JP4545027B2 - 楽曲再生装置、楽曲再生システム及び楽曲再生プログラム - Google Patents

楽曲再生装置、楽曲再生システム及び楽曲再生プログラム Download PDF

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Description

本発明は、楽曲再生装置、楽曲再生システム及び楽曲再生プログラムに関する。
従来、車両に搭載し、CD等に記憶された楽曲を再生するカーオーディオ等の楽曲再生装置としての車載機があった。また、これらの車載機において、携帯電話機等の移動体電話機が接続可能であり、その接続した移動体電話機を手に持つことなく運転者が通話先と通話することにより、運転中でも安全に通話を行うことができるハンズフリー機能を有するものがあった。
また、移動体電話は、外部サーバから任意の楽曲をダウンロードして保存し、その保存した楽曲の中から着信時に出力させる着信音としての楽曲を設定できる機能を有するものがあった。
また、移動体電話機における着信音には、2種類が存在していた。第1の着信音は、移動体電話機側に音源を備え、その音源で演奏データ(電子化した音符データ)を用いて楽曲を演奏して再生する着メロ(登録商標)である。第2の着信音は、楽曲のサンプリングデータを用いて楽曲を再生する着うた(登録商標)である。このため、人物の声が表現でき、オリジナルにより近い音声を表現できるという特徴をもつ。
そして、ハンズフリー機能を有する車載機において、移動体電話機を接続し、その移動体電話機に第1の着信音として設定されている楽曲を車載機側のスピーカ等で音声出力する構成が考えられている(例えば、特許文献1参照)。車載機側の第1の着信音の音声出力については、2つの方式が考えられている。
第1の方式は、着信時に、移動体電話機で演奏して再生された第1の着信音の音声信号が車載機に入力され、その音声信号を車載機側でアンプにより増幅してリアルタイムに音声出力する方式である。
第2の方式は、予め第1の着信音に対応する高音質の演奏データが外部サーバから車載機に入力され、その演奏データが車載機側の記憶部に記憶され、着信時に、車載機側で記憶部に記憶された第1の着信音に対応する演奏データを読み出して音源で演奏してアンプで増幅して音声出力する方式である。
特開2002−94611号公報
しかし、特許文献1に記載のような従来の構成では、移動体電話機を接続した車載機が、着信音として設定された楽曲を非着信時に通常再生する場合があり、着信音として設定された楽曲が再生されても、運転者が着信時か非着信時かを判別できないおそれがあった。
例えば、車載機が、歌手等の別にグループ分けされた楽曲のタイトルを有するプレイリストの自動生成機能と、そのプレイリストの楽曲の再生機能とを有する場合に、プレイリストに着信音として設定された楽曲が含まれ、プレイリストの楽曲の再生中に、着信音として設定された楽曲が再生されると、運転者が着信時か非着信時かを判別できないおそれがあった。
このため、運転者が非着信時に再生された着信音の楽曲により着信時であると勘違いして電話に出ようとしたり、逆に、着信時に再生された楽曲が、通常再生されているものと勘違いして着信に気づかないおそれがあった。
特に、第2の着信音は、第1の着信音に比べて、車載機側で通常再生する楽曲と音質が似ているため、車載機側で第2の着信音を再生する場合には、操作者が着信音か否かを聴き分けるのはより困難となっていた。
本発明の課題は、移動体電話機に着信音として設定された楽曲を着信時に楽曲再生装置側で再生するにあたり、着信を確実に認識させることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
少なくとも一つの移動体電話機と通信接続する通信手段と、
楽曲のタイトル、作詞者、作曲者、編曲者、演奏者及び歌手のうちの少なくとも一つである楽曲の識別情報及び音声データを関連付けて記憶する楽曲情報記憶手段と、
着信音として設定した楽曲の識別情報を記憶する着信音情報記憶手段と、
情報の操作入力を受け付ける入力手段と、
前記入力手段により入力された着信音の識別情報を前記着信音情報記憶手段に記憶させる着信音情報入力設定手段と、
楽曲を再生して音声出力する第1の音声出力手段と、
前記移動体電話機の着信があった場合に、前記着信音情報記憶手段に記憶された着信音として設定された楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる第1の着信音再生手段と、
前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲の識別情報と、前記着信音情報記憶手段に記憶された着信音の識別情報と、が一致するか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲のうちの識別情報が一致しないと判別された楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる楽曲再生手段と、
を備えることを特徴とする楽曲再生装置である。
請求項2に記載の発明は
少なくとも一つの移動体電話機、と通信接続する通信手段と、
楽曲のタイトル、作詞者、作曲者、編曲者、演奏者及び歌手のうちの少なくとも一つである楽曲の識別情報及び音声データを関連付けて記憶する楽曲情報記憶手段と、
着信音として設定した楽曲の識別情報を記憶する着信音情報記憶手段と、
前記移動体電話機に設定された着信音の識別情報を前記通信手段を介して受信し、当該着信音の識別情報を前記着信音情報記憶手段に記憶させる着信音情報受信設定手段と、
楽曲を再生して音声出力する第1の音声出力手段と、
前記移動体電話機の着信があった場合に、前記着信音情報記憶手段に記憶された着信音として設定された楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる第1の着信音再生手段と、
前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲の識別情報と、前記着信音情報記憶手段に記憶された着信音の識別情報と、が一致するか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲のうちの識別情報が一致しないと判別された楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる楽曲再生手段と、
を備えることを特徴とする楽曲再生装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の楽曲再生装置において、
前記判別手段により前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲のうちの識別情報が一致しないと判別された楽曲の識別情報を有するプレイリストを生成するプレイリスト生成手段を備え、
前記楽曲再生手段は、前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲のうちの前記プレイリスト生成手段により生成されたプレイリストの識別情報に対応する楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の楽曲再生装置において、
前記判別手段は、前記楽曲情報記憶手段に記憶された再生する楽曲ごとに、当該楽曲の識別情報と、前記着信音情報記憶手段に記憶された着信音の識別情報と、が一致するか否かを判別し、
前記楽曲再生手段は、前記判別手段により前記楽曲の識別情報が一致しないと判別されるごとに、当該楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は
前記移動体電話機と、
請求項1から4のいずれか一項に記載の楽曲再生装置と、を備え、
前記移動体電話機は、
楽曲を再生して音声出力する第2の音声出力手段と、
着信時に、前記着信音の楽曲の音声データを前記第2の音声出力手段に音声出力させる第2の着信音再生手段と、を備えることを特徴とする楽曲再生システムである
請求項6に記載の発明は
楽曲再生装置と、
前記楽曲再生装置に通信接続された少なくとも一つの移動体電話機と、を備え、
前記楽曲再生装置は、
前記移動体電話機と通信接続する第1の通信手段と、
