JP4548037B2 - キャッシュメモリの管理方法、ストレージ装置または計算機システム - Google Patents

キャッシュメモリの管理方法、ストレージ装置または計算機システム Download PDF

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Description

本明細書で開示される技術は、計算機システムに用いられるストレージ装置に関する。特に、ストレージ装置内で分割されたキャッシュメモリの管理方法に関する。
一般にコンピュータシステムは、それぞれの業務を行うホストコンピュータと、ホストコンピュータの指示によりデータを読み書きするストレージ装置により構成される。ストレージ装置は、データの格納および読み出しを行う複数の磁気ディスクとキャッシュメモリを持つ。ホストコンピュータがあるデータを要求したとき、ストレージ装置はキャッシュメモリ上に要求されたデータがあるかどうかを調べ、それがキャッシュメモリ上にあればキャッシュメモリからホストコンピュータに転送し、なければ磁気ディスクにアクセスし、データをキャッシュメモリ上に一時的に格納した上でホストコンピュータへと転送する。
このような計算機システムにおいて、複数の業務データを1つのストレージ装置に集約すると、異なる業務がキャッシュメモリを共有することとなる。その結果、例えばある業務にアクセスが集中し、多くのキャッシュメモリを占有すると、別の業務のディスクアクセス性能が低下するという問題が生じうる。特に近年の技術向上により、ストレージ装置のデータ保存容量は年々増大しており、これまで業務ごとに別々のストレージ装置に分けて管理していたデータを、データ管理を簡便にする目的で、1つのストレージ装置に集約して管理する傾向が顕著であるため、上記の問題が生じやすい。
そこで、業務間でのアクセス性能の干渉を防ぐ方法として、例えば特許文献1には、ディスクコントローラがキャッシュメモリを分割して各業務に割り当てるという方法が述べられている。本明細書では、この分割されたキャッシュ領域をCLPR (Cache Logical Partition)と呼ぶ。業務データごとに異なるCLPRを割り当てることにより、1つの業務のディスクアクセスがキャッシュメモリを占有することを防ぎ、各業務のディスクアクセス性能の独立性を高めることができる。ストレージ管理者は、ストレージ装置とネットワークで接続された管理サーバ上で動作する構成管理プログラムを利用して、CLPR の構成やボリュームとCLPRの対応関係を参照および変更することができる。
特開平5-128002号公報
異なるCLPRに割り当てられた2つのディスクボリュームに対して、ストレージ装置が提供する、ディスクボリュームのコピー機能や連結機能など、複数のディスクボリュームを関連付ける機能を適用すると、異なるCLPRを使用することによる性能の独立性が損なわれる場合がある。
例えば業務データを、ディスクボリュームコピー機能を利用してコピーする場合を考える。以下、ディスクボリューム(論理ボリューム)を単にボリュームと呼ぶ。管理者が業務データを格納するコピー元ボリューム(正ボリューム)と未使用のコピー先ボリューム(副ボリューム)を選択してコピーペアを作成すると、コピーペア作成後にホストコンピュータから正ボリュームに書き込まれたデータは、ボリュームコピー機能により副ボリュームにもコピーされる。データを副ボリュームにコピーする際に、副ボリュームのキャッシュメモリが使用されるため、正ボリュームへのデータの書き込み量が増えると副ボリュームのキャッシュ使用量が増える。このとき、副ボリュームが他の業務データとCLPRを共有していると、業務間の性能の独立性が損なわれる。
また、複数のディスクボリュームを連結し、1つのディスクボリュームとしてホストコンピュータに見せるディスクボリューム連結機能を利用する場合にも、連結されるディスクボリュームが他の業務データとCLPRを共有すると、コピー機能の場合と同様に業務間の性能の独立性が損なわれる。このような複数のディスクボリュームを関連付ける機能の適用による、意図しない業務間の性能干渉を防ぐ必要がある。
上述した課題の少なくとも一つを解決するため、本発明の一実施態様では、データが格納されるボリュームと、前記少なくとも一つのボリューム格納されるデータを保持する領域を少なくとも一つのボリュームごとに割り当てられるキャッシュメモリと、を有するストレージ装置のキャッシュメモリの管理方法であって、あらかじめ定められるボリューム間の関係を参照し、前記ボリューム間の関係に基づいてボリュームに対し、前記ボリュームに格納されるデータが保持される前記キャッシュメモリの所定の領域を割り当てることを特徴とする。
以下に図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
実施例1では、ストレージ管理者がボリュームコピーペアの作成または連結ボリュームの作成を行ったときに、CLPRの性能を再評価し、評価結果を表示する方法について説明する。
(1)システム構成
実施例1における計算機システムの構成について説明する。図1から図3は計算機システムの構成および計算機システムに接続される装置の構成を示し、図4から図7は各装置に具備される管理情報を示す。
図1に計算機システムの構成を示す。ストレージ装置20000と、ホストコンピュータ10000とがストレージネットワーク40000によって接続されている。また、ストレージ装置20000は、管理用ネットワーク50000を介して、管理サーバ30000に接続されている。なお、ストレージネットワーク40000と管理用ネットワーク50000は、同じネットワークであっても構わない。ストレージ装置は、複数あってもよい。
図2にストレージ装置20000の詳細な構成例を示す。ストレージ装置20000は、管理用ネットワーク50000に接続するための管理ポート21000と、ストレージネットワーク40000を介してホストに接続するためのI/Oポート22000と、ストレージ装置内の制御を行うプロセッサ23000と、プロセッサが用いる管理メモリ24000と、ホストコンピュータに提供するデータを格納するディスクボリューム28000と、データを記憶するキャッシュメモリ26000とを有し、これらは内部バス等の回路29000を介して相互に接続される。また、各ボリュームへのデータ読み書きの処理はディスクコントローラ27000が制御する。管理メモリ24000には、ストレージ装置の管理プログラム25000が格納されている。プロセッサ23000は、管理メモリ24000に格納されているプログラムやデータを読み出し、プログラムの処理を行なう。
