JP4548671B2 - 質問器、応答器、応答器認証方法 - Google Patents

質問器、応答器、応答器認証方法 Download PDF

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Description

本発明は、質問器と応答器の通信において、応答器の認証を行う質問器、応答器、応答器認証方法に関するものである。
RFID(Radio Frequency Identification)システムやIC(Integrated Circuit)カードシステムなど、複数の応答器(トランスポンダ、タグ、ICカードなど)と質問器(インタロゲータ、リーダ/ライタ、R/Wなど)との間で無線通信によるデータの送受信を行うシステムにおいては、応答器の認証(ID認証)処理が行われる。
一つの質問器に対して複数の応答器がある場合、質問器の認証コマンドに対して応答器が一斉に応答するため、無線信号の衝突が起こり、質問器は応答を受信できないという問題がある。
衝突防止(アンチコリジョン)付き認証処理方式として、国際規格であるISO−18000part6がある。
ISO−18000part6のうちTypeAは、乱数時分割方式であり、スロットアロハ法と呼ばれる。以下、TypeAの動作について説明する。質問器の認証コマンドに対して、応答器は、乱数を発生させ、その値に相当するスロットにIDを送信する。質問器は、受信に成功した場合、受信応答器署名を通知する。応答器は、署名の受信に失敗した場合(衝突検知)、再度乱数を発生させ、その値に相当する時間を待ってからIDを送信する。
また、ISO−18000part6のうちTypeBは、乱数状態遷移方式である。以下、TypeBの動作について説明する。応答器は、タイマカウンタを備え、質問器の認証コマンドに対して、タイマカウンタが0のときのみ応答する。質問器は、受信に失敗した場合(衝突検知)、対応する応答器に通知する。応答器は、直前に応答し、失敗を受信した応答器は、乱数(“0”か“1”)を発生させ、“0”を発生した応答器は再度IDを送信し、“1”を発生した応答器はタイマカウンタを増加させる。
また、その他の衝突防止付き認証処理方式として、アドレスビット送信方式がある(例えば、特許文献1参照。)。応答器は、IDをビット単位で対応するスロットを用いて送信し、質問器は、“0”か“1”のどちらか一方、または“0”か“1”の両方を受信する。質問器は、“0”か“1”のどちらか一方を受信した場合、送信した応答器に次ビットの送信を要求する。“0”か“1”の両方を受信した場合、例えば“1”を優先して“1”を送信した応答器に次ビットの送信を要求する。また、質問器は、それまでに受信したビットを連ねた探索待ちビット列に、受信した“0”をスタックする。
米国特許第6727803号明細書
しかしながら、上述した乱数時分割方式と乱数状態遷移方式において、応答器が乱数で応答可否を決定しているため、応答器が多い場合、衝突率が増大する。さらにスロットアロハ法において、応答器が少ない場合、スロット数により応答期間が固定されるため、効率が悪いという課題がある。
また、上述したアドレスビット送信方式は、IDの一意性を利用して衝突を回避する効率的な探索方式であるが、応答器の個数に関わらず、ID長まで探索しなければならないので認証処理が長時間になるという課題がある。例えば、応答器が2つの場合であっても、一般的には96ビットや128ビットといったID長まで探索しなければならない。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、認証の処理時間を短縮する質問器、応答器、応答器認証方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、応答器との無線通信を行う質問器であって、応答器の持つ暫定番号のビット列のうち所定の長さのビット列である単位ビット列の送信の要求を送信し、該要求に応じて応答器から送信された単位ビット列を受信し、該単位ビット列に基づいて応答器の暫定番号を特定する暫定番号特定部と、前記暫定番号特定部により応答器の暫定番号が特定された場合、該応答器の識別情報の送信の要求を該応答器へ送信し、該要求に応じて応答器から送信された識別情報を受信する識別情報取得部とを備えたものである。
また、本発明に係る質問器において、前記暫定番号特定部は、応答器から送信された複数の種類の単位ビット列を区別して受信することを特徴とするものである。
また、本発明に係る質問器において、前記暫定番号特定部は、受信した単位ビット列を連ねたものを暫定番号ビット列として記憶することを特徴とするものである。
また、本発明に係る質問器において、前記暫定番号特定部は、応答器から複数の種類の単位ビット列を受信した場合、複数の種類の単位ビット列を受信したことを通知する複数受信通知を応答器へ送信することを特徴とするものである。
また、本発明に係る質問器において、前記暫定番号特定部は、応答器から複数の種類の単位ビット列を受信した場合、予め設定された単位ビット列の優先順位に基づいて前記複数の種類の単位ビット列の優先順位を決定し、前記複数の種類の単位ビット列のうち最優先の単位ビット列以外の単位ビット列を前記暫定番号ビット列に追加したものを暫定番号スタックとして記憶すると共に、前記複数の種類の単位ビット列のうち最優先の単位ビット列を前記暫定番号ビット列に追加したものを新たな暫定番号ビット列として記憶することを特徴とするものである。
