JP4541449B1 - 地盤改良工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】原子力関連建築物の建設予定地に埋込み効果が得られる埋込み深さレベルまで岩盤がない場合であっても、埋込み効果を得つつ、工期や施工費を抑えることができる地盤改良工法を提供すること。
【解決手段】地盤改良工法は、原子力関連建築物5の建設予定地に埋込み効果が得られる埋込み深さレベルまで岩盤2がない場合の地盤改良工法において、原子力関連建築物5における地下部分の周囲であって、地下部分の幅Dに基づき特定した水平面に広がる地盤改良範囲1に、人工岩盤を打設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、地盤改良工法に関する。特に、原子力関連建築物の建設において、人工岩盤を打設する地盤改良工法に関する。
従来より、原子力関連建築物は、原子力関連建築物の重量や想定される地震による荷重に対して十分な支持性能を持つ岩盤の上に建設する必要がある。
また、建物の一部を所定の物性を有する岩盤に埋込むことで、建物の側面を拘束し、地震による荷重を低減する効果として埋込み効果を得られる。
そこで、建物の地下部分を岩盤内に埋込むために、地下部分を施工するためのスペースとして、地下部分の面積より広い範囲の岩盤を掘削し、建物建設後に、建物と岩盤の間に岩盤と同等の物理性状を有する人工岩盤(例えば、マンメイドロック)を打設する建物設置方法が提案されている(特許文献1)。
このような建物設置方法によれば、建物設計において、建物底部の岩盤からの反力のみならず、建物側面の岩盤及び人工岩盤からの反力を利用できるので、建物安定性を確保できる。
特開平8−86117号公報
しかしながら、特許文献1の建物設置方法では、建物の建設予定地に、埋込み効果が得られる埋込み深さレベルまで岩盤がない場合には適用できない。
また、このような場合に人工岩盤を設ける平面的範囲である地盤改良範囲は不明である。
原子力発電所耐震設計技術指針(JEAG4601)には、「地震力算定用の基準面は原則として水平な広がりを有する地表面とし、この面より上の地上部分については地震層せん断力係数で、この面より下の地下部分については地下震度で地震力を評価することとした。」と記載された上で、「しかしながら、実際のサイトにおいては、複数の建物・構築物が近接して建設される場合や近くに斜面等が存在する場合があり、必ずしも水平な地盤面に単独で建物・構築物が埋込まれているとは限らない。そのため、ここでは工学的判断により建物・構築物側面の大部分(75%以上)が地盤と接しかつその地盤が建物・構築物以上の平面的な広がりを有する場合にこれを基準面とすることとした。」と記載されている。
すなわち、原子力発電所耐震設計技術指針(JEAG4601)には、地震力算定用の基準面を設定するにあたり建物幅分程度の平面的な広がりが必要と解釈できる記載はあるものの、埋込み効果が得られる地盤改良範囲は記載されていない。
一方、埋込み効果が得られる地盤改良範囲が不明であるとして、地盤改良範囲が半無限に広がっていると想定できるような地盤改良工法を採用した場合、不必要に地盤改良範囲が広くなったり、動的地盤物性の性能が高い人工岩盤(1m当りのセメント量が多い人工岩盤)で地盤改良することとなり、地盤改良工事において、工期が長期間に亘り、多額の施工費が掛かることとなる。
本発明者らは、建物の建設予定地に埋込み効果が得られる埋込み深さレベルまで岩盤がない場合において、埋込み効果が得られる場合の地盤改良範囲の解析的検証を行い、埋込み効果が得られる人工岩盤を設ける平面的範囲である地盤改良範囲を特定した。
本発明は、原子力関連建築物の建設予定地に埋込み効果が得られる埋込み深さレベルまで岩盤がない場合であっても、埋込み効果を得つつ、工期や施工費を抑えることができる地盤改良工法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、以下のような地盤改良工法を提供する。
(1) 原子力関連建築物の建設予定地において、当該原子力関連建築物に対して支持性能を持つ岩盤の地表が、基準面に達していない場合、前記原子力関連建築物における地下部分の周囲であって、前記地下部分の幅に基づき特定した水平面に広がる地盤改良範囲において、前記岩盤の地表を覆う埋土を掘削して前記岩盤の地表を露出させ、前記岩盤の地表から前記基準面まで、人工岩盤を打設する地盤改良工法であって、水平面における所定方向の前記地盤改良範囲の幅は、当該所定方向における前記地下部分の幅と略同一であることを特徴とする地盤改良工法。
