JP4522516B2 - 線形イルミネーション制御データ作成装置およびプログラム記憶媒体 - Google Patents

線形イルミネーション制御データ作成装置およびプログラム記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、各種の商業施設などにおいてイルミネーションを行うための制御データ作成装置、並びにその制御データ作成用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関し、◎
とくに、多数のLED(発光ダイオード)ランプ群およびこれらをそれぞれ独立制御するための回路が直列に連結されて形成される線形イルミネーションシステムを多彩な表現で発光させるための制御データ作成装置、並びにその制御データ作成用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
さきに本出願人らは、特開平11−191494号公報に詳しく開示されている、つぎのような線形イルミネーションシステムを開発して実用化した。これは、帯状に配列された多数のLEDランプ群の点滅を1個1個独立して制御でき、多彩なイルミネーション表現を可能とする線形イルミネーションシステムである。この線形イルミネーションシステムの概略的な構成図を図1に示す。帯状基体11に4つのLEDランプ群12〜15が一定の間隔をおいて疎に配列されるとともに、これら各LEDランプ群(12〜15)を個別に発光制御するための駆動制御回路が実装されてLEDイルミネーションユニット1が構成されている。複数個の前記ユニット1を店舗の壁面に適当なレイアウトで連続して配置するとともに、隣り合うユニット1の入力コネクタ16と出力コネクタ17を接続することで全ユニット1が直列接続されている。また、隣り合うユニット1の向かい合った電源コネクタ18aと18bと接続することで、全ユニット1の電源ラインが直列接続されている。さらに、直列接続された全ユニット1のうち一番端に位置するユニット1の入力コネクタ16にシステムコントローラ2が接続されており、このシステムコントローラ2を接続した一番端のユニット1の電源コネクタ18aには電源装置3が接続されている。
【0003】
前記線形イルミネーション制御データは、前記システムコントローラ2から送信される。その制御データにはLEDランプ群による発光パターンを具体的に規定する発光パターン規定データが含まれている。その発光パターン規定データの作成方法を簡単な具体例を用いて説明する。
【0004】
図2に示した発光パターンは、等間隔に並んだ3つの赤色の発光ポイント(以下、赤グループ)が右に速さVrで移動するとともに、同じく等間隔に並んだ3つの青色の発光ポイント(青グループ)が左に速さVbで移動するという簡単なものである。このパターンを2つのグループ(赤と青)の「巨視的な動き」の組み合わせとして捉え、各グループの動きをそれぞれ別々に数値パラメータで設定する。つまりこのパラメータが前述の発光パターン規定データとなる。設定するパラメータとしては、発光の色、発生および消滅の位置・タイミング、移動の方向、移動の速さ、発光ポイント間の距離などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、図2のような簡単なパターンであっても、複数の数値パラメータの設定作業が必要である。このパラメータは発光制御用プログラムを制作する段階で組み込まれるのがほとんどであるため、プログラマーなどの専門技術者に委ねられることになる。よって、プログラム作成の経験がない利用者は、パターンを思い通りに変更することができず、大変不便であった。また、パターンによっては高度な計算式を駆使してプログラム化する必要があるため、プログラマーにとっても時間のかかる骨の折れる作業となっていた。また、プログラム作成途中においてパターンの時系列的な変化を確認することができず、ひいては作成効率の低下を招いていた。
【0006】
さらに、作成されるパターンは、ある一定の法則に従って構成するしかないため、その構成は大変簡素なものとなり面白味に欠けることになる。それでも、基本となるパターンの組み合わせを工夫することで、ある程度複雑な構成の発光パターンを作成することは可能であるが、「一定の法則に従って」という大きな制約を回避できるものではない。
【0007】
この発明はこのような従来の問題点を解決すべくなされたもので、その目的は、どのような人でもパターンの時系列的な変化を確認しながら容易に線形イルミネーション制御データを作成することができ、その作成したパターンを後から容易に変更することができ、従来では作成することすらできなかった面白味があって多彩なパターン表現を具現化する線形イルミネーション制御データ作成装置、およびその制御データ作成用プログラムを記録した記憶媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、この発明に関する線形イルミネーション制御データ作成装置は、ディスプレイ画面に設定された原画編集窓内に制作者からの指示入力に応じた原画を作成し表示するとともにビットマップ形式の原画データを一時記憶するCG描画手段と、
