトとの間に速度差を与えたり、中間転写ベルトの移動方向と逆方向にクリーニング部材を回転させたりする方式(例えば特許文献2参照)が提案されているが、二次的作用として中間転写ベルトに対する負荷が増すことで、例えば中間転写ベルトとして弾性ベルトを用いるような場合には、ベルトの伸縮によって転写時に色ずれが起こったり、クリーニング部材とベルトとの間の摩擦力が増加する分、摩耗によるクリーニング部材やベルトの耐久性の低下が起こる懸念があり、弾性ベルトに対するクリーニング装置としては好ましくない。
更に、クリーニング部材による回収性能を向上させるために、プラス極性、マイナス極性に帯電した2つのクリーニング部材を用いて両極性の残留トナーを回収しようとする二段回収方式(例えば特許文献3参照)も提案されている。
しかしながら、この態様にあっては、正負のバイアス電源を用いなければならないため、装置構成が複雑化してしまう。
また、回収用バイアスを高く設定すると、クリーニング部材と中間転写ベルトとの間で放電が生じてしまうことから、トナーに対して電荷を与える作用が発現し易い。このため、回収用バイアスを十分に高く設定することができず、各クリーニング部材にて残留トナーを完全に回収するのは極めて困難である。
このような状況では、逆帯電されなかったトナーが次の画像形成サイクル時に混入し、混色や像抜けなどの画質不良が発生する懸念がある。
これに対し、後者の逆帯電方式にあっては、クリーニング部材に逆帯電用バイアスを印加し、クリーニング部材と中間転写ベルトとの間で放電を生じさせ、残留トナーを逆帯電させるため、逆帯電用バイアスとしては十分に高い電圧を使用することができる。
ところが、単に逆帯電用バイアスを高く設定したとしても、クリーニング部材の構成を最適化しない限り、クリーニング部材による逆帯電性能を直ちに向上させることはできず、残留トナーを完全に逆帯電させることは困難である。
そこで、この種の逆帯電方式においては、クリーニング部材による逆帯電性能を向上させるために、クリーニング部材を如何に構成するかが大きな技術的課題になっている。
現に、特許文献2には、厚さ8μmの高抵抗層(アルマイト層)が形成されたクリーニング部材(クリーナローラ)が開示されているが、これは、「150V〜400Vの回収用バイアスを印加する」という使用条件下にて残留トナーを回収するという回収方式で使用されるものであるため、これを逆帯電方式にて使用しようとしても、そもそも高抵抗層が8μm程度の薄層であることから、1000V程度の逆帯電用バイアスに対して十分な耐圧が得られず、逆帯電方式にそのまま適用できるものではない。
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、逆帯電方式を前提とし、クリーニング部材の構成を工夫することで、クリーニング部材による逆帯電性能を向上させることを可能としたクリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置を提供するものである。
すなわち、本発明の基本的構成は、図1(a)に示すように、像搬送体1上に残留したトナーTを清掃するクリーニング装置10において、ベルト状部材からなる像搬送体1と当該像搬送体1が直線状に移動する平面部にて接触する回転可能なクリーニング部材2と、このクリーニング部材2と像搬送体1を挟んで対向配置されるバックアップ電極5と、前記クリーニング部材2にトナー本来の極性と異なる極性で且つ放電可能な1000V以上の高電圧バイアスを印加するバイアス印加手段3とを備え、前記クリーニング部材2には、体積抵抗率が10logΩ・cm以上で且つ層厚が0.1mmより大きく0.5mm以下の高抵抗層2aと、この高抵抗層2aの内側に設けられ且つ体積抵抗率がlogΩ・cm未満である内部部材2bとを具備させたことを特徴とする。
このような技術的手段において、像搬送体1は、直接的にトナー像を担持する態様(中間転写体)と、記録材を介して間接的にトナー像を担持する態様(記録材搬送体)とのいずれをも含み、弾性状、剛性状のいずれであっても差し支えない
また、クリーニング部材2としては、回転可能であれば、ロール状、ベルト状、ブラシ状など適宜選定して差し支えないが、帯電性能を維持させる観点からロール状であることが好ましい。
