JP4542813B2 - 3次元超音波検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、検査対象物の内部構造、接合部の状態、欠陥の状態を超音波で非破壊検査する3次元超音波検査装置に係り、特に、検査対象物の溶接部の状態、溶接欠陥の状態を3次元的に検査する3次元超音波検査装置に関する。
検査対象物である平板状構造部同士の接合部の溶接状態や溶接欠陥の状態を非破壊検査する技術の1つに超音波探傷技術がある。
この超音波探傷技術を採用した超音波検査装置として特開2003−149213号公報(特許文献1)および特開2004−53360号公報(特許文献2)に記載されたものがある。
これらの超音波検査装置は、多数の圧電振動子をマトリクス状に配設した超音波トランスデューサを超音波の発生、検出に用いたものであり、この超音波トランスデューサの圧電振動子から発振された超音波を検査対象物の接合部である溶接部に送り、溶接部から反射された反射エコーを超音波トランスデューサで受信し、この受信エコー信号を信号検出回路を経て信号処理部に送り、この信号処理部で並列演算処理を行ない、検査対象物の溶接部を画像化処理している。画像化処理された溶接部の超音波画像は表示装置に表示され、この超音波画像を目視することにより、溶接部の状態や溶接欠陥の状態を非破壊で検査することができるようになっている。
従来の超音波検査装置は、検査対象物の溶接部に超音波を照射し、その反射エコーを画像化処理して表示装置に超音波画像で表示し、表示された溶接部の画像を目視により判断し、溶接部の状態や溶接欠陥の状態を非破壊で検査している。
具体的には、特開平11−326287号公報(特許文献3)に記載されているように、平板状構造部を検査対象物とし、2つの平板状構造物を重ね合せ、スポット溶接により接合したとき、平板状構造物同士の溶接部の状態や溶接欠陥の状態を超音波検査装置で非破壊検査し、溶接部に溶融凝固部分が形成されているか否か、ブローホール等の溶接欠陥の有無・状態を検査することができる。
また、検査対象物の溶接部の接合強度は、溶融凝固部の大きさに依存し、接合部とこの内側に形成される溶融凝固部の境界は、検査対象物の接合部底面部の反射エコーの強度分布曲線の変曲点から求められることが、特開平6−265529号公報(特許文献4)に知られている。
特開2003−149213号公報 特開2004−53360号公報 特開平11−326287号公報 特開平6−265529号公報
従来の超音波検査装置では、複数の異なる音響特性を有する検査対象物の層構造や、検査対象物内の溶接部の欠陥やボイドや剥れを超音波により可視化させることができ、表示装置に表示された溶接部の超音波画像を目視することにより判断しているが、2次元の超音波画像を目視により判断しているために、判断結果に個人差によるバラツキが生じたり、検査対象物に対する溶接部の位置関係を3次元的に正確にかつ精度よく定量的に検査することが困難であった。
従来の超音波検査装置では、
1.検査対象物の内部検査を画像化処理された超音波画像を観察することで行なっているため、溶接部の状態や溶接欠陥の状態を客観的にかつ定量的に精度よく検査することが困難である。
2.検査対象物内部の画像化処理により得られた超音波画像に表示される溶接部の状態、溶接欠陥の状態を表わす情報から異常の有無を定量的にかつ精度よく自動判定することが困難であった。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、検査対象物の内部検査を精度よく正確に非破壊で3次元検査することができるとともに、内部検査による異常の有無を定量的に行ない、自動判定が可能な3次元超音波検査装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、マトリクス状あるいはアレイ状に配設された超音波トランスデューサの各圧電振動子から発振される超音波の検査対象物からの反射エコーを検出して信号処理することで、接合部の溶融凝固部、固相接合部(コロナボンド)、溶融欠陥の大きさや位置が迅速かつ高解像度の超音波探傷画像として得ることができる3次元超音波検査装置を提供することにある。
さらに、本発明の別の目的は、適切な溶接状態の超音波探傷画像を基準として合否判定パターン像を格納したデータベースと、検査した超音波探傷画像を照合させることで、定量的で安定した合否判定を迅速に行なうことができる3次元超音波検査装置を提供することができる。
本発明に係る3次元超音波検査装置は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、複数の圧電振動子をマトリクス状あるいはアレイ状に配設した超音波トランスデューサと、上記超音波トランスデューサの複数の圧電振動子のうち、超音波を発振させる圧電振動子を順次選択する駆動素子選択部と、上記駆動素子選択部に選択された圧電振動子から発振される超音波を音響伝播媒体を介して検査対象物の接合部に入射させ、この接合部からの反射エコーを受信し、その反射エコーの電気信号を検出する信号検出回路と、この信号検出回路で検出された電気信号を信号処理し、前記検査対象物の内部に設定された3次元画像化領域内に区画されたメッシュに対応させて3次元画像化データを生成する信号処理部と、この信号処理部で生成された3次元画像化データの強度分布から溶融凝固部の大きさ、位置および接合部の溶接欠陥の位置・大きさを検出する一方、その検出結果および信号処理部からの3次元画像データを表示する表示処理装置とを備え、前記表示処理装置は、前記信号処理部で生成された検査対象物の接合部底面の3次元画像化データの強度分布から溶融凝固部の大きさを検出する底面部データ処理部と、前記検査対象物の検査対象の中間接合部の3次元画像化データの強度分布から接合部の溶接欠陥の有無・大きさを検出する中間部データ処理部と、前記底面部データ処理部と中間部データ処理部で検出された結果を比較し、良否を判定する判定部と、前記底面部データ処理部、中間部データ処理部および判定部から得られた結果および前記信号処理部で生成された3次元画像化データを表示する表示部を備えたものである。