楽曲のタイトル、作詞者、作曲者、編曲者、演奏者及び歌手のうちの少なくとも一つである楽曲の識別情報及び音声データを関連付けて記憶する第1の楽曲情報記憶手段と、
楽曲を再生して音声出力する第1の音声出力手段と、を備え、
前記移動体電話機は、
前記楽曲再生装置と通信接続する第2の通信手段と、
楽曲の識別情報及び音声データを関連付けて記憶する第2の楽曲情報記憶手段と、
楽曲を再生して音声出力する第2の音声出力手段と、
前記第2の通信手段を介して前記第2の楽曲情報記憶手段に記憶されている楽曲の識別情報を前記楽曲再生装置に送信する第1の送信手段と、を備え、
前記楽曲再生装置は、
前記第1の通信手段を介して前記第2の楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲の識別情報を前記移動体電話機から受信し、前記第1の楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲の識別情報と、前記第2の楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲の識別情報と、が一致するか否かを判別する判別手段と、
前記受信した楽曲の識別情報のうち前記判別手段により一致しないと判別された楽曲の識別情報を、前記第1の通信手段を介して前記移動体電話機に送信する第2の送信手段と、を備え、
前記移動体電話機は、
前記判別手段により一致しないと判別された楽曲の識別情報を前記楽曲再生装置から受信し、当該楽曲の音声データを着信音として設定する着信音設定手段と、
を備えることを特徴とする楽曲再生システムである。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の楽曲再生システムにおいて、
前記楽曲再生装置は、
楽曲の再生を優先する機器の選択入力を受け付ける選択入力手段を備え、
前記第2の送信手段は、前記選択入力手段により前記楽曲再生装置が選択された場合に、前記第1の通信手段を介して前記判別手段により一致しないと判別された楽曲の識別情報を前記移動体電話機に送信することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の楽曲再生システムにおいて、
前記楽曲再生装置は、
楽曲の再生を優先する機器の選択入力を受け付ける選択入力手段と、
前記移動体電話機の着信があった場合に、着信音として設定された楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる着信音再生手段と、
前記選択入力手段により前記移動体電話機が選択された場合に、前記第1の楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲のうち着信音の識別情報と一致しない楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる楽曲再生手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、
少なくとも一つの移動体電話、が通信接続された機器に搭載されたコンピュータを、
前記移動体電話機と通信接続する通信手段、
楽曲のタイトル、作詞者、作曲者、編曲者、演奏者及び歌手のうちの少なくとも一つである楽曲の識別情報及び音声データを関連付けて記憶する楽曲情報記憶手段、
着信音として設定した楽曲の識別情報を記憶する着信音情報記憶手段、
情報の操作入力を受け付ける入力手段、
前記入力手段により入力された着信音の識別情報を前記着信音情報記憶手段に記憶させる着信音情報入力設定手段、
楽曲を再生して音声出力する第1の音声出力手段、
前記移動体電話機の着信があった場合に、前記着信音情報記憶手段に記憶された着信音として設定された楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる第1の着信音再生手段、
前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲の識別情報と、前記着信音情報記憶手段に記憶された着信音の識別情報と、が一致するか否かを判別する判別手段、
前記判別手段により前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲のうちの識別情報が一致しないと判別された楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる楽曲再生手段、
として機能させるための楽曲再生プログラムである。
請求項10に記載の発明は
少なくとも一つの移動体電話、が通信接続された機器に搭載されたコンピュータを、
前記移動体電話機と通信接続する通信手段、
楽曲のタイトル、作詞者、作曲者、編曲者、演奏者及び歌手のうちの少なくとも一つである楽曲の識別情報及び音声データを関連付けて記憶する楽曲情報記憶手段、
着信音として設定した楽曲の識別情報を記憶する着信音情報記憶手段、
前記移動体電話機に設定された着信音の識別情報を前記通信手段を介して受信し、当該着信音の識別情報を前記着信音情報記憶手段に記憶させる着信音情報受信設定手段、
楽曲を再生して音声出力する第1の音声出力手段、
前記移動体電話機の着信があった場合に、前記着信音情報記憶手段に記憶された着信音として設定された楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる第1の着信音再生手段と、
前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲の識別情報と、前記着信音情報記憶手段に記憶された着信音の識別情報と、が一致するか否かを判別する判別手段、
前記判別手段により前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲のうちの識別情報が一致しないと判別された楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる楽曲再生手段、
として機能させるための楽曲再生プログラムである。
本発明によれば、移動体電話機に着信音として設定された楽曲を楽曲再生装置側で再生するにあたり、着信を確実に認識させることができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る第1〜第6の実施の形態を順に詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
また、各実施の形態において、演奏データを用いて楽曲を演奏して再生する着メロ(登録商標)等の第1の着信音と、楽曲のサンプリングデータを用いて楽曲を再生する着うた(登録商標)等の第2の着信音と、の少なくとも一つを「着信音」とする。
(第1の実施の形態)
図1〜図6を参照して、本発明に係る第1の実施の形態を説明する。まず、図1及び図2を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1に、本実施の形態の楽曲再生システム100の構成を示す。図2に、移動体電話機30の構成を示す。
図1に示すように、本実施の形態の楽曲再生システム100は、無線での通話及びデータ送受信が可能であるとともに着信時に任意の楽曲を再生可能な移動体電話機30と、移動体としての車両に搭載されるとともに各種楽曲を再生する楽曲再生装置としての車載機10と、を備えて構成される。
移動体電話機30は、携帯電話機であるものとして説明するが、これに限定されるものではなく、PHS(Personal Handyphone System)、通話機能を有するPDA(Personal Digital Assistant)等としてもよい。
車載機10は、CPU(Central Processing Unit)11と、通信手段、第1の通信手段としてのI/F(インタフェース)12と、楽曲情報記憶手段、第1の楽曲情報記憶手段としてのHDD(Hard Disc Drive)13と、着信音情報記憶手段としての着信音タイトル保存部14と、プレイリスト保存部15と、入力手段、選択入力手段としての入力部16と、表示部17と、RAM(Random Access Memory)18と、第1の音声出力手段としての音声出力部19と、を備えて構成され、CPU11以外の各部がCPU11に接続される。
