JP4528793B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、シールドを備えるコネクタに関し、特に、板部によって規定される角を有するシールドを備えるコネクタに関する。
特許文献1には、複数の端子と、端子を保持するハウジングと、ハウジングを覆うシールドを備えたコネクタが記載されている。特許文献1のシールドは、ハウジングの複数の面を覆う上板部と1対の側板部と後板部とを有しており、上板部、側板部、及び、後板部は、1枚の導電性部材を折り曲げ加工することにより形成されている。
特開2001−85115
特許文献1のように、導電性部材を折り曲げ加工すると上板部と側板部と後板部で規定される角に隙間が生じる。角に生じた隙間は、放射ノイズの拡散を助長させてコネクタのEMI(Electromagnetic Interferece)対策性能を低下させる。
本発明は、従来よりもEMI対策性能が高いシールドを備えたコネタクタを提供することを目的とする。
第1のコネクタは、コンタクトと、コンタクトを保持するハウジングと、ハウジングの少なくとも一部を覆うシェルとを備え、シェルは、一体的に折り曲げ加工された第1の板部と第2の板部と第3の板部と覆い部とを有し、覆い部は、第1の板部と第2の板部と第3の板部とによって規定される角部を覆うように配設されているため、角部からの放射ノイズの拡散を小さくしてシールド性能を従来よりも高めることができる。
第2のコネクタは、第1のコネクタにおいて、第2の板部と第3の板部は、第1の板部から延設されており、シェルは、第2の板部から第3の板部の少なくとも一部を覆うように延設された第4の板部を更に有し、覆い部は、第4の板部から延設されている。
第3のコネクタは、第2のコネクタにおいて、覆い部は、第1の部位と第2の部位とを有し、第1の部位は、第4の板部の側縁部から第3の板部に沿って第2の板部に向けて延設され、第2の部位は、第1の部位の第2の板部側端部から角部内に延設されている。
第4のコネクタは、覆い部が第1の部位と第2の部位との間にノッチを有するため、第1の部位と第2の部位との屈曲部分の半径を小さくして覆い部を角部内に収めやすくすることができる。
本発明は、角部に覆い部を設けることにより、シールド性能を従来よりも高めることができる。
図1の斜視図及び図2の分解斜視図に示されるように、本実施形態のコネクタ1は、ハウジング10とシェル11と2つのコンタクト12とを備えている。なお、左右方向、上下方向、前後方向は、説明の便宜上規定したものである。
図2に示すように、ハウジング10は絶縁性材料で直方体状に形成されており、前方に向かって長方形状に開口したスロット20を有している。スロット20には、相手方コネクタを嵌合可能なように形成されている。ハウジング10は、上方を向いた上面22と、下方を向いた下面23と、右側を向いた右側面24aと、左側を向いた左側面24bと、後方を向いた後面25とを有している。更に、ハウジング10は、右側面24a及び左側面24bをそれぞれ左右方向外側からスロット20内に貫通した2つのスリット21を有している。
図2に示すように、2つのコンタクト12はそれぞれL字状に形成されている。コンタクト12は、ハウジング10の後面25外側からスロット20内に挿入することによりハウジング10に保持される。コンタクト12は挿入方向に延びた直線部12aと当該直線部12aから下方に延びて基板に接続可能に形成された他の直線部12bとを有している。他の直線部12bの端子部はハウジング10の下面23よりも下方に突出し、基板に接続される(図示せず)。
図2の分解斜視図及び図3の斜視図に示すように、シェル11は、上板部30と右板部31aと左板部31bと後板部32と右折り曲げ部33aと左折り曲げ部33bと右覆い部34aと左覆い部34bと4つのはんだ付け部35と2つの爪部36とを有する。シェル11は、1枚の導電性の板材を曲げ加工することによって形成されている。
上板部30は、左右方向及び前後方向に広がる長方形状をもち、ハウジング10の上面22を覆うように延設されている。
右板部31a及び左板部31bは、それぞれ、上板部30の右縁部及び左縁部から下方に向かって延設され、ハウジング10の右側面24a及び左側面24bを覆うのに適するように前後方向及び上下方向に広がった長方形状をもつ。
後板部32は、上板部30の後方縁部から下方に向かって延設され、ハウジング10の後面25を覆うのに適するように上下方向及び左右方向に広がった長方形状をもつ。
右折り曲げ部33a及び左折り曲げ部33bは、それぞれ、後板部32の右縁部及び左縁部から前方に向かって延設されており、右板部31a及び左板部31bの後端付近の一部を覆うように延設されている。右折り曲げ部33aは、右板部31aと後板部32との間に形成されて上下方向に延びた隙間を覆っている。左折り曲げ部33bは、左板部31bと後板部32との間に形成されて上下方向に延びた隙間を覆っている。
図3及び図4に示すように、シェル11は、上板部30と後板部32と右板部31aで囲まれた右角部37aと、上板部30と後板部32と左板部31bで囲まれた左角部37bを規定している。上板部30と右板部31aとの接続部分、上板部と左板部31bとの接続部分、及び、上板部30と後板部32との接続部分には、緩やかに屈曲した曲げしろが設けられているため、右角部37a及び左角部37bに窪みが生じると共に、右角部37a及び左角部37b内にはシェル11の内外に通じる隙間38aと隙間38bが生じている。
