JP4525556B2 - 決済システム、取引管理サーバ及びそれらに用いる決済方法並びにそのプログラム - Google Patents

決済システム、取引管理サーバ及びそれらに用いる決済方法並びにそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は決済システム、取引管理サーバ及びそれらに用いる決済方法並びにそのプログラムに関し、特に店舗での対面販売やWeb上での決済を含む決済方法に関する。
従来、プライバシーを確保しながら、Webサイトと通信端末とを利用した決済を行うためには、プリペイド型の電子マネーを利用して決済を行うことが一般的である(以下、第1の従来技術とする)。また、プライバシーを確保しながら、店舗での決済を行うためには、クレジットカードではなく、現金や金券を利用することが一般的である(以下、第2の従来技術とする)。
店舗での決済に通信端末を利用する場合には、本人認証を行う場合と、本人認証を行わない場合とがあるが、本人認証を行わない場合には、通信端末上の電子マネーを利用して決済を行うことが一般的である(以下、第3の従来技術とする)。
一方、通信端末を利用したクレジット決済方法としては、一時決済番号を利用し、取引識別番号と類似の仕組みが考案されている(例えば、特許文献1参照)(以下、第4の従来技術とする)。このクレジット決済において、カード情報漏洩を防止する決済システムの一例を図27に示す。
図27において、この従来の決済システムは、クレジット会社1と、利用者2と、インターネット上の店舗3とから構成されている。尚、図27においては、クレジット会社1、利用者2、インターネット上の店舗3各々はそれぞれに属する情報処理装置を示している。
このような構成を有する従来の決済システムでは、クレジット会社1が利用者2に対して一時決済番号の付与を行い(i)、利用者2がインターネット上の店舗3に対して一時決済番号の提示と発注とを行い(j)、インターネット上の店舗3はクレジット会社1に対して決済を行う(k)。
通信端末を利用した他のクレジット決済方法としては、ワンタイムパスワードを利用する仕組みが考案されている(例えば、特許文献2参照)(以下、第5の従来技術とする)。
通信端末を利用した別のクレジット決済方法としては、取引識別番号を利用する仕組みが考案されている(例えば、特許文献3参照)(以下、第6の従来技術とする)。
通信端末を利用したさらに別のクレジット決済方法としては、取引識別番号を利用する仕組みが考案されている(例えば、特許文献4参照)(以下、第7の従来技術とする)。
特開2001−67396号公報 特開2002−163584号公報 特開2002−259865号公報 特開2004−126976号公報
上述した従来の決済方法では、上記の第1の従来技術の場合、通信端末の電話番号や電子メールアドレス等のプライバシー情報を必ずしも相手に通知する必要はないが、プリペイド型の電子マネーでは本人認証を行わないため、盗まれて不正利用される恐れがある。
上記の第2の従来技術の場合には、通信端末を利用しないので、当然ながら、通信端末の電話番号や電子メールアドレス等のプライバシー情報を必ずしも相手に通知する必要はないが、現金や金券では本人認証を行わないため、盗まれて不正利用される恐れがある。
上記の第3の従来技術の場合には、店舗での決済に通信端末を利用し、本人認証を行わない場合、通信端末の電話番号や電子メールアドレス等のプライバシー情報を必ずしも相手に通知する必要はないが、通信端末上の電子マネーが、本人認証を行わないために、盗まれて不正利用される恐れがある。
また、本人認証を行う場合には、売り手と買い手との間で、WebサイトのURL(Uniform Resource Locator)、電話番号、電子メールアドレス等の相互に通信するための識別情報が通知されてしまうことから、一般にプライバシーの確保が困難である。さらに、この決済方法では、認証を含めた決済手順が複雑となり、利用できる場面が限定される等、利便性の低いことが課題となる。
上記の第4の従来技術の場合には、Webサイト上の店舗での取引において、正式なクレジットカードに紐付いた一時的なクレジットカード番号(いわゆる子カード番号)を利用するものであるから、電話番号や電子メールアドレスよりも更に重要なプライバシー情報を通知することになり、プライバシーの確保が困難なものとなる。
しかも、この決済方法では、想定されたインターネット上の取引では、商品を配送するための買い手の個人名や住所等の個人情報がインターネット等の安全でない通信ネットワークを流れ、売り手を含めて十分に信頼できない業者等によって管理されるため、例え暗号化がなされていたとしても、プライバシーの確保が困難なものとなる。
また、一時決済番号が漏洩した場合には、本人認証を行わないため、不正利用を防ぐ手段がなく、使用期限が切れるのを待つしかない。さらに、決済毎に一時決済番号を変更するいわゆるワンタイムクレジット番号を利用した場合には、重複のない一意の番号を用意する必要がある他、決済毎に一時決済番号を取得する必要がある等、利便性が低いことが課題となる。
上記の第5の従来技術の場合には、Webサイト上の店舗での取引において、クレジットカード番号を含む決済情報という、電話番号や電子メールアドレスよりも更に重要なプライバシー情報を通知することになり、プライバシーの確保が困難なものとなる。
また、上記の特許文献2の記載の技術で用いられるワンタイムパスワードは、購入する商品やサービスとその取引価格が決まった後に生成されるため、買い手側の通信端末にてそれらの情報を予め全て入力しておく必要があり、店舗のレジで決済金額を決定する場合に利用することが困難である。
さらに、上記の特許文献2の記載の技術で用いられるワンタイムパスワードは、本人認証が不要で、金銭と同様の価値を持つ引換チケットの役割を持つため、盗まれて不正利用される恐れがある。
上記の第6の従来技術の場合には、Webサイト上の店舗での取引において、販売業者識別IDを含む決済情報という、電話番号や電子メールアドレスよりも更に重要なプライバシー情報を通知することになり、プライバシーの確保が困難なものとなる。
また、上記の特許文献3記載の技術で用いられる取引識別番号は、購入する商品やサービスとその取引価格が決まった後に生成されるため、買い手側の通信端末にてそれらの情報を予め全て入力しておく必要があり、店舗のレジで決済金額を決定する場合に利用することが困難である。
さらに、上記の特許文献3記載の技術で用いられる取引識別番号は、本人認証が不要で、金銭と同様の価値を持つ引換チケットの役割を持つため、盗まれて不正利用される恐れがある。
上記の第7の従来技術の場合には、Webサイト上の店舗での取引において、販売者識別情報を含む取引オブジェクトという、電話番号や電子メールアドレスよりも更に重要なプライバシー情報を通知することになり、プライバシーの確保は困難なものであった。
また、上記の特許文献4記載の技術で用いられる取引識別番号は、購入する商品やサービスとその取引価格が決まった後に生成されるため、買い手側の通信端末にてそれらの情報を予め全て入力しておく必要があり、店舗のレジで決済金額を決定する場合に利用することが困難である。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、決済においてプライバシーを
確保することができる決済システム、取引管理サーバ及びそれらに用いる決済方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明による決済システムは、商品の売り手が使用する売り手端末と、前記商品の買い手が使用する買い手端末と、前記売り手及び前記買い手各々の認証を行う認証サーバとを含む決済システムであって、
前記売り手または前記買い手の依頼によって前記商品の取引に先立って複数の取引識別情報を発行しかつ前記取引識別情報及び当該取引識別情報に紐付いた売り手及び買い手のうちの一方の個人情報を登録しておき、これらの情報を基に前記売り手端末及び前記買い手端末のうちの他方から提示された取引識別情報を検証する取引管理サーバを備え、
前記取引管理サーバは、前記認証サーバにて前記売り手端末及び前記買い手端末のうちの一方の認証が行われた後に前記取引識別情報を発行し、
前記売り手端末と前記買い手端末との間で直接通信を行うためのローカルインタフェースまたは前記売り手と前記買い手との協調動作によるローカルの対話を利用して前記売り手と前記買い手との間で前記取引識別情報を共有し、当該取引識別情報を用いて前記商品を売買する際の決済を行っている。
本発明による取引管理サーバは、商品の売り手が使用する売り手端末と、前記商品の買い手が使用する買い手端末と、前記売り手及び前記買い手各々の認証を行う認証サーバとを含む決済システムに用いられる取引管理サーバであって、
