JP4536609B2 - 木質系セメント板の製造方法及び装置 - Google Patents

木質系セメント板の製造方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、主原料として木毛や木片などの木質原料とセメントペーストとを混合して圧縮成形してなる木質系セメント板の製造方法及び装置に関する。
木質系セメント板は、例えばJIS A 5404にも規定されているように、主原料として木毛、木片などの木質原料とセメント(セメントペースト)とを用いて圧縮成形し、混合した後に圧縮成形してなる板材である。
この木質系セメント板は、かさ比重が0.5〜0.6程度の軽さにもかかわらず強靱である。また、耐火性に優れるとともに、断熱性にも優れ、建築材料として使用することで夏は涼しく、冬は温かい室内となる。しかも、外部の騒音を遮断し、室内の反響音も吸収して優れた音響特性を有する。
ところで、天井材、床下材等の建築材料として使用可能となるように、木質系セメント板の断熱性及び強靭性(曲げ強度等)を高めるためには、セメント内で木質原料が密に絡み込み、厚さ方向に貫通孔が存在しないように製造しなければならない。
そこで、セメントペースト内で木質原料が密に絡み込むように、混合作業に十分な時間を費やすことや、所定長さの木質原料を生成するために特殊な木質原料製造装置を使用することが考えられるが、このようにすると、木質系セメント板の製作に多くの手間と時間がかかり、木質系セメント板の製造単価が高騰してしまうおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、製造単価を抑制しつつ、断熱性、強靱性を向上させることができる木質系セメント板の製造方法及び装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の木質系セメント板の製造方法は、主原料として木毛や木片などの木質原料とセメントペーストとを混ぜ合わせた混合体を、板状の半成形体に成形し、前記半成形体を厚さ方向に圧縮成形した後、所定時間の間養生して木質系セメント板を製造する方法において、前記混合体を、長繊維の木質原料を多く含んだ混合体及び短繊維の木質原料を多く含んだ混合体の二種類に分別し、前記長繊維の木質原料を含んだ混合体を下層混合体とし、この下層混合体上に前記短繊維の木質原料を含んだ混合体を上層混合体として積層した板状の第1の半成形体を成形する第1の成形行程と、この第1の半成形体を再成形し、前記長繊維の木質原料を多く含んだ混合体を下層混合体とし、この下層混合体上に前記短繊維の木質原料を多く含んだ混合体を中間層混合体として積層し、前記中間層混合体上に前記長繊維の木質原料を多く含んだ混合体を上層混合体とし積層した板状の第2の半成形体を成形する第2の成形行程とを備え、当該第2の成形行程では、前記第1の半成形体の厚さ方向の上部側である前記下層混合体の上部及び前記上層混合体を攪拌することで、前記長繊維の木質原料を多く含んだ混合体及び前記短繊維の木質原料を多く含んだ混合体の積層状態を逆転させるようにしたことを特徴とする木質系セメント板の製造方法である。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の木質系セメント板の製造方法において、前記第1の成形行程では、木質原料の大きさの違いによるふるい分けにより二種類の混合体に分別するようにした
さらに、請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の木質系セメント板の製造方法において、前記木質原料は、建築用などの廃材から出た未利用材や、森林の間伐材を破砕して形成した。
また、請求項記載の発明は、請求項1乃至の何れかに記載の木質系セメント板の製造方法において、主原料として、前記木質原料及びセメントペーストとともに、ビーズ状に膨張した発泡樹脂や、発泡体を所定の大きさに破砕した発泡樹脂を混ぜ合わせて前記混合体を形成するようにした。
