JP4551171B2 - 脱塵フィルタおよび水素発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、脱塵フィルタおよび水素発生装置に関する。
従来、水素と酸素とを反応させて高温の水蒸気を発生させ、この水蒸気によりタービンを駆動させる蒸気機関が知られている。また、燃料電池の燃料として水素が用いられていることも知られている。これら蒸気機関や燃料電池には、ボンベに充填された液体または気体の水素が用いられていた。
しかし、ボンベに気体水素を充填する方法では、ボンベ内に大量の気体水素を充填させることが難しい。そのため、蒸気機関や燃料電池等に必要な量の気体水素を充填させるためには、ボンベを大型化しなければならないという問題があった。
また、ボンベに液体水素を充填する方法では、温度をマイナス253℃以下の極低温に保つ必要があり、安全上、運搬や取り扱いが難しくなるというも問題があった。
そこで、上述の問題点を解決するため、水素を吸蔵させた金属から水素を得る技術や、2以上の異なる所定物質を化学反応させて水素を得る技術等が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−69558号公報
上記の特許文献1においては、アルミニウムとリチウムからなる水素発生用材料と、水とを容器内で反応させることにより、水素を発生させる技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1の技術では、以下の理由により、水素以外の反応生成物によって水素取り出し配管から水素の取り出しが困難になるという問題があった。
上記反応性生物は、粉体状、塊状の形状であり、水素発生用材料と水との反応の際に飛散していた。水素取り出し配管の入り口には、水素取り出し配管に異物等が侵入するのを防止するフィルタが配置されており、多量の上記反応生成物がフィルタに捕らえられ、目詰まりを起こしていた。そのため、発生した水素がフィルタを通過しにくくなり、水素の取出しが困難になっていた。
また、上記容器が小型であり、反応時における上記容器中の環境が高温(略1200℃)かつ高圧(略3.0MPa)であるため、反応成生物の除去が困難であった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、水素などの気体を発生させたときの反応生成物を、目詰まりを起こすことなく捕集し、発生した気体を通過させ供給することができる脱塵フィルタおよび水素発生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の脱塵フィルタは、粉体状または塊状の固形物と気体とが混合して流れる流路を備え、該流路が、前記固形物と前記気体との混合流れの流れ方向を変化させる貫通孔と、前記固形物を捕集する捕集部と、入子状に複数配置した円筒と、前記複数の円筒の一方の端面に配置される天板と、前記複数の円筒の反対の端面に配置される底板と、を有し、前記捕集部が、前記貫通孔により流れ方向が変化しなかった前記固形物と前記気体との混合流れが流入する位置に配置され、前記複数の円筒は、前記天板から前記底板にわたって接続される第1円筒と、前記天板に接続されると共に、前記底板との間に隙間を有し、前記第1円筒よりも中心軸方向の長さが短い第2円筒と、を有し、前記流路は、前記第1円筒の中心軸方向における中央部と前記天板と間に設けられる前記貫通孔と、交合に配置した前記第1円筒と第2円筒との間と、前記隙間と、によって蛇行することを特徴とする。
本発明によれば、固形物は比重が気体と比較して大きいため、屈曲部により流れ方向が変化せず、捕集部に流入して捕集される。また、気体は比重が固形物よりも小さいため、屈曲部により流れ方向が容易に変化して、屈曲部を通過する。そのため、固形物を捕集して気体を通過させることができる。
また、捕集部は気体の流れとは外れた位置に配置されているため、捕集された固形物が気体の流れを阻害することがない。そのため、流路を詰まらせることなく、固形物を捕集して気体を通過させることができる。
さらに、捕集部は慣性の法則を用いて固形物を捕集している。そのため、温度や圧力などの環境条件に影響されることなく、固形物を捕集することができる。
また、上記発明においては、前記流路の断面積が、上流側から下流側に向けて狭くなるように形成され、前記屈曲部と前記捕集部とが前記流路の下流側に備えられていることが望ましい。
本発明によれば、流路の断面積が下流側に向けて狭くなっているため、流路中を流れる固形物と気体との混合流れの流速が、下流側になるにつれて速くなる。流速が速くなるほど、固形物の流れ方向は変化しにくくなり、捕集部により固形物を捕集しやすくなる。
上記発明においては、前記流路が、径の異なる複数の円筒が入子状に配置された前記各円筒の間の隙間、および、前記各円筒の壁面に形成された貫通孔から形成され、前記固形物と前記気体との混合流れが外側の前記円筒から内側の前記円筒に向けて流れるように形成されていることが望ましい。