(1)の発明によれば、岩盤が埋込み効果を得られる埋込み深さレベルまでない場合であっても、原子力関連建築物における地下部分の周囲において水平面に広がる地盤改良範囲に人工岩盤を打設するので、埋込み効果を得られる。ここで、本発明における原子力関連建築物には、原子炉建築物の他、原子力関連施設における建築物を含む。
ところで、地盤改良工法においては、地盤改良範囲に存在する埋土を掘削し、この掘削した埋土の一部や、外部から搬入した搬入土等にセメントを混入して人工岩盤を生成し、この人工岩盤を地盤改良範囲に打設する。なお、人工岩盤に用いなかった掘削した埋土は、廃棄されることとなる。すなわち、地盤改良範囲が広くなるほど、掘削する範囲や人工岩盤を打設する範囲が増大するので、地盤改良に必要な工期も長くなる。また、地盤改良範囲が広くなるほど、掘削する埋土、搬入土等、セメント及び廃棄する埋土の量が増大するので、地盤改良の施工費も高くなる。
よって、地盤改良範囲を、原子力関連建築物の地下部分の幅に基づき特定したので、人工岩盤が半無限に広がっていると想定するために、人工岩盤の打設範囲を不必要に広くしたり、人工岩盤の動的地盤物性の性能を不必要に高める必要がなくなり、地盤改良工事における工期を短縮することができる。また、搬入土等、混入するセメント及び廃棄する埋土の量を削減することができるので、施工費を抑えることができる。
したがって、原子力関連建築物の建設予定地に埋込み効果が得られる埋込み深さレベルまで岩盤がない場合であっても、埋込み効果を得つつ、工期や施工費を抑えることができる地盤改良工法を提供できる。
また、(1)の発明によれば、水平面における所定方向の地盤改良範囲の幅を、当該所定方向における地下部分の幅と略同一とした。これにより、例えば、地下部分の幅が狭い部分は、地盤改良範囲の幅も狭くできるので、さらに人工岩盤の打設範囲を限定することができる。
よって、原子力関連建築物の建設予定地に埋込み効果が得られる埋込み深さレベルまで岩盤がない場合であっても、埋込み効果を得つつ、さらに工期や施工費を抑えることができる地盤改良工法を提供できる。
(2) 前記地盤改良範囲は、所定のせん断波速度を有する第1人工岩盤が打設され、前記原子力関連建築物に接する第1範囲と、前記所定のせん断波速度より低いせん断波速度を有する第2人工岩盤が打設され、前記第1範囲の外側に接する第2範囲とを有することを特徴とする請求項1に記載の地盤改良工法。
(3) 原子力関連建築物の建設予定地において、当該原子力関連建築物に対して支持性能を持つ岩盤の地表が、基準面に達していない場合に、前記原子力関連建築物における地下部分の周囲であって、前記地下部分の幅に基づき特定した水平面に広がる地盤改良範囲において、前記岩盤の地表を覆う埋土を掘削して前記岩盤の地表を露出させ、前記岩盤の地表から前記基準面まで、人工岩盤を打設する地盤改良工法であって、前記地盤改良範囲は、所定のせん断波速度を有する第1人工岩盤が打設され、前記原子力関連建築物に接する第1範囲と、前記所定のせん断波速度より低いせん断波速度を有する第2人工岩盤が打設され、前記第1範囲の外側に接する第2範囲とを有することを特徴とする地盤改良工法。
(2)又は(3)の発明によれば、地盤改良範囲を、原子力関連建築物に接する第1範囲と、第1範囲の外側に接する第2範囲とに分け、第2範囲には、第1範囲に打設する第1人工岩盤よりせん断波速度が低い第2人工岩盤を打設する。
これにより、例えば、第2範囲における第2人工岩盤の1m当りのセメント量を、第1範囲における第1人工岩盤の1m当りのセメント量より少なくすることができるので、さらに地盤改良工事の施工費を抑えることができる。
よって、原子力関連建築物の建設予定地に埋込み効果が得られる埋込み深さレベルまで岩盤がない場合であっても、埋込み効果を得つつ、さらに工期や施工費を抑えることができる地盤改良工法を提供できる。
(4) 水平面における所定方向の前記第1範囲の幅、及び当該所定方向の前記第2範囲の幅は、それぞれ当該所定方向における前記地下部分の幅より狭いことを特徴とする(3)に記載の地盤改良工法。
(4)の発明によれば、水平面における所定方向の第1範囲の幅、及び当該所定方向の第2範囲の幅を、当該所定方向における地下部分の幅より狭くした。
これにより、第1人工岩盤の第1範囲及び第2人工岩盤の第2範囲の幅を、地下部分の幅より狭い幅に抑えることで、さらに地盤改良工事の施工費を抑えることができる。
よって、原子力関連建築物の建設予定地に埋込み効果が得られる埋込み深さレベルまで岩盤がない場合であっても、埋込み効果を得つつ、さらに工期や施工費を抑えることができる地盤改良工法を提供できる。
