JP4532360B2 - 変位センサ - Google Patents

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本発明は、被測定対象物に取り付けて当該被測定対象物の変位量を検出するのに使用する変位センサに関する。
被測定対象物に取り付けてこの被測定対象物の変位量を検出する変位センサは公知である(例えば、特許文献1参照)。かかる特許文献1に記載された変位センサは、コイルが巻回形成されて交流電流が印加されるコイル部材と、コイル部材との間に所定の間隔を置いて対向配置され、コイルに沿って変位する移動子とを備えている。そして、コイルと移動子との間における実効誘導結合面積の変化によるコイルのインダクタンス変動に基づいて移動子の変位量を検出するようになっている。
特開2004−170273号公報(第5−7頁、図1)
特許文献1に記載の変位センサに関しては、そのコスト低減のために各部品単体のある程度の寸法公差を許容したり、変位センサ組み付けの容易性を図るためにある程度の組み付け公差を容認しようとしたりすると、公差の範囲によっては、部品自体の寸法公差や部品同士の取り付け関係の位置ずれの許容範囲が狭くなって精度を向上させなければならないという問題があった。
本発明の目的は、変位センサを構成する部品の各部品の寸法公差や組み付け性向上のための組付け公差をある程度許容しつつも被測定対象物の高精度の変位量測定を常に可能とする変位センサを提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明にかかる変位センサは、
測定対象物の移動に応じて幅又は厚みの少なくとも一方が変化する導電性のセンシング部と、前記センシング部に対向配置されるコア本体及び当該コア本体の外周壁に対応して配置された励磁コイルを有するコイルコアを備えた変位センサにおいて、
前記コア本体には前記励磁コイルが巻回される突出部が形成され、かつ当該突出部の前記センシング部との対向面の少なくとも一部に、前記センシング部の延在方向に沿って傾斜するテーパ部が形成されていることを特徴としている。
センシング部とコア本体のセンシング部対向面間隔がずれても、このようなテーパ部が形成されていることで、センシング部を横切る磁束が実質的にあまり変化することなく、その結果、センシング部コア本体のセンシング部対向面との間隔が若干ずれても、検出される変位量の出力値の誤差を最小限に抑えることができる。そのため、部品の寸法公差や組み付け上の公差の影響を受けず変位量の安定した検出を行うことが可能となる。
また、請求項2に記載の変位センサは、請求項1に係る変位センサにおいて、
前記コア本体の前記センシング部側対向面がトラック状をなし、前記センシング部が当該コア本体のトラック状対向面の直線部分内でずれるように組み付けられたことを特徴としている。
コア本体のセンシング部側対向面がトラック状をなし、センシング部がコア本体のトラック状対向面の直線部分内でずれるように組み付けられていることで、センシング部がコア本体のトラック状対向面の直線部分内でずれても、磁束に交差するセンシング部の面積があまり変化することなく、その結果、センシング部コア本体の長手方向に若干ずれても検出される変位量の出力値の誤差を最小限に抑えることができる。そのため、部品の寸法公差や組み付け上の公差の影響を受けず変位量の安定した検出を行うことが可能となる。
また、本発明の請求項3に記載の変位センサは、請求項1に係る変位センサにおいて、
前記コア本体の前記センシング部側対向面が当該センシング部の延在方向と直交する方向を長手方向とする長方形形状をなし、前記センシング部が当該コア本体の長方形状対向面内で長手方向にずれるように組み付けられたことを特徴としている。
コア本体のセンシング部側対向面がセンシング部の延在方向と直交する方向を長手方向とする長方形形状をなし、センシング部がコア本体の長方形状対向面内で長手方向にずれるように組み付けられていることで、センシング部がコア本体の長方形状対向面内で長手方向にずれても、磁束に交差するセンシング部の面積があまり変化することなく、検出される変位量の出力値の誤差を最小限に抑えることができる。そのため、部品の寸法公差や組み付け上の公差の影響を受けず変位量の安定した検出を行うことが可能となる。
