JP4549651B2 - カラーフィルター作製用インキ組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、TFT型カラー液晶表示装置のカラーフィルターを凸版反転印刷法により作製する際に好適に使用できるインキ組成物に関する。
現在、TFT型カラー液晶表示装置に用いられるカラーフィルターを製造する方法としては、カラーフィルターの画像として高い平坦性や解像度が得られるフォトレジスト法が主力である。
しかし、このフォトレジスト法では、各色ごとに塗布、露光、現像等の長工程を経るため、莫大な設備投資を要し、昨今要求される低製造コスト化並びに大面積化には不適であった。
このような欠点を解消する方法として、本出願人は、凸版反転印刷法と称する新しい製造方法を提案している(特許文献1参照)。
この凸版反転印刷法とは、図1(a)に示すように、まずインキ塗布装置1によりブランケット2の表面に均一な厚みのインキ塗膜3を形成する。ついで、図1(b)に示すように、表面に均一なインキ塗膜3が形成されたブランケット2の表面を凸版3に押圧、接触させ、凸版4の凸部の表面に、ブランケット2表面上のインキ塗膜3の一部を付着、転移させる。これによりブランケット2の表面に残ったインキ塗膜3には印刷パターン(画像)が形成されることになる。ついで、図1(c)に示すように、この状態のブランケット2をガラス板、プラスチックシートなどの被印刷基材5の表面に押圧して、ブランケット2上に残ったインキ塗膜3を転写し、この被印刷基材5上に転写されたインキ塗膜3を乾燥する方法である。
この凸版反転印刷法は、4色同時入色が可能で、色毎の乾燥が不要であるなどの短工程によって製造が行え、低製造コスト及び低設備コスト化が実現できるとともに、その得られる品質もフォトレジスト方法によるもののそれに近いものが得られつつある。
しかし、凸版反転印刷法では、フォトレジスト法に用いられる光硬化型インキが使用できないため、凸版反転印刷法に最適なインキ組成物が求められている。
特開2001−56405号公報
本発明の課題は、凸版反転印刷法によるカラーフィルターの作製において、フィルターとして所望される最適な画像を正確に形成することができ、高い生産性を得ることができるカラーフィルター作製用インキ組成物を提供することにある。
かかる課題を解決するため、
請求項1の発明は、ブランケット表面に形成された均一なインキ塗膜を凸版にて画像化し、これを被印刷基材に転写する凸版反転印刷法によりカラーフィルターを作製するために用いられ、顔料、樹脂、表面エネルギー調整剤であるフッ素系界面活性剤、速乾性有機溶剤、遅乾性有機溶剤を含有するカラーフィルター作製用インキ組成物であって、
速乾性有機溶剤が、20℃における蒸気圧が11.3×10Pa(8.0mmHg)以上かつ大気圧下における沸点が115℃未満のエステル系溶剤、アルコール系溶剤、エーテル系溶剤及び炭化水素系溶剤から選ばれる1つ以上であり、この速乾性有機溶剤の合計量がインキ組成物中に5〜90質量%であり、
遅乾性有機溶剤が、20℃における蒸気圧が11.3×10Pa(8.0mmHg)未満かつ大気圧下における沸点が115℃以上のエステル系溶剤、アルコール系溶剤、エーテル系溶剤及び炭化水素系溶剤から選ばれる1つ以上であり、この遅乾性有機溶剤の合計量がインキ組成物中に5〜90質量%であることを特徴とするカラーフィルター作製用インキ組成物である。
請求項2の発明は、樹脂が、熱硬化性樹脂であって、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、メラミン系樹脂、ベンゾグアナミン系樹脂からなる群から選ばれる1つ以上である請求項1に記載のカラーフィルター作製用インキ組成物である。
請求項3の発明は、顔料対樹脂の固形分比率が、質量比で1:2〜8:1である請求項1又は2記載のカラーフィルター作製用インキ組成物である。
請求項4の発明は、表面エネルギー調整剤が、インキ組成物中0.05〜5.0質量%である請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のカラーフィルター作製用インキ組成物である。
請求項5の発明は、25℃におけるインキ粘度が、0.5mPa・s〜10.0mPa・sであり、かつ表面エネルギーが、15mN/m〜25mN/mである請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のカラーフィルター作製用インキ組成物である。
