JP4531171B2 - 容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、化粧料、薬剤、食品等を充填し、或いは種々の物を収納する容器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
化粧料、薬剤、食品等の被充填物を充填した容器は、種々のデザインを施す等して高級感を持たせたものも多いが、被充填物を使い終えた後にそのまま廃棄処分していたため、コスト高になるばかりか、資源の浪費につながる。そのため、従来から、例えば図14に示すような詰め替え用の容器が提案されている。この詰め替え用容器は、容器本体aと、閉鎖部材bとから構成し、容器本体aを、高級感を持たせた外容器cと、被充填物を充填する充填部d1を有する内容器dとを備え、この内容器dを、外容器c内に出し入れ自在に収納して詰め替え可能とし、一方、閉鎖部材bを、ネジ部を有する蓋体から構成し、パッキンeを介して内容器dの上端外周に設けたネジ部にネジ螺合することよってして充填部d1に設けた開口部d2を塞ぎ、その状態で、内容器dを外容器c内に入れるとともに、外容器用蓋b1で外容器cの上部側を塞いでおけるようにしたものである。そして、内容器dの充填部d1に充填した被充填物を使い終えると、内容器dを外容器cから取り出し、被充填物を充填した新たな内容器dを外容器cに詰め換える。こうすることにより、高級感を持たせた外容器cを廃棄せずに済ませることができる。しかしながら、このような内容器dに、閉鎖部材bをネジ螺合により塞ぐものであるため、内容器d及び閉鎖部材bにネジ部を刻設しなければならず、コスト高になってしまう。
【0003】
一方、従来から、容器本体の開口部にバージンシールを取り付けて開口部を塞ぐようにしたものが知られている。この容器は、例えば図15に示すように、バージンシールf1を容器本体aの開口部a1の周部側の端面に熱融着するとともに、容器本体aの上端外周に設けたネジ部に蓋f2を螺合するようにして開口部a1を塞ぐようにしたものである。そして、使用に際しては、蓋f2を外すとともに、バージンシールf1を容器本体aから引き剥がすことにより、開口部a1を開口できるようにしたものである。しかし、バージンシールf1を容器本体aから引き剥がす際、バージンシールf1と容器本体aとが強く接着されているため、バージンシールf1を容器本体aから手で引き剥がし難いという課題がある。又、この場合において、バージンシールf1の外周を予め容器本体aからはみ出させておくようにすれば、そのはみ出させた部分を持って引っ張り操作でき、バージンシールf1を容器本体aから比較的容易に引き剥がすことができるが、バージンシールを容器本体aの外周にはみ出させておくと、そのはみ出させた部分が蓋f2を螺合する際に邪魔になってしまう。
【0004】
又、このようなバージンシールを利用して、上記図14に示した詰め替え用の容器における内容器dの開口部d2を塞ぐようにするとすれば、内容器用蓋を不要にでき、内容器d及び閉鎖部材bにネジ部を設けずに済み、低コストに製作できるものになるが、この場合も、バージンシールを内容器dの外周にはみ出させておくと、そのはみ出させた部分が外容器用蓋b1をする際に邪魔になってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は、以上の実情に鑑み提案されたもので、シール部材が容器本体を塞ぐ際に邪魔になることがなく、しかも、シール部材を容易に剥がすことのできる容器の提供を第1の目的とする。
【0006】
本願発明は、シール部材が外容器を塞ぐ際に邪魔になることがなく、しかも、シール部材を容易に剥がすことのできる詰め替え用の容器の提供を第2の目的とする。
【0007】
本願発明は、シール部材と補助部材又は枠体とで、容器本体の開口部を開閉自在に塞ぐ蓋と機能させることのできる容器の提供を第3の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1に係る発明は、内容物Kを収納する収納部31を有する容器本体1と、閉鎖部材4とを備え、上記容器本体1が、外容器2と、この外容器2内に収納された内容器3とを備え、上記内容器3が、開口部32を有する収納部31を備え、上記閉鎖部材4が、内容器3の開口部32を塞ぐシール部材41と、開口部32からシール部材41を引き剥がす際の補助をする補助部材42とを備え、上記補助部材42が、内容器3における開口部32の外周側に上下移動可能に配位され、上記内容器3の開口部32の上端面にはシール取付部35が設けられ、このシール取付部35の外周側には補助部材用受け部36が