CPU11は、車載機10の各部を中央制御する。CPU11は、HDD13に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM18に展開し、RAM18に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。このCPU11及びプログラムの協働の構成は、判別手段、第1の判別手段、第2の判別手段、楽曲再生手段、第1の着信音再生手段、プレイリスト生成手段、着信音情報入力設定手段、着信音情報受信設定手段として機能する。
I/F12は、移動体電話機30と通信ケーブル等を介して通信接続し、移動体電話機30との間の通信を介する。I/F12は、移動体電話機30と無線通信接続する構成としてもよい。
HDD13は、実行される各種プログラムや各種データ等を読み書き可能に記憶する。HDD13は、後述する第1の着信音タイトル保存プログラム、第1のプレイリスト自動生成プログラム、第1のプレイリスト再生プログラム、着信音再生プログラムや、楽曲ファイル21,22,…、デフォルトの着信音の楽曲ファイル等が記憶される。
楽曲ファイルは、各楽曲に関するファイルである。楽曲ファイル21,22,…は、それぞれ、各楽曲のタイトルを表すタイトル211,221,…を含む各楽曲に関する付加情報210,220,…と、その各楽曲の音声データ212,222,…と、を含む。
着信音タイトル保存部14は、情報を読み書き可能に記憶するフラッシュメモリ等により構成され、移動体電話機30に着信音として設定された楽曲のタイトルが変更可能に保存(記憶)される。プレイリスト保存部15は、情報を読み書き可能に記憶するフラッシュメモリ等により構成され、自動生成されたプレイリストが変更可能に保存(記憶)される。
入力部16は、文字キー、数字キーや、各種の各種機能に対応付けられた各種キーを備え、操作されたキーに対する操作信号を受け付けてCPU11に出力する。また、入力部16は、表示部17の表示画面を覆うように設けられたタッチパネル等のポインティングデバイスや、無線又は有線のリモートコントローラ等を介して操作入力を受け付ける構成、あるいは、音声入力を受け付ける構成等としてもよい。
表示部17は、LCD(Liquid Crystal Display)や、EL(ElectroLuminescent)ディスプレイ等により構成され、CPU11からの表示指示に基づき、各種設定入力画面や、各種表示情報を表示する。
RAM18は、揮発性のメモリであり、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
音声出力部19は、信号変換回路、アンプ、スピーカ等を備え、CPU11の制御により入力される音声データ(サンプリングデータ)を信号変換回路で音声信号に変換し、その音声信号をアンプにより増幅してスピーカから音声出力する。
図2に示すように、移動体電話機30は、CPU31と、入力部32と、RAM33と、表示部34と、第2の楽曲情報記憶手段としてのフラッシュメモリ35と、通信部36と、ROM(Read Only Memory)37と、第2の通信手段としてのI/F38と、第2の音声出力手段としての音声出力部40と、を備えて構成され、各部がバス41に接続される。
CPU31は、移動体電話機30の各部を中央制御する。CPU31は、フラッシュメモリ35、ROM37に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM33に展開し、RAM33に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。このCPU31及びプログラムの協働の構成は、第1の判別手段、着信音設定手段、第2の着信音再生手段として機能する。
入力部32は、文字キー、数字キーや、各種機能に対応付けられた各種キーを備えるキーパッドを備え、操作されたキーに対する操作信号を受け付けてCPU31に出力する。RAM33は、RAM18と同様である。
表示部34は、LCDや、ELディスプレイ等により構成され、CPU31からの表示指示に基づき、各種設定入力画面や、各種表示情報を表示する。フラッシュメモリ35は、ユーザに設定された各種設定情報等の情報を読み書き可能に記憶する。
通信部36は、アンテナ36aを備え、アンテナ36a及び図示しない基地局を介して、外部サーバ、通話先の固定電話機、移動体電話機等の外部機器との間の無線通信を介する。
I/F38は、車載機10のI/F12と通信ケーブル等を介して通信接続し、車載機10との間の通信を介する。I/F38は、I/F12と同様に、車載機10と無線通信接続する構成としてもよい。
通話部39は、通話用のアンプ、マイク、スピーカ、コーデック等を備え、CPU31の制御で、操作者によりマイクから入力された音声を音声信号に変換しコーデックで音声データに変換する。その音声データは、通信部36を介して通話先の機器に送信される。また、音声データが通話先の機器から通信部36を介して受信され、通話部39は、CPU31の制御で、受信した音声データをコーデックで音声信号に変換してアンプで増幅してスピーカから音声出力する。
音声出力部40は、音源、信号処理回路、アンプ、スピーカ等を備え、CPU11の制御により演奏データ(第1の着信音に対応)が入力されると、その演奏データを音源で演奏してアンプにより増幅してスピーカから音声出力し、CPU11の制御により楽曲のサンプリングデータ(第2の着信音に対応)が入力されると、そのサンプリングデータを信号処理回路により音声信号に変換し、その音声信号をアンプにより増幅してスピーカから音声出力する。
また、車載機10は、ハンズフリー機能を有する。具体的には、車載機10のI/F12と、移動体電話機30のI/F38とが通信接続された状態で、移動体電話機30の通信部36を介して通話先から着信があり、又は移動体電話機30により通話先へ電話をかけた場合に、操作者の音声入力を移動体電話機30の通話部39のマイク(又は、移動体電話機30若しくは車載機10に接続された図示しない延長マイク等)から行い、通話音声出力を車載機10の音声出力部19のスピーカから行う。このため、運転中等にも、操作者(運転者)が移動体電話機30に触れることなく通話を行うことができる。
次に、図3〜図6を参照して、楽曲再生システム100の動作を説明する。図3に、第1の着信音タイトル保存処理の流れを示す。図4に、第1のプレイリスト自動生成処理の流れを示す。図5に、第1のプレイリスト再生処理の流れを示す。図6に、第1の着信音再生処理の流れを示す。
先ず、図3を参照して、車載機10において実行される第1の着信音タイトル保存処理を説明する。第1の着信音タイトル保存処理は、移動電話機30に設定されている着信音のタイトル(着信音タイトル)を車載機10に設定して保存する処理である。
予め、移動体電話機30において、操作者の入力部32を介する楽曲取得操作入力により、通信部36を介して図示しない外部サーバから、所望の楽曲ファイルをダウンロードし、その楽曲ファイルがフラッシュメモリ35に記憶されているものとする。このダウンロードした楽曲ファイルは、タイトルを含む楽曲の識別情報としての付加情報と、その楽曲の音声データ又は演奏データを含むものとする。このフラッシュメモリ35に記憶されている楽曲ファイルに対応する楽曲が、移動体電話機30に着信音として設定されている。
また、車載機10は、I/F12を介して、通信接続したPC(Personal Computer)等の外部機器から各種楽曲ファイル21,22,…が入力され、HDD13に記憶されているものとする。各種楽曲ファイル21,22,…には、移動体電話機30に設定された着信音の楽曲に対応する楽曲ファイルが含まれる、又は含まれない。
そして、車載機10及び移動体電話機30の電源がオンされて且つ車載機10のI/F12と、移動体電話機30のI/F38とが通信接続されたこと、又は操作者により入力部16を介して第1の着信音タイトル保存処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、HDD13に記憶された第1の着信音タイトル保存プログラムが適宜読み出されてRAM18に展開され、CPU11と、展開された第1の着信音タイトル保存プログラムとの協働により第1の着信音タイトル保存処理が実行される。