本発明の参考例によれば、貫通孔が形成された円筒を配置して固定することにより、流路を形成することができるため、流路を容易に形成することができる。
また、外側の円筒が上流側、内側の円筒が下流側とされるため、流路の断面積を下流側に向けて狭くすることができるため、断面積が徐々に狭くなる流路を容易に形成することができる。
本発明の水素発生装置は、その内部で水素発生用材料に化学反応を起こさせて水素を発生させる容器と、発生した水素を前記容器から外部に導く回収部と、を有し、前記回収部に、上記本発明の脱塵フィルタが備えられていることを特徴とする。
本発明によれば、上記本発明の脱塵フィルタを備えているため、取出部を詰まらせることなく、化学反応により生成した反応性生物(固形物)を捕集し発生した水素を回収部より供給することができる。
本発明の脱塵フィルタおよび水素発生装置によれば、屈曲部により流れの方向が変化しない反応生成物などの固形物を捕集部により捕集することができる。そのため、水素などの気体を発生させたときの反応生成物を、目詰まりを起こすことなく捕集し、発生した気体を供給することができるという効果を奏する。
この発明の一実施形態に係る水素発生装置について、図1から図3を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る水素発生装置1の全体を説明する図である。
水素発生装置1は、図1に示すように、金属製の有底円筒状の容器2と、容器2の開口部を塞ぐ蓋3と、容器2内に水を供給する水供給部4と、容器2内で発生した水素を外部に導く水素回収部5と、から概略構成されている。
容器2は、SUS316やSUS304などのステンレス鋼から形成され、容器2の上部周縁にはフランジ6が形成されている。
蓋3はボルト7とナット8とによりフランジ6に固定され、容器2と蓋3とにより閉じられた容器が構成されている。
なお、容器2を冷却する冷却手段を容器2の周りに配置し、冷却手段により容器2を冷却しても良い。冷却手段としては、冷却水が内部を流れる配管を例示することができる。また、冷却手段は、容器2の周りに配置しても良いし、容器2の壁面内部に配置してもよい。また、容器の材料は上述のSUS316等に限定されることなく、水素発生用材料等に合わせて変更してもよい。
容器2の内部には水素発生用材料10が収容されている。水素発生用材料10は、アルミニウムとアルカリ金属であるリチウムとの合金であり、リチウムのアルミニウムに対する重量割合は略20%となっている。
なお、アルミニウムにマグネシウムを添加してもよい。また、リチウムの重量割合は2.0%から30.0%の間で任意に設定することができる。また、アルカリ金属としては、ナトリウム、カリウムを用いることができる。さらに、アルカリ金属の代わりにアルカリ土類金属であるカルシウムを用いることができる。
水供給部4は、内部に水が流れる水配管11と、水配管11の先端部に配置され水を噴射するノズル12と、から概略構成されている。水配管11は蓋3に配置され、ネジ13により蓋3に固定されている。
水は水配管11からノズル12を介して水素発生用材料10に向けて噴射(供給)される。
図2は、図1の水素回収部5を説明する拡大断面図である。図3は、図2の脱塵フィルタを説明するA−A´断面図である。
水素回収部5は、図2および図3に示すように、水素発生用材料10(図1参照)から発生した水素(気体)と反応生成物(固形物)とを分離する脱塵フィルタ20と、脱塵フィルタ20を通過した水素を容器2外に導く回収配管(回収部)40と、から概略構成されている。
脱塵フィルタ20はボルト41により蓋3の容器2側の面に固定されている。また、脱塵フィルタ20は、容器2から水素および反応生成物が流入するラビリンス部21と、ラビリンス部21を通過した水素を回収配管40に導く接続部35とから概略構成されている。
ラビリンス部21は、外円筒(第1円筒)22と、内円筒(第1円筒)23と、外円筒22および内円筒23の間の端面を覆う天板25、底板26と、外円筒22および内円筒23の間に配置された径の異なる3つの中円筒24a、24b、24cと、から概略構成されている。
外円筒22には2つの流入口27が形成され、流入口27を覆うようにメッシュ28が配置されている。
中円筒24a、24b、24cの内、半径方向外方および内方に配置された中円筒(第2円筒)24a、24cは、中心軸線方向(図2中の上下方向)の長さが、外円筒22および内円筒23よりも短く形成されている。また、中円筒24a、24cは、天板25に当接するように配置され、底板26との間には隙間29が形成されている。
中円筒(第1円筒)24bには、円筒面の略同一円周上に複数の貫通孔(貫通孔、屈曲部)30が形成されている。貫通孔30は、略中央より天板25に寄った位置に形成されているとともに、天板25からは所定距離だけ離れた位置に形成されている。そのため、中円筒24b、24cおよび天板25によりラビリンス捕集部(捕集部)31が形成されている。
