JP4532935B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタもしくは複写機等の画像形成装置に関し、特にイニシャルクリーニング制御に関するものである。
転写ローラを清掃し、転写材(記録紙ともいう)の裏汚れを防止する技術が多数提案されている。例えば、下記特許文献1には電源投入時にトナーが転写ローラから像担持体へ向かう方向の電界を形成する技術が記載されている。
以下、従来のクリーニング制御について説明する。まず、複写機,プリンタ,ファクシミリ装置などの電子写真方式を用いて画像形成を行う画像形成装置において、像担持体(感光体)上にレーザを照射して静電潜像を形成し、トナー画像を転写手段(中間転写ベルトなど)に現像し、その後、転写材に転写する画像形成装置がある。転写手段上の残留トナーのクリーニングを行う場合、前記画像形成装置は、像担持体と、像担持体に接触する転写手段を駆動させ、また残留トナーを転写手段から像担持体へ逆転写するように帯電させるクリーニングローラを転写手段に接するように設置する。すると転写手段の駆動に従って搬送される残留トナーはクリーニングローラによって転写手段から像担持体へ逆転写するように帯電される。そして、残留トナーは転写手段から像担持体に逆転写し、像担持体に逆転写した残留トナーは像担持体上のクリーニング手段(ブレード)により回収される。
特開平1−316775号公報
画像形成装置の印字動作において、転写手段から転写材への転写を行った場合、通常は、転写手段上には転写しきれなかった残トナーが付着する。前記転写材への転写時は残トナーが付着することは前提とされているため、転写と同時にクリーニング制御を実行する。ところが、ドアオープン検出時あるいは電源OFF時に関しては、印字中などで転写手段上にトナーが付着している状態でドアオープンあるいは、電源OFFを実行されたのか、それとも転写手段上にトナーが付着してない状態でドアオープンあるいは、電源OFFを実行されたのかがわからない。そのため、ドアクローズ検出時、あるいは電源ON時には、毎度クリーニング制御を実行する。しかしながら、転写手段上にトナーが付着していない状態で、ドアクローズ検出時あるいは、電源ON時は、必要のないクリーニング制御が実行されてしまう問題がある。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、不必要なクリーニング制御を省略することのできる画像形成装置を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明では、画像形成装置を次ぎの(1)のとおりに構成する。
(1)像担持体に担持されたトナー像を転写手段により転写材に転写する画像形成装置において、
前記像担持体及び前記転写手段をクリーニングするクリーニング手段と、
ドア閉鎖状態から開放状態への変化又は電源OFFにより動作が中断されることによって再開後にクリーニングが必要となる動作を開始するときにクリーニングの実行要を示す情報を記憶し、且つ前記動作が前記ドアの閉鎖状態から開放状態への変化又は電源OFFによって中断されることなく完了しクリーニング済みの状態になることに応じてクリーニングの実行不要を示す情報を記憶する記憶手段と、
ドア開閉検出手段によりドアの開放状態から閉鎖状態への変化が検出されたとき或いは画像形成装置の電源がONされたことに応じて、前記記憶手段に、前記クリーニングの実行要を示す情報が記憶されているか、前記クリーニングの実行不要を示す情報が記憶されているかを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記クリーニングの実行要を示す情報が記憶されていると判別された場合は、前記判別に引続き実行する印字動作開始準備であるイニシャル制御において、前記クリーニング手段に前記像担持体及び前記転写手段のクリーニングを行わせ、前記判別手段により前記クリーニングの実行不要を示す情報が記憶されていると判別された場合は、前記イニシャル制御において前記クリーニング手段によるクリーニングを省略する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、記憶しておいた画像形成装置の状態に応じてイニシャルクリーニング制御を実行できるため、不必要なイニシャルクリーニング制御を省略することが可能になる。そのため、画像形成装置の寿命の向上や、ドアクローズ検出時、あるいは電源ON時から印字開始可能な状態になる時間を短縮することができ、ユーザビリティを向上することが出来る。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