車載機10において、フラッシュメモリ35に記憶されて着信音として設定された楽曲のタイトル(着信音タイトル)が、I/F12を介して移動体電話機30から受信されて取得される(ステップS11)。そして、ステップS11で受信した着信音タイトルが、着信音タイトル保存部14に保存(記憶)される(ステップS12)。
そして、着信音タイトル保存部14に保存した着信音タイトルに対応する楽曲ファイルが、HDD13に記憶されているか否かが判別される(ステップS13)。着信音タイトルに対応する楽曲ファイルがHDD13に記憶されている場合(ステップS13;YES)、第1の着信音タイトル保存処理が終了される。
着信音タイトルに対応する楽曲ファイルがHDD13に記憶されていない場合(ステップS13;NO)、着信音タイトルに対応する楽曲ファイルの取得要請の旨が表示部17に表示され(ステップS14)、第1の着信音タイトル保存処理が終了される。操作者は、入力部16を介する操作入力等により、車載機10において、着信音タイトルに対応する楽曲ファイルを、図示しない外部機器からI/F12を介してダウンロードさせHDD13に記憶させる。移動体電話機30において、着信音に対応する音声データを含む楽曲ファイルがフラッシュメモリ35に記憶されている場合には、その楽曲ファイルを移動体電話機30から車載機10にダウンロードさせることとしてもよい。
次いで、図4を参照して、車載機10において実行される第1のプレイリスト自動生成処理を説明する。第1のプレイリスト自動生成処理は、車載機10で再生するための、着信音タイトルを除く少なくとも一つの楽曲のタイトルを有する少なくとも一つのプレイリストを自動的に生成する処理である。
プレイリストは、例えば、楽曲について、HDD13へ記憶した日付、再生頻度、歌手、演奏者、作曲者、作詞者、編曲者、音楽ジャンル等の別に生成される。
車載機10において、第1の着信音タイトル保存処理において新たな着信音タイトルが設定されたこと、外部機器から新たな楽曲ファイルが受信されてHDD13に記憶されたこと、又は再生中のプレイリストが再生終了したこと等をトリガとして、HDD13に記憶された第1のプレイリスト自動生成プログラムが適宜読み出されてRAM18に展開され、CPU11と、展開された第1のプレイリスト自動生成プログラムとの協働により第1のプレイリスト自動生成処理が実行される。
先ず、HDD13に記憶された楽曲ファイル21,22,…の付加情報210,220,…が参照され、未選択の楽曲タイトルが一つ選択される(ステップS21)。
そして、ステップS21で選択された付加情報の楽曲のタイトルが、着信音タイトル保存部14に保存された着信音タイトルと一致するか否かが判別される(ステップS22)。楽曲のタイトルが着信音タイトルと一致しない場合(ステップS22;NO)、選択した楽曲の付加情報に対応し且つ楽曲数が必要数に達していない単数又は複数のプレイリストに、選択した楽曲のタイトルが追加設定される(ステップS23)。追加先のプレイリストが未作成の場合、対応するプレイリストが新たに作成される。
そして、ステップS21で未選択の楽曲の付加情報があるか否かが判別される(ステップS24)。楽曲のタイトルが着信音タイトルと一致する場合(ステップS22;YES)、ステップS24に移行される。未選択の楽曲の付加情報がある場合(ステップS24;YES)、ステップS21に移行される。
未選択の楽曲の付加情報がない場合(ステップS24;NO)、ステップS23で設定されたプレイリストがプレイリスト保存部15に保存(記憶)され(ステップS25)、第1のプレイリスト自動生成処理が終了する。
次いで、図5を参照して、車載機10において実行される第1のプレイリスト再生処理を説明する。第1のプレイリスト再生処理は、第1のプレイリスト自動生成処理で生成されたプレイリストの楽曲を車載機10で再生する処理である。
車載機10において、例えば、操作者により入力部16を介して第1のプレイリスト再生処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、HDD13に記憶された第1のプレイリスト再生プログラムが適宜読み出されてRAM18に展開され、CPU11と、展開された第1のプレイリスト再生プログラムとの協働により第1のプレイリスト再生処理が実行される。
先ず、プレイリスト保存部15に保存されたプレイリストの一覧が表示部17に表示され、操作者により入力部16を介して、再生する少なくとも一つのプレイリストが選択入力される(ステップS31)。そして、ステップS31において選択されたプレイリストの全楽曲の再生が終了したか否かが判別される(ステップS32)。
選択されたプレイリストの全楽曲の再生が終了していない場合(ステップS32;NO)、選択されたプレイリストのうちの次に再生する楽曲のタイトルが取得される(ステップS33)。そして、ステップS33で取得された楽曲のタイトルをキーとして、HDD13に記憶された楽曲ファイルが検索され、検索した楽曲ファイルの音声データが取得されて音声出力部19に入力され、音声出力部19により、その音声データの楽曲が再生開始されて音声出力される(ステップS34)。
そして、再生中の楽曲が再生終了したか否かが判別される(ステップS35)。再生終了していない場合(ステップS35;NO)、ステップS35に移行される。再生終了した場合(ステップS35;YES)、ステップS32に移行される。選択されたプレイリストの全楽曲の再生が終了した場合(ステップS32;YES)、第1のプレイリスト再生処理が終了する。
次いで、図6を参照して、車載機10において実行される第1の着信音再生処理を説明する。第1の着信音再生処理は、移動体電話機30に着信がある場合に、着信音を車載機10で再生する処理である。
予め、車載機10のI/F12と、移動体電話機30のI/F38とが通信接続されているものとする。そして、移動体電話機30において、通信部36を介して通話先から着信がある場合に、I/F38を介して着信コマンドが車載機10に送信される。
そして、車載機10において、I/F12を介して着信コマンドが移動体電話機30から受信されたことをトリガとして、HDD13から第1の着信音再生プログラムが適宜読み出されてRAM18に展開され、CPU11と、展開された第1の着信音再生プログラムとの協働により第1の着信音再生処理が実行される。
先ず、着信音タイトル保存部14に保存された着信音タイトルが読み出される(ステップS41)。そして、着信音タイトルに対応する楽曲ファイルがHDD13に記憶されているか否かが判別される(ステップS42)。着信音タイトルに対応する楽曲ファイルが記憶されている場合(ステップS42;YES)、その着信音タイトルの楽曲ファイルがHDD13から読み出され、その着信音の楽曲ファイルの音声データが音声出力部19に入力され、音声出力部19によりその着信音が再生開始されて音声出力される(ステップS43)。
そして、操作者からの入力部16を介したオフフックの指示、又は移動体電話機30からのI/F12を介した着信中断コマンドが入力されたか否かが判別される(ステップS44)。着信中断コマンドは、通話先が発信を中断した場合に、移動体電話機30から出力される。
オフフックの指示又は着信中断コマンドが入力されていない場合(ステップS44;NO)、ステップS44に移行される。オフフックの指示又は着信中断コマンドが入力された場合(ステップS44;YES)、音声出力部19により着信音の再生が終了され(ステップS45)、第1の着信音再生処理が終了する。第1の着信音再生処理の終了後でオフフック時には、車載機10のハンズフリー機能により、移動体電話機30を介して、通話先と操作者とが通話を開始する。
着信音タイトルに対応する楽曲ファイルが記憶されていない場合(ステップS42;NO)、デフォルトの着信音の楽曲ファイルがHDD13から読み出され、その着信音の楽曲ファイルの音声データが音声出力部19に入力され、音声出力部19によりその着信音が再生開始されて音声出力され(ステップS46)、ステップS44に移行される。
以上、本実施の形態によれば、車載機10において、移動体電話機30の着信時に着信音の楽曲を再生するとともに、非着信時には、着信音を除く楽曲を含むプレイリストの楽曲を再生するので、操作者が着信音を通常再生時の楽曲と混同することなく、着信を確実に認識させることができる。
特に、着信音が第2の着信音(サンプリングデータ利用)である場合に、より効果的に着信を確実に認識させることができる。
