JP4527162B2 - 無線中継装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主に無線通信の中継装置に関する。
従来からパケット通信には、一般的にTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に準じた通信設備が使用され、ルータやスイッチなどのネットワーク機器を用いてネットワーク間のパケット転送が行われている。ルータは、通常ケーブルによる有線により複数のネットワークを接続する。更に、ルータは接続したネットワークから送信されたデータパケットを当該データパケットに含まれる宛先の情報に応じて、入力されたデータパケットを他のネットワークに送信、すなわち転送、する機能を備える。これに対し、無線を用いて複数のネットワークを接続するワイヤレスルータがある。このワイヤレスルータは、ルータのインタフェースを無線インタフェースに置き換えたものである。(例えば、非特許文献1及び非特許文献2)。
近年、ユーザが携帯する無線端末は多様化し、様々な無線通信規格に準拠した無線インタフェースが使用される。例えば、Wi−Fi(登録商標)規格(IEEE802.11)に準拠した無線LANや、携帯電話、WiMAX規格(IEEE802.16)、もしくはBluetooth(登録商標)規格(IEEE802.15.1)に準拠した無線端末などである。それぞれの規格には互換性がないため、特定の無線インタフェースのみを備える無線端末は、対応した無線通信規格がサービスされているエリアでしかネットワークに接続できない。また、各無線通信方式にはそれぞれ長所と短所があり、高い通信速度を有し、且つ広域の通信可能範囲を有する無線通信をどこでも使用できるような規格の通信は現在のところサービスされていない。一方、携帯できる小型の無線通信機器である無線端末の増加に伴い、ユーザが移動先あるいは移動中に、無線端末を用いた通信の需要が高まっている。
Wikimedia Foundation, Inc.、"ルーター"、[online]、[平成20年6月23日検索]、<http://ja.wikipedia.org/wiki/ルーター 古河電気工業株式会社、"高速データ通信カード対応ワイヤレスルータ FITELnet-F140 を販売開始"、[online]、[平成20年6月23日検索]、<http://www.furukawa.co.jp/what/2008/comm_080603.htm>
しかしながら、無線端末は、通常1種類の通信規格に対応した無線インタフェースしか備えておらず、一方、様々な通信規格による無線通信サービスの提供が色々な地域・場所、例えば、駅構内や商業施設内などで行われ、その範囲は広がってきている。しかし、無線端末は、通信規格が一致しなければ無線通信サービスの提供を受けることができず、無線端末の携帯性を活かした移動先又は移動中の通信環境を必ずしも十分に活用することができないという問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、無線端末と接続し、移動中あるいは移動先においてサービスされている無線インタフェースに関わらず無線端末に通信をさせる無線中継装置を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明は、外部のネットワークに接続して通信を行う第1の通信インタフェース部を複数備える第1の通信部と、無線端末に接続して通信を行う第2の通信インタフェース部を備える第2の通信部と、前記複数の第1の通信インタフェース部の中から1つの第1の通信インタフェース部を選択するインタフェース選択部と、前記第1の通信部と前記第2の通信部とに接続され、選択された前記第1の通信インタフェース部と前記第2の通信インタフェース部との間の通信データの中継を行う中継機能部と、を具備することを特徴とする無線中継装置である。
また、本発明は、外部のネットワークに接続して通信を行う第1の通信インタフェース部を複数備える第1の通信部と、無線端末に接続して通信を行う第2の通信インタフェース部を複数備える第2の通信部と、前記複数の第1の通信インタフェース部の中から複数の第1の通信インタフェース部を選択するインタフェース選択部と、前記第1の通信部と前記第2の通信部とに接続され、選択された前記複数の第1の通信インタフェース部と前記複数の第2の通信インタフェース部との間の通信データの中継を行う中継機能部と、を具備することを特徴とする無線中継装置である。
また、本発明は、上記記載の発明において、前記インタフェース選択部は、通信可能な圏内状態の前記複数の第1の通信インタフェース部から送信電力の最も少ない通信インタフェース部から優先して選択する、ことを特徴とする。
また、本発明は、上記記載の発明において、前記インタフェース選択部は、通信可能な圏内状態の前記複数の第1の通信インタフェース部から受信した通信データのプロトコルに対応して予め定められた条件に基づいて、前記第1の通信インタフェース部を選択することを特徴とする。
また、本発明は、上記記載の発明において、前記インタフェース選択部は、通信可能な圏内状態の前記複数の第1の通信インタフェース部から自装置の移動速度に基づいて、前記通信インタフェース部を選択することを特徴とする。
また、本発明は、上記記載の発明において、前記中継機能部は、選択された前記第1の通信インタフェース部の通信速度と、前記第2の通信インタフェース部の通信速度とに基づいて通信速度比を算出し、該通信速度比を前記第2の通信インタフェース部に出力し、前記第2の通信インタフェース部は、前記通信速度比に基づいてスリープ期間を算出して、該スリープ期間を前記通信端末に送信して、スリープ状態になることを特徴とする。
また、本発明は、上記記載の発明において、前記通信速度比は、前記第1の通信インタフェース部が準拠する通信規格で定められた最大通信速度と、前記第2の通信インタフェース部が準拠する通信規格で定められた最大通信速度との比として予め定められることを特徴とする。
また、本発明は、上記記載の発明において、前記通信速度比は、予め定められた直近の期間における、選択された前記第1の通信インタフェース部の通信速度の平均値と、前記第2の通信インタフェース部の通信速度の平均値とに基づいて算出されることを特徴とする。
また、本発明は、上記記載の発明において、前記第2の通信インタフェース部がIEEE802.11規格に準拠している場合、該通信インタフェース部は、前記スリープ期間をデュレーション・フィールドに設定したCTS(Clear To Send)−selfフレームを送信することを特徴とする。
また、本発明は、上記記載の発明において、前記スリープ期間が前記デュレーション・フィールドに設定できる期間を越えていた場合、当該スリープ期間を複数に分割して、複数の前記CTS−selfフレームのデュレーション・フィールドに分割したスリープ期間を設定することを特徴とする。
また、本発明は、上記記載の発明において、前記第2の通信インタフェース部がIEEE802.11規格に準拠している場合、該通信インタフェース部は、前記スリープ期間をデュレーション・フィールドに設定したビーコン・フレームを送信することを特徴とする。