また、請求項記載の発明は、請求項1乃至の何れかに記載の木質系セメント板の製造方法において、主原料として、前記木質原料及びセメントペーストとともに、木質系セメント板の焼却灰を混ぜ合わせて前記混合体を形成するようにした。
一方、請求項記載の発明は、主原料として木毛や木片などの木質原料とセメントペーストとを混ぜ合わせた混合体を板状の半成形体に成形した後に、木質系セメント板を製造する装置において、成形した半成形体を搬送するコンベヤと、このコンベヤの上流側に配置され、供給された混合体を長繊維の木質原料を多く含んだ混合体及び短繊維の木質原料を多く含んだ混合体の二種類に分別し、前記長繊維の木質原料を含んだ混合体を下層混合体とし、この下層混合体上に前記短繊維の木質原料を含んだ混合体を上層混合体として積層した板状の第1の半成形体を前記コンベヤ上に成形する第1の成形手段と、この第1の成形手段で成形した前記第1の半成形体を再成形し、前記長繊維の木質原料を多く含んだ混合体を下層混合体とし、この下層混合体上に前記短繊維の木質原料を多く含んだ混合体を中間層混合体として積層し、前記中間層混合体上に前記長繊維の木質原料を多く含んだ混合体を上層混合体とし積層した板状の第2の半成形体を前記コンベヤ上に成形する第2の成形手段とを備え、前記第2の成形手段は、前記コンベヤの搬送方向に直交して水平方向に延在している回転軸と、この回転軸の外周から径方向外方に突出している多数の回転矢とを備えており、前記回転矢の回転により前記第1の半成形体の厚さ方向の上部側である前記下層混合体の上部及び前記上層混合体を攪拌し、前記長繊維の木質原料を多く含んだ混合体及び前記短繊維の木質原料を多く含んだ混合体の積層状態を逆転させるようにしたことを特徴とする木質系セメント板の製造装置である
また、請求項記載の発明は、請求項記載の木質系セメント板の製造装置において、前記第1の成形手段は、前記コンベヤの搬送方向に直交して水平方向に延在しているクロスバーと、このクロスバーの軸方向に所定の間隔をあけて平行に固定され、コンベヤの上流に向かうに従い下り傾斜を付けて配置されている複数本の分別バーとで構成され、前記クロスバーが軸方向に往復運動し、前記複数本の分別バーが前記コンベヤの搬送方向に直交する方向に往復運動することで、長繊維の木質原料を多く含んだ混合体と、短繊維の木質原料を多く含んだ混合体とをふるい分けるようにした。
以上説明したように、請求項1から記載の木質系セメント板の製造方法によると、製造した木質系セメント板が、厚さ方向の両面側に長繊維の木質原料が多く存在し、短繊維の木質原料が厚さ方向の中央部に多く存在していることから、木質系セメント板の厚さ方向に曲げ荷重が加わる際に、引っ張り力が作用する厚さ方向の両面側は互いに絡み合っている長繊維の木質原料により引っ張り耐力が大きくなり、圧縮力が作用する厚さ方向の中央部は密に存在している短繊維の木質原料により圧縮耐力が大きくなるので、曲げ強度が増大して強靱性が増大し、天井材や床下材等の建築材料として好適となる。また、木質系セメント板の厚さ方向の中央部に短繊維の木質原料が多く存在していることから、厚さ方向の両面側に貫通する貫通孔が殆ど存在しないので、断熱性にも優れた板材とすることができる。
また、本発明の木質系セメント板の製造方法では、第1の成形行程で第1の半成形体14を成形し、第2の成形行程において、第1の半成形体を再成形するだけなので、複雑な製造行程が不要となり、木質系セメント板の製造単価の低減化を図ることができる。
また、請求項6及び請求項記載の木質系セメント板の製造装置によると、コンベヤ上に第1の半成形体、第2の半成形体が自動的に成形されていき、製造作業の大幅な省力化を図ることができるので、さらに木質系セメント板の製造単価の低減化を図ることができる。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
先ず、本発明に係る1実施形態の木質系セメント板の製造装置の要部について、図1から図2を参照しながら説明する。
