JP4540898B2 - 補助パッド取り付け用吸収性物品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、補助パッドを着脱自在に取り付けることが可能な補助パッド取り付け用吸収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、体液を吸収する女性用衛生用品として、吸収体を内包させたシート状の吸収性物品が広く使用されている。このようなシート状の吸収性物品のうち、特に、需要の高い生理用ナプキンに関しては、経血のモレ防止を図るべく、多大なる努力が払われている。
【0003】
経血モレ防止効果の高い生理用ナプキンとしては、例えば、実開昭58−191020号公報や実開昭58−43430号公報において、着用者の***付近と接触する部分に***物を形成し、凹形状を有する***部に対して生理用ナプキンの密着性を高めたものが開示されている。
【0004】
また、特表平10−504486号公報においては、肌当接面側に円柱状又は円筒状の吸収層を横向きに倒した状態で接合し、当該吸収層を着用者の動作に追従しやすくして、着用者の***部分へのフィット性を向上させた生理用ナプキンが提案されている。
【0005】
しかしながら、生理期間全体を通じて経血の***量は一定ではなく、ばらつきがあることから、上述のような従来例では、経血の***量の少ない時期には徒に着用者に異物感を与えるだけであるという問題がある。
【0006】
一方、厚さ寸法が1〜4mmのいわゆる超薄型の生理用ナプキンは、快適な着用感を提供することができるものの、***部分へのフィット性が低いことから、経血の***量が多いときには、経血のモレに対して不安感を与えてしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の生理用ナプキンでは、経血の***量が多い場合若しくは少ない場合のいずれかの場合において好適であるというだけにすぎず、経血***量の変化に柔軟に対応して生理期間全体をカバーすることができるというものではない。
【0008】
この点、特開平10−127692号公報において、生理用ナプキンと併用して使用する棒状の補助吸収体が提案されている。この補助吸収体は、臀部の谷間とナプキンの間の空間を埋めて経血のモレ防止効果を高めたものであり、経血の***量が多いときに補足的に使用することが可能である。このため、着用者は好適な生理用ナプキンの選択、という煩わしさからは開放されることとなる。
【0009】
しかし、経血が付着している臀部に直接挟み込むなど、装着が面倒であり、特に、この補助吸収体を粘着剤によりナプキンに止着する場合には、ナプキンに対する的確な止着位置の把握が難しいため、的確な位置に止着できずにフィット性が低下して、モレ防止効果を十分に発揮できないおそれもある。
【0010】
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、生理期間全体を通じて対応可能であって、取り扱いが容易な女性用衛生用品を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
以上のような課題を解決すべく、本発明においては、吸収性物品の体液吸収能等の機能を補完する補助パッドを吸収性物品に対して着脱自在とすると共に、当該補助パッドを取り付ける際にその取り付け位置をガイドする案内要素を吸収性物品に付与したことを特徴とする。
【0012】
より具体的には、本発明は、以下のようなものを提供する。
【0013】
(1) 吸収性物品の体液吸収能等の補助を行う補助パッドを取り付けるための吸収性物品であって、着用者が着用する際に当該着用者の身体側に向く身体側面に、前記補助パッドの取り付け位置を案内する案内要素が具備されていることを特徴とする補助パッド取り付け用吸収性物品。
【0014】
このような本発明に係る補助パッド取り付け用吸収性物品によれば、体液(特に経血)の吸収等の機能を補完する補助パッドが着脱可能となっていると共に、身体側面に補助パッドの取り付け位置をガイドする案内要素が形成されている。このため、着用者は補助パッドを補助パッド取り付け用吸収性物品に取り付けるか否かを選択することができ、補助パッドを取り付けることを選択した場合には、前記案内要素を目安として、補助パッドを適切な位置に接着固定することができる。
【0015】
ここで、生理とは約1週間程度継続するものであるが、上述のように常に一定量の経血が***されるものではない。具体的には、生理開始日から3日目あたりまでは経血の量は多く、約70%の経血が***されるが、それ以降においては、残りの約30%ほどの経血がなだらかに***されることとなる。
【0016】
このように経血の***量は変化することから、これに伴って着用者にとって最適な生理用ナプキンも必然的に異なってくる。しかしながら、このような生理用ナプキンを適宜選択して購入し、これを使い分けるということは、着用者にとって非常に煩わしく、心因的な負担もかかる。
【0017】
この点、本発明は、経血の***量が多い期間においては、補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面に形成された案内要素に従って補助パッドを取り付ければよく、それ以外の期間においては補助パッドを取り付けることなく補助パッド取り付け用吸収性物品をそのまま使用すればよい。また、上記補助パッド取り付け用吸収性物品を厚さ寸法が1〜4mmの薄型タイプのものとすることにより、経血の***量の少ない期間において好適な着用感を得ることができる。
【0018】
このように、本発明によれば、経血の***量の変化に応じて異なってくる着用者の要請に柔軟に対応することが可能なのであり、着用者は、***量の多少に対応可能とするために予め様々な衛生用品を購入しておき適宜これを使い分ける、という煩わしさから開放され、容易に好適な衛生用品を使用することができることとなる。
【0019】
(2) 前記案内要素は、前記補助パッド取り付け用吸収性物品上で長手方向の中心線を対称軸とした線対称に設けられていることを特徴とする(1)記載の補助パッド取り付け用吸収性物品。
【0020】
本発明に係る補助パッド取り付け用吸収性物品によれば、補助パッドの取り付け位置をガイドする案内要素が、長手方向の中心線を軸として、左右対称の一対の線として設けられている。このため、着用者は、補助パッドの長手方向における両側縁をその案内要素に沿うようにして補助パッドを取り付けることにより、補助パッド取り付け用吸収性物品上の適切な位置に補助パッドを取り付けることが可能となる。