前記原画編集窓内に画素抽出ラインを仮想設定するとともに、この画素抽出ラインと前記ビットマップ原画データとが対応する部分の画素データ列を抽出する原画スライス手段と、
前記ディスプレイ画面に細長い線状に設定された線状モニタ窓内に前記原画スライス手段により抽出されたスライス画素データ列により表現された線状画像を表示する線画表示手段と、
前記原画スライス手段および前記線画表示手段が機能している状態において、前記原画編集窓内に仮想設定した前記画素抽出ラインを所定速度で平行移動させることを繰り返すことで、前記線状モニタ窓枠内に表示される前記スライス画素データ列による線状画像に周期的な変化を与えるスライス位置走査手段と、
前記ビットマップ原画データから抽出される前記スライス画素データ列の集合を所定のデータ形式に整形して1パターン分の線形イルミネーション制御データとするデータ整形手段と、
を備えている。
【0009】
以上の要件を備える制御データ作成装置において、望ましくは、適宜な記憶手段に記録されている画像データを読み取って前記原画編集窓に表示するとともに前記原画データとして一時記憶する手段を備えておく。また、適宜な記憶手段に記録されている画像データを読み取って前記原画データとしたものについて前記原画編集窓上で適宜に編集する手段を備えておく。
【0010】
また望ましくは、前記スライス位置走査手段が動作するときの前記画素抽出ラインの移動速度を任意に設定する手段と、その動作に由来して作成された前記線形イルミネーション制御データに前記移動速度に対応した情報を制御パラメータとして付帯させる手段とを備えておく。
【0011】
また望ましくは、前記データ整形手段は、データ供給対象となる線形イルミネーション装置の装置属性データをなんらかの手段により取得し、その装置属性データに合わせて整形した線形イルミネーション制御データを作成する。
【0012】
さらに望ましくは、作成した複数パターン分の線形イルミネーション制御データを任意に組み合わせて連続したイルミネーションを実行させるためのイルミネーション番組を編集する手段を備えておく。
【0013】
またこの発明は、適宜なオペレーティング・システムが搭載されたコンピュータにインストールすることで前述の前記CG描画手段・原画スライス手段・線画表示手段・スライス位置走査手段・データ整形手段としての機能を具現化するためのプログラムを記録した媒体にも適用される。
【0014】
さらにこの発明の線形イルミネーション制御データ作成装置は、ディスプレイ画面に設定された立体画編集窓内に制作者からの指示入力に応じた立体原画を作成し表示するとともにビットマップ形式の立体原画データを一時記憶するCG描画手段と、
前記立体画編集窓内に画素抽出面を仮想設定するとともに、この画素抽出面と前記ビットマップ立体原画データとが対応する部分の画素データ行列を抽出する立体画スライス手段と、
前記ディスプレイ画面に設定された所定形状のモニタ窓内に前記立体画スライス手段により抽出されたスライス画素データ行列により表現された所定形状のスライス画像を表示するスライス画表示手段と、
前記立体画スライス手段および前記スライス画表示手段が機能している状態において、前記立体画編集窓内に仮想設定した前記画素抽出面を所定速度で平行移動させることを繰り返すことで、所定形状のモニタ窓枠内に表示される前記スライス画素データ行列によるスライス画像に周期的な変化を与えるスライス位置走査手段と、
前記ビットマップ立体画データから抽出される前記スライス画素データ行列の集合を所定のデータ形式に整形して1パターン分の線形イルミネーション制御データとするデータ整形手段と、
から構成してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
===制御データ作成装置の概要===
この発明の一実施例による線形イルミネーション制御データ作成装置の中核となるのは、一般的なパーソナルコンピュータであり、その本体はCPU・メインメモリ・ハードディスク装置を備えている。また、コンピュータは本体の他に、入力操作手段としてのキーボード・マウス、およびディスプレイなどの周辺機器を備えている。さらに、その周辺機器としてデータ書き換え可能なリムーバブル記憶媒体およびそのドライブ装置を備えている。
【0016】
===イルミネーションシステムの概要===
本実施例の発光制御の対象は、図1に例示した、イルミネーションユニット1を直列接続して構成された線形イルミネーションシステムである。そのシステムを構成するユニット1はつぎのようなものである。ユニット1の帯状基体11はアルミニウム押出し成型品の溝型部材であり、その溝型空間内に線形の印刷配線板が取り付けられている。この印刷配線板に4個のLEDランプ群12、13、14、15が所定のピッチで疎に配列されているとともに、これらランプを個別に発光制御するための駆動制御回路やバッファ回路などが実装されている。各LEDランプ群(12〜15)は、2個の赤色LEDと、2個の緑色LEDと、2個の青色LEDを近接配置したLED多色集合ランプである。つまり、これをRGB各4ビットの画素データで駆動した場合、RGB各色の表示階調を16階調とした4096色のカラー表現が可能である(その他、RGB各4階調とした64色のランプと、RGB各2階調とした8色のランプが、現在実用化されている。)。
