JP4531972B2 - 棚装置とキャビネットとの連結構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、棚装置とキャビネットとの連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上下に重ねたキャビネットを連結するには、止めねじや段付きねじ等を用いて、上下より締め上げる方式が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図6に示すように、キャビネット(1)をラックのような棚装置(2)の上に重ねて連結する場合には、棚装置(2)側が骨組みになっているため、棚装置(2)側に設けられる連結孔の位置がある程度制限されてしまい、相手側のキャビネットの底板に、追加加工で孔等を現物合わせで開ける必要があったり、ねじばかりでなく、金具を用いる必要があったりするなど、連結作業に手間が掛かるという問題がある。
【0004】
本発明は、棚装置とその上方のキャビネットとの連結を、追加加工なしに、簡単かつ強固になし得る連結構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 四隅の支柱の上端部同士を、左右1対の前後方向のフレーム材及び前後1対の左右方向のフレーム材により連結してなる棚装置の上部に、箱状のキャビネットを連結する連結構造であって、前記前後方向のフレーム材の内側方に突設された天板受け部に、上面にねじ孔を設けた連結杆を、その前後の端部を前記左右方向のフレーム材の内側方の下向きフランジの下縁に係合するようにして設置するとともに、前記棚装置の上部に載置した前記キャビネットの底板に穿設した連結孔に挿通したねじを、前記連結杆のねじ孔に螺締することにより、前記底板と前記連結杆とを結合させる。
【0006】
(2) 上記(1)項において、棚装置の上端と前記キャビネットの下端との間に、カバーを介在させる。
【0007】
(3) 上記(1)または(2)項において、連結杆に、前後方向のフレーム材の天板受け部の立ち上がり縁部を跨ぐことにより、左右方向の移動を防止する左右方向ストッパ手段と、前記立ち上がり縁部に向け設けられた切り欠き部に係合することにより、前後方向の移動を防止する前後方向ストッパ手段とを設ける。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態を示す斜視図で、キャビネット(1)と、その下方におけるラック等の棚装置(2)とを、分解状態で示している。棚装置(2)には、本発明の主要構成部材である左右1対の連結杆(3)が、単独の形と、棚装置(2)に取り付けられた状態とで示されている。
【0009】
棚装置(2)は、4本の支柱(4)の上端部同士を、左右1対の前後方向のフレーム材(5)と、前後1対の左右方向のフレーム材(6)により連結して枠体を形成したもので、図2に、その左前隅部を拡大して示している。この構造は、前後左右の隅部に共通であるので、図2に示す左前隅部を代表として、以下に説明する。
【0010】
前後方向のフレーム材(5)は、その内方側に水平の天板受け部(7)を有し、天板受け部(7)の端縁は、上方を向く立ち上がり縁部(8)を形成している。立ち上がり縁部(8)における前後方向の中間部には、切り欠き部(9)が形成され、この切り欠き部(9)は、図示しないラック天板の下面に形成した補強突条部に嵌合するものである。
【0011】
左右方向のフレーム材(6)は、内方側向きに開口するC字形断面の部材で、その端部は、支柱(4)の前面に沿うように平坦とされ、2つの位置決め用の内方突起(10)と孔(11)とが形成されている。他方、支柱(4)には、図3に示すように、内方突起(10)に対応する孔(12)と、孔(11)に対応する孔(13)とが穿設されている。
【0012】
左右方向のフレーム材(6)は、その内方突起(10)を支柱(4)の孔(12)に合わせることにより位置決めし、ピン(21)を孔(11)(12)に挿入することにより、支柱(4)に取り付けられている。
【0013】
図3は、取付け前における連結杆(3)の前端部を示している。図1から明らかなように、連結杆(3)の後端部も、同様の形状とされている。
【0014】
連結杆(3)は、前後方向のフレーム材(5)の天板受け部(7)よりも幅狭の断面下向きコ字形の部材で、その端部に上向き切り欠き溝部(14)を有するとともに、その内方側の縁部(3a)に、左右方向のストッパ手段となる内方側に突出する下向き切り起こし部(15)と、前後方向のフレーム材(5)の切り欠き部(9)の前後縁に対応する位置において内方側に突出する前後方向のストッパ手段となる前後1対の突起(16)とが形成されている。
【0015】
連結杆(3)の上面には、前後のねじ孔(18)が設けられている。このねじ孔(18)は、図1に示すキャビネット(1)の底板(17)に予め設けられたキャビネット同士を上下連結するときに利用される連結孔(17a)の位置に対応させている。
【0016】
