JP4535042B2 - デマンド制御装置、デマンド制御システム、デマンド制御方法およびデマンド制御プログラム - Google Patents
デマンド制御装置、デマンド制御システム、デマンド制御方法およびデマンド制御プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4535042B2 JP4535042B2 JP2006218874A JP2006218874A JP4535042B2 JP 4535042 B2 JP4535042 B2 JP 4535042B2 JP 2006218874 A JP2006218874 A JP 2006218874A JP 2006218874 A JP2006218874 A JP 2006218874A JP 4535042 B2 JP4535042 B2 JP 4535042B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- demand control
- priority
- detection signal
- room
- priority level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
図1に示すように、デマンド制御システム1は、ホテル等の宿泊施設に設けられ、主に、空調機ACに対するデマンド制御を行うデマンド制御装置10と、各部屋Rの空調を制御する空調管理装置20と、ホテル管理装置30と、ホテル管理装置30と通信線31を介して接続され各部屋に配された管理制御部41とを有する。
デマンド制御装置10は、図2に示すように、受信部11と、制御部12と、記憶部13と、送信部14とを含むコンピュータである。
デマンド制御指令を受けた空調機ACの動作について説明する。本実施形態における空調機ACは、室外機(図示省略)と複数の室内機からなるいわゆるビルマルチ方式である。空調機ACに対する制御としては、例えば室外機の能力を制御する方法として最大能力に段階を設けて抑制する方法(例えば、4段階(100、70、40、0%)や10%刻みの段階を設けて抑制する等)の他、室内機の設定温度の制御や運転のON/OFFにより部屋毎の制御が可能である。なお、セントラル空調方式を採用している場合は、ON/OFFや風量の調節等により制御が可能である。
上記実施形態のデマンド制御装置10による処理の流れを図3および図4のフローチャートに沿って説明する。
まず、優先度決定処理を行う(S001ステップ)。図4に示すように、デマンド制御装置10はホテル管理装置30に対し、ポーリングにより空調管理装置20を介してホテル管理装置30にアクセスする(S101ステップ)。このポーリング送信は、部屋毎に所定の時間間隔で行われる。次いで、同ポーリングに対して、ホテル管理装置30は、第1検出信号を受信したか、第2検出信号を受信したか、または検出信号を受信していないかの情報を空調管理装置20を介してデマンド制御装置10に送信する。検出信号判定部12aは、まず、第1検出信号が受信されたかどうかを判定する(S102ステップ)。第1検出信号が受信された場合、同部屋には利用者が居ることになるため、優先度決定部12bは空調機ACに対し第1優先度を「高」と決定する(S103ステップ)。
次いで、上記のように決定された優先度は、図3に示すように、デマンド予測部12cによりデマンド制御が必要かどうか判定される(S002ステップ)。必要でないと判定された場合は処理を終了し、必要であると判定された場合は、優先度記憶部13aにおける優先度に応じてデマンド制御指令を生成し、空調機ACに送信され、デマンド制御が行われる(S003ステップ)。
(1)
本実施形態に係るデマンド制御システム1では、人の在/不在をリアルタイムに把握しデマンド制御の優先度を決定するため、ホテルのような宿泊施設においても無駄がなくかつ利用客に負担のない効果的なデマンド制御を実現できる。
本実施形態に係るデマンド制御システム1では、さらに人の在/不在に加えて利用者か従業員かを検出してデマンド制御の優先度を決定するため、さらに効果的なデマンド制御を実現できる。
本実施形態に係るデマンド制御システム1では、既存のホテル管理装置30の情報を利用しているため、短期間かつ低コストでデマンド制御システムを導入できる。
(A)
上記実施形態における優先度決定に加えて、利用スケジュールによる優先度(以下、第2優先度と呼ぶ)を更に加えてもよい。その処理の一例を図5に示す。
上記実施形態においては、空調管理装置20は、デマンド制御装置10を介して各部屋内の機器に接続されているが、例えばセントラル空調方式が採用されている場合は、ホテル管理装置30を介して空調管理・デマンド制御を行うようにしてもよい。
上記実施形態においては、従業員が送信機50を携帯しボタン操作等により第2検出信号を発信させているが、従業員が携帯するICカード等から部屋に備えられた受信機により自動的に第2検出信号を受信して、発信させるようにしてもよい。
デマンド制御中に優先度が変更された場合、特にデマンド制御中の部屋で第1検出信号が検出された場合、利用客が部屋に居ることになるため、デマンド制御の解除信号を発信する等して強制的にデマンド制御を解除するように設定してもよい。