【0017】
ユニット1の一端部には入力コネクタ16と電源コネクタ18aが適当な長さの電線で引き出し配線されている。ユニット1の他端部には出力コネクタ17と電源コネクタ18bが適当な長さの電線で引き出し配線されている。これらのコネクタ配線16〜18は前記配線板のパターン配線に接続されている。前記配線板を配設した帯状基体1の溝型空間内にプラスチックがモールドされ、合計24個のLEDランプのレンズ体が前記モールドプラスチックの表面に露呈している。また各コネクタの配線(16〜18)が前記モールドプラスチックの端面から引き出されている。このプラスチックのモールド構造によりユニット1は相当に高レベルの防水性を備えている。
このようなユニット1により前記線形イルミネーションシステムが構成されるが、その接続形態は従来の技術のところで示した図1と基本的に同じであるのでここではその説明を省略する。
【0018】
===発光パターンの画像編集===
この発明に特徴的なのは、図1に示したコントローラ2からユニット1に向けて送信される前記線形イルミネーション制御データ(とくに、前記発光パターン規定データ)を画像編集を介して作成できることにある。そのために本実施例では、線形イルミネーションシステムを構成する全LEDランプ群を前記ディスプレイ画面の編集窓内に表示されたビットマップ形式の原画の1行に対応づけるとともに、そのランプ群による発光パターンの時系列的な変化を前記原画の列方向に展開して作成された「物理的配列×時系列的配列」の2次元画像を使用する。
【0019】
具体的には、前記コンピュータの記憶部(前記ハードディスク装置や前記リムーバブル記憶媒体など)に記録されている既存の画像データを読み取って(または新規の画像データを作成して)、前記原画編集窓にその画像を表示するとともにメインメモリ上にビットマップ形式の原画データとして一時記憶する。なお、これら画像データの管理については後で詳しく説明する。
【0020】
図1に示した6個のユニット1からなる前記システムの場合、1個のユニット1が4ドットに対応するため、前記システムを構成する全ユニットが24ドット(=4ドット×6個)のラインで表現できることになる。例えばこのシステムを50ミリ秒の間隔で5秒間継続して発光させるパターンを1パターンとする場合、その1パターンは100行分の前記ラインに相当する。つまり、1パターンが24×100ドットのビットマップ形式の原画1枚で表現できることになる。以下、これについてさらに詳しく説明する。
【0021】
本実施例の作成装置は一般的な画像編集手段(ペイントツール)を備えており、これによって前記原画を編集することができる。例えば、従来の技術で取り上げた図2のパターンは次のように作成できる。まず図3(a)に示すように、24×100ドットのブランク原画を前記編集窓内に用意する。つづいて図3(b)に示すように、1ドット分の太さの赤ペンで右下がりの直線(赤線)を任意に3本描画する。さらに図3(c)に示すように1ドット分の太さの青ペンで右上がりの直線(青線)を任意に3本描画する。このようにお絵かき気分で描画するだけで簡単に1パターンに相当するビットマップ原画が作成される。なおこのとき、直線と発光ポイントはつぎのような関係にある。直線の色→発光ポイントの色、直線の位置→発光ポイントの発生および消滅の位置・タイミング、直線の傾斜方向→発光ポイントの移動方向、直線の傾斜角→発光ポイントの移動速さ、直線間隔→発光ポイント間の距離。従来は矢先のパラメータの設定を「数値解析的」に行っていたのに対し、本実施例では矢尻のパラメータとして、つまり「幾何学的」なパラメータとして取り扱えることがわかる。
【0022】
もちろんこのビットマップ原画データのままでは前記発光パターン規定データとして機能しない。コンピュータは前記原画データのデータ形式を所定のものに変更して前記発光パターン規定データを作成するとともに、発光制御に関連するいくつかの制御パラメータを前記発光パターン規定データに付帯して前記線形イルミネーション制御データを完成させる。なお、前記発光パターン規定データに付帯される前記制御データについてはそれに関連するところで逐次説明していく。
【0023】
===発光パターンの動作確認===
この発明のもう一つの特徴として、前述のようにして作成した発光パターンの動作をディスプレイ画面で確認できることが挙げられる。すなわち、前記コンピュータは前記原画編集窓の上端に画素抽出ラインを仮想設定し、この画素抽出ラインを前記原画編集窓内の上から下に平行移動させこれを所定周期で所定回数だけ繰り返す。このとき画素抽出ラインの幅を前記原画の幅に一致させることでシステムの表示の全体像を確認できる。以下これについて詳しく説明する。