また、本発明に係る質問器において、前記暫定番号特定部は、前記識別情報取得部によりある応答器の識別情報が受信され、前記暫定番号スタックにまだ暫定番号が特定されていないビット列がある場合、前記暫定番号スタックにおける最新のビット列を暫定番号ビット列として新たな暫定番号の特定を行うことを特徴とするものである。
また、本発明に係る質問器において、前記暫定番号は、前記識別情報より短い情報であることを特徴とするものである。
また、本発明は、質問器との無線通信を行う応答器であって、暫定番号を生成する暫定番号生成部と、暫定番号のビット列のうち所定の長さのビット列である単位ビット列の送信の要求を質問器から受信した場合、前記単位ビット列を送信する単位ビット列送信部と、質問器から識別情報の送信の要求を受信した場合、識別情報を前記質問器へ送信する識別情報送信部とを備えたものである。
また、本発明に係る応答器において、前記単位ビット列送信部は、前記質問器により複数の種類の単位ビット列が受信されたことを通知する複数受信通知を受信した場合、直前に送信した単位ビット列と予め設定された単位ビット列の優先順位とに基づいて待ち行列カウンタを設定することを特徴とするものである。
また、本発明に係る応答器において、前記単位ビット列送信部は、前記質問器から複数受信通知または次の単位ビット列の送信の要求を受信し、且つ前記待ち行列カウンタが0である場合、次の単位ビット列を送信することを特徴とするものである。
また、本発明に係る応答器において、前記単位ビット列送信部は、前記単位ビット列に対応するスロットを用いて送信することを特徴とするものである。
また、本発明に係る応答器において、前記暫定番号は、前記識別情報より短い情報であることを特徴とするものである。
また、本発明は、質問器と応答器の無線通信により応答器の認証を行う応答器認証方法であって、応答器において、暫定番号を生成する暫定番号生成ステップと、質問器において、応答器の持つ暫定番号のビット列のうち所定の長さのビット列である単位ビット列の送信の要求を送信する単位ビット列要求送信ステップと、応答器において、前記暫定番号要求ステップにより送信された要求を受信した場合、前記単位ビット列を送信する単位ビット列送信ステップと、質問器において、前記暫定番号送信ステップにより送信された単位ビット列を受信し、該単位ビット列に基づいて応答器の暫定番号を特定する暫定番号特定部と、質問器において、前記暫定番号特定ステップにより応答器の暫定番号が特定された場合、該応答器の識別情報の送信の要求を該応答器へ送信する識別情報送信要求送信ステップと、応答器において、前記識別情報要求ステップにより送信された要求を受信した場合、識別情報を前記質問器へ送信する識別情報送信ステップと、質問器において、前記識別情報送信ステップにより送信された識別情報を受信する識別情報受信ステップとを実行するものである。
また、本発明に係る応答器認証方法において、前記暫定番号特定ステップは、複数の種類の単位ビット列を区別して受信することを特徴とするものである。
また、本発明に係る応答器認証方法において、前記暫定番号特定ステップは、受信した単位ビット列を連ねたものを暫定番号ビット列として記憶することを特徴とするものである。
また、本発明に係る応答器認証方法において、前記暫定番号特定ステップは、応答器から複数の種類の単位ビット列を受信した場合、複数の種類の単位ビット列を受信したことを通知する複数受信通知を応答器へ送信することを特徴とするものである。
また、本発明に係る応答器認証方法において、前記暫定番号特定ステップは、応答器から複数の種類の単位ビット列を受信した場合、予め設定された単位ビット列の優先順位に基づいて前記複数の種類の単位ビット列の優先順位を決定し、前記複数の種類の単位ビット列のうち最優先の単位ビット列以外の単位ビット列を前記暫定番号ビット列に追加したものを暫定番号スタックとして記憶すると共に、前記複数の種類の単位ビット列のうち最優先の単位ビット列を前記暫定番号ビット列に追加したものを新たな暫定番号ビット列として記憶することを特徴とするものである。
また、本発明に係る応答器認証方法において、前記識別情報取得ステップによりある応答器の識別情報が受信され、前記暫定番号スタックにまだ暫定番号が特定されていないビット列がある場合、前記暫定番号特定ステップを再び実行し、前記暫定番号スタックにおける最新のビット列を暫定番号ビット列として新たな暫定番号の特定を行うことを特徴とするものである。
また、本発明に係る応答器認証方法において、前記単位ビット列送信ステップは、前記質問器により複数の種類の単位ビット列が受信されたことを通知する複数受信通知を受信した場合、直前に送信した単位ビット列と予め設定された単位ビット列の優先順位とに基づいて待ち行列カウンタを設定することを特徴とするものである。
また、本発明に係る応答器認証方法において、前記単位ビット列送信ステップは、前記質問器から複数受信通知または次の単位ビット列の送信の要求を受信し、且つ前記待ち行列カウンタが0である場合、次の単位ビット列を送信することを特徴とするものである。
本発明によれば、応答器が暫定番号を決定して、単位ビット列毎に送信し、応答器と質問器が優先順位を判断することにより、認証の処理時間が短縮される。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
実施の形態1.
