JP4535992B2 - バネ力調整構造 - Google Patents

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この発明は、バネ力調整構造に関し、特に、筒型の油圧緩衝器にあって伸縮作動する緩衝器本体に介装の懸架バネにおけるバネ力をカム機構の利用下に高低調整可能にするバネ力調整構造の改良に関する。
筒型の油圧緩衝器にあって伸縮作動する緩衝器本体に介装の懸架バネにおけるバネ力をカム機構の利用下に高低調整可能にするバネ力調整構造としては、従来から種々の提案があるが、その中に、たとえば、特許文献1および特許文献2には、油圧緩衝器にあって、緩衝器本体を構成するシリンダ体の外周に上記のカム機構が配在されてなるとする提案が開示されている。
それゆえ、この特許文献1および特許文献2に開示のバネ力調整構造にあっては、シリンダ体が車体側あるいは車輪側に連結されるとき、このシリンダ体が固定部になり、この固定部に配在されたカム機構によって懸架バネの一端たる可動端の位置をシリンダ体の軸線方向たる上下方向に移動することが可能になる。
このとき、特許文献1に開示のバネ力調整構造にあっては、緩衝器本体において、シリンダ体に対して出没可能に連繋されるロッド体が下端側部材とされて車輪側に連結されるから、この油圧緩衝器が車両に搭載されて利用される状況を鑑みると、ロッド体の外周に付着した泥などがシリンダ体内に侵入し易くなることが危惧されることになる。
それに対して、特許文献2に開示のバネ力調整構造にあっては、緩衝器本体がロッド体を上端側部材にして車体側に連結される場合には、ロッド体の外周に泥などが付着する機会が減るので、ロッド体の外周に付着した泥などがシリンダ体内に侵入することを危惧しなくても済むことになるが、シリンダ体が下端側部材とされるので、カム機構に泥などが付着する機会が増え、カム機構の正常な作動を保障し得なくなる危惧がある。
そこで、特許文献3に開示のバネ力調整構造にあっては、緩衝器本体を構成するロッド体が上端側部材とされた状態で油圧緩衝器が車両に搭載されるとき、ロッド体の外周への泥の付着機会が減る一方で、カム機構がロッド体における突出端部、すなわち、ロッド体を車体側に連結する際に利用するブラケットを連設する端部の外周に配在されてなるとするから、カム機構への泥の付着機会が減ることになり、緩衝器本体の作動およびカム機構の作動を保障し得ることになる。
しかし、この特許文献3に開示のバネ力調整構造にあっても、緩衝器本体においてシリンダ体から突出するロッド体における突出部は、言わば露出されたままだから、ロッド体の外周に泥などが付着する可能性は残存されており、したがって、ロッド体の外周に付着した泥などがシリンダ体内に侵入しないとは言い得ないことになる。
このような背景からすれば、特許文献4に開示のバネ力調整構造にあっては、緩衝器本体を構成するロッド体における突出部がカバー体で覆われるとして言わば絶対的に泥などがロッド体の外周に付着し得ない態勢におかれ、しかも、カム機構がカバー体の内側に配在されてなるとしているから、緩衝器本体の伸縮作動とカム機構の作動を恒久的に保障し得ることになる。
特開平8‐210417号公報(図1) 特開平8‐210414号公報(図1) 特開平8‐270712号公報(図1) 特開平10‐281207号公報(図1)
しかしながら、上記した特許文献4に開示のバネ力調整構造にあっては、緩衝器本体の伸縮作動とカム機構の作動を恒久的に保障し得る点では問題ないが、油圧緩衝器における構成を複雑にすると指摘される可能性がある。
すなわち、上記した特許文献4に開示のバネ力調整構造では、カム機構がカバー体の内側に配在されるとするから、このカム機構を、たとえば、車両を操縦する者などが直接手動操作することができず、したがって、機械構造の利用による遠隔操縦によらざるを得ず、それゆえ、結果的に、油圧緩衝器における構造を複雑にすることになり、その分油圧緩衝器における製品コストの低減化を図り難くすることになる。