前記売り手と前記買い手との間で共有して前記商品を売買する際の決済に用いる取引識別情報を前記売り手または前記買い手の依頼によって前記商品の取引に先立って複数発行しかつ前記取引識別情報及び当該取引識別情報に紐付いた売り手及び買い手のうちの一方の個人情報を登録しておく発行手段と、これら登録された情報を基に前記売り手端末及び前記買い手端末のうちの他方から提示された取引識別情報を検証する手段とを備え、
前記発行手段は、認証サーバで前記認証が行われた後に前記取引識別情報を発行し、
前記売り手端末と前記買い手端末との間で直接通信を行うためのローカルインタフェースまたは前記売り手と前記買い手との協調動作によるローカルの対話を利用して前記売り手と前記買い手との間で前記取引識別情報を共有している。
本発明による決済方法は、商品の売り手が使用する売り手端末と、前記商品の買い手が使用する買い手端末と、前記売り手及び前記買い手各々の認証を行う認証サーバとを含む決済システムに用いる決済方法であって、
取引管理サーバが、前記売り手または前記買い手の依頼によって前記商品の取引に先立って複数の取引識別情報を発行しかつ前記取引識別情報及び当該取引識別情報に紐付いた売り手及び買い手のうちの一方の個人情報を登録しておく発行処理と、これら登録された情報を基に前記売り手端末及び前記買い手端末のうちの他方から提示された取引識別情報を検証する処理とを実行し、
前記発行処理において、認証サーバで前記認証が行われた後に前記取引識別情報を発行し、
前記売り手端末と前記買い手端末との間で直接通信を行うためのローカルインタフェースまたは前記売り手と前記買い手との協調動作によるローカルの対話を利用して前記売り手と前記買い手との間で前記取引識別情報を共有し、当該取引識別情報を用いて前記商品を売買する際の決済を行っている。
本発明によるプログラムは、商品の売り手が使用する売り手端末と、前記商品の買い手が使用する買い手端末と、前記売り手及び前記買い手各々の認証を行う認証サーバとを含む決済システムにおいて取引管理サーバ内のコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記売り手または前記買い手の依頼によって前記商品の取引に先立って複数の取引識別情報を発行しかつ前記取引識別情報及び当該取引識別情報に紐付いた売り手及び買い手のうちの一方の個人情報を登録しておく発行処理と、これら登録された情報を基に前記売り手端末及び前記買い手端末のうちの他方から提示された取引識別情報を検証する処理とを含み、
前記発行処理において、認証サーバで前記認証が行われた後に前記取引識別情報を発行させ、
前記売り手端末と前記買い手端末との間で直接通信を行うためのローカルインタフェースまたは前記売り手と前記買い手との協調動作によるローカルの対話を利用して前記売り手と前記買い手との間で前記取引識別情報を共有し、当該取引識別情報を用いて前記商品を売買する際の決済を行わせることを特徴とする。
すなわち、本発明の決済システムは、売り手と買い手とが店舗にて各々通信端末を利用して決済を行う場合に、通信端末のローカル通信機能、または売り手と買い手との協調動作によるローカルの対話を利用して取引識別番号(取引ID(IDentifier))を売り手と買い手との間で共有し、電話番号や電子メールアドレス等の個人にアクセスするためのプライバシー情報を一切漏洩することのない安全かつ安価な利便性の高いモバイル決済基盤を提供することにある。
本発明の決済システムでは、認証サーバにおいて、売り手及び買い手の認証を行う認証手段と、売り手または買い手の依頼によって取引管理サーバの取引ID発行部にて取引に先立って複数の取引IDを発行し、管理DB(DataBase)に取引ID及び売り手または買い手の個人情報を登録する取引ID発行手段と、買い手または売り手の依頼によって取引管理サーバの取引ID検証部にて取引IDを検証し、管理DBに買い手または売り手の個人情報を登録する取引ID検証手段と、売り手端末及び買い手端末の間でローカルに情報交換を行う情報交換手段と、売り手及び買い手の通信端末から決済サーバの決済依頼受領部を介して決済相手(買い手及び売り手)に決済依頼する決済依頼手段と、決済サーバの依頼によって取引管理サーバの取引ID参照部にて管理DBに登録された取引IDに関連する売り手及び買い手の個人情報の参照を行う取引ID参照手段と、決済サーバの決済処理部において決済トランザクションを行う決済手段と、決済サーバの決済結果通知部から売り手及び買い手の少なくとも一方の通信端末に決済結果を通知する決済結果通知手段とを有している。
これによって、本発明の決済システムでは、売り手や買い手が、取引IDを介してのみ相互に通信を行い、決済サーバが売り手や買い手の個人情報を一切送信しないため、決済においてプライバシーを確保することが可能となる。ここで、個人情報としては、クレジットカード番号や銀行の口座番号のみならず、電話番号、電子メールアドレス、WebサイトのURL(Uniform Resource Locator)等、あらゆる個人情報を送信しない。
また、本発明の決済システムでは、共有した取引IDの有効性を決済前に互に検証することによって、認証された売り手や買い手以外が決済に入り込む余地がなくなるため、安全に決済を行うことが可能となる。この場合、取引相手が誰であるかはプライバシーが保護されているために必ずしも知ることはできないが、少なくとも取引相手が信頼できる相手であるということが保証される。
本発明は、売り手と買い手とが店舗にて各々通信端末を利用して決済を行う場合に、通信端末のローカル通信機能、または売り手と買い手との協調動作によるローカルの対話を利用して取引識別番号(取引ID(IDentifier))を売り手と買い手との間で共有することで、決済においてプライバシーを確保することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態による決済システムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の実施の形態による決済システムは、通信網10と、売り手端末11と、買い手端末12と、ローカルI/F(インタフェース)13と、認証サーバ1と、取引管理サーバ2と、管理DB(DataBase)26と、決済サーバ3と、金融機関4とから構成されている。
売り手端末11と、買い手端末12と、認証サーバ1と、取引管理サーバ2と、決済サーバ3とは、プログラム制御によって動作し、移動体通信網等の通信網10を介して相互に接続されている。
図2は本発明の実施の形態による決済システムの動作を示すシーケンスチャートである。これら図1及び図2を参照して本発明の実施の形態による決済システムの動作について説明する。
まず、売り手端末11から認証サーバ1に売り手の認証が依頼されると(図2ステップS01)、認証サーバ1は売り手を認証する(図2ステップS02)。また、売り手端末11から取引管理サーバ2に取引ID(IDentifier)発行が依頼されると(図2ステップS03)、売り手の依頼によって取引管理サーバ2は売り手端末11に取引IDを通知する(図2ステップS04)。この後に、売り手端末11は買い手端末12に取引ID及び取引価格を含む取引情報を通知する(図2ステップS05)。
次に、買い手端末12から認証サーバ1に買い手の認証が依頼されると(図2ステップS06)、認証サーバ1は買い手を認証する(図2ステップS07)。また、買い手が取引管理サーバ2に買い手端末12の取引IDの検証を依頼すると(図2ステップS08)、取引管理サーバ2は買い手端末12の取引IDを検証する(図2ステップS09)。この場合には、買い手の検証が成功しなければ、取引を終了する(図2ステップS10)。
買い手端末12から決済サーバ3に決済が依頼されると(図2ステップS11)、決済サーバ3は取引管理サーバ2に取引ID関連情報の参照を依頼し(図2ステップS12)、取引管理サーバ2から取引ID関連情報が通知されると(図2ステップS13)、決済サーバ3を介して金融機関4にてリアルタイムの決済が行われる(図2ステップS14)。この後に、決済サーバ3は買い手端末12に決済結果を通知する(図2ステップS15)。最後に、決済サーバ3は売り手端末11に決済結果を通知する(図2ステップS16)。
このように、本発明の実施の形態では、売り手や買い手が、取引IDを介してのみ相互に通信を行い、決済サーバが売り手や買い手の個人情報を一切送信しないため、決済においてプライバシーを確保することができる。ここで、個人情報としては、クレジットカード番号や銀行の口座番号のみならず、電話番号、電子メールアドレス、WebサイトのURL(Uniform Resource Locator)等、あらゆる個人情報を送信しない。