上記実施形態においては、第1優先度は第1検出信号または第2検出信号の受信に応じて決定されるが、双方の検出信号が重複して受信された場合、予め設定された優先順位に基づきいずれかの検出信号を優先させてもよい。例えば、上記実施形態においては、利用客が部屋に居る間に従業員も部屋に居るような状況があった場合、利用客がいることを示す第1検出信号を優先させて、デマンド制御の優先度を「高」とするように設定してもよい。
上記実施形態においては、本発明のデマンド制御システムを宿泊施設に導入した場合について説明しているが、同様のニーズが発生する施設、例えば商業施設や公共施設等に適用してもよい。
10 デマンド制御装置
11 受信部
12 制御部
13 記憶部
14 送信部
20 空調管理装置
21 制御線
30 ホテル管理装置(管理システム)
31 通信線
41 管理制御部
42 キースイッチ
50 従業員携帯送信機
Claims (8)
- 宿泊施設の部屋(R)に環境を提供する環境提供装置の電力デマンドを制御するデマンド制御装置(10)であって、
前記部屋において宿泊施設の利用客が居ることを示す第1検出信号及び前記部屋(R)において宿泊施設の従業員が居ることを示す第2検出信号を受信したかどうかを判定する検出信号判定部(12a)と、
前記検出信号判定部による前記第1検出信号又は前記第2検出信号の判定処理により、前記デマンド制御の優先度である第1優先度のレベルを決定すると共に、前記部屋(R)の利用スケジュールに従って第2優先度のレベルを決定する優先度決定部(12b)と、
前記第1優先度又は第2優先度のレベルに応じたデマンド制御指令を生成し発信するデマンド制御指令部(12d)と、
を備え、
前記優先度決定部(12b)はさらに、
前記第1検出信号を受信した場合は、前記第2検出信号を受信した場合よりも前記第1優先度のレベルを高く設定し、
前記第1検出信号及び前記第2検出信号を重複して受信した場合は、前記第1検出信号により、前記第1優先度のレベルを決定し、
前記部屋(R)の利用時間が間もなく開始する場合は、前記第2優先度のレベルを高く設定し、
前記デマンド制御指令部(12d)は、
前記第1優先度及び前記第2優先度のうちレベルが高い方に応じてデマンド制御指令を生成する、
デマンド制御装置。 - 前記第1優先度又は前記第2優先度に関する情報を記憶する優先度記憶部(13a)を備え、
記憶された前記第1優先度又は前記第2優先度に関する情報は、前記第1優先度又は前記第2優先度のレベルが決定される毎に記憶され、または更新される、
請求項1記載のデマンド制御装置。 - 前記環境提供装置は空調機(AC)であり、
前記デマンド制御指令部(12d)は、前記空調機毎に前記デマンド制御指令を生成し、前記空調機に対して発信する、
請求項1記載のデマンド制御装置。 - 請求項1記載の前記デマンド制御装置(10)と、
前記快適環境提供装置と、
前記第1検出信号を検出する第1検出装置(42)と、
を備える、デマンド制御システム。 - 前記部屋(R)において従業員が居ることを示す第2検出信号を検出する第2検出装置(50)を備える、
請求項4記載のデマンド制御システム。 - 前記第1及び第2検出信号は、宿泊施設の管理システム(30)を介して、前記デマンド制御装置(10)に送信される、
請求項4または5に記載のデマンド制御システム。 - 宿泊施設の各部屋に環境を提供する環境提供装置の電力デマンドを制御するデマンド制御方法であって、
第1検出信号を受信することにより前記部屋において宿泊施設の利用客が居ると判定する利用客検出ステップと、
第2検出信号を受信することにより前記部屋において宿泊施設の従業員が居ると判定する従業員検出ステップと、
前記第1検出信号又は前記第2検出信号に応じてデマンド制御の第1優先度のレベルを決定する第1優先度レベル決定ステップと、
前記部屋の利用スケジュールに従って第2優先度のレベルを決定する第2優先度レベル決定ステップと、
前記第1優先度及び前記第2優先度のうちレベルが高い方に応じてデマンド制御指令を生成し送信するデマンド制御指令ステップと、
を備え、
前記第1優先度レベル決定ステップにおいては、
前記第1検出信号を受信した場合は、前記第2検出信号を受信した場合よりも前記第1優先度のレベルを高く設定し、
前記第1検出信号及び前記第2検出信号を重複して受信した場合は、前記第1検出信号により、前記第1優先度のレベルを決定し、
前記第2優先度レベル決定ステップにおいては、
前記第2優先度のレベルは、前記部屋の利用時間が間もなく開始する場合は、高くされる、
デマンド制御方法。 - 宿泊施設の各部屋に環境を提供する環境提供装置の電力デマンドを制御するためのコンピュータプログラム(13b)であって、
第1検出信号を受信することにより前記部屋において宿泊施設の利用客が居ると判定する利用客検出ステップと、
第2検出信号を受信することにより前記部屋において宿泊施設の従業員が居ると判定する従業員検出ステップと、
前記第1検出信号又は前記第2検出信号に応じてデマンド制御の第1優先度のレベルを決定する第1優先度レベル決定ステップと、
前記部屋の利用スケジュールに従って第2優先度のレベルを決定する第2優先度レベル決定ステップと、