まず、本実施の形態に係る無線通信システムの概要について説明する。
図1は、本実施の形態に係る無線通信システムの構成の一例を示すブロック図である。この無線通信システムは、質問器1、複数の応答器2を備える。
次に、質問器1の概要について説明する。図2は、本実施の形態に係る質問器の構成の一例を示すブロック図である。質問器1は、送信アンテナ101、電源回路102、クロック生成回路103、送信部104、変調回路105、搬送波生成回路106、復調回路107、副搬送波検出回路108、ミキサ回路109、低雑音増幅回路110、受信アンテナ111、制御回路121、メモリ部122、外部IF(Interface)回路123を備える。電源回路102は、各部に電源を供給する。クロック生成回路103は、各部にクロックを供給する。制御回路121は、プログラムやデータを記憶するメモリ部122を用いて各部の制御を行う。
外部IF回路123が外部から取得したデータをもとに制御回路121により処理された送信データは、搬送波生成回路106により生成された搬送波を用いて変調回路105により変調されて送信信号となり、この送信信号は送信部104により増幅され、送信アンテナ101を介して応答器2へ送信される。
また、受信アンテナ111を介して受信された受信信号は、低雑音増幅回路110により増幅され、搬送波生成回路106により生成された搬送波を用いてミキサ回路109によりダウンコンバートされ、更に副搬送波検出回路108によりダウンコンバートされ、復調回路107により受信データに変換され、制御回路121で処理され、その結果が外部IF回路から外部へ出力される。
次に、応答器2の概要について説明する。図3は、本実施の形態に係る応答器の構成の一例を示すブロック図である。応答器2は、アンテナ201、整合・増幅回路202、整流・電圧安定化回路203、クロック抽出回路204、復調変調回路205、副搬送波生成回路206、制御回路221、メモリ部222、乱数生成回路223を備える。また、予め応答器2に対して固有のIDが設定される。
アンテナ201で受信され、整合・増幅回路202により整合、増幅された、質問器1からの受信信号は、整流・電圧安定化回路203により電源に変換され、各部に供給される。更に、質問器1からの受信信号は、クロック抽出回路204によりクロックが抽出され、各部に供給される。最初に、質問器1から連続波が送信され、応答器2は、この連続波から電源とクロックを生成することにより活性化される。その後、質問器1からの受信信号は、副搬送波生成回路206により生成された副搬送波を用いて復調変調回路205により復調され、制御回路221で処理され、その結果がメモリ部222へ格納される。
また、メモリ部222または乱数生成回路223に基づいて制御回路221で処理されたデータは、副搬送波生成回路206により生成された副搬送波を用いて復調変調回路205により変調され、整合・増幅回路202により整合、増幅され、アンテナ201を介して質問器1へ送信される。
また、予め設定された応答器の識別情報であるIDや、乱数生成回路223により生成される暫定番号は、暫定番号ビット列としてメモリ部222に格納され、制御回路221の指示により読み出される。暫定番号ビット列長Nは、IDビット列長Mより短い。また、暫定番号ビット列は、所定の長さのビット列である単位ビット列ごとに読み出され、質問器1へ送信される。
次に、本発明に係る無線通信システムの認証処理の動作について説明する。本実施の形態においては、単位ビット列長を1bitとし、単位ビット列の優先順位を“0”,“1”の順とする。
まず、質問器1における認証処理の動作について説明する。
図4は、本実施の形態に係る質問器1の認証処理の動作の一例を示すフローチャートである。まず、制御回路121は、メモリ部122内のパラメータ(暫定番号スタック、暫定番号レジスタ、受信ビットポインタ、衝突フラグ)を初期化する(S111)。暫定番号レジスタは、受信した暫定番号ビット列を格納する。暫定番号スタックは、探索中の暫定番号ビット列を格納する。受信ビットポインタは、暫定番号ビット列のうち受信した単位ビット列の位置を示すポインタである。衝突フラグは、衝突フラグは、IDの受信が正常に行われなかった場合にオン(“1”)となる。
次に、制御部121は、ID認証命令(“Read_ID”)を応答器2へ送信する(S112)。次に、制御部121は、スロット番号0とスロット番号1のうち1つのスロットだけでオン信号を受信したか否かの判断を行う(S121)。1つのスロットだけでオン信号を受信した場合(S121,Y)、制御部121は、暫定番号ビット列の全ビットの受信が終了したか否かの判断を行う(S122)。すなわち、制御部121は、受信ビットポインタの値がNであるか否かの判断を行う。受信が終了した場合(S122,Y)、処理S141へ移行する。一方、受信が終了していない場合(S122,N)、暫定番号レジスタの値のうち受信ビットポインタが示す単位ビット列に、オン信号を受信したスロット番号の値を設定し(S123)、制御部121は、受信ビットポインタを単位ビット列長だけ増加させ(S124)、次の単位ビット列の送信の要求である次ビット送信命令(“Read_Next”)を応答器2へ送信し(S125)、処理S121へ戻る。