備えられ、この補助部材用受け部36は、径小部36aと、径小部36aの下方側に径小部36aより径大に形成された径大部36bと、径小部36aと径大部36bとの間に形成された載置部36cとを備え、補助部材42の内周部には、内容器3の補助部材用受け部36に嵌挿する嵌挿部42dが備えられ、この嵌挿部42dは、径小嵌挿部42aと、径小嵌挿部42aの下方側に径小嵌挿部42aより径大に形成された径大嵌挿部42bと、径小嵌挿部42aと径大嵌挿部42bとの間に形成された載置面42cとを備え、径小嵌挿部42aは内容器3の補助部材用受け部36における径小部36aに嵌まりこみ、径大嵌挿部42bは内容器3の補助部材用受け部36における径大部36bに嵌まりこみ、上記載置面42cは、径小嵌挿部42aと径大嵌挿部42bとが内容器3の補助部材用受け部36の径小部36aと径大部36bとの各々に嵌挿されるに伴い、内容器3の補助部材用受け部36における載置部36cに載置され、補助部材42の上面は、シール部材41の補助部材接続部41bに接続されるバージンシール接続部42eをなしており、このバージンシール接続部42eが内容器3の上記シール取付部35と略同一高さに位置合わせされ、シール部材41の下面側には、接着部41aと、接着部41aの外周側に形成された補助部材接続部41bとを備え、この接着部41aが内容器3の上記シール取付部35の端面に接着され、上記補助部接続部41bが内容器3の上記バージンシール接続部42eに接着され、外容器2の内容器収納部23の上端部には、径内側に突設された内容器受け部23aを備え、この内容器受け部23aにより、補助部材42の下面と内容器3の補助部材用受け部36の下面とが受けられたものであることを特徴とする容器を提供することにより、上記の課題を解決する。
【0009】
本願の請求項2に係る発明は、この内容器3が、外容器2内に出し入れ自在に収納され、補助部材42と容器本体1とが、薄肉部61を有する接続部6を介して一体的に形成されたものであることを特徴とする請求項1記載の容器を提供する。
【0010】
本願の請求項3に係る発明は、補助部材42がリング状のものからなり、補助部材42の下面が内容器3の補助部材用受け部36の下面と略同一高さに位置合わせされていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の容器を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図を基に本願発明の一実施形態を具体的に説明する。
図1は、本願発明の容器の一実施形態の詰め替え用容器の分解斜視図、図2は、その断面図である。
【0012】
本実施形態の容器は、詰め替え用容器から構成されている。この詰め替え用容器は、容器本体1と、閉鎖部材4と、封止部材5とを備えている。容器本体1は、外容器2と、外容器2とは別体からなる内容器3とを備えている。外容器2は、外容器本体21と、外容器用蓋体22とを有しており、外容器本体21の内部には、内容器収納部23が備えられている。又、この内容器収納部23の上端部には、径内側に突設された内容器受け部23aを備え、内容器収納部23に収納した内容器3を内容器受け部23aで受けられるようになされている。外容器本体21の上面側は、開口されて内容器出入用口24が形成されており、この内容器出入用口24から内容器収納部23に内容器3を出し入れできるようになされている。外容器用蓋体22は、外容器本体21の上端の外周部に着脱自在に嵌挿されることにより、内容器出入用口24を塞ぐようになされている。
【0013】
内容器3は、内容物としての被充填物Kを収納しておくためのもので、内容器3の内部には、収納部としての充填部31が備えられ、この充填部31に被充填物Kを充填できるようになされている。充填部31の上端側には、開口部32が備えられている。この開口部32は、充填部31に充填した被充填物Kを使用する際に被充填物Kを取り出すための取り出し口としてのもので、内容器3の上面全体が開口されている。
【0014】
又、内容器3の上端面には、図2、図3に示すようにシール取付部35が備えられている。このシール取付部35は、後述の閉鎖部材4のバージンシール41を取り付ける部分をなすもので、内容器3の上端面の全周に渡って形成されている。又、このシール取付部35の外周側には、後述の閉鎖部材4の補助部材42を受ける補助部材用受け部36が備えられている。この補助部材用受け部36は、径小部36aと、径小部36aの下方側に径小部36aより径大に形成された径大部36bと、径小部36aと径大部36bとの間に形成された載置部36cとを備えている。載置部36cは、補助部材42を載置するためのもので、径小部36a及び径大部36bと共に、シール取付部35の外周側の全周に渡って形成されている。
