JP4528569B2 - メタルマスク、その取付け調整治具およびその取付け調整方法 - Google Patents

メタルマスク、その取付け調整治具およびその取付け調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、メタルマスクの取付け調整治具および調整方法に関するものである。
従来、例えばメタルマスクの機能パターンを調整するにあたり、様々な技術が用いられている。 例えば特許文献1には、スクリーン版枠の内側にスクリーンメッシュをXY方向に緊張させた状態で貼り付け、該スクリーンメッシュの中央部に、接着剤を介してメタルマスクを貼り付け、該メタルマスクの貼り付けシロの内側部分に位置するスクリーンメッシュを該メタルマスクの縁部に沿って切り抜くことによって、メタルマスクにスクリーンメッシュによってXY方向の張力を導入し、この張力によってメタルマスクを張設する技術が記載されている。 この技術によれば、メタルマスクがスクリーンメッシュによって引っ張られているので、メタルマスクにしわやたるみを発生させることなく、メタルマスクを所定の寸法形状および機能パターン通りに作製できる。
特開2003−64468号公報
ところが、特許文献1に記載の技術では、スクリーン版枠の内側にスクリーンメッシュをXY方向に緊張させた状態で貼り付けているので、このスクリーンメッシュの寸法を落ち着かせる時間が7時間程度必要となる。したがって、スクリーン版枠にスクリーンメッシュを貼り付けてからメタルマスクを該スクリーンメッシュに貼り付けるまでに、非常に時間がかかり、このため、機能パターンの調整終了までに非常に時間がかかるという問題がある。 また、メタルマスクごとにスクリーンメッシュが必要となり、その分製造コストがかかるという問題がある。 さらに、一々スクリーンメッシュにメタルマスクを接着固定しなければならないため、一度メタルマスクの調整に失敗すると、該メタルマスクのパターンは2度と再調整不可能であるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、機能パターン調整に要する手間と時間を低減できるとともに、製造コストを低減できるメタルマスクおよびその取付け調整治具、並びにその取付け調整方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、中央部に設けられた機能パターンと前記機能パターンの外周に沿って設けられた弾性領域とを有する薄板状のメタルマスクと、下枠、上枠および弾性変形付与手段を具備した保持部材とよりなるメタルマスクおよびその取付け調整治具であって、前記下枠は、その中央に開口部を、また前記開口部の外周に沿い且つ前記メタルマスクの外周に略等しく立設された位置決め固定ピンを具備し、前記上枠は、その中央に開口部を、また前記開口部の外周に沿い且つ前記位置決めピンに対応する位置に形成された固定ピン挿通穴を具備し、前記弾性変形付与手段は、可とう性を有し前記弾性領域と同形同大に形成された押え枠と、前記上枠に形成され前記押え枠31に重なり合う位置に設けられたボルト穴および前記ボルト穴に螺号されたボルトからなり、前記下枠上に前記位置決め固定ピンに当接させつつメタルマスクをセットし、その上に、押さえ枠を載置し、上枠を前記下枠に対して載置するとともに前記下枠に立設した位置決め固定ピンを前記上枠に設けられた固定ピン挿通穴に挿通することにより位置決めをした上で、一体化し、さらに、前記弾性変形付与手段のボルトを調整することにより前記上枠9の下面からのその突出長さを変化させ、押え枠31に作用して前記機能パターンの位置を修正することを特徴とする。
を特徴とする。
ここで、前記メタルマスク本体は、厚みが20〜100μmと非常に薄く、メタルマスク本体だけでは所定の形状を維持することが出来ず、容易にしわ、たるみを生じるようなものである。 また、機能パターンとは、電子部品を構成する基板に、例えば、回路パターン、スイッチパターン、抵抗体パターン、有機エレクトロルミネッセンス素子のパターン等の電子部品に機能上必要なパターンのことを意味する。 有機エレクトロルミネッセンス素子のパターンは、該素子を製造する際に用いられるような、ファイン化したライン幅10〜100μm、ライン間隔10〜500μm、ライン長0.1〜100mmの機能パターンである。 さらに、前記弾性領域とは、これを例えば押圧することによって、弾性変形し、その弾性復帰力によって、その内側に位置する機能パターンを引っ張って、機能パターンの位置および形状を調整する機能を有する領域のことを意味する。