また、本発明の実施の形態では、共有した取引IDの有効性を決済前に互に検証することによって、認証された売り手や買い手以外が決済に入り込む余地がなくなるため、安全に決済を行うことができる。この場合、取引相手が誰であるかはプライバシーが保護されているために必ずしも知ることはできないが、少なくとも取引相手が信頼できる相手であるということが保証される。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図3は本発明の第1の実施例による売り手端末の構成を示すブロック図である。本発明の第1の実施例による決済システムは、上記の図1に示す本発明の実施の形態による決済システムと同様の構成となっており、その動作は図2に示す動作と同様である。
図3において、売り手端末11は、アンテナ110を介して通信網10との通信が可能な無線通信部111と、認証サーバ1に売り手の認証を依頼する認証依頼部112と、取引管理サーバ2に取引IDの発行を依頼する取引ID発行依頼部113と、取引管理サーバ2から発行された取引IDを受け取る取引ID受領部114と、取引管理サーバ2に取引IDの検証を依頼する取引ID検証依頼部115と、決済サーバ3に決済依頼を通知する決済依頼部116と、決済サーバ3から決済結果を受け取る決済結果受領部117と、これら各部を制御する制御部118と、この制御部118の作業用メモリとして動作するとともに、当該制御部118の制御動作手順をプログラムとして格納するメモリ119とを含んで構成されている。尚、売り手端末11は、図21に示すように、さらにローカル通信部1110を含む場合がある。
図4は本発明の第1の実施例による買い手端末の構成を示すブロック図である。図4において、買い手端末12は、アンテナ120を介して通信網10との通信が可能な無線通信部121と、認証サーバ1に買い手の認証を依頼する認証依頼部122と、取引管理サーバ2に取引IDの発行を依頼する取引ID発行依頼部123と、取引管理サーバ2から発行された取引IDを受け取る取引ID受領部124と、取引管理サーバ2に取引IDの検証を依頼する取引ID検証依頼部125と、決済サーバ3に決済依頼を通知する決済依頼部126と、決済サーバ3から決済結果を受け取る決済結果受領部127と、これら各部を制御する制御部128と、この制御部128の作業用メモリとして動作するとともに、当該制御部128の制御動作手順をプログラムとして格納するメモリ129とを含んで構成されている。尚、買い手端末12は、図22に示すように、さらにローカル通信部1210を含む場合がある。
ローカルI/F13は、売り手端末11及び買い手端末12間の情報交換を行う。尚、本機能は、例えば買い手が買い手端末12の表示画面から情報を確認し、それを口頭の対話で売り手に伝達し、売り手が売り手端末11の入力部(図示せず)を介して売り手端末11に入力する場合を含んでいる。認証サーバ1は、売り手端末11及び買い手端末12各々の通信端末からの認証依頼に基づいて、売り手及び買い手を認証する機能を有している。
図5は本発明の第1の実施例による取引管理サーバの構成を示すブロック図である。図5において、取引管理サーバ2は、売り手端末11及び買い手端末12各々の通信端末に取引IDを発行する取引ID発行部21と、売り手端末11及び買い手端末12各々の通信端末から受信した取引IDを検証する取引ID検証部22と、決済サーバ3から受信した取引IDの関連情報を参照して決済サーバ3に送信する取引ID参照部23と、これら各部を制御する制御部24と、この制御部24の作業用メモリとして動作するとともに、当該制御部24の制御動作手順をプログラムとして格納するメモリ25とを含んで構成されている。
図6は本発明の第1の実施例による管理DBの構成を示す図である。管理DB26は、取引IDや売り手及び買い手各々の個人情報を登録し、それらを検索する機能を有している。個人情報としては、例えば、個人の識別番号、電話番号、口座番号、電子メールアドレス等がある。つまり、図6において、管理DB26は、「取引ID」、「発行番号」、「発行者端末ID」、「発行者口座ID」、「発行者アドレス」、「取引相手端末ID」、「取引相手口座ID」、「取引相手アドレス」、「発行日時」、「制約条件」等の情報が格納されている。
図7は本発明の第1の実施例による決済サーバの構成を示すブロック図である。図7において、決済サーバ3は、売り手端末11または買い手端末12各々の通信端末から決済依頼を受けて取引相手の通信端末に決済依頼を送信し、その結果を受領する決済依頼受領部31と、金融機関4に決済処理を依頼する決済処理部32と、売り手端末11及び買い手端末12各々の通信端末に決済処理の結果を通知する決済結果通知部33と、決済サーバ3から取引IDに紐付いた売り手及び買い手の個人情報を参照する取引ID参照部34と、これら各部を制御する制御部35と、この制御部35の作業用メモリとして動作するとともに、当該制御部35の制御動作手順をプログラムとして格納するメモリ36とを含んで構成されている。
金融機関4は、クレジット会社や銀行等の金融機関であって、決済サーバ3からの依頼に基づいて与信及び決済を行う機能を有する。
次に、図1〜図7を参照して本発明の第1の実施例による決済システムの動作について説明する。尚、図2における各装置の動作は、各装置を構成する制御部がメモリのプログラムを実行することで実現される。
まず、売り手端末11から認証サーバ1に売り手の認証が依頼されると(図2ステップS01)、認証サーバ1は売り手を認証する(図2ステップS02)。また、売り手端末11から取引管理サーバ2に取引ID(IDentifier)発行が依頼されると(図2ステップS03)、売り手の依頼によって取引管理サーバ2は売り手端末11に取引IDを通知する(図2ステップS04)。この後に、売り手端末11は買い手端末12に取引ID及び取引価格を含む取引情報を通知する(図2ステップS05)。
次に、買い手端末12から認証サーバ1に買い手の認証が依頼されると(図2ステップS06)、認証サーバ1は買い手を認証する(図2ステップS07)。また、買い手が取引管理サーバ2に買い手端末12の取引IDの検証が依頼されると(図2ステップS08)、取引管理サーバ2は買い手端末12の取引IDを検証する(図2ステップS09)。この場合には、買い手の検証が成功しなければ、取引を終了する(図2ステップS10)。
買い手端末12から決済サーバ3に決済が依頼されると(図2ステップS11)、決済サーバ3は取引管理サーバ2に取引ID関連情報の参照を依頼し(図2ステップS12)、取引管理サーバ2は決済サーバ3に取引ID関連情報を通知する(図2ステップS13)。そして、決済サーバ3を介して金融機関4にてリアルタイムの決済が行われ(図2ステップS14)、決済サーバ3は買い手端末12に決済結果を通知する(図2ステップS15)。最後に、決済サーバ3は売り手端末11に決済結果を通知する(図2ステップS16)。
このように、本実施例では、売り手や買い手が、取引IDを介してのみ相互に通信を行い、決済サーバが売り手や買い手の個人情報を一切送信しないため、決済においてプライバシーを確保することができる。ここで、個人情報としては、クレジットカード番号や銀行の口座番号のみならず、電話番号、電子メールアドレス、WebサイトのURL等、あらゆる個人情報を送信しない。
また、本実施例では、共有した取引IDの有効性を決済前に互に検証することによって、認証された売り手や買い手以外が決済に入り込む余地がなくなるため、安全に決済を行うことができる。この場合、取引相手が誰であるかはプライバシーが保護されているために必ずしも知ることはできないが、少なくとも取引相手が信頼できる相手であるということが保証される。
このように、本実施例では、売り手端末11にも決済結果が通知されるため、買い手または決済サーバ3に支払い状況を確認する手間が不要となり、店舗での支払いに時間がかかるという問題を解決することができる。特に、レジ待ちの多いコンビニエンスストア等の店舗であれば、その効果は顕著である。
図8は本発明の第1の実施例による決済システムの動作を説明するための図である。この図8を参照して、上述した実施例を更に良く理解するために、本発明の特徴部分である図1の取引管理サーバ2周辺の動作について具体的に説明する。図8を参照すると、図1に示す決済システムの構成における売り手端末11と、買い手端末12と、取引管理サーバ2と、決済サーバ3と、管理DB26とのみを抽出して示している。
売り手が売り手端末11を利用して事前に取引IDを取得し、買い手が買い手端末12を利用して決済を行う場合について考える。管理DB26には、例えば、図7に示すように、「取引ID」、「発行番号」、「発行者端末ID」、「発行者口座ID」、「発行者アドレス」、「取引相手端末ID」、「取引相手口座ID」、「取引相手アドレス」、「発行日時」、「制約条件」等の情報が格納されているものとする。「制約条件」は取引を行う際の各種制約を格納する。例えば、この「制約条件」には、取引IDの有効期間、取引IDの利用可能店舗の地理的範囲、利用限度額等がある。