管理プログラム25000は、キャッシュ分割モジュール、ボリュームコピーモジュール、ボリューム連結モジュールで構成させる。。キャッシュ分割モジュールは、キャッシュメモリ26000を論理的に複数のパーティション(CLPR)26100に分割する。ボリュームコピーモジュールは、正ボリュームと副ボリュームからなるコピーペアを作成し、正副の内容を一致させる。つまり、副ボリュームは、正ボリュームのデータの複製データが格納されている。コピーペア毎に”Pair”および”Split”の2つの状態を持つ。Pair状態は、副ボリュームの内容を正ボリュームと一致するように更新する、すなわち正ボリュームと副ボリュームの性能が相互に干渉する状態である。Split状態は、副ボリュームの内容を正ボリュームに一致させるための更新を停止している、すなわち正ボリュームと副ボリュームの性能が相互に干渉しない状態である。ボリューム連結モジュールは、複数のボリュームを連結し、1つの大容量ボリュームを作成する。
なお、上述したボリュームコピーモジュールにおいて、コピーペア作成時に正副ボリューム間の内容を一致させることはせず、Pair状態の間は正ボリュームへの書き込みが行われる前に、その書き込みが行われる領域のデータのみを副ボリュームに退避させるものとしてもよい。その際、副ボリュームに退避させたデータを正ボリュームに上書きすることにより、正ボリュームのデータを、Pair状態を開始した時点の状態に復元することができる。
管理メモリには、各CLPRの構成情報を記録するCLPR管理表25100と、各CLPRと割り当てられたディスクボリュームとの対応関係を保持するボリューム管理表25200と、ストレージ装置内のボリュームコピーモジュールに関する管理情報を保持するコピーペア管理表25300と、ストレージ装置内のボリューム連結モジュールに関する管理情報を保持する連結ボリューム管理表25400とが格納されている。
図18にボリューム、CLPR、ホストの構成例を示す。ストレージ装置20000内のキャッシュメモリ26000は、論理的に複数のCLPR26100に分割されており、ボリューム28000は、I/Oポート22000からストレージネットワーク40000を介してホスト10000と接続されている。ホストから各ボリュームへの読み書きの際は、それぞれ管理者が指定した1つのCLPRをキャッシュメモリとして使用する。その際、1つのCLPRを一つまたは複数のボリュームが共有することができる。
図3に管理サーバ30100の詳細な構成を示す。管理サーバ30100は、管理用ネットワーク50200に接続するための管理ポート31000と、プロセッサ32000と、メモリ33000と、後述する処理結果を出力するためのディスプレイ装置等の出力部34000と、ストレージ管理者が指示を入力するためのキーボード等の入力部35000とを有し、これらは内部バス等の回路36000を介して相互に接続される。メモリ33000には、ストレージ装置から構成情報を取得してストレージ管理者に表示し、管理者から受けた構成情報変更指示をストレージ装置に対して実行する構成管理プログラム33100が格納される。
また、メモリ33000には、Priority管理表が格納されているが、実施例2で説明する。
図4にストレージ装置20000の具備するCLPR管理表25100の構成を示す。CLPR管理表25100は、ストレージ装置内で各CLPRの識別子となるCLPR IDを登録するフィールド25110と、各CLPRに割り当てられた容量を登録するフィールド25120と、各CLPRに割り当てられたキャッシュメモリアドレス番号を登録するフィールド25130から構成されている。ストレージ装置のキャッシュメモリ26000は、固定ブロックに分割され、各ブロックにはアドレス番号が付与されている。
図4には、ストレージ装置が具備するCLPR管理表の具体的な値の一例を示している。つまり、ストレージ装置はCLPR1,CLPR2,CLPR3というCLPR IDで示されるCLPRを装置内に保持しており、各CLPRはそれぞれのキャッシュ容量に比例したデータブロック数を保持していることを示している。CLPRごとにCLPR管理表に規定されたキャッシュ容量に比例したデータブロック数を保持しているので、CLPRは、キャッシュメモリの所定の領域を使用することができる。
管理者からの変更指示を入力部を介して受け付け、構成管理プログラムがCLPRの構成を変更する。変更指示は、3つの方法のいずれかによって行うことができる。1つは、あるCLPRのキャッシュ容量を減らし、減らした分の容量を別のCLPRに付与する。または、あるCLPRを2つに分割する。または、2つのCLPRを1つに統合する。このとき管理者は対象となるCLPR IDと、増減するキャッシュ容量とを指定する。以上の変更指示を受けて、装置の管理プログラム25000が各CLPRに割り当てるアドレス番号を変更する。
図5にストレージ装置20000の具備するボリューム管理表25200の構成を示す。ボリューム管理表25200は、ストレージ装置内で各ボリュームの識別子となるボリュームIDを登録するフィールド25210と、各ボリュームに割り当てられたCLPR IDを登録するフィールド25220から構成されている。
図5には、ストレージ装置が具備するボリューム管理表の具体的な値の一例を示している。つまり、ストレージ装置においてVOL1はCLPR1を、VOL2とVOL3はCLPR2を、VOL4はCLPR3をデータ転送の際にキャッシュメモリとしてそれぞれ使用することを示している。
例えば、CLPR1は、計算機からVOL1への読み出し要求や書込み要求に対応するデータを保持する領域である。また、VOL1とVOL2とがコピー関係にある場合に、ボリュームコピーモジュールが、VOL1(正ボリューム)とVOL2(副ボリューム)からなるコピーペアを作成し、正副の内容を一致させる際、一致させるのに必要なデータをCLPR1およびCLPR2の領域に保持する。まず、コピーペアを作成する場合は、VOL1に格納されるデータがCLPR1に保持され、プロセッサがCLPR1からCLPR2に、さらにCLPR2からVOL2に書き込む。さらに、更新する場合、プロセッサは、VOL1に対する書込みが有った場合、書込みが有ったデータをCLPR1の領域に保持し、CLPR1からCLPR2に、さらにCLPR2からVOL2に書き込む。
図6にストレージ装置20000の具備するコピーペア管理表25300の構成を示す。コピーペア管理表25300は、ストレージ装置においてボリュームコピーペアの識別子となるペアIDを登録するフィールド25310と、コピー元である正ボリュームを示すボリュームIDを登録するフィールド25320と、コピー先である副ボリュームを示すボリュームIDを登録するフィールド25330と、コピーペアの状態を装置から取得し登録するフィールド25340から構成されている。
図6には、ストレージ装置が具備するコピーペア管理表の具体的な値の一例を示している。つまり、ストレージ装置はPAIR1,PAIR2,PAIR3というペアIDで示される3つのコピーペアを保持しており、PAIR1とPAIR3については正副ボリュームの内容を同期させている状態であり、PAIR2については副ボリュームの更新を一時停止していることを示している。