この発明は、上記した事情を鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、油圧緩衝器における緩衝器本体の伸縮作動とカム機構の作動を恒久的に保障し得るのはもちろんのこと、その際に油圧緩衝器におけるいたずらな製品コストの上昇化を招来せずして、その油圧緩衝器の汎用性の向上を期待するのに最適となるバネ力調整構造を提供することである。
上記した目的を達成するために、この発明によるバネ力調整構造の構成を、基本的には、伸縮作動する緩衝器本体が外側に介装された懸架バネのバネ力で伸側方向に附勢されてなる筒型の油圧緩衝器にあって、緩衝器本体がシリンダ体とこのシリンダ体に出没可能に連繋するロッド体とを有しながらシリンダ体から突出するロッド体における突出部を覆う筒状に形成のカバー体を有してなり、懸架バネが一端をシリンダ体の外周に係止させながら他端をカバー体の外周に位置決められたカム機構に係止させてなり、カム機構がカバー体の外周に保持されてカバー体の開口端に当接される連繋部材に相対回動阻止状態下に連繋されるストッパ部材を有してなり、連繋部材がロッド体の突出端部に連設のトップキャップに相対回動阻止状態下に連繋されてなるバネ力調整構造において、トップキャップがカバー体の開口端部の内側に臨在される筒状端部に径方向に膨出する膨出部を有してなると共に、この膨出部が連繋部材に形成の内周側切欠部に嵌挿されてトップキャップの連繋部材に対する相対回動阻止状態下の連繋が具現化されてなるとする。
それゆえ、この発明にあっては、油圧緩衝器における緩衝器本体を構成するロッド体の突出部がカバー体で覆われるから、このロッド体の外周に泥などが付着し得ない態勢におかれ、その分緩衝器本体における作動が恒久的に保障されることになる。
そして、この発明にあっては、カム機構がカバー体の外側に配在されるから、このカム機構を、たとえば、車両を操縦する者などが直接手動で操作することが可能になり、したがって、機械構造の利用による遠隔操作の場合に比較して、油圧緩衝器における構造を複雑にしなくて済むことになる。
そしてまた、この発明にあっては、カム機構がカバー体の外周に配在されるとされるとしても、カバー体が緩衝器本体にあってシリンダ体から突出するロッド体の突出部を覆うように配在される、すなわち、カム機構が車両における車体側に近くなるように配在されることで、このカム機構が車両における車輪側に近くなるように配在される場合に比較して、泥などが付着し難くなり、カム機構の作動を恒久的に保障し得ることになる。
そしてさらに、この発明にあっては、トップキャップの筒状端部に径方向に膨出する膨出部を形成するについて、プレス成形などで同時成形することが可能なってその形成が容易になり、部品コストのいたずらな高騰化を回避することが可能になる。
その結果、この発明によれば、油圧緩衝器における緩衝器本体の伸縮作動とカム機構の作動を恒久的に保障しながら油圧緩衝器におけるいたずらな製品コストの上昇化を招来せずして、その油圧緩衝器の汎用性の向上を期待するのに最適となる。
以下に、図示した実施形態に基づいて、この発明を説明するが、この発明によるバネ力調整構造は、図示するとことでは、たとえば、車両たる自動二輪車の後輪側に搭載される筒型の油圧緩衝器に具現化されるとしている。
このとき、この油圧緩衝器にあっては、図1に示すように、伸縮作動する緩衝器本体1の外側に懸架バネ2を配在させてなり、そして、この発明によるバネ力調整構造は、この懸架バネ2におけるバネ力をカム機構3の利用下に高低調整可能にしている。
少し説明すると、まず、緩衝器本体1は、図示するところでは、シリンダ体11を下端側部材たる車輪側部材にすると共にこのシリンダ体11に出没可能に連繋するロッド体12を上端側部材たる車輪側部材にしながらシリンダ体11から突出するロッド体12における突出部(符示せず)を覆う筒状に形成のカバー体13を有してなるとしている。