まず、実施例1である“カラー電子写真画像形成装置”の全体構成について、図1を参照して概略を説明する。図1は、カラー電子写真画像形成装置の一形態であるカラーレーザビームプリンタ(以下、単に「プリンタ」という)の全体構成説明図である。本実施例のプリンタは、感光ドラム100、光学ユニット101、帯電ローラ102、一次転写ローラ103、中間転写体テンションローラ104、中間転写体駆動ローラ105、クリーニングローラ107、現像器保持体150、4個の現像器201a〜d、現像器保持体基準位置検知センサ131、搬送ベルト121、定着ユニット126、給紙トレイ180、手差し給紙トレイ124、濃度及びタイミングセンサ130、2次転写ローラ120、排紙ローラ162、排紙トレイ125及び上部排紙トレイ127等を有している。
次に印字に至るまでの工程の概要について説明する。まず、感光ドラム100上に配置している帯電ローラ102によって感光ドラム100の表面を所望の極性に均一に帯電(例えば−600V)させる。次に画像同期信号を基準にコントローラから送出される画像データを基に、光学ユニット101を用いてレーザLで感光ドラム100上を露光することにより感光ドラム100上に潜像を形成させる。潜像を可視化する為のプロセス一例を挙げると、例えばY(イエロー)用画像形成手段201aにより感光ドラム100上に形成された潜像を、現像スリーブ152に所定の電圧を印加(例えば−300V)して感光ドラム100上の潜像をトナー等による現像剤による現像を行い、感光ドラム100上に可視化されたトナー像を形成させる。その後、一次転写ローラ103により感光ドラム100上のトナー像を中間転写体に転写を行い、とりあえず画像を保持させる。同様にM(マゼンタ)、C(シアン)、Bk(ブラック)についても、順次各色用現像器201b〜201dで感光ドラム100上にそれぞれの画像データに応じた潜像をそれぞれの現像手段のスリーブとトナーにより現像を行うことによりトナー像の形成を行う。前記作業を各色ごとに順次中間転写体300に形成画像を保持させる。中間転写体300上の各色の保持トナー像は、所定のタイミングで転写が行われるので中間転写体300上で多重のトナー像となる。一方最後の画像形成色での現像が終了した後、所定のタイミングで2次転写ローラ120とクリーニングローラ107を中間転写体駆動ローラ105に中間転写体300を介して当接させる。中間転写体300に当接させた後、それぞれのローラに高圧(例えば所定のタイミングでトナー像と反対極性(例えばプラス極性)の転写高圧(例えば+1000V)を2次転写ローラ120に印加して、またクリーニングローラ107には同様にプラス極性の電圧(例えば+1000Vと矩形波電圧(例えば1KHz、2KVpp))印加を行い、中間転写体駆動ローラ105には例えば1次転写ローラ103と同極性同電位の電圧印加を行い、転写材の搬送を待つ。さらに該トナー像を転写するために別途必要な所定のタイミングで、給紙トレイ180からは給紙ローラ125もしくは手差し給紙トレイ124からは給紙ローラ123により転写材を摘出する。摘出した転写材はレジローラ122でいったん停止して、中間転写体300上への最終色の画像形成終了を待つ。最終色の画像形成が終了後所望のタイミングでレジローラ122は転写材の再搬送を開始する。搬送された転写材は当接した2次転写ローラ120と、中間転写体駆動ローラ105で駆動されている中間転写体300の間に搬送され、中間転写体300上の多色多重トナー像は中間転写体駆動ローラ105と2次転写ローラ120に印加されているバイアスの電位差のより転写材上へ転写させる。その後、転写後に中間転写体300上に残留するトナーはクリーニングローラ107によって除去もしくは再チャージを行い、中間転写体300上の残留トナーは再チャージにより感光ドラム100へ戻り、感光ドラム100に接触しているブレード141により回収される。ブレード141で回収された残留トナーは、不図示の駆動で廃トナーエリア108へ蓄積される。転写材への転写が終了した後、クリーニングローラ107と2次転写ローラ120は中間転写体駆動ローラ105より離間させ、次の画像形成に備える。なお、クリーニングされた感光ドラム100は帯電ローラ102により再び感光ドラム100の表面を所望の極性に均一に帯電させ、次の潜像形成及び現像工程に備える。また、残留トナーをクリーニングした中間転写体300においても同様である。