例えば、弾性領域は、機能パターン外周に略口字型のゴム等の弾性を持つ物質を置くことでも設けられるが、メッシュ状のパターンが好適である。メッシュ状のパターンとしては、スリット、三角形、四角形、ひし形、六角形等の多角形および円形、楕円形または、それらの組み合わせによるパターンが挙げられる。また、多角形の場合、各頂角に当たる部分は微小Rがついている(微小円弧形状となっている)。スリットの場合、その両端部に微小Rがついている(微小円弧形状となっている)。 さらに、メッシュ状のパターンは、メッシュを別途形成しておき、これを接着等によってメタルマスク本体に接着することによって設けてもよい。
請求項1に記載の発明によれば、メタルマスク本体に、弾性領域が機能パターンの外周に沿って設けられているので、この弾性領域の所定箇所をボルトにより押え枠を介して押圧して弾性変形させることによって、機能パターンを引っ張って、該機能パターンの位置および形状を調整することができる。 したがって、従来のように、スクリーン版枠にスクリーンメッシュを貼ってから、更にそのスクリーンメッシュにメタルマスクを貼り付けるといった時間と手間を必要としないので、パターン調整に要する手間と時間を低減できる。 また、メタルマスクごとにスクリーンメッシュが必要となることもなく、しかも、機能パターンの再調整も弾性領域を弾性変形させ直すことによって行え、メタルマスクに無駄が生じることがないので、製造コストも低減できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、剛性を有しその上面に溝が形成され、前記下枠の開口部に挿入しうる様に形成された接着用台座と、剛性材料からなり平坦面を有するメタルマスク押えとを更に具備し、下枠内に接着用台座を挿入した後に前記メタルマスクをセットし位置決めを行い、さらにその上からメタルマスク押えを被せ、その後に前記弾性変形付与手段の押え枠を載置することを特徴とする。
請求項1および請求項2の両発明において、前記保持部材としては、例えばアルミ等の金属や樹脂等の剛性を持った下枠と上枠でメタルマスクを挟み込み、この状態でボルト等によって下枠と上枠とを締め付け保持出来るものであればよい。 また、前記弾性変形付与手段については、上記に述べたとおりであるが、弾性領域の所定箇所を押圧する場合、弾性領域の面と交差する方向(望ましくは垂直な方向)に、該弾性領域の所定箇所を押圧する。また、弾性領域の所定箇所を引っ張る場合、弾性領域の面と交差する方向または平行な方向に、該弾性領域の所定箇所を引っ張る。 このような構成によれば、押圧方向の変位量を調整できる。すなわち保持部材に多数のパターン調整用ボルトを螺合しておき、このパターン調整用ボルトを適宜回すことによって弾性領域を押圧すればよい。 また、弾性領域に、樹脂等からなる可とう性を持った押え枠を設置し、該押え枠を介して弾性領域の所定箇所を押圧してもよい。
請求項2に記載の発明によれば、上記に加えて、その上面に溝が形成された接着用台座が挿入されている。この台座は回路パターン調整後の工程で蒸着治具枠を接着するときに用いるものであるが、前記溝が設けられていることによってメタルマスク表面の回路等の機能パターンと接着用台座とが直接接触することが無く、メタルマスクの機能パターンにキズがつくことがない。また、メタルマスク押えの平坦な面で、メタルマスクを押えることにより、回路パターン調整中に生じるしわ、たるみ等を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、中央部に設けられた機能パターンと、前記機能パターンの外周に沿って設けられた弾性領域とを有する薄板状のメタルマスクを、下枠および上枠により構成される保持部材に取り付けるメタルマスクの取付け調整方法であって、その中央に開口部を有するとともに前記開口部の外周に沿い且つ前記メタルマスクの外周に略等しく位置決め固定ピンを立設してある下枠に対して、剛性を有しその上面に溝が形成された接着用台座を挿入する第1の工程と、前記下枠上に前記位置決め固定ピンに当接させつつメタルマスクをセットする第2の工程と、前記メタルマスクの上に、剛性を有するメタルマスク押えを被せる第3の工程と、さらにその上に、可とう性を有し前記メタルマスクの弾性領域と同形同大に形成された押さえ枠を載置する第4の工程と、さらに上枠を前記下枠に対して載置するとともに前記下枠に立設した位置決め固定ピンを前記上枠に設けられた固定ピン挿