また、本発明は、上記記載の発明において、前記スリープ期間が前記デュレーション・フィールドに設定できる期間を越えていた場合、前記ビーコン・フレームのデュレーション・フィールドに設定できる最大の期間をスリープ期間として設定することを特徴とする。
この発明によれば、無線中継装置において、インタフェース選択部は、当該無線中継装置が使用されている位置においてサービスされている無線インタフェースに対応する第1の通信インタフェース部を第1の通信部から選択する。更に、中継機能部は、選択された第1の通信インタフェース部と、第2の通信部に備えられる第2の通信インタフェース部との間の通信を中継する。
これにより、無線中継装置は、無線端末から送信された通信データを選択された第2の通信インタフェース部で受信し、受信した通信データを選択された第1の通信インタフェース部から外部のネットワークに送信する。また、無線中継装置は、外部のネットワークから送信された通信データを選択された第1の通信インタフェース部にて受信し、受信した通信データを選択された第2の通信インタフェース部から無線端末に送信する。
このようにして、無線中継装置は、無線端末に備えられた無線インタフェースと一致する通信規格による無線通信サービスが提供されておらず、無線端末が直接外部のネットワークと通信を行えない場合においても、無線端末に外部ネットワークと通信を行える環境を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施形態による無線中継装置及び該無線中継装置の動作を図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における無線中継装置A1の構成を示す概略ブロック図である。無線中継装置A1は、無線端末と外部のネットワークとを接続する中継装置の一種である。
無線中継装置A1は、外部のネットワークと通信を行うWAN側通信部A10(第1の通信部)と、無線端末と通信を行うLAN側通信部A11(第2の通信部)と、WAN側通信部A10とLAN側通信部A11とに接続され、WAN側通信部A10とLAN側通信部A11との間のデータの転送を行う中継機能部A5と、WAN側通信部A10のいずれを用いて通信を行うかを選択するインタフェース選択部A8と、予め定めた期間を経過したことをインタフェース選択部A8に通知するタイマ部A9と、無線中継装置A1が動作する電源を供給するバッテリ部A6と、を具備している。
WAN側通信部A10は、3つの通信インタフェース部(第1の通信インタフェース部)を備え、それぞれの通信インタフェース部は、外部のネットワークと接続をするIEEE802.11の規格に準拠した通信を行う無線LAN(Local Area Network)インタフェース部A2、外部のネットワークと接続をする第3世代及び第3.5世代の携帯電話規格に準拠した通信を行う3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3、及び、広帯域移動無線インタフェース部としてのWiMAXの規格に準拠した通信を行うWiMAXインタフェース部A4である。なお、第3世代及び第3.5世代の携帯電話規格とは、例えば、WCDMA(Wide Band Code Division Multiple Access)やHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)やEDGE(Enhanced Data Rates for GSM Evolution)などである。
LAN側通信部A11は、1つの通信インタフェース部(第2の通信インタフェース部)を備え、当該通信インタフェース部は、無線端末と通信するIEEE802.11規格に準拠した通信を行う無線LANインタフェース部A7である。なお、LAN側通信部A11は、複数の通信インタフェース部を備えても良い。例えば、LAN側通信部A11に備えられる通信インタフェース部は、Bluetooth(登録商標)規格により定められた通信を行う無線通信インタフェース部や、ZigBee(登録商標)規格により定められた通信を行う通信インタフェース部である。
なお、中継機能部A5は、異なる無線通信規格の通信インタフェース部の間で通信データを中継する場合、受信した通信データを送信する無線通信規格に応じてデータ形式を変換する。
次に、図2は、第1実施形態における無線中継装置A1を用いて通信する際の通信データの送受信を示した概略図である。図示するように、ワイヤレスルータである無線中継装置A1は、LAN側通信部A11の無線LANインタフェース部A7が無線端末B11と通信データの送受信を行う。また、無線中継装置A1が、無線LAN基地局B3の無線LANサービスエリアB4内に位置する場合、無線中継装置A1は、無線LANインタフェース部A2が無線LAN基地局B3と接続し通信を行う。また、無線中継装置A1が、3G携帯電話基地局B5の3G携帯電話エリアB6内に位置する場合、無線中継装置A1は、3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3が、3G携帯電話基地局B5と接続し通信を行う。また、無線中継装置A1は、WiMAX基地局B8のWiMAXエリアB7内に位置する場合、WiMAX基地局B8と接続して、通信を行う。なお、WAN側通信部A10において、複数の通信インタフェース部を用いて通信を行える場合、インタフェース選択部A8は、通信に用いる通信インタフェース部を選択する。すなわち、インタフェース選択部A8は、、無線LANインタフェース部A2、3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3及びWiMAXインタフェース部A4からいずれかを選択し、通信を行う。
次に、図3は、無線中継装置A1の通信インタフェース部を選択する処理過程を示すフローチャートである。
まず、無線中継装置A1は、ユーザの操作によりオン状態となり、電源が供給される(ステップS301)。
インタフェース選択部A8は、LAN側通信部A11に動作開始の信号を出力する。LAN側通信部A11に備えられる無線LANインタフェース部A7は、動作を開始して、無線端末B11と通信を開始する(ステップS302)。
続いて、インタフェース選択部A8は、WAN側通信部A10に基地局検出開始の信号を出力する。インタフェース選択部A8から動作開始の信号が出力されると、WAN側通信部A10に備えられる無線LANインタフェース部A2、3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3、及びWiMAXインタフェース部A4は、それぞれ基地局の検出を行い、検出の結果をインタフェース選択部A8に出力する(ステップS303)。
インタフェース選択部A8は、2つ以上の通信インタフェース部が基地局を検出したか否かを判定する(ステップS304)。
WAN側通信部A10において、2つ以上の通信インタフェース部が基地局を検出した場合(ステップS304:Y)、インタフェース選択部A8に予め記憶されている通信インタフェース部の通信規格ごとの消費電力値に従い、インタフェース選択部A8は、通信可能な通信インタフェース部のうち最も低い消費電力の通信インタフェース部を選択する(ステップS305)。