本発明によれば、原子力関連建築物の建設予定地に埋込み効果が得られる埋込み深さレベルまで岩盤がない場合であっても、埋込み効果を得つつ、工期や施工費を抑えることができる地盤改良工法を提供できる。
図1は、本発明の実施形態に係る地盤改良工法の説明図である。 動的解析1において地盤改良範囲の幅を無限想定したモデルを示す図である。 動的解析1において地盤改良範囲の幅を原子炉建築物の地下部分の幅の略0.5倍としたモデルを示す図である。 動的解析1において地盤改良範囲の幅を原子炉建築物の地下部分の幅と略同一としたモデルを示す図である。 動的解析1において地盤改良範囲の幅を原子炉建築物の地下部分の幅の略3倍としたモデルを示す図である。 動的解析1において地盤改良範囲の幅を原子炉建築物の地下部分の幅の略5倍としたモデルを示す図である。 動的解析2において全地盤改良範囲に所定のせん断波速度を有する第1人工岩盤を設定したモデルを示す図である。 動的解析2において全地盤改良範囲に、第1人工岩盤より、せん断波速度が低いせん断波速度を有する第2人工岩盤を設定したモデルを示す図である。 動的解析2において第1人工岩盤と第2人工岩盤とを地盤改良範囲に半分ずつ設定したモデルを示す図である。
[実施形態]
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
図1は、本発明の実施形態に係る地盤改良工法の説明図である。
図1を参照して、本実施形態に係る地盤改良工法について説明する。
本実施形態に係る地盤改良工法は、原子力関連建築物5の建設予定地に埋込み効果が得られる埋込み深さレベルまで岩盤2がない場合に適用される。
本実施形態において、埋込み効果が得られる埋込み深さレベルを、原子力関連建築物5の基準面3のレベルとする。すなわち、原子力関連建築物5の建設予定地に埋込み効果が得られる埋込み深さレベルまで岩盤がない場合とは、原子力関連建築物5の重量や想定される地震による荷重に対して十分な支持性能を持つ岩盤2の地表が、上記基準面3のレベルに達していない場合である。なお、本実施形態では、岩盤2の地表から基準面3のレベルまで、岩盤2の地表を覆う埋土50が堆積しているが、埋土50は上記支持性能をほとんど有さない。
本実施形態に係る地盤改良工法は、まず、原子力関連建築物5の地下部分の周囲において水平面に広がる地盤改良範囲1の平面的範囲において、岩盤2の地表を覆う埋土50を掘削して岩盤2を露出させる。次に、露出させた岩盤2を支持層として原子力関連建築物5の地下部分を構築した後、掘削した埋土50の一部にセメントを混入し第1人工岩盤100及び110を生成する。そして、地盤改良範囲1において、基準面3まで第1人工岩盤100及び110を打設する。
地盤改良範囲1は、原子力関連建築物5の地下部分外側に接する第1範囲10と、第1範囲10の外側に接する第2範囲11とを備える。
第1範囲10は、水平面における所定方向の幅が、当該所定方向における原子力関連建築物5の地下部分の幅Dの略半分(0.5D)である。この第1範囲10には、第1人工岩盤100が打設される。
第1人工岩盤100は、マンメイドロックであり、埋土50に1m当りに所定量のセメントを混入し、所定のせん断波速度を有するように生成される。
第2範囲11は、水平面における所定方向の幅が、当該所定方向における原子力関連建築物5の地下部分の幅Dの略半分(0.5D)である。この第2範囲11には、第2人工岩盤110が打設される。
第2人工岩盤110は、マンメイドロックであり、埋土50に混入する1m当りのセメント量を第1人工岩盤100に混入した所定量のセメントより少なくし、第1範囲10の第1人工岩盤100よりせん断波速度が低いせん断波速度を有するように生成される。
[地盤改良範囲の動的解析1]
<解析概要>
図2〜図6は、地盤改良範囲の動的解析1におけるモデルを示す図である。
動的解析1は、建設予定の原子力関連建築物5(図1参照)の所定方向断面を対象に、地盤改良範囲の幅による応答値の傾向を把握することを目的とする。
動的解析1では、地盤・建物連成2次元FEMモデルに所定の地震動を入力し、原子力関連建築物5を、基礎の上に構築された8階層から成る原子炉建築物としてモデル化した原子炉建築物(以下、R/Bと称する)15に対して引き戻し解析を実施した。
<解析条件>
動的解析1では、R/B15を動解用質点系バネーマス多軸モデルとし、埋込み側壁部分及び基礎底面部分に剛なビーム要素を配置した。このビーム要素は、各フロアレベルでピン結合とし、バネーマスモデルをフロア毎に剛な水平バネで連結した。また、各フロアは、剛な床と仮定した。なお、図2〜図6では、理解容易とするため動解用質点系バネーマス多軸モデルをR/B15として記載している。