更に、バイアス印加手段3は、トナー本来の極性と逆極性をトナーに与えることが可能であれば、直流バイアスのみ、あるいは、交流バイアスが重畳された直流バイアスを印加する等適宜選定して差し支えない。
また、クリーニング部材2の構成要素としては、高抵抗層2aと内部部材2bとを備えていればよい。
ここで、高抵抗層2aは像搬送体1と接触する部位に設けられていればよく、内部部材2bは高抵抗層2aの内部に設けられた部材全体を指し、コア単体であってもよいし、コア上に一若しくは複数の内層を備えたものであってもよい。
特に、本発明にあっては、高抵抗層2aは、体積抵抗率及び層厚が所定範囲に設定されることが必要である。
具体的には、高抵抗層2aの体積抵抗率は10logΩ・cm以上であることが必要である。これは、バイアス印加手段3による高電圧バイアス印加時の耐圧を満たすための要件であり、体積抵抗率が10logΩ・cm未満であると、例えば1000V以上の高電圧バイアスの印加条件に耐えられないことによる。
また、高抵抗層2aの層厚は0.1mmより大きく0.5mm以下であることが必要である。層厚の下限は、仮に0.1mm以下であると、バイアス印加手段3による高電圧バイアス印加時に高抵抗層2aがリークする虞れがあることに基づく。一方、層厚の上限は、仮に0.5mmを超えると、残留トナーの極性を反転させる上で十分な放電量を確保することが困難になることによる。
更に、内部部材2bは体積抵抗率が10logΩ・cm未満であることを要する。これは、内部部材2bの体積抵抗率が10logΩ・cm以上あると、実質的に高抵抗層2aの層厚が厚くなる状態に相当し、残留トナーの極性を反転させる上で十分な放電量を確保することが困難になることによる。
特に、残留トナーの極性を反転させる上で十分な放電量を安定的に確保するには、内部部材2bの体積抵抗率は高抵抗層2aのそれより6桁以上低く設定されることが好ましい。
また、このクリーニング部材2のクリーニング性能を安定的に維持するためには、静電吸着したトナーをリフレッシュするためのリフレッシュ部材4を備えることが好ましい。
このリフレッシュ部材4はスクレーパ、ブレードなどの板状部材であってもよいし、ロール、ベルト、ブラシなどの回転部材であってもよく、適宜選定して差し支えないが、掻き取り効果とクリーニング装置の小型化という観点からは、板状部材が好ましく、コスト的には金属製スクレーパを用いるとよい。
更に、図1(a)に示すように、像搬送体1を挟んでクリーニング部材2(例えばクリーニングロール)に対向する部位にはバックアップ電極5(例えばバックアップロール)を配設している
このような態様において、特に、本発明では、十分な放電量を安定的に確保するためには、クリーニング部材2の軸中心位置がバックアップ電極5に面した範囲で、バックアップ電極5に対してクリーニング部材2を像搬送体1の移動方向下流側にオフセット配置している
このようなオフセット配置により、クリーニング部材2と像搬送体1との間のニップ域から離れようとするポストニップ域では、両者(クリーニング部材2,像搬送体1)の剥離による放電効果と、オフセット配置による電界作用領域の拡大とにより、放電量が増加し、その分、クリーニング部材2による逆帯電処理がより安定的に行われる。
更に、本発明はクリーニング装置に限られるものではなく、これを用いた画像形成装置をも対象とする。
この場合、本発明は、図1(b)に示すように、トナー像を担持する像担持体7と、像担持体7から転写されたトナー像を搬送する像搬送体1と、像担持体7上のトナー像を像搬送体1側に転写する転写手段8と、像担持体7上に残留するトナー(図示せず)を清掃する像担持体側クリーニング装置9と、像搬送体1上に残留したトナーTを清掃する像搬送体側クリーニング装置10とを備え、像搬送体側クリーニング装置10として、上述したようなクリーニング装置を用いたことを特徴とするものである。
このような画像形成装置によれば、像搬送体側クリーニング装置10にて像搬送体1上の残留トナーの極性を反転し、転写手段8にて像搬送体1上の極性反転された残留トナーを像担持体7側に逆転写させ、像担持体側クリーニング装置9にて像担持体7に転移した残留トナーを清掃するようにすればよい。尚、装置構成の簡略化という観点からすれば、像担持体側クリーニング装置9を回収部として利用する態様が好ましいが、別途回収部を備えてもよい。