ここで、インタフェース選択部A8に予め記憶されている消費電力値には、例えば、3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3、WiMAXインタフェース部A4、無線LANインタフェース部A2の順に高い消費電力値が記録されている。
一方、WAN側通信部A10において、2つ以上の通信インタフェース部が基地局を検出したできなかった場合(ステップS304:N)、インタフェース選択部A8は、WAN側通信部A10に備えられた無線LANインタフェース部A2、3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3及びWiMAXインタフェース部A4の全てが圏外状態であるか否かを判定する(ステップS306)。
WAN側通信部A10において、いずれの通信インタフェース部も基地局を検出できず、通信を行うことができない圏外状態の場合(ステップS306:Y)、インタフェース選択部A8は、再び基地局検出開始の信号をWAN側通信部A10に出力し、ステップS303の動作を行う。以後、ステップS303以降の動作を行う。
一方、WAN側通信部A10において、いずれかの通信インタフェース部が基地局を検出した圏内状態である場合(ステップS306:N)、インタフェース選択部A8は、圏内状態の通信インタフェース部を選択する(ステップS307)。
中継機能部A5は、ステップS305又はステップS307においてインタフェース選択部A8が選択したWAN側通信部A10の通信インタフェース部と、LAN側通信部A11の無線LANインタフェース部A7との間の通信データを中継する(ステップS308)。
なお、中継動作が開始されると、タイマ部A9は、カウントを開始して一定時間が経過すると、インタフェース選択部A8に一定時間が経過したことを示す信号を出力する。
インタフェース選択部A8は、WAN側通信部A10とLAN側通信部A11との間で中継が開始されてから一定時間経過したか否かをタイマ部A9から入力される信号で検出する(ステップS309)。
一定時間が経過した場合(ステップS309:Y)、インタフェース選択部A8は、ステップS302と同じ動作を行い、WAN側通信部A10に備えられる無線LANインタフェース部A2、3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3、及びWiMAXインタフェース部A4は、それぞれ基地局の検出を行い、以後、ステップS303以降の動作を繰返し行う。
一方、一定時間が経過していない場合(ステップS309:N)、インタフェース選択部A8は、中継機能部A5が、インタフェース選択部A8により選択されたWAN側通信部A10の通信インタフェース部と、LAN側通信部A11の無線LANインタフェース部A7との間の通信を中継する制御行うステップS308の動作を行う。以降、再度ステップS309の動作を行う。
上述のように、無線中継装置A1は、WAN側通信部A10に備えられる通信インタフェース部のうち通信が可能な圏内状態の複数の通信インタフェース部から自動的に消費電力の少ない1つを選択して、通信を行う。これにより、無線中継装置A1は、複数の通信インタフェース部を用いて通信を行うことができる場合、消費電力の少ない通信インタフェース部を選択することで、バッテリ部A6に蓄えられた電力の消費を抑えることが可能になる。
なお、タイマ部A9がカウントする一定時間とは、例えば、1分、あるいは5分などに設定される。これにより、無線中継装置A1が移動した場合に予め定められた間隔でWAN側の接続状況を検出し、無線中継装置A1は、WAN側の通信インタフェース部の受信状態が変化したことをステップS303で検出し、消費電力が低い通信インタフェース部が圏内状態の場合、当該無線いたフェースを選択して通信することができる。この結果、無線中継装置A1は、消費電力を削減することが可能になる。
次に、図4は、第1実施形態における無線中継装置A1を用いた無線端末B11の具体的通信動作の概要を示した概略図である。
ここで、ワイヤレスルータである無線中継装置A1は、ユーザの所持する鞄やポケットに入れられている。ユーザは、所持する無線端末B11で通信を行いながら、実線B2で示す経路を移動する。なお、ユーザは、実線B2で示されるように、無線通信サービスが提供されている範囲を示す無線LANサービスエリアB3から無線LANサービスエリアB10に向かって移動をする。
まず、無線中継装置A1は、無線LAN基地局B3による無線通信のサービスが行われている無線LANサービスエリアB4に位置し、無線LAN基地局B3と通信可能な圏内状態であると共に、3G携帯電話基地局B5による無線通信のサービスが行われている3GサービスエリアB6内に位置し、3G携帯電話基地局B5と通信可能な圏内状態にある。ここで、無線中継装置A1において、インタフェース選択部A8が、図3に示した通信インタフェース部の選択を行い、無線LANインタフェース部A2が選択される。無線中継装置A1は、LAN側通信部A11に備えられる無線LANインタフェース部A7が、無線端末B11と通信すると共に、WAN側通信部A10に備えられる無線LANインタフェース部A2が無線LANアクセスポイントB3と接続し通信を行う。このように、無線中継装置A1は、無線端末B11と無線LAN基地局B3との間の通信データを中継する。これにより、無線端末B11は、無線中継装置A1を介して無線LAN基地局B3と通信を行うことが可能になる。
次に、ユーザが実線B2に沿って移動を行い、無線LANサービスエリアB3の外に出ると、WAN側通信部A10に備えられた3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3のみが圏内状態になり、インタフェース選択部A8は、3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3を選択する。無線端末B11は、無線中継装置A1を介して3G携帯電話基地局B5と通信を行う。このとき、無線中継装置A1は、図3に示した手順にてWAN側の接続を変更するので、ユーザに無線LANサービスエリアB3から外に出たことを意識させることなく、すなわち、ユーザにWAN側の接続状態を意識させずに、中継を継続することができる。
続いて、ユーザが実線B2に沿って移動し、無線中継装置A1がWiMAX基地局B7により無線通信サービスの提供が行われているWiMAXサービスエリアB8内に位置すると、WAN側通信部A10に備えられるWiMAXインタフェース部A4が圏内状態になる。ここで、インタフェース選択部A8は、3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3より消費電力の少ないWiMAXインタフェース部A4を選択する。これにより、無線端末B11は、無線中継装置A1を介してWiMAX基地局B7と通信を行う。
更に、ユーザが実線B2に沿って移動し、3GサービスエリアB6の外に移動し、WiMAXB8サービスエリアB8の外に位置した場合、無線中継装置A1は、WAN側通信部A10に備えられた通信インタフェース部全てが通信を行えないため、無線端末B11の通信データを中継することができなくなる。このため、無線端末B11は、通信を行えない状態となる。このとき、無線中継装置A1は、WAN側通信部A10に備えられるいずれの通信インタフェース部が圏内状態になるまで、図3に示したステップS303、S304、S306の動作を繰返し行う。