前記第1優先度及び前記第2優先度のうちレベルが高い方に応じてデマンド制御指令を生成し送信するデマンド制御指令ステップと、
を備え、
前記第1優先度レベル決定ステップにおいては、
前記第1検出信号を受信した場合は、前記第2検出信号を受信した場合よりも前記第1優先度のレベルを高く設定し、
前記第1検出信号及び前記第2検出信号を重複して受信した場合は、前記第1検出信号により、前記第1優先度のレベルを決定し、
前記第2優先度レベル決定ステップにおいては、
前記第2優先度のレベルは、前記部屋の利用時間が間もなく開始する場合は、高くされる、
プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006218874A JP4535042B2 (ja) | 2006-08-10 | 2006-08-10 | デマンド制御装置、デマンド制御システム、デマンド制御方法およびデマンド制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006218874A JP4535042B2 (ja) | 2006-08-10 | 2006-08-10 | デマンド制御装置、デマンド制御システム、デマンド制御方法およびデマンド制御プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008045768A JP2008045768A (ja) | 2008-02-28 |
JP4535042B2 true JP4535042B2 (ja) | 2010-09-01 |
Family
ID=39179677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006218874A Expired - Fee Related JP4535042B2 (ja) | 2006-08-10 | 2006-08-10 | デマンド制御装置、デマンド制御システム、デマンド制御方法およびデマンド制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4535042B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6086223B2 (ja) * | 2013-03-14 | 2017-03-01 | 清水建設株式会社 | 運転制御装置、運転制御方法及びプログラム |
CN103900200B (zh) * | 2014-03-25 | 2017-05-24 | 四川长虹电器股份有限公司 | 一种控制空调的方法和空调 |
KR102313303B1 (ko) * | 2019-12-09 | 2021-10-14 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 시스템 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05164376A (ja) * | 1991-12-17 | 1993-06-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電力デマンド制御システム |
JP2001197661A (ja) * | 1999-11-01 | 2001-07-19 | Kazuo Miwa | 節電制御装置及び省エネルギーシステム |
JP2001241731A (ja) * | 2000-02-25 | 2001-09-07 | Satooki:Kk | 室内空調システム |
JP2002132967A (ja) * | 2000-10-19 | 2002-05-10 | Toshimitsu Kagawa | 入室者識別式情報システム |
JP2002349929A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-12-04 | Babcock Hitachi Kk | 空調機器の制御装置 |
JP2004163088A (ja) * | 2002-10-22 | 2004-06-10 | Daikin Ind Ltd | エリア別環境提供制御システム |
-
2006
- 2006-08-10 JP JP2006218874A patent/JP4535042B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05164376A (ja) * | 1991-12-17 | 1993-06-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電力デマンド制御システム |
JP2001197661A (ja) * | 1999-11-01 | 2001-07-19 | Kazuo Miwa | 節電制御装置及び省エネルギーシステム |
JP2001241731A (ja) * | 2000-02-25 | 2001-09-07 | Satooki:Kk | 室内空調システム |
JP2002132967A (ja) * | 2000-10-19 | 2002-05-10 | Toshimitsu Kagawa | 入室者識別式情報システム |