請求項の発明は、ブランケットに対する膨潤量が、100mg/cm以下である請求項1ないし請求項のいずれかに記載のカラーフィルター作製用インキ組成物である。
請求項の発明は、ブランケット表面に対する接触角が、35°以下である請求項1ないし請求項のいずれかに記載のカラーフィルター作製用インキ組成物である。
請求項の発明は、ブラックマトリックス形成用であって、顔料が、チタンブラックである請求項1ないし請求項のいずれかに記載のカラーフィルター作製用インキ組成物である。
このような発明特定事項により、本発明のカラーフィルター作製用インキ組成物にあっては、ブランケット表面上に均一な厚さのインキ塗膜が形成され、このインキ塗膜に印刷パターンが凸版との接触により形成される間に、インキ塗膜から適量の有機溶剤が揮発、吸収され、形成される印刷パターン(画像)をなすインキ塗膜には適切な凝集力と粘着性とが発現し、微細で精緻で忠実な印刷パターン(画像)がブランケット上に形成される。さらに、ブランケットから被印刷基材に印刷パターン(画像)を完全に転写する際に必要な適切な凝集力と粘着性を備えたものとなる。このため、凸版反転印刷法によるカラーフィルター作製用のインキ組成物として極めて好適なものとなる。
以下、本発明を詳しく説明する。
本発明のカラーフィルター作製用インキ組成物は、顔料、樹脂、表面エネルギー調整剤、速乾性有機溶剤、遅乾性有機溶剤を必須成分として含有するものである。
顔料としては、カラーフィルター用顔料として用いることができる公知のものが挙げられるが、色純度と色濃度が高く、透明性の高いものが好まれている。すなわち、顔料の分散性が高いほどこれらの特性が発揮されやすいため、必要に応じて顔料への表面処理や、分散時に顔料分散剤や界面活性剤等の助剤を加えることができる。これらの顔料には、例えば、赤、緑及び青の各色で使用できる顔料として次のものが挙げられる。顔料の種類は、カラーインデックス(C.I.)No.で示す。
まず、赤色顔料として、97、122、123、149、168、177、180、192、208、209、215などがが、緑色顔料として7、36などが、青色顔料として、15、15:1、15:3、15:6、22、60、64などが挙げられる。墨顔料として、カーボンブラック、チタンブラックなどが挙げられる。また、これら赤、緑及び青顔料の色調整及びインキの流動性を改善するために、次に挙げる顔料を必要量添加することができる。例えば、黄顔料として、17、83、109、110、128などが、紫顔料として、19、23などが、白顔料として、18、21、27、28などが、橙顔料として、38、43などが挙げられる。
また、ブラックマトリックスを形成するためのインキ組成物に用いられる顔料には、チタンブラックが用いられる。通常、フォトレジスト法では、ブラックマトリックスに必要とされる光遮蔽度(墨の光学濃度で代用:以下OD値と言う)をより高いレベルで達成しようとすると、露光工程で充分に光が浸透せず、露光不足、現像不良を発生しやすい。ところが、この凸版反転印刷法では露光工程等を経ないため、フォトレジスト法のような前述の問題も発生しない。よって、高いOD値のブラックマトリックスが得られる。
また、本インキ組成物でも、カラーフィルターに一般的に用いられているカーボンブラックも使用できるが、チタンブラックあるいはチタンブラックとカーボンブラックを併用した方が、チタンブラックの顔料特性から良好な顔料分散が得られ、かつ低粘度であるため、インキ組成物中の含有量を高くできることから、TFT型液晶表示装置用カラーフィルターに要求されるOD値を薄膜で実現できるため好ましい。
これらの顔料は、単体以外に、顔料を予め分散剤、有機溶剤に分散させた顔料分散体であっても良い。例えば、青色顔料15:6の場合には、EXCEDIC BLUE 0565(商品名、大日本インキ化学工業社製)が使用できる。これ以外に、EXCEDIC RED 0759、EXCEDIC YELLOW 0599、EXCEDIC GREEN 0358、EXCEDIC YELLOW 0648(以上いずれも商品名、大日本インキ化学工業社製)、チタンブラック分散液(三菱マテリアル(株)製)などを使用することができる。