通穴に挿通することにより位置決めをした上で、複数のボルトにより下枠と上枠とを一体化する第5の工程と、前記メタルマスク押えを取り外した上で、前記上枠に備えられ前記弾性領域を押圧しうる位置に、その全周にわたり複数設けられたボルト穴25、25、…に螺合されたボルト26、26、…により前記機能パターンの位置を修正する第6の工程とを含むことを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、メタルマスク本体に、弾性領域が機能パターンの外周に沿って設けられているので、第6の工程において、この弾性領域の所定箇所を例えば押圧して弾性変形させることによって、機能パターンを引っ張って、該機能パターンの位置および形状を調整することができる。 したがって、従来のように、スクリーン版枠にスクリーンメッシュを貼ってから、更にそのスクリーンメッシュにメタルマスクを貼り付けるといった時間と手間を必要としないので、パターン調整に要する手間と時間を低減できる。また、メタルマスクごとにスクリーンメッシュが必要となることもなく、しかも、機能パターンの再調整も弾性領域を弾性変形させ直すことによって行え、メタルマスクに無駄が生じることがないので、製造コストも低減できる。さらに、第1の工程においては、下枠に対して、剛性を有しその上面に溝が形成された接着用台座を挿入することによって、第6の工程以後、すなわち機能パターンの調整が終了した後において、メタルマスクへの蒸着治具枠の接着が安定して行えると共に、この溝が設けられていることによって、メタルマスク表面の機能パターンと接着用台座上面とが直接接触することがなく、メタルマスクの機能パターンにキズがつくことがない。
本発明によれば、メタルマスク本体に、弾性領域が機能パターンの外周に沿って設けられているので、この弾性領域の所定箇所を弾性変形させることによって、機能パターンを引っ張って、該機能パターンの位置および形状を調整することができ、よって、パターン調整に要する手間と時間を低減できる。 また、メタルマスクごとにスクリーンメッシュが必要となることもなく、しかも、機能パターンの再調整も弾性領域を弾性変形させ直すことによって行え、メタルマスクに無駄が生じることがないので、製造コストも低減できる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係るメタルマスクの一例を示す概略平面図である。 図1に示すように、メタルマスク1は、薄板状のメタルマスク本体2と、このメタルマスク本体2の表面中央部に形成された機能パターン3とを備えている。メタルマスク本体2は平面視において長方形状に形成されており、その厚さは20〜100μmとなっている。 また、メタルマスク本体2には、弾性領域4が機能パターン3の外周に沿って設けられている。弾性領域4は、平面視において略ロ字状に形成されており、その内側に機能パターン3が設けられている。弾性領域4は、メタルマスク本体2に機能パターン3を形成する際に同時に機能パターン3と同様のエッチング加工方法にてメッシュ状に形成されており、メッシュのパターンは、ハニカム形状(正六角形)となっている。但し、各頂角に当たる部分は微小Rがついている。また、加工方法としては他にプレス加工、レーザー加工等を用いても良い。 このような弾性領域4は、これを押圧することによって、弾性変形し、その弾性復帰力によって、その内側に位置する機能パターン3を引っ張って、機能パターン3の位置および形状を調整する機能を有している。
次に、前記メタルマスク1の機能パターン3を調整するための機能パターン調整用治具について説明する。 図2に示すように、機能パターン調整用治具(以下、調整用治具と略称する。)5は、保持部材6と弾性変形付与手段7と備えている。 保持部材6は、メタルマスク1を着脱可能に保持するものであり、下枠8と上枠9とを備えている。
