JP4541235B2 - 電話システム - Google Patents

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Description

本発明は、回線に留守の設定を行う機能と共通保留の設定を行う機能というような複数の機能を同一の機能キーに割り当て、これら機能を切り替えて選択可能とし、選択されている機能を機能キーの操作で実現可能とした電話システムに関する。
近年開発された電話機の中には、複数の機能キーに同数の回線識別番号を1対1で割り当て、いずれかの機能キーの操作により当該機能キーに割り当てられた回線識別番号の電話回線(回線)へ発信する電話機がある。この電話機は、機能キーの増加により、多くの回線への発信が可能になるが、相手の応答がないときに別の回線へ発信する場合には操作性が悪い。
そこで、特許文献1では、1つの機能キーに複数の回線識別番号を割り当て、当該機能キーの操作により、各回線識別番号に対応する回線に対し順次に発信することで、操作性を向上させている。
特開2000−101718号公報
しかしながら、特許文献1の電話機は、複数の回線に対し自動的に発信するので、所望の回線を選択して発信することができない。
つまり、1つの回線へ発信する機能と他の回線へ発信する機能のいずれかを選択して実行するには、2つの機能キーを設けて、いずれかを操作する必要がある。回線に留守の設定を行う機能と共通保留の設定を行う機能のいずれかを選択して実行する場合でも同様である。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、同一の機能キーに複数の機能を割り当て、これら機能を切り替えて選択可能とし、選択されている機能を機能キーの操作で実現可能とした電話システムを提供することにある。
つまり、その一例としては、1つの機能キーに複数の回線識別番号を割り当て、機能キーとは別に設けられた切り替えキーの操作で、いずれかの回線識別番号に対応する回線への発信が可能な状態にしておき、そのときの当該機能キーへの操作で当該回線へ発信する電話機が考えられる。
一方、前述した、機能キーに1対1で割り当てられた回線識別番号の回線へ発信する電話機が、複数の回線を収容した回線交換装置に接続されている場合は、例えば、当該複数の回線が同数の機能キーに対し1対1で割り当てられ、いずれかの回線への着信があったとき、当該回線に対応する機能キーを操作すると、当該電話機と回線とが接続される。
例えば、この電話機では、職場の隣の部署用の回線へ接続するための機能キーを当該部署の社員がいないときに限り操作して応答するということが行える。
そこで、着信についても、前述の切り替えキーで動作を切り替えられるようにするため、例えば、以下のような実施態様が考えられる。
つまり、回線交換装置に収容された複数の回線を、点滅可能に構成した機能キーに割り当て、切り替えキーで当該複数の回線のいずれか1つを選択するとともに、当該回線に対応する回線識別番号などを電話機の表示部に表示しておき、そのときに当該回線への着信があった場合に当該機能キーを点滅させ、当該機能キーと受話器の操作により電話機を当該回線に接続し、一方、選択されていない回線への着信があったときは電話機を鳴動させ、受話器操作だけで電話機を当該回線に接続するという実施態様が考えられる。
しかしながら、電話機を鳴動させるだけでは、どの回線へ着信があったかを知ることができず、そのため、隣の部署用の回線が選択されていない場合は、当該回線への着信があっても、電話機が鳴動するだけなので、上記したような、隣の部署の社員がいないときに限り機能キーを操作して応答するということが行えない。
そこで、さらには、電話機の1つの機能キーに割り当てた複数の回線のいずれに着信があった場合でも機能キーの操作により電話機を回線に接続できる電話システムが所望されている。
上記の課題を解決するために、請求項の本発明は、回線交換装置と該装置に収容された回線に接続する電話機とを備える電話システムであって、前記電話機は、機能キーと、切り替えキーと、機能キーの操作により現在実現可能である機能に対応する論理キー情報が記憶される論理キー情報記憶部と、前記切り替えキーの操作による切り替え要求による前記回線交換装置からの論理キー情報で当該論理キー情報を書き換える切り替え制御部とを備え、前記回線交換装置は、当該論理キー情報ならびに現在実現可能でない機能に対応する論理キー情報を備える電話機情報が記憶される電話機情報データベースと、前記切り替え要求により、現在実現可能でない機能に対応する論理キー情報が現在実現可能である機能に対応する論理キー情報となるように前記電話機情報を書き換えるとともに、現在実現可能である機能に対応する論理キー情報を読み出し電話機に送信する管理手段とを備え、該管理手段は、前記回線への着信により、前記電話機情報から当該回線の回線識別番号が設定された論理キー情報を検索し、該論理キー情報が現在実現可能な機能に該当するか否かを判定し、該当しないときは、検索された論理キー情報が現在実現可能である機能に対応する論理キー情報となるように電話機情報を書き換えるとともに、現在実現可能である機能に対応する論理キー情報ならびに当該検索された論理キー情報に設定された機能キー識別情報を電話機に送信するものであり、当該送信された機能キー識別情報に対応する機能キーの操作により電話機が当該回線に接続することを特徴とする電話システムをもって解決手段とする。
請求項の本発明は、前記管理手段は、電話機が通話中であるときは、検索された論理キー情報の中の通話時鳴動要否情報が通話中の鳴動が必要である旨を示しているか否かを判定し、通話中の鳴動が必要である旨を示していると判定された場合に、検索された論理キー情報が現在実現可能である機能に対応する論理キー情報となるように電話機情報を書き換えるとともに、現在実現可能である機能に対応する論理キー情報ならびに当該検索された論理キー情報に設定された機能キー識別情報を電話機に送信するものであることを特徴とする請求項記載の電話システムをもって解決手段とする。