処理S121において、1つのスロットだけでオン信号を受信していない場合(S121,N)、制御部121は、スロット番号0とスロット番号1の両方のスロットでオン信号を受信したか否かの判断を行う(S131)。両方のスロットでオン信号を受信していない場合(S131,N)、すなわち、いずれのスロットにおいてもオン信号を受信しなかった場合、認証する応答器2がないことになり、このフローを終了する。一方、両方のスロットでオン信号を受信した場合(S131,Y)、制御部121は、暫定番号レジスタに既に格納されているビット列と、受信ビットポインタが示す単位ビット列の値を1としたビット列とをあわせて、暫定番号スタックにスタックする(S132)。すなわち、予め定められた単位ビット列の優先順位において優先する単位ビット列が“0”であり、受信単位ビット列のうち“0”は暫定番号レジスタの受信ビットポインタの位置に格納され、受信単位ビット列のうち“1”は暫定番号スタックの受信ビットポインタの位置に格納される。次に、制御部121は、暫定番号ビット列の全ビットの受信が終了したか否かの判断を行う(S133)。すなわち、制御部121は、受信ビットポインタの値がNであるか否かの判断を行う。
受信が終了していない場合(S133,N)、制御部121は、受信ビットポインタを単位ビット列長だけ増加させ(S134)、複数の種類の単位ビット列を受信したことを示す複数受信通知(“Read_Multi”)を応答器2へ送信し(S135)、処理S121へ戻る。
処理S133において、受信が終了した場合(S133,Y)、制御部121は、暫定番号が特定された応答器2にIDの送信を要求するID送信命令(“Send_ID”)を送信し(S141)、このID送信命令に対する応答器2からのIDが正常に受信できたか否かの判断を行う(S143)。IDが正常に受信できなかった場合(S143,N)、制御部121は、衝突フラグをオンとし(S144)、処理S151へ移行する。一方、IDが正常に受信できた場合(S143,Y)、制御部121は、認証確認を応答器2へ送信し(S145)、処理S151へ移行する。
次に、制御部121は、暫定番号スタックが空であるか否かの判断を行う(S151)。暫定番号スタックが空である場合(S151,Y)、制御部121は、衝突フラグがオンであるか否かの判断を行う(S152)、衝突フラグがオフ(“0”)である場合(S152,N)、応答器2の認証を終了したことになり、このフローを終了する。一方、衝突フラグがオンである場合(S152,Y)、処理S111へ戻る。
処理S151において、暫定番号スタックが空でない場合(S151,N)、制御部121は、最新の暫定番号スタックに格納されたビット列を暫定番号レジスタに格納し、受信ビットポインタを暫定番号レジスタのビット列の次の位置に戻し(S153)、処理S112へ戻り、他の応答器2の認証を行う。
次に、応答器2における認証処理の動作について説明する。
図5は、本実施の形態に係る応答器2の認証処理の動作の一例を示すフローチャートである。まず、質問器1からの連続波により活性化された応答器2の制御回路221は、メモリ部222内のパラメータ(送信ビットポインタ、待ち行列カウンタ、認証フラグ、衝突フラグ)を初期化(“0”クリア)するとともに、乱数発生回路223により暫定番号ビット列を発生させ、メモリ部222の暫定番号レジスタに格納する(S211)。暫定番号ビット列は、LSBまたはMSBから順に送信される。送信ビットポインタは、暫定番号ビット列のうち送信した単位ビット列の位置を示すポインタである。認証フラグは、ID認証が完了した場合にオンとなる。衝突フラグは、IDの送信が正常に行われなかった場合にオンとなる。待ち行列カウンタは、予め定められた単位ビット列の優先順位に基づいて値が設定され、応答器2は待ち行列カウンタが0になると単位ビット列の送信を行うことができる。
次に、制御回路221は、質問器1からID認証命令(“Read_ID”)を受信したか否かの判断を行う(S212)。ID認証命令を受信しない場合(S212,N)、処理S212へ戻る。一方、ID認証命令を受信した場合(S212,Y)、制御回路221は、認証フラグがオンであるか否かの判断を行う(S213)。認証フラグがオンである場合(S213,Y)、このフローを終了する。一方、認証フラグがオフ(“0”)である場合(S213,N)、制御回路221は、衝突フラグがオンであるか否かの判断を行う(S214)。衝突フラグがオンである場合(S214,Y)、処理S211へ戻る。一方、衝突フラグがオフである場合(S214,N)、制御回路221は、暫定番号レジスタの値のうち送信ビットポインタが示す単位ビット列の値に等しいスロット番号のスロットにオン信号を送信し(S215)、暫定番号ビット列の全ビットの送信が終了したか否かの判断を行う(S216)。すなわち、制御回路221は、送信ビットポインタの値がNであるか否かの判断を行う。
送信が終了していない場合(S216,N)、制御回路221は、送信ビットポインタを単位ビット列長だけ増加させ(S217)、次ビット送信命令(“Read_Next”)を受信したか否かの判断を行う(S221)。次ビット送信命令を受信した場合(S221,Y)、制御回路221は、待ち行列カウンタ=0であるか否かの判断を行う(S222)。待ち行列カウンタ=0である場合(S222,Y)、処理S215へ戻る。一方、待ち行列カウンタ=0でない場合(S222,N)、処理S221へ戻る。
処理S221において、次ビット送信命令を受信していない場合(S221,N)、制御回路221は、複数受信通知(“Read_Multi”)を受信したか否かの判断を行う(S231)。複数受信通知を受信した場合(S231,Y)、制御回路221は、最新の送信単位ビット列=0かつ待ち行列カウンタ=0であるか否かの判断を行う(S232)。最新送信単位ビット列=0かつ待ち行列カウンタ=0である場合(S232,Y)、処理S215へ戻る。一方、最新送信単位ビット列=0かつ待ち行列カウンタ=0でない場合(S232,N)、待ち行列カウンタに1を加算し(S233)、処理S221へ戻る。すなわち、予め定められた単位ビット列の優先順位において優先する単位ビット列が“0”であり、制御回路221は、送信単位ビット列が“1”であれば待ち行列カウンタを増加させて待機する。
