JP4540009B1 - 簡易加湿器。 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の加湿器では、見えない部分のフィルターやタンクにカビが生し、不衛生になることもあった。近年はコンパクトな加湿器などあるが、本発明品のような衛生的で簡単な、しかも各部屋に備えても安価で維持費を必要としない加湿器はなかった。冬季は暖房を入れるため室内は乾燥し、風邪をひきやすく又喉を痛めがちであるが、其の、冷暖房機の近傍に置くことにより一層効果が増すのである。どこでも手軽に置ける。電気などのエネルギーを必要としない、環境に優しい自然気化の簡易加湿器を提供する。
【解決手段】 水補給容器(1)の側面下方の一部に容器(2)の高さを超えない開口部(1a )を設け、該水補給容器(1)を載置可能な、水を蓄える受け皿となる容器(2)と、水補給容器(1)を覆うとともに周縁部が、上記受け皿の底部に達する大きさを有する吸水性部材(3)とからなり、吸水性部材と水補給容器(1)は、その頂上部(1b)において固定可能な係止材(4)を双方又は片方に備えた簡易加湿器を提供するものである。
【選択図】 図8
【解決手段】 水補給容器(1)の側面下方の一部に容器(2)の高さを超えない開口部(1a )を設け、該水補給容器(1)を載置可能な、水を蓄える受け皿となる容器(2)と、水補給容器(1)を覆うとともに周縁部が、上記受け皿の底部に達する大きさを有する吸水性部材(3)とからなり、吸水性部材と水補給容器(1)は、その頂上部(1b)において固定可能な係止材(4)を双方又は片方に備えた簡易加湿器を提供するものである。
【選択図】 図8
Description
本発明は、簡易加湿器である。冬季は暖房を入れるため室内は乾燥するので風邪をひきやすく又喉を痛めがちであるから加湿器が必要であるが、一般家庭では手が回らないのが実情である。本発明は簡単な装置でしかも電気などのエネルギーを必要としない環境に優しい自然気化の加湿器である。又冬季に限らず夏季においても、冷暖房機の近傍に置くことにより、一層効果が増すものである。水補給容器(1)の側面下方の一部に容器(2)の高さを超えない開口部(1a )を設け、該容器(1)を載置可能な、水を蓄える受け皿となる容器(2)とからなり、水補給容器(1)を覆うとともに周縁部が、上記受け皿の底部に達する大きさを有する吸水性部材(3)とからなり、吸水性部材と水補給容器(1)は、その頂上部(1b)において固定可能な係止材(4)を双方又は片方に備えたことを特徴とする。
以前より様々な加湿器があるが、一般家庭においては、各部屋に加湿器を設置するスペースもなく、部屋に濡れたタオルを吊るす、又は部屋の片隅に水を入れた容器を置くぐらいであった。又簡単な加湿器には下記の文献のものが挙げられる。
登録実用新案番号 第3088799号
上記の文献は、エアコンの横にペットボトルを取り付けて水分を補給するものであり、当発明とは異なる。
登録実用新案番号 第3016402号 上記の文献のものは、上方が開口し、底部に蒸発用の液体を収容したケーシング、その中に木炭の一端を浸積し、他端を大気中に露出する、とあり本発明とは異なる。
登録実用新案番号 第3134369号 上記の文献のものもあるが当発明とは異なる。 従来からの加湿器においては、見えない部分のフィルターや水を入れるタンクにカビが発生し、不衛生になることもあった。
上記したものや近年に於いてはコンパクトな加湿器などあるが、本発明品のような衛生的であり、しかも各部屋に備えてもあまり費用が掛からない加湿器はなかった。
上記のような問題があったので、前述の目的を達成する為に、請求項1に示すように、水補給容器(1)の側面下方の一部に容器(2)の高さを超えない開口部(1a )を設け、該容器(1)を載置可能な、水を蓄える受け皿となる容器(2)と、水補給容器(1)を覆うとともに周縁部が、上記受け皿の底部に達する大きさを有する吸水性部材(3)とからなり、吸水性部材と水補給容器(1)は、その頂上部(1b)において固定可能な係止材(4)を双方又は片方に備えた簡易加湿器である
水補給容器(1)は水を貯蔵するタンクであり又、吸水性部材(3)の支柱でもある。側面下方の一部に開口部(1a )を設けたものであり、開口部の高さ(容器1の底面から開口部の頂点までの長さ)は容器(2)の高さを超えてはならないものであり、上部に開口部があっても良いが、栓などで密閉できるものでなければならない、なぜなら上記以外の開口部から空気が入ったら容器(1)の水は下方の開口部(1a )から流れ出てしまうからである。容器(2)は、水補給容器(1)の受け皿である。受け皿にも水を入れるので、面積の広い方が気化する面が大きくなる。吸水性部材(3)はフィルターの役目をするもので水分を吸収し易くしかも水分が気化し易い素材であれば良い。形状は装飾にもなり楽しい方が良いので可愛い動物や植物等が好ましい、又例えば杉の木の形状等であっても良い。
