JP4554743B2 - 線路軌間外舗装構造、及び線路軌間外の舗装方法 - Google Patents

線路軌間外舗装構造、及び線路軌間外の舗装方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、線路の軌間外においてレールの外側とアスファルト舗装との間に設けられ道路の路面を構成する線路軌間外舗装構造、及び線路の軌間外において道路の路面を構成する線路軌間外の舗装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、レール(軌条)とまくらぎを有する鉄道線路と道路が平面交差する踏切道においては、歩行者や自動車等の通行のため、線路の軌間内及び軌間外に舗装を行っていた。このような踏切構造として、出願人は、特開平5−118004号公報に開示された構造を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した公報に開示された踏切構造には、以下のような課題があった。
【0004】
(a)上記公報の踏切構造の道路部分を横断する対象は、駅構内の鉄道職員等の人間であるが、耕運機や軽自動車等の車両が通行できる程度の強度を持たせ、農道等においても設置したい、という要請があった。
【0005】
(b)軌道保守を機械的に行うマルチプル・タイタンパー(以下、「MTT」という。)により道床砕石の突き固めを行う場合、MTTのタンピング・ツール(道床砕石突き固めを行うために砕石中に差し込み振動を付加するむ部分)を道床砕石中に差し込むため、上記公報の踏切構造の渡板等をMTTの作業開始前に撤去する必要があり、MTTの作業終了後には渡板等を復旧する必要がある。MTTの軌道保守作業は、列車の運転されない時間帯、例えば夜間等の短い時間間隔(以下、「間合」という。)に行われることが多い。このため、渡板等の撤去・復旧が短時間で行える構造であることが必要である。
【0006】
(c)MTTにより軌道保守作業を行うと、レールの位置も所定の位置に修正される。したがって、MTT作業終了後の渡板の位置がMTT作業開始前の位置からずれる場合がある。レール位置が線路の長手方向に直角な方向にずれると、踏切道に接続する接続道路との取付部分において、一方の箇所では軌間外の渡板と接続道路との間に隙間があき、他方の箇所では接続道路のアスファルト舗装等を切断・除去しないと軌間外の渡板等が設置できないという問題が生じる。このようなアスファルト舗装等の撤去作業には長い時間が必要であるため、改善が要請されていた。
【0007】
(d)上記公報の踏切構造では、軌間外の渡板は支持梁で支持される。この支持梁の一端はレールの軌間外側で支持され、支持梁の他端は固定ブロックで支持されるようになっている。しかし、固定ブロックの材料費、及び固定ブロックの据え付け工事費は高価である、という問題がある。また、橋梁や鉄道信号機の近傍では、固定ブロックを設置できない、という問題もあった。
【0008】
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、本発明の解決しようとする課題は、取り付け・撤去が容易で、位置がずれた場合でも接続道路のアスファルト舗装の除去等が不要な線路軌間外舗装構造、及び線路軌間外の舗装方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る線路軌間外舗装構造は、線路の軌間外においてレールの外側とアスファルト舗装との間に設けられる線路軌間外舗装構造であって、レールの外側に配置されると共に道路の路面を構成する軌間外軌道舗装部材と、まくらぎの軌間外側端部付近に取り付けられると共に前記軌間外軌道舗装部材から前記アスファルト舗装へ向けて突出するまくらぎ取付手段と、一端部付近が前記レールの軌間外側により支承されるとともに他端部付近が前記まくらぎ取付手段によって支承され且つ前記軌間外軌道舗装部材を支持する舗装部材支持梁手段とを備え、前記軌間外軌道舗装部材と前記アスファルト舗装との間において線路長手方向に沿って延設されると共に前記まくらぎ取付手段に固定され、前記アスファルト舗装の前記軌間外軌道舗装部材に対向する軌道側アスファルト端面をせき止めるアスファルト舗装塞止手段と、前記アスファルト舗装塞止手段と前記アスファルト舗装との間に配置され且つ前記アスファルト舗装塞止手段に取り付けられるとともに前記アスファルト舗装塞止手段の道路長手方向のせき止め厚さを調整する塞止厚調整手段を備えることを特徴とする。