【0015】
又、この実施形態では、図2に示すように内容器3における充填部31の下端中央部に、充填部31に被充填物Kを充填するための充填用口33が備えられている。また、充填部31における充填用口33の周部には、テーパー部34が備えられている。このテーパー部34は、充填用口33から充填部31に被充填物Kを充填する際に充填部31内の空気を充填用口33から逃がすためのもので、充填用口33から所定の高さ範囲に渡って、充填用口33に行くに従って漸次充填部31の内周径を小さくするようにして形成されている。又、内容器3における充填用口33の周部には、下方に突設された円筒体38aが備えられ、その円筒体38aの下面全周に封止部材取付部38が形成されている。一方、内容器3の下端における外周側には、脚部37が備えられている。
【0016】
閉鎖部材4は、内容器3の開口部32を塞ぐためのもので、本実施形態では、図2、図3に示すようにシール取付部35に引き剥がし可能に密着されたシート状のシール部材としてのバージンシール41と、バージンシール41の外周の下方側に取り付けられたリング状の補助部材42と、バージンシール41の上面側に取り付けられた装飾用プレート43とから構成されている。バージンシール41は、開口部32を密封しておくとともに、充填部31に被充填物Kを充填する際に被充填物Kを受けて被充填物Kの上面K1を平坦な均一レベル面に形成するためのもので、この実施形態では、シール取付部35に熱融着可能なもの、例えばPETフィルム等の合成樹脂フィルム、合成樹脂フィルムに金属箔を蒸着又はラミネートしたもの、或いは金属箔等から構成されている。又、このバージンシール41の外周径は、シール取付部35の径より大きいものから構成されている。このバージンシール41の下面側には、接着部41aと、接着部41aの外周側に形成された補助部材接続部41bとを備えている。接着部41aは、シール取付部35に熱融着される部分で、シール取付部35に熱融着されることにより、開口部32を密封する。この際、バージンシール41に代え、例えば合成樹脂板をシール取付部35に熱融着した場合には開口部32を密封できても引き剥がしできないものになってしまうが、このようにしてバージンシール41を用いてシール取付部35に熱融着することにより、開口部32を密封できるとともに引き剥がし可能なものにできる。又、このようにしてバージンシール41を用いて開口部32を封することにより、内容器3に容易に密着させて開口部32を密封することができる。これにより、従来のように蓋を内容器3にネジ螺合しなくても良いものにでき、ネジの形成を不要にして低コストで製作できる。尚、バージンシール41の接着部41aと内容器3のシール取付部35との接着手段は、熱融着によるものに限らず、接着剤等により接着するようにしても良く、適宜変更し得る。
【0017】
補助部材42は、バージンシール41を補強してバージンシール41をシール取付部35から引き剥がし易くするためのもので、バージンシール41と同程度の外周径を有するリング状のものから構成されている。補助部材42の内周部には、嵌挿部42dが備えられている。この嵌挿部42dは、内容器3の補助部材用受け部36に嵌挿するためのもので、径小嵌挿部42aと、径小嵌挿部42aの下方側に径小嵌挿部42aより径大に形成された径大嵌挿部42bと、径小嵌挿部42aと径大嵌挿部42bとの間に形成された載置面42cとを備えている。径小嵌挿部42aは、内容器3の補助部材用受け部36における径小部36aに嵌まりこみ可能な大きさに、径大嵌挿部42bは、内容器3の補助部材用受け部36における径大部36bに嵌まりこみ可能な大きさに、夫々形成されている。又、載置面42cは、径小嵌挿部42aと径大嵌挿部42bとが内容器3の補助部材用受け部36の径小部36aと径大部36bとの各々に嵌挿されるに伴い、内容器3の補助部材用受け部36における載置部36cに載置されるようになされている。補助部材42の上面は、バージンシール41の補助部材接続部41bに接続されるバージンシール接続部42eをなしており、載置面42cが内容器3の載置部36cに載置されるに伴って、バージンシール接続部42eが内容器3のシール取付部35と略同一高さに位置合わせされるようになされている。このバージンシール接続部42eとバージンシール41の補助部材接続部41bとの接続は、嵌挿部42dを内容器3の補助部材用受け部36に嵌挿させた状態で、バージンシール41をシール取付部35に熱融着する際に、同時にバージンシール接続部42eにバージンシール41の補助部材接続部41bを熱融着することにより行うことができる。尚、載置面42cが内容器3の載置部36cに載置されるに伴って、補助部材42の下面が内容器3の補助部材用受け部36の下面と略同一高さに位置合わせされるようになされている。