このような技術的手段において、像搬送体1としては、図1(b)に示すように、像担持体7上のトナー像を直接的に担持して記録材Pに転写する中間転写体であってもよいし、像担持体7上のトナー像が担持可能な記録材を搬送する記録材搬送体であってもよい。また、像搬送体1は複数の張架部材11にて張架されるものであればよい。更に、中間転写方式の画像形成装置にあっては、像搬送体1(中間転写体に相当)上のトナー像を記録材Pに一括転写するための一括転写手段12を設けることが必要である。更にまた、像搬送体1は像担持体7とは別に独立に駆動されてもよいが、像搬送体1は像担持体7により従動する態様であってもよい。
また、本発明にあっては、クリーニング部材2が像搬送体1と同一方向で且つ等速の回転であっても十分なクリーニング性能が得られるため、像搬送体1として、モーションクオリティ(MOTION QUALITY)に敏感な弾性ベルトを用いた画像形成装置であっても、クリーニング装置として有効に利用することが可能である。
本発明に係るクリーニング装置によれば、クリーニング部材の構成(所定の高抵抗層+内部部材)並びに配置を工夫し、このクリーニング部材に1000V以上の逆帯電用バイアスを印加するようにしたので、クリーニング部材による逆帯電作用として、リークの発生を起こすことなく、安定した放電状態を維持することができ、これに伴って、クリーニング部材通過時に像搬送体上に残留するトナーを確実に逆帯電させることができる。
この場合、逆帯電用バイアスは回収用バイアスとしても作用するため、極性反転しなかった残留トナーをクリーニング部材側に静電吸着することが可能になり、極性反転しないトナーがクリーニング部材を通過し、次の画像形成サイクルにて画質不良の要因になる懸念は有効に回避される。
よって、逆帯電方式のクリーニング装置において、クリーニング部材による逆帯電性能を大幅に向上させることができる。
また、このようなクリーニング装置を用いた画像形成装置によれば、クリーニング性能の良好な画像形成装置を簡単に構築することができる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図2は本発明の基本的構成が適用された画像形成装置の実施の形態1の全体構成を示す概略構成図であり、同図において、画像形成装置は、感光体ドラム20と、感光体ドラム20上のトナー像を一次転写する一次転写装置31と、感光体ドラム20上のトナー像を一次転写される中間転写ベルト30と、中間転写ベルト30上のトナー像を記録材51に二次転写する二次転写装置32と、この中間転写ベルト30上の残留トナー50aを清掃するクリーニング装置40とを有する。
本実施の形態において、感光体ドラム20は光の照射によって抵抗値が低下する感光層を備えたものであり、この感光体ドラム20の周囲には、感光体ドラム20を帯電する帯電装置21と、帯電された感光体ドラム20上に各色成分(本例ではイエロ(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K))の静電潜像を書き込む露光装置22と、感光体ドラム20上に形成された各色成分潜像を各色成分トナーにて可視像化するロータリ型現像装置23と、感光体ドラム20上に残留したトナー(図示せず)を清掃するクリーニング装置24とが配設されている。
ここで、帯電装置21としては、例えば帯電ロールが用いられるが、コロトロン等の帯電器を用いてもよい。
また、露光装置22は感光体ドラム20上に光によって像を書き込めるものであればよく、本実施の形態では、例えばLEDを用いたプリントヘッドが用いられるが、これに限られるものではなく、ELを用いたプリントヘッドでも、レーザースキャナなど適宜選定して差し支えない。
更に、ロータリ型現像装置23は各色成分トナーが収容された現像器23a〜23dを回転可能に搭載したものであり、例えば感光体ドラム20上で露光によって電位が変化した部分に各色成分トナーを付着させるものであれば適宜選定して差し支えない。また、使用するトナーも形状、粒径など特に制限はなく、現像装置を順に並べ、感光体ドラム20上の静電潜像上に各色成分トナーを順に付着させるような態様にしてもよい。
そして更に、クリーニング装置24は感光体ドラム20上の残留トナーを清掃可能なものであればよく、クリーニング部材には、ブレード、スクレーパなどの板状部材やロール、ブラシなどの回転部材を適宜選定して差し支えない。