本実施形態の装置は、図1の右側から左側の水平方向を搬送方向としているコンベヤ2と、このコンベヤ2の上流側上方に配置した第1のミキサ10、第1の混合体定量供給機12及び第1の混合体分別機16と、第1の混合体分別機16よりコンベヤ2の下流側に配置した逆層成形機20と、この逆層成形機20よりコンベヤ2の下流側に配置した第1の表面均し機22と、この第1の表面均し機22よりコンベヤ2の下流側に配置した第2のミキサ24、第2の混合体定量供給機26及び第2の混合体分別機28と、第2の混合体分別機28よりコンベヤ2の下流側に配置した第2の表面均し機30とを備えている。
第1のミキサ10は、木質原料4及びセメントペースト6を混合して混合体8を生成する。ここで、木質原料4は、原木を材料として形成されたものであり、繊維方向の長さが長い(例えば長さが50〜150mm程度の)原料4a(以下、長繊維原料4aと言う)や、繊維方向の長さが短い(例えば長さが5〜15mm程度の)原料4b(以下、短い原料を短繊維原料4bと言う)が存在する。
第1の混合体定量供給機12は、第1のミキサ10で生成した混合体8を貯留しており、下部に設けた供給開口部から、所定量の混合体8を下方のコンベア2に向けて供給する。
第1の混合体分別機16は、コンベヤ2上に第1の半成形体14を成形するものである。なお、第1の半成形体14については後述する。
第1の混合体分別機16は、図2に示すように、コンベヤ2の搬送方向に直交して水平方向に延在しているクロスバー16aと、このクロスバー16aの軸方向に所定の間隔をあけて平行に固定され、コンベヤ2の上流に向かうに従い下り傾斜(水平方向に対して略45度の下り傾斜)を付けて配置されている複数本の分別バー16b1,16b2,16b3…とで構成されている。この第1の混合体分別機16は、クロスバー16aが軸方向に往復運動することで、複数本の分別バー16b1,16b2,16b3…が、コンベヤ2の搬送方向に直交する方向に往復運動する。なお、クロスバー16aが往復運動するときのストロークは、分別バー16b1,16b2,16b3…の間隔以上に設定されているとともに、クロスバー16aは、180〜200回/min程度で往復運動する。
逆層成形機20は、コンベヤ2の搬送方向に直交して水平方向に延在している回転軸20aと、この回転軸20aの外周から径方向外方に突出している多数の回転矢20bとで構成されている。そして、この逆層成形機20は、回転矢20bが図1の矢印方向に回転することで、第1の混合体分別機16で成形されてコンベヤ2の下流側に流れてきた第1の半成形体14の上部の層を逆転させ、後述する第2の半成形体18を成形する。
第1の表面均し機22は、コンベヤ2の搬送方向に直交して水平方向に延在している回転軸22aと、この回転軸22aの外周から径方向外方に突出している多数の回転矢22bとで構成されている。そして、第1の表面均し機22は、回転矢22bが図1の矢印方向に回転することで、第2の半成形体18の上面を均すようになっている。なお、回転矢22bの回転によって第2の半成形体18の上面から除去された混合体は、符号23で示す排出コンベヤを介して装置外に排出されるようになっている。
また、第2のミキサ24は、第1のミキサ24と同様に、木質原料4及びセメントペースト6を混合して混合体8を生成する。また、第2の混合体定量供給機26も、第2のミキサ24で生成した混合体8を貯留しており、下部に設けた供給開口部から所定量の混合体8を下方のコンベア2に向けて供給する。
第2の混合体分別機28は、コンベヤ2上に第3の半成形体32を成形するものである。なお、第3の半成形体32については後述する。第2の混合体分別機28は、図2に示した第1の混合体分別機16と略同一構成のものである。すなわち、コンベヤ2の搬送方向に直交して水平方向に延在しているクロスバー28aと、このクロスバー28aの軸方向に所定の間隔をあけて平行に固定され、コンベヤ2の下流に向かうに従い下り傾斜(水平方向に対して略45度の下り傾斜)を付けて配置されている複数本の分別バー28b1(他の分別バーは省略する)とで構成されている。この第2の混合体分別機28は、第1の混合体分別機16の駆動と同様に、クロスバー28aが軸方向に往復運動することで、複数本の分別バー28b1がコンベヤ2の搬送方向に直交する方向に往復運動する。なお、この第2の混合体分別機28のクロスバー28aが往復運動するときのストロークも、隣接する分別バーの間の間隔以上に設定されているとともに、クロスバー28aは、180〜200回/min程度で往復運動する。