【0024】
図4(a)に示すように、前記コンピュータは、前記画素抽出ラインと前記原画データとが重なる部分の画素データ列(以下、スライス画素データ列とする)を抽出し、メインメモリに確保された所定領域に前記スライス画素データ列を一時記憶するとともに、前記ディスプレイ画面に細長い線状に設定された線状モニタ窓に前記スライス画素データ列により表現された線状画像を表示する。
図4(b)に示すように、前記画素抽出ラインを所定速度で平行移動させることを繰り返すことで、前記線状モニタ窓枠内に表示される線状画像に周期的な変化が与えられる(以下、この動画をパターンアニメとする)。
【0025】
なお、前記画素抽出ラインの移動速度は制作者が任意に可変設定できるようになっており、その動作設定に由来して作成された前記線形イルミネーション制御データに前記移動速度に対応した情報が制御パラメータとして付帯される。また、前記線状モニタ窓枠内に表示される線状画像の輝度も制作者が任意に可変設定できるようになっており、その輝度設定に由来して作成された前記線形イルミネーション制御データに前記輝度に対応した情報が制御パラメータとして付帯される。このように、前記制御データの作成段階においてパターン周期や輝度を確認・設定できるのは、多彩なイルミネーション表現を具現化する上で非常に効果的である。
【0026】
===パターンに関するデータベース===
前述したようにコンピュータの記憶部には、イルミネーション表示の対象となる多数の種類の画像データがパターン(ファイル)という取り扱い単位で蓄積されてデータベース化されている(以下、これをパターンマスターとする)。図5に示すように、前記パターンマスター中の各パターンファイルはパターンIDをキーとして集約されている。各パターンファイルには、前述したように、その本体である前記発光パターン規定データの他に、そのパターンの内容を日本語文字で端的に表現したパターン名称と、前述した制御パラメータ(パターン切替周期や輝度など)が付帯している。
【0027】
===番組(タイトル)===
イルミネーション表示制御の処理単位は前述のパターンであるが、システム運用上の表示スケジュールの管理単位はイルミネーション番組である。本実施例においては、この番組のことをタイトルと称する。タイトル(番組)とは、集合化された複数のパターンのIDの順列のことであり、後述するように、その順列に従って各パターンがサイクリックに表示されることになる。前記コンピュータの記憶部には、集合化された複数のパターンIDの順列をタイトルIDごとに対応づけしてテーブル化されたタイトルマスターが保存されている。
【0028】
また、前記番組の編集作業の利便性を確保するため、本実施例では幾つかの前記番組を例えば各施設ごとに対応づけるなどして集合化した。これを「案件」とする。前記コンピュータの記憶部には、この案件という単位ごとに対応づけしてテーブル化された案件マスターが保存されている。
【0029】
===案件の編集===
本実施例では、グラフィカル・ユーザー・インタフェース(GUI)により前記制御データを効率よく作成できる。以下、その制御データの作成プロセスを説明する。前記コンピュータを起動して前記入力操作手段にて所定の操作を行うと、前記案件マスターに登録されている各案件の名称を一覧表示した案件一覧画面が開く。この画面内の一覧表の中から任意の案件をカーソルで指定する。この状態で前記一覧画面内の編集ボタンをクリックすると、指定された案件についての編集画面が開く。一方、前記一覧画面内の新規ボタンをクリックすると、案件名およびイルミネーションシステムの属性(設置長・設置本数など)を直接入力するためのテキストボックスを表示して入力待ち状態になる。制作者が前述のものを入力し終わって「OK」をクリックすると前記案件編集画面が開く。以下、図6を用いてその案件編集画面について詳しく説明する。
【0030】
図6の案件編集画面の上段には選択された案件の名称「パチンコ○×△」、およびその「パチンコ○×△」に対応するイルミネーションシステムの属性(設置本数、設置長、ドット数)が表示されている。画面左側の枠内には、前記タイトルマスターに登録されているタイトルのうち、「パチンコ○×△」に関連づけられたある1つのタイトルID、例えば「タイトル1」として集合化された複数のパターン名称がすべて表示されている。このタイトルIDは左枠上方のタブによって選択切替ができる。一方、画面右側の枠内には、「パチンコ○×△」として関連づけられて前記パターンマスターに保存された複数のパターン名称がすべて一覧表示されている。
【0031】
前記右枠内のパターン名称の一覧表示の中から任意のパターンをカーソルで指定してから、中央の矢印ボタンをマウスでクリックすることで、そのパターン名称が左枠内にも表示される。これで、そのパターンが「タイトル1」に登録されたことになる。また、任意のパターンを選択した状態にて「編集」ボタンをクリックすることで、そのパターンを編集・登録するための編集画面が開く。
【0032】