図7にストレージ装置20000の具備する連結ボリューム管理表25400の構成を示す。連結ボリューム管理表25400は、ストレージ装置において連結ボリュームの識別子となる連結ボリュームIDを登録するフィールド25410と、連結ボリュームの要素であるボリュームIDの一覧を示すフィールド25420から構成されている。
図7には、ストレージ装置が具備する連結ボリューム管理表の具体的な値の一例を示している。つまり、ストレージ装置はLUSE1,LUSE2,LUSE3という連結ボリュームIDで示される3つの連結ボリュームを保持していることを示している。
(2)ボリュームコピーペア作成の手順
管理サーバ30000が具備する構成管理プログラム33100が実行する、ボリュームコピーペア作成処理について説明する。なお、以降特に明記しない場合、フローチャートの各ステップは、メモリ33100に格納されている構成管理プログラム33100が読み出され、プロセッサ32000により構成管理プログラム33100が実施する。
図8に、ボリュームコピーペア作成処理のフローチャートを示す。
まず、構成管理プログラム33100は、ボリュームコピーペアを作成するストレージ装置の指定を管理者から入力部35000を介して受ける(ステップ61000)。次に、指定されたストレージ装置から構成情報を取得する(ステップ61010)。具体的には、構成管理プログラムは管理サーバ30000の管理ポート31000および管理用ネットワーク50000を介して、管理者が指定したストレージ装置20000のIPアドレスを持つ管理ポート21000に、ボリューム管理表25200の送信を要求する指示を送る。
ストレージ装置の管理プログラム25000は、管理ポート21000を介して送信要求を受信すると、管理メモリ24000からボリューム管理表25200を読み出し、管理サーバに送信する。
管理サーバの構成管理プログラムは、受信したボリューム管理表25200を管理サーバのメモリ33000に格納する。以後、同様の具体的な通信手順については詳細な説明を省略する。
次に、構成管理プログラム33100は、取得したボリューム管理表に記録されているボリュームIDの一覧を、管理サーバの出力部34000から管理者に対して表示する。管理者は表示を確認の上、管理サーバの入力部35000を介してボリュームコピーペアを作成する正副ボリュームのIDを入力する(ステップ61020)。
管理者から入力部35000を介してボリュームコピーペア作成操作指示を受けると、構成管理プログラム33100は、ボリューム管理表25200を参照し、ペアとして指定されたボリュームの属するCLPRが同一であるかどうかを確認する(ステップ61030)。
構成管理プログラム33100は、ステップ61030での確認の結果、正副ボリュームが同一のCLPRに属していた場合は、管理者から指定された2つのボリュームIDを含むボリュームコピーペアの作成要求をストレージ装置に送信し(ステップ61060)、ボリュームコピーペア作成処理を終了する。
ステップ61030において、正副ボリュームが異なるCLPRに属していた場合は、管理者に対しペア作成を続行するか否かを確認するメッセージを出力する(ステップ61040)。
図9に、ステップ61040で管理者に対して表示される、ボリュームコピーペア作成処理確認画面の表示例71000を示す。ボリュームコピーペア作成処理確認画面71000では、ボリュームコピーペア作成の際指定したボリュームIDと、各ボリュームの属するCLPR IDを一覧表として表示し(テーブル71010)、各ボリュームが異なるCLPRに属していることを管理者に認識させることができる。管理者は、表示内容を確認の上、コピーペア作成を続行する場合は「確認」ボタン71020を、中止する場合は「中止」ボタン71030を押下する。本画面71000により、管理者が誤ってCLPRにまたがったボリュームコピーペア作成をすることを防ぐことができる。
ステップ61040の結果、管理者からボリュームコピーペア作成処理を続行する旨指示があれば(ステップ61050)、管理者から指定された2つのボリュームIDを含むボリュームコピーペアの作成要求をストレージ装置に送信する(ステップ61060)。ストレージ装置は、構成管理プログラムからの要求通りにコピーペアを作成し、正副ボリュームのIDと、装置が区別のために付与したペアIDをコピーペア管理表25300に書き込み、コピーペア作成終了通知を構成管理プログラムに送信する。構成管理プログラムは、コピーペア作成終了通知を受信すると、コピーペア管理表を再び取得する。指示通りにペアが作成されていることを確認すると、ボリュームコピーペア作成処理を終了する。管理者からコピーペア作成処理を中止する旨要求があれば、ボリュームコピーペア作成操作指示をストレージ装置に送信せずに、ボリュームコピーペア作成処理を終了する。
以上がボリュームコピーペア作成確認処理である。
(3)連結ボリューム作成の手順
構成管理プログラム33100が実行する、連結ボリューム作成処理について説明する。
図10に、連結ボリューム作成処理のフローチャートを示す。
まず、構成管理プログラム33100は、連結ボリュームを作成するストレージ装置の指定を管理者から入力部35000を介して受ける(ステップ62000)。次に、指定されたストレージ装置からボリューム管理表25200を取得する(ステップ62010)。次に、構成管理プログラム33100は、取得したボリューム管理表に記録されているボリュームIDの一覧を、管理サーバの出力部34000から管理者に対して表示する。管理者は表示を確認の上、管理サーバの入力部35000から連結ボリューム作成操作指示を構成管理プログラムに対して入力する(ステップ62020)。
管理者から連結ボリューム作成操作指示を受けると、構成管理プログラム33100は、ボリューム管理表25200を参照し、連結ボリュームの対象として指定されたボリュームの属するCLPRが全て同一であるかどうかを確認する(ステップ62030)。
構成管理プログラム33100は、ステップ62030での確認の結果、連結対象ボリュームが全て同一のCLPRに属していた場合は、管理者から指定されたボリュームIDを含む連結ボリュームの作成要求をストレージ装置に送信し(ステップ62060)、連結ボリューム作成処理を終了する。
ステップ62030において、連結対象ボリュームが異なるCLPRに属していた場合は、管理者に対し連結ボリューム作成を続行するか否かを確認するメッセージを出力する(ステップ62040)。このとき出力するメッセージは、見出し表示が「ペア作成設定確認」から「連結ボリューム作成確認」に替わり、正副ボリュームの代わりに連結対象に指定されたボリュームを表示する以外は、図9のボリュームコピーペア作成処理確認画面71000と同内容であるため省略する。