顔料の結着剤として機能する樹脂としては、カラーフィルターに要求される耐熱性、耐熱水性、耐アルカリ性、耐酸性などの物性を満足させるため、熱黄変性の少ない熱硬化性樹脂であって、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、メラミン系樹脂、ベンゾグアナミン系樹脂からなる群から選ばれる1つ以上のものが使用される。なかでも、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂あるいはエポキシ系樹脂のいずれか1つ以上と、メラミン系樹脂あるいはベンゾグアナミン系樹脂のいずれか1つ以上とを組み合わせたものが好ましい。さらに、ポリエステル系樹脂とメラミン系樹脂の組み合わせ、及びエポキシ系樹脂、メラミン系樹脂及びベンゾグアナミン樹脂系を組み合わせたものがより好ましい。この樹脂としては、熱硬化システムを利用する場合、カラーフィルターの製造に用いられる一般的な熱硬化性樹脂が使用できるが、他の硬化システムを利用する場合は、それぞれに最適な樹脂を選択できる。例えば、ラジカル型紫外線硬化型樹脂やカチオン型紫外線硬化型樹脂、電子線硬化型樹脂なども使用できる。
この樹脂の代表的なものを以下に例示する。
ポリエステル系樹脂:「25X1892」大日本インキ化学工業(株)製
アクリル樹脂:「アクリディックA−345」大日本インキ化学工業(株)製
エポキシ系樹脂:「エピクロンP−415」大日本インキ化学工業(株)製、「エピコート828」、エピコート1001」、エピコート1004」ジャパンエポキシレジン(株)製
メラミン系樹脂:「メランX81」日立化成工業(株)製、「サイメル303」三井サイテック(株)製
ベンゾグアナミン系樹脂:「ユーバン21R」三井化学(株)製
エポキシメラミン系樹脂:「TCM−01メジューム」大日本インキ化学工業(株)製
ポリエステルメラミン系樹脂:「99X0207」大日本インキ化学工業(株)製
また、樹脂の熱黄変性は、ガラス板上に厚さ3〜5μmの樹脂膜を塗工により形成し、これを240℃で1時間加熱し、加熱前後の樹脂膜の黄変度合を色差で評価し、ΔEが4以下のものを熱黄変性が少ないものとし、これを満足する樹脂が好適に使用できる。
本発明のカラーフィルター作製用インキ組成物においては、樹脂を溶解してビヒクルとし、顔料をこれに分散するための有機溶剤として、速乾性有機溶剤と遅乾性有機溶剤とを併用して使用する。
速乾性有機溶剤としては、20℃における蒸気圧が11.3×10Pa(8.0mmHg)以上かつ大気圧下における沸点が115℃未満のエステル系溶剤、アルコール系溶剤、エーテル系溶剤及び炭化水素系溶剤のいずれか1つ以上が用いられ、この速乾性有機溶剤は全インキ組成物中、5〜90質量%、好ましくは10〜60質量%、さらに好ましくは20〜40質量%含有されている。
この速乾性有機溶剤は、ブランケットにインキ塗膜が形成される時には、インキ組成物が良好な流動性を有するために用いられ、その後、凸版にて画像化されるまでの間に、空中に揮発もしくはブラケットに吸収されることで、インキ粘度が上昇し、画像化に最適な粘度と粘着性と凝集力を有するようにするために配合される。また、その配合量は、凸版反転印刷法の印刷速度や各色の印刷順序によって、全インキ組成物中5〜90質量%の範囲で調整される。これの含有量が5質量%未満ではブランケット上でのインキ塗膜の乾燥が不十分で凸版にて画像化されなくなり、90質量%を超えるとブランケット上でインキ塗膜が乾燥しすぎて凸版に転写しない。
また、この速乾性有機溶剤の蒸気圧が11.3×10Pa(8.0mmHg)未満の場合は、ブランケット上のインキ塗膜が充分に乾燥せず、凸版以外部分にもインキ塗膜が転移し、ブランケット上に良好な画像が形成されないなどの不具合が生じるため好ましくない。これら速乾性有機溶剤は、ビヒクルの溶解性、顔料分散系への親和性を考慮し、それぞれに応じた溶剤が選択されるが、例として次に挙げられるものが用いられる。
エステル系溶剤として、酢酸エチル、酢酸ノルマルプロピル、酢酸イソプロピル、アルコール系溶剤として、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、炭化水素系溶剤として、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、トルエンなどが挙げられる。またこれらは、それぞれの系内及び複数の系の混合物でもよい。中でも、酢酸イソプロピルや、エタノール及び2―プロパノールが、その蒸発速度や表面張力から見て好ましい。
遅乾性有機溶剤としては、20℃における蒸気圧が11.3×10Pa(8.0mmHg)未満かつ大気圧下における沸点が115℃以上のエステル系溶剤、アルコール系溶剤、エーテル系溶剤及び炭化水素系溶剤のいずれか1つ以上が用いられ、この遅乾性有機溶剤は全インキ組成物中5〜90質量%、好ましくは30〜70質量%、さらに好ましくは40〜60質量%含有されている。