【0021】
このように、本発明によれば、着用者は的確かつ迅速に補助パッドを補助パッド取り付け用吸収性物品に取り付けることができるので、容易に経血のモレ防止効果の高い衛生用品とすることができる。
【0022】
(3) 前記案内要素は、前記補助パッド取り付け用吸収性物品上で長手方向の中心線を長径とした楕円形形状の連続線又は断続線であることを特徴とする(1)又は(2)記載の補助パッド取り付け用吸収性物品。
【0023】
本発明に係る補助パッド取り付け用吸収性物品によれば、案内要素は上述の(2)のように左右対称な一対の線ではなく、連続線又は断続線となっている。このため、着用者は、この連続線又は断続線の内側の領域内に収まるようにして補助パッドを取り付ければよいため、補助パッドの取り付けを一層容易化することができる。
【0024】
特に後述する(5)のように複数の案内要素が形成されている場合においては、案内要素が一対の線であるときは、対になっているものはどれなのかを確認しなければ取り付け位置を誤ってしまうおそれがあるが、補助パッドの取り付けが可能な領域を連続線や断続線からなる案内要素で囲むようにして示す本発明においては、取り付け位置を容易に把握できるため、補助パッドの取り付け位置を誤る危険性が極めて低いのである。
【0025】
「連続線」及び「断続線」は「補助パッドの寸法とほぼ同寸法」〜「取り付けられた補助パッドより約3.0mmはみ出す程度の寸法」とするのが好ましい。この範囲の内、***との位置関係を考慮した上で特に好ましい寸法は、補助パッドの寸法より約1.0〜3.0mmはみ出す程度の寸法である。
【0026】
(4) 前記案内要素は、前記補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面に形成された圧搾線、圧搾溝、着色シート又は印刷シートから成ることを特徴とする(1)から(3)いずれか記載の補助パッド取り付け用吸収性物品。
【0027】
本発明に係る補助パッド取り付け用吸収性物品は、補助パッドの取り付け位置をガイドする案内要素が、圧搾線、圧搾溝、着色シート又は印刷シートのいずれかにより構成されている。
【0028】
案内要素を圧搾線や圧搾溝で構成する場合には、圧搾することにより形成される圧搾されていない部分と異なる模様を、補助パッドを取り付ける位置として着用者が視認可能であることに加え、補助パッドに吸収された経血が補助パッドから補助パッド取り付け用吸収性物品に流出したとしても、圧搾線や圧搾溝の存在が経血の拡散を抑制するという効果も有することとなる。
【0029】
このような圧搾線や圧搾溝は、補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面に位置する液透過性の表面側シートとその反身体側に位置する吸収体とを一体的に成型することにより形成される。
【0030】
なお、案内要素としての圧搾線や圧搾溝の幅寸法は、視認できる範囲に設定されることが必要であり、好ましくは後述の(6)や(7)の寸法とするのがよい。
【0031】
案内要素が着色シートや印刷シートで構成されている場合には、補助パッドの取り付け適切領域と不適切領域とが互いに異なる色となる。このため、着用者は両者を容易に識別することができるようになるので、補助パッド取り付け作業の一層の迅速化が図れる。
【0032】
「着色シート」や「印刷シート」には、親水性であり水はけの良い材料を使用することができる。例えば、親水性処理を施した合成繊維より成るサーマルボンド不織布が例として挙げられる。この不織布にはセルロース繊維を30%以下の範囲で混合しても良い。
【0033】
着色方法としては、繊維の原材料樹脂に着色剤を混合して繊維自体を着色する方法、シートに顔料を印刷する方法、ホットメルト接着剤に顔料を混合したものをシートに転写する方法等が挙げられる。
【0034】
色調は、青、緑、黄色、オレンジ、紺等とするのが好ましい。これは、清潔性を考慮したものである。
【0035】
(5) 前記案内要素は、複数個具備されており、前記補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面に形成された圧搾線、圧搾溝、着色シート、印刷シートから成る群から選ばれる同種のもの、若しくは前記群より選ばれる一以上のものであって異種のもの同士が組み合わされたもの、であることを特徴とする(1)から(3)いずれか記載の補助パッド取り付け用吸収性物品。
【0036】
このような本発明に係る補助パッド取り付け用吸収性物品によれば、複数の案内要素が各々異なる位置に設けられている。このため、着用者が異なる大きさの補助パッドを使用しても、それぞれの大きさに対応した案内要素に従って、当該補助パッドを取り付けることができる。
【0037】
着用者が上記衛生用品を生理用品として選択的に使用するケースとしては、以下の場合が考えられる。すなわち、▲1▼生理サイクルに伴う経血の***量の変化、▲2▼着用中の動作による経血のモレ傾向の変化(例えば、就寝時では経血は背部へと伝いモレしやすい傾向がある等)、▲3▼一定の経験による経血の***量の変化(例えば、出産経験者は出産未経験者に比べて経血の***量が多い等)、▲4▼加齢による体型の変化(例えば、30歳以上になると新陳代謝の衰えと共に特に臀部が下がる傾向があり、製品への接触位置が異なってくる等)などが挙げられる。
【0038】
このように、経血の***量やモレの生じ方は一様ではないことから、着用者が体感的に抱く安心感は、経血の***量や体型等に応じて異なってくることとなる。このため、体液吸収能を異ならしめるように、補助パッドの大きさは複数あるのが好ましく、また、異なる経血の流れ方向と体型によるサイズインプレッションに対応するために補助パッドの取り付け位置も複数あるのが好ましい。
【0039】
この点、本発明によれば、複数の案内要素が設けられているので、共通の補助パッド取り付け用吸収性物品を使用していても、異なる大きさの補助パッドを使用したり、その取り付け位置を変更したりすることにより、当該補助パッド取り付け用吸収性物品の性能に対して微妙な調整をすることが可能になる。
【0040】