ステップ62040の結果、管理者から連結ボリューム作成処理を続行する旨指示があれば(ステップ62050)、管理者から指定されたボリュームIDを含む連結ボリュームの作成要求をストレージ装置に送信する(ステップ62060)。ストレージ装置は、構成管理プログラムからの要求通りに連結ボリュームを作成し、連結の対象となるボリュームのIDと、装置が区別のために付与した連結ボリュームIDを連結ボリューム管理表25400に書き込み、連結ボリューム作成終了通知を構成管理プログラムに送信する。構成管理プログラムは、連結ボリューム作成終了通知を受信すると、連結ボリューム管理表を再び取得する。指示通りに連結ボリュームが作成されていることを確認すると、連結ボリューム作成処理を終了する。管理者から連結ボリューム作成処理を中止する旨要求があれば、連結ボリューム作成操作指示をストレージ装置に送信せずに、連結ボリューム作成処理を終了する。
以上が連結ボリューム作成確認処理である。
なお、ストレージ装置内の管理プログラム25000がボリュームを連結し、連結ボリューム管理表25400もストレージ装置内に持つものとしてきた。だが、図11に示すように、ホスト10000内のメモリ13000上に管理プログラム13100と連結ボリューム管理表13200を持ち、管理プログラム13100がボリューム連結を行うという構成も考えられる。このときは、連結ボリューム管理表の取得元および連結ボリューム作成要求の送信先がストレージ装置20000からホスト10000に変わる以外は、上述の実施例と処理内容は同一である。
以上本実施例によれば、ストレージ管理者がボリュームコピーペアや連結ボリュームを作成する際に、性能の独立性が損なわれる構成を構成管理プログラムが検出し、構成変更を実行する前にストレージ管理者に通知することができる。ストレージ管理者は、指定した構成が性能独立性に与える影響を確認し、業務間の性能干渉をもたらす構成変更を回避することができる。
実施例2では、ストレージ管理者が異なるCLPRにまたがったボリュームコピーペア作成を行ったときに、操作後もボリュームの性能独立性を維持できるよう、構成管理プログラムがCLPR構成を変更する。また、ボリュームコピーペアを解除したときにも、正ボリュームと副ボリュームに要求される性能独立性に基づいてCLPR構成を変更する。
(1)システム構成
実施例2における計算機システムの構成について説明する。実施例2は、図1に示す管理サーバ30000のメモリ33000に、図12に示すPriority管理表33210が追加されることを除き、実施例1の構成と同じである。よって、実施例1と異なる部分のみ説明する。
図12に、Priority管理表33200の構成を示す。Priority管理表33200は、ストレージ装置内で各ボリュームの一意な識別子となるボリュームIDを登録するフィールド33210と、各ボリュームに対して管理者が付与した“Priority”を登録するフィールド33220から構成されている。
ボリュームの“Priority”とは、そのボリュームに対して要求される性能の独立性を表す指標で、”High”と”Low”の2つの値をとる。ストレージ管理者は、Priorityに基づいてボリュームの性能独立性を考慮した管理を行う。例えば、短いディスクアクセスレスポンスタイムが必要な業務のデータを格納するボリュームにはHighを指定し、ストレージ管理者は、そのボリュームへのアクセス性能が他のボリュームへのアクセスから干渉されないように運用する。一方、一時的な作業フォルダなど性能の独立性が必要ないボリュームにはLowを指定する。Priorityはボリューム作成の際管理者が付与し、ボリューム作成後も管理者が自由に変更することが可能である。
図12には、管理サーバが具備するPriority管理表の具体的な値の一例を示している。つまり、VOL1とVOL4については性能の独立性を管理者が望んでいるが、VOL2とVOL3については性能の独立性が必要ないと管理者が認識していることを示している。
(2)ボリュームコピーペア作成の手順
構成管理プログラム33100が実施する、ボリュームコピーペア作成処理について説明する。
図13に、ボリュームコピーペア作成処理のフローチャートを示す。ステップ63000から63030までは実施例1(図8のステップ61000から61030)と同様であるので説明を省略する。
構成管理プログラム33100は、ステップ63030での確認の結果、正副ボリュームが同じCLPRに属していた場合は、管理者から指定された2つのボリュームIDを含むボリュームコピーペアの作成要求をストレージ装置に送信し(ステップ63070)、ボリュームコピーペア作成処理を終了する。
正副ボリュームが異なるCLPRに属していた場合は、まず副ボリュームの属するCLPRに、副ボリューム以外のボリュームが属しているかどうかを調べる(ステップ63040)。副ボリューム以外のボリュームが属していない場合には、CLPRの分割を行わずにステップ63060へと進む。副ボリューム以外のボリュームが同じCLPRに属している場合は、副ボリュームの属するCLPRを2つに分割し、副ボリュームのみに割り当てる新しいCLPRを作成する(ステップ63050)。
ステップ63050は、具体的には、構成管理プログラム33100が、副ボリュームが属する元のCLPRのIDと切り出す容量を含むCLPR分割指示を、ストレージ装置に送信する。ストレージ装置は、構成管理プログラム33100からの要求を受け、CLPRを分割し、新たに作成したCLPRのIDとその容量およびアドレス番号一覧の追加と、分割元のCLPR容量およびアドレス番号一覧の更新をCLPR管理表25100に対して行い、副ボリュームのCLPR IDの更新をボリューム管理表25200に対して行う。
新たなCLPRの作成により、副ボリュームが使用するキャッシュメモリを元のCLPRから分離することにより、そのCLPRを使用する他のボリュームとの性能干渉を防ぐことができる。
なお、ステップ63050で、構成管理プログラム33100が、元のCLPRに属するボリュームのPriorityに基づいて元のCLPRから切り出される新しいCLPRの容量を算出する。性能の独立性が必要なボリュームには高性能が要求される重要業務のデータが格納されていることを想定し、PriorityがHighのボリュームには2、Lowのボリュームには1の割合で各ボリュームにキャッシュメモリを割り当てる。例えば、副ボリュームが属するCLPRにPriorityがHighのボリュームが2つ、PriorityがLowのボリュームが6つある場合、副ボリュームのPriorityがHighのときはCLPR総容量の10分の2を、LowのときはCLPR総容量の10分の1を切り出した新しいCLPRに割り当てる。作成した新しいCLPRのIDは、ステップ63060において、CLPR管理表を再び取得することにより得られる。
次にステップ63060において、切り出した副ボリュームのCLPRを正ボリュームのCLPRに統合する指示を統合する2つのCLPRのIDを含めてストレージ装置に送信する。。正副ボリュームそれぞれに割り当てるキャッシュメモリ量を固定せず、2つのボリュームが1つのCLPRを共有することにより、一方のボリュームのキャッシュメモリ容量不足がデータ書き込み性能のネックとなることを回避できる。