本発明に係る3次元超音波検査装置によれば、検査対象物の接合部の内部検査を迅速に精度よく正確に超音波で非破壊検査することができ、内部検査による異常の有無、すなわち、溶融凝固部や溶融欠陥の大きさ、位置を定量的に精度よく検査し、自動判定を行なうことができる。
また、超音波トランスデューサがマトリクス状あるいはアレイ状配列の圧電振動子を備え、各圧電振動子を順次作動させて超音波を発振させ、検査対象物の接合部から反射された反射エコーを検出して、信号処理することで、接合部の溶融凝固部、固相接合部、溶接欠陥の大きさと位置を高解像度の超音波診断画像として迅速に得ることができる。
さらに、適切な溶接状態の超音波探傷画像を基準として合否判定パターン像をデータベースに格納しておき、検出された検査対象物の超音波探傷画像を格納させた基準の超音波探傷画像と比較照合させることで、安定した合否判定を迅速に自動的にかつ定量的に行なうことができる。
本発明に係る3次元超音波検査装置の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る3次元超音波検査装置の一実施形態を示す構成図である。
3次元超音波検査装置10は、超音波振動と電気信号を相互変換させ、所要周波数の超音波を送受信する超音波トランスデューサ11と、この超音波トランスデューサ11を駆動させる駆動信号を発生させる信号発生部12と、信号発生部12からの駆動信号を選択し、超音波トランスデューサ11の圧電振動子を選択的に駆動させる駆動素子選択部13と、超音波トランスデューサ11から発振される超音波を検査対象物14の接合部15に照射し、この接合部からの反射エコーの信号を超音波トランスデューサ11を介して検出する信号検出回路16と、この信号検出回路16で検出された反射エコーの電気信号を並列演算処理して3次元(3D)超音波画像を生成させる信号処理部17と、この信号処理部17で処理された超音波探傷画像のデータ処理をさらに行ない高解像度の3次元超音波探傷画像を得、内部構造や接合部15の状態および溶接欠陥部28の状態を自動的に精度よく判定し、判定結果を表示させる表示処理装置18とを備える。
超音波トランスデューサ11は、圧電素子からなる多数の圧電振動素子20を基板21にm行n列のマトリクス状に整列配置させてマトリクスセンサ11を構成している。超音波トランスデューサ11の各圧電振動子20mnには、信号発生部12で発生した駆動信号が駆動素子選択部13により選択されて加えられる。駆動素子選択部13の選択により各圧電振動子20mnの駆動順序が1個ずつあるいは複数個ずつ決定され、各圧電振動子20mnは所要の駆動タイミングで駆動される。圧電振動素子20はマトリクス状に配設する代りに、一列にあるいは十字のライン状に配列させ、アレイセンサを構成してもよい。
超音波トランスデューサ11のセンサ面である超音波発受信面、具体的には、検査対象物14側に液体あるいは固体の音響伝播媒体23が密着される。音響伝播媒体23と検査対象物14との間には超音波の音響的整合をとるカップラント24が設けられる。カップラント24は、音響伝播媒体23が水等の液体を用いる場合は、不要である。
また、音響伝播媒体23はボックス状となり、その開口面積は、検査対象物14の検査領域(ターゲット領域)である接合部15の大きさに応じて形成され、音響伝播媒体23の高さは、圧電振動子20から発振される超音波の発振角度(拡がり角度)により決定される。
検査対象物14は、例えばスポット溶接にて接合された2枚の板状構造物14a,14bを対象とし、この板状構造物14a,14bのスポット溶接部は、3次元超音波検査装置10により超音波を用いて非破壊にて内部検査される。検査対象物14は、3枚以上の板状構造物を重ね合せて溶接したものを用いてもよい。検査対象物14は、金属材料であっても、樹脂材料であってもよい。
検査対象物14である2枚の板状構造物14a,14bを重ね合せてスポット溶接により接合すると、板状構造物14は接合部15の外表面に溶接用電極による打痕部としての凹部25が形成され、接合部15の厚さTは、凹部25の形成分だけ、接合部15周りの非接合部26より小さくなる。
なお、符号27は、接合部15の溶融凝固部、符号28は、接合部15に生じたブローホール等の溶接欠陥部を示す。
一方、超音波トランスデューサ11に駆動信号を作用させる信号発生部12は、圧電振動子20の圧電体を駆動させて超音波を発生させるべく、外部電圧の印加により、パルス状あるいは連続した駆動信号を発生させる。発生した駆動信号は駆動素子選択部13により駆動させる各圧電振動子20mnが選択され、選択された各圧電振動子20mnに駆動信号が所要のタイミングで作用せしめられる。駆動素子選択部13は、駆動すべき1つまたは複数の圧電振動子20を所要のタイミングで順次選択しており、選択された圧電振動子20に信号発生部12からの駆動信号が加えられると、圧電振動子20が駆動され、所要周波数の超音波Uを発振させるようになっている。
超音波トランスデューサ11の各圧電振動子20mnから順次発振された超音波は、音響伝播媒体23を通り、カップラント24を経て検査対象物14の内部に入射され、検査対象物14の検査領域15(非接合部26、溶融凝固部27、ブローホール等の溶接欠陥部28、底面29)に達し、各境界層で反射する。
検査対象物14の底面29、非接合部26、溶融凝固部27、溶接欠陥部28の各境界層で反射した超音波の反射エコーは、検査対象物14から音響伝播媒体23を経てマトリクスセンサとしての超音波トランスデューサ11の各圧電振動子20mnに時間差をもってそれぞれ入力され、各圧電振動子20mnに入力された反射エコーは、電気信号に変換されて信号検出回路16に入力され、ここで反射エコーの電気信号が各圧電振動子20mn毎に検出される。
