JP4553883B2 - 光ディスク記録装置、光ディスク記録方法及びプログラム - Google Patents

光ディスク記録装置、光ディスク記録方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、光ディスク(光情報記録媒体とも呼ぶ。)に対する記録パワーの最適化技術に関する。
例えば、特開平5−144000号公報には、情報の記録時にピットの形成状態に応じてレ−ザ光の強度を補正できる光情報記録装置が開示されている。具体的には、レ−ザ駆動回路により基準ディジタル信号Aに対応してレ−ザ光の強度を変化させて情報の記録を行い、記録中における光ディスクからの反射光をフォトディテクタで受光し、光強度に比例した電圧をもつ信号Bを出力する。基準ディジタル信号に基づいてタイミングパルス発生回路から発生される、ピット部の後端部に対応するパルス信号Cと非ピット部の中央部に対応するパルス信号Dにより、信号BをRFアンプで増幅して得られた信号B’の電圧を、サンプルホ−ルド回路に保持させ、これらの電圧の差が常に基準値と一致するようにレ−ザダイオ−ドへの通電電流を制御する。本公報記載の技術では、データ記録中に記録パワーを調整するが、試し書き領域を用いた記録パワー最適化処理におけるデータは用いられていない。
また、特開2001−351242号公報には、1枚の光ディスクの記録を行う際の記録層の変化やレーザ光の波長の変化等の状況の変化に対応して常に適正な記録状態が得られるようにするための技術が開示されている。具体的には、記録信号の品位を評価するパラメータであるアシンメトリは、ピットの記録深さによって変化する。一方、ピットの記録深さは記録用レーザ光照射開始当初の反射光パワーのピーク値HSとその後の安定値HLとの比HL/HSに対応している。そして、HL/HSは記録パワーによって変化する。そこで、光ディスクの記録時にHSとHLを検出し、これが試し書きに基づき比設定手段で設定した値に一致するように比較手段から記録パワー指令値を出力してALPC回路を介して光ヘッド内のレーザダイオードの出力パワーを制御する。本公報記載の技術では、アシンメトリについて触れているが、HL/HSだけではアシンメトリ変動に適切に対応できない。
特開平5−144000号公報 特開2001−351242号公報
上で述べた従来技術では、WRF信号のピット形成部分又はスペース形成部分の信号振幅のみを検出しているため、記録時の変調(又は周知の評価指標であるβ)レベルの検出しかできない。検出された変調(又はβ)はディスク(メディアとも呼ぶ)や記録速度、記録パルス設定により変化するため、記録条件毎に補正係数が必要であったり、ディスク面内で記録速度が変動するCAV(Constant angular velocity:角速度一定)記録に向かないという問題点がある。
また、BD(Blu-ray Disc)やHD(High Definition)−DVDといった規格のディスクではPRML(Partial Response Maximum Likelihood)処理を行うため、アシンメトリ(Asymmetry)の変動が記録特性に影響する。しかし、従来技術のような変調(又はβ)検出ではアシンメトリ変動を補正しきれないといった問題点も存在する。
従って、本発明の目的は、ディスク面内においてアシンメトリが一定となるように記録パワーの適応的制御を可能とするための新規な技術を提供することである。
また、本発明の他の目的は、CAVを採用する場合においてもディスク面内においてアシンメトリが一定となるように記録パワーの適応的制御を可能とするための新規な技術を提供することである。
本発明の第1の態様に係る光ディスク記録装置は、最適なアシンメトリ値に対応する最適な記録パワーを特定するために複数の記録パワーで所定のパターンをディスクに記録する間に、上記所定のパターンに基づいて特定されるタイミングでディスクからの反射光強度に対応する受光信号の値を各記録パワーについて検出する検出手段と、各記録パワーについて、検出手段によって検出された受光信号の値から、特定の評価指標の指標値を算出する指標値算出手段と、最適な記録パワーとされる記録パワーでディスクに対してデータ記録を行っている間に、指標値算出手段によって算出された指標値に基づく記録パワーの補正を行うパワー補正手段とを有する。そして、上記検出手段は、最適な記録パワーとされる記録パワーでディスクに対してデータ記録を行っている間に、データ記録における記録パターンから特定されるタイミングでディスクからの反射光強度に対応する受光信号の値を検出する。また、上記指標値算出手段は、最適な記録パワーとされる記録パワーでのデータ記録中における受光信号の値から、特定の評価指標の指標値を現在指標値として算出する。さらに、上記パワー補正手段は、最適な記録パワーに対応する、特定の評価指標の評価値である最適指標値を基準として、現在指標値に応じて記録パワーの補正を行うものである。
このように所定のパターンに基づいて特定されるタイミングやデータ記録における記録パターンから特定されるタイミングで受光信号の値を検出するため、ピット及びスペースの形成パターンからアシンメトリを一定に保持するために必要なポイントで受光信号の値を検出し、特定指標の指標値を算出して記録パワー制御を行うことができるようになる。また、試し書き実施時において算出された特定の指標の指標値に基づいてデータ記録中に適応的な記録パワー制御が行われるので、ディスクの内周であっても外周であってもCAVであっても容易に対処できるようになる。
例えば上記タイミングは、最も短いピットを記録した後の部分である第1の部分と、RF信号が飽和するような長さのピットを記録した後の部分である第2の部分とを含む場合もある。例えば、BDやHD−DVD用のディスクへの書き込みにおいて、ピット形成時のレーザ照射時間が長いほどレーザ照射終了時における反射光強度に対応する受光信号の変動量が大きくなるという性質があり、当該変動量がアシンメトリに大きく影響するため、上記のようなポイント(すなわち部分)に着目するものである。
このような場合には、上で述べた特定の評価指標を、スペース形成時の定常レベルと第2の部分におけるレベルとの中間からの、第1の部分におけるレベルの偏り度合いを表すものとする場合もある。このような偏り度合いがアシンメトリとの相関が高いためである。
さらに、本発明の第1の態様において、各記録パワーについての上記指標値に基づき、記録パワーと上記指標値との関係(例えば直線近似できれば比例係数)を抽出する手段をさらに有するようにしてもよい。その際、パワー補正手段は、記録パワーと上記指標値との関係と、最適指標値からの、現在指標値の乖離とに基づき、補正後の記録パワーを決定するようにしてもよい。このようにすれば、記録パワーを適正量補正することができるようになる。
また、本発明の第1の態様において、最適なアシンメトリ値に対応する最適な記録パワーから、上記最適指標値を特定する手段をさらに含むようにしてもよい。最適指標値は、特定の評価指標によって、最適な記録パワーから特定される場合と、ある固定値となる場合とがある。