本発明によると、変位センサを構成する各部品の寸法公差や組み付け性向上のための組付け公差をある程度許容しつつ被測定対象物の高精度の変位量測定を常に可能とする変位センサを提供することができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる変位センサを図面に基いて説明する。なお、本実施形態では変位センサの一形態である回転センサ1を用い、自動車のステアリング装置に関してこの回転センサ1をステアリングシャフトに取り付け、ハンドルの回転角度を検出する場合について説明する。
本発明の一実施形態にかかる回転センサ1は、図1及び図2に示すように、測定すべき回転体であるステアリングシャフトS(以下、単に「シャフトS」とする)に嵌め込まれかつ外周部に第1歯車11を備えたロータ10と、当該ロータ10の第1歯車11と噛合する第2歯車12と、ロータ10及び第2歯車12を回転可能に支持する下ケース21と、下ケース21と嵌合して箱状のケース20をなす上ケース22を備えている。
ロータ10は、強度と成型性に優れた合成樹脂でできており、ロータ10の周囲所定位置からステー15aが延在し、例えば板厚0.5mm程度の板状のセンシング部15がこのステー15aを介してロータ10の周囲にリング状に備わっている。なお、センシング部15は、真鍮、銀、アルミニウム、銅などの導電性部材でできており、本実施形態では周方向に90度ずつその幅が例えば2mmから5mmまで規則的に変化するようになっている。このように周方向に90度ずつセンシング部15の幅を変化させることで、ロータ10の実際の回転角度に対するコイルコア50からの検出信号の変化を大きくとるようにしている。
また、上ケース22と下ケース21は、強度に優れかつ交流磁界の遮蔽性を有する金属又は絶縁磁性材からなる遮蔽材でできており、上ケース22と下ケース21とが協働して箱体をなしてロータ10やセンシング部15、第2歯車12を収容するようになっている。また、下ケース21には、回転センサ1に電力を供給したり、回転センサ1の検出信号を外部に伝達したりするためのコネクタ25が備わっている。
また、上ケース22及び下ケース21には、図1及び図3に示すように、2組のコイルコア50がロータ10のセンシング部15のセンシング面に対して所定間隔隔てて対向配置するように取り付けられている。なお、センシング部15とコイルコア50が協働して第1の検出手段を構成している。
この2組のコイルコア50は、図1に示すように、後述する各位相シフト量の出力値が22.5度ずれるようにセンシング部15の周方向に関して所定の角度で取り付けられており、図3及び図4に示すように、各外周縁が図1に示す平面視でいわゆる陸上競技のトラック形状をなしている。なお、コイルコア50は、プラスチックマグネット(例えばPPS(ポリフェニレンスルフィド)にMn−Zn系軟磁性フェライトを混入した混合軟磁性材等)などの絶縁性の軟磁性材でできたコア本体51と、コア本体51の外周部に沿って形成されたトラック状のコイル収容溝55に巻回されてコア本体51内に収容された励磁コイル52とを備えている。
また、トラック状をなすコイル巻回用のコイル収容溝55の内側には、図5に示すように、センシング部側から見て外周部が同じくトラック状をなすコイル巻回用突出部53が形成されている。そして、このコイル巻回用突出部53の上面、すなわちセンシング部15との対向面にはセンシング部15の延在方向に沿って傾斜するテーパ部53aが形成されている。このテーパ部53aは、コイル巻回用突出部53の幅方向両端部から幅方向中央部に向かってコイル巻回用突出部53の上面が凹むように形成されている。すなわち、コイル巻回用突出部53の長手方向断面で見て深さの浅い断面視V字状の溝部54がセンシング部15の延在方向と直交する方向に形成されている。
また、対向する励磁コイル52同士は、それぞれ直列に接続され、ケース20内でここでは図示しない回転角度検出部のプリント基板と電気的に接続されている。そして、対向する励磁コイル52に交流励磁電流が流されることで周囲に交流磁界を形成し、それぞれ対となっているコア本体51間でセンシング部15のセンシング面に対して交流磁界を交差させている。
そして、コイルコア50から発生した交流磁界によって導電性部材のセンシング部15には渦電流が発生するが、ロータ10の回転に応じたセンシング部15の幅の変化に対応してこの発生した渦電流が変化し、これに基づくインピーダンス変動を検出して各コイルコア50がロータ10の回転角度を90度周期で検出するようになっている。