この3次元超音波検査装置10は、超音波トランスデューサ11の各圧電振動子20のうち、駆動素子選択部13で選択された圧電振動子20mnに駆動信号が加えられると、この圧電振動子20mnが作動して超音波Uを発振させる。この発振した超音波Uが音響伝播媒体23や必要に応じたカップラント24を経て検査対象物14の接合部15である検査領域に照射される。検査対象物14の検査領域15に照射された超音波Uは、検査領域15の密度的境界層から一部が反射して反射エコーとなる。この反射エコーは、カップラント24、音響伝播媒体23を通ってマトリクスセンサ(超音波トランスデューサ11)の各圧電振動子20で時間差を持ってそれぞれ受信し、各圧電振動子20による圧電変換により、反射エコーの電気信号として信号検出回路16に送られ、検出される。
超音波トランスデューサ11は、各圧電振動子20mnに、駆動信号選択部13で駆動信号を順次作用させることにより、各圧電振動子20mnは、順次所要のタイミングで駆動され、各圧電振動子20mnから発振された超音波の反射エコーを、マトリクスセンサ11でそれぞれ2次元的に受信する。圧電振動子20mnのm行n列が、例えば10×10個の100個がマトリクス状に配設された場合、各圧電振動子20mnが駆動素子選択部13により順次駆動信号が加えられると、駆動信号が順次加えられるタイミングで各圧電振動子20mnから超音波Uが順次発振せしめられ、各圧電振動子20mnから順次発振された超音波の反射エコーをマトリクスセンサ11で順次受信し、その受信信号である反射エコーの電気信号をその都度信号検出回路16に送るようになっている。
このため、信号検出回路16には、超音波トランスデューサ11の作動によりマトリクス状配列の個々の圧電振動子20mnから発振された超音波の反射エコーをマトリクスセンサ11で2次元的に受信する。マトリクスセンサ11は超音波を発振する個々の超音波振動子20mn分の反射エコーをそれぞれ受信し、反射エコーの電気信号として信号検出回路16に送られ、この信号検出回路16を経て信号処理部17に送られる。
信号検出回路16は、マトリクスセンサ11で発生する反射エコーの電気信号を検出するものである。検出された電気信号のうち、検査に必要な複数のものは、信号処理部70内の増幅器31a,31b,…,31iにそれぞれ導かれる。
増幅器31a,31b,…,31iは、導かれた反射エコーの電気信号をそれぞれ増幅し、これをA/D変換器32a,32b,…,32iにそれぞれ供給している。A/D変換器32a,32b,…,32iは、導かれた電気信号をA/D変換し、これを並列プロセッサ33a,33b,…,33iにそれぞれ導くものである。
信号処理部17内の並列プロセッサ33は、A/D変換器32a,32b,…,32iから導かれたディジタル信号を並列的にかつ迅速に演算処理し、それぞれ、検査領域(画像化領域)に区画された各メッシュからの反射強度を特定するものである。特定された反射強度は、統合プロセッサである3次元画像生成部34により統合されて3次元画像化情報(データ)となり、表示処理装置18に送られる。表示処理装置18は、導かれた3次元画像化データを中間部データ処理部35、および底面部データ処理部36でデータ処理し、検査対象物14の検査領域(測定部)15の良否を判定部37で判断する一方、この良否判定結果や3次元画像生成部35からの3次元超音波画像を超音波探傷画像として表示部38に表示させるようになっている。
信号処理部17は、図2に示すように構成させる。
信号処理部17に備えられる並列プロセッサ33はそれぞれ、内部メモリ40a,40b,…,40i、および演算回路41a,41b,…,41iを有する。また、統合プロセッサである3次元画像生成部34は、画像統合処理部44、境界抽出処理部45、形状データ記憶部46、テーブルデータ格納部47をそれぞれ有する。
内部メモリ40a,40b,…,40iは、それぞれA/D変換器32a,32b,…,32iから供給されたA/D変換信号とテーブルデータ格納部47から得た伝播時間データとを一時格納するものである。演算回路41a,41b,…,41iは、それぞれ、内部メモリ40a,40b,…,40iに格納されたA/D変換信号と伝播時間データとから、画像化領域(検査領域)の各メッシュからの反射強度を特定し、各メッシュと反射強度とを対応付けるものである。対応付けられた反射強度は3次元画像生成部(統合プロセッサ)34の画像統合処理部44に供給される。
画像統合処理部44は、供給された反射強度を検査領域の各メッシュ毎に加算し3次元画像化データを生成するものである。生成された3次元(3D)画像化データは、表示処理装置18に導かれる。
一方、境界抽出処理部45は、画像統合処理部44が出力する結果から検査対象物14の内部に存在する境界を抽出するものである。抽出された境界に関する情報はテーブルデータ格納部47に送られる。
形状データ記憶部46は、検査対象物14に関する表面形状や境界層構造に関する情報を予め記憶するものである。記憶された情報は、必要に応じてテーブルデータ格納部47に送られる。
テーブルデータ格納部47は、マトリクスセンサ11の各圧電振動子20mn間の超音波伝播時間(または等価的な距離でもよい。)をテーブル化し、予め格納しておくものである。格納された超音波伝播時間は、その一部または全部が、各並列プロセッサ33の内部メモリ40a,40b,…,40iに必要に応じて転送される。
また、テーブルデータ格納部47に格納された超音波伝播時間は、境界抽出処理部45が供給したり、検査対象物14における抽出された境界に関する情報や形状データ記憶部46が供給する、検査対象物14に関する表面形状や層構造に関する情報により、再設定され得る。