さらに、第2の表面均し機30は、コンベヤ2の搬送方向に直交して水平方向に延在している回転軸30aと、この回転軸30aの外周から径方向外方に突出している多数の回転矢30bとで構成されている。そして、第2の表面均し機30は、回転矢30bが図1の矢印方向に回転することで、第3の半成形体32の上面を均すようになっている。なお、回転矢30bの回転によって第3の半成形体32の上面から除去された混合体は、符号33で示す排出コンベヤを介して装置外に排出されるようになっている。
次に、上述した製造装置を使用した木質系セメント板の製造行程について、図1から図6を参照しながら説明する。
先ず、第1のミキサ10で木質原料4及びセメントペースト6を混合し、混合体8を生成する(混合体の生成行程)。
そして、第1ミキサ10で生成した混合体8が第1の混合体定量供給機12に貯留され、この第1の混合体定量供給機12から所定量の混合体8が、第1の混合体分別機16に供給される。
第1の混合体分別機16は、第1の混合体定量供給機12から混合体8が供給されると、短繊維原料4bを含んだ混合体8が、往復運動している分別バー16b1,16b2,16b3…の間を通過して下方に落下していく。また、長繊維原料4aを含んだ混合体8が、分別バー16b1,16b2,16b3…の間を通過せず、分別バー16b1,16b2,16b3…上をコンベヤ2の上流側に向かってスライドした後に下方に落下していく。このように、第1の混合体分別機16は、混合体定量供給機12から供給された混合体8を、短繊維原料4bを含んだ混合体8と長繊維原料4aを含んだ混合体8との二種類に分別して供給する。
これにより、図3にも示すように、コンベヤ2上には、殆どの木質原料が長繊維原料4aである下層混合体14aと、殆どの木質原料が短繊維原料4bである上層混合体14bとからなる第1の半成形体14がコンベヤ2上に成形される(第1の半成形体の生成行程)。
次に、コンベヤ2上の第1の半成形体14が下流側に移動すると、逆層成形機20の回転矢20bにより内部が掻き回される。すなわち、回転する回転矢20bにより、第1の半成形体14の下層混合体14aの上部及び上層混合体14bが掬い取られて逆転される。これにより、図4にも示すように、コンベヤ2上には、殆どの木質原料が長繊維原料4aである下層混合体18aと、殆どの木質原料が短繊維原料4bである中間層混合体18bと、殆どの木質原料が長繊維原料4aである上層混合体18cとからなる三層の第2の半成形体18が成形される(第2の半成形体の生成行程)。
次に、コンベヤ2上の第2の半成形体18が下流側に移動すると、第1の表面均し機22の回転する回転矢22bにより第2の半成形体18の上面が均されていく。そして、回転矢22bの回転によって第2の半成形体18の上面から除去された混合体は、排出コンベヤ23を介して装置外に排出されていく。
次に、第1の表面均し機22に上面が均された第2の半成形体18が下流側に移動すると、第2の混合体分別機28で分別された混合体8が第2の半成形体18に積層され、第3の半成形体32を成形する。
すなわち、第2の混合体分別機28に第2の混合体定量供給機26から混合体8が供給されると、短繊維原料4bを含んだ混合体8が、往復運動している分別バー28b1の間を通過して下方に落下していく。また、長繊維原料4aを含んだ混合体8は、分別バー28b1の間を通過せず、分別バー28b1上をコンベヤ2の下流側に向かってスライドした後に下方に落下していく。