なお、コイルコア50が各組ごとにセンシング部15を挟んで対向配置される理由は、振動等によりロータ10の位置がシャフトSの軸方向に変動すると、これに伴い各々のコイルコア50からの出力も変動するが、一方のコイルコア50からの出力が増加した分、他方のコイルコア50からの出力は減少するので、対向する2つのコイルコア50からの出力を検出すれば各々のコイルコア50の出力変動を相殺できるからである。
このロータ10の回転角度検出のための信号処理方法は以下の通りである。なお、各回路構成については図示を省略する。まず、発振回路が分周回路を介して特定周波数の発振信号を抵抗、励磁コイル52及びコンデンサからなる位相シフト部に出力する。このとき、センシング部15における渦電流発生の大きさに応じて各励磁コイル52のインピーダンスが変化し、このインピーダンス変化によって各コンデンサ両端における電圧信号の位相も変化する。そして、コンデンサの両端の電圧信号は、位相シフト量検出部へ出力され、この検出部で各コンデンサ両端の電圧信号の位相シフト量を検出する。そして、コンバータが、検出された位相シフト量を対応する電圧値に変換する。
なお、本実施形態では、各コイルコア50とセンシング部15とが協働することで得られる位相シフト量出力信号の位相が22.5度ずれるようにコイルコア50をセンシング部15の周方向に対応させてケース20に配置しているので、上述のような信号処理によって、図6(a)に示す通り、一方のコイルコア50の位相シフト量出力値SAと他方のコイルコア50の位相シフト量出力値SBに見られるように、互いに22.5度位相のずれた90度周期の位相シフト量の出力値が得られるようになっている。
このようにして得られた位相シフト量の出力値からロータ10の回転角度を90度周期で検出する方法は以下の通りである。
図6(a)に示すように、各コイルコア50から得られるロータ10の回転角度の出力値(SA,SB)とこれらをそれぞれ反転させた出力値(RSA,RSB)とを重畳させる。そして、各位相シフト量検出値の大小関係からロータ10の回転角度が0度〜22.5度、22.5度〜45度、45度〜67.5度、67.5度〜90度、のいずれの範囲にあるかを判断する。そして、これら4つの位相シフト量検出値の直線部分を用いるとともに、この直線部分同士をジョイント(結合)処理する。次いで、上述した4つの角度範囲における何れの角度範囲にあるかの判断結果に基づき、図6(b)に示す90度ごとの周期で変化する鋸歯状波形の出力信号からロータ10の回転角度を90度周期で求めるようになっている。
一方、下ケース21には、図1及び図2に示すように、第2歯車12の中心部分に第2歯車12と一体に回転する磁石61を備えるとともに、磁石61に対向する下ケース21の部分にこの磁石61の磁束を検出するMR素子(磁束検出素子)62を備えている。そして、この磁石61とMR素子62とが協働して第2の検出手段を構成している。
MR素子62は、その検出出力値がsin曲線状の検出出力値とcos曲線状の検出出力値として得られ、これらの検出出力値をtan関数の検出出力値に換算して、図7に示すような191.25度ごとの周期で変化する鋸歯状波形の出力信号として出力するようになっている。なお、この信号処理方法は、例えば特開2004−53444号公報において記載されているように公知である。
MR素子62の検出出力値の周期がこのように191.25度となっている理由は、本実施形態の場合、ロータ10に備わった第1歯車11の歯数が80、第2歯車12の歯数が85であるので、これらの歯数の関係から、第2歯車12の回転に応じて検出されるMR素子62の検出信号の周期が180度×85/80=191.25度となっているためである。
このように、本実施形態にかかる回転センサ1では、コイルコア50とセンシング部15が協働して構成する第1の検出手段から得られる第1の検出信号がロータ10の回転に対応して90度の周期で出力され、かつ磁石61とMR素子62が協働して構成する第2の検出手段から得られる第2の検出信号が第2歯車12の回転に対応して191.25度の周期で出力されるようになるが、本発明にかかる回転センサ1においては、これらの検出信号の周期間で以下の各関係を満たすことが必要とされている。
まず、各検出信号の周期が満たすべき第1の関係として、コイルコア(第1の検出手段)50の検出信号の周期をTc、MR素子(第2の検出手段)62の検出信号の周期をTmとした場合、
(Tm−Tc×i)×n=Tm(i及びnは正の整数)の関係を満たすようになっている。このような関係を満たすことで、ロータ10すなわち測定すべきシャフトSの絶対回転角度検出の分解能を向上させるとともに耐ノイズ性を向上させるようになっている。なお、本実施形態にかかる回転センサ1の場合、