このように、信号処理部17の並列プロセッサ33と3次元(3D)画像生成部34は、A/D変換器32a,32b,…,32iから導かれたディジタル信号を処理し検査対象物14の接合部15の状態を可視化する3次元画像化データIを生成するものである。信号検出回路46により検出された反射エコーの電気信号から開口合成処理により、検査対象物14の内部に設定された3次元画像化領域内の各メッシュに対応させて3次元画像化データを生成する。
3次元画像生成部34は、超音波トランスデューサ11から見て正面(X−Y平面)の方向と、正面と直交する2つの側面(Y−Z平面)、(Z−X平面)に対して垂直な方向の合計3つの方向から3次元画像化データIを透視すると共に、それぞれ3方向の3次元画像化データIのうち透視方向に重なった画像化データのうち最も値の大きいデータを平面に投影することで各方向から透視して3枚の平面(2次元)画像を生成する。3次元画像生成部34により生成された3次元画像化データIは、表示処理装置18に出力される。
表示処理装置18の中間部データ処理部35は3次元画像化データIの強度分布から2枚の板状構造物14a,14bの接合部15付近の中間層領域の透過正面画像を抽出して接合部15の接合状態を検出し、底面部データ処理部36は3次元画像化データIの強度分布から底面部29の透過正面画像を抽出して溶融凝固部27の大きさを検出し、判定部37は中間部データ処理部35と底面部データ処理部36から得られた結果を比較・判定する。表示部38は中間部データ処理部35と底面部データ処理部36と判定部37とから得られたそれぞれの比較判定結果と3次元画像生成部34からの3次元画像化データIを表示する。
次に、3次元超音波検査装置10の表示処理装置18の機能を図3を用いて説明する。
表示処理装置18の中間部データ処理部35は、中間検出部50と中心位置・接合部測定部51とを備える。中間検出部50は信号処理部17から生成された3次元画像化データIから中間接合部15の3次元画像化データを抽出し、中間接合面の透過平面画像を生成すると共に板状構造物14aの板厚tを測定する。また、中心位置・接合部測定部51は中間検出部50で生成された中間接合面の透過平面画像から中間接合部の中心位置と接合部15の大きさと位置やブローホール等の溶接欠陥の大きさと位置を測定する。
一方、表示処理装置18の底面部データ処理部36は底面検出部53と溶融凝固部検出部54とを備える。底面検出部53は信号処理部17から生成された3次元画像化データIから検査対象物14の底面29の透過平面画像を生成すると共に接合部15の厚さTを測定する。また、溶融凝固部検出部54は底面検出部53で生成された底面29の透過平面画像と中心位置・接合部測定部51から取り込んだ中間接合部15の中心位置から溶融凝固部27の大きさと位置を測定する。
また、表示処理装置18の判定部37は中間検出部50から取り込んだ板状構造物14aの板厚tから最低限必要とされる溶融凝固部27の大きさを演算し、この溶融凝固部27を求めた判定基準を設定すると共に、溶融凝固部検出部54から取り込んだ溶融凝固部27の大きさと位置を設定した判定基準値と比較し、良否判定を行なう。この判定基準は、適切な状態の超音波探傷画像を基準としてデータベースに格納される合否判定パターン像で定められ、この合否判定パターン像は判定部37のデータベースに予め記憶され、格納されている。
表示部38は中心位置・接合部測定部51で使用した中間接合面の透過平面画像やこれから測定した中間接合部の中心位置と接合部15の大きさと位置やブローホール等の溶接欠陥部28の大きさと位置、溶融凝固部検出部54で使用した底面の透過平面画像や測定した溶融凝固部の大きさと位置、判定部37で設定した判定基準値と良否判定を表示する。
図4は、3次元超音波検査装置10の表示処理装置18の中間検出部50における機能を説明する図である。
表示処理装置18の中間検出部50は、検査対象物14の表面・中間位置検出部50aと、板状構造物14aの板厚tを測定する板厚測定部50bと、中間層領域の平面画像を形成する中間位置平面画像生成部50cとを有する。
信号処理部17から生成された3次元画像化データI内の正面と直交する側面の画像化データには接合部15を有する複数の平板状検査対象の厚さ方向の情報が含まれている。表面・中間位置検出部50aは接合されていない非接合部位ではマトリクスセンサ11から見て1枚目の平板底面からの反射強度が高いことを利用してこの板状構造物(平板)14aの底面、すなわち接合部15の中間層位置(厚さ方向)を確定する。
板厚測定部50bは表面・中間位置検出部50aで確定した1枚目の平板の底面位置(厚さ方向)から1枚目の平板厚さtを測定する。
中間検出部50の中間位置平面画像生成部50cは信号処理部17で生成された3次元画像化データIからこの中間層部のみの正面方向の画像化データを抽出する。この中間層部には反射強度の高い非接合部26と反射強度の低い接合部15が存在するので、非接合部26と接合部15の境界が接合部輪郭形状として顕著に現れる。また、接合部15内部の溶融凝固部27内に生成されるブローホール等の溶接欠陥部28もこの中間層部の正面方向の画像化データに現れる。
図5は3次元超音波検査装置10の表示処理装置18の中心位置・接合部測定部51における機能を説明する図である。
接合部輪郭判定部51aは中間検出部50で抽出された中間層部のみの正面方向の画像化データに反射強度の差として現れる接合部輪郭形状の大きさと位置を画像データとして認識する。併せて接合部15内部の溶融凝固部27内に生成されるブローホール28の形状と大きさと位置も画像データとして認識する。
中心位置判定部51bは接合部輪郭判定部51aで認識された接合部15の輪郭データからその中心位置を演算する。