そして、この緩衝器本体1にあっては、カバー体13が外側に位置決められる懸架バネ2の一端たる稼動端、すなわち、図中での上端を係止しながら作動時に懸架バネ2の上端をシリンダ体11の軸線方向に移動させる、すなわち、上下動させる上記のカム機構3をシリンダ体11の外周に配在させてなるとしている。
そしてまた、この緩衝器本体1にあっては、図2および図3に示すように、カバー体13がカム機構3を構成するスットパ部材31を介して連繋部材4に相対回動阻止状態下に連結されると共に、この連繋部材4がロッド体12の突出端部に連設のトップキャップ5に相対回動阻止状態下に連繋されてなるとしている。
ところで、カム機構3について少し説明すると、この発明にあって、カム機構3は、図2および図3に示すように、懸架バネ2の一端たる上端を係止しながらカバー体13の外周に回動可能に介装される筒体32と、上記したストッパ部材31とを有してなる。
そして、このカム機構3にあっては、筒体32が一端たる図中での上端にカム面32a(図2参照)を、すなわち、いわゆる高さが異なる三段構成のカム面32aを有してなるとするもので、このカム面32aにストッパ部材31の図示するところでは尖端状に形成された他端たる先端が当接される(図2参照)とし、また、筒体32は、他端部たる図中での下端部にフランジ状に形成されたバネ受部32bを有してなり、このバネ受部32bに懸架バネ2の図中で上端となる可動端を係止させるとしている。
ちなみに、このカム機構3にあって、筒体32は、外周に固定状態に連設されて保持されている工具挿し込み部32c(図2参照)を有していて、それゆえ、このカム機構3にあっては、工具挿し込み部32cを工具の連繋下の外力操作で移動、すなわち、回動させることで、筒体32をカバー体13の外周で回動させることが可能になるとしている。
そして、ストッパ部材31は、カバー体13の外周に溶接などの固定的手段で保持されるとしており、このストッパ部材31の図中で下端となる先端が任意の高さのカム面32aに当接されることで、懸架バネ2の可動端が上下動されることになり、その限りにおいて、懸架バネ2のバネ力が高低調整され、結果的に、車両における車高が高低調整されることになる。
つぎに、この発明において、カバー体13がスットパ部材31を介して連繋部材4に相対回動阻止状態下に連繋されると共に、この連繋部材4がトップキャップ5に相対回動阻止状態下に連繋されてなる態様について少し説明する。
すなわち、図4に示すところは、トップキャップ5,連繋部材4およびカバー体13を分離した状態で示すものであるが、まず、カバー体13の一端部たる開口端部、すなわち、図中での上端部の外周には、上記したように、カム機構3を構成するストッパ部材31が溶接などの固定的手段で一体的に保持されてなるとしている。
このとき、このストッパ部材31の図中で上端部となる後端部は、カバー体13の端部から上方に突出する、すなわち、カバー体13の軸線方向に延在されていて、連繋部材4に形成の外周側切欠部4aへの連繋部31aとされている。
一方、トップキャップ5は、図2に示すように、ロッド体12の突出端部に溶接などで固定状態に連設されながら他端部たる筒状端部に径方向に膨出形成される膨出部51を連繋部材4に形成の内周側切欠部4bに嵌挿させてトップキャップ5の連繋部材4に対する相対回動阻止状態下の連繋を具現化している。
このように、トップキャップ5が筒状端部に径方向に膨出形成された膨出部51を連繋部材4に形成の内周側切欠部4bに嵌挿させることで、トップキャップ5の連繋部材4に対する相対回動阻止状態下の連繋を具現化する方策を選択する場合には、上記の膨出部51は、たとえば、トップキャップ5をプレス成形するとき、同時に形成することが可能になるから、その形成が容易になると共に、この膨出部51が筒状端部でロッド体12の軸線方向に沿うように延在されて形成される場合に比較して材料の歩留まりを良くすることになり、部品コストのいたずらな高騰化を回避することが可能になる。