まず、売り手端末11から取引管理サーバ2に取引ID発行が依頼されると(図8の信号a、図2ステップS03)、取引管理サーバ2は管理DB26に新規レコードを追加する(図8の信号b)。管理DB26に追加される情報は、「取引ID」、「発行番号」、「発行者端末ID」、「発行者口座ID」、「発行者アドレス」、「発行日時」、「制約条件」等がある。
取引管理サーバ2から売り手端末11に取引IDが通知されると(図8の信号c、図2ステップS04)、売り手端末11は買い手端末12に取引ID及び取引価格を含む取引情報を通知する(図8の信号d、図2ステップS05)。買い手が取引管理サーバ2に買い手端末12の取引IDの検証を依頼すると(図8の信号e、図2ステップS08)、取引管理サーバ2は買い手端末12の取引IDを検証する(図8の信号f、図2ステップS09)。この場合、買い手が買い手端末12にて取引管理サーバ2から検証結果を受け取る(図7の信号g)。
買い手端末12から決済サーバ3に決済依頼が通知されると(図8の信号h、図2ステップS11)、決済サーバ3は取引管理サーバ2に取引ID関連情報の参照を依頼する(図8の信号i、図2ステップS12)。その際、取引管理サーバ2は管理DB26に対してレコード更新を行う(図8の信号j)。更新される情報は、「取引相手端末ID」、「取引相手口座ID」、「取引相手アドレス」等がある。
取引管理サーバ2から決済サーバ3に取引ID関連情報が通知されると(図8の信号k、図2ステップS13)、決済サーバ3は買い手端末12に決済結果を通知する(図8の信号l、図2ステップS15)。最後に、買い手端末12が売り手端末11に決済結果を通知する(図8の信号m、図8ステップS24)。
上述したように、本発明では、取引IDを実際の取引情報と紐付けるのではなく、「発行番号」、「発行者端末ID」、「発行者口座ID」、「発行者アドレス」等と紐付けることによって、事前に複数の取引IDを売り手端末11にプールしておくことができ、取引時のリアルタイムの取引IDの発行を行う必要のない高速な決済処理を行うことができる。
また、本発明では、同じ店舗で複数回の決済を行う場合に、本人の認証を繰り返す必要がないため、売り手及び買い手の利便性が高いという効果が得られる。さらに、本発明では、売り手端末11が事前に取引IDを取得していた場合、買い手端末12経由で取引結果の情報を共有すれば、売り手端末11がオフラインであっても決済することができるため、売り手及び買い手の利便性が高いという効果が得られる。
尚、本発明では、売り手端末11としてPOS(Point Of Sales)端末を想定し、買い手端末12として携帯電話機を想定して記述しているが、加盟店登録等の処理を行う必要がないため、売り手端末11が携帯電話機であっても、上記と同様に構成することが可能である。
このように、本発明では、売り手や買い手が取引IDを介してのみ相互に通信を行い、決済サーバ3が売り手や買い手の個人情報を一切送信しないため、決済においてプライバシーを確保することができる。個人情報としては、クレジットカード番号や銀行の口座番号のみならず、電話番号、電子メールアドレス、WebサイトのURL等、あらゆる個人情報を送信しない。
また、本発明では、共有した取引IDの有効性を決済前に互に検証することによって、認証された売り手や買い手以外が決済に入り込む余地がなくなるため、安全に決済することができる。取引相手が誰であるかはプライバシーが保護されているために必ずしも知ることはできないが、少なくとも取引相手が信頼できる相手であるということが保証される。
図9は本発明の第2の実施例による決済システムの動作を示すシーケンスチャートである。本発明の第2の実施例による決済システムは、上記の図1に示す本発明の実施の形態による決済システムと同様の構成となっている。これら図1及び図9を参照して本発明の第2の実施例による決済システムの動作について説明する。尚、図9における各装置の動作は、各装置を構成する制御部がメモリのプログラムを実行することで実現される。
まず、売り手端末11から認証サーバ1に売り手の認証が依頼されると(図9ステップS01)、認証サーバ1は売り手を認証する(図9ステップS02)。売り手端末11から取引管理サーバ2に取引ID発行が依頼されると(図9ステップS03)、売り手の依頼によって取引管理サーバ2は売り手端末11に取引IDを通知する(図9ステップS04)。この後に、売り手端末11は買い手端末12に取引ID及び取引価格を含む取引情報を通知する(図9ステップS05)。
買い手端末12から認証サーバ1に買い手の認証が依頼されると(図9ステップS06)、認証サーバ1は買い手を認証する(図9ステップS07)。買い手が取引管理サーバ2に買い手端末12の取引IDの検証を依頼すると(図9ステップS08)、取引管理サーバ2は買い手端末12の取引IDを検証する(図9ステップS09)。この場合には、買い手の検証が成功しなければ、取引を終了する(図9ステップS10)。
買い手端末12から決済サーバ3に決済が依頼されると(図8ステップS11)、決済サーバ3は取引管理サーバ2に取引ID関連情報の参照を依頼する(図9ステップS12)。取引管理サーバ2から決済サーバ3に取引ID関連情報が通知されると(図9ステップS13)、決済サーバ3を介して金融機関4にてリアルタイムの決済が行われ(図9ステップS14)、決済サーバ3は買い手端末12に決済結果を通知する(図9ステップS15)。最後に、買い手端末12は売り手端末11に決済結果を通知する(図9ステップS24)。
このように、本実施例では、売り手端末11に決済結果が通知されない場合に、買い手は決済完了結果(領収書)を売り手に提示して、確認してもらう方法を示している。提示の方法としては、領収書の画面を目視して確認する方法の他、図20及び図21に示すように、売り手端末11のローカル通信部1110及び買い手端末12のローカル通信部1210において、IC(Integrated Circuit)カードリーダに利用される近距離無線(RFID:Radio Frequency IDentification)やIrDA(Infrared Data Association)等の赤外線やQR(Quick Response)コード(2次元バーコード)等の各種バーコード等、多様なローカルインターフェース(ローカルI/F)を利用することができる。
図10は本発明の第3の実施例による決済システムの動作を示すシーケンスチャートである。本発明の第3の実施例による決済システムは、上記の図1に示す本発明の実施の形態による決済システムと同様の構成となっている。また、図10においては図9の動作を一部変更しており、その変更部分のみを図示している。これら図1と図9と図10とを参照して本発明の第3の実施例による決済システムの動作について説明する。尚、図10における各装置の動作は、各装置を構成する制御部がメモリのプログラムを実行することで実現される。
まず、売り手端末11から認証サーバ1に売り手の認証が依頼されると(図9ステップS01)、認証サーバ1は売り手を認証する(図9ステップS02)。売り手端末11から取引管理サーバ2に取引ID発行が依頼されると(図9ステップS03)、売り手の依頼によって取引管理サーバ2は売り手端末11に取引IDを通知する(図9ステップS04)。この後に、売り手端末11は買い手端末12に取引IDを通知する(図10ステップS051)。
買い手端末12から認証サーバ1に買い手の認証が依頼されると(図10ステップS06)、認証サーバ1は買い手を認証する(図10ステップS07)。また、買い手が取引管理サーバ2に買い手端末12の取引IDの検証を依頼すると(図10ステップS08)、取引管理サーバ2は買い手端末12の取引IDを検証する(図10ステップS09)。この場合には、買い手の検証が成功しなければ、取引を終了する(図10ステップS10)。
売り手端末11から取引管理サーバ2に取引ID及び取引価格を含む取引情報の通知が依頼されると(図10ステップS052)、取引管理サーバ2は管理DB26に対して買い手端末12のアドレスを参照し(図10ステップS131)、買い手端末12に取引情報を通知する(図10ステップS132)。
買い手端末12から決済サーバ3に決済が依頼されると(図9ステップS11)、決済サーバ3は取引管理サーバ2に取引ID関連情報の参照を依頼する(図9ステップS12)。取引管理サーバ2から決済サーバ3に取引ID関連情報を通知されると(図9ステップS13)、決済サーバ3を介して金融機関4にてリアルタイムの決済が行われ(図9ステップS14)、決済サーバ3は買い手端末12に決済結果を通知する(図9ステップS15)。最後に、買い手端末12は売り手端末11に決済結果を通知する(図9ステップS24)。