この遅乾性有機溶剤は、凸版によりブランケットに形成され画像化されたインキ塗膜が、被印刷基材上に転写されるまで、ブランケット上に残留することで、インキの粘度が一定以上に上昇することを防ぎ、被印刷基材上に良好な画像を得ることができるうにするために用いられる。また、その配合量は、凸版反転印刷法の印刷速度や各色の印刷順序によって、全インキ組成物中5〜90質量%の範囲で調整される。これの含有量が5質量%未満ではブランケット上のインキ塗膜が乾燥しすぎて凸版に転写できなくなり、90質量%を超えるとブランケット上でのインキ塗膜の乾燥が不十分で凸版にて画像化できなくなる。
また、この遅乾性有機溶剤の蒸気圧が11.3×10Pa以上の場合は、ブランケット上のインキ塗膜が乾燥し過ぎるため、凸版へインキが転移せず、ブランケット上に良好な画像化されたインキ塗膜が形成されないなどの不具合が生じるため好ましくない。これら溶剤は、ビヒクルの溶解性、顔料分散系への親和性を考慮し、それぞれに応じた溶剤が選択されるが、例えば次に挙げられるものが用いられる。
エステル系溶剤として、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMAc)、3メトキシー3メチルーブチルアセテート(「ソルフィットAC」商品名 (株)クラレ製)、エトキシエチルプロピオネート(EEP)、アルコール系溶剤として、1−ブタノール、ダイヤドール135(商品名(株)三菱レーヨン製)、3メトキシー3メチルー1ブタノール、1−ヘキサノール、1,3ブタンジオール、1−ペンタノール、2−メチル1−ブタノール、4−メチル−2−ペンタノール、エーテル系溶剤として、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールターシャリーブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールブチルエーテル、エチレングリコールエチルエーテル、エチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、炭化水素系溶剤として、ソルベッソ100、ソルベッソ150(商品名 エクソン化学(株)製)、その他にもN−メチルピロリドンが挙げられる。またこれらは、それぞれの系内及び複数の系の混合物でもよい。中でも、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、3メトキシー3メチルーブチルアセテート、エトキシエチルプロピオネート、及びダイヤドール135が、その蒸発速度や表面張力から見て好ましい。
表面エネルギー調整剤は、ブランケット表面にインキ組成物が均一に良好に塗布できるように、インキ組成物の表面エネルギーをブランケットの表面の表面エネルギーよりも小さくするために添加されるものである。この表面エネルギー調整剤には、フッ素系界面活性剤の1種または2種以上が用いられ、全インキ組成物中0.05〜5.0質量%、好ましくは0.1〜1.0質量%含有され、これによりブランケットへのインキ塗工時に、塗工された塗膜の平滑性が向上しより均一な塗膜が得られる。これの含有量がこの範囲外で量が少ないと、ブランケット上でのインキはじきが発生したり、インキ塗膜が均一にならずムラが生じたりして好ましくなく、量が多すぎると、被印刷基材上へ転写後、インキ塗膜中の表面エネルギー調整剤が被印刷基材とインキ塗膜との密着性を阻害する不具合が生じてこれも好ましくない。
この表面エネルギー調整剤の具体的なものとしては、メガファック F−470、メガファック F−472、メガファック F−484(以上、商品名 大日本インキ化学工業(株)製)などの1種または2種以上が用いられる。
さらに、このカラーフィルター作製用インキ組成物中の顔料と樹脂との配合質量比は、固形分比率で、顔料:樹脂で1:2〜8:1、好ましくは2:3〜7:1、さらに好ましくは1:1〜6:1とされる。この配合比率は、ブランケット表面のインキ塗膜に凸版により画像が形成された時点でも同じである。配合する樹脂によっても異なるが、顔料に対して必要以上の樹脂が存在すると、その樹脂のタック性やインキ塗膜の粘弾性が大きいことにより、凸版による画像形成時に、画線がビリついたりするなどシャープな画像が得られず好ましくない。一方、顔料に対しての樹脂が不足すると、被印刷基材への転写時に、ブランケット表面からインキ塗膜が完全に転写しないなどの不具合が生じて好ましくない。
本発明のカラーフィルター作製用インキ組成物では、上述の顔料、樹脂、速乾性有機溶剤、遅乾性有機溶剤、表面エネルギー調整剤に必須成分以外に、顔料分散剤、消泡剤、被印刷基材への接着付与剤などの各種添加剤を適宜適量配合することができる。