そして、連繋部材4は、図5に示すように、軸芯部にロッド体12と、図示するところでは、クッションラバー6を臨在させる環状に形成されながら外周側をカバー体13の一端たる上端を裏面たる下面に係止させる(図3参照)フランジ部41としてなると共に、このフランジ部41を含めて径方向に切欠されてロッド体12(図4中の仮想線図参照)の通過を許容する割り部42を有してなり、この割り部42がストッパ部材31を嵌挿させる外周側切欠部4aとトップキャップ5の外周に形成の膨出部51を嵌挿させる内周側切欠部4bとされてなるとしている。
それゆえ、この連繋部材4にあっては、懸架バネ2からの附勢力に抗するようにしてカバー体13を移動させた、すなわち、図示するところでは、押し下げた状態から割り部42をロッド体12が通過する、すなわち、いわゆる交わすようにすることで、この連繋部材4をトップキャップ5に連繋させると共に懸架バネ2の附勢力で上昇してくるカバー体13に保持されているカム機構3におけるストッパ部材31の連繋を可能にし得ることになる。
このとき、図示するところでは、ロッド体12の外周に適宜の長さを有するクッションラバー6が介装されている(図3参照)から、上記の連繋部材4を所定の配在状態にするには、このクッションラバー6を交わすことになるまで、カバー体13を押し下げる必要があり、その意味では、この連繋部材4の配在が容易でないと指摘されることになる危惧がある。
そこで、この連繋部材4については、上記した言わば一体に形成されることに代えて、図6に示すように、いわゆる分割態様に形成されてなるとしても良い。
すなわち、この図6に示すところにあっては、連繋部材4が軸芯部にロッド体12およびクッションラバー6を挿通させながら外周側をカバー体13の上端を下面に係止させるフランジ部41とし、トップキャップ5の下端部に膨出形成された膨出部51を嵌挿させる内周側切欠部4bとストッパ部材31を嵌挿させる外周側切欠部4aとを有してなるのはもちろんのこと、この連繋部材4が軸芯を通る直径方向の切断線aで二分割されてなるとしている。
それゆえ、この分割態様に形成された連繋部材4にあっては、これを所定位置に配在するにあってカバー体13を押し下げるとき、クッションラバー6を交わすほどのストロークを要しないことになり、したがって、図5に示す言わば一体構造に形成された連繋部材4に比較して、その配在作業が容易になる利点がある。
以上のように形成されたバネ力調整構造をにあっては、油圧緩衝器における緩衝器本体1を構成するロッド体12の突出部がカバー体13で覆われることになるから、ロッド体12の外周に泥などが付着し得ない態勢になり、したがって、ロッド体12に附着した泥などが緩衝器本体1を構成するシリンダ体11内に侵入しなくなり、その分緩衝器本体1における作動が恒久的に保障されることになる。
そして、カム機構3は、カバー体13の外周に配在されるから、このカム機構3を、たとえば、車両を操縦する者などが直接手動で操作することが可能になり、したがって、機械構造を利用する遠隔操作による場合に比較して、油圧緩衝器における構造を複雑にしなくて済むことになる。
そしてまた、カム機構3は、カバー体13の外周に配在されるとされるとしても、カバー体13が緩衝器本体1にあって上端側部材とされるロッド体12の突出部を覆うように配在される、すなわち、カム機構3が車両における車体側に近くなる緩衝器本体1における上端側部材側に配在されるから、このカム機構3が緩衝器本体1における下端側部材側に配在される場合に比較して、泥などが付着し難くなり、カム機構3の作動を恒久的に保障することが可能になる。
そしてさらに、トップキャップ5の筒状端部に径方向に膨出する膨出部51を形成するについて、その形成が容易になると共に、材料の歩留まりを良くすることになり、部品コストのいたずらな高騰化を回避することが可能になる。