【0018】
装飾用プレート43は、バージンシール41の上面を装飾すためのもので、バージンシール41と同じ大きさのものからなる。そして、装飾用プレート43は、バージンシール41の上面にテープや接着剤等の接着手段により接着されることにより、バージンシール41の上面全体を覆ってバージンシール41の上面全体を装飾している。
【0019】
封止部材5は、内容器3の充填用口33を塞ぐためのもので、この実施形態では、閉鎖部材4のバージンシール41と同構成を採るバージンシールから構成されており、内容器3の封止部材取付部38に熱融着されることにより、充填用口33を塞いでいる。尚、この封止部材5は、シート状のバージンシールから構成して内容器3の封止部材取付部38に熱融着して充填用口33を塞ぐ形態のものに限らず、充填用口33を塞ぐことのできるものであれば良く、例えば封止部材5を合成樹脂板から構成して封止部材取付部38に熱融着により固定することにより、或いは封止部材5を蓋体から構成して封止部材取付部38にネジ螺合することにより、更には封止部材5を栓部材から構成して充填用口33に栓をすることにより、充填用口33を塞ぐようにしても良く、適宜変更し得る。
【0020】
次に、この内容器3の充填部31への被充填物Kの充填方法について、説明する。
まず、内容器3のシール取付部35に閉鎖部材4を装着した状態で、図4に示すように内容器3を上下逆さまにして内容器3の充填用口33を上にする。これにより、閉鎖部材4のバージンシール41が充填部31の底面をなした状態になる。そして、この状態で、充填装置の充填ノズルNを充填用口33から充填部31内に挿入し、例えば被充填物Kとして化粧用クリームKを充填していく。充填された化粧用クリームKは、バージンシール41上に受けられて徐々に高さを増していく。この化粧用クリームKの高さの上昇に伴い充填ノズルNを徐々に引き上げていき、化粧用クリームKが充填用口33にくるまで充填する。その際、この図4に示すように充填部31における充填用口33の上部(この図4では、充填用口33の下部側に配位された状態になっている。)に、充填用口33側に行くに従って漸次内周径を小さくしたテーパー部34を設けているため、充填部31内の空気が化粧用クリームKの上昇に伴ってテーパー部34に沿って押し上げられていき、充填部31内の空気を充填用口33から逃がすことができ、充填部31内に空気の気泡が形成されるようなことを防止できる。これにより、充填部31の全体に化粧用クリームKだけを入れることができ、化粧用クリームKの充填量を常時一定にして充填できる。化粧用クリームKの充填後、封止部材5を内容器3の封止部材取付部38に熱融着して、充填用口33を塞いでおく。
【0021】
このようにして被充填物Kの充填された内容器3は、外容器2の内容器出入用口24から内容器収納部23に入れられ、内容器収納部23内で、外容器2の内容器受け部23aに内容器3の補助部材用受け部36の下面が受けられているとともに、内容器3の脚部37が内容器収納部23の底面に置かれた状態で配位される。そして、使用に際しては、内容器3の閉鎖部材4のバージンシール41を剥がして使用するが、このバージンシール41を剥がす場合は、例えば図5に示すように補助部材42の右端側を内容器3に対して上方側に引き上げる。これにより、補助部材42の左端側が回動の軸になって内容器3に対して回動し、その回動に際してバージンシール41も共に回動して内容器3に対して引き上げることができる。又、その際、バージンシール41の外周を全周に渡って補助部材42に熱融着させているため、バージンシール41を張った状態に維持させながら内容器3に対して右端側から引き上げることができ、バージンシール41を簡単に、右端側から順次引き剥がすことができる。又、バージンシール41を引き剥がした後の被充填物Kの上面K1は、バージンシール41の面に沿って形成されている。従って、バージンシール41の下面を平坦面に形成しておけば、被充填物Kの上面K1を、平坦な均一レベル面に形成でき、或いは、バージンシール41の下面を、エンボス加工等によって凹凸を形成してキャラクター等の絵や模様等を現しておくことにより、被充填物Kの上面K1に、キャラクター等の絵や模様等をそのまま現すことができ、商品価値のあるものにできる。
【0022】