ストレージ装置は、構成管理プログラムからの要求通りにCLPRを統合し、統合により消滅したCLPRのIDとその容量およびアドレス番号一覧の削除と、統合先のCLPR容量およびアドレス番号一覧の更新をCLPR管理表25100に対して行い、副ボリュームのCLPR IDの更新をボリューム管理表25200に対して行う。
その後、管理者から指定された2つのボリュームIDを含むボリュームコピーペアの作成要求をストレージ装置に送信する(ステップ63070)。
ストレージ装置は、構成管理プログラムからの要求通りにコピーペアを作成し、正副ボリュームのIDと、ストレージ装置が区別のために付与したペアIDをコピーペア管理表25300に書き込み、コピーペア作成終了通知を構成管理プログラムに送信する。
構成管理プログラムは、コピーペア作成終了通知を受信すると、コピーペア管理表を再び取得する。指示通りにペアが作成されていることを確認すると、ボリュームコピーペア作成処理を終了する。
以上がボリュームコピーペア作成処理である。
(3)ボリュームコピーペア解除の手順
ボリュームコピーペアを解除すると、副ボリュームにもホストコンピュータからのアクセスが発生し、CLPRを共有する他のボリュームの性能に干渉するため、性能の独立性を保つためにCLPRの構成を見直す必要がある。ここで、ボリュームコピーペアの解除とは、ペアを完全に解消することだけでなく、ペアの状態をPairからSplitに変更することを含む。図14に、ボリュームコピーペア解除処理のフローチャートを示す。ステップ64000から64020までは実施例1(図8のステップ61000から61020)と同様であるので説明を省略する。
管理者からボリュームコピーペアを解除するペアIDを入力部を介して指定されると(ステップ64020)、構成管理プログラム33100は、ボリューム管理表25200を参照し、正副ボリュームの所属するCLPR内の全ボリュームの“Priority”を調べる(ステップ64030)。ステップ64030において、正副ボリュームを含め、CLPR内の全ボリュームのPriorityが全てLowであれば、性能の独立性を保つためにCLPRの構成を見直す必要はなく、CLPRの構成を変更せずに、管理者から指定されたコピーペアの解除要求をストレージ装置に送信し(ステップ64050)、ボリュームコピーペア解除処理を終了する。
一方、CLPR内にPriorityがHighのボリュームがあれば、コピーペア解除後の副ボリュームへのアクセスがそのボリュームの性能に干渉しないように、副ボリュームのCLPRを分離する必要がある。また、PriorityがHighのボリュームが副ボリュームのみである場合には、副ボリュームへのアクセスの性能独立性を提供するために、CLPRを分離する必要がある。
そこで、構成管理プログラム33100は、副ボリュームの属するCLPRを2つに分割し、副ボリュームに割り当てる新しいCLPRを作成する指示をストレージ装置に送信する。(ステップ64040)。副ボリュームに割り当てるキャッシュメモリ容量は、前述のボリュームコピーペア作成処理時と同様の方法で構成管理プログラム33100が、算出する。ステップ64040の指示には、副ボリュームが属する元のCLPRのIDと切り出す容量を含む。
ストレージ装置は、構成管理プログラムからの要求通りにCLPRを分割し、新たに作成したCLPRのIDとその容量およびアドレス番号一覧の追加と、分割元のCLPR容量およびアドレス番号一覧の更新をCLPR管理表25100に対して行い、副ボリュームのCLPR IDの更新をボリューム管理表25200に対して行う。
その後、管理者から指定されたペアIDを含むコピーペアの解除要求をストレージ装置に送信する(ステップ64050)。
ストレージ装置は、構成管理プログラムからの要求通りにコピーペアを解除し、指定されたペアIDを持つペアをコピーペア管理表25300から削除し、コピーペア解除終了通知を構成管理プログラムに送信する。構成管理プログラム33100は、コピーペア解除終了通知を受信すると、コピーペア管理表を再び取得する。指示通りにペアが解除されていることを確認すると、ボリュームコピーペア解除処理を終了する。
以上がボリュームコピーペア解除処理である。
なお、本実施例での“Priority”の定義および表記や、CLPR分割の際の容量計算方法はあくまで一例である。Priorityは単数ではなく複数のパラメータで構成されていてもよい。また、より細かい分解能を持っていてもよく、そのことよりきめ細やかなキャッシュメモリ容量算出が行えることが期待できる。
また、本実施例のボリュームコピーペア作成の手順は、副ボリュームのCLPRの作成(ステップ63040)と、正副ボリュームのCLPRの統合(ステップ63050)をストレージ装置に対する2回の指示で実現しているが、1回の指示で1つのCLPRから指定された容量を別のCLPRに割り当て直してもよい。この場合、構成管理プログラムは、ステップ63040において容量を割り当て直し、ステップ63050で副ボリュームを正ボリュームと同じCLPRに割り当てる指示を出す。
以上本実施例によれば、ボリュームコピーペアの作成および解除の実行後も、キャッシュ分割によるボリュームの性能独立性を維持することができる。
実施例3では、ストレージ管理者が異なるCLPRにまたがった連結ボリューム作成を行ったときに、構成管理プログラムが、連結されるボリュームのPriorityとCLPRの構成について選択肢を提示し、ストレージ管理者が指定するための仕組みを提供する。
(1)システム構成
実施例3における計算機システムの構成は、実施例2と同じである。よって、説明を省略する。
(2)連結ボリューム作成の手順
実施例3において、管理サーバ30000に具備される構成管理プログラム33100が実施する、連結ボリューム作成処理について説明する。
図15に、連結ボリューム作成処理のフローチャートを示す。ステップ65000から65020までは実施例1(図8のステップ61000から61020)と同様であるので説明を省略する。
管理者から連結ボリューム作成操作指示を、プロセッサ32000が入力部を介して受けると、構成管理プログラム33100は、ボリューム管理表を参照し、連結ボリュームの対象として指定されたボリュームのPriorityを確認する(ステップ65030)。確認の結果、連結対象ボリュームが全て同じPriorityを持つ場合は、Priorityの設定変更画面は表示せずに処理を続行し、ステップ65060に進む。
連結対象ボリュームが異なるPriorityを持っていた場合は、連結されたボリュームが1つのPriorityを持つように、PriorityをHighかLowのどちらかに統一するよう管理者に対して操作画面を出力する(ステップ65040)。
図16に、ステップ65040で、管理者に対して表示される、出力部34000に表示されるPriority設定確認画面の表示例72000を示す。Priority設定確認画面72000では、連結ボリューム作成の際管理者が指定したボリュームのIDと、各ボリュームの属するCLPR IDおよびPriorityの現在の設定状況を一覧表として表示し(テーブル72010)、連結ボリュームのPriorityを管理者に選択させる。管理者は、表示内容を確認の上、Priorityをどのように設定するかを画面上で選択し、連結ボリューム作成を続行する場合は「確認」ボタン72020を、連結ボリューム作成を中止する場合は「中止」ボタン72030を押下する。