なお、ラビリンス捕集部31は、図1および図2に示すように、上記混合流れが下方(図中下方)から流入するように構成されていてもよいし、逆に、上記混合流れが上方から流入するように構成されていてもよい。
外円筒22、内円筒23、中円筒24a、24b、24cには、内円筒23まで流入した水素を接続部35に導く導出配管32が配置されている。導出配管32は、外円筒22、内円筒23、中円筒24a、24b、24cの円筒面を貫通して配置されている。
このようにして、ラビリンス部21内には、各円筒22、23、24a、24b、24cの間、隙間29および貫通孔30からなる流路33が形成されている。
接続部35は、側壁36と天板37と底板38とから形成されている。側板36には導出配管32が配置され、接続部35内部に水素が導入される。天板37には接続配管39が配置され、接続部35内の水素を回収配管40に導いている。
接続部35の内部には、側壁36、底板38から構成された接続捕集部(捕集部)42が形成されている。
次に、上記の構成からなる水素発生装置1における水素の発生および供給方法について説明する。
まず、容器2の内部に粉末状または合金状の水素発生用材料10が収容される。その後、水素発生用材料10を加熱手段(図示せず)により、例えば600℃から700℃まで加熱する等の方法により、水素発生用材料10を液体状に変換する。図1に示されている水素発生用材料10は、液体状に変換された水素発生用材料10の状態を示す一例である。
なお、アルミニウムとリチウムとを別々に容器2内に収容し、容器2内で合金にしたり、粉末状や液体状にしたりしてもよい。また、水素発生用材料10が液体の状態で容器2内に収容された場合には、ノズル12をチタン合金等の耐熱合金で形成することにより、ノズル12を水素発生用材料10の内部に配置してもよい。
容器2内の水素発生用材料10が所定の状態にされると、蓋3が容器2に被せられ、ボルト7およびナット8により固定される。
この状態で、水が水配管11からノズル12を介して、水素発生用材料10に向けて噴射される。ノズル12から噴射された水は、水素発生用材料10と下記の化学反応を起こし水素および反応生成物であるアルミン酸リチウムを発生する。
Li+Al+2HO→LiAlO+2H
この時、例えば、毎秒0.4グラムの流量の水を供給して、毎分30リットルの水素が発生したことが確認されている。
なお、水と水素発生用材料10との反応生成物は、上述のアルミン酸リチウムのほかに、酸化リチウム、水酸化リチウム等も生成されている。
反応時には、水素発生用材料10に重量比で20.0%含まれるリチウムにより酸化皮膜が強く形成されることが防止される。例えば、700℃から800℃で反応を継続させることができ、効率よく水素を発生させることができる。
水素発生用材料10のリチウムの重量比が2.0%よりも少ない場合、酸化皮膜が強く形成され、反応を継続させることができない。そのため、水の供給量に比べて水素の発生効率が著しく低下する。例えば、リチウムの重量比が20.0%の場合と比較すると、略1/5に低下する。
また、水素発生用材料10のリチウムの重量比が30.0%よりも多くなると、反応が過剰になり、水の供給量による水素発生量の制御が困難になる。
そのため、水素発生用材料10のリチウムの重量比は、2.0%から30.0%の範囲が好ましい。さらには、リチウムの重量比を20.0%とすることにより、モル比が1対1となり、より好ましい。
上述の化学反応で発生した水素は、ラビリンス部21の流入口27に流入する。また、上述の化学反応では、粉体状および塊状の反応生成物が飛散し、反応生成物も流入口27に流入する。
なお、流入口27にはメッシュ28が配置されているため、メッシュ28の網目よりも大きな反応生成物は、メッシュ28に捕集される。
流入口27から流路33に流入した水素と反応生成物との混合流れは、外円筒22と中円筒24aとの間を下向きに流れ、隙間29を経て中円筒24aと中円筒24bとの間を上向きに流れる。外円筒22と中円筒24aとの間の流路面積は、中円筒24aと中円筒24bとの間の流路面積よりも狭いため、上記混合流れの流速は速くなる。
その後、上記混合流れは、急激に流れの向きを変えて貫通孔30を通過し、中円筒24bと中円筒24cとの間を下向きに流れる。この時、上記混合流れ中の反応生成物は、慣性により略直進して流れてラビリンス捕集部31に流入し、捕集される。
一部の反応生成物が補修された上記混合流れは、隙間29を経て中円筒24cと内円筒23との間を上向きに流れ、導出配管32に流入し接続部35に導かれる。
接続部35に流入した上記混合流れ中の水素は、接続部35内で略直角に流れの方向を変え、接続配管39に流入する。この時、上記混合流れ中の反応生成物は、慣性により略直進し、側壁36に衝突し、接続捕集部42に捕集される。
接続配管39に流入した水素は、回収配管40に流入し、容器2から回収される。回収された水素は、例えば、水中航走体の駆動装置に燃料として供給される。