JP2002349929A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-12-04 | Babcock Hitachi Kk | 空調機器の制御装置 |
JP2004163088A (ja) * | 2002-10-22 | 2004-06-10 | Daikin Ind Ltd | エリア別環境提供制御システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008045768A (ja) | 2008-02-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5555873B2 (ja) | 省エネルギー装置及び省エネルギーシステム | |
JP4453679B2 (ja) | 設備制御システムおよび設備制御装置 | |
JP5436692B2 (ja) | 空調制御装置、空調制御方法及びプログラム | |
JP4274163B2 (ja) | 空調制御システム | |
JP6979757B2 (ja) | 空調制御装置、空調制御システム、空調制御方法、およびプログラム | |
US9928729B2 (en) | Indoor device, home system, control method, and program | |
JP4737037B2 (ja) | 空調制御装置、空調制御方法および空調制御プログラム | |
JP4569370B2 (ja) | 設備制御システム | |
CN108981072B (zh) | 环境舒适度推送方法 | |
JP4535042B2 (ja) | デマンド制御装置、デマンド制御システム、デマンド制御方法およびデマンド制御プログラム | |
WO2015136679A1 (ja) | 空気調和システム及び中央管理装置 | |
JP6948812B2 (ja) | 管理装置、空調システム、管理方法、及びプログラム | |
WO2014167633A1 (ja) | 空調機管理装置及び空調機管理システム | |
JP2014533345A (ja) | 空気調和システム | |
US9927137B2 (en) | Air-conditioning control device generating air-conditioning control-data, air-conditioning control method, and computer program product | |
JP2005180724A (ja) | 店舗空調制御装置 | |
WO2020158837A1 (ja) | 所在人数測定システム、携帯機器及びプログラム | |
JP7395824B2 (ja) | メンテナンス時期調整装置および空気調和システム | |
JP2009199233A (ja) | エネルギー消費評価システム | |
JP7030859B2 (ja) | 所在人数測定システム、携帯機器及びプログラム | |
JP5520176B2 (ja) | 区画情報収集システムおよび方法 | |
KR101824670B1 (ko) | 무선태그를 이용한 전원공급장치 자동 온/오프 제어시스템 및 방법 | |
WO2012165359A1 (ja) | 省エネルギー装置及び省エネルギーシステム | |
TW561659B (en) | Electric power management method using requirement quantity controller and the management system thereof | |
WO2024127569A1 (ja) | 空調制御システム、空調制御方法及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090806 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090825 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091021 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20091021 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100413 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100525 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100607 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4535042 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140625 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |