JP4554186B2 - ウォータージェット推進型の小型滑走艇用のリバース機構 - Google Patents

ウォータージェット推進型の小型滑走艇用のリバース機構 Download PDF

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Description

本発明は、ウォータージェット推進型の小型滑走艇が後進時に利用するリバース機構に関する。
ウォータージェット推進型の小型滑走艇は、レジャー用,スポーツ用、あるいはレスキュー用として近年多用されている。該小型滑走艇は、ハル及びデッキにより構成された艇内にエンジンを備えており、一般にハル後部の底面に設けられた吸水口から吸い込んだ水を、前記エンジンにより駆動されるウォータージェットポンプで加圧・加速して後方へ噴射することによって船体の推進力を得ている。
ウォータージェットポンプは、その後部に、左右へ揺動自在のステアリングノズルを備え、該ステアリングノズルはハンドルバーとの間でケーブルにより接続されている。従って、ハンドルバーを操作することにより、ステアリングノズルを左右へ揺動させることができ、ウォータージェットポンプからの水の噴射方向を変更することができる。
また、小型滑走艇には、後進用のリバース機構を備えるものがある。この滑走艇では、ウォータージェットポンプの後方に、ステアリングノズルを覆うようにしてリバースバケットが設けられている(例えば、特許文献1,2参照)。このリバースバケットは、デッキに設けられたリバースレバーとの間でケーブルを介して接続されており、該リバースレバーを操作することにより所定範囲内で上下へ揺動自在になっている。
艇を前進させるときには、リバースバケットを上方位置に固定し、ステアリングノズルからの噴流を後方へ向かわせ、その反動によって前方への推力を得る。一方、艇を後進させるときには、リバースバケットを下方位置に固定し、ステアリングノズルからの噴流をリバースバケットの内壁面にて反射させて略前方へ向かわせ、その反動によって後方への推力を得る。
特許第2756434号公報 特許第3358718号公報
ところで、上述したリバース機構においては、リバースバケットを上方位置及び下方位置にて一時的に固定する必要がある。即ち、前進時には、後方へ向かう噴流を阻害することがないように、リバースバケットを上方位置にて固定する必要があり、一方、後進時には、リバースバケットの内壁面にて噴流を反射させるために、リバースバケットを下方位置にて固定する必要がある。
そこで、各位置にてリバースバケットを確実に固定すべく、リバース機構にはストッパ機構が設けられている。しかしながら、このストッパ機構は多数の部品によって組み立てられており、比較的複雑な構成をしている。このようなストッパ機構の場合、部品点数が多くなってコスト高になるだけでなく、リバースバケットの上下の固定位置に関する位置決め精度の向上が困難になりがちである。
そこで本発明は、ウォータージェット推進型の小型滑走艇において、比較的簡単な構成によってリバースバケットを固定することができ、位置決め精度の向上を図ることができるリバース機構を提供することを目的とする。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係るウォータージェット推進型の小型滑走艇用のリバース機構は、艇の推進機構を成すウォータージェットポンプと、該ウォータージェットポンプの後方に配置されて上下へ揺動自在のリバースバケットと、前記ウォータージェットポンプの下部を覆うポンプカバーとを備え、該ポンプカバーは、前記リバースバケットの上昇動及び/又は下降動を規制する規制部を有し、前記リバースバケットは、前記規制部に係合するストッパを有し、前記リバースバケットは、前記ストッパが前記規制部に係合することにより、所定の揺動範囲外への上昇動及び/又は下降動が規制される。
この場合、リバースバケットが有するストッパ、及び、ポンプカバーが有する規制部などの簡単な構成により、リバースバケットが所定範囲外へ上昇動及び/又は下降動するのを規制することができる。また、このように簡単な構成とすることにより、リバースバケットを規制する位置について、精度の向上を図ることができる。
また、前記ポンプカバーは、前記リバースバケットを揺動自在に支持する支持部を有し、前記ストッパは、揺動範囲の上方位置及び/又は下方位置にて前記支持部に当接することにより、前記リバースバケットの上昇動及び/又は下降動を規制すべく成してあってもよい。この場合、リバースバケット用の支持部を、上述した規制部として機能させることができ、更に部品点数を削減でき、簡単な構成とすることができる。
また、前記ポンプカバーは、前記リバースバケットを揺動自在に支持する支持部を有し、前記リバースバケットの前記支持部による支持位置は、前記ウォータージェットポンプから吐出される噴流の流路断面の略中心より下方にあってもよい。