また、第1のプレイリスト自動生成処理により、着信音を除く楽曲を含むプレイリストを再生前に予め生成するので、楽曲の再生時に着信音の楽曲を除く処理を行うことなく、楽曲の再生時の処理負担を軽減できる。
また、第1の着信音タイトル保存処理により、車載機10において、移動体電話機30に設定された着信音の楽曲のタイトルを受信して着信音タイトル保存部14に保存するので、車載機10への着信音タイトルの設定における操作負担を軽減できるとともに、その着信音タイトルの設定を確実に行うことができる。
また、第1の着信音再生処理により、車載機10において着信音を再生するので、着信音を確実に操作者に認識させることができる。
(第2の実施の形態)
図7及び図8を参照して、本発明に係る第2の実施の形態を説明する。図7に、第2のプレイリスト自動生成処理の流れを示す。図8に、第2のプレイリスト再生処理の流れを示す。
本実施の形態では、楽曲再生システム100を用い、第1の実施の形態で実行する第1のプレイリスト自動生成処理、第1のプレイリスト再生処理に代えて、それぞれ、第2のプレイリスト自動生成処理、第2のプレイリスト再生処理を実行するものである。本実施の形態では、第1の実施の形態と異なる部分を主として説明する。
車載機10において、先ず、図3に記載の第1の着信音タイトル保存処理が実行される。次いで、図7を参照して、車載機10において実行される第2のプレイリスト自動生成処理を説明する。第のプレイリスト自動生成処理は、車載機10で再生するための少なくとも一つの楽曲のタイトルを有する少なくとも一つの通常のプレイリストを自動的に生成する処理である。
車載機10において、第1の着信音タイトル保存処理において新たな着信音タイトルが設定されたこと、外部機器から新たな楽曲ファイルが入力されてHDD13に記憶されたこと、又は再生中のプレイリストが再生終了したこと等をトリガとして、HDD13に記憶された第2のプレイリスト自動生成プログラムが適宜読み出されてRAM18に展開され、CPU11と、展開された第2のプレイリスト自動生成プログラムとの協働により第2のプレイリスト自動生成処理が実行される。
ステップS51,S52,S53,S54は、それぞれ、第1のプレイリスト自動生成のステップS21,S23,S24,S25と同様である。
次いで、図8を参照して、車載機10において実行される第2のプレイリスト再生処理を説明する。第2のプレイリスト再生処理は、第2のプレイリスト自動生成処理により生成された通常のプレイリストの楽曲を、着信音タイトルの楽曲を除いて車載機10で再生する処理である。
車載機10において、例えば、操作者により入力部16を介して第2のプレイリスト再生処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、HDD13から第2のプレイリスト再生プログラムが適宜読み出されてRAM18に展開され、CPU11と、展開された第2のプレイリスト再生プログラムとの協働により第2のプレイリスト再生処理が実行される。
ステップS61,S62,S63は、それぞれ、第1のプレイリスト再生処理のステップS31,S32,S33と同様である。そして、ステップS63で選択された付加情報の楽曲のタイトルが、着信音タイトル保存部14に保存された着信音タイトルと一致するか否かが判別される(ステップS64)。楽曲のタイトルが着信音タイトルと一致する場合(ステップS64;YES)、ステップS62に移行される。楽曲のタイトルが着信音タイトルと一致しない場合(ステップS64;NO)、ステップS65が実行される。ステップS65,S66は、それぞれ、第1のプレイリスト再生処理のステップS34,S35と同様である。
また、車載機10において、図6の第1の着信音再生処理が実行される。
以上、本実施の形態によれば、第2のプレイリスト再生処理により、楽曲の再生時に、着信音を除いて再生するので、着信音の設定ごとにプレイリストの生成及び変更を行う必要がなく、プレイリスト生成の頻度を低減し、その生成の処理負担を軽減できる。
(第3の実施の形態)
図9を参照して、本発明に係る第3の実施の形態を説明する。図9に、楽曲再生システム100Aの構成を示す。
本実施の形態は、楽曲再生システム100に代えて、楽曲再生システム100Aを用いる。本実施の形態では、第1の実施の形態と異なる部分を主として説明する。
楽曲再生システム100Aは、車載機10Aと、移動体電話機30A,30B,30C,…と、を備えて構成される。車載機10Aは、車載機10のI/F12をI/F12Aに代えたものである。I/F12Aは、複数の移動体電話機30A,30B,30C,…を同時に通信接続可能である。移動体電話機30A,30B,30C,…は、それぞれ、移動体電話機30と同様の構成である。
楽曲再生システム100Aでは、第1の実施の形態と同様に、第1の着信音タイトル保存処理、第1のプレイリスト自動生成処理、第1のプレイリスト自動生成処理及び第1の着信音再生処理が実行される。
但し、第1の着信音タイトル保存処理において、車載機10AのI/F12と、複数の移動体電話機30A,30B,30C,…のI/Fとが通信接続される。そして、ステップS11において、接続した全ての移動体電話機30A,30B,30C,…からI/F12Aを介して各着信音タイトルが受信される。そして、ステップS12において、受信した複数(全て)の着信音タイトルが着信音タイトル保存部14に保存される。その複数の着信音は、互いに異なるものが好ましい。
また、第1のプレイリスト自動生成処理では、ステップS22において、ステップS21で選択された楽曲のタイトルと、着信音タイトル保存部14に保存された複数の着信音タイトルと、の少なくとも一つが一致するか否かが判別される。
また、第1の着信音再生処理において、車載機10AのI/F12と、複数の移動体電話機30A,30B,30C,…のI/Fとが通信接続される。複数の移動体電話機30A,30B,30C,…のうちの少なくとも一つから、I/F12Aを介して着信コマンドが受信されたことをトリガとして、第1の着信音再生処理が実行され、その着信コマンドの送信元の移動体電話機に設定された着信音が再生される。複数の移動体電話機に同時に着信がある場合には、それらの移動体電話機に設定された各着信音を同時に再生することが好ましい。
以上、本実施の形態によれば、複数の移動体電話機30A,30B,30C,…の着信時に、着信があった移動体電話機に対応する着信音の楽曲を再生するとともに、非着信時には、全ての移動体電話機に対応する着信音を除く楽曲を含むプレイリストの楽曲を再生するので、複数の移動体電話機30A,30B,30C,…に着信音として設定された楽曲を車載機10A側で音声出力するにあたり、操作者が通常再生時の楽曲と混同することなく、着信を確実に認識させることができる。
(第4の実施の形態)
図10を参照して、本発明に係る第4の実施の形態を説明する。図10に、第2の着信音タイトル保存処理の流れを示す。
本実施の形態は、楽曲再生システム100を用いる。本実施の形態の説明では、第1の実施の形態と異なる部分を主として説明する。
楽曲再生システム100では、第1の着信音タイトル保存処理に代えて第2の着信音タイトル保存処理が実行される。また、第1の実施の形態と同様に、第1のプレイリスト自動生成処理、第1のプレイリスト自動生成処理及び第1の着信音再生処理が実行される。
図10を参照して、車載機10において実行される第2の着信音タイトル保存処理を説明する。第2の着信音タイトル保存処理は、移動電話機30の車載機10側で再生する着信音のタイトル(着信音タイトル)を車載機10に設定して保存する処理である。
予め、車載機10は、I/F12を介して、通信接続したPC等の外部機器から各種楽曲ファイル21,22,…がダウンロードされ、HDD13に記憶されているものとする。各種楽曲ファイル21,22,…には、移動体電話機30に設定された着信音の楽曲に対応する楽曲ファイルが含まれる、又は含まれない。
そして、車載機10の電源がオンされて且つ操作者により入力部16を介して第2の着信音タイトル保存処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、HDD13に記憶された第2の着信音タイトル保存プログラムが適宜読み出されてRAM18に展開され、CPU11と、展開された第2の着信音タイトル保存プログラムとの協働により第2の着信音タイトル保存処理が実行される。
