JP4522449B2 - 電話装置 - Google Patents

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Description

本発明はSIP(Session Initiation Protocol)に対応したIP(Internet Protocol)電話機等の電話装置に関する。
従来の回線交換による電話システムには、自端末が主として使用する回線(プライムライン)と他端末のプライムライン(アザーライン)を複数収容し、釦などの操作により使用する回線を特定することのできるマルチラインサービス機能を有する電話システムが多く存在し、複数の回線を収容した事業所等においては不可欠の機能であった。このようなニーズに対応すべく、SIPを使用したIP電話システムでもマルチラインサービス機能を有するIP電話システムが提案されている。
図1は従来のSIP上でのマルチラインサービスの概念図であり、SIPサーバ1にLAN(Local Area Network)/WAN(Wide Area Network)等のネットワーク2を介してIP電話機3a〜3cが接続され、IP電話機3a〜3cはマルチライングループ4を構成しているものとする。ここで、従来はSIPサーバ1とSIPユーザエージェントである各IP電話機3a〜3cの間で標準のSIPメッセージに加えて独自メッセージまたは独自手順を用いた通信によりマルチラインサービス機能を実現している。
図2は実現手段に着目した従来のシステム構成例を示す図であり、各ラインa〜cの回線状態を通知する回線状態通知手段はSIPサーバ1が有し、SIPユーザエージェントである各IP電話機3a〜3cは他回線状態の通知を要求する他回線状態要求手段を有している。
図3はIP電話機一台に着目したSIPユーザエージェントの構成例を示す図であり、例えば、IP電話機3a内部には、収容ライン情報をSIPサーバ1から得るための回線状態要求手段をラインa〜c毎に有している。
一方、IP電話機における着信の制御を主装置(SIPサーバに相当)の機能により行う技術が特許文献1、2に開示されている。
特開2003−283658号公報 特開2004−266437号公報
上述したように、従来のIP電話機はSIPサーバ上に各ラインの回線状態を通知する回線状態通知手段が設けられ、標準のSIPメッセージに加えて独自メッセージまたは独自手順を用いた通信によりマルチラインサービス機能を実現していたため、次のような問題があった。
第1に、マルチラインサービス機能を実現するためには、SIPサーバとIP電話機の両方に開発が必要になり開発コストが増大する。
第2に、SIPサーバからのメッセージ/手順に独自のメッセージ/手順が含まれるため、マルチラインサービスに使用しない他のSIPユーザエージェントとの接続性が低下する。
第3に、マルチラインサービスを使用したい利用者はマルチラインサービス機能を有するSIPサーバの設置が必要であるが、IP電話機の備える独自のメッセージ/手順に対応したSIPサーバが必要となるため、機器の選択肢が制限される。また、既に所有するSIPサーバや安価なSIPサーバを用いることができないため、システム構築費用も嵩む。
第4に、マルチラインサービス対応端末の増設撤去時には、マルチラインサービスを制御するSIPサーバにおいてもデータ変更工事が必要であるため、容易にサービス変更ができない。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、IP電話機等の電話装置間のみの独自メッセージ/手順にてマルチラインサービスを実現し、SIPサーバ等の接続管理サーバと電話装置との間に独自メッセージ/手順を用いず、標準的な接続プロトコルに従った接続管理サーバを用いることのできる電話装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、ネットワークを介して接続管理サーバに接続され、上記接続管理サーバとの間で所定の通信プロトコルおよび接続プロトコルにより着信および発信を含む通話を行う電話装置であって、当該電話装置は、物理的な回線を対象とした従来の電話システムにおけるマルチラインサービス機能を、上記ネットワーク上の仮想的な回線を対象とした電話システムにおいて実現するものであり、当該電話装置は、マルチライングループを構成する他の電話装置との間で、上記接続プロトコルと異なる独自のインタフェースにより回線状態を相互に通知する手段を備えることを特徴とする。すなわち、マルチラインサービスを制御するための独自のメッセージを電話装置間のみで送受信するようにすることで課題の解決を図っている。
本発明の電話装置にあっては、IP電話機等の電話装置間のみの独自メッセージ/手順にてマルチラインサービスが実現可能となるため、SIPに関連するRFC/インターネットドラフトのみをサポートするSIPサーバ(標準SIPサーバ)等の接続管理サーバを用いてシステム構築ができる。
従来のSIP上でのマルチラインサービスの概念図である。 実現手段に着目した従来のシステム構成例を示す図である。 IP電話機一台に着目したSIPユーザエージェントの構成例を示す図である。 本発明におけるIP電話機への着信時の概念図である。 本発明におけるIP電話機からの発信時の概念図である。 本発明におけるIP電話機からの保留・保留応答時の概念図である。 実現手段に着目した本発明のシステム構成例を示す図である。 IP電話機一台に着目したSIPユーザエージェント内部の構成例を示す図である。 IP電話機の機能ブロック図である。 制御データの例を示す図である。 制御データの具体例を示す図である。 再開シーケンス例を示す図(その1)である。 再開シーケンス例を示す図(その2)である。 再開シーケンス例を示す図(その3)である。 マルチライングループからの離脱・参加のシーケンス例を示す図である。 通知先最大数オーバによる受付拒否のシーケンス例を示す図である。 参加認証のシーケンス例を示す図である。 着信シーケンス例を示す図である。 発信シーケンス例を示す図である。 回線保留・応答シーケンス例を示す図(その1)である。 回線保留・応答シーケンス例を示す図(その2)である。