このようにして左枠内に任意にパターンを登録し、さらに左枠の上方の方向キーにて任意の順番にて並べ替えることで、「タイトル1 」の内容を編集する。同様にして、「タイトル5」→「タイトル2」など、自由に複数のタイトルを編集することができる。
【0033】
以上のようなパソコン操作で、「タイトル1」に新しくパターンを加えたり、方向キーを用いて順番を入れ替えたり、不要なパターンを削除したりする場合、下端に設けられた前記線状モニタ窓内に表示される前記パターンアニメを参照すると便利である。前記線状モニタ窓は2つあり、1つは前記右欄で選択されたパターンに対応しており、もう1つは前記左欄で選択されたパターンに対応している。なお、前述したようにこれらのパターンアニメは前記パターンファイルに付帯する前記発光パターン規定データおよび前記制御パラメータを反映したものになっている。
また、それぞれの枠内にて選択中のパターンの情報(色数、1サイクルの時間、繰り返し回数など)が当該枠の下に表示されるので、これも編集の際の手助けとなる。
【0034】
ところで、「パチンコ○×△」に関連づけられたパターン(前記右枠内に表示されたパターン)に新たなパターン、例えば「新規パターン1」を追加しようとした場合、前記右枠上方の「追加」ボタンをクリックする。するとパターン追加する手段の選択を即すメニュー画面が表示される。その手段としては「自由描画」「既存パターン編集」「テンプレート編集」があり、制作者はこの3つの中から任意に選択できる。つぎに、これらの編集モードについて説明する。
【0035】
===自由描画===
自由描画モードを選択すると、前記原画編集窓内の原画に自由に図形を描画するためのツールを備えたメニュー画面が開く。例えば、前記ペイントツールのうちペン先指定のボタンにポインタを合わせてクリックするとペン先の種類が確定し、そのペン先にて自由に描画できる。以下、代表的なペン先機能を例示しておく。
【0036】
a) 線描画…マウスで左クリックした位置が始点となり、ドラッグしている間は線形状のラバーバンドが表示され、ボタンを離すことで終点が決定する。Shiftキーと併用して使うと垂直、水平線が引ける。
b) 楕円描画…マウスで左クリックした位置が始点となり、ドラッグしている間は楕円形状のラバーバンドが表示され、ボタンを離すことで終点が確定する。Shiftキーと併用して使うと円が描ける。
c) 四角描画…マウスで左クリックした位置が始点となり、ドラッグしている間は四角形状のラバーバンドが表示され、ボタンを離すことで終点が確定する。Shiftキーと併用して使うと正方形が描ける。
d) 自由描画…マウスで左クリックした位置が始点となり、ドラッグしている間ドットが打たれる。つまりマウスのトレース形状が線描画される。
e) スポイト機能…イメージをマウスで左クリックすると左ボタンの色がクリックされた色に変更される。右も同様。
f) 塗りつぶし機能…イメージをマウスで左クリックすると左ボタンの色がクリックされた色を塗り替える。
【0037】
この自由描画モードの前記メニュー画面はシミュレーションボタンを備えており、このボタンをクリックすることにより、作成したパターンに対応する前記パターンアニメが前記線状モニタ窓などに表現される。また、前記メニュー画面は登録ボタンを備えており、このボタンをクリックすることにより、作成したパターンを前記パターンマスターに登録することができる。
【0038】
===既存パターンから編集===
このモードでは、編集中の案件「パチンコ○×△」とはべつの案件に登録されたパターンデータを取り込み、この案件に関連する前記案件マスターに登録することができる。
このモードを選択して表示されるメニュー画面には、その上段の表示窓にはそれぞれ案件名、パターン名、パターンタイプ、設置本数・設置長などがそれぞれ表示されている。これら表示窓の右横には検索ボタンがそれぞれ設けられている。メニュー下段には、入力した案件名に関連づけされたパターン名称の一覧表が表示されており、さらに下段には前記線状モニタ窓がある。例えば、案件名に「○×パチンコ2号店」を入力してその検索ボタンを押すと、「○×パチンコ2号店」という案件を前記案件マスターから検索し、その案件に含まれるパターン名称がすべて表示されるようになっている。なお、前述したように、これら案件ごとに設定されたパラメータは、前記パターンマスターに一括して保存されている。
【0039】
また、前記一覧表から任意のパターンを選択した上で前記メニュー画面内にある編集ボタンを押すことで、その選択したパターンを下図とした新規編集画面が開く。これにより制作者はその編集画面上で新しいパターンを作成し、その新規パターンを前記パターンマスターに登録することができる。
【0040】
なお、このモードにて取り込んだ任意のパターンのサイズが編集中の案件の設定と異なる場合には、取り込んだパターンのサイズを編集中のものに適宜カスタマイズできるようにしてもよい。また、このモードによる取り込み可能な2次元グラフィクスファイルのファイル形式として、DXF(Drawing Interchange Format)やその他のファイル形式を採用してもよい。