接合部測定部51cは、接合部輪郭判定部51aで認識された接合部15の輪郭データから接合部輪郭形状の大きさと位置を測定する。なお、接合部15の内部の溶融凝固部27とブローホール等の溶接欠陥部28では反射強度に差があり、この差を利用して両者を区別する。
図6は3次元超音波検査装置10の表示処理装置18の底面検出部53における機能について説明する図である。
表面処理装置18の底面検出部53は、検査対象物14の凹部(打痕部)および底面29の位置を検出する打痕部・底面位置検出部53aと、接合部15の厚さTを検出する接合部厚測定部53bと、底面位置平面画像生成部53cとを有する。
信号処理部17から生成された3次元画像化データI内の正面と直交する側面の画像化データには接合部15を有する複数の平板状検査対象物14の厚さ方向の情報が含まれている。打痕部・底面位置検出部53aは複数の平板状検査対象物14全体の底面位置を最も厚い部分での反射位置から確定する。
接合部厚測定部53bは打痕部・底面位置検出部53aで確定した検査対象物14全体の底面位置(厚さ方向)から厚さTを測定する。
底面位置平面画像生成部53cは信号処理部17で生成された3次元画像化データIからこの底面部のみの正面方向の画像化データを抽出する。この底面部画像化データには接合部や接合部15内部の溶融凝固部27、溶融凝固部27内のブローホール等の溶接欠陥部28の情報も含まれるが、このままでは接合部15とブローホール28は反射強度差から判別可能だが、接合部15と溶融凝固部27は反射強度差が小さく判別不可能である。
図7は3次元超音波検査装置10の表示処理装置18の溶融凝固部検出部54における機能について説明する図である。
表示処理装置18の溶融凝固検出部54は、検出対象物14の底面位置の超音波強度分布画像を作成する強度分布作成部54aと、作成された超音波強度分布画像データを平滑化処理する平滑化処理部54bと、平滑化処理された接合部15の底面位置透過平面画像を(一次)差分処理する一次差分(一次微分)処理部54cと、差分処理された接合部15の底面位置透過平面画像をさらに差分処理(二次差分処理または二次微分処理)する二次差分(二次微分)処理部54dと、接合部15の溶融凝固部27を特定する溶融凝固部特定部54eと、溶融凝固部27の大きさ・位置を測定する溶融凝固部27を特定する溶融凝固部特定部54eと、溶融凝固部27の大きさ・位置を測定する溶融凝固部測定部54fとを有する。
溶融凝固部検出部54の強度分布作成部54aは底部検出部53により生成された底面位置透過平面画像と中心位置・接合部測定部51から取り込んだ接合部15の中心位置から、接合部15の中心位置情報を含む底面位置の超音波強度分布画像を作成する。
溶融凝固部検出部54の平滑化処理部54bは強度分布作成部54aにより生成された超音波強度分布画像データに含まれるノイズを除去するために超音波強度分布画像データを平滑化処理する。
平滑化処理部54bで平滑化処理された底面部画像化データには接合部15と接合部15内部の溶融凝固部27と溶融凝固部27内のブローホール等の溶接欠陥部28の情報が含まれる。この底面部画像化データによりこのままでも接合部15とブローホール部28の境界は反射強度差から判別可能だが、接合部15と溶融凝固部27は反射強度差が小さく判別不可能である。
但し、接合部15と接合部内部の溶融凝固部27の境界は、図8に示すように平滑化処理部54bで平滑化処理された底面位置透過平面画像の反射エコー強度を接合部15の外側から中心位置方向に見たときの変曲点Pとして現れる。したがって、平滑化処理部54bで平滑化処理された接合部15の底面位置透過平面画像を一次差分(微分)処理部54cで外側から中心位置方向に一次差分(一次微分)処理し、さらに二次差分(微分)処理部54dで同様に二次差分(微分)処理すると、底面位置透過平面画像の変曲点Pの画像化データが得られる。
溶融凝固部特定部54eでは二次差分(微分)処理部54dで得られた底面位置透過平面画像の変曲点Pの画像化データから、スポット溶接におけるナゲット部と言われるような溶融凝固部27を特定する。この変曲点Pの画像化データは溶融凝固部27の輪郭を示す連続状の曲線となるはずであるが、現実には不連続な曲線データしか得られない場合もある。不連続な曲線データしか得られない場合には強度分布作成部54aで中心位置・接合部測定部51から取り込んである接合部15の中心位置データを用いて不連続な曲線データと中心位置データから溶融凝固部27の輪郭を示す連続状の曲線として演算により求めることができる。
溶融凝固部測定部54fは溶融凝固部特定部54eで得られた溶融凝固部27の輪郭データから溶融凝固部27の形状の大きさと位置を画像データとして認識する。溶融凝固部27の外周部に形成される熱影響層の固相接合部(ナゲット)は、接合部15と溶融凝固部27の解析による演算処理で求めることができる。
図9は3次元超音波検査装置10の表示処理装置18の判定部37における機能について説明する図である。
表示処理装置18の判定部37は、判定基準作成部37aと良否判定部37bとを有する。
判定部37の判定基準作成部37aは中心位置・接合部測定部51で得られた板厚値tから最低限必要とされる溶融凝固部27の大きさを演算している。
良否判定部37bは判定基準作成部37aで演算した最低限必要とされる溶融凝固部27の大きさと溶融凝固部検出部54で得られた溶融凝固部27の大きさを比較することにより良否が判断され、自動的に判定される。
次に、3次元超音波検査装置10の作用を説明する。
この3次元超音波検査装置10による検査対象物14の検査領域(ターゲット領域)である接合部15の超音波探傷画像を得るために、マトリクスセンサである超音波トランスデューサ11を作動させる。
超音波トランスデューサ11は、信号発生部12で発生したパルス状あるいは連続の駆動信号を駆動素子選択部13により、マトリクス状の各圧電振動子20に所要のタイミングをとって、1個ずつあるいは複数個ずつ順次加える。駆動素子選択部13により作動する圧電振動子20が選択され、選択された圧電振動子20mnに駆動信号(電気信号)が作用すると、圧電振動子20mnは圧電変換され、所要周波数の超音波が発振せしめられる。