符号の説明
1 SIPサーバ
2 ネットワーク
3、3a〜3c IP電話機
4 マルチライングループ
50 呼制御部
51 マルチライン制御部
52 RTP制御部
53 SIPプロトコル制御部
54 入出力インタフェース部
55 LANインタフェース部
56 データ管理部
60 端末管理データ
61 機能釦管理テーブル
62 機能釦状態管理テーブル
63 マルチライン管理テーブル
7 パークサーバ
以下、本発明の好適な実施形態につき詳細に説明する。
<動作原理>
図4は本発明におけるIP電話機への着信時の概念図である。SIPサーバ1にLAN/WAN等のネットワーク2を介してIP電話機3a〜3cが接続され、IP電話機3a〜3cはマルチライングループ4を構成しているものとする。ここで、SIPサーバ1からIP電話機3aに着信した時、独自メッセージにてIP電話機3aがIP電話機3bおよびIP電話機3cに着信を通知することにより、マルチライン着信処理を実現している。
図5は本発明におけるIP電話機からの発信時の概念図である。IP電話機3bはIP電話機3aのプライムライン(ラインa)を使用して発信した時、独自メッセージにて、IP電話機3aにラインaの使用を通知し、IP電話機3aはこれをIP電話機3cに通知することにより、マルチライン発信処理を実現している。
図6は本発明におけるIP電話機からの保留・保留応答時の概念図である。IP電話機3bは通話中から保留実施時、独自メッセージにて、IP電話機3aに保留中を通知し、IP電話機3aはIP電話機3cにこれを通知する。IP電話機3aの応答により、独自メッセージにて応答を通知することにて、保留応答処理を実現している。
このように、SIPサーバ1とIP電話機3a〜3c間に独自の手順/メッセージを含まず、IP電話機3a〜3c間にて独自手順を用いることによって、課題を解決している。
<システム構成>
図7は実現手段に着目した本発明のシステム構成例を示す図である。SIPサーバ1はSIPに関連するRFC/インターネットドラフトのみをサポートするSIPサーバ(標準SIPサーバ)により構成されるものであり、プライムラインを通常の回線として管理しており、該回線がマルチラインを構成しているか否かは意識していない。また、必要に応じて、回線保留のためにパークサーバ7が設けられる。一方、IP電話機3a〜3cには、自己のプライムラインの状態を通知する自回線状態通知手段と、回線状態の通知を要求する他回線状態要求手段とが設けられている。
図8はIP電話機一台に着目したSIPユーザエージェント内部の構成例を示す図である。図はIP電話機3aについて示してあるが、各IP電話機内部には、プライムラインの回線状態通知手段(自回線状態通知手段)と、ライン毎にアザーライン情報を得るための回線状態要求手段(他回線状態要求手段)とを有する。本例では、IP電話機内部において更にプライムラインについても回線状態要求手段を持つことにより、回線状態要求手段の部品化を実現している。
図9はIP電話機の機能ブロック図である。IP電話機3(3a〜3c)は、それぞれ呼制御部50、マルチライン制御部51、RTP(Real-time Transport Protocol)制御部52、SIPプロトコル制御部53、入出力インタフェース部54、LANインタフェース部55、データ管理部56を備えている。また、データ管理部56には、図10に示すように、制御データとして端末管理データ60、機能釦管理テーブル61、機能釦状態管理テーブル62、マルチライン管理テーブル63を備えている。
制御データの登録処理としては、図9において、ネットワーク経由もしくはIP電話機の釦操作などにより発行されたコマンドデータは、LANインタフェース部55もしくは入出力インタフェース部54を介してデータ管理部56に通知される。データ管理部56は端末管理データ60、機能釦管理テーブル61、マルチライン管理テーブル63に、入力されたデータを登録する。図11はライン3000登録時におけるIP電話機3a、3b、3cの各制御データの具体例を示している。本例において機能釦状態管理テーブル62はダイナミック制御データでありコマンドでの登録対象ではないため、図11からは除いている。また、図11において、マルチライン管理テーブル63の自回線状態通知先アドレス群はIP電話機3b、3cからの回線状態通知要求完了後の状態を示している。
<再開シーケンス>
図12〜図14は再開シーケンス例を示したものである。
図12〜図14において、IP電話機3aはライン3000のプライム端末であり、IP電話機3b、3cにはライン3000をアザーラインとしてコマンド等の手段にて予め登録している。
また、各図において自回線状態通知手段、他回線状態要求手段の具体的実現例として SIMPLE(SIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions)で定義されている、SUBSCRIBE、NOTIFY、MESSAGEメソッドを用いている。SIMPLEについては RFC3856を始めとするIETFのインターネット標準で示されている。
図12はアザーラインを収容するIP電話機3bの再開シーケンスを示す。IP電話機3bはダウン状態からの再開完了時(ステップS101)に他回線状態要求手段にてIP電話機3aに回線状態を問合わせる(ステップS102、S103)。問合せを受信したIP電話機3aは、自回線状態通知手段にて、ライン3000の最新回線状態を通知する(ステップS104、S105)。このとき、ライン3000の状態が変化したわけではないので、回線状態通知は要求を行ったIP電話機3bに対してのみ実施される。