また、全インキ組成物中の各必須成分の配合比は、質量表示で、顔料5〜20%、好ましくは7〜15%で、樹脂1〜10%、好ましくは3〜7%で、速乾性有機溶剤10〜60%、好ましくは20〜40%で、遅乾性有機溶剤30〜70%、好ましくは40〜60%で、表面エネルギー調整剤0.05〜5.0%、好ましくは0.1〜1.0%とされる。
さらに、このような組成のインキ組成物の製造は、顔料、樹脂、有機溶剤および顔料分散剤を、ビーズミルなどの一般的な分散機を用いてカラーフィルター作製用インキ組成物に最適な分散状態まで分散し、これにさらに樹脂、有機溶剤および各種添加剤を混合後、粗大粒子を濾過して行われる。
本発明のカラーフィルター作製用インキ組成物にあっては、上述の組成を有するものであるが、その物性も重要な因子である。
この物性としては、まず温度が25℃におけるインキ粘度が、0.5mPa・s〜10.0mPa・sの範囲内にある。これは、ブランケットへインキ組成物を均一に塗布するために、塗布装置からのインキ吐出性を鑑みて決定されたものである。この範囲よりも高い粘度の場合、塗工装置からのインキ吐出が不均一になり、ブランケット上に分断されて塗工される不具合や、塗工されたインキ塗膜が不均一となるため好ましくない。逆に、この範囲より低い粘度では、カラーフィルターに要求される色濃度や塗膜耐性が得られないため好ましくない。中でも、1.0〜5.0mPa・sであることがより好ましい。
インキ組成物の粘度の測定は、市販のコーンプレート型回転粘度計(例えば、東機産業(株)製 TV−20Lなど)によって行われる。
次に、インキ組成物の表面エネルギーも重要な因子である。インキ組成物の表面エネルギーは、15mN/m〜25mN/mであることが好ましいが、概ね22mN/mより低表面エネルギーである程好ましい。この範囲より高い表面エネルギーの場合、ブランケットへのインキレベリング性が悪く、ブランケット上でインキがはじいたりするなど均一なインキ塗膜が得られず好ましくない。また、この範囲よりも低い表面エネルギーのインキ組成物は実質的に製造できない。
表面エネルギーの測定は、市販の自動表面張力計(例えば、協和界面化学(株)製 CBYP−A3など)を用いて行われる。
さらに、ブランケットに対する膨潤量も重要である。この膨潤量は100mg/cm以下、好ましくは40〜90mg/cmの範囲とされる。この膨潤量とは、インキ組成物をブランケットに塗布した際に、インキ組成物中に含まれる有機溶剤がブランケット表面に浸透し、ブランケットの表面がこの浸透した有機溶剤で膨潤する度合いを示すものである。この値は、インキ組成物中の有機溶剤が凸版と接触するまでの間にブランケット表面に吸収される量に関係するとともにブランケットの表面がこの吸収された有機溶剤によって膨潤し、適切なインキ塗膜の剥離性、転移性を得るためにも関係する。
この膨潤量の具体的な測定法は、面積50cm、厚さ0.5mmのブランケット材にインキ塗膜が10μmになるように、バーコーターを用いて塗布し、1分後に粘着紙などを用いて剥がし取る。この塗布、拭き取りの操作を同じブランケット材に対して10回繰り返し、最終的なブランケット材の重量増加から膨潤量を算出し、これをブランケット材の体積で除して膨潤量とするものである。この膨潤量が100mg/cmを超えるとブランケット表面のシリコーンゴム層とこれを支える支持層との間で剥離が生じ、平滑性が失われたりして良好な画像が得られなくなる。
また、このカラーフィルター作製用インキ組成物のブランケット表面に対する接触角が、35°以下、好ましくは25〜35°とされる。ブランケットの表面材料は通常シリコーンゴムから構成されており、このシリコーンゴムに対してインキ組成物が良好に付着し、均一なインキ塗膜が形成されるために35°以下とすることが望ましい。接触角の測定は、市販の自動接触角計(例えば、協和界面化学(株)製 CA−W150など)を用いて行われる。
以下、具体例を示す。
表1、表2、表3に示す配合組成(重量部)のインキ組成物を作製し、その25℃における粘度、表面エネルギー、膨潤量、接触角、ブランケットの表面状態(インキ組成物が付着した後の表面の凹凸の有無)、濡れ性(ブランケット表面に対するインキ組成物の濡れ性)、吐出性(インキ塗布装置からのインキ組成物の吐出性)、初期転移適性(ブランケットから凸版へのインキ塗膜の転移性)、最終転写性(ブランケットから被印刷基材へのインキ塗膜の転写性)、パターン適性(被印刷基材上に形成された画像品質)を評価した。
ここでのブランケットとしては、厚さ0.5mmのシリコーンゴムとこれを支持する複数の支持層を有するもの((株)金陽社製)を用いて、これらの測定を行った。各測定方法は先に述べたとおりである。