一方、トナー像を転写させた転写材は搬送ベルト121から定着ローラ126へ搬送され、転写材へトナー像を定着させる。トナー像を定着した転写材は、上部排紙トレイ127もしくは下部排紙トレイ125へ排出される。また、手差し給紙トレイ124はユーザーの必要に応じ開閉でき、また転写材のサイズに応じてトレイ自体を伸縮させることが出来る。下部排紙トレイ125についても同様に排紙トレイのサブステイが伸縮可能である。また、上部排紙トレイも、転写材のサイズに応じて、不図示のストッパーガイドを伸縮することが可能である。以上が本実施例であるカラー画像形成装置の動作の概要である。このカラー画像形成装置を用いると、非常に高精密で色彩の再現性の良いフルカラー画像が得られる。
図2に主制御装置140が持つ制御のブロック図を示す。主制御装置140は以下のような制御手段を有している。まず、図3を用いてドア開閉検出手段500について説明する。上カバー128が開閉されると、上カバー128の一部に配置された突起128aによりインタロックスイッチ139を切り替える。それにより、画像形成装置本体の上カバー開閉検知回路145の電圧レベルが変化し、主制御装置140は本体上カバーが開閉したことを認識する(以下、上カバーの開放を「ドアオープン」、上カバーの閉鎖を「ドアクローズ」と称する)。中間転写体300は中間転写体駆動モータ制御手段501により中間転写体駆動モータ301を回転させることで駆動し、さらに前記中間転写体300に接触かつ従属して回転するクリーニングローラ107も駆動する。またクリーニング帯電手段502によりクリーニングローラ107にプラス極性の電圧を印加させる。そして、1次転写高圧出力手段503により1次転写ローラ103に電圧を印加させ、前記1次転写ローラ電圧印加と同様に2次転写高圧出力手段504により2次転写ローラ120に電圧を印加する。2次転写ローラ120は2次転写ローラ当接離間手段505により中間転写体300に当接、もしくは中間転写体300から離間する。また主制御装置140は揮発性メモリ506を有しており、プリンタの状態情報をプリンタ状態情報記憶手段507に記憶させることがでる。イニシャルクリーニング実行判別手段508は、前記プリンタ状態情報記憶手段507に記憶されているプリンタ状態情報を用いてドアクローズ検出時、及び電源ON時の印字動作開始準備制御(以下、「イニシャル制御」と称する)において残トナーのクリーニング制御(以下、イニシャル制御におけるクリーニング制御を「イニシャルクリーニング制御」と称する)の実行有無を判別する。図1の説明の中で、印字動作における中間転写体300上に残留したトナーのクリーニング制御について説明した。一方、印字動作の途中及び、トナーを現像,転写する制御(例えば現像器や中間転写体ベルトの個体差による現像濃度最適化行う、中間転写体上にトナーによりパッチを描写し、前記パッチの濃度を測定するといった濃度測定検知制御)の途中にドアオープン、もしくは電源OFFをした場合、中間転写体300、感光ドラム100、及び2次転写ローラ120は汚れている可能性があるため、ドアクローズ検出時、及び電源ON時のイニシャル制御においてイニシャルクリーニング制御を行う必要がある。
ここで、イニシャルクリーニング制御について説明する。まず中間転写体駆動モータ制御手段501により中間転写体駆動モータ301を駆動し中間転写体300を駆動させ、同時に2次転写ローラ当接離間手段505により2次転写ローラ120を前記中間転写体300に当接させ、前記2次転写ローラ120にプラス電荷を印加することで前記2次転写ローラ120上に付着している残留トナーを前記中間転写体300に付着させる。同時にクリーニングローラ107により、前記中間転写体300上の残留トナーを再チャージして感光ドラム100へ戻し、感光ドラム100に接触しているブレード141により回収する。ブレード141で回収された残留トナーは、不図示の駆動で廃トナーエリア108へ蓄積される。以上がイニシャルクリーニング制御についての説明である。
図4に、ドアオープンを検出し、その後ドアクローズ検出時に実行されるイニシャル制御について示す。まず、ドアオープンを検出し(S10)、その後ドアクローズを検出した(S11)場合、イニシャル制御を開始する(S12)。イニシャル動作が開始されたら直ちに揮発性メモリに記憶されているドアオープン検出時のプリンタ状態を確認して(S13)、記憶されている情報がイニシャルクリーニング制御実行要求であった場合にはイニシャルクリーニング制御を実行し(S15)、イニシャルクリーニング制御実行不要であった場合にはイニシャルクリーニング制御を省略し、イニシャル動作を終了する(S16)。