このように、本実施例では、売り手端末11と買い手端末12との間のローカルI/F13において、送信データ量に限界がある場合の例を示している。本実施例では、送信データ量に限界があったとしても取引管理サーバ2を介して、問題なく取引情報を共有することができる。
例えば、店舗の利用客は、以下の手順で買い物を行う。売り手が売り手端末11にて既に認証を行っていることを前提とすると、まず、買いたい商品を選択し、レジに持参する。次に、売り手が持参された商品を確認し、合計価格を計算するのを待つ間に、買い手が買い手端末12にて認証を行う(必要に応じて暗証番号入力動作)。また、ICカードリーダ(図示せず)を利用して、取引情報(請求書)を受信する(1回のかざす動作)。尚、買い手の認証はこの後に行っても構わない。
さらに、買い手端末12のアプリケーションが取引情報の受信をトリガーにして自動的に起動し、そこで決済を行う(1回のクリック動作)。さらにまた、売り手が決済完了結果通知を受け取るのを待つ。最後に、買い手がレジに持参した商品を持ち帰る。もし、売り手が決済完了結果通知を受け取らない場合には、ICカードリーダを利用して、買い手の決済完了結果を送信し(1回のかざす動作)、最後に、買い手がレジに持参した商品を持ち帰る。
ここで、買い手が買い忘れた商品を思い出したとすると、まず、買い忘れた商品を選択し、レジに持参する。次に、売り手が持参された商品を確認し、合計価格を計算するのを待つ。また、ICカードリーダを利用して、取引情報(請求書)を受信する(1回のかざす動作)。さらに、買い手端末12の自動的に起動したアプリケーションで決済を行う(1回のクリック動作)。さらにまた、売り手が決済完了結果通知を受け取るのを待つ。最後に、買い手がレジに持参した商品を持ち帰る。もし、同じ店舗で買い物を行うことがなければ、買い手端末12のアプリケーションを終了する。
上述したように、同じ店舗で同じ買い手が複数回の取引を行う場合には、事前に複数取得した取引IDを使い回すことによって、最初から同じ手順を繰り返すことなく、冗長な手順をスキップし、高速で利便性の高い決済を行うことができる。
図11は本発明の第4の実施例による決済システムの動作を示すシーケンスチャートである。本発明の第4の実施例による決済システムは、上記の図1に示す本発明の実施の形態による決済システムと同様の構成となっている。これら図1及び図11を参照して本発明の第4の実施例による決済システムの動作について説明する。尚、図11における各装置の動作は、各装置を構成する制御部がメモリのプログラムを実行することで実現される。
まず、売り手端末11から認証サーバ1に売り手の認証が依頼されると(図11ステップS01)、認証サーバ1は売り手を認証する(図11ステップS02)。続いて、買い手端末12から認証サーバ1に買い手の認証が依頼されると(図11ステップS06)、認証サーバ1は買い手を認証する(図11ステップS07)。
買い手端末12から取引管理サーバ3に取引ID発行が依頼されると(図11ステップS17)、買い手の依頼によって取引管理サーバ3は買い手端末12に取引IDを通知する(図11ステップS18)。買い手端末12は売り手端末11に取引IDを通知する(図11ステップS19)。
売り手が取引管理サーバ3に売り手端末11の取引IDの検証を依頼すると(図11ステップS20)、取引管理サーバ3は売り手端末11の取引IDを検証する(図11ステップS21)。この場合には、売り手の検証が成功しなければ、取引を終了する(図11ステップS22)。
売り手端末11から決済サーバ3に決済が依頼されると(図11ステップS23)、決済サーバ3は取引管理サーバ2に取引ID関連情報の参照を依頼し(図11ステップS12)、取引管理サーバ2から取引ID関連情報が通知されると(図11ステップS13)、決済サーバ3を介して金融機関4にてリアルタイムの決済が行われる(図11ステップS14)。この後に、決済サーバ3は買い手端末12に決済結果を通知する(図11ステップS15)。最後に、決済サーバ3は売り手端末11に決済結果を通知する(図11ステップS16)。
このように、本実施例では、売り手端末11と買い手端末12とが入れ替わった形態でも実施できることを示している。つまり、本実施例では、売り手と買い手のどちらが主導でも取引IDを取得することができ、管理DB26に売り手と買い手との情報が登録されていれば、どちらが主導でも決済可能な構成となっているため、決済を行う際の自由度が高く、利便性が高いという効果が得られる。取引価格に関しては、決済を行う側が最終的に決定することになるが、売り手と買い手とは店舗で対面しているという状況なので、両者の合意があることを前提としている。
もし、取引価格で問題が起きることが想定される場合には、取引価格に関して両者の合意を得る手順を追加することが必要となるが、本実施例では、それらの手順の追加を容易に行うことができる。
図12は本発明の第4の実施例による決済システムの動作を説明するための図である。この図12を参照して、上述した実施例を更に良く理解するために、本発明の特徴部分である図1の取引管理サーバ2周辺の動作について具体的に説明する。図12を参照すると、図1に示す決済システムの構成における売り手端末11と、買い手端末12と、取引管理サーバ2と、決済サーバ3と、管理DB26とのみを抽出して示している。
買い手が買い手端末12を利用して事前に取引IDを取得し、売り手が売り手端末11を利用して決済を行う場合について考える。管理DB26には、例えば、図7に示すように、「取引ID」、「発行番号」、「発行者端末ID」、「発行者口座ID」、「発行者アドレス」、「取引相手端末ID」、「取引相手口座ID」、「取引相手アドレス」、「発行日時」、「制約条件」等の情報が格納されているものとする。「制約条件」は取引を行う際の各種制約を格納する。例えば、この「制約条件」には、取引IDの有効期間、取引IDの利用可能店舗の地理的範囲、利用限度額等がある。
まず、買い手端末12から取引管理サーバ2に取引ID発行を依頼すると(図12の信号a’、図11ステップS17)、取引管理サーバ2は管理DB26に新規レコードを追加する(図12の信号b’)。追加される情報は、「取引ID」、「発行番号」、「発行者端末ID」、「発行者口座ID」、「発行者アドレス」、「発行日時」、「制約条件」等がある。
取引管理サーバ2から買い手端末12に取引IDを通知すると(図12の信号c’、図11ステップS18)、買い手端末12は売り手端末11に取引ID及び取引価格を含む取引情報を通知する(図12の信号d’、図11ステップS19)。売り手が取引管理サーバ2に売り手端末11の取引IDの検証を依頼すると(図12の信号e’、図11ステップS20)、取引管理サーバ2は売り手端末11の取引IDを検証する(図12の信号f’、図11ステップS21)。この場合、売り手が売り手端末11にて取引管理サーバ2から検証結果を受け取る(図12の信号g’)。
売り手端末11から決済サーバ3に決済を依頼すると(図12の信号h’、図11ステップS23)、決済サーバ3は取引管理サーバ2に取引ID関連情報の参照を依頼する(図12の信号i’、図11ステップS12)。その際、取引管理サーバ2は管理DB26に対してレコード更新を行う(図12の信号j’)。更新される情報は、「取引相手端末ID」、「取引相手口座ID」、「取引相手アドレス」等がある。
取引管理サーバ2から決済サーバ3に取引ID関連情報を通知すると(図12の信号k’、図11ステップS13)、決済サーバ3は買い手端末12に決済結果を通知する(図12の信号l’、図11ステップS15)。最後に、決済サーバ3は売り手端末11に決済結果を通知する(図12の信号m’、図11ステップS16)。
上述したように、本発明では、取引IDを実際の取引情報と紐付けるのではなく、「発行番号」、「発行者端末ID」、「発行者口座ID」、「発行者アドレス」等と紐付けることによって、事前に複数の取引IDを買い手端末12にプールしておくことができ、取引時のリアルタイムの取引IDの発行を行う必要のない高速な決済処理を行うことができる。
また、本発明では、同じ店舗で複数回の決済を行う場合に、本人の認証を繰り返す必要がないため、売り手及び買い手の利便性が高いという効果が得られる。さらに、買い手端末12が事前に取引IDを取得していた場合、売り手端末11経由で取引結果の情報を共有すれば、買い手端末12がオフラインであっても決済することができるため、売り手及び買い手の利便性が高いという効果が得られる。
尚、本発明では、売り手端末11としてPOS端末を想定し、買い手端末12として携帯電話機を想定して記述しているが、加盟店登録等の処理を行う必要がないため、売り手端末11が携帯電話機であっても、上記と同様に構成することが可能である。