【0041】
===テンプレート編集===
このモードでは、前記コンピュータの記憶部に用意された複数のテンプレートの中から所望のテンプレートを選択し、そのテンプレートのパラメータを適宜変更することによってパターンを生成する。この実施例では、(1)グラデーション、(2)三角、(3)三角変形、(4)山形、(5)バツ、(6)バツイチ、(7)ランダム、(8)ストライプ、(9)チェック、(10)斜めチェック、(11)山形変形、(12)ルクソールの12種類を用意する。
【0042】
以下、(1)と(7)について具体的に説明する。
(1)のグラデーションは、グラデーションをかける方向、およびグラデーションの色の2つのパラメータを指定することができる。方向の指定は、「上から下」「左上から右下」「右上から左下」の中から選択指定できるようになっている。色の指定は、前述のペン先の指定の色選択と同様に左ボタンと右ボタンの色をそれぞれ指定したのち、左ボタンで始点を指定するとともに右ボタンで終点を指定することにより、前述した方向指定に従って始点の色から終点の色に向かって段階的に変化するグラデーションが自動生成される。
【0043】
(7)のランダムは、ランダム発生関数を使ってビットマップ原画を生成する。そのため、発生させる色を複数色(赤、緑、青、黄色、水色、紫、白、ランダム)の中から選べる。また、点滅スピードを6種類(ゆっくり、ふつう、速い、だんだん速く、だんだん遅く)の中から選べる。さらに、密集度を5種類(たくさん、ふつう、少ない、だんだん増える、だんだん減る)の中から選べるようになっている。このすべての条件を選択設定したのち、登録ボタンを押すとその入力データが所定のデータベースに記録されるとともにメモリにその情報が保持される。また、シミュレーションボタンをクリックすることで、画面上に前記パターンアニメが実行される。
【0044】
===イルミネーションのスケジュール管理===
前記案件編集画面にて「タイムテーブル編集」ボタンをクリックすると、前記コンピュータの適当な記憶部に作成されているタイムテーブルが図7のような画面内に表示される。制作者はこのタイムテーブルを編集することでイルミネーションのスケジュール管理ができる。
【0045】
図7に示すように、タイムテーブルは1日分の枠組みが30分単位の枠組み(時間枠)に区分されている。タイムテーブルの左端のタイトル名称欄には、前記案件編集画面内のタブに振られたタイトルID(例えば「タイトル1」「タイトル2」)が表示されている。そして、各タイトルのパターン表示をどの時間帯に実行するのかを、該当する時間枠のマス目に○印を記入することで設定する。(該当するマス目にカーソルを合わせてクリックすると○が付き、もう一度クリックすると○が消える。)
===案件に対応した制御データの作成===
以上のような案件編集が一通り完了したところで前記案件編集画面の「データ作成」ボタンをクリックすると、全ての入力データが前記データベースとして前記コンピュータの適当な記憶部に保存される。保存されたデータの中には、前述の線形イルミネーションシステムに対応したデータ形式に変換するための処理が適宜加えられた前記線形イルミネーション制御データが含まれている。その変換の基準となるパラメータとしては、ユニット1の設置長および設置本数、発光色の階調、発光パターンの繰り返し周期、発光表示時間などがある。このうち、発光色の階調については、現在のところ減色処理する場合が多い。というのは、通常ビットマップ形式の画像の主流となっているRGB各256階調に対し、現在実用化されている線形イルミネーションシステムはこれに追いついておらず、最大でもRGB各16階調となっているからである。
【0046】
また、現在前記ユニット1の設置長としては50cmと25cmが主流となっており、前記LEDランプ群の数はそれぞれ4個、2個となっている。また、発光パターンの繰り返し周期は、50ミリ秒、100ミリ秒、150ミリ秒くらいに設定されており、発光表示時間は5秒をデフォルトとしている。さらに、前記線形イルミネーション制御データを保存するための前記コンピュータの記憶部として現在主流なのは書き換え可能なリムーバブル記憶媒体であり、具体的にはPCカードである。
【0047】
===その他の実施例===
前述した実施例を発展させることで例えば、図8に示したような横3×縦6に配置された18個のユニット1からなる平面状イルミネーションシステムについても、その発光パターンを効率よく作成することができる。この場合、左→右、右→左、左→右、・・・の方向に直列接続された全ユニットを1ラインに展開して原画を作成するとよい。こうすることで、このシステムによるある瞬間の発光パターンを72ドット(=4ドット×18個)の1つのラインで表現することができる。このシステムを50ミリ秒の間隔で5秒間継続して発光させる場合、その1パターンは100行分の前記ラインに相当する。つまり、1パターンが72×100ドットのビットマップ形式の原画1枚で表現できることになる。このように用意されたビットマップ原画についての画像編集は前述の実施例と同様に行えるため、前述の実施例と同様な効果が得られる。