さらに、上記特定の評価指標が、複数の評価指標のうち記録パワーの影響を最も受けやすい評価指標である場合もある。記録パワーに対する感度が高ければ、調整がしやすいためである。
また、上で述べたタイミングが、最も短いピットを記録した後の部分である第1の部分と、前記最も短いピットに次いで短いピットを記録した後の部分である第2の部分と、RF信号が飽和するような長さのピットを記録した後の部分である第3の部分とを含む場合もある。アシンメトリとの関係からこのようなポイントが特定される。
そして、上で述べた特定の評価指標を、スペース形成時の定常レベルと第3の部分におけるレベルとの中間からの、第1の部分におけるレベルの偏り度合いを表す第1の指標と、スペース形成時の定常レベルと第3の部分におけるレベルとの中間からの、第2の部分におけるレベルの偏り度合いを表す第2の指標と、第1の部分におけるレベルと第2の部分におけるレベルの比を表す第3の指標とのうち記録パワーの影響を最も受けやすい指標とする場合もある。
さらに、上で述べた特定の評価指標を、スペース形成時の定常レベルと第3の部分におけるレベルとの中間からの、第1の部分におけるレベルの偏り度合いを表す第1の指標と、スペース形成時の定常レベルと第3の部分におけるレベルとの中間からの、第2の部分におけるレベルの偏り度合いを表す第2の指標と、第1の部分におけるレベルと第2の部分におけるレベルの比を表す第3の指標とを統合した指標とする場合もある。
特定の評価指標については様々な変形が可能であるが、アシンメトリとの関係から上記3つの指標は有用である。
また、上で述べた特定の評価指標は、予め定められた複数の評価指標の、各々の目標値からの乖離の大きさを合計した値に関連する評価指標である場合もある。このようにすれば、複数の評価指標を目標に近づけるように記録パワーが補正されるようになり、結果としてアシンメトリ値を最適に近づけることができるようになる。
さらに、特定の評価指標の最適評価値に対する許容範囲に関するデータを、ディスク又は記録装置のメモリに格納しておいてもよい。そして、その際には、パワー補正手段が、現在評価値が許容範囲外となった場合に、パワーの補正を実施するようにしてもよい。頻繁な記録パワーの補正は好ましくない場合があるためである。
本発明の第2の態様に係る光ディスク記録方法は、最適なアシンメトリ値に対応する最適な記録パワーを特定するために複数の記録パワーで所定のパターンをディスクに記録する間に、所定のパターンに基づいて特定されるタイミングで前記ディスクからの反射光強度に対応する受光信号の値を各前記記録パワーについて検出する検出ステップと、各記録パワーについて、検出ステップにおいて検出された受光信号の値から、特定の評価指標の指標値を算出する指標値算出ステップと、最適な記録パワーとされる記録パワーでディスクに対してデータ記録を行っている間に、データ記録における記録パターンから特定されるタイミングでディスクからの反射光強度に対応する受光信号の値を検出するステップと、最適な記録パワーとされる記録パワーでのデータ記録中における受光信号の値から、特定の評価指標の指標値を現在指標値として算出するステップと、最適な記録パワーとされる記録パワーでディスクに対してデータ記録を行っている間に、最適な記録パワーに対応する特定の評価指標の評価値である最適指標値と現在指標値とを用いて、指標値算出ステップにおいて算出された指標値に基づく記録パワーの補正を行うパワー補正ステップと、を含む。
また、本発明の第3の態様に係る光ディスク記録装置のためのプログラムは、最適なアシンメトリ値に対応する最適な記録パワーを特定するために複数の記録パワーで所定のパターンをディスクに記録する間に、所定のパターンに基づいて特定されるタイミングでディスクからの反射光強度に対応する受光信号の値を各記録パワーについて検出した場合、各前記記録パワーについて、検出された前記受光信号の値から、特定の評価指標の指標値を算出する指標値算出ステップと、最適な記録パワーとされる記録パワーでディスクに対してデータ記録を行っている間に、データ記録における記録パターンから特定されるタイミングでディスクからの反射光強度に対応する受光信号の値を検出した場合、最適な記録パワーとされる記録パワーでのデータ記録中における受光信号の値から、特定の評価指標の指標値を現在指標値として算出するステップと、最適な記録パワーとされる記録パワーでディスクに対してデータ記録を行っている間に、最適な記録パワーに対応する特定の評価指標の評価値である最適指標値と現在指標値とを用いて、指標値算出ステップにおいて算出された指標値に基づく記録パワーの補正を行うパワー補正ステップとをプロセッサに実行させるものである
なお、上記プログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROMなどの光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置、メモリを有する中央演算装置に格納される。また、ネットワークなどを介してデジタル信号として配信される場合もある。尚、中間的な処理結果は各種装置のワークメモリ領域などに一時保管される。
本発明によれば、ディスク面内においてアシンメトリが一定となるように記録パワーの適応的制御が可能となる。
また、本発明の他の側面によれば、CAVを採用する場合においてもディスク面内においてアシンメトリが一定となるように記録パワーの適応的制御が可能となる。
本発明の実施の形態におけるドライブ・システムの機能ブロック図を図1を用いて説明する。本発明の実施の形態に係るドライブ・システムは、光ディスク記録再生装置100と、テレビ受像器などの表示部131とリモートコントローラなどの操作部132とを含む入出力システム130とを含む。
光ディスク記録再生装置100は、処理途中のデータ、処理結果のデータ、処理における参照データ(例えば各メディアIDに対応するストラテジデータ)などを格納するメモリ127と、以下で説明する処理を行わせるためのプログラムが記録されるメモリ回路1254を含むCPU(中央演算装置:Central Processing Unit)125と、入出力システム130とのインターフェースであるインターフェース部(I/F)128と、再生信号であるRF信号及びWRF信号の所定タイミングの値等を検出する特性値検出部124と、再生信号であるRF信号から例えば2T乃至11T符号のいずれが読み出されたかを復号するための処理などを行うスライサ122及びデータ復調回路123と、ピックアップ部110と、レーザ・ダイオード(LD)ドライバ121と、図示しないディスク150の回転制御部及びモータ並びにピックアップ部110用のサーボ制御部等を含む。
また、ピックアップ部110は、対物レンズ114と、ビームスプリッタ116と、検出レンズ115と、コリメートレンズ113と、レーザ・ダイオード(LD)111と、フォトディテクタ(PD)112とを含む。ピックアップ部110では、図示しないサーボ制御部の制御に応じて図示しないアクチュエータが動作し、フォーカス及びトラッキングが行われる。