また、中間転写ベルト30は、複数の張架ロール33〜35に掛け渡されており、ロータリ型現像装置23とクリーニング装置24との間に位置する感光体ドラム20面に沿う形で所定の接触領域だけ密着配置されている。
ここで、この中間転写ベルト30と感光体ドラム20とは夫々別駆動系で駆動されていてもよいが、本実施の形態では、中間転写ベルト30が後述するように弾性ベルトであり、しかも、感光体ドラム20面に沿って接触配置されていることから、中間転写ベルト30は、例えば感光体ドラム20を駆動源として従動回転するようになっている。
そして、中間転写ベルト30が感光体ドラム20に密着した接触領域の一部には中間転写ベルト30の裏側から一次転写装置としての一次転写ロール31が接触配置されており、所定の一次転写バイアスが印加されている。
更に、中間転写ベルト30の張架ロール34に対向した部位には、二次転写装置としての二次転写ロール32が張架ロール34をバックアップロールとして対向配置されており、例えば二次転写ロール32に所定の二次転写バイアスが印加され、バックアップロールを兼用する張架ロール34が設置されている。
加えて、中間転写ベルト30の二次転写部位下流側で且つ一次転写部位上流側にはクリーニング装置40が配設されている。
また、用紙などの記録材51は図示外の供給トレイ等に収容されており、図示外のピックアップロールにて供給された後、二次転写部位に導かれ、図示外の定着装置を介して排出されるようになっている。
本実施の形態において、中間転写ベルト30としては、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリプロピレン等の合成樹脂又は各種ゴムに、カーボンブラック等の導電剤を適当量含有させたものが使用されるが、本実施の形態では弾性ベルトが用いられている。
この中間転写ベルト30としては導電性弾性層の主基材として、シリコーンゴム、NBR、H−NBR、CR、EPDM、ウレタンゴム等が用いられ、導電性保護層の材料は、摩擦抵抗の低減、電気特性の環境に対する安定性、表面粗さ低減による残留トナークリーニング性能の向上といった目的を達成できるものであれば、特に限定されないが、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルの共重合体(PFA)、PVDFなどのフッ素樹脂系ポリマーを、アルコール可溶性ナイロン系、シリコーン樹脂系、シランカプラー、ウレタン樹脂系のエマルジョンや有機溶媒に、溶解・分散した塗料を使用することができる。これらの保護層は、上記の塗料をディップコート、スプレーコート、静電塗装、ロールコートなどにより設けることができる。更に、保護層に表面処理または研磨を施すことにより離型性、導電性、耐摩耗性、表面クリーニング性等を改善することができる。
また、本実施の形態において、二次転写ロール32及びクリーニング装置40は中間転写ベルト30と接離可能に配設されており、カラー画像が形成される場合には、最終色の未定着トナー像が中間転写ベルト30上に一次転写されるまで、少なくともクリーニング装置40は中間転写ベルト30から離間している。
本実施の形態では、二次転写装置として二次転写ロール32を用いているが、二次転写バイアスを印加することが可能であればよく、転写ロールに限定するものではないが、記録材51の搬送ロールを兼ねているので、ロール状であることが好ましい。
また、二次転写ロール32は、カーボンを分散したウレタンゴムのチューブからなる表面層と、カーボンを分散した発泡ウレタンゴムからなる内部層とを備えており、この二次転写ロール32の表面には、フッ素コートが施されている。
一方、バックアップロール(張架ロール)34はカーボンを分散したEPDMとNBRのブレンドゴムのチューブからなる表面層と、EPDMのゴムからなる内部層とを備えている。
更に、本実施の形態におけるクリーニング装置40の詳細を図3(a)(b)に示して説明する。