これにより、図にも示すように、殆どの木質原料が長繊維原料4aである下層混合体32a及び最上層混合体32bとの間に、殆どの木質原料が短繊維原料4bである中間層混合体32cと、殆どの木質原料が長繊維原料4aである中間層混合体32dとが交互に積層した五層の第3の半成形体32が成形される(第3の半成形体の生成行程)。
次に、コンベヤ2上の第3の半成形体32が下流側に移動すると、第2の表面均し機30の回転する回転矢30bにより第3の半成形体32の上面が均されていく。そして、回転矢30bの回転によって第3の半成形体32の上面から除去された混合体は、排出コンベヤ33を介して装置外に排出されていく。
次いで、図6に示すように、コンベヤ2の下流に流れた第3の半成形体32を所定の長さに切断した後、プレス機34で厚さ方向に圧縮成形することで圧縮成形体36を形成する。次いで、圧縮成形体36を、所定時間(24h〜48h程度)の間だけ初期養生し、初期養生した圧縮成形体36を平積養生し、さらに乾燥工程を行なうことで、図7に示す木質系セメント板38が製造される。
この木質系セメント板38は、図7に示すように、厚さ方向の両面38a,38b側(図7の板厚方向のa,bで示す領域)に長繊維原料4aが多く存在し、これら長繊維原料4aが絡むように配置されている。また、この木質系セメント板38の厚さ方向の中央部(図7の板厚方向のc,dで示す領域)には、短繊維原料4aが密に存在している。
したがって、本実施形態の木質系セメント板38は、厚さ方向の両面38a,38b側に長繊維原料4aが多く存在し、短繊維原料4aが厚さ方向の中央部に多く存在していることから、木質系セメント板38の厚さ方向に曲げ荷重が加わる際に、引っ張り力が作用する側(両面38a,38bの一方)は互いに絡み合っている長繊維原料4aにより引っ張り耐力が大きくなり、圧縮力が作用する厚さ方向の中央部は密に存在している短繊維原料4aによる圧縮耐力が大きくなるので、曲げ強度が増大して強靱性が増大し、天井材、床下材等の建築材料として使用することができる。
また、この木質系セメント板38の厚さ方向の中央部には、短繊維原料4aが多く存在していることから、厚さ方向の両面側に貫通する貫通孔が殆ど存在しない。したがって、断熱性に優れた板材とすることができる。
また、本実施形態の木質系セメント板の製造行程では、セメントペースト6内で長繊維原料4a及び短繊維原料4aが密に絡み合うように第1のミキサ10や第2のミキサ24の混合時間を長く設定することや、絡み易いカール形状の木質原料4を形成するために特殊な木質原料製造装置を使用といったことを行なわず、第1の混合体分別機16で第1の半成形体14が成形され、逆層成形機20で第2の半成形体18が成形され、第2の混合体分別機28で第3の半成形体14が成形されることで、殆どが長繊維原料4aである一対の混合体層の間に、殆どが短繊維原料4bである混合体層が介装されるようにしただけなので、複雑な製造行程が不要となり、木質系セメント板の製造単価の低減化を図ることができる。
なお、本発明に係る木質系セメント板は、図7で示したように、長繊維原料4aが多く存在する層と短繊維原料4aが多く存在する層とが5層に分かれているものに限定されるものではなく、例えば図8に示すように、長繊維原料4aが多く存在する層と短繊維原料4aが多く存在する層とが3層に分かれている木質系セメント板40を製造する場合であっても、同様の効果を奏することができる。この3層の木質系セメント板40を製造する場合は、第2の混合体定量供給機26から混合体8を供給せず、第2の半成形体18をプレス機34で厚さ方向に圧縮成形していく。
ここで、本実施形態では、原木を材料として木毛や木片などの木質原料4を使用したが、家屋等を解体したときに発生する廃材未利用材や森林の間伐材を破砕して木質原料4とすると、自然環境の破壊防止や省資源を促進することができるとともに、原料コストの低減化をも図ることができる。
また、図9に示すように、第1のミキサ10及び第2のミキサ20に、木質原料4及びセメントペースト6とともに、ビーズ状に膨張したものや、廃材の発泡体を破砕してなる発泡樹脂42を混入してもよい。