処理S231において、複数受信通知を受信していない場合(S231,N)、制御回路221は、ID認証命令を受信したか否かの判断を行う(S241)。ID認証命令を受信した場合(S241,Y)、制御回路221は、待ち行列カウンタから1を減算し、処理S221へ戻る。ID認証命令を受信していない場合(S241,N)、処理S221へ戻る。
処理S216において、送信が終了した場合(S216,Y)、制御回路221は、質問器1からID送信命令(“Send_ID”)を受信し、質問器1へ応答器2のIDを送信し(S252)、このIDに対する質問器1からの認証確認(“Ack”)を受信したか否かの判断を行う(S253)。所定の時間内にID受信応答を受信できなかった場合(S253,N)、衝突フラグをオンに設定し(S254)、処理S212へ移行する。一方、ID受信応答を受信した場合(S253,Y)、制御回路221は、認証フラグをオンに設定し(S255)、処理S212へ移行する。
次に、スロットについて説明する。
図6は、本実施の形態に係るスロットの構成の一例を示すタイムチャートである。上から(a)単位ビット列(スロット番号)長=1bit(スロット数=2)の場合、(b)単位ビット列長=2bit(スロット数=4)の場合、(c)単位ビット列長=3bit(スロット数=8)の場合を示す。本実施の形態においては、スロット数=2としている。スロット番号は、暫定番号ビット列のうち1回に送信する送信ビット列に対応する。応答器2は、処理S215において、送信ビット列に対応するスロットにオン信号を送信する。図7は、本実施の形態に係るスロットにおけるオン信号の一例を示すタイムチャートである。この図は、スロット数=8、スロット番号=4(単位ビット列=“011”)の場合のオン信号の波形を表す。オン信号は、スロット内の一部が通常のレベルと異なるレベルになる信号である。
次に、質問器における暫定番号特定について説明する。
ここでは、スロット番号長=1bit(スロット数=2)、暫定番号ビット列長=3bit、IDビット列長=96bitとする。図8は、本実施の形態に係る暫定番号の特定の動作の一例を示す図である。この図は、応答器2a,2b,2cが、質問器1により認証される場合を示す。応答器2a,2b,2cは、暫定番号としてそれぞれ“000”,“010”,“111”を持つ。また、暫定番号の探索中、質問器1が両方の値を受信した場合、処理S132で述べたように、“0”を優先して暫定番号を探索する。探索枝中の各状態は、暫定番号レジスタの値を表す。
制御回路121は、暫定番号レジスタが空の状態、すなわち探索枝の最上段から開始する。この状態で応答器2a,2b,2cから“0”と“1”の両方を受信すると、“1”は暫定番号スタックにスタックし、暫定番号レジスタの値は優先の“0”が付加されて“0”となる。この状態で応答器2a,2bから“0”と“1”の両方を受信すると、暫定番号レジスタの値に“1”を付加した“10”が暫定番号スタックにスタックされ、暫定番号レジスタの値は優先の“0”が付加されて“00”となる。この状態で応答器2aから“0”を受信すると、暫定番号レジスタの値は受信した“0”が付加されて“000”となる。ここで、制御回路121は、応答器2aの暫定番号“000”の特定を完了し、続いて応答器2aのIDの受信を行う。
次に、制御回路121は、暫定番号スタックの最新の値である“10”を暫定番号レジスタの値とする。この状態で応答器2bから“0”を受信すると、暫定番号レジスタの値は受信した“0”が付加されて“010”となる。ここで、制御回路121は、応答器2bの暫定番号“010”の特定を完了し、続いて応答器2bのIDの受信を行う。
次に、制御回路121は、暫定番号スタックの次の値である“1”を暫定番号レジスタの値とする。この状態で応答器2cから“1”を受信すると、暫定番号レジスタの値は受信した“1”が付加されて“11”となる。この状態で応答器2cから“1”を受信すると、暫定番号レジスタの値は受信した“1”が付加されて“111”となる。ここで、制御回路121は、応答器2cの暫定番号“111”の特定を完了し、続いて応答器2cのIDの受信を行い、すべての応答器のID認証が完了する。
つまり、質問器1が複数の種類の単位ビット列を受信し、優先されなかったビット列を暫定番号スタックにスタックさせておき、優先された応答器の暫定番号が特定され、IDが受信された後に、暫定番号スタックのビット列から暫定番号の特定を再開することにより、暫定番号ビット列を応答器毎に最初から受信する必要がなくなり、認証処理の時間を短縮することができる。
上述したように、IDより短い情報である暫定番号を応答器のID認証の優先順位の決定のために用い、暫定番号を特定してからIDの認証を行うことにより、認証処理に要する時間を低減することができる。また、応答器2は送信単位ビット列と予め定められた優先順位とに基づいて自己の待ち行列カウンタを設定することにより、衝突を防ぐとともに、質問器1から応答器2への暫定番号またはIDの問い合わせを行う必要がなく、認証処理の時間を低減することができる。また、質問器1は応答器2からの複数の種類の単位ビット列を区別して受信するとともに、最優先の暫定番号以外で特定の途中の暫定番号をスタックし、その後、途中から暫定番号の特定を行うことにより、最優先以外の暫定番号を初めから受信し直す必要がなく、認証処理の時間を低減することができる。
実施の形態2.