一方、内容器3の被充填物Kを使い終えた場合は、空っぽになった内容器3を外容器2から取り出して、被充填物Kを充填した新たな内容器3を詰め替える。この詰め替えに際しては、新たな内容器3の閉鎖部材4を、上述のようにして予め剥がし、その状態で外容器2に入れるようにすれば良い。
【0023】
尚、本実施形態では、閉鎖部材4を、バージンシール41と補助部材42と装飾用プレート43とから構成しているが、この形態のものに限らず、装飾用プレート43を設けずにバージンシール41と補助部材42とから構成しても良く、適宜変更し得る。
【0024】
又、補助部材42は、内容器3と別体のものから構成するものに限らず、内容器3と一体的に形成したものであっても良い。詳しくは、例えば図6(A)(B)に示すように内容器3の右端側の外周一部と、リング状の補助部材42の右端側の内周一部との間に接続部6を設け、この接続部6を介して補助部材42を内容器3から延設するようにして補助部材42と内容器3とを一体的に形成する。又、この接続部6には、図7に示すように、内容器3と補助部材42との間に、周方向に沿って厚さの薄い薄肉部61を有するものとし、内容器3に対する補助部材42の回動操作に伴って接続部6を折れちぎることができるものにしておく。このように構成しておくことにより、補助部材42を、内容器3と別途に製作しなくても内容器3を製作する際に一体的に形成でき、低コストで製作できる。一方、図8(A) に示すようにバージンシール41を、内容器3及び補助部材42の上面に接着するようにするとともに、その上に装飾用プレート43を配して内容器3の開口部32を封した後、内容器3の開口部32からバージンシール41を剥がす場合は、図8(B) に示すように補助部材42における接続部6と反対側の左端側を、内容器3に対して上方に回動操作する。これにより、バージンシール41を内容器3の左端側から順次引き剥がすことができる。又、補助部材42を回動に伴って接続部6が折れちぎれ、補助部材42を内容器3から分離でき、バージンシール41を内容器3から取り除くことができる。
【0025】
又、この場合において、接続部6の薄肉部61を、内容器3に対する補助部材42の回動操作に伴って折れちぎれるようにして補助部材42を内容器3から分離させる形態のものに限らず、内容器3に対する補助部材42の回動操作に伴って、接続部を折り曲げ可能なものに形成しておき、接続部6の薄肉部61を、内容器3と補助部材42とのヒンジ部にして補助部材42を内容器3に対して回動自在に接続したものとしておいても良い。このようにして、接続部6をヒンジ部にしておくことにより、内容器3内の被充填物Kの一部を使用してから内容器3内の被充填物Kを再度使用するまでの間、補助部材42を回動操作することによって、バージンシール41で内容器3の開口部32に蓋をしておくことができる。従って、例えばこのような補助部材42を有する内容器3を、外容器用蓋体22を有する外容器2に入れて使用する場合には、バージンシール41を内蓋とし、外容器用蓋体22を外蓋として機能させて二重蓋にして使用できる。
【0026】
更に、補助部材42に、補助部材42を回動操作する操作片45を、補助部材42の外周から径外方向に突設するようにしておいても良い。例えば上記のように接続部6を介して補助部材42と内容器3とを接続する場合、図9(A)(B)に示すように補助部材42における接続部6と反対側の左端側に、操作片45を、補助部材42の外周から径外方向に突設させておく。操作片45を設けておかない場合には、バージンシール41を内容器3及び補助部材42の上面に接着するようにして内容器3の開口部32を封した後には、接続部6の位置が上方側から見えなくなり、その結果、補助部材42を回動操作する際の押し上げ位置が判らずに補助部材42における接続部6の近くの部分を押し上げてしまい、補助部材42を接続部6を軸に回動操作できない場合もある。そこで、このような操作片45を設けておくことにより、ユーザーが補助部材42を回動操作する際の押し上げ位置が即座に判り、確実に補助部材42を接続部6を軸に回動操作でき、ユーザーにとって使用し易いものにできるとともに、補助部材42を操作し易いものにできる。
【0027】
また、補助部材42は、リング状のものから構成する形態のものに限らず、例えばリングの一部からなる湾曲状のものであっても良い。詳しくは、例えば図10(A)(B)(C) に示すように内容器3の外周一部に、手で折れ損可能な薄肉部61を有する接続部6を介して補助部材42を一体的に形成するようにし、補助部材42を内容器3に対して手で下方側から上方側に押圧すれば薄肉部8から補助部材42と内容器3とを切り離しできるようにしても良く、適宜変更できる。
【0028】