地盤は水平成層地盤とし、R/B15の基礎下以深は均一な岩盤2とし、R/B15の埋込み側方部分は第1人工岩盤100及び埋土50としてモデル化した。
各地盤の動的物性(せん断波速度)は、建設予定の原子炉建築物に対して十分な支持性能を有する岩盤2の動的物性を基準とした。第1人工岩盤100の動的物性は、岩盤2の動的物性の略75%に設定した。また、埋土50の動的物性は、岩盤2の動的物性の略10%に設定した。
動的解析1では、地盤改良範囲の幅をパラメータとした5種のモデルにおける応答値を対比して、適正な地盤改良範囲の幅を検証した。ここで、応答値とは、R/B15において、基礎に8階層を加えた全9階層毎の応答値である。をまた、地盤改良範囲の幅は、無限想定した場合を除き、R/B15の地下部分の幅Dに基づき特定している。すなわち、地盤改良範囲の幅が2.0Dであれば、地下部分の幅Dの2倍であり、0.5Dであれば、地下部分の幅Dの0.5倍である。
具体的な動的解析1の5種のモデルは、地盤改良範囲の幅を無限想定した場合の地盤改良範囲1aモデルと、地盤改良範囲の幅を0.5Dとした場合の地盤改良範囲1bモデルと、地盤改良範囲の幅を1.0Dとした場合の地盤改良範囲1cモデルと、地盤改良範囲の幅を3.0Dとした場合の地盤改良範囲1dモデルと、地盤改良範囲の幅を5.0Dとした場合の地盤改良範囲1eモデルである。
図2は、動的解析1において地盤改良範囲の幅を無限想定した地盤改良範囲1aモデルを示す図である。
図3は、動的解析1において地盤改良範囲の幅を原子炉建築物の地下部分の幅の略0.5倍(0.5D)とした地盤改良範囲1bモデルを示す図である。
図4は、動的解析1において地盤改良範囲の幅を略原子炉建築物の地下部分の幅と略同一(1.0D)とした地盤改良範囲1cモデルを示す図である。
図5は、動的解析1において地盤改良範囲の幅を原子炉建築物の地下部分の幅の略3倍(3.0D)とした地盤改良範囲1dモデルを示す図である。
図6は、動的解析1において地盤改良範囲の幅を原子炉建築物の地下部分の幅の略5倍(5.0D)とした地盤改良範囲1eモデルを示す図である。
<解析結果>
(地盤の最大加速度分布)
地盤の最大加速度分布は、埋土50部分の加速度が大きくなっていたが、地盤改良範囲1a〜1eにおいてR/B15の地下部分での加速度分布に大きな違いはなかった。
(R/B15の最大応答加速度分布)
表1は、R/B15の最大応答加速度分布について、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルにおける各階層の応答値に対する地盤改良範囲1b(0.5D)モデル〜地盤改良範囲1e(5.0D)モデルにおける各階層の応答値の比率を示す表である。表1では、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルにおける各階層の応答値を1.00としている。
Figure 0004541449
表1に示すように、地盤改良範囲の幅が大きくなるほど、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルの応答値に近くなった。
また、R/B15の下層部で比較すると、地盤改良範囲1b(0.5D)モデルの応答値は、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルの応答値より略10%上回っているが、地盤改良範囲1c(1.0D)モデル,1d(3.0D)モデルの応答値は、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルの応答値に近似した。
(R/B15の最大層せん断力分布)
表2は、R/B15の各軸合計の最大層せん断力分布について、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルにおける各階層の応答値に対する地盤改良範囲1b(0.5D)モデル〜地盤改良範囲1e(5.0D)モデルにおける各階層の応答値の比率を示す表である。表2では、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルにおける各階層の応答値を1.00としている。また、表2では、各階層における上部及び下部の応答値の比率を2段で併記している。
Figure 0004541449
表2に示すように、地盤改良範囲1b(0.5D)モデルの応答値は、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルの応答値より略10%上回っているが、地盤改良範囲1c(1.0D)モデルの応答値は、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルの応答値に比較的近似した。