図15Aに戻り、ステップ65040で、「中止」ボタンが押下されると(ステップ65050)、構成管理プログラムは連結ボリュームを作成の指示をせずに処理を終了する。
一方、「確認」ボタン72020が押下されると、構成管理プログラムは、ユーザからのPriority変更指示を記憶し、ステップ65060に進む。
ステップ65060では、全連結対象ボリュームを、連結ボリューム用の新CLPRに独立して所属させるか、連結対象ボリュームが従来所属していたCLPRのいずれかに統合するかを選択するよう管理者に対して操作画面を出力する。
図17に、管理者に対して表示されるCLPR属性確認画面の表示例73000を示す。CLPR属性確認画面73000では、連結対象として管理者が指定したボリュームIDと、各ボリュームの属するCLPR IDを一覧表として表示し(テーブル73010)、CLPRを新たにどのように構成するかを管理者に選択させる。
図15Aに戻り、ステップ65060で、連結ボリューム用の新CLPRに独立して所属させるか、連結対象のボリュームが元々属していたCLPRのうちいずれかに統合するかを管理者に選択させる。
管理者は、図17の表示画面の表示内容を確認の上、CLPRをどのように設定するかを画面上で選択し、連結ボリューム作成を続行する場合は「確認」ボタン73020を、連結ボリューム作成を中止する場合は「中止」ボタン73030を入力部により押下する。「中止」ボタンが押下されると(ステップ65070)、
構成管理プログラムは連結ボリュームを作成せずに処理を終了する。「確認」ボタンが押下されると、構成管理プログラムは、ユーザからのCLPR変更指示を記憶し、ステップ65080に進む。
図15Bに進み、構成管理プログラムは、Priority管理表33210に記録されている連結対象のボリュームのPriorityを、ステップ65040において指定された通りに書き換える(ステップ65080)。
ステップ65080でのPriorityに関する処理が終わった後、構成管理プログラムは、指定された連結対象ボリュームのうちの1つに注目し、連結対象ボリュームの属するCLPRに、連結対象ボリューム以外のボリュームが属しているかどうかを調べる(ステップ63100)。
構成管理プログラムは、連結対象ボリューム以外のボリュームが属していない場合には、ステップ63110で述べるCLPRの分割指示は行わない。連結対象ボリューム以外のボリュームが同じCLPRに属している場合は、そのボリュームの属するCLPRを2つに分割し、連結対象ボリュームのみに割り当てる新しいCLPRを作成する指示をストレージ装置に送信する(ステップ65110)。
ステップ652110の指示は、副ボリュームが属する元のCLPRのIDと切り出す容量を含むCLPR分割指示を、ストレージ装置に送信する。
指示を受けたストレージ装置は、構成管理プログラムからの要求通りにCLPRを分割し、新たに作成したCLPRのIDとその容量およびアドレス番号一覧の追加と、分割元のCLPR容量およびアドレス番号一覧の更新をCLPR管理表25100に対して行い、連結対象ボリュームのCLPR IDの更新をボリューム管理表25200に対して行う。
なお、構成管理プログラムは、ステップ65110で、元のCLPRから切り出される新しいCLPRの容量は、元のCLPRに属するボリュームのPriorityに基づいて算出する。算出方法は、実施例2の場合と同様とする。作成した新しいCLPRのIDは、ステップ65110の実行後、CLPR管理表を再び取得することにより得られる。
上記の操作をすべての連結対象ボリュームについて繰り返した後(ステップ65090)、連結対象ボリュームを、ステップ65060において管理者の選択したCLPRに統合する(ステップ65120)。CLPRの統合は、統合する全CLPRのIDと、統合先となるCLPRのIDを含むCLPR統合指示をストレージ装置に送信することにより実現する。ストレージ装置は、構成管理プログラムからの要求通りにCLPRを統合し、統合により消滅したCLPRのIDとその容量およびアドレス番号一覧の削除と、統合先のCLPR容量およびアドレス番号一覧の更新をCLPR管理表25100に対して行い、連結対象ボリュームのCLPR IDの更新をボリューム管理表25200に対して行う。
ただし、ストレージ装置20000において、3つ以上のCLPRを対象に一度に統合する指示をしてもよく、2つのCLPRを1つに統合指示を複数回繰り返すことによって、3つ以上のCLPRの統合してもよい。
最後に、管理者から指定されたボリュームIDを含む連結ボリュームの作成要求をストレージ装置に送信する(ステップ65130)。ストレージ装置は、構成管理プログラムからの要求通りに連結ボリュームを作成し、連結の対象となるボリュームのIDと、装置が区別のために付与した連結ボリュームIDを連結ボリューム管理表25400に書き込み、連結ボリューム作成終了通知を構成管理プログラムに送信する。構成管理プログラムは、連結ボリューム作成終了通知を受信すると、連結ボリューム管理表を再び取得する。指示通りに連結ボリュームが作成されていることを確認すると、連結ボリューム作成処理を終了する。
また、本実施例の連結ボリューム作成の手順は、連結対象ボリュームのCLPRの作成(ステップ65110)と、連結対象ボリュームのCLPRの統合(ステップ65120)を、ストレージ装置に対する2回の指示で実現している。
なお、ストレージ装置においてCLPRの作成と統合を1回の指示によって行うこと、即ち1回の指示で1つのCLPRから指定された容量を別のCLPRに割り当て直す処理を行ってもよい。ことが可能であれば、構成管理プログラムはステップ65110において、すなわち、構成管理プログラムは、CLPRの作成と統合の指示を入力部を介して受け、CLPRの分割と、分割したCLPRの統合を行う。
以上本実施例によれば、連結ボリュームを作成する際に、構成管理プログラムが連結対象ボリュームのPriorityの差異を検出し、連結ボリュームのPriorityを統一することができる。また、構成管理プログラムが連結ボリュームに割り当てるCLPR構成の選択肢を提示し、ボリューム連結後のCLPR構成をストレージ管理者が指定する仕組みを提供できる。
なお、上述した種々の実施例は、管理サーバー上の構成管理プログラムで、ボリュームのペア作成の際に、ボリュームとCLPRとの関係を考慮しCLPRの統合やさらなる分割をストレージ装置に指示したが、ストレージ装置内で構成管理プログラムをメモリに格納し、プロセッサが読み出し実行し、ボリュームとCLPRとの関係を考慮しCLPRの統合/分割を行ってもよい。 以上述べた種々の実施例によれば、ボリューム間の関係にもとづいて、キャッシュメモリを効率的にボリュームに割当てることができる。ボリューム間の関係が、ペアの関係になっているかだけでなく、ペアの状態をも考慮して、キャッシュメモリの効率的なボリュームに対する配分をすることが可能になる。