【0012】
また、上記の線路軌間外舗装構造において、好ましくは、前記アスファルト舗装塞止手段と前記レールの軌間外側の間に配置されるとともに前記舗装部材支持梁手段の端部を前記レールの軌間外側表面に押接させるレール押接手段を備える。
【0013】
また、上記の線路軌間外舗装構造において、好ましくは、前記軌間外軌道舗装部材の線路長手方向の長さは、前記まくらぎの線路長手方向の設置間隔の整数倍に設定される。
【0014】
また、上記の線路軌間外舗装構造において、好ましくは、前記軌間外軌道舗装部材は、前記道路の路面を構成する路面板を複数個有し、前記複数の路面板の一部又は全部を結束する路面板結束手段を備える。
【0015】
また、上記の線路軌間外舗装構造において、好ましくは、前記複数の軌間外軌道舗装部材を支持する複数の舗装部材支持梁手段のうち、線路長手方向における両端部の舗装部材支持梁手段を前記まくらぎ取付手段に連結し固定する支持梁連結手段を備える。
【0016】
また、上記の線路軌間外舗装構造において、好ましくは、前記まくらぎ取付手段は、線路長手方向に沿って延設されるとともに複数のまくらぎに取り付けられ、前記複数のまくらぎの相互間の間隔が変動することを防止する。
【0017】
また、上記の線路軌間外舗装構造において、好ましくは、前記まくらぎ取付手段は、取り付けられる複数のまくらぎの位置に応じて前記まくらぎ取付手段の取付位置を調整可能な取付位置調整手段を備える。
【0018】
また、上記の線路軌間外舗装構造において、好ましくは、前記軌間外軌道舗装部材は、軽量で所定強度と電気絶縁性を有する合成樹脂材料又は繊維強化合成樹脂複合材料により形成される。
【0019】
また、本発明に係る線路軌間外の舗装方法は、線路の軌間外においてレールの外側とアスファルト舗装との間に設けられる線路軌間外の舗装方法であって、道路の路面を構成する軌間外軌道舗装部材をレールの外側に配置し、前記軌間外軌道舗装部材から前記アスファルト舗装へ向けて突出するまくらぎ取付手段をまくらぎの軌間外側端部付近に取り付け、前記軌間外軌道舗装部材を前記舗装部材支持梁手段により支持し、舗装部材支持梁手段の一端部付近を前記レールの軌間外側により支承させるとともに前記舗装部材支持梁手段の他端部付近を前記まくらぎ取付手段によって支承させ、前記軌間外軌道舗装部材と前記アスファルト舗装との間において線路長手方向に沿って延設されると共に前記アスファルト舗装の前記軌間外軌道舗装部材に対向する軌道側アスファルト端面をせき止めるアスファルト舗装塞止手段を前記まくらぎ取付手段に固定し、前記アスファルト舗装塞止手段の道路長手方向のせき止め厚さを調整する塞止厚調整手段を前記アスファルト舗装塞止手段と前記アスファルト舗装との間に配置し且つ前記アスファルト舗装塞止手段に取り付けることを特徴とする。
【0020】
上記の線路軌間外の舗装方法において、好ましくは、前記舗装部材支持梁手段は、前記まくらぎ取付手段に取り付ける前にあらかじめ前記軌間外軌道舗装部材と接合される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0022】
図1は、本発明の一実施形態である線路軌間外舗装構造を用いた踏切道の構成を示す斜視図である。また、図2は、図1に示す線路軌間外舗装構造のさらに詳細な構成を示す図であり、線路長手方向から見た正面図である。また、図3は、図1に示す線路軌間外舗装構造のさらに詳細な構成を示す図であり、上方から見た上面図である。また、図4は、図1に示す線路軌間外舗装構造のさらに詳細な構成を示す図であり、図2におけるA−A方向の断面図である。また、図5ないし図8は、図1に示す線路軌間外舗装構造に用いる部品のさらに詳細な構成を示す図である。
【0023】