CPU125は、メモリ127、特性値検出部124、I/F128、LDドライバ121、図示しない回転制御部及びサーボ制御部などに接続されている。また、CPU125は、メモリ回路1254に格納されているプログラムを実行することによって、検出値演算部1251、最適化判断部1252及びパワー制御部1253として機能するようになっている。さらに、特性値検出部124は、PD112、CPU125などに接続されている。LDドライバ121は、CPU125及びLD111に接続されている。CPU125は、I/F128を介して入出力システム130にも接続されている。
次に、ディスク150に対してデータを記録する場合における処理の概要を説明する。まず、CPU125又は別途設けられているデータ変調回路(図示せず)は、ディスク150に書き込むためのデータに対して変調処理などを実施し、変調処理後のデータをLDドライバ121に出力する。LDドライバ121は、指定の記録条件に従って、受信したデータでLD111を駆動してレーザ光を出力させる。レーザ光は、コリメートレンズ113、ビームスプリッタ116、対物レンズ114を介してディスク150に照射され、ディスク150にスペースとピットを形成する。
また、ディスク150に記録されたデータを再生する場合における処理の概要を説明する。CPU125からの指示に従ってLDドライバ121は、LD111を駆動してレーザ光を出力させる。レーザ光は、コリメートレンズ113、ビームスプリッタ116、対物レンズ114を介してディスク150に照射される。ディスク150からの反射光は、対物レンズ114、ビームスプリッタ116、検出レンズ115を介してPD112に入力される。PD112は、ディスク150からの反射光を電気信号に変換し、特性値検出部124及びスライサ122等に出力する。スライサ122及びデータ復調回路123等は、出力された再生信号に対して所定の復号処理を行い、復号されたデータをCPU125及びI/F128を介して、入出力システム130の表示部131に出力して、再生データを表示させる。特性値検出部124は、通常の再生では用いられない。
[実施の形態1]
次に、図2乃至図7を用いて、第1の実施の形態における光ディスク記録再生装置100の動作について説明する。まず、光ディスク記録再生装置100は、ユーザによるディスク150の挿入を受け付ける(ステップS1)。そして、CPU125は、所定の領域に書き込まれているメディアIDのデータを、PD112、スライサ122及びデータ復調回路123を介して読み出し(ステップS3)、CPU125は、例えばメモリ127に当該メディアIDに対応して格納されているストラテジのデータなどを読み出す(ステップS5)。ディスク150に、以下で説明する評価指標であるシンメトリズレ値の許容範囲に関するデータが記録されている場合には、当該許容範囲に関するデータをも読み出す。
さらに、CPU125は、読み出したストラテジのデータに従って、ディスク150の試し書きの領域に、所定のピット及びスペースのパターンを形成するように書き込みを実施させる。なお、最適記録パワーを特定するために、所定のピット及びスペースのパターンについては、LDドライバ121に異なる記録パワーを設定して所定回数書き込むようにする。同時に、PD112は、各記録パワーで書き込んでいる間におけるディスク150からの反射光を検出して対応するWRF信号を特性値検出部124に出力する。特性値検出部124は、図3に示すようなタイミングで、評価指標であるシンメトリズレ値を算出するのに必要な値を検出する。
図3は、8T、4T、2T及び7Tのピットを形成する際における(a)LD111から出力されるレーザ光のパルス出力波形、(b)サンプリングのタイミングを指示するサンプリング信号、(c)記録中の反射光をPD112によって検出した結果であるWRF信号、及び(d)形成されるピット及びスペースの一例を示す。
本実施の形態における評価指標であるシンメトリズレ値は、スペース形成時の定常レベルwL8T(電圧値。以下同じ。)と、RF信号が飽和するような長さのピットを記録した直後のレベルwP8Tとの中間からの、最も短いピットを書き込んだ直後のレベルwP8Tの偏り度合いを表すものである。より具体的には、シンメトリズレ値γ={(wL8T+wP8T)/2−wP2T}/(wL8T−wP8T)となる。すなわち、(wL8T−wP8T)で正規化している。この評価指標は、アシンメトリ値との相関が高いことが分かっている。
なお、BDやHD−DVDの場合には、RF信号が飽和するピット長は6T以上であり、図3の例では、8T及び7Tは、RF信号が飽和するピット長となる。また、最も短いピットは、BDやHD−DVDの場合には、2Tのピットである。従って、図3(b)のように、8Tのピットを形成するLD出力信号直後、2Tのピットを形成するLD出力信号直後、7Tを形成するLD出力信号直後にサンプリング信号がオンになる。サンプリング信号は、CPU125自ら又はCPU125からの指示に応じて動作する回路によって生成される。なお、WRF信号には、図3(c)に示すように、ピット形成のためのLD出力信号直後にスパイクが現れるが、このスパイクの溝の深さは、形成すべきピット長に応じて変化し、2Tのピット形成のためのLD出力信号直後(タイミングA)のレベルをwP2Tとして特定し、6T以上のピット形成のためのLD出力信号直後(タイミングB及びC)のレベルをwP8Tとして特定する。また、スペース形成時の定常レベルwL8Tが必要となるので、定常状態になった所定のタイミング、すなわちLD出力信号がスペース形成レベルになってからΔt後に、スペース形成時の定常レベルwL8Tを検出するためにサンプリング信号をオン(タイミングD及びE)にして検出する。
wP2T、wP8T、wL8Tも、特定の記録パワーにおいて何回か検出されるが、値が変化する場合もあるので平均値を算出して、当該平均値でシンメトリズレ値を算出するようにしても良い。
なお、図3(d)に示すように、ピットは、LD出力信号から多少ずれた形で形成される。
このようにして特性値検出部124は、各記録パワーについて、wP2T、wP8T、wL8Tを検出する。
CPU125の検出値演算部1251は、特性値検出部124からwP2T、wP8T、wL8Tの値を受け取り、各記録パワーについてシンメトリズレ値γを算出し、例えばメモリ127等に記憶する(ステップS7)。
また、試し書き領域に対する書き込みが終了すると、CPU125は、試し書きの結果を再生するためにLDドライバ121に再生パワーを設定する処理などを行う。PD112は、ディスク150からの反射光を検出してRF信号を特性値検出部124に出力する。特性値検出部124は、アシンメトリ値を算出するために必要な値を検出し、CPU125に出力する。CPU125の検出値演算部1251は、特性値検出部124からの検出値から記録パワー毎にアシンメトリ値を算出し、例えばメモリ127に格納する(ステップS9)。