下枠8は、アルミ等の金属や樹脂等の剛性体からなるものであり矩形枠状に形成されている。この下枠8の矩形状の開口部10には、図3および図4に示すように、矩形状の接着用台座11が挿入されている。この接着用台座11は、アルミ等の金属や樹脂等の剛性体からなり、メタルマスク1の機能パターン3の調整が終了した際、メタルマスク1に図示しない蒸着治具枠を接着するときに用いるものであり、その上面には、矩形状の溝12が形成されている。この溝12によってメタルマスク1表面の回路パターンなどからなる機能パターン3と接着用台座11上面とが直接接触することが無く、メタルマスク1の機能パターン3にキズがつくことが無い。また、接着用台座11は、その上面が下枠8の上面と面一となるように、前記開口部10に挿入されている。 また、下枠8の上面には、ボルト穴15が下枠8の外周に沿って所定間隔で多数形成されている。さらに、下枠8の上面には、位置決め固定ピン16が複数立設されている。これら固定ピン16は、下枠8の一方の短辺の両端部と、2つの長辺中央部と、他方の短辺の中央部に、合計で5本立設されている。また、下枠8の上面には下枠溝17が形成されている。この下枠溝17は平面視において略ロ字状に形成されており、前記メタルマスク1の弾性領域4と平面視においてほぼ同形状に形成されている。
上枠9は、図2および図5に示すように、下枠8と同様に、アルミ等の金属や樹脂等の剛性体からなるものであり矩形枠状に形成されている。この上枠9の矩形状の開口部18は、下枠8の開口部10と同形同大に形成されている。上枠9の上面にはボルト挿通穴20が上枠9の外周に沿って所定間隔で多数形成されている。これらボルト挿通穴20はそれぞれ下枠8のボルト穴15に対向して形成されている。また、上枠9の上面には、固定ピン挿通穴21が複数形成されている。これら固定ピン挿通穴21はそれぞれ下枠8の位置決め固定ピン16に対向して複数形成されている。
そして、下枠8と上枠9とは、下枠8の位置決め固定ピン16を上枠9の固定ピン挿通穴21に挿通することで、下枠8に対する上枠9の位置決めを行い、上枠9のボルト挿通穴20からボルト32を挿通して、下枠8のボルト穴15に螺合して締め付けることによって、着脱可能に接合されるようになっている。また、下枠8と上枠9との間にメタルマスク1を配置したうえで、これら下枠8と上枠9とを上記のようにして接合することによって、メタルマスク1は下枠8と上枠9によって挟みつけられ、これによって、下枠8と上枠9とによって構成される保持部材6が、メタルマスク1を着脱可能に保持できるようになっている。
前記弾性変形付与手段7は、前記保持部材6に設けられて、メタルマスク1の弾性領域4の所定箇所を押圧して弾性変形させるものであり、以下のように構成されている。 すなわち、保持部材6を構成する上枠9の上面には、図2および図5に示すように、前記ボルト挿通穴20の内側でかつ開口部18の外側に、小ボルト穴25が開口部18の縁部に沿って所定間隔で多数形成されている。これら小ボルト穴25は、前記下枠8の下枠溝17に沿っている。また、各小ボルト穴25には、パターン調整用ボルト26が螺合されており、これら調整用ボルト26はそれを回すことによって、上枠9の下面から突出し、また回転量を調整することによって上枠9の下面からの突出長さ(押圧方向の変位量)を調整できるようになっている。 そして、このような構成の弾性変形付与手段7では、下枠8と上枠9とによってメタルマスク1を挟みつけて保持した状態で、所望の調整用ボルト26を必要量だけ回すことによって、メタルマスク1の弾性領域4の所定箇所を押圧して弾性変形させ、これによって、機能パターン3を引っ張って、該機能パターン3の位置および形状を調整するようになっている。
次に、上記構成の調整用治具5を用いて、メタルマスク1の機能パターン3を調整する方法について図20に示すフローチャートも参照して説明する。 まず、図3に示すように、下枠8の開口部10に接着用台座11を挿入する。次に、図6に示すように、メタルマスク1を下枠8上にセットする。この場合、メタルマスク本体2の外周部の所定箇所を、下枠8の位置決め固定ピン16にそれぞれ当接することによって、下枠8上におけるメタルマスク1の平面方向の位置決めを行う。
次に、図7に示すように、メタルマスク1の上からメタルマスク押え30を被せる。このメタルマスク押え30は、剛性を持った材質で作られており、面は平坦に加工されている。また、メタルマスク押え30は透明なものが好適であるが、透明でないものでもよい。 ここで、前記透明でかつ剛性を持った材質としては、例えばアクリル、塩化ビニール、ポリカーボネート、ガラスが挙げられ、透明でなくかつ剛性を持った材質としてはアルミ等の金属等が挙げられる。 そして、このメタルマスク押え30の平坦な面で、メタルマスク1を押えることにより、回路パターン調整中に生ずるメタルマスク1のしわ、たるみ等を防止することができる。