更に、ユーザが実線B2に沿って移動を続け無線LAN基地局B9により無線通信サービスの行われている無線LANサービスエリアB10内に位置すると、WAN側通信部A10の無線LANインタフェース部A2は、通信可能な圏内状態になる。無線LANインタフェース部A2が圏内状態になると、インタフェース選択部A8は、無線LANインタフェース部A2を選択する。中継機能部A5は、無線LANインタフェース部A2が選択されると、LAN側通信部A11の無線LANインタフェース部A7と、WAN側通信部A10の無線LANインタフェース部A2との間の通信データを中継する。これにより、無線端末B11は、無線中継装置A1を介して無線LAN基地局B9と接続し通信を行う。
上述したように、無線中継装置A1は、WAN側通信部A10において複数の通信インタフェース部が圏内状態の場合、消費電力の少ない通信インタフェース部を選択して無線端末B11の通信データを中継する。これにより、無線中継装置A1は、消費する電力を削減し、バッテリ部A6から供給された電力による動作時間を延ばすことが可能になる。
また、WAN側通信部A10に複数の通信インタフェース部を備えたことにより、無線端末B11が接続することができない通信規格による通信の提供が行われている地域においても、無線端末B11は、無線中継装置A1を介して外部のネットワークに接続することが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態における無線中継装置A1aのインタフェース選択部A8aは、移動速度によりWAN側通信部A10の通信インタフェース部の選択を行う点が第1実施形態と異なる。
図5は、第2実施形態における無線中継装置A1の構成を示す概略ブロック図である。無線中継装置A1aは、自装置の移動速度に応じてWAN側通信部A10の通信インタフェース部を選択する。
無線中継装置A1aは、第1実施形態の無線中継装置A1の構成に移動速度検出部A12を加えた構成を具備している。無線中継装置A1aにおいて、インタフェース選択部A8a及び移動速度検出部A12以外は、第1実施形態の無線中継装置A1と同じ構成であるため、同じ符号を付してその説明を省略し、以下、インタフェース選択部A8a及び移動速度検出部A12について説明する。
移動速度検出部A12は、自装置である無線中継装置A1aの移動速度を検出して記憶する。インタフェース選択部A8aは、移動速度検出部A12から入力される移動速度信号に基づいて、WAN側通信部A10に備えられる通信インタフェース部のいずれを用いて通信を行うかを選択する。
次に、図6は、第2実施形態における無線中継装置A1aの通信インタフェース部を選択する処理過程を示すフローチャートである。
まず、無線中継装置A1aは、ユーザの操作によりオン状態となり、電源が供給される(ステップS601)。
インタフェース選択部A8aは、LAN側通信部A11に動作開始の信号を出力する。LAN側通信部A11に備えられる無線LANインタフェース部A7は、動作を開始して、無線端末B11と通信を開始する(ステップS602)。
続いて、インタフェース選択部A8aは、WAN側通信部A10に基地局検出開始の信号を出力する。インタフェース選択部A8aから動作開始の信号が出力されると、WAN側通信部A10に備えられる無線LANインタフェース部A2、3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3、及びWiMAXインタフェース部A4は、それぞれ基地局の検出を行い、検出の結果をインタフェース選択部A8に出力する(ステップS603)。
ここで、インタフェース選択部A8aは、移動速度検出部A12から移動速度情報を読み出す(ステップS604)。
インタフェース選択部A8aは、2つ以上の通信インタフェース部が基地局を検出したか否かを判定する(ステップS605)。
WAN側通信部A10において、2つ以上の通信インタフェース部が基地局を検出した場合(ステップS605:Y)、インタフェース選択部A8は、読み出した移動速度情報に基づいて、予め定められた移動速度に対応付けられた通信インタフェース部を選択する優先順位に従い通信インタフェース部を選択する(ステップS606)。
ここで、移動速度情報に対応付けられた通信インタフェース部とは、移動速度情報の示す移動速度ごとに、選択すべき無線インタフェースの優先順位が定められているテーブルである。自動車などで30km/h以上の速度で移動する場合、優先順位は、例えば、3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3、WiMAXインタフェース部A4、無線LANインタフェース部A2の順と定められる。これにより、自動車のように移動速度が速い場合、通信可能範囲の狭い無線LANインタフェース部A2よりWiMAXインタフェース部A4を、更にWiMAXインタフェース部A4より通信エリアの広い3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3が選択される。一方、移動せずに停まっている場合、優先順位は、例えば、WiMAXインタフェース部A4、無線LANインタフェース部A2、3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3の順と定められる。これにより、停まっている場合、あるいは、移動速度が徒歩程度の遅い場合、通信速度が速い通信インタフェース部を優先して選択することができる。
一方、WAN側通信部A10において、2つ以上の通信インタフェース部が基地局を検出できなかった場合(ステップS605:N)、インタフェース選択部A8aは、WAN側通信部A10に備えられた無線LANインタフェース部A2、3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3及びWiMAXインタフェース部A4の全てが圏外状態であるか否かを判定する(ステップS607)。
WAN側通信部A10において、いずれの通信インタフェース部も基地局を検出できず、通信を行うことができない圏外状態の場合(ステップS607:Y)、インタフェース選択部A8aは、再び基地局検出開始の信号をWAN側通信部A10に出力し、ステップS603の動作を行う。以後、ステップS603以降の動作を行う。
一方、WAN側通信部A10において、いずれかの通信インタフェース部が基地局を検出した圏内状態である場合(ステップS607:N)、インタフェース選択部A8aは、圏内状態の通信インタフェース部を選択する(ステップS608)。
中継機能部A5は、ステップS606又はステップS608においてインタフェース選択部A8aが選択したWAN側通信部A10の通信インタフェース部と、LAN側通信部A11の無線LANインタフェース部A7との間の通信データを中継する(ステップS609)。
なお、中継動作が開始されると、タイマ部A9は、カウントを開始して一定時間が経過すると、インタフェース選択部A8aに一定時間が経過したこと示す信号を出力する。
インタフェース選択部A8aは、WAN側通信部A10とLAN側通信部A11との間で中継が開始されてから一定時間経過したか否かをタイマ部A9からの入力される信号で検出する(ステップS610)。