アシンメトリ値は、周知であるが、図4に示すようなRF信号において、I14L、I3L、I3H及びI14Hの値を検出して、{(I14H+I14L)−(I3H+I3L)}/{2×(I14H−I14L)}によって算出される。
次に、最適化判断部1252は、アシンメトリ値が最適となる記録パワーを特定する(ステップS11)。予め定められている最適アシンメトリ値に最も近いアシンメトリ値を最適として、対応する記録パワーを特定する。同様に、最適記録パワーに対応するシンメトリズレ値γも特定する。
さらに、パワー制御部1253は、メモリ127に格納されているシンメトリズレ値と対応する記録パワーの値とから回帰計算を実施し、シンメトリズレ値−記録パワーの比例係数を算出し、メモリ127に格納する(ステップS13)。図5に示すように、記録パワーとシンメトリズレ値との関係を直線aで近似して、直線aの式γ=αx+β(x:記録パワー)の比例係数αを算出する。なお、図5において、最適パワーx’とシンメトリズレ値γ’もステップS11で特定される。
その後、CPU125のパワー制御部1253は、最適記録パワーをLDドライバ121にセットして、データ記録を実施させる(ステップS15)。このデータ記録における処理については図6及び図7を用いて説明する。
まず、データ記録を通常どおり最適記録パワーとされる記録パワーで実施している間に、ステップS7と同様に、現在のシンメトリズレ値γを算出する(ステップS21)。CPU125では、どのようなピット及びスペースを構成するのか分かるので、サンプリング信号を適切なタイミングで出力することができる。例えば、所定期間毎に、何回かサンプリングした値を平均して、シンメトリズレ値γを算出する。シンメトリズレ値γを計算できるだけのデータを取得する毎に計算しても良い。
そして、最適化判断部1252は、現在のシンメトリズレ値γが、例えばディスク150又はメモリ127に予め記録されているシンメトリズレ値の許容範囲に関するデータとステップS11で特定された最適シンメトリズレ値とから特定される許容範囲に入っているか判断する(ステップS23)。例えば、シンメトリズレ値の許容範囲に関するデータは、最適シンメトリズレ値からプラスマイナスx%という割合を示すデータであってもよいし、プラスマイナスyといった値を示すデータであってもよい。
例えば、図7(a)が、最適シンメトリズレ値が算出された状態とすると、例えばデータ記録中アンダーパワーとなれば、図7(b)に示すような状態となる。すなわち、wP2Tの値が、wL8TとwP8Tの中間より上に上昇する状態となる。一方、データ記録中オーバーパワーとなれば、図7(c)に示すような状態となる。すなわち、wP2Tの値が、wL8TとwP8Tの中間より下に下降するような状態となる。いずれの場合も、アシンメトリ値に影響し、所定範囲以上変動すれば調整が必要となる。
現在のシンメトリズレ値γが、許容範囲に入っていると判断された場合にはステップS21に戻る。一方、現在のシンメトリズレ値γが、許容範囲外である場合には、パワー制御部1253は、ステップS13で算出された比例係数αを用いて、記録パワーを補正する(ステップS25)。具体的には、現在の記録パワーをPと表し、Δシンメトリズレ値=(現在のシンメトリズレ値−最適シンメトリズレ値)とすると、補正後の記録パワーP’は、以下のように表される。
P’=P−Δシンメトリズレ値/α
以上のような処理をデータ記録終了まで繰り返す(ステップS27)。すなわち、データ記録が終了しなければステップS21に戻り、データ記録が終了すれば、元の処理に戻る。
このような処理を実施すれば、メディアの面内の感度ばらつきや記録時の環境変化による外乱を吸収し、良好な記録特性を実現できるようになる。
また今回は、メディア特性がHigh-to-Low(記録後にPD上に戻る光量が低下する)の場合で実施例を示したが、Low-to-High(記録後にPD上に戻る光量が増加する)の場合でも良好な記録特性を実現できるようになる。
[実施の形態2]
次に、図8を用いて、第2の実施の形態における光ディスク記録再生装置100の動作について説明する。まず、光ディスク記録再生装置100は、ユーザによるディスク150の挿入を受け付ける(ステップS31)。そして、CPU125は、所定の領域に書き込まれているメディアIDのデータを、PD112、スライサ122及びデータ復調回路123を介して読み出し(ステップS33)、CPU125は、例えばメモリ127に当該メディアIDに対応して格納されているストラテジのデータなどを読み出す(ステップS35)。ディスク150に、以下で説明する評価指標であるシンメトリズレ値の許容範囲に関するデータが記録されている場合には、当該許容範囲に関するデータをも読み出す。
さらに、CPU125は、読み出したストラテジのデータに従って、ディスク150の試し書きの領域に、所定のピット及びスペースのパターンを形成するように書き込みを実施させる。なお、最適記録パワーを特定するために、所定のピット及びスペースのパターンについては、LDドライバ121に異なる記録パワーを設定して所定回数書き込むようにする。同時に、PD112は、各記録パワーで書き込んでいる間におけるディスク150からの反射光を検出して対応するWRF信号を特性値検出部124に出力する。特性値検出部124は、図9に示すようなタイミングで、評価指標であるシンメトリズレ値を算出するのに必要な値を検出する。
図9は、8T、3T、2T及び7Tのピットを形成する際における(a)LD111から出力されるレーザ光のパルス出力波形、(b)サンプリングのタイミングを指示するサンプリング信号、(c)記録中の反射光をPD112によって検出した結果であるWRF信号、及び(d)形成されるピットの一例を示す。
本実施の形態における評価指標である第1のシンメトリズレ値γ1は、スペース形成時の定常レベルwL8Tと、RF信号が飽和するような長さのピットを記録した直後のレベルwP8Tとの中間からの、最も短いピットを書き込んだ直後のレベルwP2Tの偏り度合いを表すものである。より具体的には、シンメトリズレ値γ1={(wL8T+wP8T)/2−wP2T}/(wL8T−wP8T)となる。すなわち、(wL8T−wP8T)で正規化している。この評価指標は、アシンメトリ値との相関が高いことが分かっている。
また、本実施の形態における評価指標である第2のシンメトリズレ値γ2は、スペース形成時の定常レベルwL8Tと、RF信号が飽和するような長さのピットを記録した直後のレベルwP8Tとの中間からの、2番目に短いピットを書き込んだ直後のレベルwP3Tの偏り度合いを表すものである。より具体的には、シンメトリズレ値γ2={(wL8T+wP8T)/2−wP3T}/(wL8T−wP8T)となる。すなわち、(wL8T−wP8T)で正規化している。この評価指標も、アシンメトリ値との相関が高いことが分かっている。
さらに、本発明の形態における評価指標である第3のシンメトリズレ値γ3は、最も短いピットを書き込んだ直後のレベルwP2Tと2番目に短いピットを書き込んだ直後のレベルwP3Tとの比である。具体的には、シンメトリズレ値γ3=wP2T/wP3Tとなる。この評価指標も、アシンメトリ値との相関が高いことが分かっている。