図13は本発明の第5の実施例による決済システムの動作を示すシーケンスチャートである。本発明の第5の実施例による決済システムは、上記の図1に示す本発明の実施の形態による決済システムと同様の構成となっている。これら図1及び図13を参照して本発明の第5の実施例による決済システムの動作について説明する。尚、図13における各装置の動作は、各装置を構成する制御部がメモリのプログラムを実行することで実現される。
まず、買い手端末12から認証サーバ1に買い手の認証が依頼されると(図13ステップS06)、認証サーバ1は買い手を認証する(図13ステップS07)。続いて、買い手端末12から取引管理サーバ3に取引ID発行が依頼されると(図13ステップS17)、買い手の依頼によって取引管理サーバ3は買い手端末12に取引IDを通知する(図13ステップS18)。買い手端末12は売り手端末11に取引IDを通知する(図13ステップS19)。
この後に、売り手端末11は買い手端末12に取引ID及び取引価格を含む取引情報を通知し(図13ステップS05)、買い手端末12に売り手端末11のアドレスを通知する(図13ステップS25)。買い手端末12から決済サーバ3に決済が依頼されると(図13ステップS11)、決済サーバ3は取引管理サーバ2に取引ID関連情報の参照を依頼し(図13ステップS12)、取引管理サーバ2から取引ID関連情報が通知されると(図13ステップS13)、決済サーバ3を介して金融機関4にてリアルタイムの決済が行われる(図13ステップS14)。この後に、決済サーバ3は買い手端末12に決済結果を通知する(図13ステップS15)。最後に、決済サーバ3は売り手端末11に決済結果を通知する(図13ステップS16)。
このように、本実施例では、売り手が個人でない等、プライバシーを考慮する必要がない場合の例を示している。この場合には、取引IDの検証を行うステップが不要になる等、より高速な決済を行うことができる。
図14は本発明による決済システムの取引ID発行動作を説明するための図である。この図14を参照して、上述した本発明の各実施例を更に良く理解するために、本発明の特徴部分である図8の信号b及び図12の信号b’を用いる取引ID発行動作について具体的に説明する。
本発明では、発行日時、発行番号、発行者情報を各々バイナリ形式で表現する。説明を簡単化するために、発行番号は当該年度の通し番号であるとし、発行者情報は端末ID、口座ID、電子メールアドレスとから構成されるものとする。まず、本発明では、発行日時と発行番号とを連結し、一意の発行IDを生成する。
また、本発明では、発行者情報を例えば3つ(部分情報1、部分情報2、部分情報3)に分割し、各々一意の発行IDと連結する(一意の発行ID+部分情報1、一意の発行ID+部分情報2、一意の発行ID+部分情報3)。さらに、本発明では、連結した各々のハッシュ値を計算し、最後に、一意の発行IDと3つのハッシュ値(ハッシュ値1、ハッシュ値2、ハッシュ値3)を連結させて取引IDを生成する。
上述したように、本発明では、取引IDをハッシュ関数を利用して生成することによって、安全かつ高速な処理を行いながら、第三者が不正になりすましを行うことを防御することが可能である。
図15は本発明による決済システムの取引ID検証動作を説明するための図である。この図15を参照して、上述した本発明の各実施例を更に良く理解するために、本発明の特徴部分である図8の信号f及び図12の信号f’を用いた取引ID検証動作について具体的に説明する。
本発明では、上記の取引ID発行動作で発行された取引IDを一意の発行IDと3つのハッシュ値とを連結させたもの(一意の発行ID+ハッシュ値1+ハッシュ値2+ハッシュ値3)(第1の連結情報とする)に分解する。次に、本発明では、一意の発行IDを発行日時と発行番号とに分解し、発行日時と発行番号とから管理DB26を検索し、発行者情報を特定する。
また、本発明では、その発行者情報を例えば3つ(部分情報1、部分情報2、部分情報3)に分割し、各々一意の発行IDと連結する(一意の発行ID+部分情報1、一意の発行ID+部分情報2、一意の発行ID+部分情報3)。さらに、本発明では、連結した各々のハッシュ値を計算し、3つのハッシュ値を連結する(ハッシュ値1+ハッシュ値2+ハッシュ値3)(第2の連結情報とする)。最後に、本発明では、第1の連結情報及び第2の連結情報各々の3つのハッシュ値を連結させたもの同士でバイナリ比較を行い、同一であることを検証する。
上述したように、本発明では、取引IDを検証することによって、第三者が不正になりすましを試みた場合に、安全かつ高速な処理を行いながら、それを検知することが可能である。また、本発明では、一意の取引IDを利用しているため、取引IDが重複することがなく、取引のトレーサビリティが高まるという効果も得られる。
図16は本発明の第6の実施例による決済システムの構成を示すブロック図である。図16において、本発明の第6の実施例による決済システムは、上述した本発明の各実施例による決済システムと基本構成は同じであるが、通信網10の内部構成が一部異なっている。つまり、通信網10は、図16にその差分の機能を示しているように、アドレス変換サーバ101と、通信サーバ102とを含んでいる。
アドレス変換サーバ101は発行者のアドレスを登録し、取引相手のアドレスを登録するアドレス登録機能と、一時アドレスと本来のアドレスとの間のアドレス変換を行うアドレス変換機能とを有している。通信サーバ102は変換が必要なアドレスをアドレス変換サーバ101に問合せ、変換されたアドレスに対して通信を行う機能を有している。
図17〜図19は図16のアドレス変換サーバ101及び通信サーバ102の動作を示すシーケンスチャートである。本発明の第6の実施例による決済システムの動作は図13に示す本発明の第5の実施例による決済システムと同様の動作となっているので、図1と図13と図17〜図19とを参照して本発明の第6の実施例による決済システムの動作について説明する。尚、図17〜図19における各装置の動作は、各装置を構成する制御部がメモリのプログラムを実行することで実現される。
まず、売り手端末11から認証サーバ1に売り手の認証が依頼されると(図13ステップS01)、認証サーバ1は売り手を認証する(図13ステップS02)。買い手端末12から認証サーバ1に買い手の認証が依頼されると(図13ステップS06)、認証サーバ1は買い手を認証する(図13ステップS07)。
買い手端末12から取引管理サーバ2に取引ID発行が依頼されると(図13ステップS17)、取引管理サーバ2は買い手の一時アドレスを生成し、アドレス変換サーバ101に通知する(図17ステップS18内のS1801)。アドレス変換サーバ101は買い手の一時アドレスを登録する(図17ステップS26)。買い手の依頼によって取引管理サーバ2から買い手端末12に取引IDを通知すると(図13ステップS18)、買い手端末12は売り手端末11に取引IDを通知する(図13ステップS19)。
売り手が取引管理サーバ2に売り手端末11の取引IDの検証を依頼すると(図13ステップS20)、取引管理サーバ2は売り手の一時アドレスを生成し、アドレス変換サーバ101に通知する(図18ステップS21内のS1801)。アドレス変換サーバ101は売り手の一時アドレスを登録する(図18ステップS26)。取引管理サーバ2は売り手端末11の取引IDを検証する(図13ステップS21)。この場合には、売り手の検証が成功しなければ、取引を終了する(図13ステップS22)。
売り手端末11から決済サーバ3に決済が依頼されると(図13ステップS23)、決済サーバ3は取引管理サーバ2に取引ID関連情報の参照を依頼し(図13ステップS12)、取引管理サーバ2から決済サーバ3に取引ID関連情報が通知されると(図13ステップS13)、決済サーバ3を介して金融機関4にてリアルタイムの決済が行われる(図13ステップS14)。
この時、決済サーバ3は売り手の一時アドレスをアドレス変換サーバ101に通知し(図19ステップS1501)、アドレス変換サーバ101は売り手の一時アドレスを本来のアドレスに変換する(図19ステップS27)。この場合、決済サーバ3は買い手端末12に決済結果を通知する(図13ステップS15)。
決済サーバ3は売り手の一時アドレスをアドレス変換サーバ101に通知し(図19ステップS1501)、アドレス変換サーバ101は売り手の一時アドレスを本来のアドレスに変換する(図19ステップS27)。最後に、決済サーバ3は売り手端末11に決済結果を通知する(図13ステップS16)。
上述したように、本実施例では、一時アドレスを生成し、アドレス変換サーバ101にてアドレス変換することによって、安全でない通信路上で電子メールアドレスを盗聴された場合に、その影響を軽減することが可能である。