一定時間が経過した場合(ステップS610:Y)、インタフェース選択部A8aは、ステップS603と同じ動作を行い、WAN側通信部A10に備えられる無線LANインタフェース部A2、3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3、及びWiMAXインタフェース部A4は、それぞれ基地局の検出を行い、以後、ステップS603以降の動作を繰返し行う。
一方、一定時間が経過していない場合(ステップS610:N)、インタフェース選択部A8aは、中継機能部A5が、インタフェース選択部A8により選択されたWAN側通信部A10の通信インタフェース部と、LAN側通信部A11の無線LANインタフェース部A7との間の通信を中継する制御行うステップS308の動作を行う。以降、再度ステップS610の動作を行う。
上述のように、無線中継装置A1aが移動している場合、無線中継装置A1aは、WAN側通信部A10に備えられる通信インタフェース部のうち通信が可能な圏内状態の複数の通信インタフェース部から移動速度に応じて通信に用いる通信インタフェース部を選択し、通信を行う。これにより、無線中継装置A1は、複数の通信インタフェース部を用いて通信を行うことができる場合、通信可能範囲の広い通信インタフェース部を優先的に選択することで、移動によりWAN側通信部A10の通信インタフェース部が圏外状態に頻繁になることを防ぎ、無線端末B11は、安定した通信を行うことが可能となる。
(第3実施形態)
第3実施形態における無線中継装置A1aのインタフェース選択部A8aは、移動速度による通信インタフェース部の選択に加えて、通信に用いられるプロトコルに応じて通信インタフェース部の選択を行う処理が第2実施形態と異なる。
無線中継装置A1aは、図7及び図8に示すように、通信インタフェース部の選択する処理を行う。図7及び図8は、第3実施形態における無線中継装置A1aの通信インタフェース部を選択する処理過程を示すフローチャートである。
ステップS701〜S708のそれぞれのステップは、図6に示されたステップS601〜608のそれぞれと同様の動作を行う。ステップS701とステップS601と、ステップS702とステップS602と、ステップS703とステップS603と、ステップS704とステップS604と、ステップS705とステップS605と、ステップS706とステップS606と、ステップS707とステップS607と、ステップS708とステップS608と、それぞれが同じ動作のステップである。
ステップS709は、無線端末B11の通信データを中継する処理であり、図8を用いて詳細に説明する。
まず、中継動作が開始されると、無線中継装置A1aは、WAN側からの通信及びLAN側からの通信に対する待機状態となる(ステップS801)。
WAN側通信部A10の通信インタフェース部がパケットを受信した場合(ステップS801:WAN側でパケット受信)、中継機能部A5は、WAN側通信部A10の選択された通信インタフェース部からパケットを入力され、LAN側通信部A11の無線LANインタフェース部A7に入力されたパケットを出力する。無線LANインタフェース部A7は、パケットが入力されると、接続している無線端末B11にパケットを送信する(ステップS807)。
一方、LAN側通信部A11の無線LANインタフェース部A7がパケットを受信した場合(ステップS801:LAN側でパケット受信)、無線LANインタフェース部A7がパケットを受信し、パケットに用いられているプロトコルを判定する(ステップS804)。
インタフェース選択部A8は、無線LANインタフェース部A7からプロトコルを示すプロトコル情報が入力されると、予め移動速度情報及びプロトコル情報に対応付けられた通信インタフェース部を選択する優先順位に基づいて、WAN側通信部A10の通信インタフェース部を選択する(ステップS805)。
ここで、予めプロトコル情報に対応付けられた通信インタフェース部を選択する優先順位とは、通信データの送信量が多いプロトコル、例えば、ファイル転送に用いられるFTP(File Transfer Protocol)や、動画データのストリームに用いられるRTSP(Real Time Streaming Protocol)の場合、広い通信帯域幅を使用できる順に付けられる。この場合、優先順位は、WiMAXインタフェース部A4、無線LANインタフェース部A2、3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3の順になる。また、通信データの送信量が少ないプロトコル、例えば、音声通信などに用いられるVoIP(Voice over Internet Protocol)の場合、優先順位は、前述の場合と逆の、3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3、無線LANインタフェース部A2、WiMAXインタフェース部A4となる。
中継機能部A5は、LAN側通信部A11の無線LANインタフェース部A7からパケットが入力され、ステップS805で選択されたWAN側通信部A10の通信インタフェース部に入力されたパケットを出力する。WAN側通信部A10の通信インタフェース部は、入力されたパケットを送信する(ステップS806)。
続いて、インタフェース選択部A8aは、WAN側通信部A10とLAN側通信部A11との間で中継が開始されたから一定時間経過したか否かをタイマ部A9から入力される信号で検出する(ステップS803)。
一定時間が経過していた場合(ステップS803:Y)、インタフェース部A8aは、通信データを中受けする処理を終了し、図7に示されるステップS703以降の動作を行う。
一方、一定時間が経過していない場合(ステップS803:N)、インタフェース部A8aは、再びステップS801の待機状態となり、以降の動作を繰返し行う。
上述のように、無線中継装置A1aは、LAN側通信部A11の無線LANインタフェース部A7が無線端末B11から受信する通信データのプロトコルに応じて、送信に用いるWAN側通信部A10の通信インタフェース部を選択する。これにより、インタフェース選択部A8aは、無線端末B11から送信する通信データに応じた通信インタフェース部を選択し、不要な通信帯域幅を確保することなく通信データの送信を行うことが可能になる。
なお、通信インタフェース部の選択する処理において、無線中継装置A1aの移動速度による通信インタフェース部の選択を行う処理を含まずともよい。その場合、WAN側通信部A10の通信インタフェース部は、例えば、直前まで用いていた通信インタフェース部を用いるか、あるいは、予め定めた通信インタフェース部を用い、中継開始した後にプロトコルに応じてWAN側通信部A10の通信インタフェース部を選択する。
(第4実施形態)
第4実施形態における無線中継装置A1bは、LAN側通信部A11の無線LANインタフェース部A7による通信動作が第1実施形態から第3実施形態と異なる。
図9は、第4実施形態における無線中継装置A1bの構成を示す概略ブロック図である。無線中継装置A1bにおいて中継機能部A5b及びスリープ時間計算部A13以外は、図1に示した第1実施形態の無線中継装置A1と同様の構成であるので、同じ符号を付しその説明を省略する。以下、異なる構成である中継機能部A5b及びスリープ時間計算部A13について説明する。