このような構成とすると、リバースバケットを下方に位置させた場合、ウォータージェットポンプからの噴流は、支持位置の上方にてリバースバケットの内壁面に吹き付けられるため、リバースバケットには下向のモーメントが作用する。従って、艇を後進させるべくリバースバケットを下降させた場合、下向きのモーメントの作用によりリバースバケットは上方へ揺動しにくくなり、下方位置にて安定的に維持することができる。
また、前記リバースバケットの後部には、後方へ延設されたツバ部が設けられ、該ツバ部は、その後部が前記リバースバケットの外方に位置するように傾斜していてもよい。
このような構成とすると、リバースバケットを上方に位置させて前進している間に、仮にリバースバケットが下降動した場合であっても、ウォータージェットポンプからの噴流がツバ部に吹き付けられ、ツバ部は上向きの外力を受ける。従って、艇の前進時にはリバースバケットを上方位置にて安定的に維持することができる。
本発明に係るウォータージェット推進型の小型滑走艇用のリバース機構によれば、比較的簡単な構成によってリバースバケットを上方位置及び/又は下方位置に固定することができ、更に、位置決め精度の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態にかかるウォータージェット推進型の小型滑走艇用のリバース機構について、図面を参照しながら具体的に説明する。図1に示す滑走艇は、ライダーがシート7上に跨って乗る騎乗型の滑走艇であり、その船体1は、ハル2と該ハル2の上部を覆うデッキ3とから構成されている。船体1の全周に渡るハル2とデッキ3との接続ラインはガンネルライン4と称する。このガンネルライン4は、艇が停泊しているときには喫水線5よりも上方に位置している。なお、以下の説明で用いる向きの概念は、シート7上に跨ったライダーから見た方向の概念と一致するものとする。
図2に示すように、船体1の上部におけるデッキ3の長手方向の略中央位置であって左右の中央には、平面視にて略長方形状のデッキ開口部6が、船体1の前後方向に長辺を沿うようにして設けられている。該デッキ開口部6の上方には、ライダーが跨って座る騎乗型のシート7が着脱可能にして取り付けられている。
デッキ開口部6の下方にてハル2及びデッキ3により囲まれた空間はエンジンルーム8を成しており、該エンジンルーム8内には、滑走艇を駆動させるエンジンEが搭載されている。また、前記エンジンルーム8は、横断面が凸状であって下部に比して上部が狭くなるような形状を成しており、その内部にてエンジンEは、図1に示すようにクランクシャフト9が船体1の前後方向に沿うようにして収納されている。
クランクシャフト9の出力端部は、ドライブシャフト10を介し、船体1の後部に配置されたウォータージェットポンプPのポンプ軸11に接続されている。従って、クランクシャフト9の回転に連動してポンプ軸11は回転する。ポンプ軸11にはインペラ12が取り付けられており、該インペラ12の後方には静翼13が配置されている。インペラ12の外周方には、該インペラ12を覆うようにポンプケーシング14が設けられている。
船体1の底部には吸水口15が設けられている。該吸水口15と前記ポンプケーシング14との間は吸水通路により接続され、該ポンプケーシング14は更に、船体1の後部に設けられたポンプノズル16に接続されている。該ポンプノズル16は、後方へいくに従ってノズル径が小さくなるように構成されており、後端には、図3にも示すように噴射口17が形成されている。
滑走艇は、前記吸水口15から吸入した水をウォータージェットポンプPにて加圧・加速し、また、静翼13にて整流して、前記ポンプノズル16を通じて前記噴射口17から後方へ吐出する。滑走艇は、噴射口17から吐き出された水の反動により、推進力を得る。
デッキ3の前部には操舵用のハンドルバー19が設けられ、該ハンドルバー19は、ポンプノズル16の後方に配置されたステアリングノズル20(図3も参照)との間にてケーブル(図示せず)を介して接続されている。ハンドルバー19を左右に操作することにより、ステアリングノズル20は左右に揺動される。従って、ウォータージェットポンプPが推力を発生させている間にハンドルバー19を操作することにより、ポンプノズル16を通じて外部へ吐き出される水の方向を変えることができ、滑走艇の前進方向を変えることができる。
図4は、ウォータージェットポンプPの後部拡大側面図である。図4に示すように、ステアリングノズル20の後側上方には、ボウル形状を成すリバースバケット22が配置されている。また、ポンプケーシング14の下方には、このポンプケーシング14の下部を覆うようにしてポンプカバー23が設けられている。該ポンプカバー23の後部上面には、揺動軸24を介してリバースバケット22を枢支する枢支部(規制部,支持部)25が立設されている。図3に示すように、この枢支部25は、ポンプカバー23の左右に配設されており、図4に示す枢支部25は、左側のものを示している。また、図4に示すようにリバースバケット22は、揺動軸24から離れた位置にてケーブル26の一端が接続されており、このケーブル26の他端は、図1に示すようにデッキ3においてハンドルバー19の近傍に設けられたリバースレバー27に接続されている。