Tc=90度、Tm=191.25度として、i=2、n=17とすると、
(191.25−90×2)×17=191.25となり、上述の関係式を満たしている。
また、この周期Tm及び周期Tcに互いに異なる正の整数をかけたそれぞれの倍数において、共通で最小のものをTxとすると、Tx≧1440度の関係を満たすようになっている。このような関係を満たすことで、測定範囲の±720度の範囲内で、第1の検出手段をなすコイルコア50と第2の検出手段をなすMR素子62によって得られる2つの出力値の組み合わせに対応するロータ10すなわちシャフトSの絶対回転角度の解が複数発生してしまうのを回避し、コイルコア50の出力値とMR素子62の出力値とから確実かつ一義的にロータ10すなわちシャフトSの絶対回転角度を求めることができるようになる。
続いて、上述した回転センサ1を用いたシャフトSの絶対回転角度の測定方法について説明する。本実施形態にかかる回転センサ1は、上述したようにコイルコア50の検出信号の周期と第2歯車12の検出信号の周期が特別の関係を満たすので、ロータ10の回転に対応するコイルコア50の出力信号の周期と第2歯車12に備わったMR素子62の出力信号の周期との対応関係は測定すべき絶対回転角度内で互いに幅広くかつ等間隔に分布した検量線(ここでは図示せず)に限定された関係になる。これに伴って、図7に示すようにコイルコア50とセンシング部15によるロータ10の回転信号検出値が−750度から+750度にわたって90度ごとに鋸歯状の波形で交互に連続的に出力されるとともに、MR素子62と磁石61による第2歯車12の回転角度検出出力値の周期が191.25度ごとに鋸歯状の波形で交互に連続的に出力される。
従って、コイルコア50とセンシング部15から検出された周期とMR素子62と磁石61から検出された周期を比較して、これらの比較結果からロータ10と一体となって回転するシャフトSの絶対回転角度を一義的にかつ高分解能で精度良く求めることができる。
なお、本実施形態にかかる回転センサ1は、上述したようにコイルコア50のコア本体51のセンシング部側対向面がトラック状をなし、センシング部15が当該コア本体51のトラック状対向面の直線部分内でずれるように組み付けられている。
これによって、センシング部15がコイルコア50に対してセンシング部15の延在方向と直交するセンシング部15の径方向(以下、この方向を「X軸方向」とする)に若干ずれても、センシング部15のコイルコア50に対する投影面積が殆んど変化することが無い。その結果、センシング部15がX軸方向に若干ずれても、センシング部に交差する磁束が実質的に変化することが殆んど無く、検出される変位量の出力値の誤差を最小限に抑えることができる。そのため、部品の寸法公差や組み付け上の公差をある程度許容しても、これら公差の影響を受けず変位量の安定した検出を行うことが可能となる。また、例えば変位センサが、自動車等振動が加わる箇所に搭載された場合であっても、振動によるセンシング部と検出部の相対位置変化の影響を低減することができる。さらに、経時変化等によりセンシング部と検出部との間の相対位置が変化したとしても、この影響を低減させることができる。
また、コア本体51には励磁コイル52が巻回されるコイル巻回用突出部53が形成され、かつ当該コイル巻回用突出部53のセンシング部15との対向面の少なくとも一部に、センシング部15の延在方向に沿って傾斜するテーパ部53aが形成されている。
このようなテーパ部53aが形成されていることで、センシング部15とコア本体51のセンシング部対向面との間隔がずれても、センシング部15を横切る磁束が実質的に殆んど変化することなく、その結果、センシング部15がコイルコア50に対してセンシング面と垂直方向すなわちロータ10の軸線方向(以下、この方向を「Z軸方向」とする)に若干ずれても、検出される変位量の出力値の誤差を最小限に抑えることができる。そのため、部品の寸法公差や組み付け上の公差の影響を受けず変位量の安定した検出を行うことが可能となる。また、例えば変位センサが、自動車等振動が加わる箇所に搭載された場合であっても、振動によるセンシング部と検出部の相対位置変化の影響を低減することができる。さらに、経時変化等によりセンシング部と検出部との間の相対位置が変化したとしても、この影響を低減させることができる。