(R/B15の最大曲げモーメント分布)
表3は、R/B15の各軸合計の最大曲げモーメント分布について、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルにおける各階層の応答値に対する地盤改良範囲1b(0.5D)モデル〜地盤改良範囲1e(5.0D)モデルにおける各階層の応答値の比率を示す表である。表3では、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルにおける各階層の応答値を1.00としている。また、表3では、各階層における上部及び下部の応答値の比率を2段で併記している。
Figure 0004541449
表3に示すように、地盤改良範囲1b(0.5D)モデルの応答値は、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルの応答値より略10%上回っていた。
地盤改良範囲1c(1.0D)モデルの応答値は、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルの応答値に比較的近似した。
また、地盤改良範囲1d(3.0D)モデル,1e(5.0D)モデルの応答値は、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルの応答値と略同等であった。
<検証>
以上の動的解析1の解析結果を検証する。
地盤改良範囲1d(3.0D)モデル,1e(5.0D)モデルの各応答値は、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルの各応答値と同等とみなせる。
地盤改良範囲1c(1.0D)モデルの各応答値は、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルの各応答値に比較的近似していた。
以上の結果より、地盤改良範囲として、R/B15の地下部分の幅Dと同程度の幅(1.0D)とした地盤改良範囲1c(1.0D)モデルで埋込み効果が得られることがわかった。
[地盤改良範囲の動的解析2]
<解析概要>
図7〜図9は、地盤改良範囲の動的解析2におけるモデルを示す図である。
動的解析2は、動的解析1を追加検討する解析である。なお、以下の動的解析2の説明にあたって、動的解析1と同一構成については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。また、動的解析1と同一解析条件についても、その説明を省略もしくは簡略化する。
動的解析2は、地盤の種類及びパラメータが動的解析1とは異なる。
<解析条件>
地盤は、水平成層地盤とし、R/B15の基礎下以深を均一な岩盤2とし、R/B15の埋込み側方部分について、第1人工岩盤100及び埋土50としたもの、第2人工岩盤110及び埋土50としたもの、並びに第1人工岩盤100,110及び埋土50としたものの3種類をモデル化した。
第2人工岩盤110の動的物性(せん断波速度)は、第1人工岩盤100の動的物性の略50%〜45%に設定した。
動的解析2では、地盤改良範囲の幅をR/B15の地下部分の幅Dと同程度の幅(1.0D)に設定した。
動的解析2では、地盤改良範囲の幅(1.0D)における人工岩盤の動的物性(せん断波速度)をパラメータとした3種類のモデルにおける応答値を対比した。
具体的な動的解析2の3種のモデルは、地盤改良範囲全範囲に第1人工岩盤100を設定した地盤改良範囲1fモデル(上記動的解析1における地盤改良範囲1c(1.0D)と同等)と、地盤改良範囲全範囲に第2人工岩盤110を設定した地盤改良範囲1gモデルと、第1人工岩盤100と第2人工岩盤110とを地盤改良範囲に半分ずつ設定した地盤改良範囲1hモデルである。
そして、動的解析2では、3種類のモデルと上記地盤改良範囲1a(無限想定)モデル(図2参照)における応答値を対比して、特に地盤改良範囲1hモデルの適正を検証した。ここで、応答値とは、R/B15において、基礎に8階層を加えた全9階層毎の応答値である。
図7は、動的解析2において全地盤改良範囲に第1人工岩盤100を設定した地盤改良範囲1fモデルを示す図である。
図8は、動的解析2において全地盤改良範囲に第2人工岩盤110を設定した地盤改良範囲1gモデルを示す図である。
図9は、動的解析2において第1人工岩盤100と第2人工岩盤110とを地盤改良範囲に半分ずつ設定した地盤改良範囲1hモデルを示す図である。