請求項の本発明は、前記管理手段は、回線交換装置で相手の音声が録音されたときは、現在実現可能でない機能に対応しかつ録音された相手の音声を再生する機能を示す音声再生情報が設定された論理キー情報を検索し、該当する論理キー情報が検索された場合、検索された論理キー情報が現在実現可能である機能に対応する論理キー情報となるように電話機情報を書き換えるとともに、現在実現可能である機能に対応する論理キー情報ならびに当該検索された論理キー情報に設定された機能キー識別情報を電話機に送信するものであり、当該送信された機能キー識別情報に対応する機能キーの操作により回線交換装置が録音した音声を電話機へ送信し該音声を電話機が再生することを特徴とする請求項1または2記載の電話システムをもって解決手段とする。
請求項の本発明は、回線交換装置と該装置に収容された回線に接続する電話機とを備える電話システムであって、前記電話機は、複数の機能キーと、切り替えキーと、各機能キーの操作により現在実現可能である機能に対応する論理キー情報が記憶される論理キー情報記憶部と、前記切り替えキーの操作による切り替え要求による前記回線交換装置からの論理キー情報で当該論理キー情報を書き換える切り替え制御部とを備え、前記回線交換装置は、当該論理キー情報ならびに現在実現可能でない機能に対応する論理キー情報を備える電話機情報が記憶される電話機情報データベースと、前記切り替え要求により、現在実現可能でない機能のグループを示すグループ識別情報を含む論理キー情報の全てが現在実現可能である機能に対応する論理キー情報となるように前記電話機情報を書き換えるとともに、現在実現可能である機能に対応する論理キー情報を読み出し電話機に送信する管理手段とを備え、該管理手段は、前記回線への着信により、前記電話機情報から当該回線の回線識別番号が設定された論理キー情報を検索し、該論理キー情報に含まれるグループ識別情報が現在実現可能でない機能のグループを示すグループ識別情報であるときは、当該グループ識別情報を含む論理キー情報の全てが現在実現可能である機能に対応する論理キー情報となるように電話機情報を書き換えるとともに、当該グループ識別情報を含む論理キー情報ならびに当該検索された論理キー情報に設定された機能キー識別情報を電話機に送信するものであり、当該送信された機能キー識別情報に対応する機能キーの操作により電話機が当該回線に接続することを特徴とする電話システムをもって解決手段とする。
請求項の本発明は、回線交換装置と該装置に収容された回線に接続する電話機とを備える電話システムにおける回線接続方法であって、前記電話機が、複数の機能キーと、切り替えキーと、各機能キーの操作により現在実現可能である機能に対応する論理キー情報が記憶される論理キー情報記憶部と、前記切り替えキーの操作による切り替え要求による前記回線交換装置からの論理キー情報で当該論理キー情報を書き換える切り替え制御部とを備え、前記回線交換装置が、当該論理キー情報ならびに現在実現可能でない機能に対応する論理キー情報を備える電話機情報が記憶される電話機情報データベースと、前記切り替え要求により、現在実現可能でない機能のグループを示すグループ識別情報を含む論理キー情報の全てが現在実現可能である機能に対応する論理キー情報となるように前記電話機情報を書き換えるとともに、現在実現可能である機能に対応する論理キー情報を読み出し電話機に送信する管理手段とを備える電話システムが行う回線接続方法であって、該管理手段が、前記回線への着信により、前記電話機情報から当該回線の回線識別番号が設定された論理キー情報を検索し、該論理キー情報に含まれるグループ識別情報が現在実現可能でない機能のグループを示すグループ識別情報であるときは、当該グループ識別情報を含む論理キー情報の全てが現在実現可能である機能に対応する論理キー情報となるように電話機情報を書き換えるとともに、当該グループ識別情報を含む論理キー情報ならびに当該検索された論理キー情報に設定された機能キー識別情報を電話機に送信し、当該送信された機能キー識別情報に対応する機能キーの操作により電話機が当該回線に接続することを特徴とする回線接続方法をもって解決手段とする。
請求項の本発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の電話システムの電話機または回線交換装置に使用されるコンピュータを動作させて、電話機または回線交換装置の機能を発揮させるコンピュータプログラムをもって解決手段とする。
請求項の本発明は、請求項記載のコンピュータプログラムを記録した記録媒体をもって解決手段とする。
本発明によれば、同一の機能キーに複数の機能を割り当て、これら機能を切り替えて選択可能とし、選択されている機能を機能キーの操作で実現することができる。
また、電話機の1つの機能キーに割り当てた複数の回線のいずれに着信があった場合でも機能キーの操作により電話機を回線に接続することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る電話システムの構成の一部を示す図であり、図2は、図1に示す電話機1の外観図である。
図1において、電話機1は、他の電話機と同様に、PSTN(公衆交換電話網:Public Switched Telephone Networks)やISDN(デジタル通信網:Integrated Services Digital Network)やIP(Internet Protocol)網などの網Nに構成された複数の電話回線(回線と略記する)を収容する回線交換装置2に接続されている。
図2に示すように電話機1は、受話器10と表示部13と機能キーK1〜K10と切り替えキーSKを備え、各機能キーに1以上の論理キーが割り当てられる。つまり、各機能キーは、その機能キーに1つの論理キーが割り当てられている場合は、当該機能キーの操作によりその論理キーに対応する機能が実現される。一方、その機能キーに複数の論理キーが割り当てられている場合は、その中から現在選択されている論理キーに対応する機能が当該機能キーの操作により実現される。各機能キーK1〜K10は、その内部の発光ダイオードなどにより点灯可能に構成され、通常においては各機能キーは消灯している。