なお、コイルコアの形状は、上述したコイルコア50のように、各外周縁が平面視でいわゆる陸上競技のトラック形状をなしている代わりに、図8の変形例に示すコイルコア70のような形状であっても良い。すなわち、同図に示すコイルコア70のコア本体71のセンシング部側対向面がセンシング部15の延在方向と直交する方向を長手方向とする長方形形状をなし、センシング部15が当該コア本体の長方形状対向面内で長手方向にずれるように組み付けられていても良い。
コイルコアがこのような形状を有する場合、上述の実施形態と同様に、センシング部15がコイルコア70に対してセンシング部15の延在方向と直交するセンシング部15の径方向(X軸方向)に若干ずれても、センシング部15のコイルコア70に対する投影面積が殆んど変化することが無い。その結果、センシング部15がX軸方向に若干ずれても、センシング部に交差する磁束が実質的に変化することが殆んど無く、検出される変位量の出力値の誤差を最小限に抑えることができる。そのため、部品の寸法公差や組み付け上の公差をある程度許容しても、これら公差の影響を受けず変位量の安定した検出を行うことが可能となる。また、例えば変位センサが、自動車等振動が加わる箇所に搭載された場合であっても、振動によるセンシング部と検出部の相対位置変化の影響を低減することができる。さらに、経時変化等によりセンシング部と検出部との間の相対位置が変化したとしても、この影響を低減させることができる。
続いて、以下に本発明にかかる変位センサの一例として回転センサ1を用い、該回転センサ1のコイルコア50を上述のような特別な形状にしたことによる優位性を、センシング部15との対向面が円形をなす従来のコイルコア150と比較して確認したので、以下に実施例として記載する。
なお、本実施例においては、本発明にかかる回転センサ1に使用したコイルコア50を本実施例とし、図9に示すセンシング部15のセンシング面と対向するコア本体151の対向面外周部が円形をなすコイルコア150を比較例とした。
そして、実施例1として、センシング部15がコイルコア50,150に対して正規の位置関係にある状態と、コイルコア50,150に対してセンシング部15をX軸方向(センシング部15の延在方向と垂直方向であってセンシング部15の径方向)に僅かにずらした場合の本実施例と比較例の検出出力値の誤差について比較した。
また、実施例2として、コイルコア同士の間にセンシング部15が正規の間隔で配置されている場合の検出出力値と、センシング部15をZ軸方向(センシング部15のセンシング面に対して垂直方向であってロータ10の径方向)に僅かにずらすことによって得られる検出出力値に基づき、センシング部15がセンシング面に対して垂直方向に僅かにずれた場合の出力誤差について本実施例と比較例を比較した。
(実施例1)
図10は、比較例である丸型のコイルコア150を用いてセンシング部15がコイルコア150の正規の位置関係(シールド中心移動量0mm)からX軸方向(センシング部15の延在方向と垂直方向すなわちセンシング部15の径方向)にずれた場合を横軸とし、そのずれた各位置において測定された検出出力値であるインダクタンスを縦軸に示した測定図である。この場合、プロットした黒丸はセンシング部15の幅が2mmの部分でセンシング部15をずらしたときの検出出力値であり、プロットした白丸はセンシング部15の幅が5mmの位置でこのセンシング部15をずらしたときの検出出力値を示している。
この測定結果から明らかなように、センシング部15の幅が2mmの場合、センシング部15をコイルコア150に対してX軸方向にずらすことによっても出力誤差が生じるが、特にセンシング部の幅が5mmの場合、このセンシング部をコイルコアに対してX軸方向にずらすことによってこの出力誤差が顕著に大きくなることが分かった。
図11は、図10に対応する測定結果であり、本実施例であるトラック型のコイルコア50を用いてセンシング部15がコイルコア50の正規の位置関係(シールド中心移動量0mm)からX軸方向(センシング部15の延在方向と垂直方向すなわちセンシング部15の径方向)にずれた場合を横軸とし、そのずれた各位置において測定された検出出力値であるインダクタンスを縦軸に示した測定図である。この場合、プロットした黒丸はセンシング部15の幅が2mmの部分でセンシング部15をずらしたときの検出出力値であり、プロットした白丸はセンシング部15の幅が5mmの位置でこのセンシング部15をずらしたときの検出出力値を示している。
この測定結果から明らかなように、センシング部15の幅が2mmの場合、センシング部15をコイルコア50に対してX軸方向にかなりずらさなければ出力誤差が生じす、また、センシング部15の幅が5mmの場合、センシング部15をコイルコア50に対してX軸方向にある程度ずらしただけでは出力誤差が殆んど生じないことが分かった。