上でも述べたが、BDやHD−DVDの場合には、RF信号が飽和するピット長は6T以上であり、8T及び7Tは、RF信号が飽和するピット長となる。また、最も短いピットは、BDやHD−DVDの場合には、2Tのピットである。2番目に短いピットは、3Tのピットである。従って、図9(b)のように、8Tのピットを形成するLD出力信号直後、3Tのピットを形成するLD出力信号直後、2Tのピットを形成するLD出力信号直後、7Tを形成するLD出力信号直後にサンプリング信号がオンになる。サンプリング信号は、CPU125自ら又はCPU125からの指示に応じて動作する回路によって生成される。そして図9(c)に示すように、2Tのピット形成のためのLD出力信号直後(タイミングB2)のレベルをwP2Tとして特定し、3Tのピット形成のためのLD出力信号直後(タイミングD2)のレベルをwP3Tとして特定し、6T以上のピット形成のためのLD出力信号直後(タイミングA2及びC2)のレベルをwP8Tとして特定する。また、スペース形成時の定常レベルwL8Tが必要となるので、定常状態になった所定のタイミング、すなわちLD出力信号がスペース形成レベルになってからΔt後に、スペース形成時の定常レベルwL8Tを検出するためにサンプリング信号をオン(タイミングE2、F2及びG2)にして検出する。
wP2T、wP3T、wP8T、wL8Tも、特定の記録パワーにおいて何回か検出されるが、値が変化する場合もあるので平均値を算出して、当該平均値でシンメトリズレ値を算出するようにしても良い。
なお、図9(d)に示すように、ピットは、LD出力信号から多少ずれた形で形成される。
このようにして特性値検出部124は、各記録パワーについて、wP2T、wP3T、wP8T、wL8Tを検出する。
CPU125の検出値演算部1251は、特性値検出部124からwP2T、wP3T、wP8T、wL8Tの値を受け取り、各記録パワーについて第1乃至第3のシンメトリズレ値を算出し、例えばメモリ127等に記憶する(ステップS37)。
そして、検出値演算部1251は、各シンメトリズレ値について、最小記録パワーの際の値と最大記録パワーの際の値の差などから、変化割合の最も高いシンメトリズレ値を特定する(ステップS39)。例えば図10に示すように、シンメトリズレ値γ1と記録パワーとの関係を表す直線b、シンメトリズレ値γ2と記録パワーとの関係を表す直線c、シンメトリズレ値γ3と記録パワーとの関係を表す直線dとが得られた場合には、直線bが最も変化割合が大きく、シンメトリズレ値γ1が選択される。なお、本ステップにおいて、回帰計算を実施してしまい、直線bを表す式γ1=α1x+β1、直線cを表す式γ2=α2x+β2、直線cを表す式γ3=α3x+β3を算出し、α1、α2、α3のうち最も値が大きいシンメトリズレを特定するようにしてもよい。
さらに、試し書き領域に対する書き込みが終了すると、CPU125は、試し書きの結果を再生するためにLDドライバ121に再生パワーを設定する処理などを行う。PD112は、ディスク150からの反射光を検出してRF信号を特性値検出部124に出力する。特性値検出部124は、アシンメトリ値を算出するために必要な値を検出し、CPU125に出力する。CPU125の検出値演算部1251は、特性値検出部124からの検出値から記録パワー毎にアシンメトリ値を算出し、例えばメモリ127に格納する(ステップS41)。
次に、最適化判断部1252は、アシンメトリ値が最適となる記録パワーを特定する(ステップS43)。予め定められている最適アシンメトリ値に最も近いアシンメトリ値を最適として、対応する記録パワーを特定する。同様に、ステップS39で特定されたシンメトリズレ値(図10の例ではγ1)についても、最適記録パワーに対応する最適値(図10の例ではγ’1)も特定する。
さらに、パワー制御部1253は、メモリ127に格納されており且つステップS39で特定されたシンメトリズレ値と対応する記録パワーの値とから回帰計算を実施し、上記シンメトリズレ値−記録パワーの比例係数を算出し、メモリ127に格納する(ステップS45)。図10に示したような直線を、ステップS39で特定されたシンメトリズレ値について特定する。なお、ステップS39で回帰計算を実施している場合には本ステップはスキップされる。
その後、CPU125のパワー制御部1253は、最適記録パワーをLDドライバ121にセットして、データ記録を実施させる(ステップS47)。このデータ記録における処理については図6と同様である。但し、ステップS39で特定されたシンメトリズレ値のみを算出すればよく、それに必要な値のみをWRF信号から検出すればよい。
このような処理を実施すれば、メディアの面内の感度ばらつきや記録時の環境変化による外乱を吸収し、良好な記録特性を実現できるようになる。特に、より多くの評価指標から、最も記録パワーに影響を受けるシンメトリズレ値を用いて記録パワーの適応的制御を実施するので、アシンメトリ値変動を早期に対処できるようになる。
[実施の形態3]
次に、図11を用いて、第3の実施の形態における光ディスク記録再生装置100の動作について説明する。まず、光ディスク記録再生装置100は、ユーザによるディスク150の挿入を受け付ける(ステップS51)。そして、CPU125は、所定の領域に書き込まれているメディアIDのデータを、PD112、スライサ122及びデータ復調回路123を介して読み出し(ステップS53)、CPU125は、例えばメモリ127に当該メディアIDに対応して格納されているストラテジのデータなどを読み出す(ステップS55)。ディスク150に、以下で説明する評価指標であるシンメトリズレ値の標準偏差σの閾値に関するデータが記録されている場合には、当該閾値に関するデータをも読み出す。
さらに、CPU125は、読み出したストラテジのデータに従って、ディスク150の試し書きの領域に、所定のピット及びスペースのパターンを形成するように書き込みを実施させる。なお、最適記録パワーを特定するために、所定のピット及びスペースのパターンについては、LDドライバ121に異なる記録パワーを設定して所定回数書き込むようにする。同時に、PD112は、各記録パワーで書き込んでいる間におけるディスク150からの反射光を検出して対応するWRF信号を特性値検出部124に出力する。特性値検出部124は、図9に示すようなタイミングで、シンメトリズレ値を算出するのに必要な値を検出する。すなわち、特性値検出部124は、各記録パワーについて、wP2T、wP3T、wP8T、wL8Tを検出する。
CPU125の検出値演算部1251は、特性値検出部124からwP2T、wP3T、wP8T、wL8Tの値を受け取り、各記録パワーについて第1乃至第3のシンメトリズレ値を算出し、例えばメモリ127等に記憶する(ステップS57)。第1乃至第3のシンメトリズレ値の定義は、第2の実施の形態と同じである。