一方、外容器2の外容器用蓋体22は、外容器本体21に嵌挿する形態のものに限らず、外容器本体21の上部外周に雄ネジ部を形成しておき、外容器用蓋体22の内周部に、その雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を形成するようにしても良い。
【0029】
又、本実施形態では、内容器3の下端側に充填用口33を設けたものとしているが、この形態のものに限らず、充填用口33を設けずに開口部32から被充填物Kを充填する形態のものであっても良い。又、内容器3の下端側に充填用口33を設ける場合、内容器3の充填部31における充填用口33の周部側にテーパー部34を設ける形態のものに限らず、例えば充填部31における充填用口33の周部側に、バージンシール41と略平行になる水平面を形成したものであっても良い。ただし、この場合は、充填部31に被充填物Kを充填すると、水平面と被充填物Kとの間に、充填部31内の空気が溜まって気泡が発生するおそれが生じるので、上記実施形態のようにテーパー部34を設けておき、被充填物Kの充填に際して充填部31内の空気を自然と逃がすようにして気泡の発生を防止できるようにしておくのが好ましい。
【0030】
また、本実施形態では、容器本体1を、外容器2に内容器3を詰め替え可能とした詰め替え用の容器から構成しているが、この形態のものに限らず、例えば図11に示すように一つの容器本体1から構成したものであっても良い。詳しくは、容器を、容器本体1と、閉鎖部材4と、蓋9とから構成する。容器本体1は、上部側に開口部32を有する充填部31を備える。又、容器本体1の上部側の外周には、載置部11を有する補助部材用受け部12と、補助部材用受け部12の下方側にネジ部13とを備えている。閉鎖部材4は、バージンシール41と、リング状の補助部材42とを備えている。補助部材42は、容器本体1の補助部材用受け部12に嵌挿されて載置部11に載置され、バージンシール41は、容器本体1の上端面と補助部材42の上面に熱融着される。蓋9は、バージンシール41で開口部32を塞いだ容器本体1のネジ部13に螺合される。このように構成するようにしても、バージンシール41を引き剥がす際には、補助部材42を容器本体1から引き上げれば良く、これにより、容器にバージンシール41を容器本体1から引き剥がすことができる。又、バージンシール41を容器本体1のネジ部13の外周から多くの量をはみ出さずに済ませることができるため、蓋9を閉める際にバージンシール41が邪魔になるようなことを防止できる。また、一つの容器本体1から構成する場合、上述の接続部6を介して補助部材42を内容器3から延設するようにして補助部材42と内容器3とを一体的に形成した補助部材42を有する内容器3だけで容器本体1を構成することもでき、適宜変更し得る。
【0031】
又、上記実施形態では、被充填物Kとして化粧用クリームを使用しているが、これに限らず、他の化粧料、薬剤、食品等を充填する容器に適応でき、適宜変更し得る。更には、本願発明の容器は、化粧用クリーム等の化粧料、薬剤、食品等の被充填物Kを充填する充填用として使用する形態のものに限らず、種々の物を収納する収納用の容器として用いることもできる。以下に、内容物を収納し得る収納用として用いることのできる容器について説明する。
【0032】
この容器は、図12(A)(B)に示すように、容器本体1と、閉鎖部材4とを備えている。容器本体1は、直方体状を呈し、上端に開口部32を有する収納部31を備えている。収納部31は、種々の内容物を収納するためのもので、上述の充填用の容器の実施形態における充填部31がこの収納部31に相当している。
【0033】
閉鎖部材4は、枠体42と、シール部材41とを備えている。枠体42は、上述の充填用の容器の実施形態における補助部材42に相当し、実質的に補助部材42と同じもので、筒状のものから構成され、内周側に容器本体1を受容し得る長方形状の本体受容孔42eを備えている。そして、この枠体42は、枠体42の右端側と容器本体1の右端側との間に設けた接続部6を介して一体的に形成されており、この一体成形に際し、枠体42が、本体受容孔42e内に容器本体1を受容して容器本体1の開口部32の全周に沿って配位された状態にされる。又、この接続部6には、厚さの薄い折り曲げ自在な薄肉部61が備えられており、この薄肉部61によって、枠体42の左端側が、薄肉部61を回動の軸にして容器本体1に対して上下方向に回動自在とされている。
【0034】
閉鎖部材4のシール部材41は、枠体42の上端面に接着されることにより、容器本体1の開口部32を上方側から塞いでいる。
【0035】