図13は通知先ダイナミック生成方式を備えたプライム端末であるIP電話機3aの再開シーケンスを示す。IP電話機3aは再開発生時(ステップS111)においてライン3000の状態変化を通知すべきアザーライン情報を初期化する。一方、アザーラインを収容するIP電話機3b、3cでは他回線状態要求手段を定期的に実施し(ステップS112、S113、ステップS117、S118)、IP電話機3aでは要求元を状態通知先として認識することで(ステップS114、ステップS119)、ライン3000の状態通知先情報をリフレッシュする機能を有する。このため、IP電話機3aの再開完了から一定時間経過後には、IP電話機3aにおけるアザーライン情報が再構築される。アザーラインからの自発的参加方式であるため、プライム端末側からのマルチキャストやブロ−ドキャストでの再開発生通知手段は必要なく、従ってプライム端末とアザー端末が異なるネットワーク上に配置されていてもマルチラインサービスを提供することができる。
図14は通知先ダイナミック補正方式を備えたプライム端末であるIP電話機3aの再開シーケンスを示す。IP電話機3aは自回線状態通知手段において状態変化通知に必要な情報を不揮発性メモリ等の再開時に初期化されない情報として記憶する。図14の例ではSUBSCRIBE受信契機(ステップS131、S132、ステップS136、S137)にそのダイアログ情報を記憶しており(ステップS133、ステップS138)、IP電話機3aは、IP電話機3bおよびIP電話機3cに対するダイアログ情報を記憶した状態で再開している(ステップS141)。
IP電話機3aは再開発生契機に記憶からリカバリ(ステップS142)したダイアログ情報を元に回線状態通知を行い(ステップS144、S145)、各アザーライン端末で記憶している回線状態を速やかにプライム端末で管理している状態と同期させる。仮にIP電話機3cにおいても同時期に再開が発生し(ステップS143)、IP電話機3aが記憶していたダイアログ情報が無効となってしまった場合には、IP電話機3cにおける他回線状態要求手段はIP電話機3aからの回線状態通知に対しNGを返送する(ステップS148、S149)。NGを受信したIP電話機3aは記憶しているダイアログ情報を更新(削除)し(ステップS150)、以後IP電話機3cから新たな回線状態通知要求を受信するまで回線状態通知を行わない。IP電話機3cから新たな回線状態通知要求を受信した場合は(ステップS151、S152)、新しいダイアログを記憶し(ステップS153)、回線状態通知を行う(ステップS154、S155)。
これにより、ネットワーク負荷軽減等の理由でリフレッシュ周期を長く設定していても、状態アンマッチによる回線の二重使用などの問題発生を回避することができる。
図9の機能ブロックによる上記の再開シーケンスの動作は次のようになる。
ライン3000をアザーラインとして収容するIP電話機3bの再開時の処理を説明する。再開完了時、マルチライン制御部51は、データ管理部56のマルチライン管理テーブル63に登録されている全宛先アドレスに対し、SUBSCRIBEメッセージを生成し、SIPプロトコル制御部53、LANインタフェース部55を介して送出する。SUBSCRIBEメッセージは、ライン3000のプライム端末であるIP電話機3aにおいてLANインタフェース部55を介してSIPプロトコル制御部53、マルチライン制御部51に通知される。マルチライン制御部51は、データ管理部56のマルチライン管理テーブル63をSUBSCRIBEメッセージの宛先アドレスで検索し、ライン3000の自回線状態通知アドレス群にIP電話機3bのアドレスを加え、IP電話機3bに対するNOTIFYメッセージを生成し、SIPプロトコル制御部53、LANインタフェース部55を介して送出する。NOTIFYメッセージには、データ管理部56のマルチライン管理テーブル63から得た釦位置情報で機能釦状態管理テーブル62を索引して得た該回線の現回線状態が記述されている。NOTIFYメッセージを受信したIP電話機3bのマルチライン制御部51は、マルチライン管理テーブル63をライン3000で検索し、釦位置情報を抽出し、抽出した釦位置情報にて機能釦状態管理テーブル62を索引し、受信した回線状態を設定する。
<マルチライングループからの離脱・参加>
図15はマルチライングループからの離脱・参加のシーケンス例を示す図である。他回線状態要求手段を持つIP電話機3bは、釦操作やコマンド投入等によりマルチライングループからの離脱、参加を要求する機能を有する。自回線状態通知手段を持つプライム端末であるIP電話機3aは、通知先端末であるIP電話機3bから離脱要求があった場合(ステップS210〜S212)、IP電話機3bに関する情報を抹消し(ステップS213)、再び参加要求があった場合には(ステップS218〜S220)、IP電話機3bに関する情報を再生成する(ステップS221)。ここで、離脱要求手段は図15の例ではUNSUBSCRIBEメソッドにより実現している。
これにより、オペレータの一時離席や夜間担当者切替などのサービスをIP電話機のみで実現することができる。
<通知先最大数オーバによる受付拒否>
図16は通知先最大数オーバによる受付拒否のシーケンス例を示す図である。自回線状態通知手段を持つプライム端末であるIP電話機3aには、通知先最大数mがコマンド等の手段により予め登録されている。他回線状態要求手段を持つIP電話機3b群から要求があり(ステップS301〜309)、通知先最大数mを超えた場合(ステップS310)、IP電話機3aはNGを送信して受付を拒否する(ステップS311)。これにより処理能力に応じたシステム構成を維持することができる。