また、試し書き領域に対する書き込みが終了すると、CPU125は、試し書きの結果を再生するためにLDドライバ121に再生パワーを設定する処理などを行う。PD112は、ディスク150からの反射光を検出してRF信号を特性値検出部124に出力する。特性値検出部124は、アシンメトリ値を算出するために必要な値を検出し、CPU125に出力する。CPU125の検出値演算部1251は、特性値検出部124からの検出値から記録パワー毎にアシンメトリ値を算出し、例えばメモリ127に格納する(ステップS59)。
次に、最適化判断部1252は、アシンメトリ値が最適となる記録パワーを特定する(ステップS61)。予め定められている最適アシンメトリ値に最も近いアシンメトリ値を最適として、対応する記録パワーを特定する。
また、検出値演算部1251は、各記録パワーについてシンメトリズレ値の標準偏差σを算出し、メモリ127に格納する(ステップS63)。この際、検出値演算部1251は、最適記録パワーにおける各シンメトリズレ値を特定する。ここでは、第1のシンメトリズレ値γ1の最適値をγ’1とし、第2のシンメトリズレ値γ2の最適値をγ’2とし、第3のシンメトリズレ値γ3の最適値をγ’3とする。そして、シンメトリズレ値の標準偏差σは、以下のとおりである。
Figure 0004553883
なお、標準偏差σは、各記録パワーについて算出され、最適記録パワーにおける標準偏差σは0となる。
そうすると、図12に示すようなグラフを描くことができる。最適記録パワーにおける標準偏差σは0となり、標準偏差σの定義から負の値はないので、図12に示すように、Vの字型の線eを描くことができる。
さらに、パワー制御部1253は、メモリ127に格納されている標準偏差σの値と対応する記録パワーの値とから回帰計算を実施し、標準偏差σ−記録パワーの比例係数を算出し、メモリ127に格納する(ステップS65)。基本的には、最適記録パワー以上の記録パワーの場合の比例係数α1と、最適記録パワー以下の記録パワーの場合の比例係数α2と分けて回帰計算を行う。簡易的には、例えば最適記録パワー以上の記録パワーの場合の比例係数α1を用いて、最適記録パワー以下の記録パワーの場合の比例係数を−α1にしてもよい。α2を算出して、α1を−α2としてもよい。
その後、CPU125のパワー制御部1253は、最適記録パワーをLDドライバ121にセットして、データ記録を実施させる(ステップS67)。このデータ記録における処理については図13を用いて説明する。
まず、データ記録を通常どおり最適記録パワーとされる記録パワーで実施している間に、ステップS57と同様に、現在の第1乃至第3のシンメトリズレ値を算出し、メモリ127に格納する(ステップS71)。CPU125では、どのようなピット及びスペースを構成するのか分かるので、サンプリング信号を適切なタイミングで出力することができる。例えば、所定期間毎に、何回かサンプリングした値を平均して、各シンメトリズレ値を算出する。各シンメトリズレ値を計算できるだけのデータを取得する毎に計算しても良い。
また、検出値演算部1251は、現在の第1乃至第3のシンメトリズレ値から現在の標準偏差σを算出し、メモリ127に格納する(ステップS73)。
そして、最適化判断部1252は、現在の標準偏差σが、例えばディスク150又はメモリ127に予め記録されている標準偏差σの閾値以下であるか判断する(ステップS75)。標準偏差σの定義からすると、σは0以上なので、正の値の閾値が設定される。
現在の標準偏差σが、閾値以下であると判断された場合にはステップS71に戻る。一方、現在の標準偏差σが、閾値を超える場合には、パワー制御部1253は、ステップS65で算出された比例係数α1又はα2を用いて、記録パワーを補正する(ステップS77)。具体的には、γ1−γ’1の符号が正であればα1を用い、負であればα2を用いる。γ2−γ’2の符号に基づくようにしても良い。そして、現在の記録パワーはPと表し、Δ標準偏差=(現在の標準偏差−標準偏差σの最適値)とすると、補正後の記録パワ−P’は、以下のように表される。
P’=P−Δ標準偏差/α
但し、αは、α1又はα2である。
以上のような処理をデータ記録終了まで繰り返す(ステップS79)。すなわち、データ記録が終了しなければステップS71に戻り、データ記録が終了すれば、元の処理に戻る。
以上のように、第1乃至第3のシンメトリズレ値を統合した評価指標を用いても、それらを最適化するように記録パワーを適応的に制御することによって、シンメトリ値を適切な値に近づけることができるようになる。
以上本発明の発明の実施の形態を説明したが、これらは一例に過ぎない。
すなわち、標準偏差σを用いるのは一例であって、第1乃至第3のシンメトリズレ値を統合する他の評価指標を採用するようにしても良い。また、第1乃至第3のシンメトリズレ値を使用する例を示したが、他のシンメトリズレ値を定義して用いるようにしても良い。
また、図1の機能ブロック図の機能ブロックは一例であって、必ずしも実際のモジュール構成と対応しない場合もある。
さらに、図1の例では、入出力システム130としてテレビ受像器及びリモートコントローラを想定した例を示したが、例えば、代わりにパーソナルコンピュータが接続される場合もある。また光ディスク記録再生装置100がパーソナルコンピュータと一体化される場合もある。
本発明の実施の形態に係る機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるメイン処理フローを示す図である。 (a)乃至(d)は、本発明の第1の実施の形態におけるサンプリングを説明するためのタイミングチャートを示す図である。 アシンメトリ値を説明するための図である。 記録パワーとシンメトリズレ値との関係を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるデータ記録処理の処理フローを示す図である。 (a)は最適状態のWRF信号の状態を示し、(b)はアンダーパワー時のWRF信号の状態を示し、(c)はオーバーパワー時のWRF信号の状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるメインの処理フローを示す図である。 (a)乃至(d)は、本発明の第2及び第3の実施の形態におけるサンプリングを説明するためのタイミングチャートを示す図である。 記録パワーと第1乃至第3のシンメトリズレ値との関係を示す図である。 本発明の第3の実施の形態におけるメインの処理フローを示す図である。 記録パワーとシンメトリズレ値の標準偏差σの関係を表す図である。 本発明の第3の実施の形態におけるデータ記録処理の処理フローを示す図である。
符号の説明
100 光デイスク記録再生装置
110 ピックアップ部 111 LD
112 PD 113 コリメートレンズ
114 対物レンズ 115 検出レンズ
116 ビームスプリッタ 121 LDドライバ
122 スライサ 123 データ復調回路
124 特性値検出部 125 CPU
127 メモリ 128 I/F
130 入出力システム 131 表示部
132 操作部
150 ディスク
1251 検出値演算部 1252 最適化判断部