その結果、この発明によれば、油圧緩衝器における緩衝器本体1の伸縮作動とカム機構3の作動を恒久的に保障しながら油圧緩衝器におけるいたずらな製品コストの上昇化を招来せずして、その油圧緩衝器の汎用性の向上を期待するのに最適となる。
前記したところは、油圧緩衝器における緩衝器本体1がシリンダ体11を下端側部材にすると共にロッド体12を上端側部材にする正立型に設定されてなるとしたが、この発明が意図するところ、すなわち、いたずらな製品コストの上昇化を招来しないことからすれば、上記したところに代えて、図示しないが、緩衝器本体1がシリンダ体11を上端側部材にすると共にロッド体12を下端側部材にする倒立型に設定されてなるとしても良いことはもちろんである。
この発明によるバネ力調整構造を具現化した油圧緩衝器を示す正面図である。 図1の油圧緩衝器における上端部を拡大して示す部分正面図である。 図2中のY‐Y線位置で示す半截部分縦断面図である。 油圧緩衝器における上端部を構成するトップキャップ,連繋部材およびカバー体を分解状態で示す図である。 連繋部材の一実施形態を示す平面図である。 連繋部材の他の実施形態を図5と同様に示す図である。
符号の説明
1 緩衝器本体
2 懸架バネ
3 カム機構
4 連繋部材
4a 外周側切欠部
4b 内周側切欠部
5 トップキャップ
11 シリンダ体
12 ロッド体
13 カバー体
31 ストッパ部材
32 筒体
32a カム面
41 フランジ部
42 割り部
51 膨出部

Claims (4)

  1. 伸縮作動する緩衝器本体が外側に介装された懸架バネのバネ力で伸側方向に附勢されてなる筒型の油圧緩衝器にあって、緩衝器本体がシリンダ体とこのシリンダ体に出没可能に連繋するロッド体とを有しながらシリンダ体から突出するロッド体における突出部を覆う筒状に形成のカバー体を有してなり、懸架バネが一端をシリンダ体の外周に係止させながら他端をカバー体の外周に位置決められたカム機構に係止させてなり、カム機構がカバー体の外周に保持されてカバー体の開口端に当接される連繋部材に相対回動阻止状態下に連繋されるストッパ部材を有してなり、連繋部材がロッド体の突出端部に連設のトップキャップに相対回動阻止状態下に連繋されてなるバネ力調整構造において、トップキャップがカバー体の開口端部の内側に臨在される筒状端部に径方向に膨出する膨出部を有してなると共に、この膨出部が連繋部材に形成の内周側切欠部に嵌挿されてトップキャップの連繋部材に対する相対回動阻止状態下の連繋が具現化されてなることを特徴とするバネ力調整構造
  2. カム機構が懸架バネの一端を係止しながらカバー体の外周に回動可能に介装されると共に一端にカム面を有する筒体と、この筒体のカム面に先端を当接させながらカバー体の外周に保持されるストッパ部材とを有してなり、このストッパ部材が連繋部材に形成の外周側切欠部に嵌挿されてカバー体が連繋部材に相対回動阻止状態下に連結されてなる請求項1に記載のバネ力調整構造
  3. 連繋部材が軸芯部にロッド体を挿通させながら外周側をカバー体の一端を裏面に係止させるフランジ部としてなると共に、このフランジ部を含めて径方向に切欠されてロッド体の通過を許容する割り部を有してなり、この割り部がストッパ部材を嵌挿させる外周側切欠部とトップキャップの他端に形成の膨出部を嵌挿させる内周側切欠部とされてなる請求項1に記載のバネ力調整構造
  4. 連繋部材が軸芯部にロッド体を挿通させながら外周側をカバー体の一端を裏面に係止させるフランジ部としてなると共にトップキャップの他端に形成の膨出部を嵌挿させる内周側切欠部とストッパ部材を嵌挿させる外周側切欠部とを有してなり、かつ、連繋部材が軸芯を通る直径方向の切断線で二分割されてなる請求項1に記載のバネ力調整構造
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