車載機10において、操作者により入力部16を介して、着信音設定したい所望の楽曲のタイトルが入力される(ステップS71)。そして、ステップS61で入力した楽曲のタイトルが、着信音タイトルとして着信音タイトル保存部14に保存(記憶)される(ステップS62)。
ステップS73,S74は、それぞれ、上記実施の形態の第1の着信音タイトル保存処理のステップS13,S14と同様である。
以上、本実施の形態によれば、第2の着信音タイトル保存処理により、車載機10において、着信音の楽曲のタイトルを操作入力して着信音タイトル保存部14に保存するので、車載機10への所望の着信音タイトルの設定を確実に行うことができる。
(第5の実施の形態)
図11を参照して、本発明に係る第5の実施の形態を説明する。図11に、第2の着信音再生処理の流れを示す。
本実施の形態は、第1の実施の形態と同様に、楽曲再生システム100を用い、第1の着信音再生処理に代えて、第2の着信音再生処理が移動体電話機30で実行される構成とする。本実施の形態では、第1の実施の形態と異なる部分を主として説明する。
予め、車載機10のI/F12と、移動体電話機30のI/F38とが通信接続されているものとする。
移動体電話機30において、通信部36を介して通話先からの発信信号が受信され着信が開始されたことをトリガとして、ROM37から第2の着信音再生プログラムが適宜読み出されてRAM33に展開され、CPU31と、展開された第3の着信音再生プログラムとの協働により第2の着信音再生処理が実行される。
先ず、着信音タイトルの楽曲ファイルがフラッシュメモリ35から読み出され、その着信音の楽曲ファイルの音声データが音声出力部40に入力され、音声出力部40によりその着信音が再生開始されて音声出力される(ステップS81)。
そして、操作者からの入力部32を介したオフフックの指示の入力があるか否か、又は通話先から通信部36を介して発信中断信号が受信されて着信が中断したか否かが判別される(ステップS82)。発信中断信号は、通話先が発信を中断した場合に、移動体電話機30から出力される。
オフフックの指示又は着信中断がない場合(ステップS82;NO)、ステップS82に移行される。オフフックの指示又は着信中断がある場合(ステップS82;YES)、音声出力部40により着信音の再生が終了され(ステップS83)、第2の着信音再生処理が終了する。第2の着信音再生処理の終了後でオフフック時には、車載機10のハンズフリー機能により、移動体電話機30を介して、通話先と操作者とが通話を開始する。
以上、本実施の形態によれば、移動体電話機30において着信音を再生するので、着信音を確実に操作者に認識させることができる。
(第6の実施の形態)
図12を参照して、本発明に係る第6の実施の形態を説明する。図12(a)に、着信音決定処理の流れを示し、(b)に着信音設定処理の流れを示す。
本実施の形態は、楽曲再生システム100を用いる。本実施の形態の説明では、第1の実施の形態と異なる部分を主として説明する。
本実施の形態では、楽曲再生システム100の車載機10において、新たに、着信音決定処理が実行され、移動体電話機30において、着信音設定処理が実行される。
図12(a)を参照して、車載機10において実行される着信音決定処理を説明する。着信音決定処理は、フラッシュメモリ35に記憶された楽曲ファイルの中から、移動体電話機30で設定する着信音を選択して決定する処理である。
予め、移動体電話機30において、少なくとも一つのデフォルトの楽曲ファイルがフラッシュメモリ35に記憶されているものとし、また通信部36を介して外部サーバ等から楽曲ファイルがダウンロードされてフラッシュメモリ35に記憶されているものとする。また、予め、車載機10が、I/F12及びI/F38を介して、移動体電話機30と通信接続されているものとする。
操作者により入力部16を介して着信音決定処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、HDD13に記憶された着信音決定プログラムが適宜読み出されてRAM18に展開され、CPU11と、展開された着信音決定プログラムとの協働により着信音決定処理が実行される。
先ず、移動体電話機30のフラッシュメモリ35に記憶された着信音タイトルを含む全ての楽曲のタイトルの要求の旨が、I/F12を介して移動体電話機30に送信される(ステップS91)。そして、フラッシュメモリ35に記憶された楽曲のタイトルが、I/F12を介して移動体電話機30から受信される(ステップS92)。
そして、操作者により入力部16を介して、楽曲再生を優先する機器として、車載機10及び移動体電話機30のいずれか一つが選択入力される(ステップS93)。車載機10に記憶された楽曲ファイルの楽曲を移動体電話機30で着信音として設定(再生)しないようにする場合に、優先する機器を車載機10とし、移動体電話機30で設定された着信音を車載機10で通常再生時に再生しないようにする場合に、優先する機器を移動体電話機30とする。
そして、ステップS93で選択入力された優先する機器が車載機10であるか否かが判別される(ステップS94)。優先する機器が車載機10である場合(ステップS94;YES)、車載機10が優先設定され、その旨の情報がHDD13に記憶される(ステップS95)。
そして、移動体電話機30から受信した楽曲のタイトルと、HDD13に記憶された楽曲ファイルのタイトルとの一致が判別される(ステップS96)。そして、ステップS96における判別により、移動体電話機30から受信した楽曲のタイトルのうち、HDD13に記憶された楽曲ファイルのタイトルに一致しないものが特定され、その特定されたタイトルが表示部17に一覧表示され、操作者により入力部16を介して、一覧表示されたタイトルのうちの着信音設定する所望のタイトルが選択入力される(ステップS97)。
そして、ステップS97又はS100において選択入力されたタイトルが、着信音設定対象の楽曲のタイトルとして、I/F12を介して移動体電話機30に送信され(ステップS98)、着信音決定処理が終了する。
移動体電話機30を優先する場合(ステップS94;NO)、移動体電話機30が優先設定され、その旨の情報がHDD13に記憶される(ステップS99)。そして、移動体電話機30から受信した楽曲のタイトルの全てが表示部17に一覧表示され、操作者により入力部16を介して、一覧表示されたタイトルのうちの着信音設定する所望のタイトルが選択入力され(ステップS100)、ステップS98に移行される。
次いで、図12(b)を参照して、移動体電話機30で実行される着信音設定処理を説明する。着信音設定処理は、フラッシュメモリ35に記憶された楽曲ファイルのタイトルを車載機10に送信し、着信音決定処理によって決定された着信音タイトルの楽曲を着信音に設定する処理である。
着信音決定処理のステップS91に対応して、I/F38を介して車載機10から楽曲のタイトルの要求の旨を受信したことをトリガとして、ROM37に記憶された着信音設定プログラムが適宜読み出されてRAM33に展開され、CPU31と、展開された着信音設定プログラムとの協働により着信音設定処理が実行される。
先ず、着信音決定処理のステップS92に対応して、フラッシュメモリ35に記憶された全ての楽曲ファイルの楽曲のタイトルが読み出されて、その全ての楽曲のタイトルがI/F38を介して車載機10に送信される(ステップS111)。そして、着信音決定処理のステップS98に対応して、着信音設定対象のタイトルがI/F38を介して車載機10から受信したか否かが判別される(ステップS112)。
着信音設定対象のタイトルを受信していない場合(ステップS112;NO)、ステップS12に移行される。着信音設定対象のタイトルを受信した場合(ステップS112;YES)、受信した着信音設定対象のタイトルが着信音タイトルとして設定されフラッシュメモリ35に記憶され(ステップS113)、着信音設定処理が終了する。
そして、HDD13に、車載機10が優先設定されている旨が記憶されている場合には、車載機10において、通常のプレイリスト生成及び再生動作がなされ、移動体電話機30で着信音再生される。具体的には、車載機10において、第2のプレイリスト自動生成処理、第1のプレイリスト再生処理が実行され、移動体電話機30において第2の着信音再生処理が実行される。
また、HDD13に、移動体電話機30が優先設定されている旨が記憶されている場合には、第1の実施の形態と同様に、車載機10において、第1の着信音タイトル保存処理、第1のプレイリスト自動生成処理、第1のプレイリスト再生処理、第1の着信音再生処理が実行される。