1253 パワー制御部 1254 メモリ回路

Claims (13)

  1. 最適な記録パワーとされる記録パワーでディスクに記録する間に、最も短いピットを記録した後の部分である第1の部分と、RF信号が飽和するような長さのピットを記録した後の部分である第2の部分と、スペース形成開始後所定時間経過後の部分である第3の部分とで前記ディスクからの反射光強度に対応する受光信号の値を出する検出手段と、
    記検出手段によって検出された前記受光信号の値から、前記第3の部分において得られるスペース形成時の定常レベルと前記第2の部分におけるレベルとの中間からの、前記第1の部分におけるレベルの偏り度合いを表す特定の評価指標の指標値を算出する指標値算出手段と、
    前記指標値算出手段によって算出された前記特定の評価指標の指標値に応じて、前記最適な記録パワーとされる記録パワーの補正を行うパワー補正手段と、
    を有する光ディスク記録装置。
  2. 最適な記録パワーとされる記録パワーでディスクに記録する間に、所定のタイミングで前記ディスクからの反射光強度に対応する受光信号の値を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記受光信号の値から、特定の評価指標の指標値を算出する指標値算出手段と、
    前記指標値算出手段によって算出された前記特定の評価指標の指標値に応じて、前記最適な記録パワーとされる記録パワーの補正を行うパワー補正手段と、
    を有し、
    第1のタイミングは、最も短いピットを記録した後の部分であり、第2のタイミングは、前記最も短いピットに次いで短いピットを記録した後の部分であり、第3のタイミングは、RF信号が飽和するような長さのピットを記録した後の部分であり、第4のタイミングは、スペース形成開始後所定時間経過後の部分であり、
    前記特定の評価指標は、前記第4のタイミングにおいて得られるスペース形成時の定常レベルと前記第3のタイミングにおけるレベルとの中間からの、前記第1のタイミングにおけるレベルの偏り度合いを表す第1の指標と、前記第4のタイミングにおいて得られるスペース形成時の定常レベルと前記第3のタイミングにおけるレベルとの中間からの、前記第2のタイミングにおけるレベルの偏り度合いを表す第2の指標と、前記第1のタイミングにおけるレベルと前記第2のタイミングにおけるレベルの比を表す第3の指標とのうち前記記録パワーの影響を最も受けやすい指標であり、
    前記第1の指標が採用される場合、前記所定のタイミングは、前記第4、第3及び第1のタイミングを含み、前記第2の指標が採用される場合、前記所定のタイミングは、前記第4、第3及び第2のタイミングを含み、前記第3の指標が採用される場合、前記所定のタイミングは、前記第1及び第2のタイミングを含む、
    光ディスク記録装置。
  3. 最適な記録パワーとされる記録パワーでディスクに記録する間に、最も短いピットを記録した後の部分である第1の部分と、前記最も短いピットに次いで短いピットを記録した後の部分である第2の部分と、RF信号が飽和するような長さのピットを記録した後の部分である第3の部分と、スペース形成開始後所定時間経過後の部分である第4の部分とで前記ディスクからの反射光強度に対応する受光信号の値を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記受光信号の値から、前記第4の部分において得られるスペース形成時の定常レベルと前記第3の部分におけるレベルとの中間からの、前記第1の部分におけるレベルの偏り度合いを表す第1の指標と、前記第4の部分において得られる前記スペース形成時の定常レベルと前記第3の部分におけるレベルとの中間からの、前記第2の部分におけるレベルの偏り度合いを表す第2の指標と、前記第1の部分におけるレベルと前記第2の部分におけるレベルの比を表す第3の指標とを統合した特定の評価指標の指標値を算出する指標値算出手段と、
    前記指標値算出手段によって算出された前記特定の評価指標の指標値に応じて、前記最適な記録パワーとされる記録パワーの補正を行うパワー補正手段と、
    を有する光ディスク記録装置。
  4. 最適なアシンメトリ値に対応する初期的な最適記録パワーを特定するために行うディスクへの記録に用いられる複数の記録パワーについての、前記特定の評価指標の指標値に基づき、前記記録パワーと前記特定の評価指標の指標値との関係を抽出する抽出手段
    をさらに有し、
    前記パワー補正手段は、
    前記抽出手段によって抽出された関係と、前記初期的な最適記録パワーに対応する、前記特定の評価指標の評価値である最適指標値からの、前記指標値算出手段によって算出された前記特定の評価指標の指標値の乖離とに基づき、補正後の記録パワーを決定する
    請求項1乃至3のいずれか1つ記載の光ディスク記録装置。
  5. 前記複数の記録パワーについての前記特定の評価指標の指標値に基づき、前記初期的な最適記録パワーから、前記最適指標値を特定する手段
    をさらに含む請求項記載の光ディスク記録装置。
  6. 前記特定の評価指標が、
    前記第1の指標の指標値と前記第1の指標の目標値との乖離の大きさと、前記第2の指標の指標値と前記第2の指標の目標値との乖離の大きさと、前記第3の指標の指標値と前記第3の指標の目標値との乖離の大きさとを合計した値に関連する評価指標である
    請求項記載の光ディスク記録装置。
  7. 前記特定の評価指標の最適指標値に対する許容範囲に関するデータを、前記ディスク又はメモリに格納しており、
    前記パワー補正手段は、
    前記指標値算出手段によって算出された前記特定の評価指標の指標値が前記許容範囲外となった場合に、パワーの補正を実施する
    請求項1乃至3のいずれか1つ記載の光ディスク記録装置。
  8. 最適な記録パワーとされる記録パワーでディスクに記録する間に、最も短いピットを記録した後の部分である第1の部分と、RF信号が飽和するような長さのピットを記録した後の部分である第2の部分と、スペース形成開始後所定時間経過後の部分である第3の部分とで前記ディスクからの反射光強度に対応する受光信号の値を出する検出ステップと、
    記検出ステップにおいて検出された前記受光信号の値から、前記第3の部分において得られるスペース形成時の定常レベルと前記第2の部分におけるレベルとの中間からの、前記第1の部分におけるレベルの偏り度合いを表す特定の評価指標の指標値を算出する指標値算出ステップと、
    前記指標値算出ステップにおいて算出された前記特定の評価指標の指標値に応じて、前記最適な記録パワーとされる記録パワーの補正を行うパワー補正ステップと、
    を含む光ディスク記録方法。
  9. 最適な記録パワーとされる記録パワーでディスクに記録する間に、所定のタイミングで前記ディスクからの反射光強度に対応する受光信号の値を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出された前記受光信号の値から、特定の評価指標の指標値を算出する指標値算出ステップと、