使用に際しては、枠体42の左端側を、容器本体1に対して上方側に引き上げる。これにより、開口部32を塞いでいるシール部材41が枠体42と共に引き上げられ、容器本体1の開口部32を開放でき、内容物を適宜取り出すことができる。又、内容物を適宜取り出した後は、枠体42を元の状態に戻せば、シール部材41で容器本体1の開口部32を塞ぐことができるとともに、再度枠体42を回動操作すれば容器本体1の開口部32を開放でき、枠体42とシール部材41とを開閉自在な蓋として機能させることができる。また、その際、例えば容器本体と蓋とを、容器本体の開口部を開放した状態となる位置に並べて一体成形した場合には、蓋を回動操作して容器本体の開口部を閉めれば、蓋を元の状態に戻そうとする弾性が回動軸となる接続部に働き、回動操作している蓋から手を離せば、その弾性により蓋が開いてしまうため、容器本体と蓋とを閉めた状態で係止しておく係止手段を設ける必要があるとともに、閉め操作がし難くなってしまう。しかし、この実施形態のように容器本体1の開口部32を閉めた状態となる図12(B) に示す位置で、枠体42と容器本体1とを接続部6を介して一体成形することにより、枠体42を回動操作して容器本体1の開口部32を開ければ、枠体42を元の状態に戻そうとする弾性が接続部6に働き、回動操作している枠体42から手を離せば、その弾性により枠体42を、自然と容器本体1の開口部32を閉めた状態に戻すことができ、その状態に維持させることができる。従って、容器本体1と枠体42とを閉めた状態で係止しておく係止手段を不要にできるとともに、閉め操作を容易なものにできる。ただし、容器本体1と枠体42とを閉めた状態で係止しておく係止手段を設けておいても良く、適宜変更できる。しかも、容器本体1の開口部32を閉めた状態となる位置で枠体42と容器本体1とを一体成形することにより、上記のように容器本体の開口部を開放した状態となる位置に容器本体と蓋とを並べて一体成形した場合に比し、成形時の金型を小さくでき、低コストで製作できるとともに、製作を簡単なものにできる。
【0036】
尚、この実施形態において、図13に示すように閉鎖部材4のシール部材41を、枠体42の上端面に接着するとともに、容器本体1の上端面に接着して収納部32を密閉しておくようにしても良い。この場合は、使用に際し、枠体42の左端側を容器本体1に対して上方側に引き上げれば、シール部材41を容器本体1から外すことができ、枠体42がシール部材41を剥がす際の補助部材として機能させることができる。そして、一旦、容器本体1に接着したシール部材41を容器本体1から外せば、上記と同様に枠体42とシール部材41とを開閉用の蓋として使用できる。
【0037】
【発明の効果】
以上、本願の請求項1に係る発明は、シール部材41を引き剥がす際には、補助部材42を引き上げれば良く、これにより、補助部材42に接続したシール部材41を共に引き上げることができ、容易にシール部材41を引き剥がすことができる。一方、補助部材42を介してシール部材41を引き剥がすことができるため、シール部材41を、内容器3の外周に多くの量をはみ出させておかなくても良く、蓋を閉める場合に内容器3の外周にはみ出したシール部材41が邪魔になるようなことを防止できる。
【0038】
本願の請求項2の発明は、補助部材42を、内容器3と別途に製作しなくても内容器3を製作する際に一体的に形成でき、低コストで製作できる。一方、容器本体1からシール部材41を剥がす場合は、補助部材42における接続部6と反対側の部分を、内容器3に対して上方に回動操作することにより、シール部材41を内容器3から剥がすことができる。
【0039】
本願の請求項3の発明は、補助部材42を、リング状のものから構成するため、補助部材42の一端側を引き上げれば補助部材42の他端側が回動の軸となって回動し、その回動に際してシール部材41を補助部材42に張った状態で共に回動でき、シール部材41を一端側から順次簡単に引き剥がすことができる。これにより、シール部材41の引き剥がし操作を、より一層簡単なものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の容器の一実施形態の詰め替え用容器の分解斜視図である。
【図2】 その断面図である。
【図3】 熱融着した内容器と閉鎖部材との要部拡大断面図である。
【図4】 内容器の充填部に被充填物を充填する際の断面説明図である。
【図5】 内容器からバージンシールを引き剥がす際の断面説明図である。
【図6】 (A) は、他の実施形態の補助部材を設けた内容器の断面説明図であり、(B) は、その平面図である。
【図7】 接続部の要部拡大断面図である。