補助パッドの大きさとしては、経血の***量の変化に対応可能とするために、少なくともスモールサイズ/ラージサイズの2種類あるのが好ましく、スモールサイズ/ミディアムサイズ/ラージサイズの3種類あるのがより好ましい。
【0041】
具体的な補助パッドの全長は、スモールサイズであれば60〜80mm、ミディアムサイズであれば80〜120mm、ラージサイズであれば110〜150mmの範囲で設定されるのがよい。
【0042】
このような多様な補助パッドに対応できるように、補助パッド取り付け用吸収性物品に設けられる案内要素も、少なくとも2個、若しくは3個形成されることとなる。
【0043】
そして、この案内要素の寸法は、上記のような補助パッドの寸法に適合するように、「補助パッドの全長と同程度の寸法」〜「補助パッドの全長より約3mmはみ出す程度の寸法」の範囲内で設けるようにするのが好ましい。具体的には、補助パッドの全長が60〜80mmの長さ寸法を有する場合の案内要素は、「60乃至63」〜「80乃至83」mm、補助パッドの全長が80〜120mmの長さを有する場合の案内要素は、「80乃至83」〜「120乃至123」mm、補助パッドの全長が110〜150mmである場合の案内要素は、「110乃至113」〜「150乃至153」mmの範囲とするのがよい。この結果、補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面には相似形の複数の放物線が形成されることとなる。
【0044】
なお、案内要素の、幅寸法は、補助パッドの好ましい幅寸法が15〜60mmの範囲であることから、「補助パッドの幅寸法と同程度の寸法」〜「補助パッドの幅寸法より約3mmはみ出す程度の寸法」の範囲内で設けるようにするのが好ましい。具体的には、「15乃至18」〜「60乃至63」mmの範囲とするのがよい。
【0045】
補助パッド取り付け用吸収性物品全体の大きさとしては、上述のような補助パッドを取り付けるのに十分な大きさとする必要がある。具体的には、130〜350mmの全長を有する範囲であり、好ましくは190〜300mmの範囲であり、特に好ましくは210〜260mmの範囲である。また、補助パッド取り付け用吸収性物品の幅寸法は、60〜120mmの範囲(ウイングが付いている場合には、これを除く)が好ましく、65〜100mmの範囲がより好ましい。
【0046】
経血の流れる方向に応じて案内要素の位置を変動する場合としては、例えば、就寝時のように過度に臀部後方への経血のモレが生じやすい場合が挙げられる。このような場合には、案内要素を後方域(装着時に着用者の肛門近傍に接する領域)に形成して、後方への経血もれに対応可能とする。具体的には、補助パッド取り付け用吸収性物品の長さを250〜350mmとして尾てい骨近傍にまで届くような長さとし、このような補助パッド取り付け用吸収性物品の後方域に案内要素を設けるようにする。なお、幅寸法は着用感を損なわないように、60〜120mmの範囲で形成するのが好ましい。
【0047】
複数の案内要素は、全て同種のものにより構成する(例えば全案内要素を圧搾線のみで構成する等)ほか、異種のものを適宜組み合わせて構成する(例えば圧搾線と圧搾溝とを組み合わせて案内要素を構成する等)ことも可能である。
【0048】
(6) 前記圧搾線の幅寸法は、1.0〜5.0mmであることを特徴とする(4)又は(5)記載の補助パッド取り付け用吸収性物品。
【0049】
このような本発明に係る補助パッド取り付け用吸収性物品によれば、圧搾線の幅寸法は1.0〜5.0mm程度の範囲となっているので、着用者がこの圧搾線を視覚的に判別しやすくなっている。このため、着用者は補助パッドの取り付け位置を容易に把握することができる。
【0050】
(7) 前記圧搾溝における凹部の間隔寸法は、0.5〜1.5mmであり、凸部の間隔寸法は0.5〜1.5mmであることを特徴とする(4)又は(5)記載の補助パッド取り付け用吸収性物品。
【0051】
このような本発明に係る補助パッド取り付け用吸収性物品によれば、案内要素である圧搾溝の凹部の間隔寸法が0.5〜1.5mm、凸部の間隔寸法が0.5〜1.5mmとなっている。このため、着用者は圧搾溝を視覚的に把握しやすく、補助パッドの補助パッド取り付け用吸収性物品への取り付け作業が容易となる。
【0052】
(8) 前記着色シートは、補助パッド取り付け用吸収性物品に視認可能に内包されていることを特徴とする(4)又は(5)記載の補助パッド取り付け用吸収性物品。
【0053】
本発明によれば、着色シートは補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面に配置されるのではなく、補助パッド取り付け用吸収性物品内に内包されている。具体的には、補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側に位置する液透過性の表面側シートと当該表面側シートの反身体側に位置する吸収体との間に配置される。
【0054】
このため、表面側シートの身体側面に着色シートが配置された場合のように、装着中に生じる着圧や擦れにより着色シートが表面側シートから一部剥がれてシワを生じてしまったり、着色シート同士が重なり合ってしまったりすることがなく、着色シートが表面側シートの液透過性能を阻害するという事態が防止され。
【0055】
なお、本発明においては、着用者は、液透過性の表面側シートを透かして着色シートの色を認識することとなる。このため、液透過性の表面側シートの色は白色とし、その反身体側に位置する着色シートの色に影響を及ぼさないようにすることとなる。
【0056】
(9) (1)から(8)記載の補助パッド取り付け用吸収性物品に取り付ける補助パッドであって、前記補助パッド取り付け用吸収性物品が具備する案内要素に対応する被案内要素を有することを特徴とする補助パッド。
【0057】
本発明に係る補助パッドによれば、案内要素を有する補助パッド取り付け用吸収性物品に対応して、被案内要素を具備する。この被案内要素は、補助パッドを補助パッド取り付け用吸収性物品に取り付けられるものであればよく、代表的なものとしては粘着剤が挙げられる。
【0058】
この粘着剤を塗布する領域は特に限定されるものでないが、例えば帯状の形態の補助パッドである場合には、補助パッド取り付け用吸収性物品と接する面側に全面、筋状、網目状、ドット状等に塗布すればよく、又は粘着剤を前述した模様に塗布した粘着剤付きシートを貼着するようにしても構わない。
【0059】