尚、本実施例では、上述した本発明の第5の実施例に沿って説明しているが、本発明の他の実施例を利用した場合にも、上記と同様に説明することができ、同様の効果が得られることは言うまでもない。
図20は本発明の第7の実施例による売り手端末の構成を示すブロック図である。本発明の第7の実施例による決済システムは、上記の図1に示す本発明の実施の形態による決済システムと同様の構成となっており、その動作は図2に示す動作と同様である。また、図20において、本発明の第7の実施例による売り手端末11は、ローカル通信部1110を設けた以外は図3に示す本発明の第1の実施例による売り手端末11と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。
図21は本発明の第7の実施例による買い手端末の構成を示すブロック図である。図21において、本発明の第7の実施例による買い手端末12は、ローカル通信部1210を設けた以外は図4に示す本発明の第1の実施例による買い手端末12と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。
本発明の第7の実施例では、売り手端末11及び買い手端末12各々にローカル通信部1110,1210を設け、これらローカル通信部1110,1210を通して売り手端末11と買い手端末12との間のローカルの対話を利用して取引IDを売り手と買い手との間で共有している。これによって、本実施例では、電話番号や電子メールアドレス等の個人にアクセスするためのプライバシー情報を一切漏洩することのない安全かつ安価な利便性の高いモバイル決済基盤を提供することができる。
図22は本発明の第8の実施例による売り手端末の構成を示すブロック図である。本発明の第8の実施例による決済システムは、上記の図1に示す本発明の実施の形態による決済システムと同様の構成となっている。
また、図22において、本発明の第8の実施例による売り手端末11は自動販売機であり、商品提供部1111を設けた以外は図20に示す本発明の第7の実施例による売り手端末11と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。商品提供部1111は、自動販売機に保存された商品を買い手に提供するための商品提供機能を有している。
図23は本発明の第8の実施例による決済システムの動作例を示すシーケンスチャートである。これら図1と図22と図23とを参照して本発明の第8の実施例による決済システムの動作について説明する。尚、図23における各装置の動作は、各装置を構成する制御部がメモリのプログラムを実行することで実現される。
まず、売り手端末11から認証サーバ1に売り手の認証が依頼されると(図23ステップS01)、認証サーバ1は売り手を認証する(図23ステップS02)。売り手端末11から取引管理サーバ2に取引ID発行が依頼されると(図23ステップS03)、売り手の依頼によって取引管理サーバ2は売り手端末11に取引IDを通知する(図23ステップS04)。売り手端末11は買い手端末12に取引ID及び取引価格を含む取引情報を通知する(図23ステップS05)。
買い手端末12から認証サーバ1に買い手の認証が依頼されると(図23ステップS06)、認証サーバ1は買い手を認証する(図23ステップS07)。また、買い手が取引管理サーバ2に買い手端末12の取引IDの検証を依頼すると(図23ステップS08)、取引管理サーバ2は買い手端末12の取引IDを検証する(図23ステップS09)。この場合には、買い手の検証が成功しなければ、取引を終了する(図23ステップS10)。
買い手端末12から決済サーバ3に決済が依頼されると(図23ステップS11)、決済サーバ3は取引管理サーバ2に取引ID関連情報の参照を依頼し(図23ステップS12)、取引管理サーバ2から取引ID関連情報が通知されると(図23ステップS13)、決済サーバ3を介して金融機関4にてリアルタイムの決済が行われる(図23ステップS14)。決済サーバ3は買い手端末12に決済結果を通知し(図23ステップS15)、売り手端末11に決済結果を通知する(図23ステップS16)。最後に、商品提供部1111からは買い手に商品が通知提供される(図23ステップS28)。
このように、本実施例では、上述した本発明の第1の実施例に沿って説明しているが、本発明の第4の実施例を利用した場合にも、図24に示すように、上記と同様に動作することができ、上記と同様の効果が得られることは言うまでもない。
図25は本発明の第9の実施例による決済システムの構成を示すブロック図である。図25において、本発明の第9の実施例による決済システムは、通信網10と、売り手端末11と、売り手サーバ14と、買い手端末12と、ローカルI/F13と、インターネット15と、ゲートウェイ16と、認証サーバ1と、取引管理サーバ2と、管理DB26と、決済サーバ3と、金融機関4とから構成されている。ここで、売り手端末11、売り手サーバ14、買い手端末12、認証サーバ1、ゲートウェイ16、取引管理サーバ2、決済サーバ3はそれぞれプログラム制御によって動作する。
買い手端末12とゲートウェイ16とは移動体通信網等の通信網10を介して相互に接続されており、売り手端末11と売り手サーバ14とは売り手の内部LANを介して相互に接続されている。また、売り手サーバ14とゲートウェイ16とはインターネット15を介して相互に接続されており、ゲートウェイ16と認証サーバ1と取引管理サーバ2と決済サーバ3とは取引仲介者の内部LANを介して相互に接続されている。
図26は図25に示す売り手サーバ14の構成を示すブロック図である。図26において、売り手サーバ14は、インタネット15との通信が可能な通信部141と、決済の電文を仲介する電文仲介部142と、複数の売り手端末を管理する端末管理部143と、売り手端末を利用するオペレータの認証を行うオペレータ認証部144と、明細書及びジャーナルの管理を行う帳票管理部145と、これら各部を制御する制御部146と、この制御部146の作業用メモリとして動作するとともに、当該制御部146の制御動作手順をプログラムとして格納するメモリ147とを含んで構成されている。
ゲートウェイ16は、通信網10及びインターネット15を介して、認証サーバ1、取引管理サーバ2、決済サーバ3各々の機能を提供する各種機能を有している。上述したように、本実施例では、比較的に一般的なPOS端末とPOSサーバとの構成をとる場合であっても、売り手サーバ14及びゲートウェイ16をパススルーする形で各種の処理を行い、図2及び図12に示す動作と同様の動作を行うことが可能である。
本発明は、店舗にて売り手と買い手とが各々通信端末を利用してデビット決済やクレジット決済を含むリアルタイムの決済を行う場合の任意の商取引に適用することができる。
本発明の実施の形態による決済システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態による決済システムの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施例による売り手端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例による買い手端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例による取引管理サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例による管理DBの構成を示す図である。 本発明の第1の実施例による決済サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例による決済システムの動作を説明するための図である。 本発明の第2の実施例による決済システムの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の第3の実施例による決済システムの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の第4の実施例による決済システムの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の第4の実施例による決済システムの動作を説明するための図である。 本発明の第5の実施例による決済システムの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明による決済システムの取引ID発行動作を説明するための図である。 本発明による決済システムの取引ID検証動作を説明するための図である。 本発明の第6の実施例による決済システムの構成を示すブロック図である。 図16のアドレス変換サーバ及び通信サーバの動作を示すシーケンスチャートである。 図16のアドレス変換サーバ及び通信サーバの動作を示すシーケンスチャートである。 図16のアドレス変換サーバ及び通信サーバの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の第7の実施例による売り手端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施例による買い手端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第8の実施例による売り手端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第8の実施例による決済システムの動作例を示すシーケンスチャートである。 本発明の第8の実施例による決済システムの他の動作例を示すシーケンスチャートである。 本発明の第9の実施例による決済システムの構成を示すブロック図である。 図25に示す売り手サーバの構成を示すブロック図である。 従来の決済システムの動作を説明するための図である。