実施の形態1においては単位ビット列長=1bitとしたが、本実施の形態では、単位ビット列長を2bit以上とした場合について説明する。例えば、単位ビット列長を2bitとし、単位ビット列の優先順位を“00”,“01”“10”,“11”の順とする。
まず、質問器1における認証処理の動作について説明する。
図9は、本実施の形態に係る質問器1の認証処理の動作の一例を示すフローチャートである。図4と同一符号は図4に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図4と比較すると図9は、処理S135の代わりに処理S335を実行する。処理S335において、制御回路121は、予め定められた単位ビット列の優先順位に基づいて、受信した複数の単位ビット列のうち最優先する単位ビット列を決定し、これを最優先単位ビット列として複数受信通知に含め、応答器2へ送信する。これにより、暫定番号ビット列に最優先単位ビット列以外の受信された単位ビット列は、暫定番号スタックにスタックされ、暫定番号ビット列に最優先単位ビット列を追加したものが暫定番号レジスタに格納される。
次に、応答器2における認証処理の動作について説明する。
図10は、本実施の形態に係る応答器2の認証処理の動作の一例を示すフローチャートである。図5と同一符号は図5に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図5と比較すると図10は、処理S232の代わりに処理S432を実行する。処理S432において、制御回路221は、最新の送信単位ビット列が複数受信通知に含まれた最優先単位ビット列であり、かつ待ち行列カウンタ=0であるか否かの判断を行う。これにより、最優先単位ビット列以外の送信単位ビット列を持つ応答器2は待機時間カウンタを増加させ、待機する。
上述したように、質問器1が複数受信通知に最優先単位ビット列を含めて応答器2へ送信し、応答器2が複数受信通知に含まれた最優先単位ビット列と送信単位ビット列とに基づいて自己の待ち行列カウンタを設定することにより、単位ビット列長が2以上であっても適切な待ち行列カウンタを設定することができる。
また、本実施の形態に係る応答器には、例えばトランスポンダ、タグ、ICカード等が含まれ得る。また、本実施の形態に係る質問器には、例えばインタロゲータ、リーダ/ライタ等が含まれ得る。
なお、暫定番号特定部と識別情報取得部は、実施の形態における制御回路121に対応する。また、暫定番号生成部は、実施の形態における乱数生成回路223に対応する。また、単位ビット列送信部と識別情報送信部は、実施の形態における制御回路221に対応する。
また、暫定番号特定ステップと単位ビット列送信要求ステップと識別情報送信要求ステップと識別情報受信ステップは、実施の形態における制御回路121の処理に対応する。また、暫定番号生成ステップは、実施の形態における乱数生成回路223の処理に対応する。また、単位ビット列送信ステップと識別情報送信ステップは、実施の形態における制御回路221の処理に対応する。
(付記1) 応答器との無線通信を行う質問器であって、
応答器の持つ暫定番号のビット列のうち所定の長さのビット列である単位ビット列の送信の要求を送信し、該要求に応じて応答器から送信された単位ビット列を受信し、該単位ビット列に基づいて応答器の暫定番号を特定する暫定番号特定部と、
前記暫定番号特定部により応答器の暫定番号が特定された場合、該応答器の識別情報の送信の要求を該応答器へ送信し、該要求に応じて応答器から送信された識別情報を受信する識別情報取得部と
を備える質問器。
(付記2) 付記1に記載の質問器において、
前記暫定番号特定部は、応答器から送信された複数の種類の単位ビット列を区別して受信することを特徴とする質問器。
(付記3) 付記1または付記2に記載の質問器において、
前記暫定番号特定部は、受信した単位ビット列を連ねたものを暫定番号ビット列として記憶することを特徴とする質問器。
(付記4) 付記3に記載の質問器において、
前記暫定番号特定部は、応答器から複数の種類の単位ビット列を受信した場合、複数の種類の単位ビット列を受信したことを通知する複数受信通知を応答器へ送信することを特徴とする質問器。
(付記5) 付記4に記載の質問器において、
前記暫定番号特定部は、応答器から複数の種類の単位ビット列を受信した場合、予め設定された単位ビット列の優先順位に基づいて前記複数の種類の単位ビット列の優先順位を決定し、前記複数の種類の単位ビット列のうち最優先の単位ビット列以外の単位ビット列を前記暫定番号ビット列に追加したものを暫定番号スタックとして記憶すると共に、前記複数の種類の単位ビット列のうち最優先の単位ビット列を前記暫定番号ビット列に追加したものを新たな暫定番号ビット列として記憶することを特徴とする質問器。
(付記6) 付記5に記載の質問器において、
前記暫定番号特定部は、前記識別情報取得部によりある応答器の識別情報が受信され、前記暫定番号スタックにまだ暫定番号が特定されていないビット列がある場合、前記暫定番号スタックにおける最新のビット列を暫定番号ビット列として新たな暫定番号の特定を行うことを特徴とする質問器。
(付記7) 付記1乃至付記6のいずれかに記載の質問器において、
前記暫定番号は、前記識別情報より短い情報であることを特徴とする質問器。
(付記8) 質問器との無線通信を行う応答器であって、
暫定番号を生成する暫定番号生成部と、
暫定番号のビット列のうち所定の長さのビット列である単位ビット列の送信の要求を質問器から受信した場合、前記単位ビット列を送信する単位ビット列送信部と、