粘着剤を塗布するためのシートとしては、フィルム、薄葉紙、不織布シート等を使用することが可能である。粘着剤が塗布されたシートは、補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面に形成される案内要素の設定域と同等、若しくは案内要素の設定域を超えない範囲内の寸法で形成される。
【0060】
粘着剤の粘着力は、ピクマータツクテスターによる計数値が少なくとも10000Paであり、好ましくは10000〜50000Paの範囲の粘着力で設けることが好ましい。このような範囲の粘着力を持たせることにより、使用中の脱落の危険性が防止される。
【0061】
粘着剤としては塗布安定性も考慮すると、感圧型ホットメルト粘着剤を用いることが好ましい。塗布安定性が高い感圧型ホットメルト粘着剤としては、SEBS(スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体)を15〜25質量%、可塑剤を15〜35質量%、粘着付与剤を40〜70質量%で溶融混合したものが挙げられる。この感圧型ホットメルト粘着剤については、酸化防止剤、蛍光防止剤などを0.1〜1.0質量%の範囲で添加してもよい。得られた粘着剤は、50〜150g/mの目付範囲でホットメルトアプリケータによりコートされる。
【0062】
(10) 前記補助パッドは帯状若しくは平坦状の補助パッドであることを特徴とする(9)記載の補助パッド。
【0063】
本発明に係る補助パッドによれば、その形態が帯状若しくは平坦状の形態をなしている。
【0064】
このような補助パッドのサイズとしては、少なくとも***付近に適応するサイズが必要であり、好ましくは長手方向における全長寸法が60〜150mmの範囲、より好ましくは80〜130mmの範囲とするのがよい。
【0065】
補助パッドが帯状の場合には、短手方向の寸法は15〜60mmの範囲が好ましく、25〜40mmの範囲がより好ましい。また、高さ寸法は、5〜30mmの範囲が好ましく、10〜20mmの範囲がより好ましい。
【0066】
なお、本発明において「帯状」とは、補助パッドを身体側面から見て、長手方向に帯状となっていることをいい、その断面の形状は円、楕円、三角、四角、それ以上の多角形等、着用者の***に着用者の***に好適に密着するものであればよい。
【0067】
(11) 前記平坦状の補助パッドは、補助パッド取り付け用吸収性物品が具備する案内要素と当該案内要素に対応する前記平坦状の補助パッドが具備する被案内要素とをそれぞれ合致させた場合に、平坦状の補助パッドに余剰ができるように当該補助パッドの大きさが設定されており、使用の際に折り曲げられて前記補助パッド取り付け用吸収性物品に取り付けられるものであることを特徴とする(10)記載の補助パッド。
【0068】
本発明に係る補助パッドによれば、補助パッド取り付け用吸収性物品における案内要素の間隔寸法よりも、補助パッドにおける被案内要素の間隔寸法のほうが長くなっている。このため、補助パッドを取り付ける際には、身体側に凸になるように補助パッドは折り曲げられることとなる。
【0069】
このように、補助パッドは折り曲げられてから取り付けられるため、以下のような効果を有することとなる。即ち、▲1▼補助パッドが予め***の向きに沿った形態となっているため、***の形状に沿って流出する経血の流れに事前に対応していることとなる。▲2▼単に折り曲げられることにより凸部が形成されているため、着圧により着用者の***形状に応じて好適に変形させることができる。▲3▼仮に補助パッドの取り付け位置を誤った場合(例えば少し傾いた状態で取り付けられた場合等)であっても、着用者が着用感の悪さを容易に察知することができるため、着用者に対して直ちに位置修正を仕向けることとなる。
【0070】
平坦状の補助パッドは、折り曲げられたときの底辺の幅寸法が25〜40mmの範囲とするのが好ましい。この場合において、頂部における最大高さ寸法は、10〜20mmの範囲で変位するように設定される。
【0071】
本発明における補助パッドの被案内要素が粘着剤である場合には、折り曲げた補助パッドの内側壁面の側縁部近傍に粘着剤の塗布領域を設けると共に、当該粘着剤の塗布領域が補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面に向くように補助パッドを更に折り曲げるのが好ましい(図4参照)。このようにすることにより、補助パッドを折り曲げて取り付けるという操作中に粘着剤同士が不意に接着することを防止でき、また、塗布領域が補助パッド取り付け用吸収性物品に接触し易くなる。
【0072】
粘着剤を塗布するための領域は、補助パッドの少なくとも両側縁付近に設けられ、幅が1〜5mm、長さ寸法が少なくとも10mm以上、好ましくは30〜120mm、更に好ましくは40〜90mmの範囲で、折り曲げられた補助パッドの長手方向の全端に至る寸法で塗布される。
【0073】
なお、二つ折りにした内面側同士を予め互いに接着剤により接合しておき、着用者により折りの位置にばらつきが生じるのを未然に防止することも可能である。
【0074】
(12) 前記平坦状の補助パッドは、折り曲げ位置を指示する折り曲げ誘導要素が設けられていることを特徴とする(11)記載の補助パッド。
【0075】
本発明に係る補助パッドによれば、補助パッドを折り曲げる位置に折り曲げ誘導要素が配されている。このため、着用者はこの折り曲げ誘導要素に沿って容易に補助パッドを折り曲げることができる。
【0076】
「折り曲げ誘導要素」は、補助パッドを折り曲げたときに、当該折り曲げられた状態の補助パッドが着用者の陰裂にはまり込みやすいように、その折り曲げ位置を指示するものであり、折り曲げられた補助パッドが着用者の陰裂にはまり込みやすいような折り曲げ位置を示すものであれば、補助パッド上のいかなる位置に描かれていてもよい。
【0077】
その好適な例としては、例えば、長手方向の略中心線部分にラインが引かれたようなものであってもよく、あるいは短手方向の略中心線部分にラインが引かれたものであってもよい。この部分において、上記目的、作用、効果を発し得る以上は、上記の中心線がずれていてもよく、また、着用者の***形状に応じてアンバランスに設けられていてもよい。好適な実施形態では、それは補助パッドの中央域、より好ましくは縦中心線に沿って設けられる。
【0078】