<解析結果>
(R/B15の最大応答加速度分布)
表4は、R/B15の最大応答加速度分布について、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルにおける各階層の応答値に対する地盤改良範囲1f(第1人工岩盤)モデル〜地盤改良範囲1h(第1人工岩盤+第2人工岩盤)モデルにおける各階層の応答値の比率を示す表である。表4では、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルにおける各階層の応答値を1.00としている。
Figure 0004541449
表4に示すように、R/B15の最大応答加速度分布についての地盤改良範囲1a(無限想定)モデルとの対比において、地盤改良範囲1hモデルは、地盤改良範囲1fモデルと明確な差異はなかった。
(R/B15の最大層せん断力分布)
表5は、R/B15の各軸合計の最大層せん断力分布について、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルにおける各階層の応答値に対する地盤改良範囲1f(第1人工岩盤)モデル〜地盤改良範囲1h(第1人工岩盤+第2人工岩盤)モデルにおける各階層の応答値の比率を示す表である。表5では、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルにおける各階層の応答値を1.00としている。また、表5では、各階層における上部及び下部の応答値の比率を2段で併記している。
Figure 0004541449
表5に示すように、R/B15の各軸合計の最大層せん断力分布についての地盤改良範囲1a(無限想定)モデルとの対比において、地盤改良範囲1hモデルは、比較的整合していた。
また、R/B15の下層部の最大層せん断力について、地盤改良範囲1hモデルは、地盤改良範囲1gモデルと比べて、大幅に低下しており、地盤改良の効果が現れていることが確認できた。
(R/B15の最大曲げモーメント分布)
表6は、R/B15の最大曲げモーメント分布について、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルにおける各階層の応答値に対する地盤改良範囲1f(第1人工岩盤)モデル〜地盤改良範囲1h(第1人工岩盤+第2人工岩盤)モデルにおける各階層の応答値の比率を示す表である。表6では、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルにおける各階層の応答値を1.00としている。また、表6では、各階層における上部及び下部の応答値の比率を2段で併記している。
Figure 0004541449
表6に示すように、R/B15の各軸合計の最大曲げモーメント分布について、地盤改良範囲1hモデルは、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルと略一致していた。
<検証>
以上の動的解析2の解析結果を検証する。
地盤改良範囲1hモデルの各応答値は、地盤改良範囲1a(無限想定)モデルとの対比において、地盤改良範囲1fモデルと明確な差異はなかった。
以上の結果より、地盤改良範囲として、R/B15の地下部分の幅Dと同程度の幅(1.0D)とした地盤改良範囲において、第1人工岩盤100と第2人工岩盤110(第1人工岩盤100の略50%〜45%の動的物性(せん断波速度)を有する人工岩盤)とを地盤改良範囲に半分ずつ設定した地盤改良範囲1hモデルで埋込み効果が得られることがわかった。
上記実施形態によれば、以下のような効果がある。
岩盤2が埋込み効果を得られる埋込み深さレベル(基準面3)までない場合であっても、原子力関連建築物5における地下部分の周囲において水平面に広がる地盤改良範囲1に人工岩盤100,110を打設するので、埋込み効果を得られる。
また、上記動的解析1の解析結果より、地盤改良範囲1を、原子力関連建築物5の地下部分の幅Dに基づき特定した。よって、人工岩盤100の打設範囲を不必要に広くしたり、人工岩盤100の動的地盤物性を不必要に高める必要がなくなったので、地盤改良工事における工期を短縮することができる。また、搬入土等、混入するセメント及び廃棄する埋土50の量を削減することができるので、施工費を抑えることができる。
したがって、原子力関連建築物5の建設予定地に埋込み効果が得られる埋込み深さレベルまで岩盤がない場合であっても、埋込み効果を得つつ、工期や施工費を抑えることができる地盤改良工法を提供できる。