【0048】
このビットマップ原画について表現された発光パターンの動作確認およびその制御データ化は、所定の処理を行った後に前述の実施例と同様に実施できる。ここで前記所定の処理とは、1ラインの各画素と前記平面状のシステムの各ランプ群とを対応づけする処理のことである。例えば、各ユニット1をその接続関係を保ちながら1ラインに展開した場合、左→右に12(=4×3)ドット分を1〜3番目のユニット1に対応させ、それにつづく右→左の12ドット分を4〜6番目のユニット1に対応させ、・・・という一連の処理を行う。
【0049】
また、この実施例をさらに発展させることで、例えば、図9に示したような赤色の立方体の中に青色の円錐が内包されてなる3次元の立体原画から多彩な発光パターンを容易に作成できる。この場合、立方体の上下面に平行でかつこれをスライスする画素抽出面を上から下へ平行移動させることにより、正方形のモニタ窓内に表示されるスライス画像に変化を与えるようにする。このスライス画像の経時変化を図9に示す。時間が(a)→(b)→(c)と経過するに伴って、正方形の中の円の直径がしだいに小さくなっているのがわかる。なお、ここでは立体原画の(外殻)形状を立方体とし、これをスライスした形状である正方形をモニタ窓の形状としたが、これに限るものではない。この実施例は、前述した平面状のイルミネーションシステムに有効である。
【0050】
また、観覧車のイルミネーションのようにラインが放射状に配置されるシステムなどについてもこの発明を適用できる。この場合、編集の対象となる平面/立体原画と実際のイルミネーションシステムとの対応づけを行う処理を工夫することで複雑で多彩なイルミネーション表現を容易に実現することができる。例えば、観覧車の装飾を複数個のクラスタに分解することで編集作業を単純化するとともに、その分解されたクラスタ自身の形状も装飾に生かすということが考えられる。
【0051】
さらに、適宜なオペレーティング・システムが搭載されたコンピュータにインストールすることでこの発明を具現化するためのプログラムを記録した記憶媒体もこの発明とする。この場合、前述のデータベースと前記プログラムとを共存させることで、可搬性に優れたものとなる。
【0052】
【発明の効果】
この発明の線形イルミネーション制御データ作成装置においては、発光パターンの時系列的な変化をコンピュータのディスプレイ画面上で逐次確認しながら適宜編集できるので、作成効率が向上する。また、画像編集ツールとしてグラフィカル・ユーザ・インターフェースを採用したので、お絵かき感覚で容易にしかも敏速に前記制御データが作成できるとともに、作成したデータを後から容易に変更することができる。さらに、作成作業が直感的であることから、従来の数値解析的な作成方法では実現不可能な複雑で多彩なイルミネーション表現が具現化できる。
【0053】
また、作成した複数パターン分の前記制御データを任意に組み合わせて連続したイルミネーションを実行させるためのイルミネーション番組を編集する手段を備えたことにより、前記制御データの管理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】代表的な線形イルミネーションシステムの概略構成図である。
【図2】従来の発光パターン作成手順を説明するための概略図である。
【図3】この発明の一実施例による発光パターン作成手順を説明するための概略図であり、(a)ブランク原画に、赤線を描画して(b)、さらに青線を描画する(c)。
【図4】この発明の一実施例による発光パターンの動作確認を説明するための概略図であり、(a)は3周期目、(b)は9周期目に相当する。
【図5】この発明の一実施例によるによるパターンファイルの基本的なデータ形式を示すものである。
【図6】この発明の一実施例による案件編集画面の概略図である。
【図7】この発明の一実施例によるタイムテーブル編集画面の概略図である。
【図8】平面状イルミネーションシステムの概略構成図である。
【図9】この発明の一実施例による立体原画による発光パターンの作成を説明するための概略図である。
【図10】同上の発光パターンの経時変化を示す概略図であり、時間は(a)→(b)→(c)の順に経過している。
【符号の説明】
1 LEDイルミネーションユニット
2 システムコントローラ
3 電源装置

Claims (8)

  1. 線形イルミネーションシステムを制御するための線形イルミネーション制御データをコンピューターにより作成する装置であって、
    線形イルミネーションシステムは、線状に配列された複数のランプを個別に対応付けされた画素データに基づいて個別に発光制御するものであり、
    線形イルミネーション制御データは、各ランプに個別に対応する複数の画素データの集合からなる画素データ列を、複数時系列に配列した画素データ列集合からなり、
    コンピューターは、CG描画手段と、原画スライス手段と、線画表示手段と、スライス位置走査手段と、データ整形手段を含み、
