JP4523317B2 - ディーゼルエンジンの排気浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排気中のNOxをトラップするNOxトラップ触媒と、排気中のPMをトラップするPMトラップとを備えたディーゼルエンジンの排気浄化装置に関する。
ディーゼルエンジンの排気通路には、排気中のNOx(窒素酸化物)を吸着して浄化処理するためのNOxトラップ触媒に加えて、排気中のPM(排気微粒子:Particulate Matter)を吸着して浄化処理するためのPMトラップが設けられる。
NOxトラップ触媒は、そこに流入する排気の空燃比がリーンのときにNOxを吸着して大気への放散を防止し、排気の空燃比がリッチになってO2濃度が低下すると、排気中の還元成分であるHCやCOによりNOxを還元浄化する機能(NOx再生)を有する。
NOx再生は、ディーゼルエンジンの吸気行程における通常の燃料噴射に加えて、排気行程においても燃料を噴射して排気の空燃比を理論空燃比よりも更にリッチ化し、燃料の未燃成分を排気通路に排出してO2濃度を急激に低下させ、還元成分であるHCやCOを増加させるもので、例えば車両が10km走行する毎に10秒〜15秒間に亘って実行される。
PMトラップは排気中のPMをトラップして大気への放散を防止するフィルターで構成される。車両の走行距離が増加するに伴ってPMトラップがPMにより目詰まりして圧損が発生するのを防止すべく、トラップされたPMを燃焼させて浄化するPMトラップ再生が行われる。PMトラップ再生は、前記NOx再生と同様に排気行程においても燃料を噴射して排気の温度を上昇させることでPMを燃焼させるもので、例えば車両が300km〜500km走行する毎に10分〜15分間に亘って実行される。
下記特許文献1には、NOx再生とPMトラップ再生とを同時に行うことで、NOx再生およびPMトラップ再生を別個に行う場合に比べて、空燃比をリッチ化するための燃料消費量を節減するものが記載されている。
特開2003−201828号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたものは、NOx再生の実行時間が僅かに10秒〜15秒程度であるため、そのNOx再生の期間を10分〜15分間に亘るPMトラップ再生の期間と重複させても、大きな燃料節減効果を得ることは困難であった。またNOx再生とPMトラップ再生とを同時に行う場合には、PMトラップの入口での排気温度を高くする必要があり、そのために燃料消費量が増加する問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ディーゼルエンジンの排気浄化に必要な燃料消費量を効果的に節減することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、ディーゼルエンジンの排気通路に、排気の空燃比がリーンのときにNOxをトラップし、排気の空燃比がリッチのときにトラップしたNOxを還元浄化するNOxトラップ触媒と、NOxトラップ触媒の下流側に配置されて排気中のPMをトラップするPMトラップと、NOxトラップ触媒のSOx被毒を検出するSOx被毒検出手段と、SOx被毒検出手段の検出結果に基づいてNOxトラップ触媒のSOx被毒を再生すべきか否かを判定するSOx再生判定手段と、PMトラップに堆積したPMの量を検出するPM堆積量検出手段と、PM堆積量検出手段の検出結果に基づいてPMトラップのPM堆積を再生すべきか否かを判定するPM堆積再生判定手段と、NOxトラップ触媒およびPMトラップ間に空気を供給する空気供給手段と、NOxトラップ触媒を昇温する昇温手段と、PMトラップの温度を検出する温度センサとを備える一方、ディーゼルエンジンEの吸気通路には、NOxトラップ触媒に流入する排気の空燃比をリッチ化する空燃比リッチ化手段を備え、SOx再生判定手段がSOx被毒を再生すべきと判断したときに、昇温手段によりNOxトラップ触媒を昇温し、かつ空燃比リッチ化手段によりNOxトラップ触媒に流入する排気の空燃比をリッチ化してSOx被毒を再生すると同時に、空気供給手段によりPMトラップに空気を供給してPM堆積を再生し、のPM堆積の再生中に温度センサの検出した温度が所定の閾値を超えた場合には、PMトラップの過熱による劣化を防止するために、空気供給手段からPMトラップに供給する空気の量を増加させSOx再生判定手段がSOx被毒を再生すべきと判断せず、かつPM堆積再生判定手段がPM堆積を再生すべきと判断したときに、空気供給手段からPMトラップへの空気の供給を停止してPM堆積を再生することを特徴とするディーゼルエンジンの排気浄化装置が提案される。