従って、リバースレバー27を操作することにより、図4に示すようにリバースバケット22は、揺動軸24を軸として上下方向へ揺動することができる。そして、リバースバケット22を、揺動軸24を中心に下方へ揺動させてステアリングノズル20の後方に位置させた場合、ステアリングノズル20から後方へ吐き出される水は略前方へ向きを変えて噴射される。従ってこのとき、滑走艇を後進させることができる。なお、図4には、ステアリングノズル20から噴射される水の通流断面の中心線28を一点鎖線で示している。
図5、及び図6(a),(b)を参照し、リバースバケット22の構成について詳説する。図5の斜視図、及び図6(a)の側面図に示すように、リバースバケット22はボウル形状を成す本体部30を有し、この本体部30の外壁面には、左右方向へ延びる多数のリブ31が設けられている。リバースバケット22は合成樹脂製であり、このリブ31によって剛性が確保されているが、十分な剛性を有する素材を用いてリバースバケット22を構成する場合には、このリブ31は必ずしも要しない。
本体部30の側部には、上述した揺動軸24が挿通される枢支孔(被支持部)32が設けられており、リバースバケット22は該枢支孔32の位置にて枢支部25により支持される。この枢支孔32は、左右の枢支部25に対応して本体部30の左右に対称的に設けられている(図5参照)。図6(a)に示すように、右側の枢支孔32から所定距離だけ離隔した位置には、上述したケーブル26(図4)の一端が接続されるケーブル接続部33が設けられている。図4に示すように、リバースバケット22がステアリングノズル20を覆った状態においては、枢支孔32及びケーブル接続部33は、ステアリングノズル20からの噴流の中心線28を挟んで配置され、枢支孔32は前記中心線28より下方に位置している。
図6(b)に示すように、本体部30の後部からは、ツバ部34が後方へ延設されている。このツバ部34は、本体部30の内壁面30Aとは異なる角度を有してその内壁面34Aが形成されている。即ち、ツバ部34の内壁面34Aは、その後端部が本体部30の外方に位置するように傾斜して形成されている。
また、リバースバケット22の内壁面であって左側の枢支孔32の近傍には、クランク形状を成すストッパ35が立設されている。図4に示すようにこのストッパ35は、リバースバケット22が下方に位置するとき、左側の枢支部25の後部下方に当接し、リバースバケット22が更に下方へ揺動するのを制限する。従って、リバースレバー27(図1)を操作してリバースバケット22を下方へ揺動させた場合、該リバースバケット22は、枢支部25及びストッパ35が当接する下方位置にて固定される。
一方、図4に示すように、リバースバケット22が上方に位置するとき、枢支部25の後部上方に当接し、リバースバケット22が更に上方へ揺動するのを制限する。従って、リバースレバー27(図1)を操作してケーブル26を前方へ引くと、リバースバケット22は上方へ揺動され、該リバースバケット22は、枢支部25及びストッパ35が当接する上方位置にて固定される。このように、リバースバケット22は、枢支部25とストッパ35とによって定められる範囲内にて上下へ揺動自在であってこの範囲外への揺動は規制され、また、リバースレバー27の操作により、枢支部25とストッパ35とが当接する上方位置及び下方位置において固定される。
また、図6(b)に示すように、本体部30の内壁面30Aには多数のフィン40が形成されている。即ち、本体部30の内壁面30Aの左右それぞれにはサイドフィン41が設けられ、このサイドフィン41の間には2つのセンターフィン42が設けられている。このサイドフィン41及びセンターフィン42は、ともに本体部30の略前後方向に沿って形成されており、いずれも前部に比べて後部の方が突出量が小さくなるように形成されている。なお、図6(b)では、左側のサイドフィン41及びセンターフィン42を示しているが、このサイドフィン41及びセンターフィン42は、本体部30の内壁面30Aにおいて左右対称に設けられている。
図7は、艇が後進しているときのリバース機構を示すウォータージェットポンプPの後部拡大側面図である。図7に示すように、艇を後進させる場合、リバースレバー27(図1)の操作によりリバースバケット22は揺動軸24を軸に揺動されて下方に配置される。ステアリングノズル20から吐出された噴流は、リバースバケット22の内壁面30Aにて反射され、方向が変えられて前方へ噴射されて後進推力を発生する。
内壁面30Aにて反射される噴流は、上述したサイドフィン41及びセンターフィン42によって整流され、その結果、ステアリングノズル20からの噴流は、円滑にその通流方向が前方へと変更され、左右への拡散も抑制される。従って、ウォータージェットポンプPが発生させた推力は、効率的に後進推力へ変換される。
また、上述したように、リバースバケット22の枢支孔32は、ステアリングノズル20からの噴流の中心線28より下方に位置しているため、この噴流を受けたリバースバケット22には下向きのモーメントが作用する。従って、艇の後進時に、下方に位置してステアリングノズル20からの噴流を受けるリバースバケット22は、下向きのモーメントと、下方への揺動を規制する枢支部25及びストッパ35とにより、下方位置にて安定的に維持される。