次に、図8に示すように、メタルマスク1の弾性領域4に合わせて上から押え枠31を置く。この押え枠31は、樹脂等の可とう性を持った材質で作られており、平面視において弾性領域4と同形同大に形成されている。 さらに、図2および図9に示すように、押え枠31の上から上枠9を下枠8に対して被せるとともに、下枠8の位置決め固定ピン16を上枠9の固定ピン挿通穴21に挿通することで、下枠8に対する上枠9の位置決めを行い、さらに、上枠9のボルト挿通穴20からボルト32を挿通して、下枠8のボルト穴15に螺合して締め付けることによって、上枠9と下枠8とを強固に接合する。これによって、メタルマスク1はその外周部が下枠8と上枠9によって挟みつけられて保持される。 なお、ボルト32は上枠9の長手方向中央部から両端に向かって順に締めていくようにする。 メタルマスク1の調整用治具5へのセットが終了したら、メタルマスク押え30を取り外す。
次に、上枠9に取り付けたパターン調整用ボルト26を締め付ける方向に回すと、このパターン調整用ボルト26の先端部が、上枠9の下面から突出して、前記押え枠31を介してメタルマスク1の弾性領域4を押圧して弾性変形させる。したがって、このパターン調整用ボルト26を締めたり緩めたりすることによって、弾性領域4の押圧量(沈み量)を調整することができる。よって、この沈み量の差異から生ずる異方性の張力(弾性復帰力)によって、メタルマスク1は引っ張られ、しわ、たるみのない所定の形状となるとともに、該機能パターン3の位置および形状を調整する。このような調整は、機能パターン3上のXY座標値の所定位置(所定座標)からのズレ量が、所定の範囲内となるまで行い、ズレ量が全て所定の範囲内に入ったところで、調整作業を終了する。その後は、調整された機能パターン3を維持した状態で、図示しない蒸着治具枠へ取り付ける。
このように、本実施の形態によれば、メタルマスク1を保持部材6によって保持した後、この保持されたメタルマスク1の弾性領域4の所定箇所を弾性変形付与手段7のパターン調整用ボルト26によって押圧して弾性変形させることによって、機能パターン3を引っ張って、該機能パターン3の位置および形状を調整することができる。つまり、弾性変形付与手段7によって、弾性領域4の所定箇所を押圧する力を強めたり、弱めたりすることで、機能パターン3を引っ張る力を調整できるので、該機能パターン3の位置および形状の調整を容易に行うことができるとともに、調整精度が向上する。 したがって、従来のように、スクリーン版枠にスクリーンメッシュを貼ってから、更にそのスクリーンメッシュにメタルマスクを貼り付けるといった時間と手間を必要としないので、パターン調整に要する手間と時間を低減できる。 また、メタルマスク1ごとにスクリーンメッシュが必要となることもなく、しかも、機能パターン3の再調整も弾性領域4を弾性変形付与手段7のパターン調整用ボルト26によって押圧し直す(弾性変形させ直す)ことによって行え、メタルマスク1に無駄が生じることがないので、製造コストも低減できる。 さらに、機能パターン3の再調整も機能パターン3を固定しないため、弾性領域4を弾性変形付与手段7によって押圧し直すこ
とによって容易に行える。
なお、本実施の形態では、メタルマスク本体2に設ける弾性領域4を構成するメッシュのパターンは、図10に示すような、ハニカム形状(正六角形)となっているが、これに限ることなく、例えば、以下に示すようなメッシュパターンであってもよい。 図11は、メタルマスク本体2に、弾性領域4を平面視においてロ字状に設けたものを示している。なお、図11においては、符号3aで示す矩形状の領域内に機能パターンが形成されている。 弾性領域4を構成するメッシュパターンは、図12に示すように、正方形状のパターンとなっている。すなわち、正方形状の微小孔4aが多数規則的に上下左右に所定間隔で配置されており、かつ各微小孔4aは対向する角が上下左右方向を向くようにして配置されている。図12は図11におけるA円部の拡大図である。そして、多数の正方形状の微小孔4aからなるメッシュパターンは、弾性領域4全体に亙って同様に形成されている。 なお、前記各微小孔4aを正方形から菱形に変更してもよい。この場合、菱形の対向する鋭角が左右方向を向くようにして、各微小孔4aを配置してもよいし、菱形の対向する鋭角が上下方向を向くようにして、各微小孔4aを配置してもよい。
また、弾性領域4を構成するメッシュパターンは、図13に示すようなパターンであってもよい。このパターンでは、正方形状の微小孔4bが多数規則的に上下左右に所定間隔で配置されており、かつ各微小孔4bは対向する辺が上下左右方向を向くようにして配置されている。そして、多数の正方形状の微小孔4bからなるメッシュパターンは、弾性領域4全体に亙って同様に形成されている。