尚、実施例の燃料噴射弁16は本発明の空燃比リッチ化手段に対応し、実施例のエアポンプ18は本発明の空気供給手段に対応し、実施例の走行距離算出手段20は本発明のPM堆積量検出手段に対応し、実施例のNOx濃度センサ22は本発明のSOx被毒検出手段に対応し、実施例ヒータ24は本発明の昇温手段に対応する。
請求項1の構成によれば、SOx再生判定手段がSOx被毒を再生すべきと判断したときに、昇温手段によりNOxトラップ触媒を昇温し、かつ空燃比リッチ化手段によりNOxトラップ触媒に流入する排気の空燃比をリッチ化してSOx被毒を再生すると同時に、空気供給手段によりPMトラップに空気を供給することで、堆積されたPMを燃焼させてPM堆積を再生するので、SOx被毒の再生に伴ってPMトラップが自動的に昇温することを利用してPM堆積を再生することが可能になり、PM堆積の再生のためにPMトラップを特別に昇温する必要を無くして燃料消費を節減することができる。しかも、のPM堆積の再生中に温度センサの検出したPMトラップの温度が所定の閾値を超えた場合には、PMトラップの過熱による劣化を防止するために、空気供給手段からPMトラップに供給する空気の量を増加させるので、PMトラップに堆積されたPMが燃焼して発生する熱を供給量を増加した空気で冷却し、熱によるPMトラップの損傷を回避することができる。また、SOx被毒の再生を行わずにPM堆積の再生のみを行う場合に、空気供給手段によるPMトラップへの空気の供給を停止してPM堆積を再生するので、通常のPMトラップの単独再生を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1および図2は本発明の一実施例を示すもので、図1はディーゼルエンジンの排気浄化装置の構成を示す図、図2は作用を説明するフローチャートである。
図1に示すように、ディーゼルエンジンEの排気通路11に、排気中のNOxを吸着して浄化処理するためのNOxトラップ触媒12と、排気中のPMを吸着して浄化処理するためのPMトラップ13とが設けられる。またディーゼルエンジンEの吸気通路14にエアクリーナ15、吸気流量制御弁23および燃料噴射弁16が設けられており、エアクリーナ15および吸気流量制御弁23の中間位置と、NOxトラップ触媒12およびPMトラップ13の中間位置とを接続する空気供給通路17に、エアポンプ18およびエアバルブ19が配置される。車両の走行距離を算出する走行距離算出手段20と、PMトラップ13の温度を検出する温度センサ21と、NOxトラップ触媒12の出口のNOx濃度を検出するNOx濃度センサ22とからの信号が入力される電子制御ユニットUはSOx再生判定手段M1およびPM堆積再生判定手段M2を備えており、燃料噴射弁16、エアポンプ18、エアバルブ19、吸気流量制御弁23およびNOxトラップ触媒12に設けたヒータ24の作動を制御する。
ディーゼルエンジンEの運転により発生した排気中に含まれるNOxは、NOxトラップ触媒12にトラップされて大気への放散を防止される。NOxトラップ触媒12のNOxトラップ量が限界に達する前に、即ち走行距離算出手段20で算出した車両の走行距離が所定距離(実施例では10km)に達する毎に、電子制御ユニットUからの指令で燃料噴射弁16がディーゼルエンジンEの吸気行程に加えて排気行程においても燃料の噴射を実行し、所定時間(実施例では10秒〜15秒)だけ燃料の未燃成分を排気通路11に排出して排気の空燃比をリッチ化する。その結果、排気中のO2濃度が急激に低下して還元成分であるHC濃度やCO濃度が増加し、NOxトラップ触媒12にトラップされたNOxを還元して浄化するNOx再生が行われる。
ディーゼルエンジンEの排気中にはNOx以外にSOx(硫黄酸化物)が存在しており、このSOxもNOxトラップ触媒12にトラップされる。NOxトラップ触媒12にトラップされたSOxは安定な硫酸塩を形成するためにNOxよりも浄化され難く、NOxトラップ触媒12に次第に蓄積されてNOxのトラップ量が減少してしまう問題がある。特に、硫黄成分を多く含む軽油を燃料とするディーゼルエンジンEでは、ガソリンエンジンよりも上記SOx被毒が生じ易い。
このため、走行距離算出手段20で算出した車両の走行距離が所定距離(実施例では3000km)に達する毎に、電子制御ユニットUからの指令で前記NOx再生時と同様に排気行程における燃料噴射弁16からの燃料の噴射を所定時間(実施例では20分)に亘って実行し、排気の空燃比をリッチ化してNOxトラップ触媒12にトラップされたSOxを還元して浄化するSOx再生を行う。但し、SOxはNOxに比べて還元され難いため、SOx再生時には電子制御ユニットUからの指令でヒータ24を作動させてNOxトラップ触媒12の温度を高温(例えば650℃)に加熱し、SOxの還元を促進する。因みに、ヒータ24を作動させないNOx再生時におけるNOxトラップ触媒12の温度は、例えば250℃である。