    CG描画手段は、ディスプレイ画面に設定された原画編集窓内に制作者からの指示入力に応じた原画を作成し表示するとともにビットマップ形式の原画データを一時記憶し、
    原画スライス手段は、前記原画編集窓内に画素抽出ラインを仮想設定するとともに、この画素抽出ラインと前記ビットマップ原画データとが対応する部分の画素データ列を抽出し、
    線画表示手段は、前記ディスプレイ画面に細長い線状に設定された線状モニタ窓内に原画スライス手段により抽出されたスライス画素データ列により表現された線状画像を表示し、
    スライス位置走査手段は、原画スライス手段および線画表示手段が機能している状態において、前記原画編集窓内に仮想設定した前記画素抽出ラインを所定速度で平行移動させることを繰り返すことで、前記線状モニタ窓枠内に表示される前記スライス画素データ列による線状画像に周期的な変化を与え、
    データ整形手段は、前記ビットマップ原画データから抽出される前記スライス画素データ列の集合を所定のデータ形式に整形して1パターン分の線形イルミネーション制御データとする
    線形イルミネーション制御データ作成装置。
  2. 請求項1において、適宜な記憶手段に記録されている画像データを読み取って前記原画編集窓に表示するとともに前記原画データとして一時記憶する手段を備えたことを特徴とする線形イルミネーション制御データ作成装置。
  3. 請求項2において、適宜な記憶手段に記録されている画像データを読み取って前記原画データとしたものについて前記原画編集窓上で適宜に編集する手段を備えたことを特徴とする線形イルミネーション制御データ作成装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記スライス位置走査手段が動作するときの前記画素抽出ラインの移動速度を任意に設定する手段と、その動作に由来して作成された前記線形イルミネーション制御データに前記移動速度に対応した情報を制御パラメータとして付帯させる手段とを備えたことを特徴とする線形イルミネーション制御データ作成装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記データ整形手段は、データ供給対象となる線形イルミネーション装置の装置属性データをなんらかの手段により取得し、その装置属性データに合わせて整形した線形イルミネーション制御データを作成することを特徴とする線形イルミネーション制御データ作成装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、作成した複数パターン分の線形イルミネーション制御データを任意に組み合わせて連続したイルミネーションを実行させるためのイルミネーション番組を編集する手段を備えたことを特徴とする線形イルミネーション制御データ作成装置。
  7. 適宜なオペレーティング・システムが搭載されたコンピュータにインストールすることで請求項1に記載した前記CG描画手段・原画スライス手段・線画表示手段・スライス位置走査手段・データ整形手段としての機能を具現化するためのプログラムを記録した媒体。
  8. 線形イルミネーションシステムを制御するための線形イルミネーション制御データをコンピューターにより作成する装置であって、
    線形イルミネーションシステムは、線状に配列された複数のランプを個別に対応付けされた画素データに基づいて個別に発光制御するものであり、
    線形イルミネーション制御データは、各ランプに個別に対応する複数の画素データの集合からなる画素データ列を、複数時系列に配列した画素データ列集合からなり、
    コンピューターは、CG描画手段と、立体画スライス手段と、スライス画表示手段と、スライス位置走査手段と、データ整形手段を含み、
    CG描画手段は、ディスプレイ画面に設定された立体画編集窓内に制作者からの指示入力に応じた立体原画を作成し表示するとともにビットマップ形式の立体原画データを一時記憶し、
    立体画スライス手段は、前記立体画編集窓内に画素抽出面を仮想設定するとともに、この画素抽出面と前記ビットマップ立体原画データとが対応する部分の画素データ行列を抽出し、
    スライス画表示手段は、前記ディスプレイ画面に設定された所定形状のモニタ窓内に立体画スライス手段により抽出されたスライス画素データ行列により表現された所定形状のスライス画像を表示し、
    スライス位置走査手段は、立体画スライス手段およびスライス画表示手段が機能している状態において、前記立体画編集窓内に仮想設定した前記画素抽出面を所定速度で平行移動させることを繰り返すことで、所定形状のモニタ窓枠内に表示される前記スライス画素データ行列によるスライス画像に周期的な変化を与え、
    データ整形手段は、前記ビットマップ立体画データから抽出される前記スライス画素データ行列の集合を所定のデータ形式に整形して1パターン分の線形イルミネーション制御データとする
    線形イルミネーション制御データ作成装置。
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