質問器から識別情報の送信の要求を受信した場合、識別情報を前記質問器へ送信する識別情報送信部と
を備える応答器。
(付記9) 付記8に記載の応答器において、
前記単位ビット列送信部は、前記質問器により複数の種類の単位ビット列が受信されたことを通知する複数受信通知を受信した場合、直前に送信した単位ビット列と予め設定された単位ビット列の優先順位とに基づいて待ち行列カウンタを設定することを特徴とする応答器。
(付記10) 付記9に記載の応答器において、
前記単位ビット列送信部は、前記質問器から複数受信通知または次の単位ビット列の送信の要求を受信し、且つ前記待ち行列カウンタが0である場合、次の単位ビット列を送信することを特徴とする応答器。
(付記11) 付記8乃至付記10のいずれかに記載の応答器において、
前記単位ビット列送信部は、前記単位ビット列に対応するスロットを用いて送信することを特徴とする応答器。
(付記12) 付記8乃至付記11に記載の応答器において、
前記暫定番号は、前記識別情報より短い情報であることを特徴とする応答器。
(付記13) 質問器と応答器の無線通信により応答器の認証を行う応答器認証方法であって、
応答器において、暫定番号を生成する暫定番号生成ステップと、
質問器において、応答器の持つ暫定番号のビット列のうち所定の長さのビット列である単位ビット列の送信の要求を送信する単位ビット列要求送信ステップと、
応答器において、前記暫定番号要求ステップにより送信された要求を受信した場合、前記単位ビット列を送信する単位ビット列送信ステップと、
質問器において、前記暫定番号送信ステップにより送信された単位ビット列を受信し、該単位ビット列に基づいて応答器の暫定番号を特定する暫定番号特定部と、
質問器において、前記暫定番号特定ステップにより応答器の暫定番号が特定された場合、該応答器の識別情報の送信の要求を該応答器へ送信する識別情報送信要求送信ステップと、
応答器において、前記識別情報要求ステップにより送信された要求を受信した場合、識別情報を前記質問器へ送信する識別情報送信ステップと、
質問器において、前記識別情報送信ステップにより送信された識別情報を受信する識別情報受信ステップと
を実行する応答器認証方法。
(付記14) 付記13に記載の応答器認証方法において、
前記暫定番号特定ステップは、複数の種類の単位ビット列を区別して受信することを特徴とする応答器認証方法。
(付記15) 付記13または付記14に記載の応答器認証方法において、
前記暫定番号特定ステップは、受信した単位ビット列を連ねたものを暫定番号ビット列として記憶することを特徴とする応答器認証方法。
(付記16) 付記15に記載の応答器認証方法において、
前記暫定番号特定ステップは、応答器から複数の種類の単位ビット列を受信した場合、複数の種類の単位ビット列を受信したことを通知する複数受信通知を応答器へ送信することを特徴とする応答器認証方法。
(付記17) 付記16に記載の応答器認証方法において、
前記暫定番号特定ステップは、応答器から複数の種類の単位ビット列を受信した場合、予め設定された単位ビット列の優先順位に基づいて前記複数の種類の単位ビット列の優先順位を決定し、前記複数の種類の単位ビット列のうち最優先の単位ビット列以外の単位ビット列を前記暫定番号ビット列に追加したものを暫定番号スタックとして記憶すると共に、前記複数の種類の単位ビット列のうち最優先の単位ビット列を前記暫定番号ビット列に追加したものを新たな暫定番号ビット列として記憶することを特徴とする応答器認証方法。
(付記18) 付記17に記載の応答器認証方法において、
前記識別情報取得ステップによりある応答器の識別情報が受信され、前記暫定番号スタックにまだ暫定番号が特定されていないビット列がある場合、前記暫定番号特定ステップを再び実行し、前記暫定番号スタックにおける最新のビット列を暫定番号ビット列として新たな暫定番号の特定を行うことを特徴とする応答器認証方法。
(付記19) 付記18に記載の応答器認証方法において、
前記単位ビット列送信ステップは、前記質問器により複数の種類の単位ビット列が受信されたことを通知する複数受信通知を受信した場合、直前に送信した単位ビット列と予め設定された単位ビット列の優先順位とに基づいて待ち行列カウンタを設定することを特徴とする応答器認証方法。
(付記20) 付記19に記載の応答器認証方法において、
前記単位ビット列送信ステップは、前記質問器から複数受信通知または次の単位ビット列の送信の要求を受信し、且つ前記待ち行列カウンタが0である場合、次の単位ビット列を送信することを特徴とする応答器認証方法。
実施の形態1に係る無線通信システムの構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る質問器の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る応答器の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る質問器の認証処理の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る応答器の認証処理の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るスロットの構成の一例を示すタイムチャートである。 実施の形態1に係るスロットにおけるオン信号の一例を示すタイムチャートである。 実施の形態1に係る暫定番号の特定の動作の一例を示す図である。 実施の形態2に係る質問器の認証処理の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る応答器の認証処理の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 質問器、2 応答器、101 送信アンテナ、102 電源回路、103 クロック生成回路、104 送信部、105 変調回路、106 搬送波生成回路、107 復調回路、108 副搬送波検出回路、109 ミキサ回路、110 低雑音増幅回路、111 受信アンテナ、121 制御回路、122 メモリ部、123 外部IF回路、201 アンテナ、102 整合・増幅回路、203 整流・電圧安定化回路、204 クロック抽出回路、205 復調変調回路、206 副搬送波生成回路、221 制御回路、222 メモリ部、223 乱数生成回路。