図3に示すように、右覆い部34a及び左覆い部34bは、それぞれ、右折り曲げ部33a及び左折り曲げ部33bの側縁部すなわち上板部30に近い上方端部に配設されている。図4に示すように、右覆い部34aは、第1の部位41と第2の部位42とで構成されるL字形状をもつ。第1の部位41は、前端で右折り曲げ部33aに接続されて前後方向に延設されている。第2の部位42は、第1の部位41の後端から右角部37a内に向かって延設され、隙間38aを覆っている。右覆い部34aと鏡像関係の形状をもった左覆い部34bは、左角部37b内の隙間38bを覆っている。
右覆い部34a及び左覆い部34bを設けることにより、右角部37a及び左角部37bに形成された隙間38a及び隙間38bを覆うことができ、従来よりもEMI対策性能を高めることができる。更に、右覆い部34a及び左覆い部34bをシェル11の他の構成要素と一体的に一連のプレス加工によって形成することができるため、部品点数を増加させずに容易に製造することができる。更に、右覆い部34a及び左覆い部34bを設けることにより、隙間38a及び隙間38bからシェル11内に塵や埃が入ることを防止することができる。
右覆い部34a及び左覆い部34bは、上板部30と後板部32との間の曲げしろの幅を活用して、シェル11の他の構成要素と一体に1枚の導電部材から形成することができる。
第1の部位41と第2の部位42とが接続されたL字の屈曲部の内側にはノッチ43が設けられているため、右覆い部34a及び左覆い部34bのL字形状を直角に近く形成することができる。
4つのはんだ付け部35は、右板部31a、左板部31b、及び、後板部32の下方縁部から下方に向かって突設されている。はんだ付け部35は、基板に搭載される時に基板にはんだ付けされる。
2つの爪部36は、それぞれ、右板部31a及び左板部31bの前方縁部から前方に向かって突設されており、先端部が内側に向かって屈曲している。図1に示すように、ハウジング10とシェル11が組み合わされた状態で、2つの爪部36が2つのスリット21に嵌め合わされる。
なお、図5の上面図に示すように、シェル11は、右板部31aの後縁部から後板部32の右縁部を覆うように左方に向けて延設された右折り曲げ部53aと、右折り曲げ部53aの上端から右角部37a内に延設された右覆い部54aと、左板部31bの後縁部から後板部32の左縁部を覆うように右方に向かって延設された左折り曲げ部53bと、左折り曲げ部53bの上端から左角部37b内に延設された左覆い部54bとを有するものであってもよい。
また、図6の背面図に示すように、シェル11は、上板部30の右縁部から右板部31aの上縁部を覆うように下方に向けて延設された右折り曲げ部63aと、右折り曲げ部63aの後端から右角部37a内に延設された右覆い部64aと、上板部30の左縁部から左板部31bの上縁部を覆うように下方に向かって延設された左折り曲げ部63bと、左折り曲げ部63bの後端から左角部37b内に延設された左覆い部64bとを有するものであってもよい。
以上、本願発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本願発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。
コネクタの前方斜視図である。 コネクタの斜視分解図である。 図1のシェルの後方斜視図である。 図3のシェルの部分上面図である。 他の実施形態のシェルの部分上面図である。 更に他の実施形態のシェルの部分背面図である。
符号の説明
1 コネクタ
10 ハウジング
11 シェル
12 コンタクト
12a,12b 直線部、他の直線部
20 スロット
21 スリット
22、23 上面、下面
24a、24b 右側面、左側面
25 後面
30 上板部
31a、31b 右板部、左板部
32 後板部
33a、33b 右折り曲げ部、左折り曲げ部
34a、34b 右覆い部、左覆い部
35 はんだ付け部
36 爪部
37a、37b 右角部、左角部
38a、38b 隙間
41、42 第1の部位、第2の部位
43 ノッチ
53a、53b 右折り曲げ部、左折り曲げ部
54a、54b 右覆い部、左覆い部
63a、63b 右折り曲げ部、左折り曲げ部
64a、64b 右覆い部、左覆い部

Claims (2)

  1. コンタクトと、コンタクトを保持するハウジングと、前記ハウジングの少なくとも一部を覆うシェルとを備えるコネクタにおいて、
    前記シェルは、
    一体的に折り曲げ加工されて形成されたものであり、
    前記ハウジングの上面を覆う上板部と、
    該上板部の右縁部及び左縁部から下方に向かって夫々延びる右板部及び左板部と、
    前記上板部の後方縁部から下方に向かって延びる後板部であって、前記上板部及び前記右板部と共に右角部を規定すると共に前記上板部及び前記左板部と共に左角部を規定する後板部と、
    該後板部の右縁部及び左縁部から、夫々、前記右板部及び前記左板部の一部を覆うように前方に向かって延びる右折り曲げ部及び左折り曲げ部と、
    前記右折り曲げ部の上端及び前記左折り曲げ部の上端に夫々設けられて、前記右角部及び前記左角部を夫々覆う右覆い部及び左覆い部と
    を備えており、
    前記右覆い部は、前記右折り曲げ部の前記上端から後方に向かって延びる第1部位と、該第1部位の後端から前記右角部内に向かって延びることで前記右角部を覆う第2部位とを備えており、
    前記左覆い部は、前記左折り曲げ部の前記上端から後方に向かって延びる第1部位と、該第1部位の後端から前記左角部内に向かって延びることで前記左角部を覆う第2部位とを備えている
    コネクタ。
  2. 前記右覆い部及び前記左覆い部の夫々は、前記第1の部位と前記第2の部位との間にノッチを有する、
    請求項1のコネクタ。
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