<参加認証>
図17は参加認証のシーケンス例を示す図である。自回線状態通知手段を持つプライム端末であるIP電話機3aは、ラインaに関する認証情報をコマンド等の手段により予め認識している。他回線状態要求手段を持つIP電話機3bは回線状態要求時においてラインaに関する認証情報をプライム端末であるIP電話機3aに通知する(ステップS401)。プライム端末であるIP電話機3aはIP電話機3bから受信した認証情報を精査し、正しい認証情報であると判断できた場合(ステップS402)にOKを送信し(ステップS403)、自回線状態通知手段の通知先に加える。正しい認証情報を知らないIP電話機Xから回線状態要求があった場合は(ステップS404)、正しい認証情報であると判断されず(ステップS405)、NGを送信する(ステップS406)。
このように、正しい認証情報を送信してきた端末のみ自回線状態通知手段の通知先に加えることで、不正な端末がグループに参加することを防止することができる。
<着信シーケンス>
図18は着信シーケンス例を示したものである。SIPサーバ1から着信(ステップS501)があったプライム端末であるIP電話機3aは、INVITEリクエストを自回線状態通知先に分岐し(ステップS502)、さらに、同通知先に対して回線状態が「着信中」になったことを通知する(ステップS503)。応答操作を行ったIP電話機3b、3cはIP電話機3aに対して応答を要求する。IP電話機3aは複数の応答要求の中から応答端末を決定し、IP電話機3bに対して「応答可」を返す(ステップS504)。また、IP電話機3aは応答要求に応じられなかったIP電話機3cに対しては「応答不可」を返す(ステップS505)。
「応答可」を受信したIP電話機3bはIP電話機3a宛にINVITEに対するレスポンス「200 OK」を返し、「200 OK」を受信したIP電話機3aは、Contactヘッダに応答したIP電話機3bのアドレスを設定した「200 OK」レスポンスをSIPサーバ1に対して返す(ステップS506)。これにより以後SIPサーバ1経由でラインaへ届くSIPメッセージはプライム端末であるIP電話機3aを経由せず直接にIP電話機3bへ届くようになる。
また、IP電話機3aは、他のIP電話機3cにCANCELメソッド送出し、着信を停止させる(ステップS507)。「200 OK」に対するACKをSIPサーバ1から受信した応答端末のIP電話機3bは、IP電話機3aに対してACKを受信したことを通知する(ステップS508)。ACK受信を認識したIP電話機3aは自回線状態通知先に対して回線状態が「使用中」になったことを通知する(ステップS509)。
応答端末であるIP電話機3bは終話によりSIPセッションが終了したらプライム端末であるIP電話機3aに対して回線状態が「空き」になったことを通知する(ステップS510、S511)。回線状態が「空き」になったことを認識したIP電話機3aは自回線状態通知先に対して回線状態が「空き」になったことを通知する(ステップS512)。
なお、図18のステップS502,S503において、分岐する自回線状態通知先にはプライム端末内の他回線状態要求手段を含み、プライム端末内部においてステップS504,S505と同じメッセージのやり取りを行うことでプライム端末による応答操作を実現する。
また、図18のステップS503において、各アザーライン端末に対する「NOTIFY」メッセージにリンガー鳴動方法を付与することにより、プライム端末から全アザーライン端末の鳴り分けを制御することができる。
同様に、図18のステップS503において、各アザーライン端末に対する「NOTIFY」メッセージにリンガー鳴動開始時間を付与することにより、例えばプライム端末のリンガーを優先的に鳴動させ、応答が遅れる場合にアザーライン端末のリンガーが鳴動し始めるような運用を可能とすることができる。
同様に、図18のステップS502において、各アザーライン端末に対するINVITEメッセージ送信タイミングを制御することにより、例えばプライム端末のリンガーを優先的に鳴動させ、応答が遅れる場合にアザーライン端末のリンガーが鳴動し始めるような運用を可能とする。
図9の機能ブロックによる上記の着信シーケンスの動作は次のようになる。
ライン3000への着信時における自回線状態通知手段としての動作を説明する。SIPサーバ1からライン3000への着信通知(INVITEリクエスト)は、IP電話機3aのLANインタフェース部55を介してSIPプロトコル制御部53、呼制御部50に通知される。呼制御部50は、データ管理部56の端末管理データ60の自アドレスとINVITEリクエストメッセージの宛先アドレスを比較し、一致すれば、プライムライン釦位置を抽出し、機能釦状態管理テーブル62を索引し、回線状態が「空」であれば、「着信中」に変更し、マルチライン制御部51に対しINVITEリクエストメッセージを引き渡し、着信を通知する。「空」以外であれば、「着信不可」を認識し、SIPサーバ1へその旨応答する。
着信通知を受信したマルチライン制御部51は、データ管理部56のマルチライン管理テーブル63をINVITEリクエストメッセージの宛先アドレスで検索し、自回線状態通知先アドレス群を取得し、INVITEリクエストを分岐配信する。INVITEリクエストはSIPプロトコル制御部53、LANインタフェース部55を介して送出する。また、マルチライン制御部51は前記自回線状態通知先アドレス群に対するNOTIFYメッセージを生成し、SIPプロトコル制御部53、LANインタフェース部55を介して送出する。NOTIFYメッセージには、データ管理部56のマルチライン管理テーブル63から得た釦位置情報で機能釦状態管理テーブル62を索引して得た該回線の回線状態として「着信中」が記述されている。