ビーズ状に膨張した発泡樹脂42の具体的な材料としては、例えば、フェノール樹脂やポリスチレン樹脂に発泡剤としてプロパン、ブタン、ペンタンなどを配合したビーズ状の成形材料である発泡性ポリスチレンビーズが考えられ、この材料に高温水蒸気を加えると、粒形状が20以上の高倍率に膨張する。他のビーズ状の発泡樹脂としては、発泡性ハイインパクトポリスチレン、発泡ポリエチレン・ポリスチレン共重合樹脂、発泡性ポリスチレン/アクリロニトリル系共重合樹脂、発泡性メチルメタクリレート/スチレン系共重合樹脂等が考えられる。
このように発泡樹脂42を混入して製造された木質系セメント板38,40は、発泡樹脂42が空気より熱伝導率が低いので、さらに断熱性を高くすることができる。
また、アンモニアを分解することができるセラミックや脱臭効果がある木炭、さらには、調湿効果のあるケイ藻土を混入すると、さらに優れた建築材料となる。
さらに、木質系セメント板の焼却により発生した焼却灰を混入すると、セメントペーストの材料として利用でるので、原料コストの低減化をさらに図ることができる。
また、本発明に係る木質系セメント板は、かさ比重が小さいものに限らず、かさ比重が高くても強靭性があるものを含まれている。
上述した木質系セメント板の具体的な特性について説明する。
木質原料及びセメントペーストの重量配合比を、木質原料40%、セメントペースト60%とし、厚さを25mmとし、図7で示したように長繊維原料4aが多く存在する層と短繊維原料4aが多く存在する層とが5層に分かれている木質系セメント板を製造した。
この木質系セメント板に対して、JIS−A−1048に規定した試験機を使用して3等分点荷重による曲げ試験を行った結果、曲げ破壊荷重が650N以上と高い値を示した。また、その際の撓みは8mm以下であり曲げ耐力も十分に有する。さらに、熱抵抗が0.24(m2・K)/Wであり、断熱性が高い性質を有している。
本発明に係る木質系セメント板の製造装置の要部を説明する図である。 本発明に係る木質系セメント板の製造装置の第1の成形手段を示す図である。 本発明に係る木質系セメント板の製造方法の1実施形態における第1の半成形体の構造を示す図である。 本発明に係る木質系セメント板の製造方法の1実施形態における第2の半成形体の構造を示す図である。 本発明に係る木質系セメント板の製造方法の1実施形態における第3の半成形体の構造を示す図である。 本発明に係る木質系セメント板の製造装置のプレス機と、成形した圧縮セメント板の養生を示す図である。 本発明に係る5層構造の木質系セメント板を示す断面図である。 本発明に係る3層構造の木質系セメント板を示す断面図である。 本発明に係る混合体を構成する主原料の他の実施形態を示す図である。
符号の説明
2 コンベヤ
4 木質原料
4a 長繊維原料
4b 短繊維原料
6 セメントペースト
8 混合体
10 第1のミキサ
14 第1の半成形体
14a 下層混合体
14b 上層混合体
16 第1の混合体分別機(第1の成形手段)
16a クロスバー
16b1,16b2,16b3… 分別バー
18 第2の半成形体
18a 下層混合体
18b 中間層混合体
18c 上層混合体
20 逆層成形機(第2の成形手段)
20a 回転軸
20b 回転矢
24 第2のミキサ
28 第2の混合体分別機
32 第3の半成形体
32a 下層混合体
32b 最上層混合体
32c 中間層混合体
34 プレス機
36 圧縮成形体
38,40 木質系セメント板
42 発泡樹脂

Claims (7)

  1. 主原料として木毛や木片などの木質原料とセメントペーストとを混ぜ合わせた混合体を、板状の半成形体に成形し、前記半成形体を厚さ方向に圧縮成形した後、所定時間の間養生して木質系セメント板を製造する方法において、
    前記混合体を、長繊維の木質原料を多く含んだ混合体及び短繊維の木質原料を多く含んだ混合体の二種類に分別し、前記長繊維の木質原料を含んだ混合体を下層混合体とし、この下層混合体上に前記短繊維の木質原料を含んだ混合体を上層混合体として積層した板状の第1の半成形体を成形する第1の成形行程と、