図12は、比較例を示した図10におけるセンシング部15の各ずれ量においてセンシング部15の幅2mmの場合の検出出力値とセンシング部の幅5mmの場合の検出出力値の差をとった出力差(ひし形のプロット)と、本実施例を示した図11におけるセンシング部15の各ずれ量においてセンシング部15の幅2mmの場合の検出出力値とセンシング部の幅5mmの場合の検出出力値の差をとった出力差(黒丸のプロット)を比較して示したものである。
この図においてはその特性上、センシング部15のX軸方向へのずれ量が大きくなっても、各ずれ量においてセンシング部15の幅2mmの場合の検出出力値とセンシング部15の幅5mmの場合の検出出力値との出力差が大きい方が正確な回転角度を検出可能なことを示している。この図から明らかなように、黒丸のプロットで示した本実施例は、センシング部15がある程度ずれてもこの各検出出力値の出力差が高い値を維持していることが分る。その一方、比較例は、センシング部15の幅が少しでもずれると、その各検出出力値の出力差が急激に小さくなることが分かる。
以上の比較結果から、本実施例のコイルコア50は、センシング部15がコイルコア50に対してX軸方向すなわちセンシング部15の延在方向と直交するセンシング部15の径方向にずれても、その検出出力値が本比較例のコイルコア150に較べて極めて安定していることが分かった。その結果、回転センサ1の部品公差や組み付け公差の関係からコイルコア50とセンシング部15との間で正規の取り付け位置関係からX軸方向へのずれが生じたとしても、本実施例は本比較例に較べて安定した変位の検出が可能であることが分かった。
なお、センシング部を周方向ではなく長手方向に直線的に延在させ、かつ、延在方向に幅を変化させて、これに本発明のコイルコアを対向して設ければ、長手方向の移動距離等を検出する変位センサとしても適用可能である。さらに、周方向あるいは長手方向に延在するセンシング部は、その延在方向に幅が変化することで変位量を測定するものに限らず、その延在方向に厚さが変化することで変位量を測定するものであっても良い。
(実施例2)
図13は、本実施例であるコイル巻回用突出部上面がトラック状をなすコイルコア50を用いてセンシング部15がコイルコア50の正規の位置関係(シールド中心移動量0mm)からセンシング部15がZ軸方向(センシング部15のセンシング面と垂直方向すなわちコイルコア間において何れかのコイルコア方向)にずれた場合を横軸とし、そのずれた各位置において測定された検出出力値であるインダクタンスを縦軸に示した測定図である。この場合、プロットした黒い正方形は実施例2の比較例に相当し、コイルコア50のコイル巻回用突出部の上面に凹みをなすテーパ部53aすなわち溝部54が無い場合におけるZ軸方向のセンシング部15のずれ量と検出出力値のインダクタンスを示している。
また、プロットした白いひし形は実施例2の本実施例に相当し、コイルコア50のコイル巻回用突出部53の上面に若干の凹みをなすテーパ部53aすなわち深さ0.2mmの溝部54を有する場合のZ軸方向におけるセンシング部15のずれ量と検出出力値のインダクタンスとの関係を示している。
また、プロットした黒い3角も実施例2の本実施例に相当し、コイルコア50のコイル巻回用突出部53の上面に中程度の凹みすなわち深さ0.3mmの溝部54を有する場合のZ軸方向におけるセンシング部15のずれ量と検出出力値のインダクタンスを示している。
また、プロットした白丸も実施例2の本実施例に相当し、コイルコア50のコイル巻回用突出部53の上面にこれらより深く窪んだ凹みすなわち深さ5mmの溝部54を有する場合のZ軸方向におけるセンシング部15のずれ量と検出出力値のインダクタンスを示している。
この測定結果から分かるように、コイルコア50のコイル巻回用突出部53のセンシング部15と対向する上面に本実施形態のようなセンシング部15の延在方向に沿って傾斜するテーパ部53aを設けることによって、このようなテーパ部53aが無いコイルコアを用いた場合に比べてセンシング部15のZ軸方向のズレに対する検出出力値のインダクタンスの誤差が少なくなることが分かった。また、テーパ部53aによって形成される溝部54の深さが0.2mmよりも0.5mmの方がセンシング部15のZ軸方向のズレに対する検出出力値のインダクタンスの誤差が小さいことが分かった。