本実施の形態におけるクリーニング装置40は、中間転写ベルト30の平面部に対向して配設されており、クリーニング部材としてのクリーニングロール41と、放電可能な程の高電圧バイアス(例えば1000V以上)が印加されるバイアス電源42と、クリーニングロール41をリフレッシュするためのリフレッシュ部材としてのスクレーパ43と、中間転写ベルト30を挟んで、クリーニングロール41に対向する位置にバックアップ電極としてのバックアップロール45とを備えており、バックアップロール45は接地されている。
尚、符号44はクリーニングロール41及びスクレーパ43を収納し且つスクレーパ43にて掻き取った残留トナーを蓄積可能なクリーニングケースである。また、バイアス電源42としては、直流バイアスのみ、あるいは、交流バイアスが重畳された直流バイアスのいずれかを印加するようにしてもよい。更に、バックアップロール45としてはクリーニングロール41に対向配置されるものであればよく、クリーニングロール41を張架ロールに対向配置する態様にあっては、張架ロールをバックアップロールとして兼用するようにしても差し支えない。
ここで、クリーニングロール41は、中間転写ベルト30に接触する部位に設けられる高抵抗層41Rと、高抵抗層41Rの内部に設けられる内部部材としてのロール本体41Cとを有し、スクレーパ43に接触配置されている。
そして、バックアップロール45の中心と、クリーニングロール41の中心とを通る直線Lは、中間転写ベルト30搬送方向に対して垂直方向に位置している。
特に、本実施の形態では、高抵抗層41Rは、体積抵抗率が10logΩ・cm以上であり、その層厚は0.1mmより大きく0.5mm以下に設定されている。
この高抵抗層41Rには例えばポリイミド樹脂が用いられるが、これに限定されるものではなく、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリプロピレン等の各種合成樹脂を用いてよい。
一方、ロール本体41Cとしては、例えばアルミニウムが用いられるが、必ずしも金属である必要はなく、適宜選定して差し支えない。但し、ロール本体41Cの体積抵抗率は10logΩ・cm未満であることが必要であり、より好ましくは、高抵抗層41Rに比べて6桁以上小さく設定されることが放電効果を大きくする上で好ましい。
更に、高抵抗層41Rの製造例については、ロール本体41Cに高抵抗被膜を塗布したり、あるいは、ロール本体41Cに高抵抗素材からなる熱収縮チューブを装着するようにする等適宜選定して差し支えない。
また、本実施の形態では、スクレーパ43は、ステンレス製の薄板を用いており、剛性の点から、金属(鋼、銅合金、SUS等)が望ましいが、これに制限するものではなく、金属製のスクレーパ43に代えてプラスチックスやゴム等のブレードを用いてもよい。
更に、このスクレーパ43の食い込み量、設定角度(クリーニングロール41に対しての傾斜姿勢角度)などについては、クリーニングロール41の回転速度やクリーニング性能に影響とならない範囲であれば適宜選定して差し支えない。
更にまた、スクレーパ43にバイアスを印加してもよく、印加するバイアス電源については直流、交流、適宜選定してよい。
また、本実施の形態におけるバックアップロール45としては、例えば金属製のアルミニウムが用いられており、導電性の観点から金属製であることが望ましいが、これに制限するものではなく、導電性プラスチックスなどを用いても差し支えない。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の動作について説明する。
本実施の形態に係る画像形成装置において、感光体ドラム20上に各色成分トナー像が順次形成され、一次転写位置にて中間転写ベルト30に順次転写した後、二次転写位置にて記録材51に一括転写される。
このような作像過程において、中間転写ベルト30上に残留したトナー50aは、クリーニング装置40でバイアス電源42により、逆極性を与えられた残留トナー50bはクリーニング装置40を通過後、一次転写位置にて感光体ドラム20に逆転写され、感光体20ドラム側のクリーニング装置24にて除去・回収される。
また、バイアス印加により極性反転しなかった残留トナー50cはクリーニング装置40を通過することはなく、クリーニングロール41によって静電吸着されて回収される。
ここで、本実施の形態の特徴であるクリーニング装置40の特徴を図3(a)(b)を基に詳細に説明する。