選択された圧電振動子20mnから発振された超音波Uは、音響伝播媒体23を通って検査対象物14の検査領域(接合部)15に所要の拡がりをもって入射される。検査対象物14の検査領域15に入射された超音波Uは、検査対象物14内部の密度の異なる境界層に順次到達し、面照射される。検査対象物14の内部に面(2次元)照射された超音波は、境界層で一部が反射し、その反射波は反射エコーとなって音響伝播媒体23を通ってマトリクスセンサ11に入射され、マトリクスセンサ11の各圧電振動子20に入射される。
反射エコーを入射したマトリクスセンサ11の各圧電振動子20は、圧電変換素子として作用し、反射エコーの大きさに応じた電気信号を信号検出回路16に出力する。マトリクスセンサ11を構成する超音波トランスデューサ11には、多数の圧電振動子20mnが設けられており、各圧電振動子20mnから発振位置を異にして順次発振された超音波は、検査対象物14の接合部(検査領域)で次々と反射し、反射エコーとなってマトリクスセンサ11に入射され、このマトリクスセンサ11の各圧電振動子20から信号検出回路16に反射エコーの電気信号となって次々に送信される。
信号検出回路16に送られた反射エコーの電気信号は、続いて信号処理部17に入射され、この信号処理部17で反射エコーの電気信号が信号処理され、検査対象物14の検査領域である接合部15の並列プロセッサ33および統合プロセッサである3次元画像生成部34により、3次元画像化データが作成される。
その際、信号処理部17には、並列プロセッサ33が備えられ、信号処理部17に入力された反射エコーの電気信号を並列プロセッサ33で並列的に演算処理されているので、演算処理を短時間で迅速に行なうことができる。
信号処理部17で生成された3次元画像化データから、3次元画像生成部34は、超音波トランスデューサ11から検査対象物14を見て正面の方向と、正面と直交する2つの側面に対して垂直な方向の計3方向から3次元超音波画像化データを透視すると共に、3次元超音波画像化データのうち透視方向に重なった画像化データのうち最も値の大きいデータを平面に投影することで各方向の3枚の平面画像を生成する。
正面と直交する2つの側面の画像化データには、接合部15を有する複数の平板状検査対象物14の厚さ方向の情報が多数含まれており、接合されていない非接合部位では超音波トランスデューサ11から見て1枚目の平板状構造物14aの底面からの反射強度が高いことからこの平板状構造物14aの底面部位置が確定できる。一方、複数の平板状検査対象物14が接合されている部位では超音波の透過率が高いことから最も反射強度が高い部位として複数の平板状検査対象物14の底面部29位置が確定できる。
3次元画像化データから非接合部26の底面、すなわち中間層部のみの正面方向の画像化データを抽出すると、接合部15と非接合部26では反射強度が大きく異なることから接合部15と非接合部26の境界が接合部輪郭形状として顕著に現れる。この接合部輪郭データから、複数の平板状検査対象物14の中間層部分における接合部15の状態、すなわち接合部の大きさと接合部の中心位置が確定できる。また、接合部15内部の溶融凝固部27内に生成されるブローホール等の溶接欠陥部28もこの中間層部の正面方向の画像化データに現れ、大きさと位置が確定できる。
3次元画像化データから複数の平板状検査対象物14全体の底面29、すなわち底面部のみの正面方向の画像化データを抽出すると、接合部15内の接合状態差による反射エコーの強度分布が得られる。
接合部15の接合強度は接合部15内に存在する溶融凝固部27の大きさに依存するが、単なる接合部15と接合部15内に生成される溶融凝固部27の境界は、平板状検査対象物14の底面部29の反射強度分布の変曲点Pで判定できることが知られている。
したがって、理論的には平板状検査対象物14の底面部29の反射強度分布データを、溶融凝固部27の外側から中心位置方向に、2回の差分処理を行なって反射強度の変曲点Pを算出することにより、接合部15内の溶融凝固部27の輪郭データが得られ、溶融凝固部27の大きさと位置を測定することができる。
しかしながら、現実には不連続な輪郭データしか得られない場合もあり、得られた連続部分の量と部位によっては、溶融凝固部27の大きさを測定することができない場合がある。
但し、接合部15の中心と溶融凝固部27の中心は一致していると考えられる。
この3次元超音波検査装置10では、複数の平板状検査対象物14の中間層部分における接合部15の大きさから接合部15の中心位置を測定していることから、溶融凝固部27の輪郭データが部分的に不連続なデータであっても、この中心位置を利用して溶融凝固部27の不連続な輪郭データから連続する輪郭データを演算し、溶融凝固部27の大きさを測定することができる。
接合部15の接合強度は接合部15内に存在する溶融凝固部27の大きさに依存するので、複数の平板状接合部15に最低限必要とされる接合強度は、最低限必要とされる溶融凝固部27の大きさと同意である。
一方、複数の平板状接合部15に最低限必要とされる接合強度、すなわち最低限必要とされる溶融凝固部27の大きさは、検査対象物14の板状構造物14aの板厚値tから規定される。
したがって、検査対象物14の複数の平板状接合部15が最低限必要とされる接合強度を満足するか否かの判定は、平板である板状構造物14aの板厚値tから算出される溶融凝固部27の大きさと検査対象物14の測定結果として得られた溶融凝固部27の大きさを比較することで可能となる。
なお、本発明に係る3次元超音波検査装置は、上記実施の形態で説明したものに限定されず、種々の変形が考えられる。