ライン3000への着信時における他回線状態要求手段としての動作を説明する。IP電話機3aの自回線状態通知手段により送信されたINVITEリクエストは、ライン3000のアザーライン端末であるIP電話機3b、3cのLANインタフェース部55を介してSIPプロトコル制御部53、呼制御部50に通知される。
呼制御部50は、データ管理部56の端末管理データ60の自アドレスとINVITEリクエストメッセージの宛先アドレスを比較し、一致しないのでデータ管理部56のマルチライン管理テーブル63をINVITEリクエストメッセージの宛先アドレスで検索し、抽出した釦位置情報でデータ管理部56の機能釦状態管理テーブル62を索引し、該当回線状態を「着信中」に変更し、INVITEリクエストに対して「180 Ringing」メッセージを返し、リンガーを鳴動させる。
なお、INVITEリクエストを始めとする各SIPメッセージは、自回線状態通知先アドレス群に登録された宛先が自端末である場合、マルチライン制御部51内部において自回線状態通知手段から他回線状態要求手段へと引き渡され、プライム端末への着信を実現する。
また、着信リンガーの鳴動方法や鳴動開始時間の着信制御が有効な場合には、NOTIFYメッセージには機能釦管理テーブル61を索引して得たリンガー制御情報やリンガー鳴動開始時間を制御付加情報として記述し、「180 Ringing」メッセージの返送時ではなく、NOTIFYメッセージ受信を契機にリンガー鳴動制御を開始する。なお、これらの着信制御を有効とするか否かは、コマンドなどの手段により設定する。
ライン3000への着信に対し、該回線をアザーラインとして収容するIP電話機3bからの応答処理について説明する。この場合、応答操作は着信のあったアザーラインに対応する機能釦の押下によって行われ、釦位置情報とともに入出力インタフェース部54を介して、呼制御部50に通知される。
呼制御部50は、通知された釦位置で機能釦状態管理テーブル62を索引し、回線状態が「着信中」であれば、「応答確認待ち」に変更し、マルチライン制御部51に対し応答要求送信を要求する。また、回線状態が「着信中」以外の場合は、該操作を無効とする。
マルチライン制御部51は、機能釦管理テーブル61を索引し、釦位置情報からプライム端末のアドレス情報を抽出し、MESSAGEを生成(応答要求)し、SIPプロトコル制御部53、LANインタフェース部55を介して送出する。
MESSAGE(応答要求)を受信したIP電話機3aのマルチライン制御部51は「200 OK」を返送後、呼制御部50に対し「応答要求」を行う。呼制御部50は、端末管理データ60からプライムライン釦位置を抽出し、機能釦状態管理テーブル62を抽出釦位置にて索引し、「着信中」であれば「使用中」に変更しマルチライン制御部51に「応答可」を通知する。また、既に「使用中」であれば「応答不可」を通知する。呼制御部50から応答要求に対する結果通知を受けたマルチライン制御部51は、結果をMESSAGEに乗せて応答要求元へ返送する。
また、マルチライン制御部51は前記自回線状態通知先アドレス群に対するNOTIFYメッセージを生成し、SIPプロトコル制御部53、LANインタフェース部55を介して送出する。NOTIFYメッセージには、データ管理部56のマルチライン管理テーブル63から得た釦位置情報で機能釦状態管理テーブル62を索引して得た該回線の回線状態として「使用中」が記述されている。
MESSAGE(応答可)を受信したIP電話機3bの呼制御部50は「200 OK」を返送後、着番号でマルチライン管理テーブル63を検索し、抽出した釦位置情報を呼制御部50に通知する。呼制御部50は機能釦状態管理テーブル62を釦位置情報にて索引し、状態を「使用中」に変更する。
MESSAGE(応答可)に対する「200 OK」を受信したIP電話機3aのマルチライン制御部51はその旨を呼制御部50に通知する。呼制御部50は「応答可」を送出した宛先アドレス(3100)をContactに設定し、「200 OK」をSIPサーバ1に送出する。
以後、SIPサーバ1および発信者からのSIPメッセージはIP電話機3aを経ず、Contactで指定されたIP電話機3bに対して直接着信する。また、コネクション設定後はEnd to End(発信者とIP電話機3bの間)でRTPパケットの送受信を行う。
応答操作を行っていないIP電話機3cのマルチライン制御部51はNOTIFYメッセージを受信すると「200 OK」を返送後、送信元番号(3000)でマルチライン管理テーブル63を検索し、抽出した釦位置情報を呼制御部50に通知する。呼制御部50は機能釦状態管理テーブル62を釦位置情報にて索引し、回線状態としてNOTIFYで通知された状態(「使用中」)に変更する。また、INVITEメソッドがキャンセルされた時点でリンガーを停止する。
<発信シーケンス>
図19は発信シーケンス例を示したものである。IP電話機3aのプライムラインであるラインaでの発信操作を行ったIP電話機3bは、プライム端末であるIP電話機3aに対して発信要求を行い、IP電話機3aは回線状態が「空き」であれば、発信要求元(この例ではIP電話機3b)に対して「発信可」を返す(ステップS601)。また、IP電話機3aは発信要求のあった回線状態が「空き」でなければ「発信不可」を返す(ステップS602)。次いで、IP電話機3aは自回線状態通知先に対して回線が「使用中」になったことを通知する(ステップS603)。「発信可」を受信したIP電話機3bはINVITEリクエストのFromヘッダに自アドレスではなくラインaのアドレスを、またContactヘッダには自アドレスを設定し、SIPサーバ1に対してINVITEリクエストを送信し、通話状態に移行する(ステップS604)。