折り曲げ誘導要素は、単なるラインが引かれたものだけでなく、予め折り癖をつけたものであってもよく、線又は破線による切れ目線を付けて頂部の強度を弱めたり、頂部を中心として幅寸法が1〜5mmの範囲で間隔を置いて分割された吸収体を配置することにより形成することもできる。なお、折り曲げ誘導要素は一条の連続するものとしてもよく、間欠にしたものとしてもよい。
【0079】
このような折り曲げ誘導要素の存在により、補助パッドは、折り曲げ誘導要素に沿って容易に折り曲げられるため、補助パッド取り付け用吸収性物品への取り付け作業の迅速化を図ることができる。
【0080】
(13) 前記補助パッドは肌当接面に粘着剤が塗布されていることを特徴とする(9)から(12)いずれか記載の補助パッド。
【0081】
本発明に係る補助パッドによれば、肌当接面に粘着剤が塗布されている。このため、着用者の臀部に補助パッドを密着させることが可能となり、着用者の急激な体勢変化によっても、補助パッドと身体との間に空隙が生じることを防止することができる。従って、着用者はその行動を制限されることなく、安心して自由な活動をすることができるようになる。
【0082】
この粘着剤は、肌に対して接着可能であり、その一方で過度な接着強度を与えるものであってはならない。具体的には、粘着剤の粘着力が、ステレンス板上に荷重3000Paのローラでポリエステルフィルム上に載せた粘着剤を圧着した後、引張速度100m/minで180度剥離強度を測定した値が100〜2000mN、せん断力が3000〜15000mNの範囲であるが好ましい。これは、肌への負担を考慮したものである。
【0083】
本発明において使用可能な粘着剤としては、水溶性高分子、架橋剤、可塑剤、水分から成るゲル粘着剤等が挙げられる。より具体的には、水溶性高分子の例として、ゼラチン、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルアルコール、カルボキシルメチルセルロース等が、架橋剤の例として、塩化カルシウム、硫酸マグネシウムのような水溶性金属塩が、可塑剤の例として、グリセリン、ワックス、パラフィン等が挙げられる。
【0084】
この他にも、感圧型ホットメルト粘着剤も使用することができる。感圧型ホットメルト粘着剤は、スチレン−エチレン・ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SEBS)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−エチレン・プロピレン−スチレンブロック共重合体(SEPS)のような合成ゴム樹脂を主たる成分とし、そこにテルペン樹脂、ロジン樹脂などの粘着付与剤とワックス等の可塑剤を溶融混合することによって得られる。
【0085】
更には、シリコーン樹脂系粘着剤も使用することが可能である。シリコーン樹脂系粘着剤としては、シリコーン樹脂、フッ素樹脂を主たる成分とし、白金、モリブデン、アンチモン等の金属塩等の架橋剤、エステル系ワックス、グリセリン、マシンオイル等の可塑剤を混合して成る混合物などが挙げられる。
【0086】
このように本発明に使用可能な粘着剤は多種類存在するが、塗布安定性をも考慮すると、感圧型ホットメルト粘着剤を用いることが好ましい。塗布安定性が高い感圧型ホットメルト粘着剤としては、SEBSを15〜25質量%、可塑剤を15〜35質量%、粘着付与剤を40〜70質量%で溶融混合したものが挙げられる。この感圧型ホットメルト粘着剤については、酸化防止剤、蛍光防止剤などを0.1〜1.0質量%の範囲で添加してもよい。
【0087】
また、上記粘着剤を塗布する際に窒素ガスを送り込み、窒素ガスと粘着剤とを混合させて発泡性粘着剤とすることにより、粘着剤に弾力感を持たせ、肌に与えるストレスを低減することも可能である。
【0088】
(14) (1)から(8)記載の補助パッド取り付け用吸収性物品と、前記補助パッド取り付け用吸収性物品が具備する案内要素に対応する被案内要素を有する補助パッドと、から成り、前記補助パッド取り付け用吸収性物品及び前記補助パッドは、それ自体独立して使用することができるものであると同時に、両者を自由に組み合わせて使用できるものである衛生用品。
【0089】
本発明によれば、補助パッド取り付け用吸収性物品とそれに取り付けるための補助パッドとが一組のセットとなっている。このため、着用者は、本発明に係る衛生用品セットを持ってさえいれば、その場その場で最適な衛生用品を構築することができる。
【0090】
この結果、着用者は、様々な衛生用品を予め購入しておくという購入時の煩わしさと、その場その場で最適なものを選り分けるという使用時の煩わしさとの双方から開放されることとなる。
【0091】
(15) 前記補助パッドは、体液吸収能が異なる複数のものから成り、前記案内要素は前記補助パッドの数に応じて設けられていることを特徴とする(14)記載の衛生用品。
【0092】
本発明によれば、大きさの異なる複数の補助パッドと、それに対応して複数の案内要素を有する補助パッド取り付け用吸収性物品とが、一組のセットとなっている。このため、着用者はその日の体液の***量、あるいは、自己の体型や経血のモレ傾向に応じて微妙な調整が可能となる。
【0093】
このように、本発明に係る衛生用品セットは、既成の吸収性製品と異なり、多様化された性能を有する衛生用品として利用することができるのである。
【0094】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の補助パッド取り付け用吸収性物品の一実施形態について、図を参照しつつ説明する。
【0095】
[本実施形態の基本構成]
<補助パッド取り付け用吸収性物品(生理用ナプキン)>
まず、本実施形態における補助パッド取り付け用吸収性物品としての生理用ナプキンについて説明する。図1は本実施形態に係る生理用ナプキン1を示す概略上面図であり、図2は図1におけるA−A視断面図である。
【0096】
図1に示されるように、本実施形態に係る生理用ナプキン1は、その外観形状は、実質的に縦長の平坦形状を有している。そして、身体側面11aには、長尺状の圧搾溝15が長手方向に沿って二つ形成されている。この圧搾溝15が、ここには図示しない補助パッドの取り付け位置の目安となる案内要素となっている。
【0097】
この生理用ナプキン1は、図2に示されるように、身体側面に配置された液体を透過する液透過性の表面側シート11と、反身体側面に配置された液体を透過しない液不透過性の裏面側シート12とにより、体液(特に経血)を吸収する平坦状の吸収体13を挟み込み、液不透過性の裏面側シート12の衣服側面に、下着に固定するための粘着剤14が塗布された構造となっている。
【0098】
生理用ナプキン1の身体側面には、液透過性の表面側シート11と吸収体13とを一体的に成型して成る圧搾溝15が形成されている。これにより、補助パッド(図示せず)の側縁部を圧搾溝15に合わせて位置合わせすることができるため、着用者にとって補助パッドの取り付け作業が迅速かつ確実なものとなる。
【0099】
<補助パッド>
次に、本実施形態に用いられる補助パッドについて説明する。図3は本実施形態の補助パッド2を示す概略上面図であり、図4は折り曲げた補助パッド2を示す図3(B)におけるB−B視断面図である。
【0100】
補助パッド2の外観形状は、生理用ナプキン1に取り付けられる前においては、図3(A)に示されるように平坦状となっている。そして、その中央には折り曲げ誘導要素である切れ目線26が配されている。このため、着用者は、この切れ目線26に従って補助パッド2を容易に折り曲げることができ、これにより、図3(B)に示されるような凸領域2aが形成されることとなる。
【0101】
補助パッド2は、図4に示されるように、経血などの体液を吸収する吸収体23と、この吸収体23の全体を包み込むように覆う液透過性のカバーシート21とを備え、上面側が着用者の肌に接触する肌当接面とすると共に下面側を生理用ナプキンに取り付ける取付面としている。
【0102】
この取付面には、生理用ナプキン(図示せず)に補助パッド2を止着するための非案内要素である粘着剤24が、両側縁部近傍の長手方向に沿った2個所において塗布されている。この粘着剤24は、上述の切れ目線26に従って身体側に凸になるように補助パッド2を折り畳んだときに、凸領域2a以外の領域である平坦領域2bの反身体側面に位置することととなる。このため、粘着剤24は生理用ナプキンに接触し易く、且つ粘着剤24同士が接着してしまう危険性が軽減されている。
【0103】
<生理用ナプキンと補助パッドの取り付け状態>
次に、上述の生理用ナプキン1に補助パッド2を取り付けて使用する場合の取り付け状態について説明する。図5は補助パッド2を生理用ナプキン1に取り付けた状態を示す概略斜視図であり、図6は図5におけるC−C視断面図である。
【0104】
補助パッド2は、図5に示すように、下着に固定させる生理用ナプキン1の身体側面に取り付けられ、この状態で着用者に使用される。
【0105】
生理用ナプキン1の身体側面においては、図6に示されるように、二つの圧搾溝15が形成されていることから、着用者は補助パッド2の左右両側端を各々圧搾溝15に合わせることにより、粘着剤24を介して生理用ナプキン1に補助パッド2を容易に取り付けることができる。
【0106】
[生理用ナプキンの案内要素]
次に、生理用ナプキンの身体側面に形成される案内要素について説明する。図7(A)は左右対称の一対の案内要素35が形成された生理用ナプキン30を示す上面図であり、図7(B)は連続線である案内要素45が、図7(C)は断続線である案内要素45が形成された生理用ナプキン40を示す上面図である。また、図8は表面側シート51とは異なる色を有する着色シート55を備えた生理用ナプキン50を説明するための説明図であり、図9は複数の案内要素65が形成された生理用ナプキン60を示す上面図であり、図10は複数の案内要素75が形成されたウイング77付き生理用ナプキン70を示す上面図である。
【0107】
<案内要素の形態>
図7(A)においては、液透過性の表面側シート31上に長手方向の中心線を軸として左右対称となる35aと35bの二本線から成る案内要素35が設けられている。この場合には、補助パッド(図示せず)の両側縁を一対の二本線35a及び35bに沿うようにして補助パッドを取り付けることとなる。
【0108】
一方、図7(B)のように、液透過性の表面側シート41上に連続線として案内要素45を形成した場合には、着用者は案内要素45の内側に形成される領域45cに収まるように補助パッド(図示せず)を取り付けることになる。このため、図7(A)と比較して、補助パッドの取り付け位置が着用者に対して明確となっている。
【0109】
なお、案内要素45は、補助パッドの取り付け位置である領域45cを示すことができるものであれば連続線に限られるものではなく、図7(C)のように断続線であっても構わない。
【0110】
<着色シート>
案内要素を、着色シートで構成する場合には、図8(A)に示されるように、液透過性の表面側シート51と吸収体53との間に、表面側シートとは異なる色で着色された着色シート55を配置させる。この場合には、表面側シート51は白色であるため、図8(B)に示されるように、着色シートの部分が身体側面から視認することができる。このようにすることにより、着用者には色の相違によって、補助パッド(図示せず)の取り付け位置を容易に把握することができる。
【0111】
<複数の案内要素>
案内要素は、経血の***量の多少や着用者の体型に合わせて微妙に補助パッドの大きさや取り付け位置を調整することができるように、複数設けることができる。
【0112】
例えば、図9に示される生理用ナプキン60は、身体側面61a上に三つの案内要素65が各々異なる位置に設けられている。この案内要素65は、スモールサイズの補助パッド用65a、ミディアムサイズの補助パッド用65b及びラージサイズの補助パッド用65cに分かれており、三種類の大きさの補助パッド(図示せず)に対応可能となっている。
【0113】
また、図10に示される生理用ナプキン70のように、ウイング77を有する場合には、ウイング77は長手方向の中央ではなく前方(装着時に着用者の恥骨近傍に接する部分)寄りに形成され、案内要素75は着用者の肛門付近から尾てい骨に至る範囲内で設けられる。これにより、経血の後ろモレ防止効果の極めて高い生理用品とすることができる。
【0114】
[補助パッド]
<補助パッドの構成>
本実施形態に用いられる補助パッド2は、図4に示されるように液透過性材料からなるカバーシート21で吸収体23を包み込むように包囲した封入タイプとなっているが、これに限定されるものではなく、液透過性材料から成るシートで吸収体と不透過性材料とを包むように包囲した封入タイプ、吸収体の両面に配置した液透過性材料から成るシート同士を吸収体の周縁で接合した貼り合わせタイプ、吸収体の身体側面に液透過性材料から成るシートを、反身体側面に液不透過性材料から成るシートを配置して互いを吸収体の周縁で接合した貼り合わせタイプ等とすることもできる。