以上、本実施の形態によれば、楽曲再生を優先させる機器を車載機10にする場合に、車載機10のHDD13に記憶されていない楽曲ファイルの楽曲を着信音として移動体電話機30に設定するので、車載機10において通常に楽曲再生しても、移動体電話機30に設定された着信音タイトルの楽曲が車載機10で再生されることを防ぐことができ、操作者が着信音を通常再生時の楽曲と混同することなく、着信を確実に認識させることができる。
また、楽曲再生を優先させる機器として車載機10又は移動体電話機30を選択できるので、車載機10の楽曲再生を優先して、車載機10に記憶された楽曲ファイルの楽曲を着信音として再生することを防ぐことができ、また移動体電話機30の楽曲(着信音)再生を優先して、移動体電話機30に設定された着信音タイトルの楽曲が車載機10で再生されることを防ぐことができ、多様な楽曲再生構成をとることができる。
なお、上記各実施の形態における記述は、本発明に係る楽曲再生装置、楽曲再生システム及び楽曲再生プログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記各実施の形態においては、HDD13に記憶されている楽曲ファイルを再生する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、CD(Compact Disc)、CD−R/RW(Recordable/ReWriteable)、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−R/RW、青色レーザを用いる次世代高密度情報記録媒体、フラッシュメモリを利用したメモリキー、メモリカード等の記録媒体等の記憶手段に記憶された楽曲ファイルを再生する構成としてもよい。但し、楽曲ファイルは、楽曲の音声データと、その音声データを識別するための識別情報とが関連付けられているものとする。
また、上記各実施の形態においては、楽曲ファイルのタイトルを用いて、着信音に設定した楽曲と、記録媒体に記録された楽曲と、の一致/不一致を判別する構成を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、タイトルが同じでもメロディが異なる楽曲も存在するおそれがあるため、上記一致/不一致の判別が不正確となる場合がある。このことを踏まえて、楽曲のタイトル、作詞者、作曲者、編曲者、演奏者、歌手等の識別情報のうちの少なくとも一つを用いて、上記一致/不一致を判別する構成としてもよい。
また、上記各実施の形態においては、自動的にプレイリストを生成する構成を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、車載機10,10Aにおいて、操作者による入力部16を介した操作入力により、所望の楽曲のタイトルが操作入力され、その入力した楽曲のタイトルを含むプレイリストが生成される構成としてもよい。このとき、例えば、操作者が誤って着信音の楽曲のタイトルを入力すると、着信音の楽曲のタイトルである旨の警告を表示部17に表示して、プレイリストに含めることを禁止する構成にすることが好ましい。この構成によれば、所望の楽曲のタイトルを含むプレイリストを生成できるとともに、そのプレイリストから着信音のタイトルを除くことができる。
また、上記各実施の形態においては、楽曲再生装置として車両に搭載する車載機10,10Aを説明したが、これに限定されるものではなく、船、航空機等の移動体に適用する構成としてもよい。
また、上記第5の実施の形態においては、着信音を移動体電話機30で再生する構成としたが、これに限定されるものではなく、車載機10及び移動体電話機30の両方で着信音再生を行う構成としてもよい。
また、上記第6の実施の形態においては、着信音候補の判別、一覧表示及び選択入力を車載機10で行う構成としたが、これに限定されるものではなく、移動体電話機30で行う構成としてもよい。
さらに、上記各実施の形態の少なくとも2つを適宜組み合わせる構成としてもよい。
その他、上記各実施の形態における楽曲再生システム100,100Aの細部構成、および詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明に係る実施の形態の楽曲再生システム100の構成を示すブロック図である。 移動体電話機30の構成を示すブロック図である。 第1の着信音タイトル保存処理を示すフローチャートである。 第1のプレイリスト自動生成処理を示すフローチャートである。 第1のプレイリスト再生処理を示すフローチャートである。 第1の着信音再生処理を示すフローチャートである。 第2のプレイリスト自動生成処理を示すフローチャートである。 第2のプレイリスト再生処理を示すフローチャートである。 楽曲再生システム100Aの構成を示すブロック図である。 第2の着信音タイトル保存処理を示すフローチャートである。 第2の着信音再生処理を示すフローチャートである。 (a)は着信音決定処理を示すフローチャートであり、(b)は着信音設定処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 楽曲再生システム
10 車載機
11 CPU
12 I/F
13 HDD
14 着信音タイトル保存部
15 プレイリスト保存部
16 入力部
17 表示部
18 RAM
19 音声出力部
30 移動体電話機
31 CPU
32 入力部
33 RAM
34 表示部
35 フラッシュメモリ
36 通信部
36a アンテナ
37 ROM
38 I/F
39 通話部
40 音声出力部
41 バス

Claims (10)

  1. 少なくとも一つの移動体電話機と通信接続する通信手段と、
    楽曲のタイトル、作詞者、作曲者、編曲者、演奏者及び歌手のうちの少なくとも一つである楽曲の識別情報及び音声データを関連付けて記憶する楽曲情報記憶手段と、
    着信音として設定した楽曲の識別情報を記憶する着信音情報記憶手段と、
    情報の操作入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段により入力された着信音の識別情報を前記着信音情報記憶手段に記憶させる着信音情報入力設定手段と、
    楽曲を再生して音声出力する第1の音声出力手段と、
    前記移動体電話機の着信があった場合に、前記着信音情報記憶手段に記憶された着信音として設定された楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる第1の着信音再生手段と、
    前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲の識別情報と、前記着信音情報記憶手段に記憶された着信音の識別情報と、が一致するか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲のうちの識別情報が一致しないと判別された楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる楽曲再生手段と、
    を備えることを特徴とする楽曲再生装置。
  2. 少なくとも一つの移動体電話機と通信接続する通信手段と、
    楽曲のタイトル、作詞者、作曲者、編曲者、演奏者及び歌手のうちの少なくとも一つである楽曲の識別情報及び音声データを関連付けて記憶する楽曲情報記憶手段と、
    着信音として設定した楽曲の識別情報を記憶する着信音情報記憶手段と、
    前記移動体電話機に設定された着信音の識別情報を前記通信手段を介して受信し、当該着信音の識別情報を前記着信音情報記憶手段に記憶させる着信音情報受信設定手段と、
    楽曲を再生して音声出力する第1の音声出力手段と、
    前記移動体電話機の着信があった場合に、前記着信音情報記憶手段に記憶された着信音として設定された楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる第1の着信音再生手段と、