図1に戻り、電話機1は、切り替えキーSK(図1では図示せず)に接続された切り替え制御部11と、現在において機能キーの操作により実現可能な機能に対応する論理キーについての情報である論理キー情報が記憶される論理キー情報記憶部12と、記憶された論理キー情報の中の表示情報等が表示される表示部13と、回線交換装置2との通信のための通信部14とを備える。
回線交換装置2は、電話機1等との通信のための内線通信部21と、網Nに構成された複数の回線を収容する外線通信部22と、電話機1などの各電話機についての電話機情報が記憶される電話機情報データベース23と、内線通信部21と外線通信部22を制御し電話機情報データベース23を管理する管理部24と、回線交換装置2とともに用いられる設定用コンピュータ3から入力される情報により電話機情報を構成して電話機情報データベース23に記憶させる電話機情報設定部25とを備える。なお、内線通信部21と管理部24とにより本発明の管理手段が構成される。
図3は、電話機情報データベース23に記憶される電話機情報の例として電話機1についての電話機情報(以下、単に電話機情報)を示した図である。
図3に示すように、電話機情報は、各論理キーに1対1で対応する同数(図3では20)の論理キー情報を備え、各論理キー情報は、該論理キー情報に対応する論理キーを示す論理キー識別情報(「LK1」など)と、当該論理キーに対応する機能の実現のために操作される機能キーを示す機能キー識別情報(「K1」など)と、当該論理キーが属するグループを示すグループ識別情報(「G0」や「G1」など)と、当該論理キーが選択されているときの機能キー操作で実現される機能を示す機能情報と、当該論理キーが選択されているときに表示部13に表示される表示情報と、当該論理キーが選択されかつ通話中でないときの鳴動要否を示す鳴動要否情報と、当該論理キーが選択されかつ電話機1が通話中であるときの鳴動要否を示す通話時鳴動要否情報と、当該論理キーが選択されているときの留守メッセージの送出や相手の音声の録音といった音声関係の設定の成否を示す音声設定成否情報と、当該論理キーに対応する機能の実現のために操作される機能キーを通話相手の音声が自動的に録音されたときに点滅させる必要があるか否かを示す録音通知点滅要否情報が含まれる。
詳しく説明すると、ある論理キーに対応する機能が、「着信への応答」であるときは、当該論理キーに対応する論理キー情報の機能情報は当該着信がなされる回線を示す回線識別情報(市外局番「06」などで始まる電話番号など)であり、当該論理キー情報に鳴動要否情報、通話時鳴動要否情報、音声設定成否情報が含まれるのはこの場合に限られる。 また、ある論理キーに対応する機能が、「自動録音された相手の音声の再生」であるときは、当該論理キーに対応する論理キー情報の機能情報は、その機能を示す音声再生情報(例えば、「BOX」)であり、当該論理キー情報に録音通知点滅要否情報が含まれるのはこの場合に限られる。
また、論理キー情報に含まれる表示情報は、例えば、「営業部」や「管理部」などの部署名というような任意の情報であり、表示情報を含まない論理キー情報があってもよい。 さて、このような論理キー情報に対応する論理キーの選択は、その論理キーが属するグループを示すグループ識別情報を選択することによりなされ、グループ識別情報「G1」が選択されているときの切り替えキーSKの操作で、グループ識別情報「G2」が選択され、そのときの切り替えキーSKの操作で、グループ識別情報「G3」が選択され、そのときの切り替えキーSKの操作で、再びグループ識別情報「G1」が選択されるようになっており、電話機情報は、現在選択されているグループ識別情報を示す選択中グループ識別情報を備える。
なお、グループ識別情報「G0」は、機能キーが1つの論理キーのみに対応する場合の当該論理キーが属するグループを示すものであり、よって、グループ識別情報「G1」などのように選択の必要がない。
また、電話機情報は、電話機1を示す電話機識別情報、相手の音声を録音するか否かを示す録音要否情報を備える。
(本実施の形態の動作)
次に、本実施の形態における動作を説明する。
ここでは、図3に示すように、電話機情報が、機能キーK1を示す機能キー識別情報「K1」とグループ識別情報「G0」とを含む論理キー情報から機能キーK5を示す機能キー識別情報「K5」とグループ識別情報「G0」とを含む論理キー情報までの5つの論理キー情報、機能キーK6を示す機能キー識別情報「K6」とグループ識別情報「G1」とを含む論理キー情報から機能キーK10を示す機能キー識別情報「K10」とグループ識別情報「G1」とを含む論理キー情報までの5つの論理キー情報、機能キー識別情報「K6」とグループ識別情報「G2」を含む論理キー情報から機能キー識別情報「K10」とグループ識別情報「G2」を含む論理キー情報までの5つの論理キー情報、機能キー識別情報「K6」とグループ識別情報「G3」を含む論理キー情報から機能キー識別情報「K10」とグループ識別情報「G3」を含む論理キー情報までの5つの論理キー情報を備えていることとする。
また、電話機情報が、選択中グループ識別情報「G1」を備えていることとする。
また、図3に示す電話機情報の中で、グループ識別情報「G0」を含む論理キー情報の全てと、グループ識別情報「G1」を含む論理キー情報の全てとが、電話機1の論理キー情報記憶部12に記憶されていることとする。
また、このような論理キー情報記憶部12の記憶内容により、各機能キーK1〜K5が、該機能キーに対応しかつグループ識別情報「G0」が示すグループに属する論理キーの機能を当該機能キーの操作で実現できる状態でありかつ、各機能キーK6〜K10が、該機能キーに対応しかつグループ識別情報「G1」が示すグループに属する論理キーの機能を当該機能キーの操作で実現できる状態となっていることとする。