図1に示すように、この踏切道1は、踏切の軌間内(内軌側)に設置される線路軌間内舗装構造5と、踏切の軌間外(外軌側)の一方のアスファルト舗装接続道路4と一方のレール2の外側と間に設置される線路軌間外舗装構造10と、踏切の軌間外(外軌側)の他方のアスファルト舗装接続道路4´と他方のレール2´の外側と間に設置される線路軌間外舗装構造10´を備えて構成されている。
【0024】
線路軌間内舗装構造5は、複数の軌間内踏切舗装部材51と、軌間内踏切舗装部材51を支持する軌間内支持梁部52と、軌間内支持梁部52の両端に設けられるレール当接部53を有している。線路軌間内舗装構造5は、軌間内踏切舗装部材51の路面板が、後述する軌間外踏切舗装部材11の路面板14と同様の材質であることを除き、上記した特開平5−118004号公報に開示された踏切構造の線路軌間内と同様の構成と作用を有しているため、その説明は省略する。
【0025】
また、線路軌間外舗装構造10´は、線路軌間外舗装構造10と同様の構成を有しているため、以下の説明は線路軌間外舗装構造10について行う。
【0026】
図1に示すように、線路軌間外舗装構造10は、複数の軌間外踏切舗装部材11と、まくらぎ取付部12と、舗装部材支持梁部13を備えている。
【0027】
軌間外踏切舗装部材11は、踏切道1の軌間外(外軌側)の道路の路面を構成しており、軌間外踏切舗装部材に相当している。また、まくらぎ取付部12は、まくらぎ3の軌間外の側端部付近に取り付けられており、まくらぎ取付手段に相当している。また、舗装部材支持梁部13は、その一端部付近がレール2の軌間外側により支承され、その他端部付近がまくらぎ取付部12によって支承されており、これにより軌間外踏切舗装部材11を支持しており、舗装部材支持梁手段に相当している。
【0028】
また、まくらぎ取付部12の一部である仕切板部12cは、線路の長手方向に沿って延びるようにまくらぎ取付部12に一体形成され、アスファルト舗装接続道路4の軌間外踏切舗装部材11に対向する端面33(以下、「軌道側アスファルト端面」という。図2、3を参照。)をせき止めており、アスファルト舗装塞止手段に相当している。
【0029】
また、線路軌間外舗装構造10は、上記の構成要素のほかに、塞止厚調整部材15を備えている。塞止厚調整部材15は、仕切板部12cに取り付けられ、仕切板部12cの道路長手方向のせき止め厚さを調整する機能を有しており、塞止厚調整手段に相当している。また、塞止厚調整部材15はアスファルト舗装塞止手段にも相当している。
【0030】
また、線路軌間外舗装構造10は、上記の構成要素のほかに、角材28を備えている。角材28は、仕切板部12cとレール2の軌間外側の間に配置され、舗装部材支持梁部13の端部をレール2の軌間外側表面に押接させる機能を有しており、レール押接手段に相当している。
【0031】
また、線路軌間外舗装構造10は、上記の構成要素のほかに、路面板結束具17を備えている。路面板結束具17は、複数の路面板14を結束する機能を有しており、路面板結束手段に相当している。
【0032】
次に、図2ないし図8を参照し、線路軌間外舗装構造10のさらに詳細な構成と作用について説明を行う。
【0033】
まず、図7に基き、まくらぎ取付部12のさらに詳細な構成と作用について説明する。図7(A)は、まくらぎ取付部12の上面図であり、図の左右方向が線路長手方向である。図7(A)に示すように、まくらぎ取付部12は、鋼材等からなり、線路長手方向(レール2の長手方向)に延びる仕切板部12cと、仕切板部12cにまくらぎ3の配置間隔で溶接等により接合された複数の平板部12a1、12a2、12a3等を有している。
【0034】
平板部12a1、12a2、12a3が仕切板部12cに接合する箇所の付近の下方には、張出補強部12b1、12b2、12b3が溶接等により接合されている。また、平板部12a1と12a3の上面には、ボルト受部12d1、12d2、12d3が溶接等により接合されている。
【0035】
また、平板部12a1と12a2には、ボルトを取り付けるための長穴12e1、12e2が設けられている。また、平板部12a3には、ボルトを取り付けるための円形穴12e3が設けられている。また、仕切板部12cの線路長手方向の両端付近には、ボルト穴12fが設けられている。このボルト穴12fは、後述するボルト29aにより角材28と塞止厚調整部材15を固定するための穴である。また、ボルト受部12d1、12d2、12d3には、ボルトを取り付けるためのボルト穴12g1、12g2、12g3が設けられている。