    前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲の識別情報と、前記着信音情報記憶手段に記憶された着信音の識別情報と、が一致するか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲のうちの識別情報が一致しないと判別された楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる楽曲再生手段と、
    を備えることを特徴とする楽曲再生装置。
  3. 前記判別手段により前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲のうちの識別情報が一致しないと判別された楽曲の識別情報を有するプレイリストを生成するプレイリスト生成手段を備え、
    前記楽曲再生手段は、前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲のうちの前記プレイリスト生成手段により生成されたプレイリストの識別情報に対応する楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させることを特徴とする請求項1又は2に記載の楽曲再生装置。
  4. 前記判別手段は、前記楽曲情報記憶手段に記憶された再生する楽曲ごとに、当該楽曲の識別情報と、前記着信音情報記憶手段に記憶された着信音の識別情報と、が一致するか否かを判別し、
    前記楽曲再生手段は、前記判別手段により前記楽曲の識別情報が一致しないと判別されるごとに、当該楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させることを特徴とする請求項1又は2に記載の楽曲再生装置。
  5. 前記移動体電話機と、
    請求項1からのいずれか一項に記載の楽曲再生装置と、を備え
    前記移動体電話機は、
    楽曲を再生して音声出力する第2の音声出力手段と、
    着信時に、前記着信音の楽曲の音声データを前記第2の音声出力手段に音声出力させる第2の着信音再生手段と、を備えることを特徴とする楽曲再生システム。
  6. 楽曲再生装置と、
    前記楽曲再生装置に通信接続された少なくとも一つの移動体電話機と、を備え、
    前記楽曲再生装置は、
    前記移動体電話機と通信接続する第1の通信手段と、
    楽曲のタイトル、作詞者、作曲者、編曲者、演奏者及び歌手のうちの少なくとも一つである楽曲の識別情報及び音声データを関連付けて記憶する第1の楽曲情報記憶手段と、
    楽曲を再生して音声出力する第1の音声出力手段と、を備え、
    前記移動体電話機は、
    前記楽曲再生装置と通信接続する第2の通信手段と、
    楽曲の識別情報及び音声データを関連付けて記憶する第2の楽曲情報記憶手段と、
    楽曲を再生して音声出力する第2の音声出力手段と、
    前記第2の通信手段を介して前記第2の楽曲情報記憶手段に記憶されている楽曲の識別情報を前記楽曲再生装置に送信する第1の送信手段と、を備え、
    前記楽曲再生装置は、
    前記第1の通信手段を介して前記第2の楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲の識別情報を前記移動体電話機から受信し、前記第1の楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲の識別情報と、前記第2の楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲の識別情報と、が一致するか否かを判別する判別手段と、
    前記受信した楽曲の識別情報のうち前記判別手段により一致しないと判別された楽曲の識別情報を、前記第1の通信手段を介して前記移動体電話機に送信する第2の送信手段と、を備え、
    前記移動体電話機は、
    前記判別手段により一致しないと判別された楽曲の識別情報を前記楽曲再生装置から受信し、当該楽曲の音声データを着信音として設定する着信音設定手段と、
    を備えることを特徴とする楽曲再生システム。
  7. 前記楽曲再生装置は、
    楽曲の再生を優先する機器選択入力を受け付ける選択入力手段を備え、
    前記第2の送信手段は、前記選択入力手段により前記楽曲再生装置が選択された場合に、前記第1の通信手段を介して前記判別手段により一致しないと判別された楽曲の識別情報を前記移動体電話機に送信することを特徴とする請求項に記載の楽曲再生システム。
  8. 前記楽曲再生装置は、
    楽曲の再生を優先する機器の選択入力を受け付ける選択入力手段と、
    前記移動体電話機の着信があった場合に、着信音として設定された楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる着信音再生手段と、
    前記選択入力手段により前記移動体電話機が選択された場合に、前記第1の楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲のうち着信音の識別情報と一致しない楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる楽曲再生手段と、
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の楽曲再生システム。
  9. 少なくとも一つの移動体電話、が通信接続された機器に搭載されたコンピュータ
    前記移動体電話機と通信接続する通信手段、
    楽曲のタイトル、作詞者、作曲者、編曲者、演奏者及び歌手のうちの少なくとも一つである楽曲の識別情報及び音声データを関連付けて記憶する楽曲情報記憶手段、
    着信音として設定した楽曲の識別情報を記憶する着信音情報記憶手段、
    情報の操作入力を受け付ける入力手段、
    前記入力手段により入力された着信音の識別情報を前記着信音情報記憶手段に記憶させる着信音情報入力設定手段、
    楽曲を再生して音声出力する第1の音声出力手段、
    前記移動体電話機の着信があった場合に、前記着信音情報記憶手段に記憶された着信音として設定された楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる第1の着信音再生手段、
    前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲の識別情報と、前記着信音情報記憶手段に記憶された着信音の識別情報と、が一致するか否かを判別する判別手段、
    前記判別手段により前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲のうちの識別情報が一致しないと判別された楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる楽曲再生手段、
    として機能させるための楽曲再生プログラム。
  10. 少なくとも一つの移動体電話が通信接続された機器に搭載されたコンピュータ
    前記移動体電話機と通信接続する通信手段、
    楽曲のタイトル、作詞者、作曲者、編曲者、演奏者及び歌手のうちの少なくとも一つである楽曲の識別情報及び音声データを関連付けて記憶する楽曲情報記憶手段、
    着信音として設定した楽曲の識別情報を記憶する着信音情報記憶手段、
    前記移動体電話機に設定された着信音の識別情報を前記通信手段を介して受信し、当該着信音の識別情報を前記着信音情報記憶手段に記憶させる着信音情報受信設定手段、
    楽曲を再生して音声出力する第1の音声出力手段、
    前記移動体電話機の着信があった場合に、前記着信音情報記憶手段に記憶された着信音として設定された楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる第1の着信音再生手段、
    前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲の識別情報と、前記着信音情報記憶手段に記憶された着信音の識別情報と、が一致するか否かを判別する判別手段、
    前記判別手段により前記楽曲情報記憶手段に記憶された楽曲のうちの識別情報が一致しないと判別された楽曲の音声データを前記第1の音声出力手段に音声出力させる楽曲再生手段、
    として機能させるための楽曲再生プログラム。
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