【図8】 (A) は、図6に示す他の実施形態の補助部材を設けた内容器をバージンシールで封した状態の断面図、(B)は、その封した状態からバージンシールを剥がす際の断面説明図である。
【図9】 (A) は、更に他の実施形態の補助部材を設けた内容器の平面図、(B) は、その内容器をバージンシールで封した状態の断面図である。
【図10】 (A) は、更に他のもう一つの実施形態の補助部材を設けた内容器の平面図、(B) は、図10(A) のX −X 線断面図、(C) は、補助部材を操作する際の断面説明図である。
【図11】 容器本体の他の実施形態の断面図である。
【図12】 内容物を収納する収納用の容器とした実施形態に係り、(A) は、シール部材を外した状態の平面図、(B) は、縦断面図である。
【図13】 収納用の容器とした他の実施形態の縦断面図である。
【図14】 従来例の断面図である。
【図15】 他の従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体
2 外容器
3 内容器
4 閉鎖部材
5 封止部材
31 充填部
32 開口部
33 充填用口
34 テーパー部
41 バージンシール
42 補助部材
K 被充填物
Claims (3)
- 内容物(K) を収納する収納部(31)を有する容器本体(1) と、閉鎖部材(4) とを備え、
上記容器本体(1) が、外容器(2)と、この外容器(2) 内に収納された内容器(3) とを備え、
上記内容器(3) が、開口部(32)を有する収納部(31)を備え、
上記閉鎖部材(4) が、内容器(3) の開口部(32)を塞ぐシール部材(41)と、開口部(32)からシール部材(41)を引き剥がす際の補助をする補助部材(42)とを備え、
上記補助部材(42)が、内容器(3) における開口部(32)の外周側に上下移動可能に配位され、
上記内容器(3) の開口部(32)の上端面にはシール取付部(35)が設けられ、このシール取付部(35)の外周側には補助部材用受け部(36)が備えられ、
この補助部材用受け部(36)は、径小部(36a)と、径小部(36a)の下方側に径小部(36a)より径大に形成された径大部(36b)と、径小部(36a)と径大部(36b)との間に形成された載置部(36c)とを備え、
補助部材(42)の内周部には、内容器(3)の補助部材用受け部(36)に嵌挿する嵌挿部(42d)が備えられ、
この嵌挿部(42d)は、径小嵌挿部(42a)と、径小嵌挿部(42a)の下方側に径小嵌挿部(42a)より径大に形成された径大嵌挿部(42b)と、径小嵌挿部(42a)と径大嵌挿部(42b)との間に形成された載置面(42c)とを備え、
径小嵌挿部(42a)は内容器(3)の補助部材用受け部(36)における径小部(36a)に嵌まりこみ、径大嵌挿部(42b)は内容器(3)の補助部材用受け部(36)における径大部(36b)に嵌まりこみ、
上記載置面(42c)は、径小嵌挿部(42a)と径大嵌挿部(42b)とが内容器(3)の補助部材用受け部(36)の径小部(36a)と径大部(36b)との各々に嵌挿されるに伴い、内容器(3)の補助部材用受け部(36)における載置部(36c)に載置され、
補助部材(42)の上面は、シール部材(41)の補助部材接続部(41b)に接続されるバージンシール接続部(42e)をなしており、このバージンシール接続部(42e)が内容器(3)の上記シール取付部(35)と略同一高さに位置合わせされ、
シール部材(41)の下面側には、接着部(41a)と、接着部(41a)の外周側に形成された補助部材接続部(41b)とを備え、この接着部(41a)が内容器(3)の上記シール取付部(35)の端面に接着され、上記補助部材接続部(41b)が内容器(3)の上記バージンシール接続部(42e)に接着され、
外容器(2)の内容器収納部(23)の上端部には、径内側に突設された内容器受け部(23a)を備え、この内容器受け部(23a)により、補助部材(42)の下面と内容器(3)の補助部材用受け部(36)の下面とが受けられたものであることを特徴とする容器。 - この内容器(3) が、外容器(2) 内に出し入れ自在に収納され、
補助部材(42)と容器本体(1) とが、薄肉部(61)を有する接続部(6) を介して一体的に形成されたものであることを特徴とする請求項1記載の容器。 - 補助部材(42)がリング状のものからなり、補助部材(42)の下面が内容器(3)の補助部材用受け部(36)の下面と略同一高さに位置合わせされていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の容器。
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