図14は、図13に示したような本実施例のコイルコア50と同様に比較例である丸型のコイルコア150を用いるとともに、このコイルコア150のコイル巻回用突出部の上面に特別に凹みをなすテーパ部163aを設けた場合(図15参照)と単なる比較例のようにコイル巻回用突出部の上面に凹みを有さない場合を比較した比較結果である。
この比較結果からも明らかなように、本比較例において図15に示すようにコイルコア160のセンシング部15の延在方向に沿って傾斜するテーパ部163aによって形成された断面視でV字型の溝部164を有することによって、このようなテーパ部163aを全く有さない場合(図14における黒い正方形でプロットした検出出力値のインダクタンス)に較べてセンシング部15がZ軸方向に若干ずれても検出出力値の出力誤差が殆んど生じないことが分かった。なお、この場合、テーパ部163aによって形成される溝部164の深さはあまり深くなく例えば深さ0.2mm又は深さ0.3mm程度がセンシング部15のZ軸方向のズレに対する検出出力値のインダクタンスの出力誤差が生じにくいことが分かった。
以上説明したテーパ部は、コイルコアのコイル巻回用突出部の上面全体にわたって形成されている必要はなく、少なくとも一部に形成されていれば良い。
なお、センシング部を周方向ではなく長手方向に直線的に延在させ、かつ、延在方向に幅を変化させて、これに本発明のコイルコアを対向して設ければ、長手方向の移動距離等を検出する変位センサとしても適用可能である。さらに、周方向あるいは長手方向に延在するセンシング部は、その延在方向に幅が変化することで変位量を測定するものに限らず、その延在方向に厚さが変化することで変位量を測定するものであっても良い。
(実施例3)
図16は、図12に示した比較結果に加えて、図8に示した変形例のコイルコア70に対するセンシング部のずれ位置に対応してこのずれ位置におけるセンシング部15の幅2mmと幅5mmの検出出力値の出力差を算出して加えた比較結果である。具体的には、比較例(図10参照)におけるセンシング部15の各ずれ量においてセンシング部15の幅2mmの場合の検出出力値とセンシング部の幅5mmの場合の検出出力値の差をとった出力差を図16において×印のプロットとし、実施例(図11参照)におけるセンシング部15の各ずれ量においてセンシング部15の幅2mmの場合の検出出力値とセンシング部の幅5mmの場合の検出出力値の差をとった出力差を図16において黒丸のプロットとし、これらに相当する本変形例に関するセンシング部15の幅2mmの場合の検出出力値とセンシング部の幅5mmの場合の検出出力値の差をとった出力差を図16において白丸のプロットとしてこれらを比較した。
図12と同様に図16からも、白丸のプロットで示した本変形例は、黒丸のプロットで示した本実施例と同様に、センシング部15がある程度ずれてもこの各検出出力値の出力差が高い値を維持していることが分る。その一方、本比較例は、センシング部15の幅が少しでもずれると、その各検出出力値の出力差が急激に小さくなることが分かる。
以上の比較結果から、本変形例のコイルコア70は、センシング部15がコイルコア70に対してX軸方向すなわちセンシング部15の延在方向と直交するセンシング部15の径方向にずれても、その検出出力値が本比較例のコイルコア150に較べて極めて安定していることが分かった。その結果、回転センサ1の部品公差や組み付け公差の関係からコイルコア70とセンシング部15との間で正規の取り付け位置関係からX軸方向へのずれが生じたとしても、本変形例は本比較例に較べて安定した変位の検出が可能であることが分かった。
なお、本変形例においても、センシング部を周方向ではなく長手方向に直線的に延在させ、かつ、延在方向に幅を変化させて、これに本発明のコイルコアを対向して設ければ、長手方向の移動距離等を検出する変位センサとしても適用可能である。さらに、周方向あるいは長手方向に延在するセンシング部は、その延在方向に幅が変化することで変位量を測定するものに限らず、その延在方向に厚さが変化することで変位量を測定するものであっても良い。
本発明にかかる変位センサは、自動車のステアリング装置の回転角度検出に適している。しかしながら、本発明にかかる変位センサは、例えば、ロボットアームのように互いに回転する回転軸間の相対回転角度や回転トルクあるいは長手方向の移動距離等を求めるものであれば、どのようなものにも適用可能である。