図1及び図5には、キャビネット(1)の底面を隠すカバー(19)が示されている。カバー(19)は、棚装置(2)の天板であってもよい。
【0017】
キャビネット(1)を棚装置(2)の上に連結するには、まず図2に示すように組み立てられている棚装置(2)から、前部の左右方向のフレーム材(6)を、ピン(21)を抜き去ることにより取り外す。
【0018】
図3に示すように、前部の左右方向のフレーム材(6)を取り外した棚装置(2)の前後方向のフレーム材(5)の天板受け部(7)に、連結杆(3)を取り付けるには、まず連結杆(3)の後端部の上向き切り欠き溝部(14)を、後部の左右方向のフレーム材(6)のC字形の一部をなす上部の下向きフランジ(図2のフレーム材(6)の下向きフレーム(6a)に相当)に下方から引っかけ、前後部の突起(16)を切り欠き部(9)にはめ合わせるとともに、立ち上がり縁部(8)に下向き曲げ部(15)を係合させる。図4は、この状態における連結杆(3)の前端部を示している。
【0019】
次いで、図5に示すように、前部の左右方向のフレーム材(6)を再び取り付けるが、このとき、下向きフレーム(6a)を、連結杆(3)の前端部の上向き切り欠き溝部(14)に係合させた状態で、ピン(21)をもって前後方向のフレーム材(6)を支柱(4)に固定する。
要すれば、連結孔(19a)を有するカバー(19)を、前後方向のフレーム材(5)上に載置する。
【0020】
最後に、図1に示すように、キャビネット(1)の底板(17)の既設の連結孔(17a)と、さらにはカバー(19)を設ける場合にはその連結孔(19a)とにねじ(20)を挿入し、連結杆(3)のねじ孔(18)にねじ込んで、キャビネット(1)を棚装置(2)に固定する。
【0021】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によると、棚装置の前後方向のフレーム材に、連結杆をねじ止めすることなく固定できるので、施工が簡単である。連結杆は、左右方向のフレーム材により上方移動が抑えられるため、がた付きなく強固に支持される。さらに、連結に際しては、キャビネットに設けられた既設の連結孔を利用することが可能であり、現場における追加加工を一切必要としない。
【0022】
請求項2記載の発明によると、キャビネットの底面が下方から見えることを妨げるので、美観上に優れる。
【0023】
請求項3記載の発明によると、連結杆の前後方向及び左右方向へのがた付きを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のキャビネット、棚装置及びカバーを分解して示す部分斜視図である。
【図2】同じく、棚装置の前部の隅部の部分拡大斜視図である。
【図3】同じく、左右方向のフレーム材を取り外した状態の棚装置の前部の隅部と、連結杆の前端部とを示す部分拡大斜視図である。
【図4】同じく、左右方向のフレーム材を取り外し連結杆を設置した状態の棚装置の前部の隅部を示す部分拡大斜視図である。
【図5】同じく、連結杆を設置し、左右方向のフレーム材を再び取り付けた状態の棚装置の前部の隅部とカバーの一部分とを示す部分拡大斜視図である。
【図6】キャビネットを棚装置の上に連結した状態を示す正面図である。
【符号の説明】
(1)キャビネット
(2)棚装置
(3)連結杆
(3a)縁部
(4)支柱
(5)前後方向のフレーム材
(6)左右方向のフレーム材
(6a)下向きフランジ
(7)天板受け部
(8)立ち上がり縁部
(9)切り欠き部
(10)内方突起
(11)(12)(13)孔
(14)上向き切り欠き溝部
(15)下向き切り起こし部(左右方向のストッパ手段)
(16)突起(前後方向のストッパ手段)
(17)底板
(17a)連結孔
(18)ねじ孔
(19)カバー
(19a)連結孔
(20)ねじ
(21)ピン

Claims (3)

  1. 四隅の支柱の上端部同士を、左右1対の前後方向のフレーム材及び前後1対の左右方向のフレーム材により連結してなる棚装置の上部に、箱状のキャビネットを連結する連結構造であって、前記前後方向のフレーム材の内側方に突設された天板受け部に、上面にねじ孔を設けた連結杆を、その前後の端部を前記左右方向のフレーム材の内側方の下向きフランジの下縁に係合するようにして設置するとともに、前記棚装置の上部に載置した前記キャビネットの底板に穿設した連結孔に挿通したねじを、前記連結杆のねじ孔に螺締することにより、前記底板と前記連結杆とを結合させたことを特徴とする棚装置とキャビネットとの連結構造。
  2. 棚装置の上端と前記キャビネットの下端との間に、カバーを介在させた、請求項1記載の棚装置とキャビネットとの連結構造。
  3. 連結杆に、前後方向のフレーム材の天板受け部の立ち上がり縁部を跨ぐことにより、左右方向の移動を防止する左右方向ストッパ手段と、前記立ち上がり縁部に向け設けられた切り欠き部に係合することにより、前後方向の移動を防止する前後方向ストッパ手段とを設けた、請求項1または2記載の棚装置とキャビネットとの連結構造。
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