【0036】
上記のような構成により、図7(B)に示すように、まくらぎ3の軌間外の側端部付近に、内壁に雌ねじを有するボルト用埋込栓3aを設けておけば、ボルト26により平板部12a2等をまくらぎ3の軌間外側端部付近に取り付けることができる。この際、まくらぎ3の上面と平板部12a2等との間にはゴム等からなるパッキング材31、32(図4参照)などを挟み込み、がたつき等を防止する。
【0037】
また、平板部12a1、12a2のボルト穴12e1、12e2は、線路長手方向に長い長穴であるため、まくらぎ取付部12の取り付けを行う箇所の複数のまくらぎ3の間隔にずれやばらつき等があっても、これらを吸収し、取り付けられる複数のまくらぎ3の位置に応じて、まくらぎ取付部12の取付位置を調整することができる。長穴12e1、12e2は、取付位置調整手段に相当している。
【0038】
また、まくらぎ取付部12は、線路長手方向に沿って延設され、複数のまくらぎ3に取り付けられ、これらを拘束するため、取り付けられた後は、複数のまくらぎ3の相互間の間隔が変動することを防止することができる。
【0039】
次に、図6に基き、軌間外踏切舗装部材11のさらに詳細な構成と作用について説明する。図6(A)は、軌間外踏切舗装部材11の線路長手方向から見た正面図であり、図の手前から奥に向かう方向が線路長手方向である。また、図6(B)は、図6(A)におけるB−B方向の断面図であり、図の左右方向が線路長手方向である。
【0040】
図6に示すように、軌間外踏切舗装部材11は、路面板取付部材21及び22と、複数の路面板14と、路面板結束具17と、皿ネジ20aを有している。
【0041】
路面板取付部材21と22は、後述するボルト受部21cと22cの大きさが異なる点を除き同様の構成を有している。以下、路面板取付部材22について、その構成と作用を説明する。路面板取付部材22は、山形水平部22aと、山形垂下部22bと、2つのボルト受部22cを有する鋼製部材である。
【0042】
山形水平部22aと山形垂下部22bは、「L」字状の断面を形成し、山形垂下部22bの一部(線路長手方向の両端付近)は除去されている。また、ボルト受部22cは、山形水平部22aの両端付近の下方に溶接等により接合され、垂下する片状の部分となっている。また、ボルト受部22cには、ボルトを挿通するためのボルト穴22dが設けられている。また、山形水平部22aには、ボルトを挿通するためのボルト穴22eが複数個設けられている。
【0043】
路面板14は、合成樹脂の母材中にガラスや炭素等の繊維が埋設されて補強された繊維強化合成樹脂複合材料(繊維強化プラスチック)等から形成される板状部材であり、軽量であるとともに、上面を通行する車両荷重に耐える所定の強度を有し、かつレールに流れる鉄道信号を短絡させるおそれのない電気絶縁性を有している。
【0044】
また、路面板14には、上面に浅い溝部14a、14bが設けられ、この溝部14a、14bの底部から路面板14の下面に貫通する貫通孔14c、14dが複数設けられている。
【0045】
路面板結束具17は、金属等からなる細い板状の部材であり、溝部14a、14b内に収容可能となっている。また、路面板結束具17には、貫通孔14c、14dに対応する位置にすり鉢状又は皿状の開口が設けられている。皿ネジ20aは、頭部が皿状に形成されたネジであり、この頭部は、路面板結束具17の開口に嵌合するようになっている。
【0046】
上記のような構成により、図6に示すように、路面板取付部材21、22の山形水平部21a、22aの上面に所定個数の路面板14を載置し、溝部14a、14b内に路面板結束具17を収め、皿ネジ20aを貫通孔14c、14dに挿通し、山形水平部21a、22aの下面でナット20bにより締結すれば、軌間外踏切舗装部材11を形成することができる。
【0047】