また、このような論理キー情報記憶部12の記憶内容により、表示部13には、論理キー情報記憶部12に記憶された論理キー情報に含まれる2つのグループ識別情報のうちのグループ識別情報「G0」ではない方のグループ識別情報「G1」を示す情報が、図2の符号201で示すように表示され、論理キー情報記憶部12に記憶された各論理キー情報の中で表示情報がないものについては、図2の符号202で示すように、その論理キー情報の中の論理キー識別情報を示す情報が、当該論理キー情報の中の機能キー識別情報で示される機能キーの位置に応じた位置(例えば、各機能キーの中で上段左端に配置された機能キーK1の場合は、表示部13で表示情報や機能情報が表示される領域の中の上部左端であり、以下同様)に表示され、一方、表示情報があるものについては、図2の符号203で示すように、当該表示情報が、該表示情報を含む論理キー情報の中の機能キー識別情報で示される機能キーの位置に応じた位置に表示されていることとする。
このような状態のときには、例えば、機能キーK8が操作されると、予め電話機1の外部記憶装置などに記憶しておいた、当該電話機1を示す電話機識別情報が読み出され、電話機1の通信部14が、当該電話機識別情報ならびに当該機能キーを示す機能キー識別情報「K8」を回線交換装置2の内線通信部21に送信し、これらを内線通信部21が管理部24へ転送する。
管理部24は、当該電話機識別情報を備える電話機情報を電話機情報データベース23から検索し、検索された電話機情報に設定された選択中グループ識別情報「G1」により、グループ識別情報「G1」が選択されていることを認識し、当該グループ識別情報「G1」と当該機能キー識別情報「K8」とを含む論理キー情報を検索し、検索された論理キー情報の機能情報が「回線に留守の設定を行う機能」を示す情報であれば、それ以降の電話機1の操作内容に応じて、回線に留守の設定を行う。
あるいは、このような状態のときには、例えば、機能キーK8が操作されると、切り替え制御部11が、当該機能キーを示す機能キー識別情報「K8」を含む論理キー情報を論理キー情報記憶部12から検索し、その論理キー情報に含まれる機能情報を読み出す。そして、電話機1の通信部14が、当該機能情報を回線交換装置2の内線通信部21に送信し、これらを内線通信部21が管理部24へ転送する。
管理部24は、当該機能情報が「回線に留守の設定を行う機能」を示す情報であれば、それ以降の電話機1の操作内容に応じて、回線に留守の設定を行う。
図4は、電話機1の論理キー情報記憶部12に記憶された論理キー情報を書き換えるときのシーケンス図である。
電話機1の切り替えキーSKの操作(ステップS1)により、切り替え制御部11は、予め電話機1の外部記憶装置などに記憶しておいた、当該電話機1を示す電話機識別情報を読み出すとともに切り替えコマンドを生成し、これらを通信部14が回線交換装置2に送信する(ステップS3)。
回線交換装置2では、これら電話機識別情報と切り替え要求コマンドを内線通信部21が受信し、管理部24が、受信された電話機識別情報を備える電話機情報を電話機情報データベース23から検索し(ステップS5)、検索された電話機情報に設定された選択中グループ識別情報「G1」により、グループ識別情報「G1」が選択されていることと、次に選択されるグループ識別情報がグループ識別情報「G2」であることを認識し、これにより、グループ識別情報「G2」を備える論理キー情報の全てを読み出し(ステップS7)、全ての論理キー情報を内線通信部21が電話機1に送信する(ステップS9)。
電話機1では、論理キー情報を通信部14が受信し、切り替え制御部11が、論理キー情報記憶部12のグループ識別情報「G1」を含む論理キー情報の全てを、受信された論理キー情報で書き換える(ステップS11)。
これにより、図3に示す電話機情報の中で、グループ識別情報「G0」を含む論理キー情報の全てと、グループ識別情報「G2」を含む論理キー情報の全てとが、電話機1の論理キー情報記憶部12に記憶されている状態となる。
また、このような論理キー情報記憶部12の書き換えにより、各機能キーK1〜K5が、該機能キーに対応しかつグループ識別情報「G0」が示すグループに属する論理キーの機能を当該機能キーの操作で実現できる状態でありかつ、各機能キーK6〜K10が、該機能キーに対応しかつグループ識別情報「G2」が示すグループに属する論理キーの機能を当該機能キーの操作で実現できる状態となる。
つまり、電話機情報に、機能キー識別情報「K1」とグループ識別情報「G0」とを含む論理キー情報から機能キー識別情報「K5」とグループ識別情報「G0」とを含む論理キー情報までの5つの論理キー情報、機能キーK6を示す機能キー識別情報「K6」とグループ識別情報「G1」とを含む論理キー情報から機能キーK10を示す機能キー識別情報「K10」とグループ識別情報「G1」とを含む論理キー情報までの5つの論理キー情報、機能キー識別情報「K6」とグループ識別情報「G2」を含む論理キー情報から機能キー識別情報「K10」とグループ識別情報「G2」を含む論理キー情報までの5つの論理キー情報、機能キー識別情報「K6」とグループ識別情報「G3」を含む論理キー情報から機能キー識別情報「K10」とグループ識別情報「G3」を含む論理キー情報までの5つの論理キー情報を記憶させることで、機能キーK1〜K5の機能は切り替えず、機能キーK6〜K10の機能だけを切り替えることができる。