本実施の形態において、中間転写ベルト30上に残留したトナー50aが、クリーニングロール41に印加されたバイアスにより、クリーニングロール41と中間転写ベルト30との間のニップ域前後のプレニップ域M,ポストニップ域Nで放電が起こり、残留トナー50aは負極性から逆極性(正極性)に帯電され、逆極性帯電された残留トナー50bは中間転写ベルト30上を搬送される。
このとき、プレニップ域M,ポストニップ域Nにて放電が発生する要因は、ニップ域前後で微小空隙部が存在し、この微小空隙部にて高電圧により空気の絶縁破壊が起こることによるものである。
そして、プレニップ域M、ポストニップ域Nでの放電量に着目してみると、中間転写ベルト30とクリーニングロール41とはプレニップ域Mでくっつき始め、ポストニップ域Nで離れるという挙動を示すが、ポストニップ域Nにて両者が離れるとき、中間転写ベルト30とクリーニングロール41との間で剥離放電が起こることから、ポストニップ域Nの方がプレニップ域Mよりも放電が起こり易い。よって、プレニップ域Mに比べてポストニップ域Nの方が放電量が多く得られる。
また、極性反転しなかった残留トナー50cは、バイアス印加による静電吸着力によってクリーニングロール41に付着する。
更に、スクレーパ43は、クリーニングロール41に付着した残留トナー50cを掻き取ってリフレッシュし、クリーニングロール41の放電状態と静電吸着力とを常に最適な状態に保つことができる。
更に、スクレーパ43により掻き取られた残留トナー50cは、クリーニングケース44内に蓄積され、再び外部に出ることがないように処理される。
以上の処理により、クリーニング装置40は、クリーニングロール41を通過する残留トナー50bの極性を完全に反転させた状態で、中間転写ベルト30の下流側に極性反転した残留トナー50bを搬送する。
このように、クリーニング装置40を通過した残留トナー50bは、次の画像形成サイクルで行われる一次転写時に、当該一次転写部位にて感光体ドラム20に逆転写され、感光体ドラム20側のクリーニング装置24にて回収される。
また、本実施の形態では、中間転写ベルト30に弾性ベルトを用いているが、弾性ベルトは剛性ベルトに比べてベルトの伸縮が起こり易いため、中間転写ベルト30とクリーニング装置40との移動速度(回転速度)や移動方向(回転方向)が異なると、ベルトの伸縮が起こり易く、一次転写時に色ずれが起こる懸念がある。
しかしながら、本実施の形態のクリーニング装置40を用いるようにすれば、中間転写ベルト30と等速で且つ同一の移動方向であっても十分なクリーニング性能を得ることができる。
ゆえに、モーションクオリティ(MOTION QUALITY)に敏感な弾性ベルトに対して本実施の形態に係るクリーニング装置40を用いたとしても、ベルトの伸縮による色ずれを起こさずに良好な条件でクリーニング処理が行われる。
◎実施の形態2
図4(a)(b)は本発明に係るクリーニング装置の実施の形態2の要部を示す説明図である。
同図において、本実施の形態に係るクリーニング装置40の基本構成は実施の形態1と同様であるが、クリーニングロール41とバックアップロール45との位置関係が実施の形態1と異なる。尚、実施の形態1と同様な構成要素については実施の形態1と同様の符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
すなわち、本実施の形態において、実施の形態1の位置関係にあるクリーニングロール41とバックアップロール45との中心を通る直線をL(図3参照)、中間転写ベルト30の進行方向下流側に直線Lを間隔dだけ平行移動した直線をL’とすると、クリーニングロール41は、直線L’上に中心が位置するように間隔dだけ平行移動した位置に、バックアップロール45に対して中間転写ベルト30の進行方向下流側にオフセット配置されている。
このようなオフセット配置により、クリーニングロール41と中間転写ベルト30との間のニップ域前後のプレニップ域M’,ポストニップ域N’での放電量は、実施の形態1(プレニップ域M,ポストニップ域Nでの放電量:図3参照)に比べて増加する。
このようなオフセット配置が放電量を確保する上で有効な理由は、ポストニップ域N’はプレニップ域M’に比べて剥離放電による放電量増加領域であり、しかも、後述するように、オフセット配置によりポストニップ域N’での電界強度の増加により、全体としての放電量が増加することによる。