なお、図19において、プライム端末内部においてステップS601、S602と同じメッセージのやり取りによって回線捕捉を行うことにより、プライム端末による発信操作を実現する。
また、図19のステップS601において、各アザーライン端末からの発信要求受信後、発信可とみなすまでに一定のタイミングを取ることにより、例えばプライム端末とアザーライン端末からの同時発信操作時においてプライム端末からの発信を優先させるような運用を可能とする。
図9の機能ブロックによる上記の発信シーケンスの動作は次のようになる。
ライン3000を用いた、該回線をアザーラインとして収容するIP電話機3bからの発信処理を説明する。この場合、発信操作は発信に使用したいアザーラインに対応する機能釦の押下によって行われ、釦位置情報とともに入出力インタフェース部54を介して、呼制御部50に通知される。
呼制御部50は、通知された釦位置で機能釦状態管理テーブル62を索引し、回線状態が「空き」であれば、「発信確認待ち」に変更し、マルチライン制御部51に対し発信要求送信を要求する。また、回線状態が「空き」以外の場合は、該操作を無効とする。
マルチライン制御部51は、機能釦管理テーブル61を索引し、釦位置情報からプライム端末のアドレス情報を抽出し、MESSAGEを生成(発信要求)し、SIPプロトコル制御部53、LANインタフェース部55を介して送出する。
MESSAGE(発信要求)を受信したIP電話機3aのマルチライン制御部51は「200 OK」を返送後、呼制御部50に対し「発信要求」を行う。呼制御部50は、端末管理データ60からプライムライン釦位置を抽出し、機能釦状態管理テーブル62を抽出釦位置にて索引し、「空き」であれば「使用中」に変更し、マルチライン制御部51に「発信可」を通知する。また、既に「使用中」であれば「発信不可」を通知する。呼制御部50から発信要求に対する結果通知を受けたマルチライン制御部51は、結果をMESSAGEに乗せて発信要求元へ返送する。
また、マルチライン制御部51は前記自回線状態通知先アドレス群に対するNOTIFYメッセージを生成し、SIPプロトコル制御部53、LANインタフェース部55を介して送出する。NOTIFYメッセージには、データ管理部56のマルチライン管理テーブル63から得た釦位置情報で機能釦状態管理テーブル62を索引して得た該回線の回線状態として「使用中」が記述されている。
MESSAGE(発信可)を受信したIP電話機3bの呼制御部50は「200 OK」を返送後、着番号でマルチライン管理テーブル63を検索し、抽出した釦位置情報を呼制御部50に通知する。呼制御部50は機能釦状態管理テーブル62を釦位置情報にて索引し、状態を「使用中」に変更し、INVITEリクエストメッセージを生成し、SIPプロトコル制御部53、LANインタフェース部55を介して送出する。このとき、INVITEリクエストメッセージのFrom行には使用するラインのプライム端末であるIP電話機3aのアドレス(3000)を指定し、Contactアドレスに自アドレス(3100)を指定し、以後のSIPサーバ1および発信者からのSIPメッセージはIP電話機3aを経ず、Contactで指定されたIP電話機3bが直接受信する。また、コネクション設定後はEnd to End(発信者とIP電話機3bの間)でRTPパケットの送受信を行う。
発信操作を行っていないIP電話機3cのマルチライン制御部51はNOTIFYメッセージを受信すると「200 OK」を返送後、送信元番号(3000)でマルチライン管理テーブル63を検索し、抽出した釦位置情報を呼制御部50に通知する。呼制御部50は機能釦状態管理テーブル62を釦位置情報にて索引し、回線状態としてNOTIFYで通知された状態(「使用中」)に変更する。
<回線保留・応答シーケンス>
図20Aおよび図20Bは回線保留・応答シーケンス例を示す図である。回線保留・応答処理は、SIPによる一般的なコールパークサービス処理にて実現する。通話中のIP電話機3bは回線保留操作時にコールパーク番号(「パーク番号」))を付与し、「応答特番」+「パーク番号」をダイヤルすることにより応答するサービスを実行する(ステップS701、S702)。コールパーク番号とは保留呼に対してシステム内で一意に付与する番号であり、図20Aおよび図20Bでは保留対象となるライン番号を使用している。回線保留を行ったIP電話機3bはプライム端末であるIP電話機3aに対して、回線を保留したことと「パーク番号」を通知する(ステップS703)。IP電話機3aは自回線状態通知先に対して「保留中」状態と「パーク番号」を通知する(ステップS704)。回線保留に対して応答操作を行ったIP電話機3cはIP電話機3aに対して応答を要求する。IP電話機3aは応答端末に対して「応答可」と「パーク番号」を返す(ステップS705)。また、IP電話機3aは自回線状態通知先に対して回線状態が「使用中」になったことを通知する(ステップS706)。「応答可」を受信したIP電話機3cはToヘッダにコールパーク応答特番、Fromヘッダに自アドレスではなくラインaのアドレスを設定し、SIPサーバ1に対してINVITEリクエストを送信する(ステップS707、S708)。
図9の機能ブロックによる上記の回線保留・応答シーケンスの動作は次のようになる。
ライン3000をアザーラインとして収容するIP電話機3bがライン3000を用いて通話中状態にあるときの回線保留処理を説明する。この場合、回線保留操作は使用中のアザーラインに対応する機能釦の押下によって行われ、釦位置情報とともに入出力インタフェース部54を介して、呼制御部50に通知される。
呼制御部50は、通知された釦位置で機能釦状態管理テーブル62を索引し、回線状態が「使用中」であれば、「保留要求中」に変更し、SIPサーバ1に対するre−INVITEメッセージを生成し、SIPプロトコル制御部53、LANインタフェース部55を介して送出する。