さらに、弾性領域4を構成するメッシュパターンは、図14に示すようなパターンであってもよい。このパターンでは、円形状の微小孔4cが多数規則的に上下左右に所定間隔で配置されている。そして、多数の円形状の微小孔4cからなるメッシュパターンは、弾性領域4全体に亙って同様に形成されている。 また、弾性領域4を構成するメッシュパターンは、図15に示すようなパターンであってもよい。このパターンでは、楕円形状の微小孔4dが多数規則的に上下左右に所定間隔で配置されており、かつ各微小孔4dはその長軸が上下方向を向くようにして配置されている。そして、多数の楕円形状の微小孔4dからなるメッシュパターンは、弾性領域4全体に亙って同様に形成されている。 なお、微小孔4dを、その長軸が左右方向を向くようして配置してもよい。
また、上記の例では、メタルマスク本体2の弾性領域4を平面視においてロ字状に形成したが、これに限ることなく、例えば、図16に示すように、ロ字型の角部を面取りして形成された、平面視略八角形状に形成してもよい。この場合、弾性領域4は、対向する辺部を構成する4つの第1弾性領域40と、対向する角部を構成する4つの第2弾性領域41とから構成される。 弾性領域4を構成するメッシュパターンは、図17に示すように、菱形形状のパターンとなっている。すなわち、上下方向に沿う第1弾性領域40においては、菱形形状の微小孔4eが多数規則的に上下左右に所定間隔で配置されており、かつ各微小孔4eは対向する鋭角が上下方向を向くようにして配置されている。また、左右方向に沿う第1弾性領域40においては、菱形形状の微小孔4eが多数規則的に上下左右に所定間隔で配置されており、かつ各微小孔4eは対向する鋭角が左右方向を向くようにして配置されている。 さらに、第2弾性領域41では、対向する角が上下左右方向に対して45度傾斜する方向を向くように、かつ対向する鈍角の一方がメタルマスク本体の中央部を向くようにして配置されている。 このようにして各微小孔4eを配置することによって、全ての微小孔4eは、その対向する鈍角の一方がメタルマスク本体の内側を向くようにして配置されている。図17は図16におけるB円部の拡大図である。そして、多数の菱形形状の微小孔4eからなるメッシュパターンは、4つの第1弾性領域40、4つの第2弾性領域41に亙ってそれぞれ同様に形成されている。
また、弾性領域4を構成するメッシュパターンは、図18に示すようなパターンであってもよい。このパターンでは、図17と同様に、菱形形状の微小孔4eが多数規則的に上下左右に所定間隔で配置されている。但し、図17と異なるのは、菱形形状の微小孔4eの向きである。 すなわち、上下方向に沿う第1弾性領域40においては、菱形形状の微小孔4eが多数規則的に上下左右に所定間隔で配置されており、かつ各微小孔4eは対向する鈍角が上下方向を向くようにして配置されている。また、左右方向に沿う第1弾性領域40においては、菱形形状の微小孔4eが多数規則的に上下左右に所定間隔で配置されており、かつ各微小孔4eは対向する鈍角が左右方向を向くようにして配置されている。 さらに、第2弾性領域41では、対向する角が上下左右方向に対して45度傾斜する方向を向くように、かつ対向する鋭角の一方がメタルマスク本体の中央部を向くようにして配置されている。 このようにして各微小孔4eを配置することによって、全ての微小孔4eは、その対向する鋭角の一方が内側を向くようにして配置されている。そして、多数の菱形形状の微小孔4eからなるメッシュパターンは、4つの第1弾性領域40、4つの第2弾性領域41に亙ってそれぞれ同様に形成されている。
なお、上記の例では、略八角形状の弾性領域4を構成するメッシュパターンを菱形形状としたが、これに限ることなく、例えば、ハニカム形状(正六角形)、正方形状、円形状、楕円形状としてもよい。また、正方形状の場合、その向きを90度回転させて配置してもよい。
本発明のメタルマスクと機能パターン調整用治具を用いてメタルマスクの機能パターンの調整を行なうために、まず、所定の形状より小さくメタルマスクを作成する。 次に、該メタルマスク1を本発明の機能パターン調整用治具にセットする。 次に、予め作成しておいた測定プログラムを使って、(株)ソキア社製精密自動2次元座標測定機AMIC−700でメタルマスクのパターンの座標を測定し、測定ポイント22箇所のXY座標値の所定位置(所定座標)からのズレ量を確認した。