排気中のPMをトラップして大気への放散を防止するフィルターよりなるPMトラップ13が目詰まりすると、排気通路11に圧損が発生してディーゼルエンジンEの出力が低下する問題がある。そこで、PMトラップ13にトラップされたPMを燃焼させて浄化するPMトラップ再生が行われる。PMトラップ再生は、電子制御ユニットUからの指令で吸気流量制御弁23の開度を減少させた状態で、更にヒータ24によって排気の温度を上昇させてPMを燃焼させることで達成される。このPMトラップ再生は車両が300km〜500km走行する毎に行われる。PMトラップ再生時にもSOx再生時にも空燃比のリッチ化が行われ、更にPMトラップ再生の実行時間は10分〜15分であってSOx再生の実行時間である20分と同じオーダーである。
そこで本実施例ではSOx再生とPMトラップ再生とを可能な限り同時に実行する。即ち、SOx再生が行われている20分の間に10分〜15分のPMトラップ再生を実行する。これにより、PMトラップ再生を実行する10分〜15分の間に排気の空燃比をリッチ化するための燃料が不要になり、ディーゼルエンジンEの燃料消費量の節減に寄与することができる。
上記特許文献1に記載されたものは、NOx再生とPMトラップ再生とを同時に実行することで排気の空燃比をリッチ化するための燃料を節減しているが、NOx再生の実行時間は僅かに10秒〜15秒であるために燃料の節減効果は小さいものであった。しかしながら本実施例によれば、実行時間が同じオーダーであるSOx再生とPMトラップ再生とを同時に実行して排気の空燃比をリッチ化するための燃料を節減しているので、その燃料の節減効果は従来に比べて大幅に向上する。
PMトラップ13にトラップされたPMが上述したPMトラップ再生により燃焼すると発熱するため、その発熱量をコントロールしないとPMトラップ13が過熱して劣化する虞があるが、本実施例では、PMトラップ再生の実行中に温度センサ21でPMトラップ13の温度を監視し、その温度が所定の閾値を越えた場合に電子制御ユニットUからの指令でエアバルブ19を更に開いてPMトラップ13への空気の供給量を増加させるので、その空気でPMトラップ13を冷却して過熱による劣化を防止することができる。
このようなPMトラップ13の過熱は、例えばPMトラップ13の温度が高く、かつ排気流量が多い状態から、停車等の排気流量が少ない状態に変化したときに発生し易い。
上記作用を図2のフローチャートに基づいて更に説明する。
先ずステップS1でNOx濃度センサ22の出力に基づいて、電子制御ユニットUのSOx再生判定手段M1がNOxトラップ触媒12のSOx被毒の程度を検出する。NOxトラップ触媒12のSOx被毒が進行するとNOxの排出量も増加するため、そのNOxの排出量に基づいてSOx被毒の程度を検出することができる。続くステップS2で走行距離算出手段20の出力に基づいて電子制御ユニットUのPM堆積再生判定手段M2がPMトラップ再生を行う必要があるか否かを判定する。PMトラップ再生は、車両が300km〜500km走行する毎に行われる。
次に、ステップS3でNOx濃度センサ22がステップS1において検出したNOxトラップ触媒12のSOx被毒の程度に基づいて、NOxトラップ触媒12のSOx再生が必要であるか否かを判断する。ステップS3でSOx再生が必要であると判定されると、ステップS4でNOxトラップ触媒12およびPMトラップ13の同時再生を実行する。即ち、ヒータ24を作動させてNOxトラップ触媒12の温度を通常時の250℃から650℃まで高めた後に、排気行程において燃料噴射弁16から燃料を噴射してNOxトラップ触媒12にトラップされたSOxを還元して浄化するとともに、エアポンプ18を駆動し、更にエアバルブ19を開弁してPMトラップ13に大量の二次空気を供給することで堆積されたPMを燃焼させて浄化する。このとき、ステップS5でエアバルブ19によりPMトラップ13に供給される二次空気の量を制御し、PMトラップ13の入口の酸素濃度が3%となるように(二次空気の流量が排気の流量の18%となるように)する。
このように、SOx再生に伴ってPMトラップ13の温度が自動的に昇温することを利用してPMトラップ再生を行うので、PMトラップ再生のためにPMトラップ13を特別に昇温する必要を無くして燃料消費量を節減することができる。
一方、前記ステップS3でSOx再生が必要でないと判定され、ステップS6でPMトラップ再生が必要であると判定されると、ステップS7でPMトラップ再生を単独で実行する。この単独で行われるPMトラップ再生は、前述したステップS4におけるPM同時再生と異なり、空気供給手段18からPMトラップ13への空気の供給を停止し、吸気流量制御弁23の開度を絞った状態で、更にヒータ24によってPMを燃焼させることで達成される。このPM単独再生は従来より行われている手法と同じである。