また、このような論理キー情報記憶部12の書き換えにより、表示部13には、論理キー情報記憶部12に記憶された論理キー情報に含まれる2つのグループ識別情報のうちのグループ識別情報「G0」ではない方のグループ識別情報「G2」を示す情報が、図5の符号51で示すように表示され(ステップS13)、論理キー情報記憶部12に記憶された各論理キー情報の中で表示情報がないものについては、図5の符号52で示すように、その論理キー情報の中の論理キー識別情報を示す情報(12、13など)が、当該論理キー情報の中の機能キー識別情報で示される機能キーの位置に応じた位置に表示され(ステップS13)、一方、表示情報があるものについては、図5の符号53で示すように、当該表示情報が、該表示情報を含む論理キー情報の中の機能キー識別情報で示される機能キーの位置に応じた位置に表示される(ステップS13)。
このような状態のときには、例えば、機能キーK8が操作されると、電話機1を示す電話機識別情報が読み出され、電話機1の通信部14が、当該電話機識別情報ならびに機能キー識別情報「K8」を回線交換装置2の内線通信部21に送信し、これらを内線通信部21が管理部24へ転送する。
管理部24は、当該電話機識別情報を備える電話機情報を電話機情報データベース23から検索し、検索された電話機情報に設定された選択中グループ識別情報「G2」により、グループ識別情報「G2」が選択されていることを認識し、当該グループ識別情報「G2」と当該機能キー識別情報「K8」とを含む論理キー情報を検索し、検索された論理キー情報の機能情報が「共通保留の設定を行う機能」を示す情報であれば、それ以降の電話機1の操作内容に応じて、共通保留の設定を行う。
あるいは、電話機1が、操作された機能キーを示す機能キー識別情報を含む論理キー情報を検索し、その論理キー情報に含まれる機能情報を回線交換装置2に送信し、回線交換装置2の管理部24が、当該機能情報が「共通保留の設定を行う機能」を示す情報であれば、それ以降の電話機1の操作内容に応じて、共通保留の設定を行う。
なお、これ以降の切り替えキーSKの操作によっても同様の動作がなされる。
また、図3の電話機情報に代えて、例えば、図6に示すように、機能キー識別情報「K1」とグループ識別情報「G1」とを含む論理キー情報から機能キー識別情報「K10」とグループ識別情報「G1」とを含む論理キー情報までの10の論理キー情報、機能キー識別情報「K1」とグループ識別情報「G2」とを含む論理キー情報から機能キー識別情報「K10」とグループ識別情報「G2」とを含む論理キー情報までの10の論理キー情報、機能キー識別情報「K1」とグループ識別情報「G3」とを含む論理キー情報から機能キー識別情報「K10」とグループ識別情報「G3」とを含む論理キー情報までの10の論理キー情報を備えた電話機情報を電話機情報データベース23に記憶させたこととする。
このときも、表示部13には、図2に示すような表示がなされる。つまり、各機能キーK1〜K10が、該機能キーに対応しかつグループ識別情報「G1」が示すグループに属する論理キーの機能を当該機能キーの操作で実現できる状態となる。
そして切り替えキーSKの操作により、図7に示すような表示がなされる。つまり、各機能キーK1〜K10が、該機能キーに対応しかつグループ識別情報「G2」が示すグループに属する論理キーの機能を当該機能キーの操作で実現できる状態に切り替えることができる。
そして、さらなる切り替えキーSKの操作により、図8に示すような表示がなされる。つまり、各機能キーK1〜K10が、該機能キーに対応しかつグループ識別情報「G3」が示すグループに属する論理キーの機能を当該機能キーの操作で実現できる状態に切り替えることができる。
そして、さらなる切り替えキーSKの操作により、図2に示すような表示がなされる。つまり、各機能キーK1〜K10が、該機能キーに対応しかつグループ識別情報「G1」が示すグループに属する論理キーの機能を当該機能キーの操作で実現できる状態に戻すことができる。つまり、全ての機能キーの機能を切り替えることができる。
また、図3の電話機情報に代えて、例えば、図9に示すように、機能キー識別情報「K1」とグループ識別情報「G0」とを含む論理キー情報から機能キー識別情報「K7」とグループ識別情報「G0」とを含む論理キー情報までの7の論理キー情報、機能キー識別情報「K8」とグループ識別情報「G1」とを含む論理キー情報から機能キー識別情報「K10」とグループ識別情報「G1」とを含む論理キー情報までの3の論理キー情報、機能キー識別情報「K8」とグループ識別情報「G2」とを含む論理キー情報から機能キー識別情報「K10」とグループ識別情報「G2」とを含む論理キー情報までの3の論理キー情報、機能キー識別情報「K8」とグループ識別情報「G3」とを含む論理キー情報から機能キー識別情報「K10」とグループ識別情報「G3」とを含む論理キー情報までの3の論理キー情報を備えた電話機情報を電話機情報データベース23に記憶させれば、図2に示すような表示がなされ、切り替えキーSKの操作により、図10に示すような表示がなされ、さらなる切り替えキーSKの操作により、図11に示すような表示がなされる。つまり、機能キーK1〜K7の機能は切り替えず、機能キーK8〜K10の機能のみを切り替えることができる。
なお、上記説明では、回線に留守の設定を行う機能と共通保留の設定を行う機能とを例にして説明したが、同様な態様の実施をその他の機能について行ってもよい。
このように、本実施の形態によれば、同一の機能キーに複数の機能を割り当て、これら機能を切り替えて選択可能とし、選択されている機能を機能キーの操作で実現することができる。
図12は、本実施の形態の着信時のシーケンス図である。
回線交換装置2の外線通信部22に収容された回線の1つへの着信がある(ステップS101)と、管理部24は、電話機情報データベース23から、電話機情報に含まれた論理キー情報でありかつ当該着信のあった回線に割り当てられた回線識別番号が機能情報として設定された論理キー情報を検索し(ステップS103)、その論理キー情報の中のグループ識別情報がグループ識別情報「G0」と選択中グループ識別情報のいずれか一方と同じであるか否かを判定する。ここでYES(同じ)と判定された場合は、管理部24は、検索された当該論理キー情報を電話機情報から読み出し(ステップS105)、この論理キー情報と着信があったことを示す情報を内線通信部21が電話機1に送信する(ステップS107)。