続いて、IP電話機3bの呼制御部50は端末管理データ60からコールパーク実行特番を抽出し、INVITEメソッドにてSIPサーバ1に通知する。SIPサーバ1は本INVITEメソッド終了時に、IP電話機3b、並びに相手SIPユーザエージェントを各々パークサーバ7に接続し、IP電話機3bと相手SIPユーザエージェント間のコネクションを終了させる。
パークサーバ7と通話中状態となったIP電話機3bの呼制御部50はパークサーバ7に対し使用していたライン番号(3000)をパーク番号として通知するとともに、マルチライン制御部51へ「パーク通知」を行う。マルチライン制御部51は、ライン3000のプライム端末であるIP電話機3aに対するMESSAGE(パーク通知)を生成し、SIPプロトコル制御部53、LANインタフェース部55を介して送出する。
MESSAGE(パーク通知)を受信したIP電話機3aのマルチライン制御部51は「200 OK」を返送後、呼制御部50に対し「パーク通知」を行う。呼制御部50は、端末管理データ60からプライムライン釦位置を抽出し、機能釦状態管理テーブル62を抽出釦位置にて索引し、「使用中」であれば「保留中」に変更するとともに、受信したパーク番号を機能釦状態管理テーブル62に格納する。その後、マルチライン制御部51は前記自回線状態通知先アドレス群に対するNOTIFYメッセージを生成し、SIPプロトコル制御部53、LANインタフェース部55を介して送出する。NOTIFYメッセージには、データ管理部56のマルチライン管理テーブル63から得た釦位置情報で機能釦状態管理テーブル62を索引して得た該回線の回線状態として「保留中」が記述されている。
ライン3000をアザーラインとして収容するIP電話機3cが3bによって回線保留されたライン3000に対して応答する場合の処理を説明する。この場合、回線保留応答は保留中のアザーラインに対応する機能釦の押下によって行われ、釦位置情報とともに入出力インタフェース部54を介して、呼制御部50に通知される。
呼制御部50は、通知された釦位置で機能釦状態管理テーブル62を索引し、回線状態が「保留中」であれば、「保留応答確認待ち」に変更し、マルチライン制御部51に対し応答要求送信を要求する。また、回線状態が「保留中」以外の場合は、該操作を無効とする。
マルチライン制御部51は、機能釦管理テーブル61を索引し、釦位置情報からプライム端末のアドレス情報を抽出し、MESSAGEを生成(応答要求)し、SIPプロトコル制御部53、LANインタフェース部55を介して送出する。
MESSAGE(応答要求)を受信したIP電話機3aのマルチライン制御部51は「200 OK」を返送後、呼制御部50に対し「応答要求」を行う。呼制御部50は、端末管理データ60からプライムライン釦位置を抽出し、機能釦状態管理テーブル62を抽出釦位置にて索引し、「保留中」であれば「使用中」に変更し、マルチライン制御部51に「応答可」を通知する。また、既に「使用中」であれば「応答不可」を通知する。呼制御部50から応答要求に対する結果通知を受けたマルチライン制御部51は、結果およびパーク番号をMESSAGEに乗せて応答要求元へ返送する。また、マルチライン制御部51は前記自回線状態通知先アドレス群に対するNOTIFYメッセージを生成し、SIPプロトコル制御部53、LANインタフェース部55を介して送出する。NOTIFYメッセージには、データ管理部56のマルチライン管理テーブル63から得た釦位置情報で機能釦状態管理テーブル62を索引して得た該回線の回線状態として「使用中」が記述されている。
MESSAGE(応答可)を受信したIP電話機3cの呼制御部50は「200 OK」を返送後、着番号でマルチライン管理テーブル63を検索し、抽出した釦位置情報を呼制御部50に通知する。呼制御部50は機能釦状態管理テーブル62を釦位置情報にて索引し、状態を「使用中」に変更する。続いて、IP電話機3cの呼制御部50は端末管理データ60からコールパーク応答特番を抽出し、INVITEメソッドにてSIPサーバ1に通知する。SIPサーバ1は本INVITEメソッドにより、IP電話機3cとパークサーバ7間のコネクションを形成する。
パークサーバ7と通話中状態となったIP電話機3cの呼制御部50はMESSAGEでIP電話機3aから通知された番号をパーク番号としてパークサーバ7に通知する。
パーク番号を通知されたパークサーバ7はパーク応答処理を実行し、IP電話機3cと相手SIPユーザエージェント間のコネクションが設定される。
<一般的動作>
IP電話機3aの回線情報は、IP電話機3b、3cにコマンド等の手段によって、あらかじめ登録されている。
IP電話機3aに着信があった場合、IP電話機3b、3cに登録されているIP電話機3aの回線釦が着信中となるとともに、着信リンガーが鳴動する。IP電話機3bがIP電話機3aの回線釦押下により応答すると、IP電話機3b、3cのリンガーが停止するとともに、IP電話機3a,3cのIP電話機3aの回線釦が使用中となる。リンガー鳴動開始時間が設定されている場合は、タイムアウト後にリンガーが鳴動する。
上記の動作において、IP電話機3bがIP電話機3a回線釦押下と同時に、IP電話機3cがIP電話機3aの回線釦を押下した場合、IP電話機3cは応答不可となり、ビジートーンを聴取する。
IP電話機3bがIP電話機3aの回線釦押下にて発信した場合、IP電話機3a,3cのIP電話機3aの回線釦が使用中となる。IP電話機3bが切断した場合、IP釦電話3a,3cのIP電話機3aの釦が空となる。
上記の動作において、IP電話機3bがIP電話機3a回線釦押下にて発信と同時に、IP電話機3cがIP電話機3a回線釦押下により発信した場合、発信不可となり、ビジートーンを聴取する。