中継機能部A5bは、WAN側通信部A10とLAN側通信部A11との間の通信データの転送を行う。また、中継機能部A5bは、LAN側通信部A11の無線LANインタフェース部A7とWAN側通信部A10において選択された通信インタフェース部との最大通信速度及び直近の予め定めた時間の平均通信速度をスリープ時間計算部A13に出力する。なお、中継機能部A5は、異なる無線通信規格の通信インタフェース部の間で通信データを中継する場合、受信した通信データを送信する無線通信規格に応じてデータ形式を変換する。
スリープ時間計算部A13は、LAN側通信部A11の無線LANインタフェース部A7の通信帯域幅とWAN側通信部A10の通信帯域幅とに基づいて、無線LANインタフェース部A7のスリープ時間を算出して無線LANインタフェース部A7に出力する。ここで、スリープ時間とは、無線LANインタフェース部A7が、接続している無線端末B11との間で通信を行わない時間である。
このスリープ時間の算出は、以下のようにして行う。
WAN側通信部A10において選択されている通信インタフェース部の規格により定められた最大通信速度と、無線LANインタフェース部A7のIEEE802.11で定められた最大通信速度との比率を算出する。この比率、(通信速度比)=(WAN側通信部A10の最大通信速度)/(無線LANインタフェース部A7の最大通信速度)、を通信速度比とする。通信速度比が1未満の場合、LAN側通信部A11の通信帯域幅がWAN側通信部A10の通信帯域幅より広いことを示している。このとき、LAN側通信部A11の通信帯域幅には、通信データ転送に用いられない通信帯域が存在する。例えば、WAN側通信部A10において、3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3が選択され、3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3がWCDMAの規格に準拠して、無線LANインタフェース部A7がIEEE802.11bに準拠していた場合、WAN側通信部A10の最大通信速度は、384Kbpsであり、無線LANインタフェース部A7の最大通信速度は、11Mbpsである。このときの通信速度比は、(通信速度比)=(384Kbps)/(11Mbps)=(0.035)となる。このとき、LAN側通信部A11は、9割近くの通信帯域を通信データの転送に用いていないことになる。
ここで、無線LANインタフェース部A7は、スリープ時間計算部A13の算出した通信速度比を用いて、スリープ比率、(スリープ比率)=1−(通信速度比)、を算出する。無線LANインタフェース部A7は、入力されたスリープ比率に基づいて、通信データ転送に用いられない通信帯域において、送受信を行わず消費電力を削減する動作を行う。
図10は、第4実施形態におけるIEEE802.11の規格に準拠したLAN側通信部A11の無線LANインタフェースA7の動作を示す概略図である。
無線LANインタフェース部A7は、ビーコン(Beacon)フレームF1を予め決められた周期であるビーコン周期間隔で送信する。ここで、無線LANインタフェース部A7は、スリープ時間計算部A13から入力されたスリープ比率とビーコン周期間隔を乗算することでスリープ期間F3を算出する。このスリープ期間F3が、無線LANインタフェース部A7が送受信を行わずに待機する期間になる。
このスリープ期間をデュレーション・フィールドに設定したCTS−self(Clear To Send − self)フレームF2を送信する。無線端末B11は、受信したCTS−selfフレームF2に含まれているデュレーション・フィールドに設定されたスリープ期間F3をNAV(Network Allocation Vector)期間F4として設定する。無線端末B11は、NAV期間F4を設定すると、当該NAV期間に通信データの送信を行わない。すなわち、無線LANインタフェースA7は、この期間、通信データを受信することはなく、スリープ期間終了後に通信データを受信できる状態に復帰するために必要な最低限の回路以外を全て停止させるディープ・スリープモードに移行する。これにより、無線LANインタフェースA7は、消費電力を削減することができ、無線中継装置A1bがバッテリ部A6を用いて動作する時間を延ばすことが可能となる。
また、通信速度比を算出する際、それぞれの通信インタフェース部の最大通信速度を用いずに、予め定めた直近の期間におけるそれぞれの通信インタフェース部の通信速度の平均値を用いて通信速度比を算出しても良い。この場合、無線中継装置A1bの位置により変化する無線の受信感度に基づいてスリープ期間を算出して、通信の状態に応じて消費電力を削減することができ、効率的に電力を使用することが可能となる。
なお、無線LANインタフェース部A7が算出したスリープ期間が、CTS−selfフレームF2に設定できる期間より長い場合、無線LANインタフェース部A7は、算出したスリープ期間を複数に分割して、複数のCTS−selfフレームF2のデュレーション・フィールドに分割したスリープ期間を設定する。これにより、無線LANインタフェース部A7は、算出したスリープ期間の間スリープモード又はディープ・スリープモードに移行することが可能となる。
また、無線端末B11にNAV期間F4を設定させるために、無線LANインタフェース部A7は、ビーコン・フレームが有するデュレーション・フィールドにスリープ期間を設定しても良い。なお、スリープ期間が、ビーコン・フレームのデュレーション・フィールドに設定できる値を越えていた場合、無線LANインタフェース部A7は、算出したスリープ期間を複数に分割して、複数のビーコン・フレームのデュレーション・フィールドに設定する。これにより、無線LANインタフェース部A7は、算出したスリープ期間の間スリープモード又はディープ・スリープモードに移行することが可能である。
(第5実施形態)
第5実施形態の無線中継装置A1cにおいては、図示しないが、無線LANインタフェース部A7に替えて時分割多元接続方式の通信インタフェース部、例えば、WiMAXインタフェース部A14を備える。第4実施形態の無線中継装置A1bと同様に、スリープ時間計算部A13は、スリープ期間を算出してWiMAXインタフェース部A14に出力する。WiMAXインタフェース部A14は、入力されたスリープ比率に基づいて、通信データ転送に用いられない通信帯域において、送受信を行わず消費電力を削減する動作を行う。
図11は、第5実施形態におけるWiMAX(IEEE802.16)の規格に準拠したLAN側通信部A11のWiMAXインタフェース部A14の動作を示す概略図である。図示するように、各フレームG6は、報知信号Bch(Broadcast Channel)G1から始まり、下りサブフレーム、下りサブフレームと上りサブフレームとを切替える期間であるTTG(Rx/Rx Transition Gap)、上りサブフレーム、上りサブフレームと次のフレームとを切替える期間であるRTG(RX/TX Transition Gap)との順に含み構成される。