次に、(株)ソキア社製精密自動2次元座標測定機AMICー700を手動運転モードに切り替え、調整するポイントのXY座標値を入力すると、入力した座標ポイントに検出部カメラが異動し、画像モニターの中心に先程入力したXY座標値が来る。 まず、図19に示すように、メタルマスク1上端部のパターン192のXY座標値を入力、検出部カメラを異動させ、画像モニターで目視確認しながら、メタルマスク1延長線上に配置されているパターン調整用ボルト140で締め込み調整を行う。なお、図19では、多数のパターン調整用ボルト26の位置を特定するために、パターン調整用ボルトには、符号70〜148の偶数番号を付してある。 パターン192のXY座標値のズレが目視確認で修正されている事を確認したら、次に反対側のパターン190のXY座標値を入力し、検出部カメラを異動させる。 画像モニターでパターンとのズレを目視確認しながら、Y方向ズレをメタルマスク1延長線上に配置されているパターン調整用ボルト100で調整を行なう。 パターン190のXY座標値のズレが目視確認でほぼ修正されている事を確認したら、再度パターン192のXY座標値のズレが目視確認でほぼ修正されている事を確認する。
同様の調整方法で、測定個所164、166、184、186の延長線上にあるパターン調整用ボルト26を使用し、画像モニターでズレを確認しながら調整を行なう。 以上のパターンの調整を終了したら、開口パターン四隅150、170、160、180のXY方向の調整を延長線上にあるパターン調整用ボルト26を用い、対角の順番で行ない、1回目の調整を終了する。 以下、図20に示す処理フローに従い、寸法測定→調整個所検討→調整の手順を全部で3回行なった結果、最終的なズレの量はX方向が−2.7〜+1.2μm、Y方向が−2.8〜+2.2μmであった。またズレ量の平均はX方向が−0.8μm、Y方向が−0.5μmであった。またばらつきはX方向σ=1.3μm、Y方向σ=1.3μmであった。 また、全ての調整、測定、測定データ確認に要した時間は95分であった。
前示した調整前および1回目、2回目、3回目の調整結果を表1(a)に示す。(表中の数字は各調整ポイントの所定座標位置からのズレ量を示す。)
[比較例1] 次に比較例として特許文献1に記載の技術を使ってパターン調整を行った結果を示す。 特許文献1の第一過程においてスクリーン版枠に接着固定されたスクリーンメッシュにコンビネーション用メタルマスクを接着固定し、次に第二過程において、メタルマスクのパターン内のスクリーンメッシュを切り離した。 次に、予め作成しておいた測定プログラムを使って、(株)ソキア社製精密自動2次元座標測定機AMIC−700でメタルマスクのパターンの座標を測定し、測定ポイント29箇所のXY座標値の所定位置(所定座標)からのズレ量を確認した。図21に、メタルマスクの寸法測定箇所を符号200〜258の偶数番号で示している。 ズレの量はX方向が−3.7〜+3.6μm、Y方向が−4.2〜+2.0μmであった。またズレ量の平均はX方向が+0.2μm、Y方向が−0.1μmであった。またばらつきはX方向σ=1.7μm、Y方向σ=1.7μmであった。 特許文献1に記載の技術では、第一過程に要する時間が約7.5時間、第二過程に要する時間が約0.5時間であるが、調整は一度だけに限られ、やり直し及び微調整は不可能である。また、調整の度に新しいスクリーン版枠とメッシュを必要とするため、それらを準備する手間、時間および経費が別途発生する。調整結果を表1(b)に示す。(表中の数字は各調整ポイントの所定座標位置からのズレ量を示す。)
Figure 0004528569
本発明に係るメタルマスクの一例を示す概略平面図である。 本発明に係る機能パターン調整用治具の一例を示す断面図である。 本発明に係る機能パターン調整方法を説明するためのもので、接着用台座を回路パターン調整用治具にセットした状態を示す平面図である。 同、接着用台座を示す平面図である。 同、上枠を示す平面図である。 同、下枠にメタルマスクをセットした状態を示す平面図である。 同、メタルマスク上にメタルマスク押えをセットした状態を示す平面図である。 同、メタルマスク上に押え枠をセットした状態を示す平面図である。 同、上枠をセットした状態を示す平面図である。 本発明に係るメタルマスクの弾性領域の一部を示すもので、そのメッシュパターンの拡大図である。 本発明に係るメタルマスクの一例を示す概略平面図である。 本発明に係るメタルマスクの弾性領域の一部を示すもので、そのメッシュパターンの第1例を示す拡大図である。 同、メッシュパターンの第2例を示す拡大図である。 同、メッシュパターンの第3例を示す拡大図である。 同、メッシュパターンの第4例を示す拡大図である。 本発明に係るメタルマスクの他の一例を示す概略平面図である。 本発明に係るメタルマスクの弾性領域の一部を示すもので、そのメッシュパターンの第5例を示す拡大図である。 同、メッシュパターンの第6例を示す拡大図である。 同、機能パターン調整用治具にセットされたメタルマスクを、寸法測定箇所とともに示す平面図である。 同、機能パターン調整方法のフローチャートである。 従来のメタルマスクをその寸法測定箇所とともに示す平面図である。