符号の説明
1 認証サーバ
2 取引管理サーバ
3 決済サーバ
4 金融機関
10 通信網
11 売り手端末
12 買い手端末
13 ローカルI/F
14 売り手サーバ
15 インターネット
16 ゲートウェイ
21 取引ID発行部
22 取引ID検証部
23 取引ID参照部
24,34,118,
128,146 制御部
25,35,119,
129,147 メモリ
26 管理DB
31 決済依頼受領部
32 決済処理部
33 決済結果通知部
34 取引ID参照部
101 アドレス変換サーバ
102 通信サーバ
110,120 アンテナ
111,121 無線通信部
112,122 認証依頼部
113,123 取引ID発行依頼部
114,124 取引ID受領部
115,125 取引ID検証依頼部
116,126 決済依頼部
117,127 決済結果受領部
141 通信部
142 電文仲介部
143 端末管理部
144 オペレータ認証部
145 帳票管理部
1110,1210 ローカル通信部
1111 商品提供部

Claims (16)

  1. 商品の売り手が使用する売り手端末と、前記商品の買い手が使用する買い手端末と、前記売り手及び前記買い手各々の認証を行う認証サーバとを含む決済システムであって、
    前記売り手または前記買い手の依頼によって前記商品の取引に先立って複数の取引識別情報を発行しかつ前記取引識別情報及び当該取引識別情報に紐付いた売り手及び買い手のうちの一方の個人情報を登録しておき、これらの情報を基に前記売り手端末及び前記買い手端末のうちの他方から提示された取引識別情報を検証する取引管理サーバを有し、
    前記取引管理サーバは、前記認証サーバにて前記売り手端末及び前記買い手端末のうちの一方の認証が行われた後に前記取引識別情報を発行し、
    前記売り手端末と前記買い手端末との間で直接通信を行うためのローカルインタフェースまたは前記売り手と前記買い手との協調動作によるローカルの対話を利用して前記売り手と前記買い手との間で前記取引識別情報を共有し、当該取引識別情報を用いて前記商品を売買する際の決済を行うことを特徴とする決済システム。
  2. 前記ローカルインタフェースは、少なくとも近距離無線と赤外線通信と2次元バーコードとのうちのいずれかであることを特徴とする請求項1記載の決済システム。
  3. 前記買い手端末は、携帯電話機であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の決済システム。
  4. 前記売り手端末は、POS(Point Of Sales)端末であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の決済システム。
  5. 前記売り手端末は、自動販売機であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の決済システム。
  6. 商品の売り手が使用する売り手端末と、前記商品の買い手が使用する買い手端末と、前記売り手及び前記買い手各々の認証を行う認証サーバとを含む決済システムに用いられる取引管理サーバであって、
    前記売り手と前記買い手との間で共有して前記商品を売買する際の決済に用いる取引識別情報を前記売り手または前記買い手の依頼によって前記商品の取引に先立って複数発行しかつ前記取引識別情報及び当該取引識別情報に紐付いた売り手及び買い手のうちの一方の個人情報を登録しておく発行手段と、これら登録された情報を基に前記売り手端末及び前記買い手端末のうちの他方から提示された取引識別情報を検証する手段とを有し、
    前記発行手段は、認証サーバで前記認証が行われた後に前記取引識別情報を発行し、
    前記売り手端末と前記買い手端末との間で直接通信を行うためのローカルインタフェースまたは前記売り手と前記買い手との協調動作によるローカルの対話を利用して前記売り手と前記買い手との間で前記取引識別情報を共有することを特徴とする取引管理サーバ。
  7. 前記ローカルインタフェースが、少なくとも近距離無線と赤外線通信と2次元バーコードとのうちのいずれかであることを特徴とする請求項6記載の取引管理サーバ。
  8. 前記買い手端末が、携帯電話機であることを特徴とする請求項6または請求項7記載の取引管理サーバ。
  9. 前記売り手端末が、POS(Point Of Sales)端末であることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか記載の取引管理サーバ。
  10. 前記売り手端末が、自動販売機であることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか記載の取引管理サーバ。
  11. 商品の売り手が使用する売り手端末と、前記商品の買い手が使用する買い手端末と、前記売り手及び前記買い手各々の認証を行う認証サーバとを含む決済システムに用いる決済方法であって、
    取引管理サーバが、前記売り手または前記買い手の依頼によって前記商品の取引に先立って複数の取引識別情報を発行しかつ前記取引識別情報及び当該取引識別情報に紐付いた売り手及び買い手のうちの一方の個人情報を登録しておく発行処理と、これら登録された情報を基に前記売り手端末及び前記買い手端末のうちの他方から提示された取引識別情報を検証する処理とを実行し、
    前記発行処理において、認証サーバで前記認証が行われた後に前記取引識別情報を発行し、
    前記売り手端末と前記買い手端末との間で直接通信を行うためのローカルインタフェースまたは前記売り手と前記買い手との協調動作によるローカルの対話を利用して前記売り手と前記買い手との間で前記取引識別情報を共有し、当該取引識別情報を用いて前記商品を売買する際の決済を行うことを特徴とする決済方法。
  12. 前記ローカルインタフェースが、少なくとも近距離無線と赤外線通信と2次元バーコードとのうちのいずれかであることを特徴とする請求項11記載の決済方法。
  13. 前記買い手端末が、携帯電話機であることを特徴とする請求項11または請求項12記載の決済方法。
  14. 前記売り手端末が、POS(Point Of Sales)端末であることを特徴とする請求項11から請求項13のいずれか記載の決済方法。
  15. 前記売り手端末が、自動販売機であることを特徴とする請求項11から請求項13のいずれか記載の決済方法。
  16. 商品の売り手が使用する売り手端末と、前記商品の買い手が使用する買い手端末と、前記売り手及び前記買い手各々の認証を行う認証サーバとを含む決済システムにおいて取引管理サーバ内のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記売り手または前記買い手の依頼によって前記商品の取引に先立って複数の取引識別情報を発行しかつ前記取引識別情報及び当該取引識別情報に紐付いた売り手及び買い手のうちの一方の個人情報を登録しておく発行処理と、これら登録された情報を基に前記売り手端末及び前記買い手端末のうちの他方から提示された取引識別情報を検証する処理とを含み、
    前記発行処理において、認証サーバで前記認証が行われた後に前記取引識別情報を発行させ、
    前記売り手端末と前記買い手端末との間で直接通信を行うためのローカルインタフェースまたは前記売り手と前記買い手との協調動作によるローカルの対話を利用して前記売り手と前記買い手との間で前記取引識別情報を共有し、当該取引識別情報を用いて前記商品を売買する際の決済を行わせることを特徴とするプログラム。
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