    前記指標値算出ステップにおいて算出された前記特定の評価指標の指標値に応じて、前記最適な記録パワーとされる記録パワーの補正を行うパワー補正ステップと、
    を含み、
    第1のタイミングは、最も短いピットを記録した後の部分であり、第2のタイミングは、前記最も短いピットに次いで短いピットを記録した後の部分であり、第3のタイミングは、RF信号が飽和するような長さのピットを記録した後の部分であり、第4のタイミングは、スペース形成開始後所定時間経過後の部分であり、
    前記特定の評価指標は、前記第4のタイミングにおいて得られるスペース形成時の定常レベルと前記第3のタイミングにおけるレベルとの中間からの、前記第1のタイミングにおけるレベルの偏り度合いを表す第1の指標と、前記第4のタイミングにおいて得られるスペース形成時の定常レベルと前記第3のタイミングにおけるレベルとの中間からの、前記第2のタイミングにおけるレベルの偏り度合いを表す第2の指標と、前記第1のタイミングにおけるレベルと前記第2のタイミングにおけるレベルの比を表す第3の指標とのうち前記記録パワーの影響を最も受けやすい指標であり、
    前記第1の指標が採用される場合、前記所定のタイミングは、前記第4、第3及び第1のタイミングを含み、前記第2の指標が採用される場合、前記所定のタイミングは、前記第4、第3及び第2のタイミングを含み、前記第3の指標が採用される場合、前記所定のタイミングは、前記第1及び第2のタイミングを含む、
    光ディスク記録方法。
  10. 最適な記録パワーとされる記録パワーでディスクに記録する間に、最も短いピットを記録した後の部分である第1の部分と、前記最も短いピットに次いで短いピットを記録した後の部分である第2の部分と、RF信号が飽和するような長さのピットを記録した後の部分である第3の部分と、スペース形成開始後所定時間経過後の部分である第4の部分とで前記ディスクからの反射光強度に対応する受光信号の値を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出された前記受光信号の値から、前記第4の部分において得られるスペース形成時の定常レベルと前記第3の部分におけるレベルとの中間からの、前記第1の部分におけるレベルの偏り度合いを表す第1の指標と、前記第4の部分において得られる前記スペース形成時の定常レベルと前記第3の部分におけるレベルとの中間からの、前記第2の部分におけるレベルの偏り度合いを表す第2の指標と、前記第1の部分におけるレベルと前記第2の部分におけるレベルの比を表す第3の指標とを統合した特定の評価指標の指標値を算出する指標値算出ステップと、
    前記指標値算出ステップにおいて算出された前記特定の評価指標の指標値に応じて、前記最適な記録パワーとされる記録パワーの補正を行うパワー補正ステップと、
    を含む光ディスク記録方法。
  11. 最適な記録パワーとされる記録パワーでディスクに記録する間に、最も短いピットを記録した後の部分である第1の部分と、RF信号が飽和するような長さのピットを記録した後の部分である第2の部分と、スペース形成開始後所定時間経過後の部分である第3の部分とで前記ディスクからの反射光強度に対応する受光信号の値を出した場合、出された前記受光信号の値から、前記第3の部分において得られるスペース形成時の定常レベルと前記第2の部分におけるレベルとの中間からの、前記第1の部分におけるレベルの偏り度合いを表す特定の評価指標の指標値を算出する指標値算出ステップと、
    前記指標値算出ステップによって算出された前記特定の評価指標の指標値に応じて、前記最適な記録パワーとされる記録パワーの補正を行うパワー補正ステップと、
    をプロセッサに実行させるためのプログラム。
  12. 最適な記録パワーとされる記録パワーでディスクに記録する間に、所定のタイミングで前記ディスクからの反射光強度に対応する受光信号の値を検出した場合、検出された前記受光信号の値から、特定の評価指標の指標値を算出する指標値算出ステップと、
    前記指標値算出ステップにおいて算出された前記特定の評価指標の指標値に応じて、前記最適な記録パワーとされる記録パワーの補正を行うパワー補正ステップと、
    をプロセッサに実行させ、
    第1のタイミングは、最も短いピットを記録した後の部分であり、第2のタイミングは、前記最も短いピットに次いで短いピットを記録した後の部分であり、第3のタイミングは、RF信号が飽和するような長さのピットを記録した後の部分であり、第4のタイミングは、スペース形成開始後所定時間経過後の部分であり、
    前記特定の評価指標は、前記第4のタイミングにおいて得られるスペース形成時の定常レベルと前記第3のタイミングにおけるレベルとの中間からの、前記第1のタイミングにおけるレベルの偏り度合いを表す第1の指標と、前記第4のタイミングにおいて得られるスペース形成時の定常レベルと前記第3のタイミングにおけるレベルとの中間からの、前記第2のタイミングにおけるレベルの偏り度合いを表す第2の指標と、前記第1のタイミングにおけるレベルと前記第2のタイミングにおけるレベルの比を表す第3の指標とのうち前記記録パワーの影響を最も受けやすい指標であり、
    前記第1の指標が採用される場合、前記所定のタイミングは、前記第4、第3及び第1のタイミングを含み、前記第2の指標が採用される場合、前記所定のタイミングは、前記第4、第3及び第2のタイミングを含み、前記第3の指標が採用される場合、前記所定のタイミングは、前記第1及び第2のタイミングを含む、
    プログラム。
  13. 最適な記録パワーとされる記録パワーでディスクに記録する間に、最も短いピットを記録した後の部分である第1の部分と、前記最も短いピットに次いで短いピットを記録した後の部分である第2の部分と、RF信号が飽和するような長さのピットを記録した後の部分である第3の部分と、スペース形成開始後所定時間経過後の部分である第4の部分とで前記ディスクからの反射光強度に対応する受光信号の値を検出した場合、検出された前記受光信号の値から、前記第4の部分において得られるスペース形成時の定常レベルと前記第3の部分におけるレベルとの中間からの、前記第1の部分におけるレベルの偏り度合いを表す第1の指標と、前記第4の部分において得られる前記スペース形成時の定常レベルと前記第3の部分におけるレベルとの中間からの、前記第2の部分におけるレベルの偏り度合いを表す第2の指標と、前記第1の部分におけるレベルと前記第2の部分におけるレベルの比を表す第3の指標とを統合した特定の評価指標の指標値を算出する指標値算出ステップと、
    前記指標値算出ステップにおいて算出された前記特定の評価指標の指標値に応じて、前記最適な記録パワーとされる記録パワーの補正を行うパワー補正ステップと、
    をプロセッサに実行させるためのプログラム。
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