電話機1では、この論理キー情報等を通信部14が受信する。そして、電話機1は、受信された論理キー情報の中の機能キー識別情報が示す機能キーを点滅させる(ステップS109)。また、当該論理キー情報の中の鳴動要否情報が鳴動必要の旨を示す場合は電話機1が鳴動する(ステップS109)。
そして、機能キーと受話器10の操作が行われると、電話機1の通信部14が、当該機能キーを示す機能キー識別情報を回線交換装置2の内線通信部21に送信し、これを内線通信部21が管理部24へ転送する。管理部24は、先に送信した論理キー情報の中の機能キー識別情報と当該転送された機能キー識別情報とが同じか否かを判定し、同じならば、外線通信部22と内線通信部21とを制御して、着信のあった回線を電話機1に接続する。これにより、受話器10を使用して相手との通話が行える。
さて、ステップS103で検索された論理キー情報の中のグループ識別情報がグループ識別情報「G0」と選択中グループ識別情報のいずれとも違うと判定した場合、管理部24は、内線通信部21に問い合わせて、電話機1が通話中か否かを判定する(ステップS111)。
ここでYES(通話中)と判定された場合は、管理部24は、検索された論理キー情報の中の通話時鳴動要否情報が通話中の鳴動が必要である旨を示しているか否かを判定する(ステップS113)。
ステップS111でNO(通話中でない)と判定されるか、ステップS113でYES(通話時の鳴動が必要)と判定された場合は、管理部24は、検索された論理キー情報の中のグループ識別情報で電話機情報の中の選択中グループ識別情報を書き換え(ステップS115)、検索された当該論理キー情報の中のグループ識別情報を備える論理キー情報の全てを電話機情報から読み出すとともに、検索された当該論理キー情報から機能キー識別情報を読み出し(ステップS117)、これら論理キー情報および機能キー識別情報ならびに着信があったことを示す情報を内線通信部21が電話機1に送信する(ステップS119)。
電話機1では、これら論理キー情報等を通信部14が受信し(ステップS119)、切り替え制御部11が、論理キー情報記憶部12において、グループ識別情報「G0」を含む論理キー情報以外の全ての論理キー情報を当該受信された論理キー情報で書き換えるとともにステップS13と同様の表示を行う(ステップS121)。
例えば、書き換え前の論理キー情報の中で、通話中の回線への接続の際に操作された機能キーの機能キー識別情報を含む論理キー情報に表示情報「営業部」が含まれ、これを書き換えた論理キー情報に表示情報「管理部」が含まれる場合は、表示部13に表示されていた「営業部」が「管理部」に切り替わる。
そして、電話機1は、受信された機能キー識別情報が示す機能キーを点滅させる(ステップS123)。なお、電話機1は、当該機能キーが、通話中の回線への接続の際に操作されたものであるか否かによらず当該機能キーを点滅させる。
また、論理キー情報記憶部12において、当該機能キー識別情報を含む論理キー情報の中の鳴動要否情報が鳴動必要の旨を示す場合は電話機1が鳴動する(ステップS123)。そして、機能キーの操作により、通話中の回線は接続を維持したまま保留状態となる。そして、着信のあった回線が新たに電話機1に接続され、通話が行えるようになる。つまり、通話中の回線への接続を維持したままで、機能キーは、操作時に、書き換え後の論理キー情報に対応する機能を実行することができるようになる。なお、機能キーが操作されない場合は、通話中の回線が保留状態とはならず、通話を継続することができる。
さて、ステップS113でNO(通話時の鳴動が不要)と判定された場合、管理部24は、検索された論理キー情報の中の音声設定成否情報が音声設定がなされている旨を示しているか否かを判定する(ステップS201)。
ここでNO(音声設定がなされていない)と判定された場合は、管理部24は、外線通信部22に通信切断を行わせる(ステップS203)。このときは、ステップS121のような論理キー情報の書き換えおよび表示の変更は行われない。
一方、ステップS201でYES(音声設定がなされている)と判定された場合、管理部24は、電話機情報の中の録音要否情報が相手の音声録音が必要である旨を示しているか否かを判定する(ステップS205)。
ここでNO(相手の音声録音が不要)と判定された場合、管理部24は、図示しない留守メッセージ送出部を制御して、着信のあった回線に対し所定の留守メッセージを送出させる(ステップS207)。このときは、ステップS121のような論理キー情報の書き換えおよび表示の変更は行われない。
一方、ステップS205でYES(相手の音声録音が必要)と判定された場合、管理部24は、図示しない録音処理部を制御して、着信のあった回線からの相手の音声を録音させる(ステップS209)。
そして、ステップS209の後、管理部24は、電話機1の通話が終了したことを内線通信部21から通知されると、図3で説明した、例えば、「BOX」のような音声再生情報が機能情報として設定されかつグループ識別情報「G0」と選択中グループ識別情報のいずれをも含まない論理キー情報を電話機情報から検索する(ステップS301)。
該当する論理キー情報が検索された場合、検索された当該論理キー情報の中のグループ識別情報で電話機情報の選択中グループ識別情報を書き換え(ステップS303)、検索された当該論理キー情報の中のグループ識別情報を備える論理キー情報の全てを電話機情報から読み出すとともに、検索された当該論理キー情報から機能キー識別情報を読み出す(ステップS305)。そして、内線通信部21が、通知中の回線で通信切断がなされたときに、これら論理キー情報および機能キー識別情報ならびに録音が行われたことを示す情報を電話機1に送信する(ステップS307)。