水素の発生が終了した後、ボルト7、ナット8を取り外し、蓋3を開けることにより、脱塵フィルタ5が容器2から取り出される。そして、脱塵フィルタ5が、ボルト41を取り外すことにより、蓋3から取り外される。さらに、ラビリンス部21の底板26および接続部35の底板38、または、ラビリンス部21の天板25および接続部35の天板37が取り外される。そして、脱塵フィルタ5の内部に捕集された反応生成物が刷毛などにより取り除かれる。
また、反応が終了した水素発生用材料10は、蓋3が取り除かれた容器2内に収容された状態で回収される。そのため、容器2を交換することにより、新しい水素発生用材料10を供給することができるとともに、蓋2、水供給部4、水素回収部5を繰り返し使用することができる。
上記の構成によれば、脱塵フィルタ20において、反応生成物は比重が水素よりも大きいため、貫通孔30を通過することなく略直進してラビリンス捕集部31に捕集される。同様に、反応生成物は接続部35を通過することなく接続捕集部42に捕集される。逆に水素は比重が反応生成物よりも小さいため、貫通孔30および接続部35を通過することができる。そのため、水素発生装置1の脱塵フィルタ20は、反応生成物を捕集し、水素を供給することができる。
また、ラビリンス捕集部31および接続捕集部42は、上記混合流れおよび水素の流れの主流から離れた位置に配置されている。そのため、捕集された反応生成物が上記混合流れおよび水素の流れを阻害することがない。そのため、流路33を詰まらせることなく、反応生成物を捕集して、水素を通過させ、供給することができる。
ラビリンス部21内の流路33の断面積が下流側に向かって狭くなっているため、上記混合流れの流速は、下流に向かって速くなっている。流速が速くなると、反応生成物は慣性により直進しやすくなり、ラビリンス捕集部31に捕集されやすくなる。
ラビリンス部21は、各円筒22、23、24a、24b、24cを入子状に配置して固定することにより形成されているので、容易に形成することができる。また、流路33の上流を外円筒22側、下流を内円筒23側としているので、断面積が徐々に狭くなる流路33を容易に形成することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、本発明の脱塵フィルタを水素発生装置のフィルタに用いる例に適用して説明したが、水素発生装置のフィルタに用いる構成に限られることなく、酸素発生装置など、その他各種の装置に適用することができるものである。
また、上記の実施の形態においては、本発明の水素発生装置を水中航走体の駆動装置に適用して説明したが、水中航走体に限られることなく、水素を燃料とする駆動装置を用いる他の装置に適用することができるものである。
本実施形態に係る水素発生装置の全体を示す図である。 図1の水素回収部を示す拡大断面図である。 図2の脱塵フィルタを説明するA−A´断面図である。
1 水素発生装置
2 容器
10 水素発生用材料
20 脱塵フィルタ
22 外円筒(第1円筒
23 内円筒(第1円筒
24a、24c 中円筒(第2円筒
24b 中円筒(第1円筒)
29 隙間
30 貫通孔(貫通孔、屈曲部)
31 ラビリンス捕集部(捕集部)
33 流路
40 回収配管(回収部)
42 接続捕集部(捕集部)

Claims (3)

  1. 粉体状または塊状の固形物と気体とが混合して流れる流路を備え、
    該流路が、前記固形物と前記気体との混合流れの流れ方向を変化させる貫通孔と、前記固形物を捕集する捕集部と、入子状に複数配置した円筒と、前記複数の円筒の一方の端面に配置される天板と、前記複数の円筒の反対の端面に配置される底板と、を有し、
    前記捕集部が、前記貫通孔により流れ方向が変化しなかった前記固形物と前記気体との混合流れが流入する位置に配置され、
    前記複数の円筒は、前記天板から前記底板にわたって接続される第1円筒と、前記天板に接続されると共に、前記底板との間に隙間を有し、前記第1円筒よりも中心軸方向の長さが短い第2円筒と、を有し、
    前記流路は、前記第1円筒の中心軸方向における中央部と前記天板と間に設けられる前記貫通孔と、交合に配置した前記第1円筒と第2円筒との間と、前記隙間と、によって蛇行するように形成されていることを特徴とする脱塵フィルタ。
  2. 前記流路の断面積が、上流側から下流側に向けて狭くなるように形成され、
    前記屈曲部と前記捕集部とが前記流路の下流側に備えられていることを特徴とする請求項1記載の脱塵フィルタ。
  3. その内部で水素発生用材料に化学反応を起こさせて水素を発生させる容器と、発生した水素を前記容器から外部に導く回収部と、を有し、
    前記回収部に、請求項1または請求項2に記載の脱塵フィルタが備えられていることを特徴とする水素発生装置。
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