Claims (9)

  1. 複数の応答器との無線通信を行う質問器であって、
    応答器の持つ暫定番号のビット列のうち所定の長さの単位ビット列のオン信号送信の要求を送信し、該要求に応じて応答器から送信されたオン信号を受信し、該オン信号に基づいて応答器の少なくとも暫定番号の一部のビット列を特定し、暫定番号の全てのビット列が特定されるまで、予め定められた優先順位に基づいて暫定番号のビット列特定を継続する暫定番号特定部と、
    前記暫定番号特定部により暫定番号の全てのビット列が特定された応答器に対して識別情報の送信の要求を送信し、該要求に応じて応答器から送信された識別情報を受信する識別情報取得部と
    を備える質問器。
  2. 請求項1に記載の質問器において、
    前記暫定番号特定部は、複数の応答器から送信された複数の種類の単位ビット列のオン信号を区別して受信することを特徴とする質問器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の質問器において、
    前記暫定番号特定部は、受信したオン信号に基づいて単位ビット列を互いに連ね暫定番号の全てのビット列を特定することを特徴とする質問器。
  4. 請求項に記載の質問器において、
    前記暫定番号特定部は、複数の応答器から複数の種類の単位ビット列のオン信号を受信した場合、複数の応答器に対して複数の種類の単位ビット列のオン信号を受信したことを通知することを特徴とする質問器。
  5. 請求項4に記載の質問器において、
    前記暫定番号特定部は、複数の応答器から複数の種類の単位ビット列のオン信号を受信した場合、予め設定された単位ビット列の優先順位に基づいて前記複数の種類の単位ビット列の優先順位を決定し、前記複数の種類の単位ビット列のうち最優先の単位ビット列以外の単位ビット列を前記暫定番号ビット列に追加したものを暫定番号スタックとして記憶すると共に、前記複数の種類の単位ビット列のうち最優先の単位ビット列を前記暫定番号ビット列に追加したものを新たな暫定番号ビット列として記憶することを特徴とする質問器。
  6. 請求項5に記載の質問器において、
    前記暫定番号特定部は、前記識別情報取得部によりある応答器の識別情報が受信され、前記暫定番号スタックにまだ暫定番号が特定されていないビット列がある場合、前記暫定番号スタックにおける最新のビット列を暫定番号ビット列として新たな暫定番号の特定を行うことを特徴とする質問器。
  7. 質問器との無線通信を行う応答器であって、
    暫定番号を生成する暫定番号生成部と、
    暫定番号のビット列のうち所定の長さの単位ビット列のオン信号送信の要求を質問器から受信した場合、前記単位ビット列のオン信号を送信するオン信号送信部と、
    質問器から識別情報の送信の要求を受信した場合、識別情報を前記質問器へ送信する識別情報送信部と
    を備え
    前記オン信号送信部は、前記質問器により複数の種類の単位ビット列のオン信号が受信されたことが通知された場合、直前に送信したオン信号と予め設定された単位ビット列の優先順位とに基づいて待ち行列カウンタを設定することを特徴とする応答器。
  8. 請求項に記載の応答器において、
    前記オン信号送信部は、前記質問器から複数の種類の単位ビット列のオン信号を受信されたことの通知または次の単位ビット列のオン信号送信の要求を受信し、且つ前記待ち行列カウンタが0である場合、次の単位ビット列のオン信号を送信することを特徴とする応答器。
  9. 質問器と複数の応答器の無線通信により応答器の認証を行う応答器認証方法であって、
    応答器において、暫定番号を生成するステップと、
    質問器において、応答器の持つ暫定番号のビット列のうち所定の長さの単位ビット列のオン信号送信の要求を送信するステップと、
    応答器において、質問器からのオン信号の送信要求を受信した場合、前記単位ビット列のオン信号を送信するステップと、
    質問器において、各応答器から送信されたオン信号に基づいて応答器の少なくとも暫定番号の一部のビット列を特定するステップと、
    質問器において、暫定番号の全てのビット列が特定されるまで、予め定められた優先順位に基づいて暫定番号のビット列特定を継続するステップと、
    質問器において、暫定番号の全てのビット列が特定された応答器に対して識別情報の送信の要求を送信するステップと、
    応答器において、質問器から識別情報送信要求を受信した場合、識別情報を前記質問器へ送信するステップと、
    質問器において、応答器から送信された識別情報を受信するステップと
    を実行する応答器認証方法。
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