1 メタ
ルマスク 2 メタルマスク本体 3 機能パターン 4 弾性領域 5 機能パターン調整用治具 6 保持部材 7 弾性変形付与手段

Claims (3)

  1. 中央部に設けられた機能パターン3と前記機能パターン3の外周に沿って設けられた弾性領域4とを有する薄板状のメタルマスク1と、下枠8、上枠9および弾性変形付与手段7を具備した保持部材6とよりなるメタルマスクおよびその取付け調整治具であって、
    前記下枠8は、その中央に開口部10を、また前記開口部10の外周に沿い且つ前記メタルマスク1の外周に略等しく立設された位置決め固定ピン16、16、…を具備し、
    前記上枠9は、その中央に開口部18を、また前記開口部18の外周に沿い且つ前記位置決めピン16、16、…に対応する位置に形成された固定ピン挿通穴21、21、…を具備し、
    前記弾性変形付与手段7は、可とう性を有し前記弾性領域4と同形同大に形成された押え枠31と、前記上枠9に形成され前記押え枠31に重なり合う位置に設けられたボルト穴25、25、…および前記ボルト穴25、25、…に螺合されたボルト26、26、…からなり、
    前記下枠8上に前記位置決め固定ピン16、16、…に当接させつつメタルマスク1をセットし、その上に、押さえ枠31を載置し、上枠9を前記下枠8に対して載置するとともに前記下枠8に立設した位置決め固定ピン16、16、…を前記上枠9に設けられた固定ピン挿通穴21、21、…に挿通することにより位置決めをした上で、一体化し、
    さらに、前記弾性変形付与手段7のボルト26、26、…を調整することにより前記上枠9の下面からのその突出長さを変化させ、押え枠31に作用して前記機能パターン3の位置を修正することを特徴とするメタルマスクおよびその取付け調整治具。
  2. 剛性を有しその上面に溝12が形成され、前記下枠8の開口部10に挿入しうる様に形成された接着用台座11と、剛性材料からなり平坦面を有するメタルマスク押え30とを更に具備し、下枠8内に接着用台座11を挿入した後に前記メタルマスク1をセットし位置決めを行い、さらにその上からメタルマスク押え30を被せ、その後に前記弾性変形付与手段7の押え枠31を載置することを特徴とする、請求項1記載のメタルマスクおよびその取付け調整治具。
  3. 中央部に設けられた機能パターン3と、前記機能パターン3の外周に沿って設けられた弾性領域4とを有する薄板状のメタルマスク1を、下枠8および上枠9により構成される保持部材6に取り付けるメタルマスクの取付け調整方法であって、
    その中央に開口部10を有するとともに前記開口部の外周に沿い且つ前記メタルマスク1の外周に略等しく位置決め固定ピン16、16、…を立設してある下枠8に対して、剛性を有しその上面に溝12が形成された接着用台座11を挿入する第1の工程と、
    前記下枠8上に前記位置決め固定ピン16、16、…に当接させつつメタルマスク1をセットする第2の工程と、
    前記メタルマスク1の上に、剛性を有するメタルマスク押え30を被せる第3の工程と、
    さらにその上に、可とう性を有し前記メタルマスク1の弾性領域4と同形同大に形成された押さえ枠31を載置する第4の工程と、
    さらに上枠9を前記下枠8に対して載置するとともに前記下枠8に立設した位置決め固定ピン16、16、…を前記上枠9に設けられた固定ピン挿通穴21、21、…に挿通することにより位置決めをした上で、複数のボルト32、32、…により下枠8と上枠9とを一体化する第5の工程と、
    前記メタルマスク押え30を取り外した上で、前記上枠9に備えられ前記弾性領域4を押圧しうる位置に、その全周にわたり複数設けられたボルト穴25、25、…に螺合されたボルト26、26、…により前記機能パターン3の位置を修正する第6の工程とを含むことを特徴とするメタルマスクの取付け調整方法。
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