ここで、オフセット配置によりポストニップ域N’での電界強度が増加する理由を説明すると、非オフセット配置モデルである実施の形態1におけるクリーニングロール41表面からバックアップロール45表面までの抵抗値をR1(図3(b)参照)、オフセット配置モデルである実施の形態2の同様な抵抗値をR2(図4(b)参照)とした場合、R2の方がR1成分に加えてオフセット間隔dに相当する分だけ表面抵抗などの抵抗成分が大きいため、「R1<R2」が成り立つ。
このとき、クリーニングロール41の表面電位は、バックアップロール45との間の抵抗成分とクリーニングロール41の高抵抗層41Rとの案分によって決まるため、クリーニングロール41の表面電位はオフセット配置の方が高く、その分、ポストニップ域N’における電界強度が増加する。
つまり、プレニップ域M’ではバックアップロール45によって中間転写ベルト30のベルト電位が制限(バックアップロール45と略同じ)されるが、ポストニップ域N’では中間転写ベルト30がバックアップロール45から離間していることから、その離間に伴う抵抗分だけ高電位になり得ることになり、放電し易い。
また、オフセット間隔dは任意に設定して差し支えないが、間隔dが大きすぎると、抵抗値も増し、電流が流れにくくなり、逆に放電量が減少することも考えられるので、放電量を確保することを考慮に入れ、オフセット間隔dを適宜選定すればよい。
本実施の形態では、オフセット間隔d=−3mm〜mmの間でオフセット配置して放電量を増加させることにより、逆帯電させる残留トナー50bを増加させ、クリーニング性能をより向上させることが可能となる。
本実施例は、実施の形態2に係る画像形成装置(図4参照)を用いて、クリーニングロール41が有する高抵抗層41Rの層厚(高抵抗層厚さ)を変化させ、放電量の違いを測定したものである。
図5は測定結果を基に高抵抗層41Rの層厚と放電量との関係をグラフ化したものであり、高抵抗層41Rの層厚をそれぞれ、20μm,50μm,85μm,100μm,150μm,500μm,1000μmと変化させ、1800Vのバイアス印加時の放電量を測定して、グラフ上にプロットし、それらを滑らかに結んだものである。
尚、本実施例では、高抵抗層41Rの体積抵抗率は11logΩ・cm、ロール本体41Cの体積抵抗率は−5logΩ・cm、バックアップロール45に対するクリーニングロール41のオフセット量(中間転写ベルト30の進行方向下流側を−とする)を−1mmとした。
図5によれば、高抵抗層41Rの層厚が薄くなるほど放電量は増加し、厚くなるほど放電量が減少していることが理解される。
ここで、残留トナーの極性反転を安定的に起こすには十分な放電量が必要であり、本実施例では、例えば20μA以上の放電量が必要であるとすれば、高抵抗層41Rの層厚は500μm以下であることが必要である。
一方、図5に示すように、高抵抗層41Rの層厚が薄くなると放電量は増すが、薄くなりすぎた場合にはリークを起こす懸念があるため、リークの発生現象が起こらない範囲で十分なに放電量を確保するためには層厚が100μmより大きいことが必要であることが判明した。
従って、逆帯電方式を用いて残留トナーのクリーニングを行う場合、クリーニングロール41は、100μmより大きく500μm以下(0.1mmより大きく0.5mm以下)の高抵抗層41Rを有する必要がある。
尚、本実施例では、オフセット量を−1mmに設定したモデルについて実験を行ったが、オフセット量0のモデルについて同様な実験を行ったところ、本実施例と同様に、高抵抗層41Rの層厚が100μmより大きく500μm以下であることが必要であることが判明した。
本実施例は、実施の形態2に係る画像形成装置(図4参照)を用いて、バックアップロール45に対するクリーニングロール41の配置について、オフセット間隔d(中間転写ベルト30の進行方向下流側を+とする)=−3mm〜3mmの間を1mmずつ変化させ、放電量の違いを測定した。
ここで、本実施例では、クリーニングロール41として金属ロールに高抵抗層41Rを有した「金属+高抵抗層41R」を用い、比較例では、クリーニングロールとして金属から構成される金属ロール(高抵抗層41Rなし)を用い、それぞれ測定を行った。
尚、本実施例モデルでは、高抵抗層41Rの体積抵抗率は11logΩ・cm、層厚は150μm、ロール本体41Cの体積抵抗率は−5logΩ・cmである。