WiMAXインタフェース部A14は、スリープ比率をフレーム周期に乗算して算出した期間をスリープ期間とする。また、WiMAXインタフェース部A14は、下りフレーム中に無線端末B11が送信する期間を割当てないダミーフレーム期間G3を設定して無線端末B11に通知する。無線端末B11は、割当てられた期間G2において、通信データを送信し、ダミーフレーム期間G3において送信を行わない。このため、WiMAXインタフェース部A14は、ダミーフレーム期間G3において、スリープモード状態に移行することができる。また、WiMAXインタフェース部A14は、同様に、上りフレームにおいてもダミーフレーム期間G5を設定することで、ダミーフレーム期間G5においてスリープモード状態に移行することができる。これにより、WiMAXインタフェース部A14は、消費電力を削減することができ、無線中継装置A1cがバッテリ部A6を用いて動作する時間を延ばすことが可能となる。
(第6実施形態)
第6実施形態の無線中継装置は、LAN側通信部に複数の通信インタフェース部を備えた点が、第1実施形態と異なる。
図12は、第6実施形態における無線中継装置D1の構成を示した概略図である。図示するように、無線中継装置D1は、外部のネットワークと通信を行うWAN側通信部D12(第1の通信部)と、無線端末と通信を行うLAN側通信部D13(第2の通信部)と、WAN側通信部D12とLAN側通信部D13との間の通信データ転送を行う中継機能部D5と、WAN側通信部D12に備えられる複数の通信インタフェース部のいずれを用いて通信を行うかを選択するインタフェース選択部D10と、予め定めた期間が経過したことをインタフェース選択部D10に通知するタイマ部D11と、無線中継装置D1が動作する電源を供給するバッテリ部D6と、を具備している。
WAN側通信部D12は、3つの通信インタフェース部(第1の通信インタフェース部)を備え、それぞれは、無線インタフェースA部D2、無線インタフェースB部D3、無線インタフェースC部D4である。LAN側通信部D13は、3つの通信インタフェース部(第2の通信インタフェース部)を備え、それぞれは、無線インタフェースD部D7、無線インタフェースE部D8、無線インタフェースF部D9である。WAN側通信部D12及びLAN側通信部D13が備える通信インタフェース部は、一般的に公知の無線通信規格に準拠する。例えば、WAN側通信部D12において、無線インタフェースA部D2は、IEEE802.11の規格に準拠した通信をし、無線インタフェースB部D3は、WiMAX(IEEE802.16)の規格に準拠した通信をし、無線インタフェースC部D4は、3G携帯電話の規格に準拠した通信をする。LAN側通信部D13において、無線インタフェースD部D7は、IEEE802.11の規格に準拠した通信をし、無線インタフェースE部D8は、Bluetooth(登録商標)(IEEE802.15.1)に準拠した通信をし、無線インタフェースF部D9は、Zigbee(登録商標)(IEEE802.15.4)に準拠した通信をする。
インタフェース選択部D10は、前述の第1実施形態から第5実施形態で示したWAN側通信部D12の通信インタフェース部を選択する処理を行い、無線インタフェースA部D2、無線インタフェースB部D3及び無線インタフェースC部D4から1つ以上の通信インタフェース部を選択する。
中継機能部D5は、WAN側通信部D12とLAN側通信部D13との間の通信データの転送を行う。なお、中継機能部D5は、異なる無線通信規格の通信インタフェース部の間で通信データを中継する場合、受信した通信データを送信する無線通信規格に応じてデータ形式を変換する。
タイマ部D11は、中継動作が開始されるとカウントを開始して、一定実感が経過すると、インタフェース選択部D10に一定時間が経過したことを示す信号を出力する。
LAN側通信部D13における通信インタフェース部の選択は、ユーザが使用する無線端末が用いる通信規格に応じて選択される。このとき、複数の無線インタフェースを用いて通信を行ってもよい。例えば、一方の無線端末がIEEE802.11の規格に準拠した機器であり、他方の無線端末がBluetooth(登録商標)の規格に準拠した機器を使う場合に、無線中継装置D1は、複数のLAN側通信部D13の複数の通信インタフェース部を用いて動作する。また、LAN側通信部D13において複数の通信インタフェース部が使用されるとき、それぞれに異なるWAN側通信部D12の通信インタフェース部を割当て、独立に通信を行えるようにしてもよい。
上述のように、LAN側通信部D13に複数の通信インタフェース部を備えることで、無線中継装置D1は、異なる通信規格に準拠した複数の無線端末に対して同時に通信データの中継を行うことができる。例えば、IEEE802.11の規格に準拠した無線端末と、Bluetooth(登録商標)の規格に準拠した無線端末とそれぞれを外部のネットワークに同時に接続することが可能となる。また、外部のネットワークとの接続に用いる通信インタフェース部の選択は、無線端末ごとに使用するプロトコルに応じて行うことで、無線端末ごとの通信量に応じた選択が可能になる。
また、WAN側通信部D12の通信帯域に余裕がある場合、複数選択せずに1つの通信インタフェース部を選択してもよい。これにより、無線中継装置D1は、消費電力を抑えることができる。
なお、上述の複数の実施形態におけるインタフェース選択部A8、A8a、D10は、バッテリ部A6が、選択されなかった通信インタフェース部及び圏外状態の通信インタフェース部に電源の供給を停止する制御をしてもよい。これにより、無線中継装置A1、A1a、A1b、D1の消費電力を削減し、バッテリ部A6、D6の電力による無線中継装置A1、A1a、A1b、D1の動作時間を延ばすことが可能となる。
また、上述の第1実施形態から第5実施形態おける通信インタフェース部の選択する処理、及び消費電力の削減する処理を組合わせて用いてもよい。
本発明に記載の第1の通信部は、WAN側通信部A10、D12に対応する。また、本発明に記載の第2の通信部は、LAN側通信部A11、D13に対応する。また、本発明に記載の第1の通信インタフェース部は、無線LANインタフェース部A2、3G/3.5G携帯電話インタフェース部A3、WiMAXインタフェース部A4、無線インタフェースA部D2、無線インタフェースB部D3、無線インタフェースC部D4に対応する。また、本発明に記載の第2の通信インタフェース部は、無線LANインタフェース部A7、WiMAXインタフェース部A14、無線インタフェースD部D7、無線インタフェースE部D8、無線インタフェースF部D9に対応する。
上述の無線中継装置A1、A1a、A1b、A1c、D1は内部に、コンピュータシステムを有していてもよい。その場合、上述した無線インタフェースを選択する処理過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われることになる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