また、ストレージ管理者が、ボリュームコピーやボリューム連結といった複数のボリュームを関連付ける操作を実行する際に、誤ってCLPRによる業務間の性能独立性を損なうことを防ぐことができる。
また、ストレージ管理者は、あらかじめボリュームに対して性能独立性という観点から優先度を指定しておくことで、ボリュームコピーペアの作成・解除や連結ボリュームの作成といった操作を実行する際に、業務間での性能独立性を保ったまま管理プログラムがCLPR構成を変更することができる。
本発明の実施例における計算機システムの構成例を示す図である。 本発明の実施例におけるストレージ装置の詳細な構成例を示す図である。 本発明の実施例における管理サーバの詳細な構成例を示す図である。 本発明の実施例におけるストレージ装置が具備するCLPR管理表の構成例を示す図である。 本発明の実施例におけるストレージ装置が具備するボリューム管理表の構成例を示す図である。 本発明の実施例におけるストレージ装置が具備するコピーペア管理表の構成例を示す図である。 本発明の実施例におけるストレージ装置が具備する連結ボリューム管理表の構成例を示す図である。 実施例1において管理サーバが実施するボリュームコピーペア作成処理の全体フロー例を示すフローチャートである。 実施例1において管理サーバが実施する連結ボリューム作成処理の全体フロー例を示すフローチャートである。 実施例1において管理サーバが表示する画面の一例である。 本発明におけるホストの詳細な構成例を示す図である。 本発明において管理サーバが具備するPriority管理表の構成例を示す図である。 実施例2において管理サーバが実施するボリュームコピーペア作成処理の全体フロー例を示すフローチャートである。 実施例2において管理サーバが実施するボリュームコピーペア解除処理の全体フロー例を示すフローチャートである。 実施例3において管理サーバが実施する連結ボリューム作成処理の全体フロー例を示すフローチャートである。 実施例3において管理サーバが実施する連結ボリューム作成処理の全体フロー例を示すフローチャートである。 実施例3において管理サーバが表示する画面の一例である。 実施例3において管理サーバが表示する画面の一例である。 ボリューム、CLPR、ホストの構成例を示す図である。
符号の説明
10000:サーバ、20000:ストレージ装置、30000:管理サーバ、40000:ストレージネットワーク、50000:管理用ネットワーク

Claims (20)

  1. キャッシュメモリ及び複数のボリュームを有し、管理者からの指定に基いて、前記キャッシュメモリから論理的に分割されたキャッシュパーティションを複数管理し、前記キャッシュパーティションに前記複数のボリュームに含まれる一つ以上のボリュームを割り当てる、ストレージ装置と、
    前記キャッシュパーティションに割り当てられたボリュームを示すボリューム管理表を有し、前記複数のボリュームを管理する管理サーバと、
    を有する計算機システムであって、
    前記管理サーバは、
    (A)前記複数のボリュームからコピー元である正ボリュームのIDとコピー先のボリュームである副ボリュームのIDを指定したコピーペア作成指示を受信し、
    (B)前記ボリューム管理表に基いて、前記正ボリュームに対応する第1キャッシュパーティション及び前記副ボリュームに対応する第2キャッシュパーティションを求め、前記第1キャッシュパーティションと前記第2キャッシュパーティションとが異なる場合は、前記正ボリュームと前記副ボリュームに割り当てられたキャッシュパーティションが異なることを示すメッセージを表示し、
    (C)前記ストレージ装置に、前記正ボリューム及び前記副ボリュームのIDを含むコピーペア作成要求を送信し、
    前記ストレージ装置は、前記第1キャッシュパーティション又は/及び前記第2キャッシュパーティションを利用して、前記正ボリュームのデータを前記副ボリュームに複製する、
    ことを特徴とした計算機システム。
  2. 請求項1記載の計算機システムであって、
    前記第1キャッシュパーティションと前記第2キャッシュパーティションとが異なる場合、前記管理サーバは、前記副ボリュームに対応したキャッシュパーティションを前記第2キャッシュパーティションから前記第1キャッシュパーティションに変更する、
    ことを特徴とした計算機システム。
  3. 請求項1及び2記載の計算機システムであって、
    前記第1キャッシュパーティションと前記第2キャッシュパーティションが同一で、前記正ボリュームから前記副ボリュームへの複製が解除された場合に、前記管理サーバは前記副ボリュームに対応したキャッシュパーティションを前記第1キャッシュパーティションから前記第2キャッシュパーティションに変更する、
    ことを特徴とした計算機システム。
  4. 請求項1乃至3記載の計算機システムであって、
    前記管理サーバは、前記副ボリュームに対する優先度を管理し、前記優先度に基いて前記第2キャッシュパーティションから前記第1キャッシュパーティションに統合するキャッシュ容量を特定する、
    ことを特徴とした計算機システム。
  5. 請求項1乃至4記載の計算機システムであって、
    前記管理サーバは、前記正ボリュームに関する優先度を管理し、
    前記第1キャッシュパーティションと前記第2キャッシュパーティションが同一の場合、前記管理サーバは前記正ボリュームの優先度及び前記副ボリュームの優先度に応じて、前記副ボリュームに対応したキャッシュパーティションの変更を処理する、
    ことを特徴とした計算機システム。
  6. 請求項1乃至5記載の計算機システムであって、
    前記ストレージ装置は、前記キャッシュパーティションに割り当てられたキャッシュ容量を管理する、
    ことを特徴とした計算機システム。
  7. キャッシュメモリ及び複数のボリュームを有し、管理者からの指定に基いて、前記キャッシュメモリから論理的に分割されたキャッシュパーティションを複数管理し、前記キャッシュパーティションに前記複数のボリュームに含まれる一つ以上のボリュームを割り当てる、ストレージ装置と、
    前記キャッシュパーティションに割り当てられたボリュームを示すボリューム管理表を有し、前記複数のボリュームを管理する管理サーバと、
    を有する計算機システムのキャッシュメモリ管理方法であって、
    前記管理サーバは、
    (A)前記複数のボリュームからコピー元である正ボリュームのIDとコピー先のボリュームである副ボリュームのIDを指定したコピーペア作成指示を受信し、
    (B)前記ボリューム管理表に基いて、前記正ボリュームに対応する第1キャッシュパーティション及び前記副ボリュームに対応する第2キャッシュパーティションを求め、前記第1キャッシュパーティションと前記第2キャッシュパーティションとが異なる場合は、前記正ボリュームと前記副ボリュームに割り当てられたキャッシュパーティションが異なることを示すメッセージを表示し、