この場合、軌間外踏切舗装部材11の線路長手方向の長さは、まくらぎ3の線路長手方向の設置間隔(ピッチ)の1個分、あるいはn個分(n:2以上の整数)とすることができる。ボルト受部21c、22cは、舗装部材支持梁部13とまくらぎ固定部12により、まくらぎ3の上で支持される。したがって、軌間外踏切舗装部材11の線路長手方向の長さが、まくらぎ3の線路長手方向の設置間隔(ピッチ)の1個分の場合には、すべてのまくらぎ3の上で軌間外踏切舗装部材11の両端が支持されることになる。また、軌間外踏切舗装部材11の線路長手方向の長さが、まくらぎ3の線路長手方向の設置間隔(ピッチ)のn個分(n:2以上の整数)の場合には、何個かごとの特定のまくらぎ3の上で軌間外踏切舗装部材11の両端が支持されることになる。
【0048】
次に、舗装部材支持梁部13のさらに詳細な構成と作用について説明する。図2、図3、図4に示すように、軌間外踏切舗装部材11の下方には、舗装部材支持梁部13が設けられ、軌間外踏切舗装部材11を支持している。また、舗装部材支持梁部13の一端部(レール側の端部)付近は、レール2の軌間外側のレール底部により支承されている。また、舗装部材支持梁部13の他端部(アスファルト舗装接続道路側の端部)付近は、まくらぎ取付部12の平板部12a1によって支承されている。
【0049】
図8は、軌間外踏切舗装部材11の下方に舗装部材支持梁部13が取り付けられた状態を示した図である。図8(A)は、線路長手方向から見た正面図であり、図の手前から奥に向かう方向が線路長手方向である。また、図8(B)は、図8(A)におけるC−C方向の断面図であり、図の左右方向が線路長手方向である。
【0050】
図8に示すように、舗装部材支持梁部13は、2個の梁部材23と、レール当接部材16と、4個のボルト24a及びナット24b(図3参照)と、1個のボルト25a及び25bを有している。
【0051】
図5(A)、図5(B)、図5(C)は、レール当接部材16の構成を示す3面図である。図に示すように、レール当接部材16は、水平に突出した2つの突出部16aを有し、4つのボルト穴16bを有している。また、レール当接部材16の前端面16cは、レールの側面の曲面と同様の曲面となっている。
【0052】
また、図5(D)、図5(E)は、梁部材23の構成を示す図である。図に示すように、梁部材23は、板状の部材であり、4つのボルト穴23aと、ボルト穴23b、23cを有している。
【0053】
このような構成により、図5(D)の状態で2個の梁部材23が重なるように配置し、2個の梁部材23の間に挟み込むようにして、図5(D)における左端部にレール当接部材16を図5(A)の状態で挿入する。また、2個の梁部材23の間に、軌間外踏切舗装部材11のボルト受部21cと22cを挟み込む。この状態で、4つのボルト穴23aと16bのそれぞれにボルト24aを挿通させ、逆側においてナット24b(図3参照)で締結する。また、ボルト穴23bと、軌間外踏切舗装部材11のボルト受部21cのボルト穴21dにボルト25aを挿通させ、逆側においてナット25b(図3参照)で締結する。これにより、図8に示すように、軌間外踏切舗装部材11の下方に舗装部材支持梁部13を取り付けることができる。
【0054】
したがって、まくらぎ取付部12を、まくらぎ3の軌間外側端部付近に取り付けた後、図8の状態に接合した軌間外踏切舗装部材11と舗装部材支持梁部13との接合体を軌間外に据え付け、図8の接合体のボルト穴23cをまくらぎ取付部12の両端のボルト受部12d1のボルト穴12g1(図3、4、7を参照)に重ね合わせ、長尺ボルト27(図2、3、4を参照)を挿通し、反対側の端部でナット(図示せず)により締結すれば、複数の舗装部材支持梁部13のうち、線路長手方向における両端部の舗装部材支持梁部をまくらぎ取付部12のボルト受部12d1に連結し固定することができる。ここに、長尺ボルト27は、支持梁連結手段に相当している。
【0055】
したがって、軌間外踏切舗装部材11と舗装部材支持梁部13との接合体の着脱は、長尺ボルト27によって行うことができ、非常に容易である。
【0056】