IP電話機3aの通話中からIP電話機3aの回線釦押下により、回線保留を行う。通話相手端末は保留音を聴取する。IP電話機3a,3b,3cのIP電話機3a回線釦が保留中となる。IP電話機3bがIP電話機3a回線釦押下により、保留されている相手端末と通話中となる。IP電話機3a,3b,3cのIP電話機3a回線釦が使用中となる。
<実施形態の効果>
上述した実施形態には次のような効果がある。
第1に、IP電話機等の電話装置間のみの独自メッセージ/手順にてマルチラインサービスが実現可能となるため、SIPに関連するRFC/インターネットドラフトのみをサポートするSIPサーバ(標準SIPサーバ)等の接続管理サーバを用いてシステム構築ができる。また、標準SIPサーバ等を用いることにより、マルチラインサービスで使用する以外のSIPユーザエージェント等についてもサーバとの接続性を特に意識せず手配することができる。
第2に、電話装置間のみの独自メッセージ/手順にてマルチラインサービスが実現可能となるため、本発明の機能を反映させた電話装置をマルチラインサービス参加台数分手配するのみで、既設のSIPシステム等を有する顧客やIPセントレックス等を利用している顧客についてもマルチラインシステムを提供できる。また、マルチラインを組む電話装置は、ネットワークを跨っても接続できるため、複数の拠点間を結ぶマルチラインを容易に組むことが可能となる。
第3に、標準SIPサーバ等が使用できるため、開発コスト並びに導入コストを軽減することができる。また、センター工事なしに端末側の設定のみでマルチラインを増設、撤去できるため保守コストを軽減することができる。
第4に、SIPサーバ等の開発が不要なため、実現するソフトウェア規模が小さくなる。
第5に、接続管理サーバと電話装置の間のシーケンスがシンプルであるため、WAN間のトラフィック負荷が削減できる。また、マルチライン制御処理をプライムライン収容端末に分散させる方式であるため、接続管理サーバの能力に影響されることなくマルチラインの増設ができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。

Claims (10)

  1. ネットワークを介して接続管理サーバに接続され、上記接続管理サーバとの間で所定の通信プロトコルおよび接続プロトコルにより着信および発信を含む通話を行う電話装置であって、
    当該電話装置は、物理的な回線を対象とした従来の電話システムにおけるマルチラインサービス機能を、上記ネットワーク上の仮想的な回線を対象とした電話システムにおいて実現するものであり、
    当該電話装置は、マルチライングループを構成する他の電話装置との間で、上記接続プロトコルと異なる独自のインタフェースにより回線状態を相互に通知する手段を備えたことを特徴とする電話装置。
  2. 上記通信プロトコルはインターネットプロトコルであり、上記接続プロトコルはセッションイニシエーションプロトコルであることを特徴とする請求項1に記載の電話装置。
  3. 自己の電話装置が主として使用する仮想的な回線であるプライムラインの自回線状態を他の電話装置に通知する自回線状態通知手段と、
    他の電話装置に当該他の電話装置が主として使用する仮想的な回線であるアザーラインの回線状態の通知を要求する他回線状態要求手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の電話装置。
  4. 上記自回線状態通知手段は、他の電話装置から自発的かつ定期的に回線状態通知の要求があった場合に、自回線状態を通知する対象となるマルチライングループを構成する他の電話機の通知先アドレスを記録する通知先一覧をダイナミックに生成もしくはリフレッシュを行うことを特徴とする請求項3に記載の電話装置。
  5. 上記自回線状態通知手段は、自回線状態を通知する対象となるマルチライングループを構成する他の電話機の通知先アドレスを記録する通知先一覧をスタティックに保持し、他の電話装置から自発的かつ定期的に回線状態通知の要求があった場合にダイナミックに上記通知先一覧の補正を行うことを特徴とする請求項3に記載の電話装置。
  6. 上記他回線状態要求手段は、他の電話装置へマルチライングループからの離脱要求もしくはマルチライングループへの参加要求を行い、マルチライングループの構成を変更することを特徴とする請求項3に記載の電話装置。
  7. 上記自回線状態通知手段は、自回線状態を通知する対象となるマルチライングループを構成する他の電話機の通知先数の処理能力に対応した上限値を保持し、上記上限値以上の回線状態通知要求の受け付けを拒否することを特徴とする請求項3に記載の電話装置。
  8. 上記他回線状態要求手段は、回線状態通知の要求時に他の電話装置との間で予め取り決めた認証情報を通知し、
    上記自回線状態通知手段は、他の電話装置からの回線状態通知の要求に含められた認証情報により正当な電話装置であることを認証することを特徴とする請求項3に記載の電話装置。
  9. 上記自回線状態通知手段は、上記接続管理サーバから着信要求を受信した際、上記ネットワークを介して接続管理サーバに接続された他の電話装置であって回線状態通知を要求した他の電話装置に対し着信要求を送信し、自回線に対する着信に対して上記他の電話装置からの応答を可能とすることを特徴とする請求項3に記載の電話装置。
  10. 上記自回線状態通知手段は、上記ネットワークを介して接続管理サーバに接続された他の電話装置からの応答が2つ以上あった場合、1つの電話装置に対してのみ応答可を通知することを特徴とする請求項9に記載の電話装置。
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