結果を図6に示す。
図6によれば、本実施例の方が比較例に比べて十分な放電量(約2倍以上)を確保できることが理解される。
また、クリーニングロール41のオフセット配置については、実施例,比較例ともに同様な傾向があるが、クリーニングロール41を中間転写ベルト30の進行方向下流側にオフセット配置した方が前記上流側にオフセット配置した態様に比べて放電量が多いことが確認される。
但し、オフセット間隔dが大きすぎると、放電量も減少するため、オフセット間隔dとして最適な値(本例ではオフセット間隔d=−1mm)を選定し、十分な放電量を確保するように設計することが重要であることが理解される。
(a)は本発明の基本的構成に係るクリーニング装置の概要を示す説明図、(b)は本発明の基本的構成に係る画像形成装置の概要を示す説明図である。 実施の形態1係る画像形成装置の概要を示す説明図である。 (a)は実施の形態1に係るクリーニング装置の詳細を示した説明図、(b)はその要部を示す説明図である。 (a)は実施の形態2に係るクリーニング装置の詳細を示した説明図、(b)はその要部を示す説明図である。 実施例1において、クリーニングロールに被覆された高抵抗層厚さと放電量との関係を測定した結果を示す説明図である。 実施例2及び比較例において、バックアップロールに対するクリーニングロールのオフセット間隔を変化させた際の放電量の関係を夫々示す説明図である。
符号の説明
1…像搬送体,2…クリーニング部材,2a…高抵抗層,2b…内部部材,3…バイアス印加手段,4…リフレッシュ部材,5…バックアップ電極,7…像担持体,8…転写手段,9…像担持体側クリーニング装置,10…像搬送体側クリーニング装置,11…張架部材,12…一括転写手段,P…記録材,T…残留トナー

Claims (6)

  1. 像搬送体上に残留したトナーを清掃するクリーニング装置において、
    ベルト状部材からなる像搬送体と当該像搬送体が直線状に移動する平面部にて接触する回転可能なクリーニング部材と、
    このクリーニング部材と像搬送体を挟んで対向配置されるバックアップ電極と、
    前記クリーニング部材にトナー本来の極性と異なる極性で且つ放電可能な1000V以上の高電圧バイアスを印加するバイアス印加手段とを備え、
    前記クリーニング部材は、その軸中心位置が前記バックアップ電極に面した範囲で当該バックアップ電極より像搬送体の回転方向下流側に位置するようにオフセット配置され、体積抵抗率が10logΩ・cm以上で且つ層厚が0.1mmより大きく0.5mm以下の高抵抗層と、
    この高抵抗層の内側に設けられ且つ体積抵抗率がlogΩ・cm未満である内部部材とを備えていることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 請求項1記載のクリーニング装置において、
    クリーニング部材には、このクリーニング部材に吸着した残留トナーが取り除かれるリフレッシュ部材を設けたことを特徴とするクリーニング装置。
  3. 請求項1記載のクリーニング装置において、
    前記バックアップ電極は接地されていることを特徴とするクリーニング装置。
  4. トナー像を担持する像担持体と、像担持体から転写されたトナー像を搬送する像搬送体と、像担持体上のトナー像を像搬送体側に転写する転写手段と、像担持体上に残留するトナーを清掃する像担持体側クリーニング装置と、像搬送体上に残留したトナーを清掃する像搬送体側クリーニング装置とを備え、
    像搬送体側クリーニング装置として、請求項1記載のクリーニング装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4記載の画像形成装置において、
    像搬送体側クリーニング装置にて像搬送体上の残留トナーの極性を反転し、転写手段にて像搬送体上の極性反転された残留トナーを像担持体側に逆転写させ、像担持体側クリーニング装置にて像担持体に転移した残留トナーを清掃することを特徴とした画像形成装置。
  6. 請求項4記載の画像形成装置において、
    像搬送体は像担持体により従動することを特徴とする画像形成装置。
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