このようにしてSOx再生と同時にPMトラップ再生を行っているとき、ステップS8で温度センサ21により検出したPMトラップ13の温度が所定値(800℃)を超えると、ステップS9でエアバルブ19の開度を増加させてPMトラップ13の温度を低下させる。そしてステップS10でPMトラップ13の温度が所定値(600℃)以下になると、ステップS11で通常再生に復帰する。
一方、前記ステップS8でPMトラップ13の温度が所定値(800℃)未満であれば、ステップS12でPMトラップ再生を継続し、ステップS13でPMトラップ再生から所定時間(20分)が経過すると、ステップS14でPMトラップ再生を終了し、通常運転に復帰する。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例ではPMトラップ再生を行う時期を走行距離算出手段20で算出した車両の走行距離に基づいて決定しているが、PMトラップ13の上流と下流との圧力差が閾値を越えたとき、つまりPMトラップ13の目詰まりが進行したときにPMトラップ再生を実行しても良い。またディーゼルエンジンEの回転数や負荷を考慮した積算運転時間に基づいてPMトラップ再生を実行しても良い。
また実施例では専用のエアポンプ18を用いてPMトラップ13に空気を供給しているが、ターボチャージャを備えたディーゼルエンジンEでは、そのコンプレッサから抽出した空気をPMトラップ13に供給しても良い。
またPMトラップ13の単独再生の他の手段として、PMトラップ13の上流側に酸化触媒を更に設け、排気行程において燃料噴射弁16から噴射した燃料を酸化触媒内において燃焼させることにより、排気の温度を上昇させてPM堆積を再生しても良い。
ディーゼルエンジンの排気浄化装置の構成を示す図 作用を説明するフローチャート
11 排気通路
12 NOxトラップ触媒
13 PMトラップ
14 吸気通路
16 燃料噴射弁(空燃比リッチ化手段)
18 エアポンプ(空気供給手段)
20 走行距離算出手段(PM堆積量検出手段)
21 温度センサ
22 NOx濃度センサ(SOx被毒検出手段)
24 ヒータ(昇温手段)
E ディーゼルエンジン
M1 SOx再生判定手段
M2 PM堆積再生判定手段

Claims (1)

  1. ディーゼルエンジン(E)の排気通路(11)に、
    排気の空燃比がリーンのときにNOxをトラップし、排気の空燃比がリッチのときにトラップしたNOxを還元浄化するNOxトラップ触媒(12)と、
    NOxトラップ触媒(12)の下流側に配置されて排気中のPMをトラップするPMトラップ(13)と、
    NOxトラップ触媒(12)のSOx被毒を検出するSOx被毒検出手段(22)と、 SOx被毒検出手段(22)の検出結果に基づいてNOxトラップ触媒(12)のSOx被毒を再生すべきか否かを判定するSOx再生判定手段(M1)と、
    PMトラップ(13)に堆積したPMの量を検出するPM堆積量検出手段(20)と、 PM堆積量検出手段(20)の検出結果に基づいてPMトラップ(13)のPM堆積を再生すべきか否かを判定するPM堆積再生判定手段(M2)と、
    NOxトラップ触媒(12)およびPMトラップ(13)間に空気を供給する空気供給手段(18)と、
    NOxトラップ触媒(12)を昇温する昇温手段(24)と、
    PMトラップ(13)の温度を検出する温度センサ(21)とを備える一方、
    ディーゼルエンジンEの吸気通路(14)には、NOxトラップ触媒(12)に流入する排気の空燃比をリッチ化する空燃比リッチ化手段(16)を備え、
    SOx再生判定手段(M1)がSOx被毒を再生すべきと判断したときに、昇温手段(24)によりNOxトラップ触媒(12)を昇温し、かつ空燃比リッチ化手段(16)によりNOxトラップ触媒(12)に流入する排気の空燃比をリッチ化してSOx被毒を再生すると同時に、空気供給手段(18)によりPMトラップ(13)に空気を供給してPM堆積を再生し、
    のPM堆積の再生中に温度センサ(21)の検出した温度が所定の閾値を超えた場合には、PMトラップ(13)の過熱による劣化を防止するために、空気供給手段(18)からPMトラップ(13)に供給する空気の量を増加させ、
    SOx再生判定手段(M1)がSOx被毒を再生すべきと判断せず、かつPM堆積再生判定手段(M2)がPM堆積を再生すべきと判断したときに、空気供給手段(18)からPMトラップ(13)への空気の供給を停止してPM堆積を再生することを特徴とするディーゼルエンジンの排気浄化装置。
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