3次元超音波検査装置の一実施形態では、3次元画像化装置10の中に信号処理部17、表示処理装置18とを備える構成にしたが、それぞれ独立したコンピュータで実現してもよい。また、信号処理部17の3次元画像生成部34は、表示処理装置18の中にシフトさせて備えてもよい。
コンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を実行するものであって、パソコンなどの一つからなるコンピュータ装置、複数のコンピュータ装置がネットワーク接続されたコンピュータシステムなどのいずれの構成であってもよい。また、コンピュータとは、パーソナルコンピュータ(パソコン)に限らず、通信機器、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコンなども含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
また、表示処理装置18の内部構成は、ソフトウェアで実現できる。ソフトウェアは、フレキシブルディスク等のコンピュータが読み出し可能な記憶媒体に記憶されていてもよく、また、ソフトウェア(プログラム)単体としてLANやインターネット等のネットワーク上を伝送されるものでもよい。この場合、記憶媒体に記憶されたソフトウェア(プログラム)をコンピュータが読み出したり、LANやインターネット上のサイト(サーバ)からコンピュータがダウンロードしてハードディスクにインストールすることにより、コンピュータにおける処理が可能になる。
つまり、本発明におけるソフトウェア(プログラム)は、コンピュータと独立した記憶媒体に記憶されているものだけに限らず、LANやインターネット等の伝送媒体を介して流通されるものも含まれる。
なお、プログラムは、メモリ、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM、CD−R、DVD等)、光磁気ディスク(MO等)、半導体メモリ等の記憶媒体に、コンピュータが読取り可能に記憶されているものであれば、その言語形式、記憶形式はいずれの形態であってもよい。
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
さらに、記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。また、記憶媒体は一つに限らず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も本発明における記憶媒体に含まれ、媒体構成はいずれの構成であってもよい。
この3次元超音波検査装置10によれば、超音波による内部検査の精度を向上し、検査の自動判定を可能とする3次元超音波検査装置を提供できる。
本発明に係る3次元超音波検査装置の一実施形態を示す全体構成図。 上記3次元超音波検査装置に備えられる信号処理部の構成を示す図。 本発明の3次元超音波検査装置に備えられる表示処理装置内のデータ処理関係を示す図。 図3に示された表示処理装置内の中間検出部のデータ処理を説明する構成図。 図3に示された表示処理装置内の中心位置・接合部測定部のデータ処理を説明する構成図。 図3に示された表示処理装置内の底面検出部のデータ処理を説明する構成図。 図3に示された表示処理装置内の溶融凝固検出部のデータ処理を説明する構成図。 検査対象物の接合部である検査領域の溶融凝固部検出概念を示す図。 図3に示された表示処理装置内の良否判定部のデータ処理を説明する構成図。
符号の説明
10 3次元超音波検査装置
11 超音波トランスデューサ(マトリクスセンサ)
12 信号発生部
13 駆動素子選択部
14 検査対象物
14a,14b 板状構造物
15 接合部(溶接部、検査領域、ターゲット領域)
16 信号検出回路
17 信号処理部
18 表示処理装置
20(20mn) 圧電振動子
21 基板
23 音響伝播媒体
24 カップラント
25 凹部(打痕部)
26 非接合部
27 溶融凝固部
28 溶接欠陥部
29 底面
31a,31b,…,31i 増幅器
32a,32b,…,32i A/D変換器
33 並列プロセッサ
34 3次元画像生成部(統合プロセッサ)
35 中間部データ処理部
36 底面部データ処理部
37 判定部(良否判定部)
38 表示部
40a,40b,…,40i 内部メモリ
41a,41b,…,41i 演算回路
44 画像統合処理部
45 境界抽出処理部
46 形状データ記憶部
47 テーブルデータ格納部
50 中間検出部
51 中心位置・接合部測定部
53 底面検出部
54 溶融凝固部検出部

Claims (9)

  1. 複数の圧電振動子をマトリクス状あるいはアレイ状に配設した超音波トランスデューサと、
    上記超音波トランスデューサの複数の圧電振動子のうち、超音波を発振させる圧電振動子を順次選択する駆動素子選択部と、
    上記駆動素子選択部に選択された圧電振動子から発振される超音波を音響伝播媒体を介して検査対象物の接合部に入射させ、この接合部からの反射エコーを受信し、その反射エコーの電気信号を検出する信号検出回路と、
    この信号検出回路で検出された電気信号を信号処理し、前記検査対象物の内部に設定された3次元画像化領域内に区画されたメッシュに対応させて3次元画像化データを生成する信号処理部と、
    この信号処理部で生成された3次元画像化データの強度分布から溶融凝固部の大きさ、位置および接合部の溶接欠陥の位置・大きさを検出する一方、その検出結果および信号処理部からの3次元画像データを表示する表示処理装置とを備え、
    前記表示処理装置は、前記信号処理部で生成された検査対象物の接合部底面の3次元画像化データの強度分布から溶融凝固部の大きさを検出する底面部データ処理部と、
    前記検査対象物の検査対象の中間接合部の3次元画像化データの強度分布から接合部の溶接欠陥の有無・大きさを検出する中間部データ処理部と、