第1実施形態における無線中継装置の構成を示す概略ブロック図である。 第1実施形態における無線中継装置を用いて通信する際の通信データの送受信を示した概略図である。 第1実施形態における無線中継装置の通信インタフェース部を選択する処理過程を示すフローチャートである。 第1実施形態における無線中継装置を用いた無線端末の具体的通信動作の概要を示した概略図である。 第2実施形態における無線中継装置の構成を示す概略ブロック図である。 第2実施形態における無線中継装置の通信インタフェース部を選択する処理過程を示すフローチャートである。 第3実施形態における無線中継装置の通信インタフェース部を選択する処理過程を示すフローチャートである。 第3実施形態における無線中継装置の通信インタフェース部を選択する処理過程を示すフローチャートである。 第4実施形態における無線中継装置の構成を示す概略ブロック図である。 第4実施形態におけるIEEE802.11の規格に準拠したLAN側通信部の無線LANインタフェースの動作を示す概略図である。 第5実施形態におけるWiMAXの規格に準拠したLAN側通信部のWiMAXインタフェース部の動作を示す概略図である。 第6実施形態における無線中継装置の構成を示した概略図である。
符号の説明
A1、A1a、A1b、A1c、D1…無線中継装置
A10、D12…WAN側通信部
A2…無線LANインタフェース部
A3…3G/3.5G携帯電話インタフェース部
A4…WiMAXインタフェース部
A11、D13…LAN側通信部
A7…無線LANインタフェース部
A14…WiMAXインタフェース部
A8、A8a、D10…インタフェース選択部、
A5、A5b、D5…中継機能部
A6、D6…バッテリ部
A9、D11…タイマ部
D2…無線インタフェースA部
D3…無線インタフェースB部
D4…無線インタフェースC部
D7…無線インタフェースD部
D8…無線インタフェースE部
D9…無線インタフェースF部

Claims (11)

  1. 外部のネットワークに接続して通信を行い、それぞれが異なる通信規格により通信する第1の通信インタフェース部を複数備える第1の通信部と、
    無線端末に接続して通信を行う第2の通信インタフェース部を備える第2の通信部と、
    前記複数の第1の通信インタフェース部の中から1つの第1の通信インタフェース部を選択するインタフェース選択部と、
    前記第1の通信部と前記第2の通信部とに接続され、選択された前記第1の通信インタフェース部と前記第2の通信インタフェース部との間の通信データの中継を行う中継機能部と、
    を具備し、
    前記中継機能部は、
    選択された前記第1の通信インタフェース部の通信速度と、前記第2の通信インタフェース部の通信速度とに基づいて通信速度比を算出し、該通信速度比を前記第2の通信インタフェース部に出力し、
    前記第2の通信インタフェース部は、
    前記通信速度比に基づいてスリープ期間を算出して、該スリープ期間を前記無線端末に送信して、スリープ状態になる
    ことを特徴とする無線中継装置。
  2. 外部のネットワークに接続して通信を行い、それぞれが異なる通信規格により通信する第1の通信インタフェース部を複数備える第1の通信部と、
    無線端末に接続して通信を行い、それぞれが異なる通信規格により通信する第2の通信インタフェース部を複数備える第2の通信部と、
    前記複数の第1の通信インタフェース部の中から複数の第1の通信インタフェース部を選択するインタフェース選択部と、
    前記第1の通信部と前記第2の通信部とに接続され、選択された前記複数の第1の通信インタフェース部と前記複数の第2の通信インタフェース部との間の通信データの中継を行う中継機能部と、
    を具備し、
    前記中継機能部は、
    選択された前記第1の通信インタフェース部の通信速度と、前記第2の通信インタフェース部の通信速度とに基づいて通信速度比を算出し、該通信速度比を前記第2の通信インタフェース部に出力し、
    前記第2の通信インタフェース部は、
    前記通信速度比に基づいてスリープ期間を算出して、該スリープ期間を前記無線端末に送信して、スリープ状態になる
    ことを特徴とする無線中継装置。
  3. 前記インタフェース選択部は、
    通信可能な圏内状態の前記複数の第1の通信インタフェース部から送信電力の最も少ない通信インタフェース部から優先して選択する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線中継装置。
  4. 前記インタフェース選択部は、
    通信可能な圏内状態の前記複数の第1の通信インタフェース部から受信した通信データのプロトコルに対応して予め定められた条件に基づいて、前記第1の通信インタフェース部を選択する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線中継装置。
  5. 前記インタフェース選択部は、
    通信可能な圏内状態の前記複数の第1の通信インタフェース部から自装置の移動速度に基づいて、前記通信インタフェース部を選択する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線中継装置。
  6. 前記通信速度比は、
    前記第1の通信インタフェース部が準拠する通信規格で定められた最大通信速度と、前記第2の通信インタフェース部が準拠する通信規格で定められた最大通信速度との比として予め定められる
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の無線中継装置。
  7. 前記通信速度比は、
    予め定められた直近の期間における、選択された前記第1の通信インタフェース部の通信速度の平均値と、前記第2の通信インタフェース部の通信速度の平均値とに基づいて算出される
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の無線中継装置。
  8. 前記第2の通信インタフェース部がIEEE802.11規格に準拠している場合、該通信インタフェース部は、前記スリープ期間をデュレーション・フィールドに設定したCTS(Clear To Send)−selfフレームを送信する
    ことを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の無線中継装置。
  9. 前記スリープ期間が前記デュレーション・フィールドに設定できる期間を越えていた場合、当該スリープ期間を複数に分割して、複数の前記CTS−selfフレームのデュレーション・フィールドに分割したスリープ期間を設定する
    ことを特徴とする請求項に記載の無線中継装置。
  10. 前記第2の通信インタフェース部がIEEE802.11規格に準拠している場合、該通信インタフェース部は、前記スリープ期間をデュレーション・フィールドに設定したビーコン・フレームを送信する
    ことを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の無線中継装置。
  11. 前記スリープ期間が前記デュレーション・フィールドに設定できる期間を越えていた場合、前記ビーコン・フレームのデュレーション・フィールドに設定できる最大の期間をスリープ期間として設定する
    ことを特徴とする請求項10に記載の無線中継装置。
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