本実施形態の線路軌間外舗装構造10においては、仕切板部12cと路面板14の間に角材28を挿入配置するようになっている。角材28の両端には貫通孔28aが設けられており、ボルト29aとナット29bにより仕切板部12cに固定される構成となっている。このような構成により、角材28は、梁部材23の端部(図2における右端部)を図2の左方へ向けて押接する。このため、梁部材23の他端部(図2における左端部)のレール当接部材16の前端面16cは、レール2の軌間外側の腹部表面に押接され、線路軌間外舗装構造10にはがたつきや隙間が生じることがなく、軌間外の所定位置に強固に固定される。
【0057】
また、本実施形態の線路軌間外舗装構造10においては、仕切板部12cとアスファルト舗装接続道路4の間に塞止厚調整部材15を挿入配置するようになっている。塞止厚調整部材15の両端には貫通孔15aが設けられており、上記したボルト29aとナット29bにより仕切板部12cに固定される構成となっている。
【0058】
このような構成により、本実施形態の線路軌間外舗装構造10は、塞止厚調整部材15の一面(図2における右面)は、アスファルト舗装接続道路4の軌道側アスファルト端面33と当接してせき止める。踏切道1の軌道保守作業により軌道中心線が線路直角方向に作業前の位置からずれた場合には、他の塞止厚調整部材15をさらに挿入したり、塞止厚調整部材15を抜き取ることにより、軌道側アスファルト端面33との距離を自在に調整することができる。これにより、アスファルト舗装4を切断・除去する必要はない。また、塞止厚調整部材15を付加、又は取り外す場合には、ボルト29a、ナット29bは、アスファルト舗装接続道路4の延設方向から見た場合に左又は右の側端となる位置のさらに外方の位置に配置されており、外部に露出しているため、ボルト29aを緩めて塞止厚調整部材15を挿入、又は取り外す作業は非常に容易に行うことができる。
【0059】
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0060】
例えば、上記実施形態においては、軌間外軌道舗装構造として鉄道線路と道路との平面交差部である踏切付近の路面を構成する例について説明したが、本発明はこれには限定されず、軌道は、鉄道線路以外の軌道、例えば路面電車の軌道等であってもよい。また、舗装を行う箇所についても、踏切以外の箇所、例えば路面電車の停留所付近、路面電車の道路交差点付近等であってもよい。
【0061】
また、上記実施形態においては、路面板として繊維強化合成樹脂複合材料からなる路面板(例えば11)を例に挙げて説明したが、本発明はこれには限定されず、他の軌道舗装部材、例えば、繊維強化を行わず所定の強度を有する合成樹脂材料からなる路面板、木材や石材等からなる敷材等を用いた路面板等であってもよい。また、上記実施形態においては、軌間外軌道舗装部材(例えば11)に路面板が線路長手方向に複数個並設される例について説明したが、本発明はこれには限定されず、路面板の個数は1個であってもよい。
【0062】
また、上記実施形態においては、塞止厚調整手段として板状の塞止厚調整部材(例えば15)を例に挙げて説明したが、本発明はこれには限定されず、他の構成の塞止厚調整手段、例えば、断面が各種形状の棒状部材、断面が各種形状のパイプ状部材等であってもよい。また、場合によっては、アスファルト舗装塞止手段、塞止厚調整手段は設けなくてもよい。本発明は、少なくとも、軌間外軌道舗装部材と、まくらぎ取付手段と、舗装部材支持梁手段を備えればよいのである。
【0063】
また、アスファルト舗装塞止手段は、上記実施形態の仕切板部12cのようにまくらぎ取付手段(まくらぎ取付部12)に一体形成されなくてもよい。まくらぎ取付手段とは別個に形成された部材で、まくらぎ取付手段にボルト等により固定されるような構成であってもよい。
【0064】
また、上記実施形態においては、舗装部材支持梁手段を軌間外軌道舗装板に接合してから、両者が一体化した接合体をまくらぎ取付手段に取り付けているが、他の手順の方法、例えば、まくらぎ取付手段に舗装部材支持梁手段を取り付け、その後、舗装部材支持梁手段の上に軌間外軌道舗装部材を支持させるようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、以下のような利点を有している。