    前記底面部データ処理部と中間部データ処理部で検出された結果を比較し、良否を判定する判定部と、
    前記底面部データ処理部、中間部データ処理部および判定部から得られた結果および前記信号処理部で生成された3次元画像化データを表示する表示部を備えたことを特徴とする3次元超音波検査装置。
  2. 前記表示処理装置の中間部データ処理部は、前記信号処理部から生成された3次元画像化データから検査対象物の接合部の中間部の3次元画像化データを抽出し中間接合面の透過平面画像を生成すると共に板厚を測定する中間検出部と、
    この中間検出部から取り込んだ透過平面画像から中間接合部の中心位置と接合部の大きさと位置、およびブローホール等の溶接欠陥の大きさと位置を測定する中心位置・接合部測定部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の3次元超音波検査装置。
  3. 前記表示処理装置の底面部データ処理部は、前記信号処理部から生成された3次元画像化データから検査対象物の接合部底面の3次元画像化データを抽出し接合部底面の透過平面画像を生成する底面検出部と、
    この底面検出部から取り込んだ透過平面画像と前記中心位置・接合部測定部から取り込んだ中間接合部の中心位置とから溶融凝固部の大きさと位置を測定する溶融凝固部検出部と、を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の3次元超音波検査装置。
  4. 前記表示処理装置は、中間部データ処理部の中間検出部から取り込んだ検査対象物の板厚から求めた判定基準と前記底面データ処理部の溶融凝固部検出部から取り込んだ溶融凝固部の大きさと位置とを比較して良否判定を行う判定部と、
    前記底面データ処理部の中心位置・接合部測定部から取り込んだ接合部の状態と、前記判定部から取り込んだ溶融凝固部の状態とを比較した判定結果と前記信号処理部で生成された3次元画像化データを表示する表示部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の3次元超音波検査装置。
  5. 前記表示処理装置は、中間部データ処理部に中間検出部を備え、前記信号処理部により生成された3次元画像化データから検査対象の表面位置と接合部位置を検出する表面・中間位置検出部と、
    前記表面・中間位置検出部から取り込んだ表面位置と接合部位置のデータから板厚を測定する板厚測定部と、
    前記表面・中間位置検出部から取り込んだ中間位置データと前記信号処理部から生成された3次元画像化データから中間位置の透過平面画像を生成する中間位置平面画像生成部と、
    を有することを特徴とする請求項1または2記載の3次元超音波検査装置。
  6. 前記表示処理装置は、中間部データ処理部に中心位置・接合部測定部を備え、この中心位置・接合部測定部は、前記中間検出部により生成された中間位置透過平面画像から接合部の輪郭を判定する接合部輪郭判定部と、
    この接合部輪郭判定部から取り込んだ接合部の輪郭データから接合部の中心位置を判定する中心位置判定部と、
    前記接合部輪郭判定部から取り込んだ接合部の輪郭データから接合部の大きさを測定する接合部測定部と、
    を有することを特徴とする請求項1または5記載の3次元超音波検査装置。
  7. 前記表示処理装置は、底面部データ処理部に底面検出部を備え、
    この底面検出部は、前記信号処理部により生成された3次元画像化データから検査対象物の接合部の打痕部を表わす凹部位置と底部位置を検出する打痕部・底面位置検出部と、
    前記打痕部・底面位置検出部から取り込んだ凹部・底面位置のデータから接合部の厚さを測定する接合部厚測定部と、
    前記打痕部・底面位置検出部から取り込んだ凹部・底面位置のデータと前記信号処理部から生成された3次元画像化データから底面位置透過平面画像を生成する底面位置平面画像生成部と、
    を有することを特徴とする請求項1または3記載の3次元超音波検査装置。
  8. 前記表示処理装置は、底面部データ処理部に溶融凝固部検出部を備え、
    この溶融凝固部検出部は、底面部データ処理部の底部検出部により生成された底面位置透過平面画像と前記中間部データ処理部の中心位置・接合部測定部から取り込んだ接合部の中心位置から超音波強度分布画像を作成する強度分布作成部と、
    強度分布作成部により生成された超音波強度分布画像を平滑化処理する平滑化処理部と、
    平滑化処理された底面位置透過平面画像を外側から中心位置方向に一次差分処理する一次差分処理部と、
    前記一次差分処理部で一次差分処理された底面位置透過平面画像を溶融凝固部の外側から中心位置方向に二次差分処理する二次差分処理部と、
    二次差分処理された底面位置透過平面画像の変曲点データから接合部の溶融凝固部を特定する溶融凝固部特定部と、
    前記溶融凝固部特定部により特定された溶融凝固部データから溶融凝固部の大きさを測定する溶融凝固部測定部と、
    を有することを特徴とする請求項1または3記載の3次元超音波検査装置。
  9. 前記表示処理装置は、接合部の接合状態の良否を判定する判定部を備え、この判定部は、前記中間部データ処理部の中心位置・接合部測定部により測定された板厚値tから必要とされる溶融凝固部の大きさを演算する判定基準作成部と、
    この判定基準作成部により生成された必要とされる溶融凝固部の大きさと前記底面部データ処理部の溶融凝固部検出部により測定された溶融凝固部の大きさとを比較・判定する良否判定部と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の3次元超音波検査装置。
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