本発明の一実施形態にかかる回転センサを、上ケースを透過した状態で示した平面図である。 図1に対応する回転センサの内部構成を一部透過した状態で示す側面図である。 図1に示した回転センサのコイルコアとセンシング部との関係を拡大して示した斜視図である。 図3に示したコイルコアの一方のコイルコアのみを拡大して示した斜視図である。 図4に示したコイルコアから励磁コイルを取り除いた状態を示した斜視図である。 図3に示したコイルコアとセンシング部との組み合わせからロータの回転角度を検出する方法を図6(a)から図6(b)の順番に示した説明図である。 測定すべき回転体の絶対回転角度とコイルコア検出出力値の周期に対する割合及びMR素子検出出力値の周期に対する割合を示した図である。 本発明の変形例にかかるコイルコアを円環状のセンシング部とともに示した斜視図である。 本発明の比較例であるコイルコアのセンシング部との対向面周縁が丸型のコイルコアのセンシング部との取り付け位置関係を示した斜視図である。 比較例のコイルコアに対してセンシング部をX軸方向すなわちセンシング部の延在面と直交するセンシング部の径方向にずらした場合のセンシング幅2mmとセンシング幅5mmの部分における検出出力値を示した測定図である。 実施例のコイルコアに対してセンシング部をX軸方向すなわちセンシング部の延在面と直交するセンシング部の径方向にずらした場合のセンシング幅2mmとセンシング幅5mmの部分における検出出力値を示した測定図である。 実施例と比較例の各コイルコアに対するセンシング部のずれ位置に対応してこのずれ位置におけるセンシング部の幅2mmと幅5mmの検出出力値の出力差を実施例のコイルコアと比較例のコイルコアごとに算出した比較結果である。 本実施例のコイルコアのコイル巻回用突出部に凹み部が形成されていない場合と深さ0.2mmの溝部をなす凹み部、深さ0.3mmの溝部をなす凹み部、及び深さ0.5mmの溝部をなす凹み部が形成された場合において、センシング部をZ軸方向すなわちセンシング部のセンシング面と直交する方向にすらした場合の各検出出力値を測定した測定図である。 比較例のコイルコアのコイル巻回用突出部に凹み部が形成されていない場合と深さ0.2mmの溝部をなす凹み部、深さ0.3mmの溝部をなす凹み部、及び深さ0.5mmの溝部をなす凹み部が形成された場合のセンシング部をZ軸方向すなわちセンシング部のセンシング面と直交する方向にすらした場合の各検出出力値を測定した測定図である。 比較例のコイルコアに関連するコイルコアであって、コイル巻回用突出部のセンシング部と対向する上面にセンシング部の延在方向に沿ってテーパ部が形成されたコイルコアを示す斜視図である。 実施例と比較例及び変形例の各コイルコアに対するセンシング部のずれ位置に対応してこのずれ位置におけるセンシング部の幅2mmと幅5mmの検出出力値の出力差を実施例及び変形例のコイルコアと比較例のコイルコアごとに算出した比較結果である。
符号の説明
1 回転センサ
10 ロータ
11 第1歯車
12 第2歯車
15 センシング部
15a ステー
20 ケース
21 下ケース
22 上ケース
25 コネクタ
50 コイルコア
51 コア本体
52 励磁コイル
53 コイル巻回用突出部
53a テーパ部
54 溝部
55 コイル収容溝
61 磁石
62 MR素子(磁束検出素子)
70 コイルコア
71 コア本体
150 コイルコア
151 コア本体
160 コイルコア
163a テーパ部
164 溝部
S シャフト

Claims (3)

  1. 測定対象物の移動に応じて幅又は厚みの少なくとも一方が変化する導電性のセンシング部と、前記センシング部に対向配置されるコア本体及び当該コア本体の外周壁に対応して配置された励磁コイルを有するコイルコアを備えた変位センサにおいて、
    前記コア本体には前記励磁コイルが巻回される突出部が形成され、かつ当該突出部の前記センシング部との対向面の少なくとも一部に、前記センシング部の延在方向に沿って傾斜するテーパ部が形成されていることを特徴とする変位センサ。
  2. 前記コア本体の前記センシング部側対向面がトラック状をなし、前記センシング部が当該コア本体のトラック状対向面の直線部分内でずれるように組み付けられたことを特徴とする、請求項1に記載の変位センサ。
  3. 前記コア本体の前記センシング部側対向面が当該センシング部の延在方向と直交する方向を長手方向とする長方形形状をなし、前記センシング部が当該コア本体の長方形状対向面内で長手方向にずれるように組み付けられたことを特徴とする、請求項1に記載の変位センサ。
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