また、上記動的解析1の解析結果より、水平面における所定方向の地盤改良範囲1の幅を、当該所定方向における原子力関連建築物5の地下部分の幅Dと略同一とした。
これにより、例えば、原子力関連建築物5の地下部分の幅Dが狭い部分は、地盤改良範囲1の幅も狭くできるので、さらに人工岩盤100の打設範囲を限定することができる。
よって、原子力関連建築物5の建設予定地に埋込み効果が得られる埋込み深さレベルまで岩盤2がない場合であっても、埋込み効果を得つつ、さらに工期や施工費を抑えることができる地盤改良工法を提供できる。
また、上記動的解析2の解析結果より、地盤改良範囲を、原子力関連建築物に接する第1範囲と、第1範囲の外側に接する第2範囲とに分け、第2範囲には、第1範囲に打設する第1人工岩盤よりせん断波速度の低い第2人工岩盤を打設する。
これにより、例えば、第2範囲11における第2人工岩盤110の1m当りのセメント量を、第1範囲10における第1人工岩盤100の1m当りのセメント量より少なくすることができるので、さらに地盤改良工事の施工費を抑えることができる。
よって、原子力関連建築物5の建設予定地に埋込み効果が得られる埋込み深さレベルまで岩盤がない場合であっても、埋込み効果を得つつ、さらに工期や施工費を抑えることができる地盤改良工法を提供できる。
また、上記動的解析2の解析結果より、水平面における所定方向の第1範囲10の幅、及び当該所定方向の第2範囲11の幅を、当該所定方向における原子力関連建築物5の地下部分の幅Dより狭くした。
これにより、第1人工岩盤100の第1範囲10及び第2人工岩盤110の第2範囲11の幅を、地下部分の幅Dより狭い幅に抑えることで、さらに地盤改良工事の施工費を抑えることができる。
よって、原子力関連建築物5の建設予定地に埋込み効果が得られる埋込み深さレベルまで岩盤がない場合であっても、埋込み効果を得つつ、さらに工期や施工費を抑えることができる地盤改良工法を提供できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上記実施形態では、第1人工岩盤100の第1範囲10及び第2人工岩盤110の第2範囲11の幅を、地下部分の幅Dの略半分である0.5Dとしているが、本発明はこれに限られず、第1範囲10及第2範囲11の幅は、地下部分の幅Dより狭い幅であれば、例えば、第1範囲10を2/3Dとし、第2範囲11の幅を1/3Dとすることができる。
1 地盤改良範囲
10 第1範囲
100 第1人工岩盤
11 第2範囲
110 第2人工岩盤
2 岩盤
5 原子力関連建築物

Claims (4)

  1. 原子力関連建築物の建設予定地において、当該原子力関連建築物に対して支持性能を持つ岩盤の地表が、基準面に達していない場合
    前記原子力関連建築物における地下部分の周囲であって、前記地下部分の幅に基づき特定した水平面に広がる地盤改良範囲において、前記岩盤の地表を覆う埋土を掘削して前記岩盤の地表を露出させ、前記岩盤の地表から前記基準面まで、人工岩盤を打設する地盤改良工法であって、
    水平面における所定方向の前記地盤改良範囲の幅は、当該所定方向における前記地下部分の幅と略同一であることを特徴とする地盤改良工法。
  2. 前記地盤改良範囲は、
    所定のせん断波速度を有する第1人工岩盤が打設され、前記原子力関連建築物に接する第1範囲と、
    前記所定のせん断波速度より低いせん断波速度を有する第2人工岩盤が打設され、前記第1範囲の外側に接する第2範囲とを有することを特徴とする請求項1に記載の地盤改良工法。
  3. 原子力関連建築物の建設予定地において、当該原子力関連建築物に対して支持性能を持つ岩盤の地表が、基準面に達していない場合に、
    前記原子力関連建築物における地下部分の周囲であって、前記地下部分の幅に基づき特定した水平面に広がる地盤改良範囲において、前記岩盤の地表を覆う埋土を掘削して前記岩盤の地表を露出させ、前記岩盤の地表から前記基準面まで、人工岩盤を打設する地盤改良工法であって、
    前記地盤改良範囲は、
    所定のせん断波速度を有する第1人工岩盤が打設され、前記原子力関連建築物に接する第1範囲と、
    前記所定のせん断波速度より低いせん断波速度を有する第2人工岩盤が打設され、前記第1範囲の外側に接する第2範囲とを有することを特徴とする地盤改良工法。
  4. 水平面における所定方向の前記第1範囲の幅、及び当該所定方向の前記第2範囲の幅は、それぞれ当該所定方向における前記地下部分の幅より狭いことを特徴とする請求項3に記載の地盤改良工法。
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