次に揮発性メモリ506にプリンタ状態情報を記憶させるプリンタ状態情報記憶タイミングについて図5を用いて説明する。まず、プリンタの電源がOFFされると揮発性メモリに記憶されている情報は不定になってしまうため、電源ONされた場合(S20)には、図4で説明したイニシャルクリーニング制御の実行が必要になるため、揮発性メモリにイニシャルクリーニング制御実行要求の情報を記憶させる(S21)。その後プリンタの印字動作開始準備のためイニシャル制御が実行される(S22)。イニシャル制御が終了した時はイニシャルクリーニング制御により転写手段及び感光ドラムはクリーニングされているため、揮発性メモリ506にイニシャルクリーニング制御不要の情報を記憶させる(S23)。ここで、外部コントローラからプリントの指示がされた場合(S24)、揮発性メモリにイニシャルクリーニング制御実行要求が記憶され(S25)、その後印字動作が開始される(S26)。印字動作が終了(S27)した時には、図1で説明したようにクリーニングが行われているため、揮発性メモリにイニシャルクリーニング制御実行不要の情報を記憶させる(S28)。
また、印字動作と同様に、外部コントローラからトナーを現像,転写する制御が指示された場合(S29)、揮発性メモリにクリーニング制御実行要求を記憶させ(S30)トナーを現像,転写制御が開始され(S31)、前記トナーを現像,転写する制御が終了すると(S32)、揮発性メモリにクリーニング実行省略情報を記憶させる(S33)。前述のタイミングでプリンタ状態情報を記憶することにより、ドアオープンが任意のタイミングで発生してもイニシャル制御におけるイニシャルクリーニング制御の実行有無を判別することが出来る。
以上説明したように、本実施例によれば、ドアオープン、ドアクローズ検出時のクリーニング制御が不必要な場合には、クリーニング制御を省略することができ、イニシャル動作時間の短縮を実現できるため、ユーザビリディ及び、装置の寿命を向上させることが可能になる。
本実施例で用いる画像形成装置の概略構成を示す側面断面図、ドア開閉検出手段は、それぞれ実施例1の図1,図3に示すとおりなので、図1,図3を援用する。また、ドアクローズ検出時、及び電源ON時のイニシャル制御におけるイニシャルクリーニング制御についての説明は実施例1に記載しているため、ここでは説明を省略する。
図6に主制御装置140−2が持つ制御のブロック図を示す。主制御装置140−2は以下のような制御手段を有している。まず、図3を用いてドア開閉検出手段500について説明する。上カバー128が開閉されると、上カバー128の一部に配置された突起128aによりインタロックスイッチ139を切り替える。それにより、画像形成装置本体の上カバー開閉検知回路145の電圧レベルが変化し、主制御装置140−2は本体上カバーが開閉したことを認識する(以下、上カバーの開放を「ドアオープン」、上カバーの閉鎖を「ドアクローズ」と称する)。中間転写体300は中間転写体駆動モータ制御手段501により中間転写体駆動モータ301を回転させることで駆動し、さらに前記中間転写体300に接触かつ従属して回転するクリーニングローラ107も駆動する。またクリーニング帯電手段502によりクリーニングローラ107にプラス極性の電圧を印加させる。そして、1次転写高圧出力手段503により1次転写ローラ103に電圧を印加させ、前記1次転写ローラ電圧印加と同様に2次転写高圧出力手段504により2次転写ローラ120に電圧を印加する。2次転写ローラ120は2次転写ローラ当接離間手段505により中間転写体300に当接、もしくは中間転写体300から離間する。また主制御装置140−2は不揮発性メモリ509を有しており、プリンタの状態情報をプリンタ状態情報記憶手段507に記憶させることがでる。イニシャルクリーニング実行判別手段510は、前記プリンタ状態情報記憶手段507に記憶されているプリンタ状態情報を用いてドアクローズ検出時、及び電源ON時のイニシャル制御において、イニシャルクリーニング制御の実行有無を判別する。
図7に、電源ON後に実行されるイニシャル制御について示す。まず、画像形成装置の電源がONされると(S40)、イニシャル制御を開始する(S41)。イニシャル動作が開始されたら直ちに不揮発性メモリ509に記憶されている電源OFF時のプリンタ状態を確認して(S42)記憶されている情報がイニシャルクリーニング制御実行要求であった場合にはイニシャルクリーニング制御を実行し(S44)、イニシャルクリーニング制御実行不要であった場合にはイニシャルクリーニング制御を省略し、イニシャル動作を終了する(S45)。