電話機1では、これら論理キー情報等を通信部14が受信し、切り替え制御部11が、論理キー情報記憶部12において、グループ識別情報「G0」を含む論理キー情報以外の全ての論理キー情報を当該受信された論理キー情報で書き換えるとともにステップS13と同様の表示を行う(ステップS309)。
そして、電話機1は、論理キー情報記憶部12において、受信された当該機能キー識別情報を含む論理キー情報の中の録音通知点滅要否情報が機能キーの点滅が必要である旨を示していた場合は、当該機能キー識別情報が示す機能キーを点滅させる(ステップS311)。
なお、ステップS301の検索を通話終了を待って行うのは、先のステップS113でNO(通話時の鳴動が不要)と判定されており、かかる場合には、ステップS311での機能キーの点滅により通話が邪魔されるのを防止することが好ましいからである。
さて、点滅している機能キーと受話器10の操作が行われると、電話機1の通信部14が、当該機能キーを示す機能キー識別情報を回線交換装置2の内線通信部21に送信し、これを内線通信部21が管理部24へ転送する。管理部24は、先に送信した機能キー識別情報と当該転送された機能キー識別情報とが同じか否かを判定し、同じならば、図示しない録音処理部と内線通信部21を制御して、録音された音声を電話機1に送信し、これを電話機1が再生する。よって、受話器10を使用して録音された音声を聞くことができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、回線への着信により、電話機情報から当該回線の回線識別番号が設定された論理キー情報を検索し(S103)、該論理キー情報に含まれるグループ識別情報が現在実現可能でない機能のグループを示すグループ識別情報であるときは、当該グループ識別情報を含む論理キー情報の全てが現在実現可能である機能に対応する論理キー情報となるように電話機情報を書き換える(S115)とともに、当該グループ識別情報を含む論理キー情報ならびに当該検索された論理キー情報に設定された機能キー識別情報を電話機に送信し(S119)、当該送信された機能キー識別情報に対応する機能キーの操作により電話機が当該回線に接続することで、電話機の1つの機能キーに割り当てた複数の回線のいずれに着信があった場合でも機能キーの操作により電話機を回線に接続することができるようになる。
また、回線交換装置で相手の音声が録音されたときは、現在実現可能でない機能に対応しかつ録音された相手の音声を再生する機能を示す音声再生情報が設定された論理キー情報を検索し(S301)、該当する論理キー情報が検索された場合、検索された論理キー情報を含む、現在実現可能でない機能に対応する論理キー情報が現在実現可能である機能に対応する論理キー情報となるように電話機情報を書き換える(S303)とともに、現在実現可能である機能に対応する論理キー情報ならびに当該検索された論理キー情報に設定された機能キー識別情報を電話機に送信し(S307)、当該送信された機能キー識別情報に対応する機能キーの操作により回線交換装置が録音した音声を電話機へ送信し該音声を電話機が再生することで、現在実現可能でない機能「自動録音された相手の音声の再生」を自動的に現在実現可能として、機能キーの操作により音声を再生することができる。
なお、本実施の形態の音声録音情報を所望の機能に応じた設定情報とし、相手の音声を再生したときのように処理を行うことで、その機能が現在実現可能でない場合であっても、それを現在実現可能な機能に切り替えて実現することができる。
また、本実施の形態の電話機にあっては、切り替えキーを備えない電話機に比べて、機能キーの数を減らし、占有面積を小さくすることができる。
また、電話機1や回線交換装置2に使用されるコンピュータを動作させて、電話機1や回線交換装置2の機能を発揮させるコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納したり、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
本実施の形態に係る電話システムの構成の一部を示す図である。 図1に示す電話機1の外観図である。 電話機情報データベース23に記憶される電話機情報の例を示した図である。 電話機1の論理キー情報記憶部12に記憶された論理キー情報を書き換えるときのシーケンス図である。 電話機1の表示部13への表示例を示す図である。 図3の電話機情報に代わる電話機情報の例を示した図である。 図6の電話機情報による表示部13への表示例を示す図である。 図7の表示が切り替わったときの表示例を示す図である。 図3の電話機情報に代わる他の電話機情報の例を示した図である。 図9の電話機情報による表示部13への表示例を示す図である。 図10の表示が切り替わったときの表示例を示す図である。 本実施の形態の着信時のシーケンス図である。
符号の説明
1 電話機
2 回線交換装置
10 受話器
11 切り替え制御部
12 論理キー情報記憶部
13 表示部
14 通信部
21 内線通信部
22 外線通信部
23 電話機情報データベース
24 管理部
25 電話機情報設定部
K1〜K10 機能キー
N 網
SK 切り替えキー

Claims (7)

  1. 回線交換装置と該装置に収容された回線に接続する電話機とを備える電話システムであって、
    前記電話機は、
    機能キーと、
    切り替えキーと、
    機能キーの操作により現在実現可能である機能に対応する論理キー情報が記憶される論理キー情報記憶部と、
    前記切り替えキーの操作による切り替え要求による前記回線交換装置からの論理キー情報で当該論理キー情報を書き換える切り替え制御部とを備え、
    前記回線交換装置は、
    当該論理キー情報ならびに現在実現可能でない機能に対応する論理キー情報を備える電話機情報が記憶される電話機情報データベースと、
    前記切り替え要求により、現在実現可能でない機能に対応する論理キー情報が現在実現可能である機能に対応する論理キー情報となるように前記電話機情報を書き換えるとともに、現在実現可能である機能に対応する論理キー情報を読み出し電話機に送信する管理手段とを備え、
    該管理手段は、前記回線への着信により、前記電話機情報から当該回線の回線識別番号が設定された論理キー情報を検索し、該論理キー情報が現在実現可能な機能に該当するか否かを判定し、該当しないときは、検索された論理キー情報が現在実現可能である機能に対応する論理キー情報となるように電話機情報を書き換えるとともに、現在実現可能である機能に対応する論理キー情報ならびに当該検索された論理キー情報に設定された機能キー識別情報を電話機に送信するものであり、
    当該送信された機能キー識別情報に対応する機能キーの操作により電話機が当該回線に接続することを特徴とする電話システム。
  2. 前記管理手段は、電話機が通話中であるときは、検索された論理キー情報の中の通話時鳴動要否情報が通話中の鳴動が必要である旨を示しているか否かを判定し、通話中の鳴動が必要である旨を示していると判定された場合に、検索された論理キー情報が現在実現可能である機能に対応する論理キー情報となるように電話機情報を書き換えるとともに、現在実現可能である機能に対応する論理キー情報ならびに当該検索された論理キー情報に設定された機能キー識別情報を電話機に送信するものであることを特徴とする請求項記載の電話システム。
  3. 前記管理手段は、回線交換装置で相手の音声が録音されたときは、現在実現可能でない機能に対応しかつ録音された相手の音声を再生する機能を示す音声再生情報が設定された論理キー情報を検索し、該当する論理キー情報が検索された場合、検索された論理キー情報が現在実現可能である機能に対応する論理キー情報となるように電話機情報を書き換えるとともに、現在実現可能である機能に対応する論理キー情報ならびに当該検索された論理キー情報に設定された機能キー識別情報を電話機に送信するものであり、
    当該送信された機能キー識別情報に対応する機能キーの操作により回線交換装置が録音した音声を電話機へ送信し該音声を電話機が再生することを特徴とする請求項1または2記載の電話システム。
  4. 回線交換装置と該装置に収容された回線に接続する電話機とを備える電話システムであって、
    前記電話機は、
    複数の機能キーと、
    切り替えキーと、
    各機能キーの操作により現在実現可能である機能に対応する論理キー情報が記憶される論理キー情報記憶部と、
    前記切り替えキーの操作による切り替え要求による前記回線交換装置からの論理キー情報で当該論理キー情報を書き換える切り替え制御部とを備え、
    前記回線交換装置は、
    当該論理キー情報ならびに現在実現可能でない機能に対応する論理キー情報を備える電話機情報が記憶される電話機情報データベースと、
    前記切り替え要求により、現在実現可能でない機能のグループを示すグループ識別情報を含む論理キー情報の全てが現在実現可能である機能に対応する論理キー情報となるように前記電話機情報を書き換えるとともに、現在実現可能である機能に対応する論理キー情報を読み出し電話機に送信する管理手段とを備え、
    該管理手段は、前記回線への着信により、前記電話機情報から当該回線の回線識別番号が設定された論理キー情報を検索し、該論理キー情報に含まれるグループ識別情報が現在実現可能でない機能のグループを示すグループ識別情報であるときは、当該グループ識別情報を含む論理キー情報の全てが現在実現可能である機能に対応する論理キー情報となるように電話機情報を書き換えるとともに、当該グループ識別情報を含む論理キー情報ならびに当該検索された論理キー情報に設定された機能キー識別情報を電話機に送信するものであり、
    当該送信された機能キー識別情報に対応する機能キーの操作により電話機が当該回線に接続することを特徴とする電話システム。
  5. 回線交換装置と該装置に収容された回線に接続する電話機とを備える電話システムにおける回線接続方法であって、
    前記電話機が、
    複数の機能キーと、
    切り替えキーと、
    各機能キーの操作により現在実現可能である機能に対応する論理キー情報が記憶される論理キー情報記憶部と、
    前記切り替えキーの操作による切り替え要求による前記回線交換装置からの論理キー情報で当該論理キー情報を書き換える切り替え制御部とを備え、
    前記回線交換装置が、
    当該論理キー情報ならびに現在実現可能でない機能に対応する論理キー情報を備える電話機情報が記憶される電話機情報データベースと、
    前記切り替え要求により、現在実現可能でない機能のグループを示すグループ識別情報を含む論理キー情報の全てが現在実現可能である機能に対応する論理キー情報となるように前記電話機情報を書き換えるとともに、現在実現可能である機能に対応する論理キー情報を読み出し電話機に送信する管理手段とを備え、
    該管理手段が、前記回線への着信により、前記電話機情報から当該回線の回線識別番号が設定された論理キー情報を検索し、該論理キー情報に含まれるグループ識別情報が現在実現可能でない機能のグループを示すグループ識別情報であるときは、当該グループ識別情報を含む論理キー情報の全てが現在実現可能である機能に対応する論理キー情報となるように電話機情報を書き換えるとともに、当該グループ識別情報を含む論理キー情報ならびに当該検索された論理キー情報に設定された機能キー識別情報を電話機に送信し、
    当該送信された機能キー識別情報に対応する機能キーの操作により電話機が当該回線に接続することを特徴とする回線接続方法。
  6. 請求項1ないしのいずれかに記載の電話システムの電話機または回線交換装置に使用されるコンピュータを動作させて、電話機または回線交換装置の機能を発揮させるコンピュータプログラム。
  7. 請求項記載のコンピュータプログラムを記録した記録媒体。
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