図8は、艇が前進しているときのリバース機構を示すウォータージェットポンプPの後部拡大側面図である。既に述べたように、リバースレバー27(図1)を操作してケーブル26を前方へ引くことにより、リバースバケット22は上方位置にて固定され、その結果、ステアリングノズル20から吐出された噴流は、リバースバケット22の内壁面30Aにて反射されることなく、後方へ噴射されて前進推力を発生する。
ここで、仮に、艇の前進時にリバースバケット22が下方へ若干揺動した場合について述べる。この場合、図8に示すように、ステアリングノズル20からの噴流は、リバースバケット22のツバ部34の内壁面34Aに吹き付けられ、上方への揚力を得る。従って、艇が前進しているときに、例えリバースバケット22が下方へ若干揺動した場合であっても、ツバ部34が得る揚力により、リバースバケット22は上方へ押し上げられるため、前進時においてリバースバケット22は、上方位置にて安定的に維持される。
上述したような構成を成すリバース機構によれば、枢支部25及びストッパ35を備える比較的簡単な構成によって、リバースバケット22を上方位置及び下方位置にて固定することができる。また、構成が簡単であるが故に、上方位置及び下方位置での位置決め精度の向上を図ることが容易にできる。更に、ステアリングノズル20からの噴流の中心線28の下方に枢支孔32が配置されているため、後進時においてリバースバケット22は下方位置にて安定的に維持される一方、ツバ部34を備えるため、前進時においてリバースバケット22は上方位置にて安定的に維持される。
なお、本実施の形態では、枢支部25が、リバースバケット22を枢支すると共に、ストッパ35を介して該リバースバケット22の揺動範囲を規制するが、揺動範囲の規制を枢支部25とは別個の構成によって達成してもよい。
本発明は、ウォータージェット推進型の小型滑走艇に適用することができ、特に、そのリバース機構に適用することができる。
本発明の実施の形態に係る小型滑走艇の側面図である。 図1に示す小型滑走艇の平面図である。 図1に示す小型滑走艇の背面図である。 図1に示すウォータージェットポンプの後部拡大側面図である。 図4に示すリバースバケットの斜視図である。 図5に示すリバースバケットの構成を示す図面であり、(a)はその側面図、(b)は図5のVIb-VIb断面図である。 艇が後進しているときのリバース機構を示すウォータージェットポンプの後部拡大側面図である。 艇が前進しているときのリバース機構を示すウォータージェットポンプの後部拡大側面図である。
符号の説明
1 船体
2 ハル
3 デッキ
7 シート
11 ポンプ軸
14 ポンプケーシング
16 ポンプノズル
17 噴射口
19 ハンドルバー
20 ステアリングノズル
22 リバースバケット
23 ポンプカバー
24 揺動軸
25 枢支部(規制部,支持部)
26 ケーブル
27 リバースレバー
30 本体部
32 枢支孔
33 ケーブル接続部
34 ツバ部
35 ストッパ
E エンジン
P ウォータージェットポンプ


Claims (2)

  1. 艇の推進機構を成すウォータージェットポンプと、該ウォータージェットポンプの後方に配置されて左右へ揺動自在のステアリングノズルと、該ステアリングノズルの外側に配置されて上下へ揺動自在のリバースバケットと、前記ウォータージェットポンプの下部を覆うポンプカバーとを備え、
    該ポンプカバーは、前記リバースバケットの上昇動及び/又は下降動を規制すると共に前記リバースバケットを揺動自在に支持する支持部を有し、前記リバースバケットは、該リバースバケットの揺動範囲の上方位置及び/又は下方位置にて前記支持部に当接するストッパを有し、
    更に、前記リバースバケットの後部には、後方へ延設されたツバ部が設けられ、該ツバ部は、その後部が前記リバースバケットの外方に位置するように傾斜しており、
    前記リバースバケットは、該リバースバケットを揺動操作するためのケーブルが接続されるケーブル接続部を有し、前記ポンプカバーは、前記リバースバケットを揺動自在に支持する支持部を有し、前記リバースバケットの下降動が前記ストッパ及び前記支持部によって規制されたときに、前記リバースバケットの前記支持部による支持位置と前記ケーブル接続部とは、前記ウォータージェットポンプから吐出される噴流の流路断面の略中心を挟んで上下に配置されていることを特徴とするウォータージェット推進型の小型滑走艇のリバース機構。
  2. 前記支持位置と前記ケーブル接続部とは、前記リバースバケットの上昇動が前記ストッパ及び前記支持部によって規制されたときにおいても、前記噴流の流路断面の略中心を挟んで上下に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のウォータージェット推進型の小型滑走艇のリバース機構
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