次に不揮発性メモリ509にプリンタ状態情報を記憶させるプリンタ状態情報記憶タイミングについて図8を用いて説明する。電源ONされ(S50)、その後プリンタの印字動作開始準備のためイニシャル制御が実行される(S51)。イニシャル制御が終了した時はイニシャルクリーニング制御により転写手段及び感光ドラムはクリーニングされているため、不揮発性メモリ509にイニシャルクリーニング制御不要の情報を記憶させる(S52)。ここで、外部コントローラからプリントの指示がされた場合(S53)、不揮発性メモリ509にイニシャルクリーニング制御実行要求が記憶され(S54)、その後印字動作が開始される(S55)。印字動作が終了(S56)した時には、図1で説明したようにクリーニングが行われているため、不揮発性メモリ509にイニシャルクリーニング制御実行不要の情報を記憶させる(S57)。また、印字動作と同様に、外部コントローラからトナーを現像,転写する制御が指示された場合(S58)、不揮発性メモリ509にクリーニング制御実行要求を記憶させ(S59)、トナーを現像,転写制御が開始され(S60)、前記トナーを現像、転写する制御が終了したら(S61)、不揮発性メモリ509にクリーニング実行省略情報を記憶させる(S62)。
以上のタイミングでプリンタ状態情報を不揮発性メモリ509に記憶することにより、画像形成装置の電源OFFが任意のタイミングで発生してもイニシャル制御におけるイニシャルクリーニング制御の実行有無を判別することが出来る。
以上説明したように、本実施例によれば、不揮発性メモリ509に電源OFF時のプリンタ状態情報を記憶させ、電源ON時に前記不揮発性メモリ509に記憶されたプリント状態情報を用いることにより、イニシャル制御においてイニシャルクリーニング制御の有無を判別し、イニシャルクリーニング制御が不必要な場合には、イニシャルクリーニング制御を省略することによりイニシャル制御動作時間の短縮を実現できるため、ユーザビリディ及び、装置の寿命を向上させることが可能になる。
実施例1の概略構成を示す断面図 実施例1における主制御装置の制御ブロック図 ドア開閉部の断面図 実施例1におけるドアクローズ検出時のイニシャル制御を示すフローチャート 実施例1におけるプリンタ情報記憶タイミングを示すフローチャート 実施例2における主制御装置の制御ブロック図 実施例2の電源ON時のイニシャル制御を示すフローチャート 実施例2におけるプリンタ情報記憶タイミングを示すフローチャート
符号の説明
100 感光ドラム
107 クリーニングローラ
120 2次転写ローラ
140 主制御装置
300 中間転写体
506 揮発性メモリ
509 不揮発性メモリ

Claims (1)

  1. 像担持体に担持されたトナー像を転写手段により転写材に転写する画像形成装置において、
    前記像担持体及び前記転写手段をクリーニングするクリーニング手段と、
    ドア閉鎖状態から開放状態への変化又は電源OFFにより動作が中断されることによって再開後にクリーニングが必要となる動作を開始するときにクリーニングの実行要を示す情報を記憶し、且つ前記動作が前記ドアの閉鎖状態から開放状態への変化又は電源OFFによって中断されることなく完了しクリーニング済みの状態になることに応じてクリーニングの実行不要を示す情報を記憶する記憶手段と、
    ドア開閉検出手段によりドアの開放状態から閉鎖状態への変化が検出されたとき或いは画像形成装置の電源がONされたことに応じて、前記記憶手段に、前記クリーニングの実行要を示す情報が記憶されているか、前記クリーニングの実行不要を示す情報が記憶されているかを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記クリーニングの実行要を示す情報が記憶されていると判別された場合は、前記判別に引続き実行する印字動作開始準備であるイニシャル制御において、前記クリーニング手段に前記像担持体及び前記転写手段のクリーニングを行わせ、前記判別手段により前記クリーニングの実行不要を示す情報が記憶されていると判別された場合は、前記イニシャル制御において前記クリーニング手段によるクリーニングを省略する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
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