使用方であるが、まず容器(2)の受け皿に水を適量入れておく、水補給容器(1)の開口部を上にして、開口部から水を満たして、手で塞ぎ容器(2)の受け皿に、開口部を下にして載せる。次に吸水性部材(3)の全体を水で濡らし、容器(1)の上から覆い、係止材(4)で固定する。受け皿の水が容器(1)の下方の開口部よりも水位が低下したら、空気が入り、水が放出されて水位を保つのであるから、頻繁に補給する必要はない。以上のようになっているので、吸水性部材に吸水された水分や、容器2の受け皿の水が気化して空気中に湿度をもたらすのである。水補給容器1の素材は合成樹脂でも焼きものであっても金属でも良く、又水補給容器1自体を様々な形状にして上から濡らした吸水性部材を係止してもよい。濡れているので、容器1に沿った形状になって面白い。又瓶のようなもので下方側面に開口部を設けたものでも良いが、上部の蓋はしっかり閉めて空気が入らないようにして水を入れればよい。夏季は水補給容器(1)に水を入れ開口部を上にして冷蔵庫で冷凍したものを使用すると心地よい冷風を期待することが出来る。二、三日に一度ぐらい、各々の水を替え、吸水性部材も洗って何度でも使用できる。
本発明は、上記に説明したように、簡易な装置であるから、安価でしかも見えない所でカビなどが発生することもなく、自然気化によるものであるから環境にも優しく、体に優しい湿度が得られる。冬季は暖房に依る室内乾燥を防ぎ、夏季は容器(1)に水を入れ開口部を上にして冷蔵庫で冷凍したものを使用し、扇風機等の近傍に置けば湿度と心地よい涼風を得ることが出来る。持ち運びが容易で必要のない時は収納も簡単である
以下本発明の実施の形態を図示しながら説明する。
図1に示すものは、水補給容器(1)であって。合成樹脂であっても焼きものでも金属でも良いが側面下方に開口部(1a )を設けたものであり、開口部は、容器(2)の高さを越えてはならない。下方に広がりをもつ形状が望ましい安定感があり持ち運びしやすく、吸水性部材が広がり水分の気化面が多くなるからである。動物の形や植物の形状の容器であっても良いが鮮明な姿は出ないので、三角推、立方体等で下方に開口部が必要である。
図2に示すものは水補給容器(1)が瓶の形状で口に蓋をしたものであり、側面下方に開口部を設けたものである。上部の蓋をしっかり閉めて空気が入らないようにする。
図3は容器(2)であって、水補給容器(1)の受け皿であるが、この受け皿にも水を入れる。受け皿の水量が水補給容器1の開口部(1a )より下がったら、空気が入って水が放出されるので、水補給容器1の水がなくなるまでいつも受け皿には一定の水量を保つことが出来る。材質は合成樹脂であっても焼き物、金属、ガラスなど特に限定しない。
図4、図5は、吸水性部材であって、水分を吸収しやすい素材が良く、タオル地が好ましいが、吸水性に富み気化し易い素材が適する。動物の形や植物の形状のものが可愛く面白い。吸水性部材(3)と水補給容器(1)は、その頂上部(1b)において固定可能な係止材(4)を双方又は片方に備えてしっかり固定できるようにする。上部は乾燥しやすいのでたっぷり吸水できるようにすると良い。
図示したものはフェイス用のタオル一枚で作った動物の形状にした吸水性部材3であって、耳や頭部に、タオルを裂いた綿等の詰め物をしっかり入れて糸で縛ったもので、前後はタオルをそのまま垂らしたものである。1枚のタオルであるから一度濡らしておけば毛細管現象により頭部まで水分が吸収され、乾くことなくスムースに気化されるのである。
図示したものはフェイス用のタオル一枚で作った動物の形状にした吸水性部材3であって、耳や頭部に、タオルを裂いた綿等の詰め物をしっかり入れて糸で縛ったもので、前後はタオルをそのまま垂らしたものである。1枚のタオルであるから一度濡らしておけば毛細管現象により頭部まで水分が吸収され、乾くことなくスムースに気化されるのである。
図6は係止材であって、吸水性部材3の中心頭部の付け根、内側に取り付け、水補給容器1の上部先端に着脱自在に固定することが出来る。図示はしていないが双方に面ファスナーや、磁石を取り付けて着脱自在に取り付けても良い。
図7は吸水性部材3の頭部の内側、首のところが水補給容器(1)との係止部1b である。そこに係止材(4)を取り付ける。係止材4 は水補給容器(1)の先端(1b)に符号する形状のものである。又は頭のなかに、該水補給容器(1)の先端が収まるようにしても良く、頭部がしっかり固定し脱落しないようにするとよい。
図8は使用状態を示したものであ。設置する部屋や必要な湿度の量により水補給容器(1)、容器(2)を大きくして、吸水性部材3もそれに見合う大きさにすれば良い。水補給容器(1)が瓶状であれば裾広がりのものが望ましいが図(2)に示すような筒状のものであれば、図示はしていないが裾を広げるために裾広がりの螺旋状にしたスプリングを内側に置くと気化面が広がる。
簡易で電気などのエネルギーを必要とせず、乳児や病人の部屋等でも安心して使用できるもので、吸水性部材は図示した動物の顔や花等の形状にすればインテリアにもなり楽しいもので、子供でも喜んで水替えをして使用するものと思う。なお構造が簡単で商品化も容易であるから、社会に貢献できるものと確信する。
1・・・・水補給容器。
1a・・・・水補給容器の側面下方の開口部。
1b・・・・水補給容器1の頂上部。
2・・・・容器2。
3・・・・吸水性部材。
4・・・・係止材。
1a・・・・水補給容器の側面下方の開口部。
1b・・・・水補給容器1の頂上部。
2・・・・容器2。
3・・・・吸水性部材。
4・・・・係止材。
Claims (1)
- 水補給容器(1)の側面下方の一部に容器(2)の高さを超えない開口部(1a )を設け、該水補給容器(1)を載置可能な、水を蓄える受け皿となる容器(2)と、水補給容器(1)を覆うとともに周縁部が、上記受け皿の底部に達する大きさを有する吸水性部材(3)とからなり、吸水性部材と水補給容器(1)は、その頂上部(1b)において固定可能な係止材(4)を双方又は片方に備えた簡易加湿器。
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