Figure 0004549651
Figure 0004549651
Figure 0004549651
表1ないし表3において、配合量はすべて有効成分量(固形分)で表示した。
表1ないし表3において、
「FASTOGEN GREEN 2YK」: 大日本インキ化学工業(株)製C.I.ピグメントグリーン36
「EXCEDIC GREEN 0358」:大日本インキ化学工業(株)製 顔料分散体、C.I.ピグメントグリーン36
「25X1892」:大日本インキ化学工業(株)製 ポリエステル樹脂
「サイメル303」:三井サイテック(株)製 メラミン樹脂
「ユーバン21R」:三井化学(株)製 ベンゾグアナミン樹脂
「99X0207」:大日本インキ化学工業(株)製 ポリエステルメラミン系樹脂
「メガファックEXP.TP−1159」: 大日本インキ化学工業(株)製 フッ素系界面活性剤
「EXCEDIC BLUE 0565」:大日本インキ化学工業(株)製 顔料分散体、C.I.ピグメントブルー15:6である。
この評価結果を表1、表2、表3に合わせて示す。
これらの結果から、本発明のカラーフィルター作製用インキ組成物においては、凸版反転印刷法によりカラーフィルターを製造するのに好適なインキ組成物であることがわかる。
この発明のカラーフィルター作成用インキ組成物は、特にTFT型液晶表示装置のカラーフィルターを製造するための新しい方法である凸版反転印刷法に好適に使用される。
本発明における凸版反転印刷法の一例を模式的に示す概略構成図である。

Claims (8)

  1. ブランケット表面に形成された均一なインキ塗膜を凸版にて画像化し、これを被印刷基材に転写する凸版反転印刷法によりカラーフィルターを作製するために用いられ、顔料、樹脂、表面エネルギー調整剤であるフッ素系界面活性剤、速乾性有機溶剤、遅乾性有機溶剤を含有するカラーフィルター作製用インキ組成物であって、
    速乾性有機溶剤が、20℃における蒸気圧が11.3×10Pa(8.0mmHg)以上かつ大気圧下における沸点が115℃未満のエステル系溶剤、アルコール系溶剤、エーテル系溶剤及び炭化水素系溶剤から選ばれる1つ以上であり、この速乾性有機溶剤の合計量がインキ組成物中に5〜90質量%であり、
    遅乾性有機溶剤が、20℃における蒸気圧が11.3×10Pa(8.0mmHg)未満かつ大気圧下における沸点が115℃以上のエステル系溶剤、アルコール系溶剤、エーテル系溶剤及び炭化水素系溶剤から選ばれる1つ以上であり、この遅乾性有機溶剤の合計量がインキ組成物中に5〜90質量%であることを特徴とするカラーフィルター作製用インキ組成物。
  2. 樹脂が、熱硬化性樹脂であって、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、メラミン系樹脂、ベンゾグアナミン系樹脂からなる群から選ばれる1つ以上である請求項1に記載のカラーフィルター作製用インキ組成物。
  3. 顔料対樹脂の固形分比率が、質量比で1:2〜8:1である請求項1または2記載のカラーフィルター作製用インキ組成物。
  4. 表面エネルギー調整剤が、インキ組成物中0.05〜5.0質量%である請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のカラーフィルター作製用インキ組成物。
  5. 25℃におけるインキ粘度が、0.5mPa・s〜10.0mPa・sであり、かつ表面エネルギーが、15mN/m〜25mN/mである請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のカラーフィルター作製用インキ組成物。
  6. ブランケットに対する膨潤量が、100mg/cm以下である請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のカラーフィルター作製用インキ組成物。
  7. ブランケット表面に対する接触角が、35°以下である請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のカラーフィルター作製用インキ組成物。
  8. ブラックマトリックス形成用であって、顔料が、チタンブラックである請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のカラーフィルター作製用インキ組成物。
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