【0066】
(イ)路面板に繊維強化合成樹脂複合材料を用いることにより、耕運機や軽自動車等の車両が十分通行できる強度を有しており、農道等においても設置可能である。
【0067】
(ロ)軌間外軌道舗装部材と舗装部材支持梁手段を一体化した接合体の状態として長尺ボルト等の支持梁連結手段によりまくらぎ取付手段に連結固定する構成とすれば、接合体の撤去・復旧を短時間で行うことができ、夜間等の軌道保守間合いにも容易に作業を行うことができる。
【0068】
(ハ)MTTの軌道保守作業によりレール位置が線路の長手方向に直角な方向にずれても、塞止厚調整手段を適宜に付加、除去することにより、踏切道に接続する接続道路との距離を容易に調整でき、接続道路のアスファルト舗装等を切断・除去する必要がなくなる。
【0069】
(ニ)舗装部材支持梁手段の外側端部は、まくらぎに取り付けられたまくらぎ取付部によって支持されるため、従来のようなまくらぎの外側の固定ブロックは用いる必要はない。
【0070】
(ホ)まくらぎ取付手段を複数のまくらぎに取り付けることにより、複数のまくらぎの相互間の間隔が変動することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である線路軌間外舗装構造を用いた踏切道の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す線路軌間外舗装構造のさらに詳細な構成を示す図であり、線路長手方向から見た正面図である。
【図3】図1に示す線路軌間外舗装構造のさらに詳細な構成を示す図であり、上方から見た上面図である。
【図4】図1に示す線路軌間外舗装構造のさらに詳細な構成を示す図であり、図2におけるA−A方向の断面図である。
【図5】図1に示す線路軌間外舗装構造に用いる部品のさらに詳細な構成を示す図(1)である。
【図6】図1に示す線路軌間外舗装構造に用いる部品のさらに詳細な構成を示す図(2)である。
【図7】図1に示す線路軌間外舗装構造に用いる部品のさらに詳細な構成を示す図(3)である。
【図8】図1に示す線路軌間外舗装構造に用いる部品のさらに詳細な構成を示す図(4)である。
【符号の説明】
1 踏切道
2 レール
3 まくらぎ
3a ボルト用埋込栓
4、4´ アスファルト舗装接続道路
5 線路軌間内舗装構造
6 地盤
7 道床砕石
10、10´ 線路軌間外舗装構造
11 軌間外踏切舗装部材(軌間外軌道舗装部材)
12 まくらぎ取付部(まくらぎ取付手段)
12a1〜12a3 平板部
12b1〜12b3 張出補強部
12c 仕切板部(アスファルト舗装塞止手段)
12d1〜12d3 ボルト受部
12e1、12e2 長穴(取付位置調整手段)
12e3 ボルト穴
12f ボルト穴
12g1〜12g3 ボルト穴
13 舗装部材支持梁部(舗装部材支持梁手段)
14 路面板
14a、14b 溝部
14c、14d 貫通孔
15 塞止厚調整部材(アスファルト舗装塞止手段、塞止厚調整手段)
15a 貫通孔
16 レール当接部材
16a 突出部
16b ボルト穴
16c 前端面
17 路面板結束具(路面板結束手段)
20a 皿ネジ(路面板結束手段)
20b ナット
21 路面板取付部材
21a 山形水平部
21b 山形垂下部
21c ボルト受部
21d ボルト穴
22 路面板取付部材
22a 山形水平部
22b 山形垂下部
22c ボルト受部
22d ボルト穴
23 梁部材
23a〜23c ボルト穴
24a ボルト
24b ナット
25a ボルト
25b ナット
26 ボルト
27 長尺ボルト(支持梁連結手段)
28 角材(レール押接手段)
28a 貫通孔
29a ボルト
29b ナット
31、32 パッキング材
33 軌道側アスファルト端面
51 軌間内軌道舗装部材
52 軌間内支持梁部
53 レール当接部

Claims (10)

  1. 線路の軌間外においてレールの外側とアスファルト舗装との間に設けられる線路軌間外舗装構造であって、
    レールの外側に配置されると共に道路の路面を構成する軌間外軌道舗装部材と、
    まくらぎの軌間外側端部付近に取り付けられると共に前記軌間外軌道舗装部材から前記アスファルト舗装へ向けて突出するまくらぎ取付手段と、