    この第1の半成形体を再成形し、前記長繊維の木質原料を多く含んだ混合体を下層混合体とし、この下層混合体上に前記短繊維の木質原料を多く含んだ混合体を中間層混合体として積層し、前記中間層混合体上に前記長繊維の木質原料を多く含んだ混合体を上層混合体とし積層した板状の第2の半成形体を成形する第2の成形行程とを備え
    当該第2の成形行程では、前記第1の半成形体の厚さ方向の上部側である前記下層混合体の上部及び前記上層混合体を攪拌することで、前記長繊維の木質原料を多く含んだ混合体及び前記短繊維の木質原料を多く含んだ混合体の積層状態を逆転させるようにしたことを特徴とする木質系セメント板の製造方法。
  2. 前記第1の成形行程では、木質原料の大きさの違いによるふるい分けにより二種類の混合体に分別するようにしたことを特徴とする請求項1記載の木質系セメント板の製造方法。
  3. 前記木質原料は、建築用などの廃材から出た未利用材や、森林の間伐材を破砕して形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の木質系セメント板の製造方法。
  4. 主原料として、前記木質原料及びセメントペーストとともに、ビーズ状に膨張した発泡樹脂や、発泡体を所定の大きさに破砕した発泡樹脂を混ぜ合わせて前記混合体を形成するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の木質系セメント板の製造方法。
  5. 主原料として、前記木質原料及びセメントペーストとともに、木質系セメント板の焼却灰を混ぜ合わせて前記混合体を形成するようにしたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の木質系セメント板の製造方法。
  6. 主原料として木毛や木片などの木質原料とセメントペーストとを混ぜ合わせた混合体を板状の半成形体に成形した後に、木質系セメント板を製造する装置において、
    成形した半成形体を搬送するコンベヤと、このコンベヤの上流側に配置され、供給された混合体を長繊維の木質原料を多く含んだ混合体及び短繊維の木質原料を多く含んだ混合体の二種類に分別し、前記長繊維の木質原料を含んだ混合体を下層混合体とし、この下層混合体上に前記短繊維の木質原料を含んだ混合体を上層混合体として積層した板状の第1の半成形体を前記コンベヤ上に成形する第1の成形手段と、この第1の成形手段で成形した前記第1の半成形体を再成形し、前記長繊維の木質原料を多く含んだ混合体を下層混合体とし、この下層混合体上に前記短繊維の木質原料を多く含んだ混合体を中間層混合体として積層し、前記中間層混合体上に前記長繊維の木質原料を多く含んだ混合体を上層混合体とし積層した板状の第2の半成形体を前記コンベヤ上に成形する第2の成形手段とを備え、
    前記第2の成形手段は、前記コンベヤの搬送方向に直交して水平方向に延在している回転軸と、この回転軸の外周から径方向外方に突出している多数の回転矢とを備えており、前記回転矢の回転により前記第1の半成形体の厚さ方向の上部側である前記下層混合体の上部及び前記上層混合体を攪拌し、前記長繊維の木質原料を多く含んだ混合体及び前記短繊維の木質原料を多く含んだ混合体の積層状態を逆転させるようにしたことを特徴とする木質系セメント板の製造装置
  7. 前記第1の成形手段は、前記コンベヤの搬送方向に直交して水平方向に延在しているクロスバーと、このクロスバーの軸方向に所定の間隔をあけて平行に固定され、コンベヤの上流に向かうに従い下り傾斜を付けて配置されている複数本の分別バーとで構成され、前記クロスバーが軸方向に往復運動し、前記複数本の分別バーが前記コンベヤの搬送方向に直交する方向に往復運動することで、長繊維の木質原料を多く含んだ混合体と、短繊維の木質原料を多く含んだ混合体とをふるい分けるようにしたことを特徴とする請求項6記載の木質系セメント板の製造装置
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