【0115】
補助パッドは、外観形状が実質的に縦長形状であればよく、その輪郭形状は長方形、長楕円、砂時計型等から選択されることとなる。
【0116】
本実施形態における補助パッド2は平坦状となっているが、帯状であってもよい。帯状の場合にはその断面形状は、例えば、図11に示される補助パッド82のように、三角形状として、***に勘合しやすいようにしてもよい
【0117】
次いで、肌に接する面側に、肌に貼りつける粘着剤を塗布した補助パッドについて説明する。
【0118】
図12に示されるように、補助パッド92の生理用ナプキン取付面92bにおいて両側縁部近傍に生理用ナプキン(図示せず)に取り付けるための粘着剤94を塗布する一方、肌当接面92aにおける両側縁部に肌に貼りつけるための粘着剤98を塗布することができる。このようにすることにより、補助パッド92と着用者との動きが一体的に作用するため、着用中のズレにより生じる経血のモレが軽減されることになる。
【0119】
[補助パッド取り付け用吸収性物品及び補助パッドの材料]
<液透過性材料>
「液透過性材料」は、***部分又は***周辺に刺激の無い柔軟な材料であることが好ましい。例えば、カード方式で得られるスルーエア不織布、ポイントボンド不織布等を使用することができる。
【0120】
他の不織布材料としては、水流交絡法で得られるスパンレース不織布も、ドレーブ性に優れているため好ましい。また、溶融樹脂をエア圧により極めて細い繊維として吹き出しシート化したメルトブロン不織布も、細く柔軟な繊維で構成されているため好ましい。
【0121】
使用できる繊維材料としては、芯鞘構造をなす合成複合繊維又は単独合成繊維があり、好ましくは***から***される液体を吸収体側に移動させることが可能な繊維材料であり、Y型、C型、幾何学型等の断面形状を有した異型断面繊維である。特には親水性で多くの微細な溝を形成しているセルロース繊維が好ましく、再生繊維であるレーヨン、半合成繊維であるアセテートが好ましい。また、天然セルロース繊維も使用することができる。再生セルロースであれば1.1〜3.3dtexの範囲で繊維長さ寸法は38〜51mmの範囲、天然セルロース繊維であれば5〜25mmの範囲とするのが望ましい。
【0122】
より具体的には、再生セルロースを40〜90%重量比と天然セルロース繊維10〜60%重量比とで混合した積層物が好ましく、水流交絡式により目付が20〜50g/cmの範囲、より好ましくは25〜35g/cmの範囲で得られるスパンレース不織布である。別の使用方法としては、連続繊維束を解繊維することにより得られる、いわゆるトウを50〜200g/cmの範囲で調整し、製品の表面側に配置し吸収体の周縁であるフラップ域に防漏性材料と脱落しないように接合することにより、***部分に対しフレキシブル性に優れた柔軟な表面材を提供し得る。他の材料としては、通気管が形成されている開孔プラスチックシートを使用することも可能である。
【0123】
<吸収体>
「吸収体」は、液透過性材料と同様に、***部分又は***付近に柔軟な材料であることが望ましく、例として以下の材料が挙げられる。
【0124】
親水性であり、液体の保持性を有する繊維材料としては、木材パルプ、天然セルロース繊維、再生セルロース繊維が挙げられる。また、他の材料としては、疎水性合成繊維に親水性処理を施した繊維又は親水性繊維との混合物であり、更にはアクリル酸、アクリル酸とデンプンのグラフト重合物、デンプン、カルボキシルメチルセルロース、フォームSAPなどから選ばれるいわゆる高分子吸収体である粒子又は繊維状物の混合物であってもよい。あるいは、単独又は複合合成繊維との混合物であってもよい。
【0125】
更に他の吸収体の材料としては、ティッシュ、親水性処理を施した発泡シート、親水性処理を施したメルトプロン不織布、親水性繊維を主体とした繊維ウエブ、繊維ウエブをシート化することにより得られるスパンレース不織布、サーマルボンド不織布等の不織布材料から選ばれるシート若しくは粉砕状物、エアレイドバルブ不織布などが挙げられる。
【0126】
着用中の形態の適合性を考慮すると、親水性処理を施した合成ゴムを主体とした発泡フォーム、セルロースを主体としたセルローススポンジを使用することも可能である。更に、吸収体の材料として、連続繊維の束を解織することにより得られるいわゆるトウを使用しても構わない。また、ラミネート材料であってもよく、例えば導液管が形成されている開孔プラスチックシートとスパンレース不織布のラミネートシート又はラミネートシートの粉砕状である材料からも使用されることが可能である。
【0127】
好適な吸収体の材料として具体的には、再生セルロース繊維2.2dtexを60〜90重量%、天然セルロース繊維を10〜40重量%で混合した繊維ウエブを水流交絡法によりシートとして得られるスパンレース不織布を単一又は複数枚重ねることにより50〜500g/cmの範囲、より好ましくは150〜400g/cmの範囲に調節した繊維シートである。スパンレース不織布の下面側に、厚さ寸法1.0〜10mmで5〜30倍で発泡されたフォーム材料、特に合成ゴム成分を主体としたフォームシートを配置させることにより、吸収体の形態の保持性を向上させることが可能となる。
【0128】
<液不透過性シート>
「液不透過性シート」は、ポリオレフィン系、例えば、LDPE、LLDPE、HDPEを原材料としたフィルム、合成ゴム系、例えばSEBS、SIS、SBS、ウレタンを原材料としたフィルム等から選ばれる。また、無機充填剤を混合し延伸処理を施すことにより微細なセルを形成する、いわゆる透湿性フィルム、ポリエステル・ポリエーテルのブロック共重合樹脂から選ばれる無孔性の透湿性フィルムも使用することが可能である。更には、液体が漏出し難い程度の通気孔を持つ有孔透湿フィルムも使用可能な材料である。
【0129】
他の材料としては、メルトプブロン不織布やフィルム、ポリビニルアルコールである水溶性の樹脂の片面にシリコンのような撥水剤をコーティングしたフィルムも使用可能である。
【0130】
<防漏材料について>
本発明に係る補助パッド取り付け用吸収性物品及び補助パッドにおいては、防漏材料を使用することができる。防漏材料は、柔軟であり且つ液不透過性であるものから選ばれる。具体的にはポリオレフィン系、例えば、LDPE、LLDPE、HDPEを原材料としたフィルム、合成ゴム系、例えばSEBS、SIS、SBS、ウレタンを原材料としたフィルム等から選ばれる。