    (C)前記ストレージ装置に、前記正ボリューム及び前記副ボリュームのIDを含むコピーペア作成要求を送信し、
    前記ストレージ装置は、前記第1キャッシュパーティション又は/及び前記第2キャッシュパーティションを利用して、前記正ボリュームのデータを前記副ボリュームに複製する、
    ことを特徴としたキャッシュメモリ管理方法。
  8. 請求項7記載のキャッシュメモリ管理方法であって、
    前記第1キャッシュパーティションと前記第2キャッシュパーティションとが異なる場合、前記管理サーバは、前記副ボリュームに対応したキャッシュパーティションを前記第2キャッシュパーティションから前記第1キャッシュパーティションに変更する、
    ことを特徴としたキャッシュメモリ管理方法。
  9. 請求項7及び8記載のキャッシュメモリ管理方法であって、
    前記第1キャッシュパーティションと前記第2キャッシュパーティションが同一で、前記正ボリュームから前記副ボリュームへの複製が解除された場合に、前記管理サーバは前記副ボリュームに対応したキャッシュパーティションを前記第1キャッシュパーティションから前記第2キャッシュパーティションに変更する、
    ことを特徴としたキャッシュメモリ管理方法。
  10. 請求項7乃至9記載のキャッシュメモリ管理方法であって、
    前記管理サーバは、前記副ボリュームに対する優先度を管理し、前記優先度に基いて前記第2キャッシュパーティションから前記第1キャッシュパーティションに統合するキャッシュ容量を特定する、
    ことを特徴としたキャッシュメモリ管理方法。
  11. 請求項7乃至10記載のキャッシュメモリ管理方法であって、
    前記管理サーバは、前記正ボリュームに関する優先度を管理し、
    前記第1キャッシュパーティションと前記第2キャッシュパーティションが同一の場合、前記管理サーバは前記正ボリュームの優先度及び前記副ボリュームの優先度に応じて、前記副ボリュームに対応したキャッシュパーティションの変更を処理する、
    ことを特徴としたキャッシュメモリ管理方法。
  12. 請求項7乃至11記載のキャッシュメモリ管理方法であって、
    前記ストレージ装置は、前記キャッシュパーティションに割り当てられたキャッシュ容量を管理する、
    ことを特徴としたキャッシュメモリ管理方法。
  13. キャッシュメモリ及び複数のボリュームを有し、管理者からの指定に基いて、前記キャッシュメモリから論理的に分割されたキャッシュパーティションを複数管理し、前記キャッシュパーティションに前記複数のボリュームに含まれる一つ以上のボリュームを割り当てる、ストレージ装置を、管理する管理サーバで実行するプログラムであって、
    前記前記プログラムは前記管理サーバに、
    (a)前記キャッシュパーティションに割り当てられたボリュームを示すボリューム管理表を格納させ、
    (b)前記複数のボリュームからコピー元である正ボリュームのIDとコピー先のボリュームである副ボリュームのIDを指定したコピーペア作成指示を受信させ、
    (c)前記ボリューム管理表に基いて、前記正ボリュームに対応する第1キャッシュパーティション及び前記副ボリュームに対応する第2キャッシュパーティションを求させ、前記第1キャッシュパーティションと前記第2キャッシュパーティションとが異なる場合は、前記正ボリュームと前記副ボリュームに割り当てられたキャッシュパーティションが異なることを示すメッセージを表示させ、
    (d)前記ストレージ装置に、前記正ボリューム及び前記副ボリュームのIDを含むコピーペア作成要求を送信させることで、前記ストレージ装置に、前記第1キャッシュパーティション又は/及び前記第2キャッシュパーティションを利用して、前記正ボリュームのデータを前記副ボリュームに複製させる、
    ことを特徴としたプログラム。
  14. 請求項13記載のプログラムであって、
    前記第1キャッシュパーティションと前記第2キャッシュパーティションとが異なる場合、前記管理サーバに、前記副ボリュームに対応したキャッシュパーティションを前記第2キャッシュパーティションから前記第1キャッシュパーティションに変更させる、
    ことを特徴としたプログラム。
  15. 請求項13及び14記載のプログラムであって、
    前記第1キャッシュパーティションと前記第2キャッシュパーティションが同一で、前記正ボリュームから前記副ボリュームへの複製が解除された場合に、前記管理サーバに、前記副ボリュームに対応したキャッシュパーティションを前記第1キャッシュパーティションから前記第2キャッシュパーティションに変更させる、
    ことを特徴としたプログラム。
  16. 請求項13乃至15記載のプログラムであって、
    前記管理サーバに、前記副ボリュームに対する優先度を管理させ、前記優先度に基いて前記第2キャッシュパーティションから前記第1キャッシュパーティションに統合するキャッシュ容量を特定させる、
    ことを特徴としたキャッシュメモリ管理方法。
  17. 請求項13乃至16記載のプログラムであって、
    前記管理サーバに、前記正ボリュームに関する優先度を管理させ、
    前記第1キャッシュパーティションと前記第2キャッシュパーティションが同一の場合、前記管理サーバに前記正ボリュームの優先度及び前記副ボリュームの優先度に応じて、前記副ボリュームに対応したキャッシュパーティションの変更を処理させる、
    ことを特徴としたプログラム。
  18. 請求項1乃至6記載の計算機システムであって、
    前記第1キャッシュパーティションと前記第2キャッシュパーティションとが異なる場合は、前記管理サーバは前記正ボリュームのIDと、前記副ボリュームのIDと、前記第1キャッシュパーティションのIDと、前記第2キャッシュパーティションのIDと、を表示する、
    ことを特徴とした計算機システム。
  19. 請求項7乃至12記載のキャッシュメモリ管理方法であって、
    前記第1キャッシュパーティションと前記第2キャッシュパーティションとが異なる場合は、前記管理サーバは前記正ボリュームのIDと、前記副ボリュームのIDと、前記第1キャッシュパーティションのIDと、前記第2キャッシュパーティションのIDと、を表示する、
    ことを特徴としたのキャッシュメモリ管理方法。
  20. 請求項13乃至17記載のプログラムであって、
    前記第1キャッシュパーティションと前記第2キャッシュパーティションとが異なる場合は、前記管理サーバに前記正ボリュームのIDと、前記副ボリュームのIDと、前記第1キャッシュパーティションのIDと、前記第2キャッシュパーティションのIDと、を表示させる、
    ことを特徴としたプログラム。
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