    一端部付近が前記レールの軌間外側により支承されるとともに他端部付近が前記まくらぎ取付手段によって支承され且つ前記軌間外軌道舗装部材を支持する舗装部材支持梁手段とを備え、
    前記軌間外軌道舗装部材と前記アスファルト舗装との間において線路長手方向に沿って延設されると共に前記まくらぎ取付手段に固定され、前記アスファルト舗装の前記軌間外軌道舗装部材に対向する軌道側アスファルト端面をせき止めるアスファルト舗装塞止手段と、
    前記アスファルト舗装塞止手段と前記アスファルト舗装との間に配置され且つ前記アスファルト舗装塞止手段に取り付けられるとともに前記アスファルト舗装塞止手段の道路長手方向のせき止め厚さを調整する塞止厚調整手段を備える
    ことを特徴とする線路軌間外舗装構造。
  2. 請求項記載の線路軌間外舗装構造において、前記アスファルト舗装塞止手段と前記レールの軌間外側の間に配置されるとともに前記舗装部材支持梁手段の端部を前記レールの軌間外側表面に押接させるレール押接手段を備えることを特徴とする線路軌間外舗装構造。
  3. 請求項1記載の線路軌間外舗装構造において、前記軌間外軌道舗装部材の線路長手方向の長さは、前記まくらぎの線路長手方向の設置間隔の整数倍に設定されることを特徴とする線路軌間外舗装構造。
  4. 請求項1記載の線路軌間外舗装構造において、前記軌間外軌道舗装部材は、前記道路の路面を構成する路面板を複数個有し、前記複数の路面板の一部又は全部を結束する路面板結束手段を備えることを特徴とする線路軌間外舗装構造。
  5. 請求項記載の線路軌間外舗装構造において、前記複数の軌間外軌道舗装部材を支持する複数の舗装部材支持梁手段のうち、線路長手方向における両端部の舗装部材支持梁手段を前記まくらぎ取付手段に連結し固定する支持梁連結手段を備えることを特徴とする線路軌間外舗装構造。
  6. 請求項1記載の線路軌間外舗装構造において、前記まくらぎ取付手段は、線路長手方向に沿って延設されるとともに複数のまくらぎに取り付けられ、前記複数のまくらぎの相互間の間隔が変動することを防止することを特徴とする線路軌間外舗装構造。
  7. 請求項記載の線路軌間外舗装構造において、前記まくらぎ取付手段は、取り付けられる複数のまくらぎの位置に応じて前記まくらぎ取付手段の取付位置を調整可能な取付位置調整手段を備えることを特徴とする線路軌間外舗装構造。
  8. 請求項1記載の線路軌間外舗装構造において、前記軌間外軌道舗装部材は、軽量で所定強度と電気絶縁性を有する合成樹脂材料又は繊維強化合成樹脂複合材料により形成されることを特徴とする線路軌間外舗装構造。
  9. 線路の軌間外においてレールの外側とアスファルト舗装との間に設けられる線路軌間外の舗装方法であって、
    道路の路面を構成する軌間外軌道舗装部材をレールの外側に配置し、
    前記軌間外軌道舗装部材から前記アスファルト舗装へ向けて突出するまくらぎ取付手段をまくらぎの軌間外側端部付近に取り付け、
    前記軌間外軌道舗装部材を前記舗装部材支持梁手段により支持し、
    舗装部材支持梁手段の一端部付近を前記レールの軌間外側により支承させるとともに前記舗装部材支持梁手段の他端部付近を前記まくらぎ取付手段によって支承させ、
    前記軌間外軌道舗装部材と前記アスファルト舗装との間において線路長手方向に沿って延設されると共に前記アスファルト舗装の前記軌間外軌道舗装部材に対向する軌道側アスファルト端面をせき止めるアスファルト舗装塞止手段を前記まくらぎ取付手段に固定し、
    前記アスファルト舗装塞止手段の道路長手方向のせき止め厚さを調整する塞止厚調整手段を前記アスファルト舗装塞止手段と前記アスファルト舗装との間に配置し且つ前記アスファルト舗装塞止手段に取り付ける
    ことを特徴とする線路軌間外の舗装方法。
  10. 請求項記載の線路軌間外の舗装方法において、前記舗装部材支持梁手段は、前記まくらぎ取付手段に取り付ける前にあらかじめ前記軌間外軌道舗装部材と接合されることを特徴とする線路軌間外の舗装方法。
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