【0131】
この他の材料としては、無機充填剤を混合し延伸処理を施すことにより微細なセルを形成する、いわゆる透湿性フィルム、ポリエステル・ポリエーテルのブロック共重合樹脂から選ばれる無孔性の透湿性フィルムも使用することが可能である。また、液体が漏出し難い程度の通気孔を持つ有孔透湿フィルムも使用可能な材料である。
【0132】
更に他の材料としては、メルトプロン不織布やフィルムや、ポリビニルアルコールである水溶性の樹脂の片面にシリコンのような撥水剤をコーティングしたフィルムも使用可能である。
【0133】
<粘着剤>
補助パッドにおいて、被案内要素として塗布される粘着剤及び肌当接面に塗布される粘着剤に対しては、一般に剥離紙として用いられている薄葉紙にシリコーン樹脂をコーティングして成るシート、又はプラスチックフィルムにシリコーン樹脂をコーティングして成るシートで被覆しておくことが好ましい。こうすることにより、保管時における粘着部の汚損や剥離を防止し得る。
【0134】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面に体液吸収等の機能を補完する補助パッドが着脱自在となっている。このため、体液(特に経血)の***量等に応じて、選択的に補助パッドを取り付けることができる。
【0135】
しかも、補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面には補助パッドの取り付け位置を案内する案内要素が形成されていることから、補助パッドを取り付けることを選択した場合には、着用者はこの案内要素に従って容易に補助パッドを取り付けることができる。このため、補助パッド取り付け用吸収性物品において好適な位置に補助パッドを取り付けることが可能となり、体液のモレ効果の高い衛生用品とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における生理用ナプキンを示す概略上面図である。
【図2】 図1におけるA−A線により見た断面図である。
【図3】 本実施形態における補助パッドを示す概略上面図である。
【図4】 図3におけるB−B線により見た断面図である。
【図5】 本実施形態に用いられる生理用ナプキンに補助パッドを取り付けた状態を示す概略斜視図である。
【図6】 図5におけるC−C線により見た断面図である。
【図7】 生理用ナプキン上に設けられた案内要素の形態を示す概略上面図である。
【図8】 表面側シートとは異なる色を有する着色シートを備えた生理用ナプキンを説明するための説明図である。
【図9】 異なる複数の案内要素が形成された生理用ナプキンを示す上面図である。
【図10】 異なる複数の案内要素が形成されたウイング付き生理用ナプキンを示す上面図である。
【図11】 断面が三角形状の補助パッドを示す概略斜視図である。
【図12】 補助パッドの身体側面に粘着剤が塗布された状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1、30、40、50、60、70 生理用ナプキン
2、82、92 補助パッド
11、51 表面側シート
12 裏面側シート
13、53 吸収体(生理用ナプキン)
14 粘着剤(生理用ナプキンの下着固定用)
15 圧搾溝
21 カバーシート
23 吸収体(補助パッド)
24、94 粘着剤(補助パッドの生理用ナプキン取付用)
26 切れ目線
35、45、65、75 案内要素
55 着色シート
77 ウイング
98 粘着剤(肌貼り付け用)

Claims (13)

  1. 吸収性物品に取り付けられ、該吸収性物品の体液吸収能等の補助を行う帯状若しくは平坦状の補助パッドであって、
    前記補助パッドを取り付けるための前記吸収性物品は、着用者が着用する際に当該着用者の身体側に向く身体側面に、前記補助パッドの取り付け位置を案内する案内要素具備し、
    前記補助パッドは、前記案内要素に対応する被案内要素を具備し、
    前記案内要素と前記被案内要素とをそれぞれ合致させた場合に、前記補助パッドに余剰ができるように該補助パッドの大きさが設定されており、使用の際に折り曲げられて前記吸収性物品に取り付けられるものであることを特徴とする補助パッド。
  2. 記補助パッドは、折り曲げ位置を指示する折り曲げ誘導要素を有することを特徴とする請求項記載の補助パッド。
  3. 前記補助パッドは肌当接面に粘着剤が塗布されていることを特徴とする請求項1又は2記載の補助パッド。
  4. 請求項1から3いずれか記載の補助パッド及び前記吸収性物品から構成される衛生用品。
  5. 前記案内要素は、前記吸収性物品上で長手方向の中心線を対称軸とした線対称に設けられていることを特徴とする請求項4記載の衛生用品。
  6. 前記案内要素は、前記吸収性物品上で長手方向の中心線を長径とした楕円形形状の連続線又は断続線であることを特徴とする請求項4又は5記載の衛生用品。
  7. 前記案内要素は、前記吸収性物品の身体側面に形成された圧搾線、圧搾溝、着色シート又は印刷シートから成ることを特徴とする請求項4から6いずれか記載の衛生用品。
  8. 前記案内要素は、複数個具備されており、
    記吸収性物品の身体側面に形成された圧搾線、圧搾溝、着色シート、印刷シートから成る群から選ばれる同種のもの、若しくは前記群より選ばれる一以上のものであって異種のもの同士が組み合わされたもの、であることを特徴とする請求項4から6いずれか記載の衛生用品。
  9. 前記圧搾線の幅寸法は、1.0〜5.0mmであることを特徴とする請求項7又は8記載の衛生用品。
  10. 前記圧搾溝における凹部の間隔寸法は、0.5〜1.5mmであることを特徴とする請求項7又は8記載の衛生用品。
  11. 前記着色シートは、前記吸収性物品に視認可能に内包されていることを特徴とする請求項7又は8記載の衛生用品。
  12. 記吸収性物品及び前記補助パッドは、それ自体独立して使用することができるものであると同時に、両者を自由に組み合わせて使用できるものである請求項4から8いずれか記載の衛生用品。
  13. 前記補助パッドは、体液吸収能が異なる複数のものから成り、前記案内要素は、前記補助パッドの数に応じて設けられていることを特徴とする請求項12記載の衛生用品。
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